ポインセチアの葉が丸まる原因とは?適切な対処法まで徹底解説

ポインセチアの葉が丸まる原因とは?適切な対処法まで徹底解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

赤と緑のコントラストが鮮やかなポインセチア花言葉が祝福、清純などクリスマスにぴったりの花とされています。そんなポインセチアの葉が丸まってしまったり、縮れて葉が落ちたりしたことはありませんか。 この記事ではポインセチアの葉が丸まったりする原因や対処法について以下の通り解説していきます。
  • ポインセチアの葉が丸まる原因
  • ポインセチアの葉が丸まった時の対処法
  • ポインセチアの葉が丸まるのを事前に防ぐ方法
  • 葉が丸まる以外のトラブルと対処法

ポインセチアは秋冬によく流通している植物で、クリスマスの時に飾られることが多いです。ポインセチアの育て方が間違っていて葉が丸くなる原因もたくさんあるため、これから育てる方はぜひこの記事を参考にしてください。

関連記事:ポインセチアの育て方|室内栽培のポイントや冬越し方法まで

ポインセチアの葉が丸まるのはそもそも大丈夫?

ポインセチアの葉が丸まるのは植物に何か原因があり放置しておくことはよくありません。また葉が丸まってしまうことはポインセチアにとって元気のないサインのため、予防や対処法を詳しく解説していきます。

結論:葉が丸まるのはポインセチアに元気がないというサイン

ポインセチアの葉が丸まってしまうのは植物自体に元気がない証拠です。置き場所や育てる環境、根の状態などさまざまな要因が挙げられます。ポインセチアの葉が丸まる要因について解説していきますのでご覧ください。

葉が丸まる以外に株に異変がないかもチェックする

ポインセチアの葉が丸まっていることを確認したら、株に異変がないかチェックしてください。水を長く与えていなかったり、根詰まりや根腐れが起こり異変が起きたのかもしれません。また置き場所も大切です。ポインセチアは日光を好む植物ですが、いきなり日差しの強い場所に置くと葉は弱ってしまいます。ポインセチアの異変を発見する前にポインセチアが育ちやすい環境を作って育てていきましょう

放っておくと株全体が枯れてしまうため注意が必要

ポインセチアの葉が丸くなることは元気がなくって来ていることのため、放置していれば葉が萎れていきだんだんと枯れてしまいます。そのため葉が丸まってしまう原因がわかったら放置しておくのではなくきちんと対処し、ポインセチアを注意してみながら育てていきましょう。

原因がわかればすぐに対処することで復活できる

ポインセチアの葉が丸まる原因はさまざまな原因があります。しかし葉が丸まる原因はしっかりとした対処を行えばポインセチアが復活し元気になるものばかりです。ポインセチアの葉が丸まって元気がなくなってしまっても、対処法がわかれば元気にすくすくと育ってくれます。何が異変が起きたら必ず原因を見つけ出して対処しましょう。

ポインセチアの葉が丸まる考えられる原因

ポインセチアの葉が丸まる原因はたくさんあります。原因がわかることで対処法も分かりますので、葉が丸まる原因5つを詳しく解説しますのでご覧ください。

1.栽培している場所の温度や乾燥

ポインセチアはメキシコ原産の熱帯植物のため、寒さには弱い植物です。そのため寒い場所で育てたり、夜気温が冷たくなる場所に置いておくと葉が丸くなり枯れてしまいます。気温が10度以下になると葉が落ちはじめ、0℃になると枯れてしまう植物です。

2.乾燥

原産地のメキシコは暖かい気候で乾燥気味な国になります。そのためポインセチアは乾燥に強い方です。しかし冷暖房の風が直接当たるような場所に置くと株全体の水分が蒸発し始めてくるためしおしおになってしまいます。冷暖房の風が直接当たる場所は避けてください。

