ユーフォルビアの育て方を紹介!お手入れのコツや増やし方まで解説

ユーフォルビアの育て方
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目次

個性的な見た目で目を引くユーフォルビアなじみ深い園芸品種のものからトゲがあるもの、多肉植物までたくさんの種類があります。今回はたくさんの種類を持つユーフォルビアの育て方についての解説を以下の通りまとめました。
  • ユーフォルビアはどのような植物なのか
  • ユーフォルビアの育て方
  • ユーフォルビアの育て方ポイント
  • ユーフォルビアを元気に育てるコツ
今回はユーフォルビアの特徴や基本情報について解説しています。ユーフォルビアはユニークな樹形に多くの方が魅了されている植物です。この記事を最後まで読んでユーフォルビアに興味を持たれたらぜひ育てることに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ユーフォルビアとはどんな植物?

ユーフォルビアとはどんな植物?
ユーフォルビアは観葉植物をよく育てている方などには人気の植物になりますが、ユーフォルビアといわれても植物に詳しくない方はピンとこない植物ではないでしょうか。そこでユーフォルビアの基本情報について詳しく解説していきたいと思いますのでご覧ください。

ユーフォルビアはトウダイグサ科の植物を総称した呼び方

ユーフォルビアはトウダイクサ科ユーフォルビア属に分類され、たくさんの種類があります。中には草花種や低木種、多肉種などがありバリエーション豊かな植物です。ユーフォルビアはギリシア人の医師が医療で使えることを発見し、その医師の名前が学名のEuphorbiaの由来となりました。ユーフォルビアは学名のEuphorbiaを日本人がそのままローマ字読みで付けた名前ですが、和名はトウダイグサ(燈台草)といいます。和名は見た目が燈台のように見えることから燈台草と名付けられました。

地中海沿岸を中心に温暖で乾燥した地域に自生

ユーフォルビアはアメリカ大陸や地中海沿岸などに多く自生する、乾燥地帯で良く育つ植物です。ユーフォルビアには花が咲かない品種も多くありますが、育つ環境がよければ花を咲かす品種もあります。ユーフォルビアの花は小さく目立たないものが多く、花弁のように見える部分は苞といい葉が変形したものです。

バリエーション豊富な種類や形が存在する

ユーフォルビアにはたくさんの種類があり、形態も1年草や多年草、多肉植物から低木種までさまざまなものがあります。成長の仕方まで多岐にわたり、観葉植物には珍しい草のような見た目の品種があることも特徴です。ユーフォルビアは花が咲く品種もあり、開花時期は4月から6月頃になります。花自体は小さくですが、周りを覆う苞がやや大きめで色も鮮やかになるため存在感がある植物です。

一般的にユーフォルビアは多肉植物のものを指すことが多い

一般的にユーフォルビアは多肉植物を指すことが多く、種類も多いです。園芸品種のユーフォルビアは多肉植物が多く、ユーフォルビア=多肉植物と認識している方もいるかもしれません。

多肉植物だけでも500種類以上存在する

ユーフォルビアにはたくさんの種類があり、その中でも多肉植物とされているものは500種類以上あります。同じ多肉植物タイプでも形状は「柱形」「球形」「低木状」「コーデックス(塊茎)」「蛸物(たこもの)」の5種類に分けることができ、バリエーション豊かです。そのためお店にユーフォルビアの名札が張られていても見た目がすべて違うことがあり、自分の好みのユーフォルビアを見つけることができるかもしれません。

ユーフォルビアを育てる際のポイント

ユーフォルビアを育てる際のポイント
ユーフォルビアは種類も多いため、育て方や育ちやすい環境が違うものもあります。しかしユーフォルビアの基本的な育てるときのポイントを解説いたしますのでご覧ください。

