ひまわりの育て方を紹介!種まきや植え方から日々のケア方法まで

ひまわりの育て方
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目次

皆さんは、花や観葉植物をお部屋に飾っていますか?公園や病院など公共の場によく飾られており、馴染み深い存在ですよね。 特にひまわりと言えば知らない人もいないのではないでしょうか。明るい黄色に大きな花を付ける人気の花の1つです。 元気に見た目が印象的なひまわりですが、育て方を誤ってしまえば当然枯れてしまいます。「ひまわりの育て方に不安がある。」「枯らしたくない」という不安を持った方に向けて以下の内容をまとめました。
  • ひまわりの基本情報とその特徴
  • ひまわりの地植えと鉢植えの育て方
  • ひまわりに適した置き場所
  • ひまわりの水と肥料について
  • ひまわりに適した用土
  • ひまわりの病気・害虫対策
ひまわりは太陽に向かって花を咲かせる、「元気」という言葉を体現したようなお花です。そのため人気も高く育てようとする人は多いですが、正しい育て方ができなければ当然枯れてしまいます。ひまわりの育て方を全て網羅していますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

ひまわりってどんな植物なの?

ひまわりってどんな植物なの?
ひまわりは知っている方も多くいるかと思いますが、基本情報や特徴まで抑えている人は少ないかと思います。育て方を知る前にひまわりについてよく知っておくようにしましょう。

ひまわりの基本情報

ひまわりの基本情報を特徴も含めて紹介していきます。あまり知らないと思った方や興味のある方はぜひ見ていってください。

北アメリカが原産のキク科ヒマワリ属の一年草

ひまわりはキク科ヒマワリ属で北アメリカが原産地となっています。ひまわりは暑さに強く、寒さには弱い植物で、品種にもよりますが、30cmのものもあれば、2mのものまで育つひまわりも存在するようです。

太陽に向かって大輪の花を咲かせる夏の代表的な花

ひまわりと言えば大きな花を太陽に向かって咲かせるのは有名な話かと思います。その見た目から夏を感じさせてくれるので、ぜひ本記事でひまわりについて知ってくださいね。

ポットや栽培キットが充実していて初心者でも簡単に育て始めやすい植物

ひまわりは比較的育てやすい花ですが、適切な土壌準備、日光、水やり、肥料、支柱の設置、病害虫対策を心がけることで、健康で美しいひまわりを育てることができます。ポットや栽培キットも充実していて、初心者でも簡単にひまわりの栽培を楽しむことができます。

植木鉢や花壇で育てるだけでなく、室内でも育てられる

ひまわりは庭や花壇で育てられることが多いですが、室内でも十分に育てることができます。室内でひまわりを育てるためには、十分な日光が必要です。日当たりの良い窓辺に置くか、成長用のLEDライトを使用すると良いでしょう。また、適切なサイズの鉢と排水性を持つ土壌も重要です。

花瓶に一輪刺しするだけでも部屋が華やかになる

ひまわりは、その鮮やかな黄色と大きな花で、どんな空間にも明るさと活気をもたらします。たとえ一輪だけでも、花瓶に刺すことで部屋全体がぱっと華やかになります。ひまわりはそのシンプルさと力強さで、インテリアに自然なアクセントを加えることができます。リビングルーム、ダイニングテーブル、オフィスデスクなど、どんな場所にもマッチし、空間を一気に明るくします。また、ひまわりの花は長持ちしやすく、水替えをきちんと行うことで、その美しさを長期間楽しむことができます。

ひまわりの花言葉

ここではひまわりの花言葉を紹介します。ひまわりをお部屋に飾るのも良いですが、ギフトに送るときも花言葉が役に立ってくれますよ。

「あこがれ」

一つ目に紹介する花言葉は「憧れ」。憧れている相手に何かプレゼントを考えている方には、ひまわりがピッタリのお花ですよ。

「あなただけを見つめる」

2つ目の花言葉は「あなただけを見つめる」。この花言葉はひまわりが太陽を追って向きを変える性質が由来となっているそうです。好きな相手や恋人へのプレゼントにひまわりはぴったりですね。