3.置いている場所の日当たりが悪い

ポインセチアは直射日光は避けた方がいいとされていますが、日が当たらなすぎもよくありません。直射日光を避けて日当たりが悪い場所に置いてしまったら日照不足になり、ポインセチアに下にある葉からだんだんと落ちて枯れていくでしょう。

4..水のやり過ぎ

水のやりすぎにも注意が必要です。水をあげすぎると根腐れを引き起こし、根が枯れて復活できなくなります

5.水不足

水のやりすぎとは逆で水不足でも葉が丸まってきます。水が足りていないと葉がしおしおになって枯れていくため、水の量を増やしてあげましょう。ポインセチアの水の管理は多くても少なすぎても葉が丸まる原因になるため、水の量は育てているポインセチアの様子を見ながら与えてください。

葉が丸まるポインセチアの原因別の対処法

葉が丸くなる原因について解説してきましたが、それぞれの原因で対処法が違います。それぞれの対処法について詳しく解説していきますのでご覧ください。

1.温度が原因の場合

部屋の温度が原因の場合は部屋の温度を常に10度以上をキープしてください。気温が5℃になるとぎりぎり枯れないくらいのため、温度は注意しながら育てていきましょう。

ポインセチアは実は寒さに弱い観葉植物

ポインセチアはクリスマスの花とされていますが、寒さには弱い植物です。そのため冬よりも夏の方が育てやすい植物になります。寒い冬場は屋外ではなく温度管理ができる室内で育ててください

屋外管理せず、屋内の暖かい場所で管理する

暖かい地域でも夜になると寒くなりますよね。夜冷えてくるとポインセチアも寒くなり弱っていきます。そのため屋内の人間が過ごしやすい気温の場所にポインセチアを置いておくとのびのびと成長がしやすいでしょう。また玄関や窓際などに置くと夜の気温が低くなる時もあるため、テーブルの上など暖かい場所で管理してください。

2.乾燥が原因の場合

ポインセチアは乾燥に強い植物です。しかしポインセチアの周りを暖かくしようとして冷暖房の風が当たる場所に置いたら、植物自体が乾燥してしまい枯れてしまいます冷暖房の風が直接当たる場所には置かないようにしましょう。

冷暖房の風が直接当たらない場所に置く

冷暖房の風が直接ポインセチアに当たるような場所に置くと、植物が蓄えている水分がなくなっていきます。どんどん乾燥していき葉の水分がなくなって葉がパリパリの状態なってしまうでしょう。冷暖房の風が当たらない場所を探してください。

部屋全体の湿度にも注意、場合によっては加湿器で湿度を上げる

部屋全体の湿度にも気を付けましょう。乾燥に強い植物ではあるますが部屋が乾燥しているとしおれてしまいます。どうしても湿度が高くならないときには加湿器などを使い湿度を上げて、ポインセチアが気持ちよく育ちやすい環境を作っていきましょう。

3.日当たりが悪い原因の場合

ポインセチアは直射日光が当たりすぎることも危険ですが、日照不足でも枯れてしまう植物です。日当たりが強すぎず、弱すぎない場所で管理することで元気に育っていってくれます。

日陰で管理している場合は日光に当ててあげる

ポインセチアを日頃から日陰で管理している方は日光が当たる場所に移動させましょう。しかし弱っているポインセチアをいきなり日光に当てることは危険です。1日に2時間から3時間くらいずつ日光に当ててならしていってください。

夏の直射日光には注意が必要

特に夏場の直射日光はポインセチアにとって日差しが強すぎるため注意が必要になります。夏の日差しは強いため直射日光が当たらない日当たりのいい場所を探してポインセチアを管理してください。おすすめの管理場所はレースカーテン越しに日光が当たる場所が良いです。

4.水のやりすぎが原因の場合

ポインセチアの葉が丸まる原因として水のやりすぎが挙げられたら、根腐れを引き起こしている可能性が高いです。ポインセチアの葉が丸まって下の葉が黄ばみ縮んで落ちていたら水のやりすぎになります。水のやりすぎがわかったら水をしばらく与えないようにしましょう。

