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葉が薄く美しいグリーンの葉が印象的で涼し気な見た目のアジアンタム。育てることが難しいといわれているアジアンタムですが、油断すると葉が枯れているということが多いです。 今回はアジアンタムの枯れる原因について以下の通り解説していきます。
皆さんはアジアンタムという植物をそもそも知っていますでしょうか。アジアンタムを知らないという方に簡単に解説しますのでご覧ください。
アジアンタムの葉っぱや新芽が枯れてしまうのは必ず原因があります。アジアンタムが枯れてしまう主な原因は7つあるため、しっかりとアジアンタムが枯れる理由を知り対策をしていきましょう。
アジアンタムが枯れる原因の主なものがわかったと思います。枯れている原因がわかったら枯れる初期段階の様子について詳しく解説していきたいと思いますので参考にしてみてください。
アジアンタムの葉が枯れてしまったからといって、植物全体が枯れているわけではありません。アジアンタムの葉が枯れた場合の復活方法について紹介いたします。
アジアンタムは他の観葉植物のように育ててしまうと枯れてしまいます。他の観葉植物とは違う育て方になりますが、難しいわけではありません。水やりの頻度や置き場所などに気を付けて栽培すれば元気に育っていきます。アジアンタムを枯らさないためのポイントについて解説していきますのでご覧ください。
アジアンタムは寒さに弱い植物です。アジアンタムが冬の寒さを超すポイントについて解説いたします。
アジアンタムは可愛らしい見た目からインテリアに人気の植物です。今回はアジアンタムの人気品種5つを紹介いたします。
- アジアンタムの基本情報
- アジアンタムの葉や新芽が枯れる理由
- アジアンタムの枯れる判断方法
- アジアンタムの復活方法
- アジアンタムの育て方のポイント
アジアンタムってどんな観葉植物?

イノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称
アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称になります。葉は小さく繊細で柔らかい涼しげな雰囲気を持っている多年草です。葉が小さく薄い植物のため乾燥しやすくすぐにチリチリになります。他の観葉植物とは違い乾燥気味に育てるのではなく、水をたっぷり与えることがうまく育てるコツです。温帯や亜熱帯などを原産とし、湿度の高い環境を好む観葉植物
アジアンタムの原産地は温帯から熱帯の地帯に自生しています。そのため暑さと多湿に強く寒さと乾燥に弱いです。栽培する際には乾燥に気を付けて栽培してください。耐陰性もあり日陰でも育つ植物ですが、あまり日光に当たらなすぎると日照不足となります。日照不足になると葉の色が薄くなったり、徒長して葉があまり茂らなくなり軟弱な株になるでしょう。高温多湿に強く耐陰性もあり、見た目も可愛らしいことからお部屋に飾るインテリアとして人気の植物です。品種の数が多く、200種類以上存在する
アジアンタムにはさまざまな種類や品種が多く、観賞用のものならミニ観葉、中鉢、小鉢まであり1年中楽しめる観葉植物です。アジアンタムは自生しているものから鑑賞用まで合わせて約200種類ほどあります。乾燥や寒さの強さは品種によって異なる場合がありますが、一般的に観葉植物として販売されているアジアンタムは寒さに強い品種はそこまでありません。庭に植えて楽しむのではなくお部屋に飾って楽しむ植物です。土を使わないハイドロカルチャーでも育てることができる
アジアンタムは土を使わない水耕栽培やハイドロカルチャーでも栽培できます。アジアンタムは乾燥に弱い植物のため、水で育てる水耕栽培や変化がわかりやすいハイドロカルチャーはアジアンタムを育てるのに最適です。アジアンタムは細い根がいくつも伸びていく植物のため、水耕栽培の時にはスポンジを支えにし、ハイドロカルチャーでは小粒のものを用意すると自立しやすく育っていきます。また土栽培から水耕栽培・ハイドロカルチャーに植え替える場合は、バケツに水を張り土をきれいに落とし根を半分ほど切り落としてから植え替えましょう。アジアンタムの葉っぱや新芽が突然枯れる理由

