ミニひまわりの育て方を徹底解説!お手入れからトラブルの対処法まで

ミニひまわりの育て方
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目次

皆様はミニひまわりを知っていますか?ミニひまわりは通常のひまわりと異なり、名前の通りミニサイズに品種改良されたひまわりになります。そのため、もちろんサイズはミニであることから、鉢植えやプランターでの栽培に人気があります。 しかし、通常のひまわりと比べて「ミニ」であることから、育て方はやや難しいという方も少なくない印象です。そこで、今回の記事ではそんなミニひまわりならではの難しさを解消するために、「ミニひまわりの失敗しない育て方」を以下の流れで解説していきます。
  • そもそもミニひまわりはどんな植物なのかを解説
  • ミニひまわりの育て方「置き場所」を解説
  • ミニひまわりの育て方「水やり」を解説
  • ミニひまわりの育て方「土作り」を解説
  • ミニひまわりの育て方「肥料」を解説
  • ミニひまわりに多い病害虫と対処法とは?
  • ミニひまわりの育て方「日々のお手入れのポイント」を解説
  • ミニひまわりの育て方「種まきのポイント」を解説
  • ミニひまわりの育て方「植え付けのポイント」を解説
  • ミニひまわりが枯れる原因と対処法をご紹介
  • 初心者におすすめ「ミニひまわり栽培セット」をご紹介
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、失敗しないミニひまわりの育て方を知ることができ、最後には初心者さんにおすすめの「ミニひまわり栽培セット」の始め方やコツまで解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。

ミニひまわりとはどんな植物?

ミニひまわりとはどんな植物?
それではまずは、ミニひまわりの基本情報からお話ししていきます。そもそもどのような植物なのか、園芸店などでよくみる通常のひまわりとはどう違うのかについてお話ししていきます。

高さが1mを超えないように品種改良されたひまわり

ミニひまわりは、通常のひまわりに比べて高さが1メートル未満に品種改良されている品種のことを言います。ミニサイズ最大のメリットは、花壇やコンテナガーデン、プランターやポットとしての栽培に適していることです。そのため、お庭がない方は、ベランダなどでも生育させることができます。

開花までの期間が短い

またミニひまわりは、開花までの期間が比較的短いことが特徴です。種をまいてから花が咲くまでの期間が短いため、比較的迅速に美しい花を楽しむことができます。これは、現代を生きる忙しいビジネスパーソンにはピッタリでしょう。

種が付きにくい

それに、: 通常のひまわりに比べて、ミニひまわりは種が付きにくい特徴があります。ミニサイズに改良されていることから、花粉の量が少なく、受粉する可能性が低くなってしまい、その結果種がつきにくいという性質を持ちます。

ミニひまわりの育て方①:置き場所

ミニひまわりの育て方①:置き場所
ここからはこの記事の本題でもある、ミニひまわりの育て方について解説していきます。初めは置き場所になります。どんな置き場所がミニひまわりに適しているのかをみていきましょう。

日当たりと風通しの良い場所で管理

ミニヒマワリは日当たりと風通しの良い場所で管理することがおすすめです。まずはこの基本の置き場所を参考に、それぞれのお家のインテリアやライフスタイルに合わせて置き場所を考えておいてみましょう。

日光が不足すると株が弱くなる

特に注意する必要があるのは、日当たりが悪い場所に置くと株が弱くなるということです。また、株が弱くなるだけではなく、成長も悪くなるため必ず日当たりの確保できる場所におきましょう。

ミニひまわりの育て方②:水やり

ミニひまわりの育て方②:水やり
続いてのミニヒマワリの育て方のポイントは「水やり」になります。水やりは以下のような状態になったら水を与えるようにしましょう。

土の表面が乾いたら水やり

ミニひまわりの水やりのサインは、「土の表面が乾いたら」になります。表面が乾燥したらで良いので、土に内部の湿度は気にしなくてOKです。しかし、天気が良く温度も高いと、水をあげたばかりなのに表面だけ乾燥するといったこともあります。水のあげずぎは根腐れなどの病気を引き起こしてしまうので、適切な量を与える癖をつけましょう。

本葉が出た後はたっぷり水を与える

本葉(ほんよう・ほんば)は、子葉(しよう)の次に出る葉っぱのことを言います。この本葉(ほんよう・ほんば)が出た後は、たっぷり水を与えるようにしましょう。たっぷり水を与えることで、成長もしやすくなります。

ミニひまわりの育て方③:土作り

ミニひまわりの育て方③:土作り
続いての育て方のポイントは「土作り」になります。ミニひまわりの育て方において「土作り」は非常に重要なポイントになります。以下では、どのような配合が適しているのか、どんな土がいいのかなどを解説していきます。

配合する場合は赤玉土6:腐葉土4がおすすめ

ミニひまわりの土を配合する場合は、赤玉土6:腐葉土4がおすすめです。赤玉土はベースの土で、排水性を良くしてくれる役割を担います。腐葉土は、天然の有機質なので、栄養分を補完してくれます。赤玉土だけでは補えない栄養素を腐葉土でカバーすることが目的の配合比率になります。

