カンパニュラの育て方を紹介!特徴から主な種類、剪定方法まで

カンパニュラの育て方を紹介!特徴から主な種類、剪定方法まで
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目次

優しい色合いにふんわりとした形の花を咲かせるカンパニュラ。かわいらしい雰囲気が見る人々に癒しを与えます。そんなカンパニュラを、お家で育てたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、特性や育て方が分からないと枯らしてしまうのではないかと不安ですよね。 カンパニュラはどのような特徴を持つ植物で、育てるうえで何に気を付けると良いのでしょうか。 そこでこの記事では、
  • カンパニュラの特徴
  • カンパニュラの育て方
  • カンパニュラの剪定方法
  • カンパニュラの種類
上記について詳しく解説していきます。 この記事を最後まで読んで頂ければ、カンパニュラの詳しい育て方や、お手入れ方法などが分かります。また数多いカンパニュラの品種もご紹介していきます。現在カンパニュラの育て方が分からず困っている方も、これから栽培しようと考えている方もぜひ参考にしてくださいね。

カンパニュラってどんな植物?

カンパニュラは、南ヨーロッパ原産のキキョウ科ホタルブクロ科の植物です。日本ではその見た目から、フウリンソウとも呼ばれていますね。一般的には育て方が簡単で人気の植物として知られています。ここからは、カンパニュラの特徴を詳しく見ていきましょう。

カンパニュラの基本情報

 
植物名 カンパニュラ
学名 Campanula
草丈 約30㎝~1m
耐寒性 強い
耐暑性 弱い

釣鐘形の花が人気の植物

カンパニュラは5㎝ほどの大きさの釣鐘形の花を咲かせます。花の色は紫・白・ピンクなどの優しい色合いで、可憐な雰囲気が見る人々に癒しを与えます。人気の高い植物で、さまざまな場所で栽培されています。

品種改良によって八重咲きのものもある

カンパニュラの中には、品種改良によって八重咲きの花を咲かせる種類もあります。八重咲きの花は大輪のものが多く、より華やかな雰囲気を演出します。

葉が地面と平行に張り付くように生えるのが特徴

カンパニュラの葉はタンポポと同じように、地面に張り付くように広がります。その中心から茎がまっすぐ伸びる形が特徴的な植物です。

基本的には多年草だが種類によっては一年草や二年草の場合がある

カンパニュラは真冬にも緑色の葉を持ち花を咲かせる多年草ですが、一年草や二年草の種類も存在します。それぞれ育て方のポイントが異なるので、下調べをしてから選ぶことをおすすめします。

カンパニュラの育て方【種まき】

カンパニュラの特徴が分かったところで、育て方の説明をしていきます。まずは種まきについて具体的に見ていきましょう。

品種によって種まきの時期が異なる

種類が多いカンパニュラは、種まきの適期が全く異なります。時期を間違えるとうまく育たないので注意が必要です。

一年草の品種は9月から10月に種をまく

メイシリーズやチャンピオンシリーズの品種は一年草になります。種まきは9月~10月に行いましょう。

二年草の品種は5月から6月に種をまく

メディウムなどの二年草であれば、初夏の5月~6月に種まきをしましょう。

カンパニュラの種まき手順

カンパニュラの種まきは以下の手順で行ってください。 ①直径9~10㎝の鉢を準備する ②水はけの良い川砂を鉢に入れて湿らせる ③種をまき、覆土はしない ④発芽まで適切な管理をする

種をまいた後の管理

種まきの後は、発芽を促すために水の与え方と環境に注意しましょう。

水を切らさないようにする

発芽までは、土が乾かないように気を付けます。常に水を切らさないように多めに与えるようにしてください。

日陰に置く

暑くて湿度が高いと発芽しにくくなります。直射日光を避けて、風通しの良い日陰で管理しましょう。

しっかり管理すると10日前後で発芽する

種まき後の管理がきちんとされていれば、通常10日程で発芽します。密集しているところは、徒長をしないように間引きをしながら育てます。本葉が出てきたら、育苗トレイなどに植えて風通しの良い半日陰で育てましょう。発芽後の育て方は苗の健康に影響を与えるので、しっかり管理しましょう。

カンパニュラの育て方【植え付け】

カンパニュラは、鉢植えでも地植えでも育てることができます。葉の変色がなく、虫が付いていない健康な苗を選びましょう。

植え付け時期は9月から10月もしくは3月から4月が適期

冬の寒さに当てることで花芽をつける性質を持つカンパニュラは、寒くなる前の9~10月に植え付けをします。ただし、品種によって冬越えしなくても花を咲かせるので、その場合は春の3~4月に植え付けをしても問題ありません。