水のやり過ぎで根腐れを起こして葉が丸まってしまうことがある

水を与えすぎて根腐れを引き起こしていたら、すぐに水をあたえることをやめましょう。葉の様子を見て水の与えすぎかを判断してください。水の与えすぎだとわかったら土が乾いてから2日から3日経ってから水をたっぷりと与えましょう。

根腐れしている場合は腐った部分を切り取り明るく暖かい場所で管理する

根腐れを引き起こしていたら腐った部分を切り取り明るく暖かい場所で管理して育ててください。腐った部分を放置していると腐っている部分から侵食しはじめ植物が枯れてしまうことになります。根腐れを引き起こしているとわかったらすぐに腐った部分を切り取りましょう。

鉢皿には水を溜めないように気を付ける

鉢皿(受け皿)には水をためないようにしましょう。1週間くらい鉢皿(受け皿)に水をためっぱなしにしていると根腐れする可能性が高まります。水をたっぷり与えたら鉢皿(受け皿)に残っている水は捨ててください。

5.水不足が原因の場合

ポインセチアの葉が丸まって葉もしおしおになっていると水不足が考えられます。すぐに水をたっぷりと与えてあげましょう。また水を十分に与えているはずなのに葉がしおしおになる方は根詰まりを引き起こしている可能性があります。根詰まりは鉢の中にある根が詰まって水を十分に給水できなくなり、葉に水分が行き届かなくなる現象です。根詰まりは一回り大きな鉢に植え替えることで解消されるため、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

水やりの頻度や量を増やすことで元気にできる

水やりの頻度などを見直し、水の量や頻度を増やしましょう。何回か水の量や頻度を増やしても変わらない場合は根詰まりを引き起こしている可能性があるため、植え替えてください。ポインセチアの葉の様子を観察しながら水を与えましょう。

冬場のポインセチアは霧吹きで水やりする

冬場のポインセチアは成長期ではないため鉢に直接水を注ぐのではなく、霧吹きで水やりをしてください。定期的に霧吹きで水やりを行うことで害虫対策やうどんこ病を予防することができます。冬場はなかなか水を必要としない時期のため葉の様子などが気になるようであれば、霧吹きで水やりをしてみましょう。

ポインセチアの葉が丸まるのを事前に防ぐ育て方のコツ

ポインセチアの葉が丸まる原因と対処法について解説いたしましたが、そもそも事前に防げる方法がないのか知りたくはないですか。ポインセチアの葉が丸まるのを防ぐやり方はあるため、事前に防ぐ育て方のコツを解説いたします。

置き場所は基本的に明るく暖かい室内

まずポインセチアの置く場所は明るく暖かい室内が良いです。明るく暖かい室内でのびのびと育てていきましょう。

レースのカーテン越しなどがおすすめ

ポインセチアは気温が20度を上回る春ごろから直射日光を避けた日当たりのいい場所に置きましょう。暖かい時期はポインセチアがぐんぐん成長していく時期のため、日光を当てることで枝が伸び、色鮮やかな葉っぱが大きく成長します。しかし真夏の時期の日差しは強いため、直射日光が当たらないようにレースのカーテン越しに日が届くように置きましょう。

冬場は屋外に出したくても出さない

15度を下回る気温になってきたら室内に入れて日当たりのいい場所に置きましょう。ポインセチアは気温が10度を下回ると枯れやすくなるため、屋内ではなく室内で管理してください。屋外に出して管理したら枯れてしまうため、必ず温度管理ができる屋内で育てましょう。

水やりの方法は季節ごとに変える

ポインセチアは11月から3月が休眠期で4月から9月が生育期に入ります。ポインセチアの水やりは成長サイクルに合わせて季節ごとに変えることが必要です。ポインセチアは「土の表面が乾いてから株本にゆっくりたっぷり与える」「季節ごとに水やり頻度を変える」を必ず守って育てていきましょう。