ひまわりの植え付けのしかた

ここではひまわりを前ポットから植え付けるコツについて紹介していきます。植え付けはとても大切な作業なので、不安がある方はぜひ確認していってくださいね。

適期は4月中旬~6月中旬

ひまわりの植え付け4月中旬~6月中旬の暖かい時期にしてください。東北の寒冷地では4月はまだ少し寒いので5月中旬以降がおすすめです。

苗の選び方のコツ

ここでは苗の選び方について紹介します。ひまわりの種類によって、大きさが全く異なるので自信の環境に合わせたひまわりを選ぶようにしましょう。

品種によって草丈の高さや花の数が異なる

ひまわりの中にも品種が複数存在し、草丈が30m程度のものから2m以上まで育つものも存在しています。さらには1株に1輪花を咲かせるものもあれば、分岐して1株でたくさんの花を咲かせるものもあります。

茎が丈夫なものや葉の色が濃い元気の苗を選ぶ

ひまわりを購入する際には、なるべく茎が太く固くて丈夫そうなものや、葉の色が濃い元気の良いものを選ぶようにしましょう。

害虫がついていたり大きくなりすぎている苗は避ける

よく見ると小さな害虫がついていることもあります。しっかりと観察してそういったものを選ばないようにしてください。選ぶ苗はひまわりの本葉が5~6枚出ているものが植え付けにちょうどいいのでおすすめです。大きすぎるものは避けるようにしてください。

プランターで育てる場合はプランター栽培向きの品種を選ぶとよい

もしプランターでひまわりを栽培したり、お部屋に飾ったりしたい方は大きめの品種は避けて、プランターにも収まる小さ目の品種を栽培することをおすすめします。

植え付けの方法

苗の選び方が把握できたら、次は植え付けです。ここでは植え付けのコツや注意点、方法を紹介していますので、参考に見ていってくださいね。

苗の大きさに合わせて穴を掘り、根鉢を崩さないように苗を入れる

苗の根っこについて土は払わず、根鉢のまま植え付けます。そのため、根鉢の大きさ分の穴を掘ってそこに苗ポットから取り出したひまわりの根鉢ごと植え付けてください。

隙間に腐葉土を入れ、土を被せる

穴と根鉢の間の隙間には腐葉土を入れて、少し山になるように軽く土を上から被せてください。

水やりをする

最後に水やりをして完了です。植え付け直後の水やりは土が乾燥しないようにこまめに水やりをするようにしてください。

植え付けは本葉が5~6枚になるまでに済ませる

植え付けは本葉が5~6枚になるまでに行ってください。5~6枚程度になることにはヒマワリが土にしっかりと根付いてしまいます。

地植え:60㎝ほどの幅の畝をつくると水はけがよくなる

地植えの場合は高さ60cmほどの畝を作ると排水性がよくなり、ついでにヒマワリを踏まない通り道も分かるので管理がしやすくなります。

鉢植え

ヒマワリを鉢植えで育てる場合は小型のヒマワリにしてください。鉢植えで育てる際の注意点を紹介します。

根を伸ばすため深い鉢を用意する

ヒマワリの根っこは良く伸びるので、底が浅い鉢植えだと鉢内が根っこで満たされる「根詰まり」を起こしてしまいます。根詰まりを起こすと、枯れてしまう恐れがあるので、ヒマワリの鉢植えは深さのあるものを選んでください。

鉢底ネットや鉢底石を敷いて通気性をよくする

鉢植えで育てる場合は、鉢底ネットは鉢底石も敷くようにしてください。通気性・排水性が向上するので、湿気によって根っこが腐ってしまう「根腐れ」を防止することに繋がります。

