彼岸花の育て方を徹底解説!特徴からよくあるトラブルの対処法まで

彼岸花の育て方を徹底解説!特徴からよくあるトラブルの対処法まで
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目次

秋の季節になると燃えるように赤い花を咲かせる彼岸花をご存知でしょうか。彼岸花は田ぼのあぜやお墓、川原の土手などにたくさん咲いているイメージがありますが、お庭でも育てることができる植物です。彼岸花を元気に成長させるためには育て方のポイントがいくつかあるのですが、知らないと枯れてしまう可能性もあるかもしれません。 そこでこの記事では、
  • 彼岸花とはどんな花?
  • 彼岸花の特徴
  • 彼岸花の育て方【球根の選び方】
  • 彼岸花の育て方【用土】
  • 彼岸花の育て方【植え付け】
  • 彼岸花の育て方【置き場所】
  • 彼岸花の育て方【水やり】
  • 彼岸花の育て方【肥料】
  • 彼岸花の育て方【植え替え】
  • 彼岸花の育て方【増殖】
  • 彼岸花に関するトラブルと解決法をご紹介
以上のポイントを中心にご紹介していきます。 彼岸花は丈夫で初心者にも育てやすい植物ですので、秋の季節のガーデニングにぴったりの植物です。育て方のポイントを守ればどんどんと増えていくこともありますので、お庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。彼岸花によくあるトラブルも記事の後半でご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

彼岸花とはどんな植物?

彼岸花は秋の9月後半に印象的な赤い花を咲かせる植物です。すっと伸びた茎の先に直径が10㎝ほどの大きな花を咲かせる彼岸花は、他の植物にはない魅力を感じさせてくれます。彼岸花の原産は中国ですが、日本に入ってきた歴史が古く平安時代にはすでに見ることができたとも言われているのです。そんな日本人にもなじみの深い彼岸花についてご紹介していきます。

秋のお彼岸の時期に花を咲かせる植物

彼岸花の開花時期はちょうど秋のお彼岸の時期にかぶります。そのため「彼岸花」という名前がついたと考えられています。お彼岸の時期はお墓参りの時期でもありますので、お寺やお墓の周りなどで、彼岸花を見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

リコリスや曼珠沙華といった多くの別名をもつ

彼岸花には日本全国でおよそ1,000種類の別名がついていると言われています。リコリスや曼珠沙華という印象的な別名を代表として、幽霊花や死人花など少し縁起が悪く感じられるような名前もつけられているのです。名前の多くは彼岸花が墓地やお寺に多く植えられていた歴史が由来となっています。

初心者でも育てやすい

彼岸花は雄しべが優雅に曲がった繊細な形の花をもっていますが、初心者にも育てやすく増えやすい植物です。植えた場所が彼岸花の気に入るものであれば、ある程度ほったらかしでも毎年花を咲かせて増えていきます。暑くなる夏場には、球根の状態で夏越しをするので寒暖差のある日本の気候でもなじみやすいのです。

彼岸花の特徴

次に彼岸花の特徴についてご紹介していきます。彼岸花は花が咲いたあとに葉を伸ばし、冬越しとともに葉が枯れるという他の植物とは反対の生育サイクルをもっています。そのため、夏が休眠期になるので地上部にはなにもなくなったように見えるのです。

球根で増えていく

彼岸花は球根で増えていく性質があります。園芸店などで販売されている彼岸花や仲間であるリコリスも、球根の状態で販売されていることが多いでしょう。野生の彼岸花は種子をつけることがないので、球根を分裂させて増えていくのです。リコリスは種子も採取することができる品種がありますが、発芽率が低いと言われています。

多年草に部類される

彼岸花は球根で夏越しをした後、毎年秋になると花を咲かせる多年草です。多年草なので、球根が枯れたり腐ったりしない限りは季節になると鮮やかな色の花を咲かせてくれる魅力が多くの方に愛されています。

草丈は20~50cmにまで成長する

地面から茎が出てそのまま花をつける彼岸花。茎の長さは20㎝~50㎝ほどですので、大人のひざ下くらいの長さでしょう。葉っぱも同じくらいの高さまでしか成長しませんので、あまり大きくならない植物です。

落葉性と耐暑性に優れている

彼岸花の葉は花後の秋から冬にかけて伸びてきますが、冬越しのあと、春から夏にかけては葉っぱを落として地上部が何もなくなるという成長サイクルを繰り返します。球根の状態で夏越しするので、耐暑性が高く育てやすいと言われているのです。