鉢植えの場合

鉢植えでカンパニュラを育てるのであれば、気温などの管理が簡単で初心者でも育てやすいでしょう。

苗よりも一回り大きい鉢に植え付ける

鉢植えにする場合は、より生長を促すために苗よりも一回り大きい鉢に植え付けます。

草花用の培養土に植え付けれる

腐葉土や有機物が含まれた用土を使用します。市販の草花用の培養土も、有機物が含まれているので植え付け可能です。

鉢植えでの植え付け手順

①苗よりも一回り大きい鉢の鉢底にネットを敷き、底石を入れる ②有機物が多く含まれた用土をを少量入れる ③鉢の中央に苗を置き、残りの土を入れ込み水を与える

地植えの場合

地植えでカンパニュラを育てる場合は、予め植え付ける場所を選ぶ必要があります。

日当たりと風通しの良い場所に植え付ける

夏の暑さと湿気に弱いカンパニュラは、半日陰の風通しの良い場所を選んで植え付けをします。水はけが悪いと立ち枯れ病になってしまうこともあるので、注意が必要です。

夏の直射日光が当たらないようにする

耐暑性が強くないカンパニュラは、夏の直射日光を長く浴びると枯れることもあります。鉢植えは半日陰に置き、地植えなら遮光板などを使用して日よけを作りましょう

地植えでの植え付け手順

①庭土に石灰などを混ぜて、弱アルカリ性に近い用土を作る ②株間を30㎝ほど開けて植え付けて水を与える ③花茎が伸びたら、倒れないように支柱で支える

カンパニュラの育て方【置き場所】

花付きの良い健康なカンパニュラを育てるには、置き場所による日当たりの管理が非常に重要です。

日当たりの良い場所に置く

カンパニュラは暑さに弱いのですが、ある程度の日当たりは必要です。午前中は日に当たり、午後は日陰になるような半日陰の環境が一番適しています

日が当たらない場所に置くと花付きが悪くなる

一日を通してほぼ日が当たらないような場所で育てると、生長が促されず花付きが悪くなってしまいます。場合によっては花が咲かなくなることもあるので、日に当たるように置き場所を工夫しましょう。

夏の直射日光が当たらないようにする

先にもお話しした通り、カンパニュラは耐暑性は強くないので夏の直射日光を浴び続けると枯れてしまいます。鉢植えは移動できますが、地植えの場合は日よけを作って強い日差しが当たらないようにします。夏の時期の育て方が、その後の株の生育に影響するので注意が必要です。

カンパニュラの育て方【水やり】

湿気を嫌うカンパニュラは、こまめな水やりは必要ありません。水の与え方にはいくつかの注意すべきポイントがあります。

土が乾いたらたっぷり水をあげる

カンパニュラはどちらかというと土が乾燥気味の状態を好みます。水やりの頻度は、土の表面が乾いたのを目安に与える程度で十分です。ただし、あげるときには土の中まで行き渡るようにたっぷりの水を与えましょう。

冬は土が乾いてから2~3日経ってから水をあげる

カンパニュラの生育が止まる冬は、水やりは控えめにします。土の表面が乾いてからさらに2~3日後を目安に水を与えます。また、冬の間は夕方以降に水やりをすると凍ってしまう可能性があるため、必ず日中に行ってください。

午前中の涼しいときに水やりをする

気温が高く日差しもきつい午後の時間帯に水やりをすると、根が傷んでしまうことがあります。水やりはできるだけ午前中に済ますように習慣づけることをおすすめします。

受け皿に水をためないようにする

鉢植えの場合、受け皿に水がたまったままにしないように注意が必要です。蒸れ防止のために、早めに捨てましょう。

地植えの場合は乾燥が続いた日に水をあげる

乾燥気味でも育つカンパニュラは、地植えであれば基本的には雨水任せで十分です。ただし、晴天が続いて土が乾き葉っぱに元気がなくなってきたら、たっぷりの水を与えてください。

カンパニュラの育て方【肥料】

カンパニュラは、弱アルカリ性に近い用土を好みます。酸性土壌では生育が悪くなるので、管理が必要です。

植え付けの際に元肥として「マグァンプK中粒」を与える

カンパニュラの元肥には、「マグァンプK中粒」が適しています。植え付けの際にあらかじめ土に混ぜ込んでおきます。緩効性でゆっくり長く効き続けるため、生育を良くするのに効果的に働きます。