本葉が2~3枚になったときに間引きをすると生長しやすい

ひまわりを複数育てている場合は、本葉が2~3枚になったタイミングで間引きをしましょう。丈夫で元気な苗を残して生育しやすい環境を整える事で立派な花を咲かせてくれるようになります。

中高性種は、小苗のうちに1度摘心して育てるとよい

摘心とは実や花を大きくするために新しく伸びている茎や枝を途中でカットすることを言います。中高性種のひまわりは、小苗のうちに一度摘心しておくと、大きな花を咲かせてくれますよ。

空のペットボトルで水耕栽培することもできる

ひまわりはペットボトルなどの簡単な容器で水耕栽培することができます。ペットボトルで育てる簡単なキットのようなものも販売されているようなので、興味のある方はぜひ水耕栽培してみてください。

ひまわりの育て方のポイント①:栽培場所

ひまわりの育て方のポイント①:栽培場所
ここからはいよいよ、ひまわりの育て方について紹介していきます。まずは栽培場所について解説しますので、ぜひ見ていってくださいね。

日当たりがよく風通しの良い場所で育てる

ひまわりの栽培場所は日当たりが良く、風通しの良い場所がベストです。直射日光を嫌う他の植物とは違い、ひまわりは日光をとても良く好みます。また風通しの悪い場所を選んでしまうと湿気が高く、害虫が付きやすいので注意してください。

日陰でなければベランダなどでも育てられる

鉢植えやプランターで育てている場合は、日当たりさえ良ければベランダなどで育てることもできます。持ち運び可能な鉢植えの特権なので、ぜひベランダで育てることも検討してみてくださいね。

ひまわりは植え替えを嫌うので地植えの場所は慎重に選ぶ

ひまわりに限らず、基本的には植え替えという行為は植物にストレスがかかってしまいます。地植えする場合はチャンスは1度だけのつもりで、場所を慎重に選んでください。

ひまわりの育て方のポイント②:水やり

ひまわりの育て方のポイント②:水やり
次に紹介する育て方は水やりについてです。水やりも時期によって異なるので、方法に不安がある方はこちらで確認していってくださいね。

地植えの場合:生育初期や乾燥期以外の水やりは基本的に不要

地植えの場合は生育初期や、乾燥期以外の水やりは基本的に必要ありません。ひまわりは乾燥に強く、雨の水だけでも十分です。ただし、雨が降らず乾燥した日が続いた時には水やりをするようにしてください。葉が黄色くなってきたら要注意です。

植木鉢に鉢植えで育てる場合

鉢植えの水やりは地植えとはまったく異なります。鉢で育てる場合はこちらを参考にしてください。

開花するまでは土が乾燥しないよう毎日水をやる

ひまわりが開花するまでは土が乾燥しないように毎日水をあげるようにしてください。発芽した後も本葉がでて植え付けしたあとも毎日水をあげるようにしましょう。

真夏は朝夕の涼しい時間に水をやる

あげる時間帯は朝と夕方の涼しい時間帯にしてください。暑い日中に水やりをしてしまうと鉢内が蒸し風呂状態になって「根腐れ」を起こしてしまいます。

ひまわりの育て方のポイント③:土

ひまわりの育て方のポイント③:土
続いて紹介するのはひまわりの育て方のポイントでも大事な要素である土です。ひまわりの育て方以前に土が悪ければ、元気に育ちません。また、地植えか鉢植えかでも大きく育て方が異なるのでぜひ参考に見ていってください。

