クフェアの育て方を徹底解説!成長後のケアから人気の品種まで紹介

クフェアの育て方を徹底解説!成長後のケアから人気の品種まで紹介
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目次

種類が豊富で、生垣や寄せ植えに活躍するクフェア。ご自宅の花壇に植えてみようかなとご興味を持っていらっしゃる方も少なくないでしょう。一方で、クフェアはどのように育てるのが良いのかご存じでしょうか。よく分からないという方のために、今回は、クフェアの育て方やお手入れについて詳しく解説していきます。ぜひ、この記事を参考に、ご自宅の花壇や鉢植えにクフェアを加えてみませんか。 そこでこの記事では
  • クフェアってどんな植物なの?
  • クフェアの育て方のポイントとは?
  • 植え替えや植え付けの方法は?
  • 挿し木での増やし方は?
  • クフェアのお世話に欠かせないお手入れとは?
について解説していきます。 この記事を読んでいただければ、クフェアの基本的な育て方がお判りいただけるでしょう。これらを実践することで、初心者でもしっかりと元気に育てていくことができます。最後には、クフェアの人気の品種もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

そもそもクフェアってどんな植物なの?

そもそもクフェアとはどんな植物なのでしょうか。クフェアの基本情報をまとめました。

熱帯~亜熱帯アメリカが原産のミソハギ科タバコソウ属(クフェア属)の低木

クフェア(Cuphea)は、熱帯~亜熱帯アメリカが原産の植物で、ミソハギ科タバコソウ属(クフェア属)に属する低木です。現在は、250種類以上の品種が存在します。日本でクフェアという名称で流通しているものは、主にクフェア・ヒソッピフェリア(別名:メキシコハナヤナギ)という品種です。

ピンク、白、オレンジの花を咲かせる

クフェアは、5月~10月頃になると、品種により、ピンクや白、オレンジの花を咲かせます。草丈は、30cm~1m程度なので、日本では生垣に利用されることが多いようです。

春~夏にかけて花を楽しみ、冬に枯れる一年草として扱われることが多い

クフェアは、開花期が長く、春~夏にかけて花を楽しむことができます。暖かい地域では冬越しすることができますが、冬に枯れる一年草として扱われることが多いです。

越冬させて長く育てると低木になる

栽培環境を整え、クフェアをうまく越冬させながら長く育てることができると、低木に成長します。

クフェアの育て方のポイント①置き場所

クフェアの育て方には、4つのポイントがあります。 まず1つ目のポイントは、置き場所です。クフェアはどのような環境、場所で管理すると良いのでしょうか。

日向~半日陰で育てられるが、よく日光に当てたほうがよい

クフェアは、日向はもちろん半日陰でも育てることができますが、よく日光に当てたほうが花つきが良く、徒長せずにコンパクトにまとまります。あまり日当たりが良くない場合でも成長してくれるので、比較的育てやすい植物と言えるかもしれません。

夏の直射日光が強すぎる場合は半日陰に移動するか、遮光をする

夏の直射日光が強すぎる場合は、半日陰へ移動させるまたは、寒冷紗等を用いて適度に遮光しましょう。

地植えの場合:水はけの悪い場所を避ける

クフェアを地植えする場合は、水はけの悪い場所は避けましょう。根腐れの原因となってしまいます。植え付ける際は、植穴に、腐葉土や堆肥などを混ぜ込んでから植えつけてください。

鉢植えの場合

一方、鉢植えする場合は、どうでしょうか。

梅雨時期は風通しのよい軒下に

梅雨時期は雨に当たると、株が蒸れて腐ってしまうため、風通しの良いの軒下に鉢を移動させましょう。その際、傷んだ葉や花は取り除いておくと、さらに風通しが良くなるでしょう。

