多肉植物に生えたカビの対処法!原因や見分け方まで徹底解説

多肉植物に生えたカビの対処法!原因や見分け方まで徹底解説
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目次

育てやすく見ているだけで癒される多肉植物。おしゃれなインテリアとしても人気ですが、育てていると「多肉植物にカビが生えたのでは」と心配になることがありますよね。カビは早期に発見して早めに対処することが大切ですから、多肉植物に生えるカビを見分けて早めに対処したいものです。 この記事では、
  • 多肉植物につく「白いふわふわ、粉っぽいもの」の正体、カビの見分け方
  • 多肉植物にカビが生える原因と生えたときの対処法
  • 植え替えに必要なものと手順
  • カビの発生を未然に防ぐための対策とは
  • 実生苗やカット苗にカビが生えたときの対処法
  • 多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤
  • 水耕栽培でカビが生えたときの対処法

について詳しく丁寧に解説します。 この記事を参考に、多肉植物につくカビの見分け方とカビが生えたときの対処法について知っていただき、もし多肉植物にカビが生えた時には早期に発見して早めに対処できるようになってくださいね。 カビの見分け方と対処法だけではなく、カビの発生を未然に防ぐための対策から、多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤まで広く解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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多肉植物の白いふわふわ、粉っぽいものはカビ?

ここでは、多肉植物に見られる「白いふわふわ、粉っぽいもの」について解説します。「白いふわふわ、粉っぽいもの」の正体は何なのでしょうか。

多肉植物に見られる白いふわふわはカビであることが多い

湿度が高い日本の環境では、多肉植物の病気の原因が「カビ」であることが多いです。多肉植物の茎や葉、根元に「白いふわふわ」を見かけたら、それは「カビ」の可能性が高いです。

例外:カイガラムシや果糖(ブルーム)の可能性も

多肉植物に「白いふわふわ」を見つけたらカビであることが多いですが、カイガラムシや果糖(ブルーム)が原因で似たような状態になることがあります。「白いふわふわ」というだけではカビと断定することはできませんから、カビとカビ以外のものを見分ける必要があります

多肉植物のカビの見分け方

ここでは、多肉植物のカビの見分け方について解説します。カビとカビ以外のものを見分けるためには、どうすればよいのでしょうか。

葉全体的に白い粉で覆われている場合はブルームの場合が多い

葉っぱ全体が白い粉で覆われている場合は、ブルームの場合が多いです。ブルームの場合は、もともと白い粉をまとう多肉植物ですから病気ではありません

ブルームが出やすい多肉植物

ブルームはすべての多肉植物で見られるわけではありません。ブルームが出やすい多肉植物の種類は
  • エケベリア属「ラウイ」
  • エケベリア属「花うらら」
  • グダプトペタルム属「朧月(おぼろづき)」
  • ダトレア属「仙女盃(せんにょはい)」
などがあります。白い粉を葉にまとった姿は美しいですから、人気の多肉植物の種類が揃っていますね。

ブルームの役割ってなに?

ブルームは多肉植物そのものが備えている機能で、白い粉で葉っぱ全体を覆うことによって、乾燥した環境でも水分の蒸散を抑えたり、強い日差しから身を守ったりする役割があります。

白いベタベタしたものや、2mm程のまるっぽいものがある場合はカイガラムシの被害を受けている場合が多い

葉っぱや茎に、白いベタベタしたものや2mmほどのまるっぽいものがある場合はカイガラムシの被害を受けている場合が多いです。カイガラムシは害虫ですから、被害が広がる前に適切に対処する必要があります。

見つけ次第、歯ブラシや殺虫薬で駆除する

害虫であるカイガラムシを放っておくと、被害が広がり多肉植物の生育に悪影響を及ぼします。カイガラムシを見つけたら、速やかに歯ブラシや殺虫剤で駆除しましょう。歯ブラシを使って、カイガラムシをこすり落とします。

カイガラムシの排泄物がたまるとカビの発生につながる

カイガラムシを放っておくと、排泄物がたまってカビの発生につながることがあります。排泄物を媒介としてカビが発生するすす病という病気にかかる恐れがありますから、カイガラムシは早めに発見して早めに駆除することが大切です。

土や葉、茎の根元などの白っぽくなっているものはカビであることが多い

ブルームやカイガラムシの特徴に当てはまらず、土や葉っぱ、茎の根元などの白っぽくなっているものはカビであることが多いです。カビは病気の原因にもなりますから、早めに対処が必要になります。

室内で育てたり、寄せ植えは危険?