水はけがよく中性~弱酸性の土を好む

ひまわりは水はけがいい通気性や排水性に優れた弱酸性~中性の用土を好みます。あまり水はけが悪い土を使ってしまうと、根っこを痛める原因になるので注意してください。

地植えの場合

地植えは鉢植えとは全く異なる育て方になります。なんとなくでやってしまうと思わぬトラブルに遭ってしまうので注意が必要です。

植え付け2週間前に苦土石灰を加える

地植えの場合は植え付け2週間前に苦土石灰を土に加えておきましょう。苦土石灰には土をひまわりが好む、中性~弱酸性に整えてくれる効果があります。

深さ40㎝くらいまで耕す

ひまわりは根っこを深く張る植物なので、深さ40cm程度まで耕しておきましょう。耕しが甘いと、上手く根っこが張れずひまわりが元気に育たなくなってしまいます。

植え付け1週間前頃に堆肥・腐葉土・元肥を混ぜ込む

植え付け一週間前頃には堆肥・腐葉土・元肥を混ぜ込んで、土のコンディションを整えて、ひまわりの受け入れ態勢を作ってください。

鉢植えの場合

鉢植えは地植えのように手間がかかることはありません。ただし毎日水やりを行う関係上、水はけの良い土を選ぶことが重要です。

市販の草花用培養土で育てられる

ひまわりの土はホームセンターや園芸店に販売されている市販の草花用培養土で問題ありません。水はけの良い土であることを確認しながら選びましょう。

花苗用の培養土7:腐葉土2:堆肥1を混ぜるとよい

ひまわりの土を自作して配合をするのであれば培養土7:腐葉土2:堆肥1の比率で混ぜたものをおすすめします。培養土も腐葉土も水はけを良くしてくれますよ。

ひまわりの育て方のポイント④:肥料

ひまわりの育て方のポイント④:肥料
続いて紹介するひまわりの育て方は肥料についてです。肥料もタイミングや分量を誤ると枯れてしまう危険性もありますし、地植えと鉢植えで肥料を使った育て方が異なってきます。不安がある方は参考にみていってください。

地植えの場合

まずは地植えの場合の肥料について解説します。地植えで育てる事を検討しているからは参考に見ていってくださいね。

元肥はできるだけ深い場所の土に混ぜる

植え付ける前の元肥は出来るだけ深い場所の土まで混ぜてください。ひまわりの根っこは深く伸びます。深い場所まで肥料を混ぜておくことで元気に育つことに繋がります。

開花が始まりそうになったら追肥を止める

ひまわりの開花時期は7~8月です。開花が始まりそうになったら追肥を止めましょう。

鉢植えの場合

次に鉢植えでひまわりを育てる場合の肥料の与え方について解説します。地植えとは育て方が異なるので注意してください。

元肥として緩効性肥料を混ぜ込む

植え付けの元肥としては緩効性の肥料がおすすめです。緩効性の肥料はゆっくりと土に栄養を供給するので持続性が高く、種類にもよりますが、2~6か月程度まで持ちます。分量を守りながら使ってください。

6月~7月までは花が咲くまで薄めた液肥を追肥する

6~7月の開花直前の時期は花が咲くまで薄めた液肥を追肥してください。液肥は即効性が高いため、その日から効力があります。この追肥を行うことでひまわりの花がより大きくなりますよ。

開花前はリン酸の多い肥料を与えるとよい

リン酸は植物が花を付ける際に最も必要とする養分です。ひまわりの開花直前にリン酸を多く含んだ肥料を与えると花付きが良くなるのでおすすめです。

窒素分が多いものは花付きが悪くなり徒長しやすいので注意

窒素は葉や茎の成長を促す養分です。窒素の多い肥料を与えすぎると、花付きが悪くなり、細長く育ってしまうので注意が必要です。

【成長したらすること】ひまわりの植え替えについて

【成長したらすること】ひまわりの植え替えについて
基本的に植物は大きくなってくると鉢が狭くなってしまい、植え替えをせずに放置すると悪影響がでてきます。ここではひまわりの植え替えについて解説していきます。