週1回程度草花用の液肥を与える

植え付けた後は花が咲き終わるまでの期間追肥します。週に一回程度、草花用の液体肥料を2000倍ほどに希釈して与えます。

冬は肥料をあげるのをストップする

冬場は生育が止まるので、肥料を必要としません。12月~3月の間は追肥を控えます。

肥料をあげすぎると肥料障害を起こす可能性があるので注意する

植物を健康に育てるためには、肥料成分のバランスが大切です。過剰に与えることで生育不良の症状が出ることもあるので、必要な成分を過不足なく施すように注意しましょう。

カンパニュラの剪定方法

カンパニュラの栽培には、剪定作業も必要です。適切な時期に剪定をすることで、翌年も開花が楽しめます。

全ての花が終わったら剪定をする

剪定のタイミングは、全ての花が終わった後です。そのままにしておくと、種をつけようとするため株のエネルギーが消耗してしまいます。花が終わったら速やかに剪定しましょう。

花が咲いている時期に剪定すると枯れることがあるので注意する

カンパニュラの剪定は、必ず全ての花が咲き終わった後に行ってください。まだ花が咲いている状態で切り戻ししてしまうと、株が弱って枯れてしまったり新しい花芽が形成される可能性が低くなったりするため、注意が必要です。

株の1/2程度の高さで花茎を切り戻し剪定する

切り戻しは、株の1/2程度をバッサリ切ってしまって問題ありません。風通しが良くなり、蒸れ防止にもつながります。切り戻し剪定することで、秋ごろにまた綺麗な花を咲かせます。

花がら摘みを同時に行うのがおすすめ

咲き終わった花がらは同時に摘み取ります。株を綺麗にしておくことで、害虫発生の抑制にもつながります。花がら摘みは、花首から取り除くようにします。

カンパニュラの剪定手順

①全ての花が終わったことを確認する ②株の1/2程度の高さで園芸用ハサミでカットする ③花がらがある場合は、花首から除去する

カンパニュラの主な種類

カンパニュラには、多くの品種が存在します。育て方に大きな違いはありませんが、見た目の印象が異なります。それぞれの花姿や特性をご紹介していきますので、ご自身のイメージに合うカンパニュラを見つける参考にしてください。

メリーベル

メリーベルは、カンパニュラの中でも人気の定番品種です。比較的丈夫で、花の時期が長いことが特徴です。メリーベルは夏の強日差しが苦手なので、鉢植えでの栽培がおすすめです。

ファンシーミー

ファンシーミーの花はかわいらしい星形で、ブルーと白のバイカラー咲きです。長期間に渡って次々と開花します。花付きが良くコンパクトなファンシーミーは、比較的育て方が簡単な品種です。

ホワイトライクミー

ホワイトライクミーは、品種改良によって生まれた八重咲きのカンパニュラです。直径は約3.5㎝もある純白の花がとても印象的です。ホワイトライクミーは涼しい場所で管理するようにしましょう。

ブルーライクミー

ブルーライクミーも、品種改良で誕生した八重咲きのカンパニュラです。基本的な育て方はホワイトライクミーと同様です。ブルーライクミーはブルーの大輪の花が豪華でありながら清楚な印象で、人気の品種になります。

ホワイトワンダー

ホワイトワンダーは、小さなバラのような花を咲かせる八重咲きのカンパニュラです。花の直径は2㎝にも満たないのですが、ボリューム感があり華やかです。ホワイトワンダーは高山に自生する品種なので、涼しい環境を好みます。

ブルーワンダー

ブルーワンダーは、ホワイトワンダーの色違いになります。小ぶりの花は優しい水色で、見る人に癒しを与えます。ブルーワンダーも高山植物なので、育て方で気を付けることは水はけの良い涼しい環境に置くことです。

オーシャン

オーシャンは、濃い藤色の星形の花が株全体にたくさん咲きます。新しい花が次々と咲くので、長く楽しむことが出来ます。オーシャンはこんもりとしたドーム型の形状なので、鉢植えにすると見栄えが良くておすすめです。

メイ

メイはパープルやピンク、ホワイトなど様々な色の花を咲かせる一年草タイプです。開花には、低温期が必要になります。メイは生育が早く、秋に種まきをすると次の春に開花します。

ラブンクロイデス

ラブンクロイデスは草丈が高く育ち、釣鐘形の紫色の花をたくさん咲かせます。大きいものでは130cmほどの高さになり、存在感を放ちます。ラブンクロイデスは、カンパニュラの中では暑さに強く、その丈夫な性質から育て方が簡単な品種になります。