耐寒性は弱いので冬越しには注意が必要

耐暑性がある彼岸花ですが、耐寒性は低いので冬越しする際にある程度は日が当たる場所で管理するようにしましょう。霜などで地面が盛り上がって球根が露出してしまうと、寒さでそのまま枯れてしまう可能性もありますので本格的に寒くなる前に盛り土をしたり落ち葉で保温したりするのが効果的です。

彼岸花の育て方【球根選び】

彼岸花の育て方の一番目のポイントとして、球根選びについてご紹介していきましょう。彼岸花の球根は園芸店やホームセンターで購入することができます。

彼岸花の球根は夏に販売される

彼岸花の球根は初夏から夏にかけての6月~8月に店頭に販売されています。彼岸花という商品名ではなく、リコリスというヒガンバナ属の総称としての名前で販売されていることも多いかもしれません。夏の時期に植え付けをすれば、その年の秋には花を咲かせてくれますよ。

花を楽しみたいなら大きい球根を選ぶ

彼岸花をその年の秋に楽しみたいのであれば、なるべく大きく栄養分がたくさん含まれているような球根を選びましょう。小さい球根の場合は、その年に花を咲かせてくれないこともあるかもしれませんので注意が必要です。また、芽が出てしまっている状態の球根は移植を嫌うのでなるべく発芽していないしっかりと丸まったものを選びましょう。

彼岸花の育て方【用土】

彼岸花の育て方の二番目のポイントとして、用土について解説していきます。彼岸花は植え付けた用土が気に入れば何年もその場所で花を咲かせてくれる丈夫な植物なのです。

水はけの良い通気性のある土を用意する

彼岸花は水はけの良い通気性のある土を好みます。鉢植えで育てる場合は、草花専用土や観葉植物の土で育てるようにしましょう。地植えにする場合は赤玉土や腐葉土などを混ぜ込んで、通気性を良くしておくのも効果的です。

ある程度の保水性も確保する

ご紹介したように彼岸花は排水性と通気性の高い土を好みますが、サボテンや多肉植物と異なりある程度の保水性も必要になってきます。そのため、腐葉土などを混ぜ込んで土を肥やしておくのも良いでしょう。

市販の鉢・プランター用のハイポネックス培養土を使用するのも良い

彼岸花に適した土として、市販の鉢花・プランター用のハイポネックス培養土が特におすすめです。ハイポネックス培養土は有機性があり元肥として花を咲かせるのに必要な栄養分も含まれていますので、そのまま彼岸花の球根を植え付けることができます。

彼岸花は根がたくさん伸びるので深いところまで耕す

彼岸花は根がしっかりと張るので土も深いところまで耕すようにしましょう。植木鉢で育てる場合は、なるべく深く大きめの鉢を用意します。地植えにする時は植え付ける前にスコップなどで深く土を耕しておくのがおすすめです。

彼岸花の育て方【植え付け】

彼岸花の育て方の三番目のポイントとして植え付けの方法について解説していきます。彼岸花の球根は乾燥を嫌うので、購入したらすぐに植え付けるか濡らした新聞紙で保管して早めに植え付けるようにしましょう。

地植えの場合

まずは、購入した球根を地植えにする場合の植え付け方法についてご紹介します。

球根は球根2個分の深さのところに植える

地植えにする時は、土を良く耕して球根2個分の深さのところに植えるのがポイントです。地植えで浅い場所に植えてしまうと、霜によって球根が地面に露出してしまうことがありますのでなるべく深めに植えてあげましょう。

植えた球根が完全に隠れるように土をかける

球根2個分の深さに入れたら、尖った球根の先端が完全に隠れるくらいまで土をかけましょう。球根の先端が出ていると夏の暑い時期に球根が乾燥して枯れてしまうことがあるのです。

鉢植えの場合

彼岸花の球根を鉢植えにする場合は、地植えのようにあまり深くまで植え付けることができません。そのため、地植えとは異なる植え付けのコツがあるのです。

できるだけ深めの鉢を用意する

用意する鉢は出来るだけ深めの長さのある鉢を用意しましょう。1つの鉢に1個の球根が理想ですが、観賞用にする場合は2~3個まとめて植えると見栄えがよくなります。陶器鉢やプラスチック鉢などの深めのある鉢に、鉢底石を入れて水はけを良くして植え付けましょう。プランターに間隔を離して植え付けるのもおすすめですよ。