ひまわりは一年草のため植え替えの必要はない

ひまわりは1年でその寿命を終える1年草であるため、植え替えをする必要はありません。その代わり毎年、種を植える必要があります。

植え替えを嫌う直根性のため植え替えはなるべくしない

ひまわりは植え替えを嫌う直根性の根っこを持ちます。直根性は太く1本の根っこのみで構成されるため、その根っこを傷つけると一気に枯れてしまうリスクがあります。

植え替える場合は根鉢を崩さずそのまま植える

ひまわりを植え替える場合は根に絡まった土ごと、つまり根鉢そのものを崩さずにそのまま植えてください。そうすることで根っこの損傷を避けることができます。

ひまわりの増やし方

ひまわりの増やし方
ひまわりは育て方に問題がなければ増やし続けられます。ここではひまわりの増やし方について解説していきます。

種の採取

ひまわりの花が咲けば同時に種も採取することができます。種の採取方法を注意点も含めて解説していきますね。

花首が下向きになり、中心部が枯れて黒くなったら花首を切り取る

花が開花して、時間が経つと萎れて下向きになります。その後中心部が枯れて黒くなったら花首を切り取ってください。

天日干しにし、完全に乾いたら種を取りだす

切り取った花首は天日干しにして、完全に乾いたら種を取り出して下さい。しっかりと乾燥できていれば、種がぽろぽろと取れて簡単に取り出すことができます。

採取した種は袋に入れて保存する

採取した種はカビや害虫被害に遭わないようにしっかりと乾燥させて、来年の春にまた植えるために袋などにいれて大切に保管してください。

実のついた枝を取ってドライフラワーとしても楽しめる

ひまわりは、実のついた枝を切り取ってシリカゲルなどを使って急激に乾燥させることでドライフラワーとして楽しむことができます。ひまわりのドライフラワーに興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

種から育てることもできる

ひまわりは種からでも育てることができます。購入した種や採取した種を植えて毎年花を咲かせることができれば何度でも増やすことができます。

種まき

ひまわりを種から育てる場合は種まきから始まります。ここでは種まきの方法について解説していきますので興味のある方はぜひご覧になってください。

適期は4月~6月頃、暖地なら3月~5月頃

種まきに適した時期は4~6月ごろ。暖かい地域であれば3~5月が適期です。ただし、東北などの寒冷地の場合は5月中旬から6月中旬の暖かい時期に種まきをしてください。

土に1~2㎝ほどの穴をあけ、1つの穴に2~3粒種をまく

土に1~2cm程度の穴をあけてください。この作業は深すぎると発芽しないため慎重に行いましょう。1つの穴には2~3粒蒔いてください。

複数植える場合は鉢植えなら1㎝ほど間隔をあけて植える

長いプランターなどで複数植える場合は1cmほど、間隔をあけて植えるようにしてください。横にスペースを作って植えなければ、横に広げて成長できなくなるため、縦に長く育ち徒長を起こしてしまいます。

地植えは高性種なら30㎝~40㎝、その他の品種は20~30㎝間を空ける

地植えをするときは高性種なら30cm~40cm。その他の品種は20~30cm程度が開けるのがちょうどいいです。間隔をあけないと互いに成長を阻害してしまうため注意が必要です。

光が当たらないよう1㎝くらい土を被せ、水をたっぷり与える

植えた種は光が当たらないように1cm程度土を被せて、水をたっぷり与えてください。土が乾燥しないように小まめに水を与え続けてください。うまくいけば5日程度で発芽します。

ひまわりのお手入れ方法

ひまわりのお手入れ方法
年間を通したひまわりのお手入れ方法について解説していきます。様々なシーン別でお手入れの方法を紹介しますので、ぜひ参考にご覧になってくださいね。