種類が多いため品種の特徴を把握する

ユーフォルビアの原種は2000種類以上あるとされているため、種類の分だけ育ちやすい環境も異なります。そのため育てるユーフォルビアの特徴やどういった環境が育ちやすいなどを調べて、きちんと品種に合った育て方で栽培していきましょう。

乾燥に強く湿気に弱い

ユーフォルビアは乾燥地帯に自生している植物のため、暑さや乾燥に強いです。その反面、寒さと多湿に弱いため寒さと湿気に注意しながら育てていかなければなりません。耐寒性が多少ある品種もありますが、寒さが厳しいときには室内に避難して管理しましょう。また湿気が多い状態もよくないため水はけの悪い土や水の与えすぎはいけません。寒さや多湿に注意しながらユーフォルビアを育てていきましょう。

切り口から出る液には触らない

ユーフォルビアの茎をカットすると乳液のような樹液がでます。樹液は少量の毒性を含んでおり有害物質にあたるため、肌に触れるとかぶれてしまうでしょう。草食動物から食べられないよう防衛するためにこのような樹液になったとされています。ユーフォルビアの樹液を過度に警戒する必要はありませんが、肌が弱い方などは手袋をして作業を行いましょう。樹液が手についてしまったらすぐに流水で洗い流すか、せっけんや消毒用アルコールを用いて洗い流してください。

ユーフォルビアの育て方①:置き場所

ユーフォルビアの育て方①:置き場所
ユーフォルビアの育て方で大切なことが5つあります。1つ目は置き場所です。ユーフォルビアの育ちやすい置き場所について解説いたします。

日当たりの良い場所で管理

ユーフォルビアは日光を好む植物のため、栽培場所は日当たりのいい場所が適しています。しかし日差しが強すぎると植物が弱ってしまうため、日差しが強い真夏などは直射日光が当たらない半日陰のところへ置いてください。また室内で育てるのであれば窓の近くに置いて育てましょう。室内の暗い場所にしか置けない場合には定期的にベランダや庭で日光浴をすると元気に育っていきます

湿度に弱いため風通しの良い場所で

ユーフォルビアは種類にもよりますが、基本的には多湿が苦手な植物です。雨の多い梅雨時期は特に湿度に注意しましょう。できるだけ風通しの良い場所で栽培すると加湿になりにくく育ちやすくなります。軒下や半日陰になっている風通しの良い場所が栽培するのにおすすめです。

ユーフォルビアの育て方②:水やり

ユーフォルビアの育て方②:水やり
2つ目は水やりです。ユーフォルビアの正しい水やりの仕方について解説いたします。

土の表面が乾いたら水やりをする

ユーフォルビアに水を与えるときには土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと与えます。ユーフォルビアは他の植物と比べて根が細く、水を与えすぎるとうまく吸収することができず根腐れを引き起こしてしまうでしょう。ユーフォルビアの水やりは乾燥と水やりのメリハリをはっきりつけることで元気にのびのびと育ちます。

鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと与える

ユーフォルビアに水を与えるときには、土の表面が乾燥したら鉢底から水が溢れるくらいにたっぷりと与えます。たっぷりと水を与えることでユーフォルビアに水分が全体にいきわたり、成長に必要な栄養も吸収しやすくなるためたっぷりと水を与えることが大切です。

寒くなる秋以降は水やりを減らす

ユーフォルビアはもともと乾燥地帯に自生している植物のため、日本で栽培するには季節に応じて水を与える頻度を替えなければなりません。ユーフォルビアの生育期は暖かい春から秋になるため、春から秋は土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えてください。冬は休眠期に入るため、寒くなってきたら水やりの頻度を減らして2週間に1回くらいを目安に水を与えましょう。寒さが厳しい時期は水を断っても育っていくため、冬は乾燥気味に育てていってください。

地植えの場合は基本的には不要

ユーフォルビアを地植えで育てている場合は基本的に降雨で大丈夫です。降雨で十分に育つため水やりは基本的には不要になります。しかし晴れの日が続き植物が弱っていると感じたら、水をたっぷり与えてください。