①:強い直射日光による葉焼け
アジアンタムは直射日光や強い日差しが当たると美しいグリーンの葉が葉焼けしてしまいます。室内でも直射日光に当たり続けると葉焼けが起こり枯れてしまう可能性があるため、屋外・室内関係なく1年を通して直射日光は避けてください。日差しは屋外では明るい日陰に置き、室内ではレースカーテン越しにあたるように柔らかい光が当たるような場所へ置きましょう。もしレースカーテンがなかったり明るい日陰がなかったら、100均やホームセンターに販売されている遮光ネットを使用してください。②:日光不足
アジアンタムが耐陰性がある植物だとしても日が当たらないと元気には育ちません。日光不足で葉の色が薄くなったり、徒長して葉の茂りが薄い軟弱な株になってしまいます。アジアンタムは少しでも日光に当たると元気に育っていくため、直接日の光が当たらない明るい場所で管理していきましょう。③:水不足
アジアンタムは水を多く求めるシダ植物になるため、深刻な水不足に陥ると葉が枯れる原因となります。水やりの際には土の表面が半分ほど乾いたら水を与えてください。他の観葉植物と同じように土の表面が乾いてから水を与えると、アジアンタムの水分は足りなくなります。他の観葉植物を育てるよりも多めに水は与えましょう。 風通しがよく水やりも十分に行っているのに葉がチリチリになってきた場合、葉が乾燥している可能性があります。葉に直接霧吹きで水をかける葉水を行い、葉の乾燥を防ぎましょう。④:病害虫の影響
アジアンタムは湿度の多い環境を好むため、同じく湿度の硬い環境が好みな害虫ナメクジやカタツムリが付着します。ナメクジやカタツムリは新芽をよく狙うため、発見したらすぐに箸でつまんで捕獲・駆除してください。また葉の裏のぶつぶつしたものは胞子の袋になるため、虫の卵と勘違いをして取り除かないように注意してください。 アジアンタムのかかりやすい病気は立ち枯れ病という病気です。立ち枯れ病に感染するとしおれたように元気がなくなりそのまま枯れてしまいます。病気に感染してしまったら元に戻ることは難しいため、感染した部分を取り除き薬剤を散布して対処を行ってください。⑤:根腐れ
アジアンタムは湿度の高い環境を好む植物ですが、水を与えすぎると根っこが蒸れて根腐れを引き起こしてしまいます。アジアンタムを枯らさずに育てるためには、最適なタイミングで最適な水の量を与えてください。水をたくさん吸収する植物のため、水の与えすぎはあまりありませんが、土の状況を見て水を与えましょう。⑥:空気の乾燥
アジアンタムの原産地は高温多湿の環境だったため、乾燥が苦手です。エアコンの風が直接当たったり、直接当たらなくても室内が乾燥していると葉が傷んできます。対策としてエアコンの風が直接当たらない場所へ移動するか、サーキュレーターなどを使いエアコンの風が直接当たらないように工夫をしてください。また葉水を行うことも乾燥を防ぐコツになるため、乾燥してきたなと思ったら葉水を行いましょう。⑦:寒さ
アジアンタムは寒さにも弱い植物です。そのため冬場は必ず室内に入れて栽培してください。気温が10度程度に下がってきたら室内に入れましょう。アジアンタムはほとんどの品種が寒さに弱く、霜にあたると枯れてしまいます。昼夜問わず人が長い時間いて暖かいと感じるような場所で栽培してください。アジアンタムが枯れているかの判断方法

①:葉っぱがチリチリになってる
アジアンタムの葉っぱは保水力がないため水切れを起こしやすく、乾燥すると葉の部分が丸まってチリチリになります。1度チリチリになった葉っぱは元には戻りません。チリチリになってしまった葉は根元からカットして新しい葉が出てくるのを待ちましょう。葉っぱをチリチリにさせないためには葉水が効果的です。1日に数回アジアンタム全体に葉水を行うことで葉の乾燥を防ぎ、チリチリになることを避けることができるでしょう。②:葉っぱが変色して黄色になる
アジアンタムの葉が古くなってくると黄色く変色していきます。黄色く変色しているのならば変色している葉っぱの根元から切り取り育てていきましょう。 また一時的な水切れでも起こることがあります。枯れた部分が元にも取ることはないため、黄色く変色した部分を切り取りたっぷりと水やりを行ってください。③:葉っぱが変色して茶色になる
アジアンタムの葉っぱが変色して茶色くなる場合は葉焼けを引き起こしている可能性が高いです。アジアンタムの葉っぱが茶色く変色している時点で弱ってきている証拠のため、適切な日当たりの場所へすぐに移動しましょう。屋外では直射日光が当たらない明るい日陰、室内ではレースカーテン越しに育てるといいです。④:葉っぱに黒いつぶつぶの胞子ができる
アジアンタムの葉っぱに黒いつぶつぶのものができていたら、葉の裏にできている胞子のうです。胞子のうの中には胞子が入っており、胞子のうが破れて胞子が飛び出し増殖します。黒いつぶつぶは病気ではなく胞子のため、放置していても問題ありません。アジアンタムは繊細な割にすぐに胞子のうを作るため、胞子アレルギーなどを持っている方は発見したらすぐにカットした方がいいかもしれません。アジアンタムが枯れた場合の復活方法