梅雨の時期の加湿対策

ひまわりは湿気を嫌いますので、梅雨の時期の手入れも大切です。梅雨の時期の手入れ方法と注意点を紹介していきます。

鉢植えは雨が当たらない軒下や風通しのよいところに置く

鉢植えのひまわりであれば、雨の当たらない軒下や、湿気の溜まりにくい風通しのいい場所に置くようにしましょう。

地植えは泥はね対策にマルチングをする

地植えのひまわりであれば、梅雨の時期はそのままにしておくと泥はねしてしまうので、マルチングして泥はねを防止するようにしてください。

梅雨明け後の晴天が続く時期は株元に敷きわらをする

梅雨が明けた後に晴天が続きやすく、土が乾燥してひまわりの下葉が落ちてしまいます。梅雨明けの晴天が続いた場合は土の乾燥を防ぐために、株元に敷きわらをしてください。

乾きがひどいときは週に1度たっぷり水をやる

乾燥期が長く、土の乾きがひどい場合は週に1度の間隔で水をたっぷりあげてください。基本的に地植えは土に含んだ水で十分なので、水のやりすぎに注意してください。

蕾を付け始めると倒れやすくなるため支柱を立てる

ひまわりは成長途中で支柱が必要になります。ひまわりは草丈が高くなってつぼみを付け始めた段階で倒れやすくなってきますので、ある程度成長してつぼみが見えてきたら支柱を立てて、ひまわりを固定してください。

花がら摘み

1つの株から複数花を咲かせるタイプの植物は花がら摘みという作業でより元気な花を咲かせることができます。ここではその花がら摘みについて解説していきますね。

小輪咲きの分枝が多いヒマワリは終わった花を切り取る

1つの株から分岐してたくさん花を咲かせるひまわりは終わった花を放置しておくと、種に栄養が持っていかれ、株全体の栄養が不足しがちになります。そこで終わった花を間引きすることで、株を健康に保つことができます。

咲き終わった花は種を作り始める前に摘み取る

先にも述べた通り、咲き終わった花は種を作るために株全体よりも多く栄養を吸収します。株全体の元気がなくなってしまうため、種がいらない場合は種を作り始める前に摘み取ってしまいましょう。

仕立て方

ここからはひまわりの花の仕立て方について解説していきます。仕立て方は大きく分けて2つありますので興味のある方は見ていってくださいね。

摘心して花数を増やす

ひとつの株から多数分岐するタイプのひまわりは摘心することで花数がより増えます。ひまわりの本葉が5枚程度出てきた時点で摘心しましょう。摘心後1週間程度で脇芽がでてきます。これを放置することで蕾ができて花数も増えます。

一本立ちにして大輪の花を咲かせる

1つの株に対して1つの花を咲かせる、つまり一本立ちに育てればひまわりは大輪の花を咲かせます。一本立ちにするには、途中に摘心せず、伸びてきた脇芽を摘み取ることで元気な1本が育ちます。

ひまわりがかかりやすい病気

ひまわりがかかりやすい病気
ひまわりはもちろん、植物は病気にかかることがあります。ひまわりがかかりやすい病気とその対処・予防法について解説していますので、不安がある方はここで確認しておきましょう。

べと病

白や淡い灰色・紫色のカビが生えていたらべと病のサインです。地面に近い葉ほど発生しやすく、べと病が進行すると葉が全て黄色になって枯れてしまうため注意してください。原因は高温多湿や土が湿った状態が長く続いた時で、発生しやすい時期は7~8月です。

対処法:殺菌剤を散布する

 べと病は園芸用の薬剤を散布することで効果があります。べと病は湿度が高い日が続くと生えてくるカビから発症してしまいますので、定期的な観察は忘れないようにしてください。

予防法:多湿を避け、風通しの良い場所で管理する

ベト病の発生原因は多湿です。風通しのいい場所で管理してあげることで、湿気が溜まりにくく、多湿を避けることができます。

うどんこ病

名前のとおり、うどんの粉を振りかけたように白い粒が葉っぱの上に出てくる症状。黒い病斑ができ、やがて枯れてしまいます。発症原因は土壌の排水性が悪かったり、多湿が続いた時です。水はけの良い土、風通しの良い場所を心がけましょう。