ラベル

ラベルは、小さな八重咲きの花を咲かせます。鮮やかな青色の花が上品な雰囲気です。花茎がまっすぐ立ち放射線状に咲くので見栄えが良いです。ラベルは、カンパニュラの中では耐湿性がある方です。

ポシャルスキアナ

ポシャルスキアナは、星形の小さな花をたくさん咲かせます。枝が垂れるように伸びて生長する特徴があります。花の色は定番の青紫の他に、白やピンクもあります。ポシャルスキアナは、高温多湿を嫌うので育てる環境をしっかり管理しましょう。

グロメラータ

グロメラータは、りんどうに似た青紫色の花が立ち上がるように咲きます。花の色は他にも白やピンクもあり、それぞれの雰囲気を楽しめます。グロメラータは、比較的暑さに強い品種になります。

パーシフォリア

パーシフォリアは、花が大きくきれいなカップ状の形をしています。株が大きく育つとたくさんの花を付けるので見ごたえがあります。パーシフォリアは、耐湿性があるので比較的育てやすいです。

サラストロ

サラストロは、6cm程もある大きな紫色の花がとても魅力的です。品種改良で丈夫な性質を持っています。サラストロは暑さにも強く育て方も簡単なので、初心者にもおすすめな品種です。

チャンピオン

チャンピオンは、四季咲きで寒さに当てなくても花を咲かせます。8月の中旬に種まきをすると、年内には開花します。チャンピオンは、ボリュームのある花姿が人気の品種です。

パール

パールは早咲きの性質があるので、早くから花の鑑賞が楽しめます。カップ状の花が、株が隠れるほどたくさん咲きます。パールは耐寒性や耐暑性に優れ、幅広い地域で育てることができます。

ベルフラワー

ベルフラワーは草丈が20㎝以下と低く、小さなベル型の花を咲かせます。背の高い花と合わせると見栄えが良く、寄せ植えにおすすめです。ベルフラワーは、耐寒性のある品種になります。

ウェディングベル

ウェディングベルは、筒状で八重咲きの花が華やかな印象を与えます。清潔感のある白色の花はウェディングシーンにもぴったりです。ウェディングベルは、少し湿り気がある環境を好みます。

メディウム

メディウムは、釣鐘型の花を連なって咲かせます。二年草なので時間がかかりますが、育て方は難しくありません。最近では、花芽を付けるのに低温を必要としない早生タイプのメディウムがよく出回っています。

タキオン

タキオンは草丈は低めですが、大きめの花がたくさん咲きます。茎が硬く1株に5茎以上立つので、ボリューム感があり豪華な印象です。タキオンは比較的丈夫ですが、暑さと湿気にはやや弱い性質を持っています。

ラクチフローラ

ラクチフローラは、草丈が150cm前後にもなる背が高い大型のカンパニュラです。花茎の先の高い位置にまとまって淡いブルーの花を咲かせます。ラクチフローラは真夏の暑さは苦手ですが、カンパニュラの中では耐暑性がある方です。

涼姫

涼姫は、その名の通り涼しげなスカイブルーの花を咲かせます。生育の早さや花付きの良さが特徴で、植えるとすぐに花がたくさん咲きます。涼姫は一・二年草タイプで、ある程度の暑さは耐えられるので育て方が比較的簡単な品種になります。

竹島

竹島は、基本的には白色の花を咲かせますが、個体差で色や内側のスポットの入り方に違いが見られます。耐暑性があり丈夫な性質を持つ竹島は、育てやすく初心者にも挑戦しやすい品種です。

【まとめ】カンパニュラの育て方を紹介!特徴から主な種類、剪定方法まで

カンパニュラの育て方について詳しく解説してきました。 本記事の内容は、
  • 南ヨーロッパ原産でキキョウ科ホタルブクロ科の多年草の植物
  • 風通しの良い半日陰の環境で、土が乾いたら水を与えて管理する
  • 花が全て咲き終わったタイミングで剪定が必要
  • 品種が多く、花姿の雰囲気や特性を選んで育てられる
カンパニュラは高温多湿が苦手ですが、環境の管理さえ気を付ければ育てやすい植物です。寒さに強いので冬越しもしやすく、初心者にもおすすめです。 ぜひ今回解説した適切な育て方を実践して、カンパニュラのかわいらしい花の鑑賞を長く楽しんでくださいね。 東京寿園では、他にも植物に関するたくさんの記事をご用意しております。植物の育て方や気になることがあればぜひ参考にしてください。最後までお読みいただきありがとうございました。