セッコクの育て方を徹底解説!成長後のお手入れから寄せ植え方法まで

セッコクの育て方を徹底解説!成長後のお手入れから寄せ植え方法まで
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目次

セッコク(石斛)という植物を皆様はご存知でしょうか?セッコク(石斛)はあまりメジャーな植物ではないことから、ご存知のない方も多いかもしれません。 しかし実はセッコクは、ラン科の植物なので、見た目は非常に清潔感と凛とした雰囲気に包まれています。見た目の良さは、鉢植えにしてインテリアのアクセントにしたり、切り花にして飾ることもおすすめできる、実は魅力あふれる植物です。 今回の記事では、「セッコクの基本情報を知りたい」「特にセッコクの育て方を知って育ててみたい」という方に向けて、以下の流れで「セッコクの育て方」を解説していきます。
  • そもそもセッコクはどんな植物なのかを解説
  • セッコクの育て方「置き場所」を解説
  • セッコクの育て方「水やり」を解説
  • セッコクの育て方「肥料」を解説
  • セッコクの育て方「土作り」を解説
  • セッコクに多い病害虫とその対処法とは?
  • セッコクの育て方「日々のお手入れのポイント」を解説
  • セッコクの育て方「植え替えのポイント」を解説
  • セッコクの育て方「増やし方のポイント」を解説
  • セッコクの育て方「寄せ植えのコツ」を解説
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、セッコクをご存じなかった方でも詳しくセッコクを知ることができ、加えてセッコクの正しい育て方もマスターすることができますよ!ぜひ最後までお付き合いください。

セッコクとはどんな植物?

それではまずは、セッコクとはどんな植物なのかについてお話ししていきます。どんな特徴を持った植物なのかを知ることで、健康的な育て方を実践することができますよ。

「長生蘭」とも呼ばれる小型の着生ラン

セッコクは、主に中国や日本、朝鮮半島などに自生する「長生蘭」とも呼ばれる小型の着生ランです。着生ランはよくおしゃれな観葉植物専門などに販売されている、木の板や流木などにひっついている植物のことを言います。主にはコウモリランなどがあり、インテリアに非常にマッチします。

5月~6月に白や桃色の花を咲かせる

セッコクも主な開花時期は、5月~6月になります。この時期に、茎(バルブ)の先から白や桃色の花を咲かせることで知られています。

乾燥に強い植物

セッコクは元から非常に乾燥に強い植物です。特に着生ランであることから、普段から潤沢に水分が吸収できない状態でも育つので、初心者さんでも生育のしやすい植物になります。

セッコクの花言葉「私を元気づける」「あなたを元気づける」

またセッコクの花言葉は「私を元気づける」「あなたを元気づける」になります。どちらもポジティブな意味合いを持つ花言葉ですよね。まさに元気がないように感じる友人や家族にこのセッコクを贈ることで、良いきっかけになること間違いありません。

セッコクの育て方①:置き場所

続いてはこの記事の本題でもあるセッコクの育て方についてお話ししていきます。まずはセッコクの育て方、「置き場所」になります。

日当たりと風通しの良い場所が適している

セッコクは日当たりと風通しの良い場所を好みます。植え替えや植え付けの際のにも、新しい場所で同じような環境を整えてあげるようにしましょう。また適度な日当たりは成長と開花に重要ですが、直射日光に当たらない場所で置くようにしましょう。

夏の日差しには注意

セッコクは日差しを必要としますが、特に夏の強い日差しからは保護するようにしましょう。強い直射日光にさらされると、葉焼けしてしまい、最悪の場合枯れてしまうこともあります。そのため、日中の猛暑を避けるために、軽い日陰も用意してあげて栽培しましょう。

耐寒性はあるが霜や寒風にはさらさないように

また、セッコクは日本などの寒さの厳しい環境でも栽培できるので、非常に耐寒性があります。そのため、寒い季節でも生育することができます。ただし、霜や寒風からは保護できる置き場所が重要です。地域によっても変化しますが、特に冬の寒い地域では、セッコクを室内に避難させたり、植物を覆う温室や保護カバーなどを準備するとより効率的に育てることができます。

セッコクの育て方②:水やり

続いてのセッコクの育て方のポイントは「水やり」になります。セッコクにはどんな水やりが適しているのでしょうか?基本的な水やりの方法を解説していきます。

多湿に弱いため年間を通して水やりは控えめに

セッコクは非常に多湿に弱い傾向があります。そのため、年間を通して水やりは控えめに行い、乾燥気味に栽培するように心がけましょう。土が乾いたら水を与えるようにし、過湿を避けて水やりをしましょう。それに、セッコクは乾燥には強い植物なので、過度な水やりは根腐れの原因になります。

冬は特に水やりを控える

特に冬の時期にはセッコクの成長が緩やかになるため、水やりを控えましょう。寒冷地域や雪や霜がある場合は、なおさら水やりを最小限にし、土が完全に乾いた状態を保つことが大切です。また、木の板や石、水苔や流木などに着床している場合は乾燥しやすいので、スプレーなどで水を与えるか、水分を少し吸わせることがおすすめです。