対処法:葉をすぐに切り取り、薬剤で対処する

うどんこ病にかかった葉っぱは周囲に広がる前にすぐにカットしてください。その後、園芸用の薬剤で予防しておくことも忘れないようにしましょう。

害虫

続いて解説するのは害虫について。ひまわりは害虫被害にも遭うことがあります。放置していると枯れてしまう他ので注意してください。

ハダニ

まずはハダニ。ハダニは茎や葉っぱの汁を吸う食害を及ぼす害虫です。ハダニは暑く乾燥した環境を好むため、梅雨明けが要注意です。

予防法:葉の裏表に水やりをする

乾燥した場所を好むハダニは、葉や茎だけに水をあげる「葉水」をすることで、予防することができます。葉水に関しては毎日行っても、水のやり過ぎにはならないため余裕のある人は毎日行っても良いですよ。

アブラムシ

アブラムシも葉や茎の汁を吸う、食害をもたらす害虫です。アブラムシは暖かい時期に出没するので、ひまわりを植える春の時期から開花時期まで注意が必要です。定期的な観察を忘れず、早期に発見することが大切です。

対処法:専用の薬剤で防除する

アブラムシは園芸用の薬剤で防除することができます。スプレータイプのものなのでたくさん出没しても楽に駆除することができますよ。

ハモグリバエ

ハモグリバエも食害をもたらす害虫です。葉や茎の中をトンネルのように突き進んで食べてしまうため、外からの殺虫剤では効きにくいのが難点な害虫。さらに出没時期は春から秋と、時期がひまわりを被っており、高温多湿の状態が続くと発生しやすいので注意してください。

対処法:根から吸収させる殺虫剤を株元にまいて駆除

ハモグリバエは根から吸収させる浸透移行性の殺虫剤が有効です。根から吸収していくのでひまわり全体に殺虫効果を持たせることができます。

ナメクジ

最後に紹介する害虫はナメクジ。ナメクジそのものに害はありませんが、ナメクジに寄生している「広東住血線虫」という虫が非常に危険で、人間にも移ることがあります。発症してしまえば致死率は非常に高いので、ナメクジも見つけ次第駆除しておきましょう。

対処法:見つけ次第駆除し、薬品を苗の周りにまく

ナメクジは梅雨の時期など湿気の高い時期に出没します。見つけたら園芸用の薬品を苗のまわりにおいて駆除しましょう。

ひまわりの品種

ひまわりの品種
ひまわりのおすすめの品種もこちらで紹介していこうと思います。これからひまわりを育てようと考えている方はぜひ参考にしてください。

小夏:ミニヒマワリの1種で、花もちがよい

小夏はミニひまわりの一種で草丈も25cm程度までしかなりません。そのため持つ運びしやすく管理も簡単です。分岐しやすいひまわりなので複数の花が見たいという方には小夏がおすすめですよ。

サンリッチオレンジ:花びらが揃っているオレンジ色のヒマワリ

次に紹介するサンリッチオレンジは一本立ちタイプのひまわりで、世界で1番切り花にされています。そのため皆さんがよく思い浮かべているひまわりはおそらくサンリッチオレンジだと思います。最短で約55日で開花するとも言われており、早生であることも有名ですよ。

ホワイトナイト:白~淡黄色の花びらをもつ高性種

ホワイトナイトは名前の通り白色や淡黄色の花を咲かせるひまわりです。長く枝分かれのしにくい一本タイプのひわまりで、高さは100~120cmと中程度のサイズになります。ホワイトナイトはとても珍しい品種なので興味のある方は探してみてくださいね。

サンタスティック:ミニヒマワリの種類でいくつか品種がある

サンタスティックはミニひまわりの一種で25~50cm程度のひまわりです。途中枝分かれしやすいタイプのひまわりなのでたくさん花を咲かせてくれるのもサンタスティックの魅力の1つですよ。

プロカットプラム:赤味があるフラワーアレンジメント向きの小型ヒマワリ

プロカットプラムも珍しいひまわりで、黄色と赤色のグラデーションがきれいな2色咲きを見せてくれます。プロカットプラムは150cm程度と大きめのひまわりなので、地植えがおすすめです。