春・夏の水やり:土が乾いたらたっぷり

ポインセチアの春夏は生育期にあたるため、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとゆっくり水を与えてください。夏の間は特に水を吸収するため毎日水をあげましょう。昼間の水やりは水の温度が高くなってポインセチアが夏バテを引き起こすため、昼間の水やりは避けてください。

秋の水やり:休眠期に備えて控えめに

秋は冬の休眠期が近くなるため、休眠期に備えて控えめに水を与えてください。土の表面が乾いてから4日から7日後くらいに水やりをするような頻度で行います。特にこの時期は水やりをやりすぎると根腐れを起こしやすくなるため、様子を見ながら乾燥気味に水を与えてください。

冬の水やり:霧吹きで土の表面が湿る程度でOK

冬は花が終わって1月以降は本格的な休眠期に入るため、水を与えないくらいがいいです。霧吹きで土の表面や葉の表面が湿る程度の水を与えましょう。冬の場合は水を冷たいまま与えるのではなく常温かぬるま湯にしてから水を与えてください。

土壌環境・肥料

ポインセチアを育てるにあたって土壌環境や肥料を与える頻度について解説いたします。植え替えの時にも必要なことのためしっかりと抑えてください。

用土には有機質の培養土を使う

用土には有機質の培養土を使いましょう。水はけがよく水持ちの良いバランスの取れた培養土を使うと初心者の方でも扱いやすく失敗がしにくいです。植え替えの時にも有機質の培養土を使うことで育てやすくなります。

肥料は緩効性のものを生育期に与える

ポインセチアは花ではなく葉を楽しむ植物のため、観葉植物用の緩効性肥料か液体肥料を生育期の5月から9月くらいに与えましょう。ポインセチアに肥料を与えるときには緩効性肥料を1か月が2か月に1回か液体肥料を10日から14日に1回くらいの頻度で与えてください。しかし真夏の時期で30度を超す日が続く日が来れば肥料は控えましょう。

生育期前に切り戻し剪定する

ポインセチアは生育旺盛な植物になるため、剪定をしないと上にひょろひょろ伸びて大きくなりすぎたり風通しが悪くなり病害虫の被害が増えることがあります。他にも日に全体が当たりにくくなったり不格好な姿になるため剪定が必要です。

剪定に必要なもの

ポインセチアの剪定には枝を短く切ってコンパクトにする切り戻しという方法でお手入れをしていきます。切り戻しという作業に必要なものはこちらです。
  • ポインセチアの鉢花
  • 剪定用の清潔なはさみ
  • 手袋

剪定の手順

剪定(切り戻し)の手順について紹介いたします。
  • 地面から2節目の上か全体の3分の1の高さになるように切る
  • 枯れかけた葉や不要な枝は取り除く

切り口から出てくる白い樹液には注意

ポインセチアを剪定すると切り口から白い樹液がでてきます。白い樹液はホルボールエステルといい、毒性の成分が含まれており口に含むと危険です。皮膚に付着した場合はかぶれてしまうこともあるため、皮膚に樹液がついたら速やかに洗い流してください。

1〜2年に一度、剪定が終わったら新しい鉢に植え替える

ポインセチアは平均気温が20度を上回るようになったら植え替えの時期です。鉢植えが5号以下なら毎年、6号以上の大きな鉢なら2年から3年くらいの頻度で行う必要があります。植え替えを行い根詰まりを防ぎましょう。

植え替えに必要なもの

植え替えには必要なものが何個かあります。どれも100均やホームセンターで手軽にそろえられるものばかりですので植え替えをしようと思っている方は参考にしてください。
  • 一回り大きな鉢
  • 鉢底石・鉢底ネット
  • スコップ
  • 清潔なはさみ
  • 長細い棒(割りばしでも可)
  • 観葉植物用の土か花や野菜用の培養土
  • 手袋