アジアンタムは枯れても復活できる場合がある
アジアンタムは繊細な植物ですが、葉が枯れても植物全体が枯れていなければ復活できます。枯れる症状がでたら解説する復活方法を行い、適した環境で適した水やりを行ってください。現在の鉢植えから植え替えをする
アジアンタムは生育旺盛で環境に適応するとどんどん成長していく植物のため、根詰まりもしやすいです。植え替えは1年から2年に1度は行ってください。葉っぱの数が減り全体的にボリュームがなくなってきていたら根詰まりの可能性が高くなっております。現在より一回り大きな鉢に植え替えて育ててください。また大きくせずにコンパクトに楽しみたいのであれば株分けをして植え替えてみましょう。チリチリや変色した葉の根本を切り戻し剪定する
直射日光や水切れでチリチリになったり変色した葉は元には戻らないため、葉の根元から切り戻し剪定を行ってください。チリチリになったり弱った葉は成長の妨げになります。葉の根元から切り戻し剪定を行うことで、栄養も元気な葉に回り植物自体の風通しもよくなります。切り戻し剪定を行ったら栽培した環境も見直し、同じような結果にならないように気を付けましょう。アジアンタムを枯らさないための育て方のポイント

置き場所:室内の暖かい日陰に置く
アジアンタムを置く場所は室内の暖かい日陰においてください。屋外でも暖かい日陰において育てていきますが、冬は必ず室内で育てていきましょう。寒さと直射日光に弱い為、暖かい室内に置くとよい
アジアンタムは高温多湿の環境を好む植物のため、寒さと乾燥に弱いです。直射日光が当たらないレースカーテン越しに日光が当たるような場所へ置きます。しかし冬場は窓際や玄関などの場所は夜や朝は冷え込むため、1日中暖かいと思えるような場所に置いてください。適切な場所が難しいと感じた場合は、日中に4、5時間ほど日当たりのいい場所で日の光を浴びるといいでしょう。高温多湿を好むのでお風呂場で育てることも出来る
アジアンタムは高温多湿の環境を好むため、お風呂場で育てることも可能です。ただし暑いシャワーはアジアンタムが弱ってしまうため気を付けましょう。またお風呂場はカビの発生にも注意が必要です。カビや暑いシャワーが当たらないような場所があればお風呂場でアジアンタムの栽培ができるでしょう。水やり:表土が半分ほど乾いたらみずやりを行う
アジアンタムを育てるうえで水やりが1番大切なポイントであり、アジアンタムの水やりが栽培が難しいといわれる理由です。アジアンタムは乾燥を好む観葉植物よりも水やりの頻度は多めに与えて育てていきましょう。夏場は1日2回、朝と夕方に水やりを行う
アジアンタムは4月から9月頃まで生育期に入り生育が活発です。より水を欲するようになるため、土の表面が半乾き状態のうちに鉢底から溢れるくらいたっぷりと水を与えます。1日2回朝と夕方に水やりを行いましょう。しかし梅雨時期などの雨の日や曇天が続くような場合は水を吸収しにくくなるため、少し控えめに行ってください。葉の状態や土の状態を見て適切な水やりの頻度を考えましょう。冬場は夏場よりも水やりの回数を減らす
アジアンタムは冬場になると生育が緩やかになる休眠期に入るため、夏場より水やりの回数は少なくて大丈夫です。しかし乾燥が苦手な植物のため、土の表面が乾いている場合はたっぷりと水やりを行ってください。 アジアンタムを室内で育てる場合は1年を通して霧吹きで水をかける葉水を行い、葉っぱの乾燥を防ぎます。効率よく葉に水分をいきわたらせる葉水は、アジアンタムにとってとても効果的なお手入れ方法です。肥料:春~秋の成長期に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回程度与える
アジアンタムは基本的に肥料なしでも育ちますが、肥料を与えて育てることでよく葉が茂るようになり葉の発色も良いです。葉をより茂らそうとして多く肥料の与えてしまうと肥料やけを引き起こし逆効果となります。4月から9月の生育期に緩効性肥料を適量与えるか、液体肥料を1週間に1回水やりの代わりに与えることで元気に育つでしょう。休眠期に入る冬場は栄養をあまり吸収しにくくなっているため肥料は必要ありません。冬場に肥料を与えてしまうと与えすぎとなり肥料やけを引き起こします。成長が活発な時期に適量の肥料を与えましょう。アジアンタムの冬越しのポイント