サンフィニティ:多花性で開花時期が長い品種

サンフィニティはたくさん花を咲かせる多花性で、開花時期も1か月半と他のひまわりと比較して長い品種です。サンフィニティは草丈1m程度とそこまで大きくないサイズなので管理もしやすいですよ。

サンマリノ:開花が早く、草丈が低い品種

サンマリノの開花は最短で55日ととても速く、開花時期には150cmになるひまわりです。サンマリノは分岐タイプのひまわりなのでたくさん花を咲かせてくれますよ。

スマイルラッシュ:小さめの品種で草丈は30~40㎝程度

スマイルラッシュは小さめの品種で草丈も30~40cm程度で管理がしやすいひまわりです。さらにスマイルラッシュは分岐型のひまわりなのでたくさん花を付けますし、開花も3週間ほど突きますので、長く楽しませてくれますよ。

バレンタイン:クリームがかった涼しげな黄色の花

バレンタインはクリーム色のような花びらが特徴的なひまわりです。大きさは約120cmと中程度の大きさです。バレンタインも分岐型のひまわりなので、花をたくさん鑑賞したいかたにはおすすめの品種ですよ。

ひまわりは食べられる?

ここではひまわりを食べることができるのか解説していこうと思います。アメリカなどではよくひまわりの種を食べている人もいますよね。もし興味が湧いた方はぜひご覧になってくださいね。

熟した種は食用になる

熟した種は食べることができます。ナッツのような香ばしさですが少し味が薄いため、海外では塩やスパイスなどで塩気を付けたり、キャラメルやココナッツなどで甘みを付けて食べているそうです。

芽(スプラウト)も食べることができる

ひまわりの種を食べるという話は聞いたことはありましたが、実は芽(スプラウト)も食べることができます。芽(スプラウト)は青臭さはありますが苦みもないですし、ナッツのような甘さがあるため、サラダやスムージー、炒め物など幅広く料理できますよ。

花びらや葉っぱなども食べられる

ひまわりの花びらや葉っぱも食べることができます。葉っぱに関しては若い葉っぱであれば天ぷらやあく抜きしてお浸しなどにもできます。しかし、花びらは食べられると言うだけであまりおいしくはないようです。

フラワーデザイナーが解説!ガジュマルを育てるコツ

フラワーデザイナー長岡孝樹
ひまわりは大きく成長し、大輪の花を咲かせることがありますが、同時に風に弱くなってしまいます。特に背が高くなる品種は、倒れないように支柱を立ててサポートするようにしましょう。
フラワーデザイナー長岡孝樹
ひまわりは、地面に植えるときと、プランターに植える場合で育て方が大きく変わるので注意しましょう。ひまわりは乾燥に強いため、地面に植える際は雨が定期的に降れば水やりの心配はないです。鉢植えやプランターに植える場合は、土が乾燥しないようにこまめに水をあげてください。

ひまわりの育て方を紹介!種まきや植え方から日々のケア方法までのまとめ

ここまでひまわりの基本情報から育て方、お手入れ、品種など様々な内容を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?ひまわりにも奥が深いことが分かって頂けたかと思います。 ここまでの内容をまとめると以下の通りです。
  • ひまわりの植え付けは4~6月、寒い地域では5月から
  • 地植えと鉢植えでは育て方がまったく異なる
  • ひまわりのサイズは20cm~200cm以上と品種によって大きくことなる
  • ひまわりは水はけの良い土を好む
  • ひまわりの置き場所は日当たりが良く、風通しの良い場所がベスト
  • ひまわりは梅雨の時期には病気や害虫に注意する
ひまわりは1年草で植え付けてから長くても2か月で花を咲かせてくれるので、早く結果が見られる楽しい植物です。開花までは害虫や病気など管理が大変ですが、丁寧な育て方ができればきっと満足のいくお花を付けてくれますので、ひまわりの育て方に困ったらぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。