植え替えの手順

植え替えの手順は以下の通りです。
  1. 水やりを数日前から控えて土を乾燥させておく
  2. 鉢底ネットと鉢底石を鉢底が見えなくなるくらいに敷き詰める
  3. 3分の1ほどの土を入れる
  4. 根についている古い土を落として傷んだ根や長すぎる根を切り取る
  5. 鉢にポインセチアを入れ残りの土を加える(棒でつつきながら隙間を埋める)
  6. 鉢底からあふれるくらいにたっぷりと水やりをして植え替え完了

休眠期に入ったタイミングで短日処理する

ポインセチアは普通に育てても鮮やかな赤い葉にならない場合があります。そのため短日処理というお手入れが必要で、休眠期に行いましょう。

短日処理とは

短日処理とは一定の時間ポインセチアを日光に当てたあと、日光を遮断して冬が来たとポインセチアに錯覚させる方法です。短日処理を行うことによって花芽分化が進み、葉が鮮やかな赤に色づいていきます。一定時間暗闇にするだけなのでとても簡単な作業です。

短日処理に必要なもの

今回はダンボールを使った短日処理の仕方について解説していきます。必要なものは以下の通りです。
  • ポインセチアの鉢花
  • ダンボール
  • 段ボールを覆える大きさの黒い袋や布

短日処理の手順

手順は以下の通りです。
  1. ポインセチアの鉢にダンボールを被せる
  2. ダンボールの上から全体を覆うように布や黒のビニール袋をかぶせる
  3. 夕方5時から朝の7時まで被せて朝の7時から夕方の5時まで日当たりのいい場所に置く
  4. ③の作業を約1か月から1か月半ほど継続

ポインセチアに起こりうる葉が丸まる以外の葉のトラブルと対処法

ポインセチアは葉が丸まる以外にもトラブルが起きた時の葉のトラブルがあります。主に3つのことについて解説しますのでごらください。

葉がしわしわにしおれる

ポインセチアの葉がしわしわに萎れて元気がなくなった場合でも葉の色が緑色であれば元気になる可能性はあります。葉がしわしわになった原因と対処法について解説しますのでご覧ください。

急な環境変化が原因

ポインセチアの葉がしわしわに萎れる原因は急激な環境変化にポインセチアが対応できなくてしわしわに萎れてしまうことがあります。店で売られているポインセチアは育ちやすい温室で育てられていたため、温室ではない環境に対応できずにしわしわになってしまいました。

正しい育て方を意識しながら直射日光の当たらない場所に移して様子を見る

しわしわになったポインセチアを復活させる方法は、ポインセチアの正しい育て方を意識しながら直射日光の当たらない日当たりのいい場所に置きましょう。ポインセチアをよく観察しながら育てることでだんだんと元気になっていきます。

葉が白く変色する

葉が白く変色しているのは病気や害虫に侵されているからです。ポインセチアだけの話ではないのですが、病害虫はすぐに広がってしまうため気をつけないといけません

カイガラムシやハダニの可能性がある

主な植物の害虫被害はカイガラムシやハダニの可能性が高いです。植物のお手入れ方法が悪いと発生しやすいためきちんとお手入れを行いポインセチアを清潔に保ちましょう。

変色部位を取り除き、殺菌剤をふりかけて対処

ポインセチアが病気や害虫に侵されてしまったら、変色した部分を取り除いてから殺虫剤を振りかけて対処を行いましょう。病気や害虫に侵されたまま放置しているとどんどん浸食されていき枯れてしまうため、早めに対応できるように日々観察してください。

葉水することで事前に病害虫を予防できる

葉水を行うことによって乾燥で発生しやすい病気を予防することができます。葉水を行わないと、病気にかかりやすくなって葉がカビで白くなりだんだん広がって枯れてしまうでしょう。葉水を行うことで病気や害虫も予防できるので、特に冬の時期は葉水を行ってください。