セッコクの育て方③:肥料

続いてのセッコクの育て方のポイントは「肥料」になります。セッコクにはどのような肥料が適しているのか、またいつどんな肥料が必要なのかについて解説していきます。

肥料なしでも育つ

結論からお伝えすると、セッコクは肥料をあまり必要としない植物の一つです。通常、元肥も必要ないため、植え替えや植え付け時も非常にシンプルに作業をすることができます。そのため、肥料を使わない方法で栽培することもでき、初心者さんには特におすすめの植物になります。

新芽が伸びてくる時期に液体肥料を与える

一年の中で唯一肥料を必要とする時期は、新芽が伸びてくる時期になります。この時期に限り、液体肥料を与えることで、新芽の成長がよりスムーズに進んでくれることでしょう。

秋以降は肥料を与えない

また、秋以降は肥料を与えないようにしましょう。秋を過ぎると、セッコクの茎(バルブ)が花芽をつけますが、この際に茎(バルブ)に肥料の栄養素が残っていると花芽が成長しづらくなるので、秋以降は肥料は与えないようにしましょう。

セッコクの育て方④:土作り

最後のセッコクの育て方のポイントは「土作り」になります。どのような生育環境で育てるのが良いのか、土で育てる時はどんな特徴を持った土で栽培すると良いのかについて解説していきます。

水苔で育てるのがおすすめ

セッコクを植え付ける際におすすめなのは水苔になります。水苔は、非常に高い保水性を持ち、高い抗菌作用も持つほど優秀な土壌環境になります。そのため、頻繁な水やりが必要なく、乾燥気味に育てるのに適したセッコクにぴったりになります。

土を選ぶ場合は通気性と水はけが良いもの

しかし、ミズゴケではなく土で栽培する方もいます。ミズゴケは一般的に1年に2回ほど交換しないといけないので、面倒な点もあります。そのため、土で栽培したい方は通気性と水はけが良いものを選ぶことがおすすめです。また、簡単でおすすめなのは排水性の高い洋ラン用の培養土です。

セッコクに多い病害虫

続いては、セッコクに発生しやすい病害虫をご紹介していきます。セッコクは、以下のような種類の病害虫を発生しやすいと言われていますが、初めてそれらの種類の病害虫を前知識なく発見した人は困惑してしまうと思います。そのため、ここからは、病害虫の特徴とその対処法をご紹介していきます。

ウイルス病

まずはウイルス病です。ウイルス病は、伝染病ですので、発生するとすぐに他の葉っぱに伝染してしまい被害が拡大してしまいます。主に葉っぱがモザイク模様になってしまうことで知られています。対処法は患部を切り取ることです。

ハダニ

ハダニは非常に小さな害虫で、風通しの悪い環境で栽培すると発生しやすくなります。そのため、基本的な置き場所を変えてあげるか、専用の殺虫剤をまきましょう。

アブラムシ

アブラムシもハダニと同様に風通しの悪い環境で栽培すると発生しやすくなります。同様に置き場所を変えてあげるか、ひどい場合は患部を切り取りましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは非常に硬い殻を持つ小さな害虫です。カイガラムシは殺虫剤が効かないので、物理的に駆除するしかない害虫です。歯ブラシなどで優しく密集している箇所を撫でて落とすか、水で洗い落とすようにしましょう。

セッコクの日々の手入れのポイント

続いては、セッコクの日々の手入れのポイントについて解説していきます。セッコクを正しい育て方で栽培していくことも重要ですが、「日々のお手入れ」もかかさずにやることも重要ですよ。ここでは、二つの日々の手入れのポイントをご紹介していきます。

古いバルブ取り

まずは古いバルブを取ってあげることが重要です。バルブはそのまま放置しておくと新しい独立した株になってしまうこともあるので、古いバルブは早めに取って処分することが重要です。

花がら摘み

また、花が咲いた後は、花がら摘みをしましょう。花がら摘みをしないと景観が損なわれることはもちろん、花がらの種から新しい芽が出てしまうこともあります。なるべく早め早めに花がらは摘んでおくことをおすすめします。

セッコクの植え替えのポイント

続いてのセッコクの育て方のポイントは、「植え替え」になります。セッコクの場合はどのような植え替えをするべきなのか、またいつ植え替えをすることが適しているのかについて解説していきます。

鉢植えの場合2〜3年に1回植え替える

鉢植えのセッコクは通常、2〜3年に1回の頻度で植え替えをする必要があります。これによって新鮮な土壌と栄養をセッコクに供給でき、植物の健康を維持することができます。また、ミズゴケは先ほどもお話しした通り、保水性はあるものの腐りやすいという特徴があります。そのため、2〜3年に1回の頻度の植え替えのタイミングで、ミズゴケも新しいものに変えてあげるようにしましょう。

適期は春の芽出し前

また、セッコクの適切な植え替え時期は、春の芽出し前がベストです。この時期にセッコクの植え替えをすることで、芽が出る前に新しい健康で栄養豊富な土壌で安定的に成長をすることができます。寒さが過ぎ、春の温暖な日差しの中で植え替えを行いましょう。