多肉植物は乾燥に強く育てやすいことが特徴ですから、室内で育てたり、寄せ植えして楽しんだりすることもできます。ただし、室内での栽培や寄せ植えは風通しが悪い環境になることが多いため、カビの発生には注意が必要です。

カビが原因で起こる病気で多いのがうどん粉病

カビが原因で多肉植物が病気になることもあります。多いのはうどん粉病で、葉や茎などに白い粉をまぶしたようなカビが広がって、放っておくと枯れてしまうこともあります。

多肉植物にカビが生える原因

ここでは、多肉植物にカビが生える原因について解説します。カビが生えるのには原因がありますが、どんな原因でカビが生えるのでしょうか。

① 日当たりや風通しが悪い場所で育てている

カビは「温度」「湿度」「栄養源」の3つの要因が揃うと増殖しますが、気温を一年中コントロールすることは難しいため、一番気をつけなければならないのは「湿度」です。日当たりや風通しが悪い場所は湿気がたまりやすいため、そのような場所で多肉植物を育てているとカビが生える原因になります。

① 水を与えすぎて、長時間土が湿っている

土には「栄養源」が含まれていますから、長時間土が湿っている状態が続くとカビが生える原因になります。「栄養源」と「湿度」は揃っていますから「温度」が高音になるだけでカビが増殖するための3つの要因がすべて揃うことになりますが、たとえ室内でも一年中高音にならないように気温を管理することは困難です。水やりの際に水を与えすぎると、土がいつまでも乾燥せず湿っている状態が長く続きますから注意が必要です。

① 必要以上に肥料を与えている

必要以上に肥料を与えすぎると、カビが発生する原因となります。肥料を与え過ぎると、栄養分を多肉植物が吸収しきれず、土の中に栄養分がたくさん残っている状態になります。土のなかに「栄養源」がたくさんあると、カビは増殖しやすくなります。

多肉植物にカビが生えた時の対処法

ここでは、多肉植物にカビが生えた時の対処法について解説します。カビが生えてしまったら、この記事を参考に慌てずに対処しましょう。

①:葉や茎にカビがある場合除菌シートで取り除く

土の表面にはカビがなく多肉植物の葉っぱや茎にだけカビがある場合には、簡単に対処することができます。除菌シートを用意して、カビを丁寧に拭いとりましょう。

②:土の表面のカビは取り除き、新しい土を追加

土の内部までカビが繁殖しておらず土の表面にだけカビがある場合には、周辺の土と一緒にカビを取り除きましょう。取り除いた土の分は新しい土を足しておきます。なお、再利用する土はカビが残っている可能性があるため、アルコールで消毒すると安心です。消毒の方法は、土を新聞紙などに広げて、アルコールを全体に吹きかけてから十分に乾燥させます。

③:土の内部までカビが繁殖している場合は、植え替えを行う

多肉植物の根っこや土の内部までカビが繁殖している場合には、土を入れ替えます。新しい土を用意してから、植え替えを行いましょう。

多肉植物の植え替えに必要なもの

ここでは、多肉植物の植え替えに必要なものについて解説します。多肉植物を植え替えるときには、どんなものが必要になるのでしょうか。

底穴のある鉢

多肉植物を育てるための鉢が必要になります。多肉植物は乾燥した環境を好むため、水はけをよくするため底穴のある鉢を選ぶようにしましょう。多肉植物の栽培には、素焼き鉢など通気性と排水性に優れたが向いています。