冬は室内に入れる

鉢植え、地植え共に、冬は室内に取り込みましょう。地植えの場合は10月頃になったら鉢に植え替えてから室内へ移動してください。

クフェアの育て方のポイント②水やり

2つ目のポイントは、水やりです。どのように水やりを行うと良いのでしょうか。

クフェアはどちらかというと過湿に弱い

クフェアは乾燥に強い一方で、どちらかというと過湿に弱い傾向があります。過湿状態が続くと根腐れや病気の原因となりますから、水やりの方法についてしっかりと押さえていきましょう。

地植えの場合:夏の乾燥期以外は基本的に不要

地植えの場合は、基本的に水やりは不要です。夏に雨が降らず、土が乾燥した場合のみ水やりをします。

鉢植えの場合

一方、鉢植えの場合はどうでしょうか。

土の表面が乾いたらたっぷりと

土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えます。

夏は気温の高い時間の水やりを避ける

夏場は、気温の高い日中の水やりは避けましょう。鉢内が蒸れて、根腐れを引き起こします。

秋~冬は水やりを控えめに

気温が下がってくる秋~冬は、水やりを控えていきます。特に冬は、土が乾いてから数日後に水やりをするくらいで問題ありません。

クフェアの育て方のポイント③土

3つ目のポイントは、です。クフェアはどんな土を好むのでしょうか。

水はけのよい土を好む

クフェアは水はけの良い土を好みます。前述した水やりに注意し、土の水はけの良い土を使用することで根腐れを防ぐことができます。

地植えの場合:腐葉土や堆肥などの有機物を混ぜ込む

クフェアを地植えする場合は、植える場所の庭土に、事前に腐葉土や堆肥などの有機物を混ぜ込み、肥沃な状態にしておくと良いでしょう。

鉢植えの場合

クフェアを鉢植えで育てる場合は、どうでしょうか。

市販の花や野菜の培養土で育てられる

市販の花や野菜の培養土で十分育てられます。リン酸が少し多めに含まれた培養土を選ぶと花付きも良くなります。初心者や、土づくりの手間を省きたい方は、市販の培養土を使用すると良いでしょう。

自作する場合は赤玉土7:腐葉土3の配合土など

ご自身で用土を調整する場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合比がおすすめです。

クフェアの育て方のポイント④肥料

4つ目のポイントは、肥料です。クフェアは肥料が必要なのでしょうか。

あまり肥料を必要としない

クフェアは、あまり肥料を必要としない植物です。しかしながら適切な肥料を与えることで生育が促されます。

春~秋の成長期に三要素等量かリン酸分多めの肥料を与える

肥料を与える場合は、クフェアの生長期に当たる春~秋に施します。 三要素(チッ素、リン酸、カリウム)が等量含まれた肥料または、リン酸分が多めの肥料を置き肥してください。

クフェアの植え替え・植え付け

ここまでクフェアの育て方のポイント4つを説明してきました。それらを踏まえて、クフェアを実際に購入したら、植えつけなどの作業が発生します。 クフェアの植え替え植え付けはどの時期に、どのように行うと良いのでしょうか。

植え付け・植え替えの適期:春

植え付け、植え替えは、共に春(4月〜6月頃)に行うのがベストです。クフェアの生長期にこれらの作業を行うことによって、植え付けや植え替え作業のダメージからの回復が早いためです。

植え付け

まずは、クフェアの植え付けについて解説していきます。

数株植える場合は30㎝ほど間隔を空ける

クフェアを数株、地植えする場合は、株同士を30㎝ほど間隔を空けて植え付けます。

植え付けの手順

地植えの場合: 水はけのよい土を植え付け場所にあらかじめ準備しておき、植え穴を掘ったら、クフェアの苗を植え穴に入れてから土を被せ、水やりをします。 鉢植えの場合: 苗より今よりも一回り大きい鉢を用意し、鉢底に軽石を入れてから、新しい土を入れます。クフェアの苗を置いてから土を被せたら、鉢底から水が流れ出るくらいの水をたっぷりと与えます。