ユーフォルビアの育て方③:土作り

ユーフォルビアの育て方③:土作り
3つ目は土づくりです。ユーフォルビアが元気に育つための正しい土づくりについて解説いたします。

水はけの良い土が適している

ユーフォルビアは多湿を嫌う植物のため、水はけの良い土を使って育ててください。水はけの悪い土を使うと根腐れが起こりやすくユーフォルビアの枯れる可能性が高くなります。水はけの良い土はホームセンターや通販などにも販売されているため、育てるユーフォルビアに合った用土を使用しましょう。

市販の草花用培養土でも育てられる

ユーフォルビアは種類が多く特徴がさまざまです。そのため草花・低木種のユーフォルビアには草花用の培養土、多肉・サボテン種なら山野草向けの水はけに優れた配合土が向いています。育てるユーフォルビアの特徴をしっかりと理解し、それぞれに合った用土を使用しましょう。どちらもホームセンターや通販などで市販されているため、購入して育ててください。

ユーフォルビアの育て方④:肥料

ユーフォルビアの育て方④:肥料
4つ目は肥料のことについてです。ユーフォルビアに与えるちょうどいい量の肥料について解説いたします。

液肥を週1回ほど与える

ユーフォルビアの多肥状態はよくありません。ユーフォルビアに与える肥料は控えめに与えていけば元気に育っていきます。草花・低木種の場合は液体肥料を1週間に1度、多肉・サボテン種の場合は1か月に1回くらいを目安に与えるといいでしょう。また草花・低木種に化成肥料を与える場合は年に2回ほどの頻度で少量与えることで十分に育っていきます。

緩効性の置き肥は月1回ほど

緩効性の肥料は多肉・サボテン種のものに生育時期の成長しやすい時期に月1回程度与えれば元気に育ちます。最低でも3か月に1回は与えてください。休眠期である冬には緩効性の肥料も液体肥料も与えず育ててください。休眠期に入る冬は特に栄養を必要としていないため、肥料を無理に与えると多肥状態となり枯れてしまいます。肥料は緩効性肥料も液体肥料も控えめで注意しながら与えてください。

植え付け時に元肥を施す

ユーフォルビアを植え付けるときに元肥を施しておくとのびのびと成長しやすくなります。ユーフォルビアにとって肥料はあまり必要ではないため、土に十分な栄養があれば肥料を与えなくても元気に育っていくでしょう。

ユーフォルビアの育て方⑤:冬越し

ユーフォルビアの育て方⑤:冬越し
5つ目は冬越しについてです。ユーフォルビアの正しい冬の越し方について解説していきます。

ユーフォルビアの耐寒性は5℃まで

ユーフォルビアは基本的に多少の耐寒性はありますが、常に気温が5度以下になる環境では枯れてしまう可能性があります。ユーフォルビアが冬を越すことができる温度は5度から10度です。1日を通して10度を下回るようであれば屋外から室内へ移動して管理しましょう。

冬は屋内に取り込む

寒さに弱いユーフォルビアは気温が低い冬の期間はできるだけ室内で管理しましょう。室内でユーフォルビアを管理するときにエアコンや暖房器具との距離には注意を払ってください。直接エアコンの風が当たるような場所や暖房器具に近い場所で管理すると、植物の乾燥が進み傷んで弱ってしまう原因になります。エアコンの風が当たらない、暖房器具の近くではない、適度に暖かい場所で管理し冬越しを行いましょう。

ユーフォルビアに多い病害虫と対処法

ユーフォルビアに多い病害虫と対処法
ユーフォルビアは他の観葉植物と比べて病害虫への耐性が高いです。しかし病気や害虫などに絶対かからないというわけではないため、注意は必要になります。積極的に病気や害虫を駆除することによってユーフォルビアを守ることができるため、正しい駆除の仕方や予防の仕方を解説していきます。