鉢底ネット

鉢の底穴から鉢底石などが流出するのを防止するために鉢底ネットを用意します。鉢底ネットは、防虫対策としても役立ちます。

鉢底石

通気性や水はけを向上するため、鉢底に敷き詰める鉢底石を用意します。鉢底石を敷き詰めることによって、カビの予防にも役立ちます。

水はけの良い土

乾燥した環境を好む多肉植物には、水はけの良い土を用意します。市販の「多肉植物用の土」として販売されているものがおすすめです。

割り箸などの棒

多肉植物の植え替え作業を行うにあたっては、細かい作業を行う必要がありますから、割り箸などの棒があると便利です。

多肉植物の植え替え手順

ここでは、多肉植物の植え替え手順について解説します。この記事を参考に、順番に作業を進めることによって、スムーズに植え替えを行うことができます。

①:そっと苗を取り出し、根っこについた土を落とす

まずは、古い鉢から多肉植物の苗をそっと取り出します。根っこについた土は、カビが残らないように丁寧に落とします。

②:2〜3日ほど風通しの良い半日陰で乾燥させる

取り出した多肉植物の苗は、2〜3日ほど風通しの良い半日陰で管理します。カビが残らないようにしっかり乾燥させましょう。

③:鉢に鉢底ネットを敷く

ここからは、当日の植え替え作業です。新しく用意した「底穴のある鉢」の底に「鉢底ネット」を敷きます。

④:鉢底石を鉢の1/4まで入れる

次に、鉢底ネットの上から「鉢底石」を敷き詰めます。鉢の高さの1/4くらいまで入れましょう。

⑤:鉢に半分ほど土を入れ、多肉植物を置く

鉢底石の上から「水はけの良い土」を入れます。一気に全部入れずに、鉢の高さの半分くらいまで土を入れたら、多肉植物を置きます。

⑥:隙間に土を入れ、割り箸で土と苗を馴染ませる

次に、残りの土を鉢に入れます。「割り箸」を使って細かい作業を行い、土をトントンとついて土と苗をなじませます。鉢の高さいっぱいに土を敷き詰めると水やりのときに溢れ出てしまうため、土を入れるのは鉢の縁より少し低い位置までにとどめておきましょう。

⑦:1週間ほど経ってから、水やりを行う

植え替え作業を終えたら、多肉植物が新しい環境になじむまで水やりは控えます。植え替え作業から1週間ほど経ってから、水やりを行うようにしましょう。

多肉植物のカビの対策方法

ここでは、多肉植物のカビの対策方法について解説します。カビが生えるのを未然に防ぐためには、どんな対策をすればよいのでしょうか。

①:日当たり、風通しが良い場所に置く

カビの対策方法で有効なのは、湿気を取り除いてカビの増殖に必要な「湿度」を下げることです。そのためには、日当たりと風通しが良い場所に置くことが大切です。

室内で育てる場合は、扇風機やサーキュレーターで風通しを良くする

多肉植物は室内での栽培に向いている植物ですが、屋外と比べて室内はどうしても風通しが悪くなりがちです。室内で育てる場合は、扇風機やサーキュレーターを使って空気を動かして、風通しを良くすることがカビの予防につながります。

部屋で一番日が当たる場所に置く

日の当たらない場所は湿気がたまりやすいため、室内で一番日が当たる場所に置くとよいでしょう。多肉植物は日光を好むため、日光に当てると元気に育ちます。ただし、真夏の直射日光は葉焼けを起こす可能性がありますから、真夏には直射日光を避けるようにしましょう。

②:水やりは季節や生育時期に合わせて調整する

乾燥した環境を好む多肉植物ですから、水の与えすぎはカビの原因になります。水の与え過ぎを避けるために、水やりは季節や生育時期に合わせて調整しましょう。特に、休眠期に当たる冬の時期はほとんど水を必要としません。

③:水はけの良い土を使用する

土の中が「多湿」な環境になるのを避けるためには、水はけの良い土を使用することが大切です。鉢底に鉢底石を敷き詰めることによって排水性は向上しますから、水はけの良い土と鉢底石を一緒に使用することをおすすめします。

実生苗やカット苗で発生したカビはどうする?