土の表面ギリギリに球根を植えて根の伸長を妨げないようにする

鉢植えにする時は入れた用土の表面ギリギリに球根を植えて、根が十分に伸びるように下側にスペースをとってあげましょう。球根のとがった先端が出ないギリギリに植え付けるのがポイントです。

球根どうしの間隔は少なくとも球根2個分あける

複数の球根を植える時は、球根同士の間隔が少なくとも2個分ほど空けるように注意して植え付けます。球根の間隔が狭いと子球が出来たときに十分に成長することができないのです。数年、植木鉢で育てていて狭くなってしまった時は植え替えをする必要があります。

彼岸花の育て方【置き場所】

彼岸花の育て方の四番目のポイントとして置き場所についてご紹介します。彼岸花は地植えに適した植物ですので、置き場所も慎重に選んでおくことがおすすめです。

西日を避けた日当たりの良い場所に置く

彼岸花は耐陰性もありますが、お日様の光が大好きですので西日を避けた日当たりの良い場所で栽培しましょう。西日が当たりすぎると乾燥するので、できるだけ東か南の場所で管理します。鉢植えで育てている時は季節や天候に応じて場所を移動してあげましょう。

開花した後は半日陰に置くと花もちがよくなる

秋に彼岸花が開花したら半日陰で管理するとすぐにしおれることがなく、花持ちがよくなります。植木鉢でしたら場所を移動できますが、地植えの場合は移動できないので適度に遮光できると良いですね。

北海道などの寒冷地以外なら地植えのままでも冬越しが可能

北海道などの寒冷地では、地植えにしてしまうと葉や球根が枯れてしまうことがありますが、その他の地域でしたら地植えのままで冬越しができます。北海道でも植木鉢にして氷点下にならない室内や温室などの場所で管理してあげれば冬越しすることが可能です。

霜や雪に埋もれると枯れるので室内に移動したり、盛り土したりして冬越しする

長期間、霜や雪に埋もれてしまうとそのまま枯れてしまうことがあるので彼岸花の周りをある程度、盛り土して冬越しをしましょう。落ち葉や枯れ葉などで保温してあげるのも効果的です。鉢植えの場合は室内に取り入れてあげるのもおすすめです。

彼岸花の育て方【水やり】

彼岸花の育て方の五番目のポイントとして、水やりの頻度やタイミングについてご紹介します。彼岸花の球根は過湿を嫌う特性がありますが、乾燥状態が続くと縮こまって球根が弱ってしまう可能性もあるのです。

地植えの場合

地植えで彼岸花を育てている時は、どのようなタイミングで水やりを行えばよいのでしょうか。

水やりはほとんどいらない

地植えにした彼岸花はほとんど水やりを必要としません。基本的にはほったらかしで栽培することができるため、非常に手がかからない植物と言えるでしょう。逆に、半日陰の場所に植えられている彼岸花に過度に水やりをしてしまうと過湿によって球根が腐ってしまう可能性がありますので、注意しましょう。

乾燥が続いた日は水を少しあげる

地植えにしている場合でも、夏場などの暑い時期に乾燥が続いたときには水を与えるようにしましょう。夏場は地上部はなくなり、球根の状態で夏越ししている彼岸花の場所がわかるように目印をつけておくことをおすすめします。彼岸花の球根は休眠状態なので、たくさんの水は必要としません。

鉢植えの場合

彼岸花を鉢植えにして育てている場合は、地植えよりも少し手をかけて水やりをしてあげましょう。

花が咲いてから葉が枯れるまでの間は土が乾いたら水をあげる

秋に彼岸花の花が咲いてから、冬場にかけて葉が伸びて枯れるまでは土が乾いたら水を与えるようにしましょう。秋の涼しい時期から冬にかけてですので、頻繁に与える必要はありません。土の状態をチェックして、必要であれば水やりを行います。

夏は水の量を減らす

夏の彼岸花は地上部がなくなり球根の状態で休眠しています。そのため、生育期と同じように水やりを行ってしまうと球根が腐ってしまう危険性もあるのです。夏は暑く乾燥するので、つい水を与えたくなってしまいますができるだけ控えめに、を心がけましょう。

彼岸花の育て方【肥料】

彼岸花の育て方の六番目のポイントとして、肥料の与え方についてご紹介します。ほったらかしでも育つ彼岸花には、それほどたくさんの肥料を必要としません。

花が咲き終わったら肥料をあげる

花が咲き終わったらお礼肥として、肥料を与えましょう。9月から10月にかけて花を咲かせるのが彼岸花の成長サイクルですので、肥料を与える目安は10月後半から11月となるでしょう。このタイミングで肥料を与えることによって、疲れた球根が回復して新しい栄養分をためることができるのです。