うどんこ病

うどんこ病は日照不足や水はけの悪い土に植えていたこと、風通しの悪い場所で育てていたことで根や土の中が加湿となり起こってしまう病気です。日当たりもよく風通しがいい場所に移動し水はけの良い土に植えることで予防ができます。病気に感染してしまったら薬剤を散布して、植え替えや置き場所などの改善を行いましょう。

さび病

さび病は梅雨の時期など湿度が高くなっているときにかかりやすい病気です。土の水はけと風通しを良くすることで予防することができます。さび病に感染してしまったら感染している部分を取り除いて、感染が広がることを防ぎましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは風通しが悪く多湿になると発生しやすい害虫です。カイガラムシは茎や葉の付け根に出ます。見つけ次第殺虫剤をかけるか歯ブラシでこすって取り除いてください。 病害虫は積極的に駆除することで全体の感染や植物が枯れてしまうことを防ぐことにつながるため、病気や害虫を見つけたらすぐに対処をしましょう。

ユーフォルビアの植え付けのポイント

ユーフォルビアの植え付けのポイント
ユーフォルビアは植え付ける際にもポイントがあります。ポイントを守ることで植物を弱らせることもないため、しっかり解説を読んで行いましょう。

春や秋の暖かい時期におこなう

ユーフォルビアの植え付けは基本的に春や秋の暖かい時期に行いましょう。基本的にユーフォルビアは春から秋が生育期になるため暖かい時期に行ってください。しかし冬型のユーフォルビアもあるため、育てている品種に合わせた時期に行いましょう。ユーフォルビアにはさまざまな種類がありますが植え付け方は基本的には同じです。

鉢植えの場合の植え付け方法

鉢植えで植え付けを行う方法を紹介いたします。
  1. 植え付ける2週間前から水やりを控えて土を乾燥させる
  2. 鉢から株を取り出し根についた古い土をもみほぐして落とす
  3. 苗よりも一回り大きな鉢を用意し鉢底石や軽石を敷いてから土を入れる
  4. 隙間がないように株を鉢の中に植えつける
  5. 水やりをしてへこんだ分だけ土を追加し、再度水を与えたら完成

地植えの場合の植え付け方法

地植えで植え付ける場合の方法を紹介いたします。
  1. 庭に穴を掘り土に肥料や腐葉土を混ぜて耕す
  2. 数週間経ってから植え付け部分が少し高くなるくらいまで土を盛り上げ、株を浅く植える
  3. 株本を砂利やバークチップで覆い、株を支えられるようにする
  4. 水やりを行い完成。

ユーフォルビアの植え替えのポイント

ユーフォルビアの植え替えのポイント
ユーフォルビアは植え替えを行う際にもポイントがあります。ユーフォルビアを植え替えるポイントについて解説していきますのでご覧ください。

根詰まりや根腐れを防ぐために植え替えをする

鉢植えで育てている場合、大きくなると根詰まりや根腐れを引き起こしてしまうため、植え替えは必要です。大きく成長してくると鉢の中にある根が大きく伸びすぎて水分や栄養分を吸収しにくくなり根詰まり根腐れにつながります。必ず植え替えを行って大きく育てていきましょう。

目安は2~3年に1回の頻度

植え替えは2年から3年に1回の頻度で行ってください。2年から3年くらいの頻度で行うことでちょうどいい植え替えのタイミングになります。また鉢の底から根が出ていたら根が詰まり始めているため、すぐに植え替えを行いましょう。

ユーフォルビアの増やし方

ユーフォルビアの増やし方
ユーフォルビアは増やすことができ、挿し木で増やすことが一般的なやり方です。ユーフォルビアの挿し木のやり方について解説していきます。

挿し木で増やすことができる

ユーフォルビアは一般的に挿し木で増やすことができます。夏型の品種であれば春の5月から7月、冬型の品種であれば秋の9月から11月に行いましょう。育てている品種の特性で適した時期は違いますが、やり方を覚えれば簡単です。ユーフォルビアを育てている方、興味を持った方は是非挿し木に挑戦してみてください。