市販の草花用培養土でも育てられる

しかし、上記に配合などが面倒に感じる方は、市販の草花用培養土でも生育可能なので、安心してそちらをお使いください。お好きな方法で栽培することが、もっとも楽しく育てるコツになります。

ミニひまわりの育て方④:肥料

ミニひまわりの育て方④:肥料
最後の育て方のポイントは「肥料」になります。ミニひまわりにおいての肥料は、どのように施すべきなのか、コツやポイントなどはなんなのかについて解説していきます。

緩効性肥料を元肥として施す

ミニひまわりを植え付ける前に、用土に緩効性肥料を混ぜ込むことがおすすめです。これにより、植物に必要な栄養素が長期間にわたって供給することができます。元肥として施された緩効性肥料は、成長期間中に徐々に根から吸収されるので、安定した成長を期待できます。

基本追肥は必要ない

また、一般的にはミニひまわりは元肥を施した後は、基本追肥は必要ありません。それは、元肥で土壌に栄養分を十分に補充でき、花の開花には十分の栄養素があるからです。そのため、過剰な追肥は、逆に茎が長くなりすぎたり、葉が過密になる可能性があるため、控えることが大切です。

生育が遅い場合は緩効性の固形肥料か液肥を与える

しかし、明らかに成長が遅い場合や、ぐったりとしていて栄養不足を感じる場合は、緩効性の固形肥料や即効性のある液体肥料を追加で与えることも検討しましょう。ただし、肥料の与え過ぎは上記のような注意が必要なので、基本的には元肥以外は肥料を与えない工夫で生育しましょう。

ミニひまわりに多い病害虫と対処法

ミニひまわりに多い病害虫と対処法
続いては、ミニひまわりに多い病害虫とその対処法について解説していきます。どのような時期に発生しやすいのか、またどのような原因でこれらの種類の病気や害虫が発生するのかを解説していきます。主な病害虫は3種類になります。

褐斑病

褐斑病は、温暖な時期に発生しやすい病気になります。糸状の菌で、繁殖すると斑点が出ることからこの名前がつけられています。褐斑病は見つけ次第早めに患部を切り取ることが良い対処法になります。

べと病

べと病は、名前の通り葉っぱが黒ずみ、ひどくなるとべとべとした状態になる病気です。汚い斑点なども発生するので、早めに患部を切り取り燃やして、殺虫剤を撒きましょう。

ハダニ

ハダニは拡大写真などでしか物体を確認することのできないほど小さな食害中です。葉っぱなどの栄養を吸汁して生きる害虫ですので、見つけたら園芸用でんぷんスプレーなどの殺虫剤を散布するか、ひどければ切り取ることがおすすめです。

ミニひまわりの日々の手入れのポイント

ミニひまわりの日々の手入れのポイント
続いては、正しい育て方を実践したミニひまわりの日々のお手入れについて解説していきます。日々どのようなお手入れが必要なのかを知っているのと知らないのではかなりその後の開花や発芽に大きな影響を及ぼします。ここではそのお手入れのポイントをご紹介していきます。

生育の遅い芽を摘み取る

ミニひまわりは、同じ時期に発芽した芽でも、生育の早い遅いが出てくる植物です。そのため、生育が遅く感じる芽は、他の生育の良い芽の栄養確保のために、早めに摘み取ることもおすすめです。

たくさんの花を咲かせたい場合は摘心をおこなう

また、同じ株からたくさんの花を咲かせたい場合は摘心をおこなうようにしましょう。摘心は、苗の先端部をカットすることで、そこに新たに生えてくる脇芽から、また花を開花させるためにする剪定方法の一種です。そのため、摘心を行うことで、多くの花を開花させることにつながります。

ミニひまわりの種まきのポイント

ミニひまわりの種まきのポイント
続いては、ミニひまわりの種まきのポイントについて解説していきます。ミニひまわりの種まきのポイントは、以下の3つになります。種まきに必要なものや種まきの手順を解説していきます。

発芽気温は20~25℃

種まきが成功するためには、発芽気温を重要視する必要があります。ミニひまわりの発芽気温は20~25℃と言われており、春から初夏にかけての時期が最も適しています。温暖な時期に種まきを行うか、簡易的な温室などを用意するか、エアコンやストーブなどで温度管理を徹底すれば、上記の時期以外でも種まきをすることはできます。

種まきに必要なもの

  • ミニひまわりのタネ
  • 草花用の培養土
  • 苗ポット(3号にタネを3粒ほど、花壇や庭なら20cm間隔で)
  • 水やりができるものであればなんでも
  • ラップ
  • 細かな作業ができるピンセットなど

種まきの手順

  1. 春から初夏にかけての発芽気温は20~25℃の時期に、苗ポットに草花用の培養土を入れましょう。
  2. 次は培養土を水で湿らします。
  3. ミニひまわりのタネを入れるために、土に穴を指の第一関節くらいまで開けます。
  4. ミニひまわりのタネは必ず下向きに植えます。数センチ覆土しましょう。
  5. ラップをかけて土を常に湿らせておきます。
  6. 日当たりの良い場所で管理すれば、数週間で発芽します。小さめの鉢に植えたい方は植え替えてOKですが、定植したい方は、もう少し大きくしましょう。