あげ方は市販の固形肥料を土に混ぜる

与える肥料は市販の固形肥料を土に混ぜましょう。固形肥料であれば、油粕のような有機肥料でも化成肥料でも問題ありませんが、花をしっかりと咲かせたい時はカリ成分を含んだ肥料を選びましょう。選んだ肥料は土に混ぜ込んで与えます。

冬に緩効性化成肥料をあげると鮮やかな色の花を咲かせる

冬場に寒肥として緩効性の化成肥料を与えると次の年により、鮮やかな色の花を咲かせてくれるはずです。緩効性の化成肥料はゆっくりと効果を与えてくれますので、数か月は追肥の必要がありません。

彼岸花の育て方【植え替え】

彼岸花はひとつの球根が分球して増えていく植物ですので、何年も育てていると花と花の間隔が狭くなってしまうことがあります。そんな時は、適切な時期に植え替えの作業を行うようにしましょう。

時期は6月から8月の間が最適

彼岸花を植え替えする時期は、真夏の6月~8月が適期です。この時期は彼岸花の地上部がなくなり、球根の状態で夏越ししているはずですので根を切りすぎないように注意しながら掘り起こして植え替えを行いましょう。

球根を乾燥させないために土から出したらすぐに植え替える

彼岸花は球根が乾燥するのを嫌うため、土から掘り出した後はすぐに植え替える必要があります。鉢植えの場合は新しい土を用意してから作業を行いましょう。地植えで別の場所に植え替える時は、新しい場所を掘り起こして土を改良して準備を整えてから球根を掘り起こします。

頻繁に植え替えると枯れるので注意する

彼岸花は頻繁な植え替えを好まない植物です。頻繁に球根を掘り起こして植え替えをしてしまうと枯れてしまう可能性がありますので、注意が必要です。一度植えたらなるべく植え替えをしなくてすむような場所を最初に選んでおくと良いですね。

彼岸花の育て方【増殖】

彼岸花は種類によっては種子をつけない植物ですが、環境が合えばどんどんと増殖していってくれる植物です。この項目ではそんな彼岸花の育て方として、増やし方についてご紹介していきましょう。

彼岸花は分球によって増えていく

彼岸花は種子ではなく分球によって増えていく植物です。球根が分裂していくことで増える分球は、大きな元の球根の周りに小さな子球ができ芽吹いて大きくなっていく特徴があります。植え替えや植え付けの際に、子球がついていた場合は手でそっとはがして間隔を空けて植え付けてあげるようにしましょう。

人の手を加えなくても自然に増えていく

ヒガンバナは普通の状態でも自然に分球して増えていってくれる植物ですので、一度植えたらそのままにしていても大丈夫です。日本に昔からある彼岸花は種子をつけることなく、ずっと分球によって増えてきたのでしょう。田んぼの畔や墓地などあまり人の手が入らない場所でも、彼岸花がよく増えているのを見ることがありますね。

植え付けてから数年そのままにしておくだけで増えている

植えっぱなしでも問題ないと言われている彼岸花は、植え付けから数年、そのままにしておくだけで増えていきます。最初に彼岸花を植える場所を決める時は、増えた時をイメージしておくと良いですね。

増えて球根同士の間隔が狭くなったら植え替えをする

彼岸花の球根を植えて数年経つと十分に増えてきますので、球根同士の間隔が狭くなってしまいます。およそ2年~3年に一度は球根を掘り出して植え替えをしてあげましょう。そのままにしておくと、球根が十分に太れずに花が咲かない可能性もあります。

白い彼岸花は繁殖能力が低いので注意する

白い彼岸花は主に日本の南部に分布していますが、繁殖能力が低いので特に手をかけて管理してあげましょう。白い彼岸花は野生種の赤い彼岸花と、ヒガンバナ科の仲間であるショウキズイセンという黄色いリコリスが自然の中で交配してできた品種だと言われています。