板や木に貼り付けている場合は必要ない

多くのセッコクは鉢植えかもしれませんが、一部のセッコクは着生植物として板や木に貼り付けられていることがあります。これら着生セッコクである場合は、植え替えの必要はほとんどありません。木や板の上で成長しているので、あまりに不健康だったり、状態が悪い場合など、特別に植え替えが必要な場合以外は、植え替えはしなくていいと覚えておきましょう。

セッコクの増やし方

続いてはセッコクの増やし方について解説していきます。セッコクには以下の3種類の増やし方がありますよ。どの増やし方を実践するのもあなたの自由です。それが非常に園芸の楽しいところですよね。しかし、初心者さんは特に難しいかと思いますので、簡単なものからチャレンジしていくことをおすすめしています。それでは3つの増やし方を解説していきます。

株分け

まずは株分けになります。株分けは以下の2つの増やし方と比べても、比較的簡単に行うことのできる一般的な増やし方になります。やり方は非常にシンプルで、鉢からまずはセッコクを優しく引き出し、この記事で何度も登場する専門用語もバルブ(茎)をうまく切り分けて、株分けをする方法です。バルブ(茎)は合計で5本以上の塊になっていることが理想的です。株分けを行う時期は、植え替えと同様の時期、4〜6月頃がお勧めです。

高芽取り

続いては高芽取りになります。聞き馴染みのない言葉ですが、高芽というのは、花芽になれなかった節のことです。この高芽は、多くの場合、多湿の環境に耐えられずうまく成長できなかったと考えられるものです。しかしこの高芽も捨てないで、実は増やす際に利用できます。高芽はそのままにしておくと勝手に発根してくれるので、これを優しく抜き取り、新しいミズゴケなどに巻いて栽培すれば、数ヶ月で大きくなってくれます。

矢伏せ

最後は矢伏せになります。専門用語が多くて申し訳ないのですが、矢というのは先ほども出てきたバルブ(茎)になります。このバルブ(茎)をミズゴケに横にして置いておくと、勝手に新芽が出て大きくなっていきます。湿らせたミズゴケを用意し、付け根から切り取ったバルブ(茎)をミズゴケに乗せます。少し水分が多いようの感じるくらいの湿り気で栽培するとうまくいきますよ。

セッコクの寄せ植えに挑戦してみよう

最後は、セッコクの寄せ植えに挑戦してみよう!というお話しをしていきます。この記事ではセッコクの育て方をベースに解説をしてきましたが、実はセッコクの魅力はその見た目にもありますよ。まっ白い線香花火のような見た目は非常に魅力的で、どんな寄せ植えにも比較的相性の良い植物になります。園芸上級者さんで、もしセッコクの寄せ植えに挑戦してみたいという方や、初心者さんでも寄せ植えに興味があるという方は、ぜひ以下の情報を参考に寄せ植えに挑戦してみてください。

山野草はセッコクとの寄せ植えにおすすめな植物

特にセッコクの寄せ植えにおすすめな品種の植物は山野草(さんやそう)になります。山野草(さんやそう)は簡単に言えば山に生える一般的な植物を指しますが、実はセッコクも山野草(さんやそう)の一種なので、非常に寄せ植えの相性がいいとされています。

寄せ植えのやり方

セッコクの寄せ植えにはさまざまなやり方がありますよ。ハンギングバスケットに水苔を植え付けて吊り下げて飾り方法や、お好みの山野草(さんやそう)と一緒に鉢植えをすることもいいでしょう。お好きな方法で寄せ植えをすることが楽しく寄せ植えをするコツですよ。

【まとめ】セッコクの育て方を徹底解説!成長後のお手入れから寄せ植え方法まで

いかがだったでしょうか?セッコクは着生ランのため、他の植物よりも比較的育て方に専門性がいるように感じたかもしれませんが、一つずつ丁寧に行えばそこまで難しくないこともご理解いただけたかと思います。 今回の記事のポイントは以下になります。
  • セッコクは、主に中国や日本、朝鮮半島などに自生する「長生蘭」とも呼ばれる小型の着生ラン
  • セッコクは、乾燥に強いので、初心者さんでも生育のしやすい植物に当たる
  • セッコクは日当たりと風通しの良い場所を好むが、夏の日差しには注意が必要
  • セッコクは非常に多湿に弱い傾向があるため、年間を通して水やりは控えめに行うようにし、冬は特に水やりを控えることが重要
  • セッコクは肥料なしでも育つが、新芽が伸びてくる時期に液体肥料を与えることでより新芽の生育が活発になる
  • セッコクは水苔で育てるのがおすすめではあるが、簡単でおすすめなのは排水性の高い洋ラン用の培養土になる
  • 「ウイルス病」「ハダニ」「アブラムシ」などはセッコクに多い病害虫になる
  • セッコクの増やし方は「株分け」「矢伏せ」などが一般的
  • セッコクの寄せ植えにおすすめな品種の植物は山野草ではあるが、お好みの植物と合わせて自由に寄せ植えをすることが楽しく寄せ植えをやるポイント
ぜひこの記事を参考に、セッコクを大きく健康的に栽培してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。