ユーホルビアの挿し木のやり方

ユーフォルビアの挿し木での増やし方について紹介いたします。
  1. 1年以内に伸びた新しい枝や芽を切り取る
  2. 手袋を着用して切り口の白い樹液を洗い流す
  3. 2日から3日乾燥させた後、用意した鉢に苗を挿す
  4. 発根するまで半日陰で管理しながらたっぷりと水やりを行う
  5. 発根したら鉢や庭に隙間がでないように植え付ける
  6. 水やりをしてへこんだ部分に土を追加し、再度水を与えたら完成
ユーフォルビアの根が発根するまで約20日ほどかかるため、こまめに葉水を行いながら乾燥しないように管理してください。

ユーフォルビアの剪定のポイント

ユーフォルビアの剪定のポイント
ユーフォルビアをきれいに剪定することで見た目が保たれ元気に育っていきやすくなります。ユーフォルビアの剪定の仕方について解説していきますのでご覧ください。

形を整えたい場合は切り戻しをする

草花・低木種のユーフォルビアは伸びすぎた茎や咲き終わった花、枯れてしまった花があればそのたびに剪定を行い形をきれいに整えてください。多肉・サボテン種は基本的に剪定はいりませんが、伸びすぎた茎や枝が気になるのであれば剪定を行いましょう。

4月~5月が適期

ユーフォルビアの剪定を行うには4月から5月が適しています。暖かい時期に行うことで失敗してもすぐに伸びやすく植物が弱りにくいため4月から5月に行ってください。開花後の株を剪定せずにそのまま放置していると株の上部から新芽を出し成長していきますが、形よく育てたいのであれば株の2分の1から3分の1程度切り戻し剪定を行いましょう。このような剪定を行うことで株本から新芽が育ちやすくなり形もきれいに保てます。

ユーフォルビアの人気品種

ユーフォルビアの人気品種
ユーフォルビアにはたくさんの品種があり、形状や花色などバラエティー豊かな植物です。そんなユーフォルビアの人気品種について紹介していきますのでご覧ください。

低木・草花タイプの人気品種

まずは低木・草花タイプの人気品種について紹介いたします。興味があれば購入して育ててみてください。

ダイヤモンドフロスト

ダイヤモンドフロストは白い花を咲かせるユーフォルビア。白い花弁を付けているように見える部分は苞といって葉が変形している部分になります。白い苞にちなんでダイヤモンドフロストいう名前になりました。この白い花の見た目が美しいため人気の品種です。

ブラックバード

ブラックバードは冬場でもビロードのような黒っぽい葉が茂っているユーフォルビア。ユーフォルビアには珍しい宿根草で耐寒性があり、春先に剪定を行える植物です。ブラックバードは育てる難易度が簡単で育てやすい品種のためガーデニング向きのユーフォルビアになります。

白雪姫

白雪姫はダイヤモンドフロストとよく似ていますが、こちらの苞のサイズが大きいユーフォルビア。白雪姫は開花時期が11月から1月といった冬場に咲く冬型の植物です。短日性が強いため夏以降は夜間の証明が当たらない場所で管理してください。

シルバースワン

シルバースワンは葉の緑の部分に白色の斑が入る魅力的なユーフォルビア。緑色と白色の葉色は柔らかでぬくもりを感じ、南国を連想させるような明るい雰囲気の庭に似合う植物です。

ウルフェニー

ウルフェニーは背が非常に高く茎が太い肉質なユーフォルビア。南国のリゾートの雰囲気を漂わせている青緑の葉があり、花は円筒状に小花が集まり大きな花となります。ウルフェニーは写真映えするような植物です。