彼岸花の様々なトラブルを紹介

続きまして、彼岸花の様々なトラブルをご紹介します。彼岸花を育てる前に、一通りのトラブルと解決方法を把握しておきたいですね。

彼岸花が元気がない・枯れてしまった

彼岸花が元気がない、枯れてしまったというのは最も良く聞くトラブルです。しかし環境やタイミングによっては問題ない場合もあります。

咲いて枯れてを繰り返す植物なので基本的に心配する必要はない

彼岸花の成長サイクルは他の植物とはなので、春から夏に元気がなくなっていきます。咲いて枯れてを繰り返す植物ですので、他の植物が元気な春や初夏に元気がなくなってもあまり心配する必要はないのです。

水はけが悪く軟腐病にかかってしまった可能性がある

彼岸花を植えている場所の水はけが悪く軟腐病にかかってしまった場合は、残念ながら復活することは少ないと見てよいでしょう。軟腐病になると球根や茎が腐って柔らかくなってしまいます。風通しを良くして、水やりを控えることで他の彼岸花が感染してしまう可能性を減らしましょう。

彼岸花の花が咲かない

せっかく手に入れた彼岸花の花が咲かない、というのはよく聞くトラブルです。他の場所では花を咲かせていた彼岸花を球根で移植したものの、咲かなくなってしまったというトラブルは意外とよくあるのです。彼岸花の花が咲かない理由は以下の二つが考えられます。

葉が混み合っている可能性がある

彼岸花は分球が豊富な植物ですので、おおもとの球根の周りに分球した小さな球根がたくさんついていることがあります。そうなるとどうしても葉が混みあってきてしまい、養分を取り合ってしまっている状態ですので、6月~8月の時期に球根を掘り上げて子球を切り離し別の場所に間隔を空けて植えてみることをおすすめします。

球根に花を咲かせる元気がない

彼岸花の花が咲かないもう一つの理由として、球根が十分に太らずに花を咲かせるだけの元気がないといものが挙げられます。球根を太らせて栄養分をしっかりため込むためには、適切な時期に肥料を与える必要があるのです。

彼岸花のトラブルの解決方法

最後に、彼岸花によく起こるトラブルとその解決方法について解説していきましょう。比較的に育てやすい彼岸花ですが、花が咲かないなどのいくつかのトラブルに見舞われることもあるのです。

彼岸花の元気がないときは湿気を減らすようにする

彼岸花の葉や茎が細く元気がない時は、湿気を減らすように心がけます。水やりの頻度を落としたり、盛り土をして排水性を上げたり、風通しをよくするなどの工夫をしてあげましょう。

球根が弱っていると感じた時はカリ分の多い肥料を与える

球根が弱っているなと感じたらカリ成分の多い肥料を与えます。カリ成分は球根を充実させたり花をよく咲かせたりするような効果が期待できますので、化成肥料の中でもカリ成分が高い肥料を選んで与えましょう。

【まとめ】彼岸花の育て方を徹底解説!特徴からよくあるトラブルの対処法まで

いかがだったでしょうか。 秋の季節を鮮やかに彩る彼岸花の特徴や育て方についてご紹介しました。彼岸花は比較的に育てやすくほったらかしでも増えていく、園芸初心者にもおすすめの植物です。他の植物とは異なるおもしろい生育サイクルをもっていますので、この記事を通して育て方のポイントを把握しておきましょう。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • 彼岸花は秋に花を咲かせる中国原産の多年草で球根によって増える
  • 彼岸花は墓地や川辺、田圃の畔などの風通しのよい場所で生育している
  • 彼岸花の育て方①球根の選び方は大きくしっかりした芽の出ていないものを選ぶ
  • 彼岸花の育て方②用土は排水性と通気性のあるものを選ぶ
  • 彼岸花の育て方③彼岸花を植え付けるのは夏の時期に西側を避けた場所を選ぶ
  • 彼岸花の育て方④日当たりの良い場所に植えると花が咲きやすい
  • 彼岸花の育て方⑤水やりは地植えではほとんど必要とせず、鉢植えの時は土の表面が乾いてから行う
  • 彼岸花の育て方⑥肥料は鉢植えの場合は寒肥・お礼肥としてカリ成分の含まれた固形肥料を与えると良い
  • 彼岸花の育て方⑦球根が混みあってきたら夏の時期に植え替えを行う
  • 彼岸花の増やし方は、球根を分裂させる分球がおすすめ
  • 彼岸花の病気を避けるためには過湿にならないように注意する
繊細な花の見た目に反して、彼岸花は育てやすく丈夫な植物です。気に入った場所であればほったらかしでもどんどん増えていきますので、お庭のガーデニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。日本の各地には彼岸花が名所になっている場所もいくつかありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。 最後まで読んでいただいてありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。