葉が落ちる

ポインセチアの葉が落ちるトラブルにはさまざまな原因が考えられます。寒さや水の管理の甘さが引き起こすことがほとんどです。葉が落ちることの原因と対処法について解説していきます。

根っこのトラブルや寒さが原因

葉が落ちる原因は根が腐っていたり、大きくなりすぎて鉢の中で詰まっていたり、寒さが原因です。また購入したばかりだと環境の変化についていけず葉が落ちるということもあります。

根詰まりしている場合は植え替えて対処する

根詰まりを引き起こしていたら植え替えを行い根を伸ばすスペースを作ってください。また見た目がいいからと購入したばかりの鉢は小さめが多く、購入した年は植え替えを行わないということをすると根が詰まって来年には枯れてしまう可能性が高くなります。根が詰まっていそうであればすぐに詰め替えを行いましょう。

冬の寒さが原因の場合は15℃以上の屋内で管理する

冬の寒さが原因で葉が落ちるのであれば、外で管理するのではなく室内で管理して育てましょう。ポインセチアは10度以下になると弱ってくるため、10度以下にならないような場所で育てて冬を越してください。

これはもうアウト?ポインセチアの茎が変色してしまった

ポインセチアの葉だけではなく茎が変色してしまった場合の対処法です。茎の状態や株の状態を見て判断できるため、判断の仕方や対処法についてご紹介いたします。

結論:茎を切ったときの色で判断できる

ポインセチアの茎の色が変色してしまったときは、茎を切って判断しましょう。茎を切った時に緑だった場合は復活できる可能性があり、茶色だった場合はもう手遅れです。少しでも茎が変色してきたなと思ったら、茎を切って確認して判断してください。

切ったときの色が緑だった場合:正しい育て方、置き場所を見直すことで復活できる

茎を切った時に色が緑だった場合はまだ中は腐っていないため、置き場所や水の頻度、量などで変わります。正しいポインセチアに合った育て方を行えば生育期には元気に成長してくれるでしょう。

切ったときの色が茶色だった場合:中まで腐っているため復活は難しい

茎を切った時に茶色だった場合は中まで腐っているということのため、正しい育て方を行っても復活は難しくなります。中まで腐っていたポインセチアの対処法について解説いたしますのでご覧ください。

もうダメとわかったらすぐに廃棄する

ポインセチアの中の茎が茶色になっていたときは中まで腐っているためすぐに廃棄してください。腐っているものは周りに感染しやすいためすぐに捨てましょう。

廃棄して放置してしまうと周りで一緒に育てている植物に病気が広がってしまう

廃棄したものを適当に放置しているとまだ元気な他の植物まで病気が感染し枯れてしまいます。そのため腐っているポインセチアをきちんを処理して廃棄してください。

【まとめ】ポインセチアの葉が丸まる原因とは?適切な対処法まで徹底解説

いかがでしたでしょうか。今回はポインセチアの葉が丸まる原因や対処法について解説していきました。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • ポインセチアの葉が丸まる原因は生育環境がポインセチアに合っていないため
  • ポインセチアの葉が丸まる原因のよって対処法は変わりますが、1番はポインセチアにとって育ちやすい環境が大切
  • 置き場所や水やり方法、剪定、植え替えなどのお手入れをしっかりする
  • 葉がしわしわになる
    • →急激な環境変化が原因なことが多く、正しい育て方を意識して直射日光が当たらない日当たりのいい場所へ置く
  • 葉が白く変色する
    • →病気や害虫被害の可能性が高く、殺虫剤や葉水で予防
  • 葉が落ちる
    • →根のトラブルや寒さが原因になりやすく、室内に移動させたり植え替える
ポインセチアは年を越すことが難しい植物といわれていますが、きちんとした管理を行えば年越しもできます。ポインセチアはきちんとした温度と水の管理を行えばある程度元気に育っていってくれると分かりました。この記事を読んでポインセチアを育ててみようと思った方は温度と水の管理を特に気を付けて育てていきましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。