ミニひまわりの植え付けのポイント

ミニひまわりの植え付けのポイント
続いては、ミニひまわりの植え付けのポイントについて解説していきます。ミニひまわりの植え付けのポイントは、以下の2つになります。加えて、植え付けのやり方まで解説していきます。

直根性のため深いプランターなどで育てる

ミニひまわりの特徴の一つに、直根性(ちょっこんせい)であるということがあります。直根性(ちょっこんせい)とは、根っこが脇芽から分離して生えるものではなく、まっすぐに生える根っこを持つタイプの植物を言います。そのため、ミニひまわりはなるべく深いプランターなどで育てることが適しており、根っこの成長を妨げないようにするためには、なるべくそういった工夫が必要になります。

植えつけのやり方

  1. 種まきと同様に、春から初夏にかけての気温が20~25℃前後の時期に植え付けをします。
  2. 深めのプランター(鉢植えでも可)を用意します。
  3. 複数植え付ける場合は、ミニひまわりの成長を考慮して苗同士の距離を20センチ以上空けてください。
  4. 穴を掘り、優しく植え付けます。
  5. 水をやり、日当たりの良い場所で管理すれば完成です。成長記録などを残したい方は、この植え付け時に写真を撮るなど、残せるものとして残しておくことがおすすめです。
  6. 成長後に鉢植えから定植したい場合は、植え替えてOKです。

ミニひまわりが枯れる原因と対処法を解説

ミニひまわりが枯れる原因と対処法を解説
続いては、ミニひまわりが枯れる原因と対処法を解説していきます。どのような理由で枯れてしまうのか、またその対処法をそれぞれ見ていきましょう。

過湿による根腐れ

ミニひまわりの根腐れは、土壌が過湿であることが原因で発生しやすくなります。ミニひまわりの根は過度の湿度に弱いため、酸素を十分に取り入れることができなくなります。過湿を防ぐためには、適切な水やりをし、土壌の水分量が適量を超えないようにしましょう。また、鉢の底には排水穴がるものを選び、余分な水は流れ出るようにします。また、根腐れが進行している場合は、植え替えをするなどして、新しい環境に変えてあげることも兼としてください。

水切れを起こした

上記のように水を与えすぎると多湿になって根腐れを引き起こしますが、反対に適切な水量が供給されない場合には水切れを起こしてしまうこともあります。上記の育て方のポイントでも解説した通り、ミニひまわりは土壌が乾いたら適度に水を与えることが重要です。土の表面が乾いたら水を与え、根が適切に水分を吸収できるようにしましょう。適量を見つけてあげることも、植物の栽培を楽しむことにつながります。

初心者におすすめ「ミニひまわり栽培セット」

初心者におすすめ「ミニひまわり栽培セット」
最後は、ここまでの育て方がやはり難しいという方や、初心者さんにおすすめしたい、「ミニひまわり栽培セット」について解説していきます。「ミニひまわり栽培セット」とはなんなのか、また「ミニひまわり栽培セット」の使い方のコツを解説していきます。

栽培セットを使えば簡単にミニひまわり栽培を始められる

「ミニひまわり栽培セット」は、誰でも簡単に栽培できるようにあらかじめ用土や種などがセットにしてあるものを言います。そのため、一から種を集めたり、用土を準備したりする手間をかける必要はなく、これ一つで栽培を始められるというメリットがありますよ。

栽培セットを使った育て方のコツ

「ミニひまわり栽培セット」を使うコツは、この記事の育て方のポイントで何度も解説してある通り、基本に忠実であることです。優しく植えて、水切れをお越さないようにし、過度な日光を避けることです。これらを守ることで、きちんと種は発芽してくれますよ。条件が悪いとうまく育たないこともあるので、慎重かつ楽しみながらやることをお勧めします。

【まとめ】ミニひまわりの育て方を徹底解説!お手入れからトラブルの対処法まで

いかがだったでしょうか?今人気のミニひまわりの育て方のポイントが、この記事で十分ご理解いただけたのではないでしょうか? 今回の記事のポイントは以下になります。
  • ミニひまわりは、通常のひまわりに比べて高さが1メートル未満に品種改良されている品種のことを言う
  • 日当たりと風通しの良い場所で管理すること
  • 土の表面が乾いたら水やりをし、本葉が出た後はたっぷり水を与えること
  • 配合する場合は赤玉土6:腐葉土4がおすすめだが、市販の草花用培養土でも育てられる
  • 肥料は緩効性肥料を元肥として施せば十分に育つ
  • ミニひまわりは褐斑病・べと病・ハダニになりやすい
  • 発芽気温は20~25℃なので、この時期に種まきをすると成功確率が上がる
  • 直根性のため深いプランターなどで育てることが重要
  • 「ミニひまわり栽培セット」は、誰でも簡単に栽培できるようにあらかじめ用土や種などがセットにしてあるため、これ一つですぐに栽培を始められる
ぜひこの記事を参考に、ミニひまわりをお好きな方法で楽しく栽培してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。