ここでは、実生苗やカット苗で発生したカビについて解説します。実生苗やカット苗の段階でカビが発生したら、どのように対処したら良いのでしょうか。

実生苗

種から育ったばかりの「実生苗」は植え替えに適さないため、殺菌剤などにより対処します。

まだ芽生えたばかりの時は植え替えできないので、殺菌剤を使うのがおすすめ

芽生えたばかりの「実生苗」にカビは生えた場合には、殺菌剤を使って対処するとよいでしょう。殺菌剤を使用することによって、多肉植物にあまり負担をかけずにカビを駆除することができます。

ある程度の大きさであれば、殺菌剤やカビが生えた土を取り除く

「実生苗」がある程度の大きさまで育っていれば、殺菌剤を使ったカビの駆除と合わせて、カビの周囲の土を取り除くことにより対処することができます。

カット苗

カットしたばかりの「カット苗」は植え替えには適さないため、カビを取り除くなどにより対処します。

カビを取り除き、乾燥させる

カット苗は根がありませんから、対処法が限られます。カビを丁寧に取り除いてから、カット苗をよく乾燥させましょう。

カット苗は根がないので水を与えると、水分を吸収できずカビの原因になる

カット苗は根がありませんから、根から水分を吸収できません。カット苗に水を与えると、カビの原因になりますから、水やりは控えましょう。

多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤

ここでは、多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤をご紹介します。カビを原因とする病気には病気に合った薬として「殺菌剤」を使用することが効果的です。多肉植物のカビに適したおすすめの薬(殺菌剤)にはどんなものがあるのでしょうか。

ベニカXファインスプレー

住友化学園芸の殺虫殺菌剤「ベニカXファインスプレー」は、スプレータイプの殺虫殺菌剤で虫と病気の両方に対応した商品です。病気ではうどんこ病や灰色カビ病、黒星病などに効果があります。ただし、病気に対しては予防効果だけで治療効果はないため、既に病気にかかってしまった場合には効果がありません。虫に対しては予防と殺虫効果の両方の効果があります。
商品名 住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXファインスプレー 420ml
値段 830円
有効成分 クロチアニジン・フェンプロパトリン・メパニピリム
商品説明 花や緑の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤

ベニカXネクストスプレー

殺虫殺菌剤「ベニカXネクストスプレー」は「ベニカXファインスプレー」と同じ住友化学園芸のスプレー剤です。「ベニカXファインスプレー」は病気の予防のみに効果がありますが、「ベニカXネクストスプレー」は病気の治療効果もあり既に病気にかかってしまった場合にも使用できることが特徴です。広い病害虫に効果を発揮しますから、これ一本あればしっかりと多肉植物の病害虫対策ができます。
商品名 住友化学園芸 殺虫剤 ベニカXネクストスプレー1000ml
値段 1,345円
有効成分 還元澱粉糖化物・クロチアニジン・ピリダリル・ペルメトリン・マンデストロビン
商品説明 花、庭木、野菜(トマト・きゅうり・なす・キャベツ・レタス・リーフレタス・メロン)など幅広い植物に使える、化学防除成分と物理防除成分を組み合わせた殺虫殺菌スプレー

STサプロール乳剤

「STサプロール乳剤」は、有効成分トリホリンを主成分とした希釈して使用するタイプの殺菌剤です。害虫には効果がありませんが、病気の予防効果と治療効果の両方の効果があります。既に病気にかかってしまった場合にも使用できるだけでなく、病気が進んで葉の中に侵入した病原菌まで退治することができます
商品名 住友化学園芸 殺菌剤 STサプロール乳剤 30ml
値段 835円
有効成分 トリホリン
商品説明 病気の予防効果と葉の中に侵入した病原菌まで退治する治療効果を兼ね備えた殺菌剤

ベンレート水和剤

「ペントーレ水和剤」は、ベノミルを主成分とした希釈して使用するタイプの殺菌剤です。害虫には効果がありませんが、病気の予防効果と治療効果の両方の効果があります。既に病気にかかってしまった場合にも使用することができ、特にカビ(糸状菌)が原因で発生する広範囲の病気に効果があります。
商品名 住友化学園芸 殺菌剤GFベンレート水和剤0.5g×10
値段 616円
有効成分 ベノミル
商品説明 浸透移行作用により病原菌の侵入を防ぐ予防効果と、侵入した病原菌を退治する治療効果を兼ね備え、病原菌の細胞分裂を阻害して防除

多肉植物の水耕栽培でカビが生えたら?