寒さに弱い為10℃以上の気温を保った室内で生育する
寒さに弱いアジアンタムは10度より下回る気温になってきたら、室内での管理に切り替えてください。品種にもよりますが基本的に常に10度以下となるような気温になってきたら室内に切り替えレースカーテン越しに日光が当たるような場所へ置きましょう。また冬場は水やりを少なめにし、昼間の暖かい時間帯に葉水などを行い生育していきます。窓際など温度の低い場所に置くのは避ける
室内での栽培に切り替えたなら窓際や玄関などの温度の低い場所に置くのは避けましょう。寒さに弱いから室内に切り替えたため、冷え込みやすい窓際や玄関においては意味がありません。明るくて常に10度以上の温度が保てる場所に置きましょう。乾燥し枯れる原因になるので暖房器具の近くには置かない
アジアンタムは乾燥に弱い植物のため、暖房器具の近くに置くと水分が蒸発して乾燥が早まります。枯れてしまう原因になるため暖房器具の近くには置かないでください。また暖房器具の近くに置くとたまに燃えて火事になってしまうことがあるため、暖房器具の近くに置くのは危険です。アジアンタムの人気品種を紹介!

アジアンタム・ミクロフィラム
アジアンタム・ミクロフィラムはアジアンタムの中で最も細やかな葉を持つ品種です。細かい葉がこんもりと茂る様子が繊細な美しさを感じる植物になります。ナチュラルなインテリアにはぴったりのアジアンタムです。ミクロフィラムは葉っぱがとても小さいためチリチリになりやすく、水切れには注意しながら管理してください。アジアンタム・フラグランス
アジアンタム・フラグランスはアジアンタムの品種の中で最も多く生産されている有名な品種です。大株になると直径1M以上になることもあります。しなやかに垂れ下がる葉が優雅な雰囲気を醸し出し、成長とともにボリュームも大きくなってくるため見た目の印象も強いです。フラグランスは日光が足りないと姿が乱れやすいため、必ず明るい日陰で管理を行ってください。アジアンタム・ペルビアヌム
アジアンタム・ぺルビアヌムはアジアンタムの中では珍しい見た目をしており、大ぶりの葉が特徴的です。葉っぱの柄は細かく描かれており、葉の重みで枝垂れてくる植物になります。濃いグリーンの色が印象的でモダンな印象を与えてくれる品種です。アジアンタム・カウダツム
アジアンタム・カウダツムは釣り鉢で栽培するインテリアに向いている品種です。葉の先端からランナーを出し子株が垂れ下がるように生えます。新しく伸びたランナーの先端部が赤みを帯びるのも特徴的です。カウダツムを釣り鉢で飾りおしゃれなインテリアとして飾ってみてはいかがでしょうか。アジアンタム・フリッツ・ルーシー
アジアンタム・フリッツ・ルーシーはアジアンタムの中でも園芸種としての流通が多く、比較的室内で育てやすい品種です。フリッツ・ルーシーは霧吹きなどで水を吹きかけると葉が湿らないという特徴があります。また茎が立ち上がることも特徴の1つで、縦に大きくなっていきアジアンタムの中では少し変わった育ち方をする品種です。【まとめ】アジアンタムが枯れる原因と対処法を徹底解説!復活方法もご紹介!
いかがでしたでしょうか。今回はアジアンタムの枯れる原因について解説してきました。 本記事のポイントは以下の通りです。- 高温多湿の環境を好むシダ植物
- 日当たりや水不足、根腐れ、乾燥、寒さ、病害虫などの原因が考えられる
- 葉っぱがチリチリになっていたり、変色していたら葉っぱは枯れている
- 傷んでいる葉は剪定して、根が腐っていたら腐った根を切り取り植え替える
- 室内の暖かい日陰に置き、夏場の水やりは1日2回、冬場は控えめに行う