セドロルム

セドロルムは枝が太くよく分岐し上方向にユニークに伸びるユーフォルビア。セドロルムは寒さには強く気温が8度以上あれば冬越しできます。とても個性的でユニークなため人気のユーフォルビアです。

リア

リアの代表的な姿はローズマリーを肉厚にしたようなルックスに塊根植物のような姿が印象的なユーフォルビア。リアは基本的に縦ではなく横に広がるように成長していきます。日当たりのいい場所で育てるとより元気に見た目も美しく成長できるでしょう。

ハツユキソウ(氷河)

ハツユキソウ(氷河)は白い花に白い苞の真ん中に緑の斑模様が入って大きな花に見えるユーフォルビア。ハツユキソウ(氷河)は夏の花壇に植えてあると涼し気な印象を与えるためとても人気の植物です。

多肉タイプの人気品種

次に多肉タイプのユーフォルビアについて紹介いたします。多肉タイプのユーフォルビアはよく見られるタイプのものが多いため、人気な品種も多いです。

オベサ

オベサは丸々とした見た目が可愛らしいユーフォルビア。オベサは子株がびっしりとつく品種になります。オベサの子株は次から次へと生えて取れやすいため、挿し木で増やしやすく長く楽しめるユーフォルビアです。

バリダ

バリダは花が咲き終わったら花茎が残り、角のようになるかっこいいユーフォルビア。花は小さく園芸名は万代といいます。バリダはほとんど子株は出さない品種です。

ホワイトゴースト

ホワイトゴーストはトゲがあるため、サボテンのように見えるユーフォルビア。茎の色が白く幽霊のようだとされこのような名前がつきました。ホワイトゴーストは丈夫なユーフォルビアのため誰でも簡単に育てることができ人気です。

峨眉山

峨眉山は個性的な見た目で南国風の雰囲気を持っているユーフォルビア。峨眉山は日本で作出された丈夫な交配種になります。パイナップルの実のような株姿が人気のユーフォルビアです。

ホリダ

ホリダは立派なトゲのようなものがある見た目がたくましいサボテンのようなユーフォルビア。トゲのように見えるものは花が咲いた後の花茎がトゲのようになっています。ホリダは強そうな風貌とは裏腹に生命点はすっきりしていることが特徴の植物です。

マハラジャ

マハラジャは台木の上に波打つ扇のように広がる個性的な見た目が特徴的なユーフォルビア。個性的な見た目のユーフォルビアの中でも特に個性的な見た目で、独特な雰囲気の樹形が人気の理由の一つとなっています。

マラソン(ハナキリン)

マラソン(ハナキリン)は幹や枝に長いトゲがあるユーフォルビア。マラソン(ハナキリン)の花は小さく可愛らしくて開花時期が長いです。花色も豊富でバリエーションが多い植物になります。

トリゴナ

トリゴナは色が混ざり合う美しい模様が特徴的で不思議なフォルムのユーフォルビア。トリゴナは部屋のアクセントとなるような個性的な見た目のため、インテリアグリーンとして人気の植物です。特にバンザイのような形をしたものが人気になります。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。今回はユーフォルビアの育て方について解説してきました。 今回の記事のポイントは以下の通りです。
  • 暑さや乾燥に強く、寒さに弱い植物で種類が豊富
  • 品種の特性を理解し乾燥気味に育てていく
  • 日当たりがよく風通しの良い場所で、土の表面が乾燥してからたっぷりと水を与えてメリハリがつくように育てていく
  • 植え付けや植え替え、剪定を行うことで形をきれいに保ちながら育てていくことができ、挿し木を行うことでユーフォルビアの数を増やしていくことができる
ユーフォルビアは誰でも簡単に育てることができる、育てる難易度が低い植物です。形がとても個性的なものが多いため、育てて写真にしてみても面白いかもしれません。この記事を読んでユーフォルビアを購入してみようと思った方はぜひ育てることに挑戦してみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。