ここでは、多肉植物の水耕栽培で発生したカビについて解説します。多肉植物の水耕栽培でカビが発生したら、どのように対処したら良いのでしょうか。

まずは本当にカビなのかを確認する

カビとカビ以外のものでは対処法が異なります。水の中に「白っぽいもの」を見つけたらカビを疑いますが、まずは本当にカビなのかを確認しましょう。

水のミネラル分が結晶化していたり、根毛の可能性もある

水道水が蒸発するときにミネラル分が結晶化して白っぽいものが付着することがあります。また、根の表面には「根毛」というブラシの毛のようなものが生えてきますが、根毛によって根のまわりが白っぽく見えることがあります。いずれも多肉植物の栽培にとって問題のない現象です。

水が濁っていたり、異臭がする場合はカビ

水の中に「白っぽいもの」を見つけたとき、水が濁っていたり、異臭がする場合はカビの可能性が高いです。結晶化したミネラル分や根毛によって水の濁りや異臭は発生しませんから、水の濁りと異臭によってカビを見分けることができます

対処法①植物のカビ、容器を水で洗う

カビが多肉植物の表面の一部に付着している程度であれば、多肉植物に付着したカビを丁寧に洗い落とします。そして、容器全体を水でよく洗って、新しい水に交換しましょう。

対処法②カビの生えている部分を切り取る

カビが多肉植物の表面に広がっていたり、植物の内部にまで侵入している場合には、カビの生えている部分を切り取ることが基本となります。

水耕栽培でカビを生やさせないためには定期的に水を交換する

水耕栽培は、どうしてもカビが生えやすい環境になります。水耕栽培でカビを生やさせないようにするためには、定期的に水を交換しましょう。また、容器全体を定期的に洗ってお手入れするのもおすすめです。

多肉植物に生えたカビの対処法!原因や見分け方まで徹底解説のまとめ

ここまで、多肉植物につくカビの見分け方と対処法だけではなく、カビの発生を未然に防ぐための対策から、多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤まで詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか? この記事のポイントは、
  • 多肉植物につく「白いふわふわ、粉っぽいもの」の正体はカビとは限らないため、ブルームやカイガラムシと見分ける必要がある
  • 多肉植物にカビが生える原因は、①日当たりや風通しの悪い場所での栽培、②水の与えすぎ、③肥料の与えすぎ
  • カビが生えたときには状況に応じて、①除菌シートで拭いとる、②土の表面のカビを取り除く、③植え替えを行うといった対処を行うとよい
  • 植え替えに必要なものをあらかじめ用意して手順に従って行えば、植え替えは簡単にできる
  • カビの発生を未然に防ぐための対策とは、①日当たりや風通しの良い場所、②季節に応じた適切な水やり、③水はけの良い土
  • 実生苗やカット苗にカビが生えたときには、殺菌剤を使用したり、丁寧にカビを取り除くとよい
  • 多肉植物のカビにおすすめの殺菌剤(4商品)をご紹介
  • 水耕栽培でカビが生えたときには、①植物のカビや容器全体を水で洗う、②カビのついた部分をカットする
でした。 多肉植物に「カビのようなもの」を見つけたらどうしたらいいか困ってしまいますが、カビには早めの対処が大切です。この記事を参考にして、カビが生えたときには早期に発見して、早めに対処してみてください。また、カビが生えにくい環境とは、多肉植物にとって快適で元気に成長することができる環境でもあります。見た目もよくなりますから、快適な生育環境を整えて元気いっぱいな多肉植物との暮らしを楽しんでみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。