植え替え

続いて、クフェアの植え替えについて解説していきます。

鉢植えの植え替えのタイミング:1~2年に1回

鉢植え栽培の場合、植え替え作業が発生しますが、1年~2年に1回を目安に行いましょう。また、鉢底から根が出てきている時も植え替えのタイミングです。

植え替えの手順

植え替えの手順は、植え付けの手順とほとんど同じです。 根を傷めないように優しく鉢からクフェアを引き抜き、準備した一回り大きな鉢に、植え付けと同じ用土(新しい用土)を鉢に入れ植え付け穴を開けます。植え付け穴にクフェアの苗を入れたら土を被せてください。そのあとは、たっぷりと水を与えましょう

地植えの株を掘り上げる場合は10月中に行う

地植えでクフェアを栽培している場合、冬越しに際して、株を鉢に植え替え、室内に移動させる必要があると前述しましたね。その場合は、10月中には掘り上げ、鉢に植え替えましょう。

クフェアの挿し木での増やし方

クフェアは挿し木という方法で株を増やすことができます。挿し木とはどのように行うのでしょうか。

挿し木の時期:4月~9月

クフェアの挿し木を行う場合は、生長期である4月~9月頃がおすすめです。

挿し木のしかた

それでは、挿し木のやり方についてご説明します。 まずは、挿し穂を作ります。枝の先端から約10cmほど切り取って、2時間ほど水に漬けます。その後、清潔な用土に挿しましょう。挿し木に使用する用土は、川砂、赤玉土、バーミキュライトや鹿沼土などがおすすめです。 根が出てくるまで約1ヶ月ほどかかりますが、それまでは乾かさないように水やりを行い管理しましょう。発根したら、植え付けて通常の管理方法で育てましょう。

秋に挿し木した苗は室内で育てると安心

小苗はより、寒さに弱いため、秋に挿し木を始めた場合には室内で育てると良いでしょう。

クフェアのお手入れ

ここからは、クフェアのお世話に欠かせないお手入れ3つをご紹介します。

剪定

1つ目は剪定です。クフェアの剪定はいつ行えばよいのでしょうか。

丈が高くなりすぎたら剪定をする

クフェアは、1mほどの低木に成長するため、室内で育てる際は特に剪定が必要になります。背丈が高くなってきたと感じたら、好みの高さに切り戻し剪定をしていきましょう。

成長期であればいつでも切り戻しが可能

クフェアの剪定は、植え替え時や5月~10月の成長期であればいつでも切り戻し剪定をすることができます。

冬越し

2つ目は冬越しです。どんな環境で冬越しをさせると良いのでしょうか。

地植えの株は10月中に掘り上げる

クフェアを地植えしている場合、外の気温が5℃以下にならない地域であればそのまま冬越しさせることができますが、一般的には、10月頃になったら株を掘り上げ、鉢植えに植え替え、暖かい室内で管理、冬越しさせます

室内の明るい場所で管理する

地植えから鉢植えに植え替えた株は、室内の明るい場所で管理しましょう。

病害虫

3つ目は病害虫対策です。クフェアは、どんな病害虫に気を付けなければならないのでしょうか。また、病害虫にはどのような対処法を取ればよいのでしょうか。

立枯れ病

クフェアは立枯れ病という病気に気を付けなければいけません。その名の通り、立ったまま枯れるといった症状が特徴です。症状が進行すると、葉の変色や葉が落ちてしまいます。 クフェアは過湿には弱いので、水やりのし過ぎには注意しましょう。立枯れ病になってしまったら、傷んでいる箇所を切り落として株を新しい用土に植え替えしてください。

アブラムシ

アブラムシは、風通しが悪くなると発生しやすい害虫です。傷んだ葉や花を見つけたらこまめに取り除きましょう。対処法としては、見つけ次第ピンセットで取るまたは、殺虫剤で駆除する方法があります。

カイガラムシ

カイガラムシもアブラムシ同様に風通しの悪さが原因となって発生しやすい害虫です。こちらも見つけ次第ピンセットで取るか、殺虫剤で駆除しましょう。

クフェアの人気の品種を紹介

ここからは、クフェアの人気品種をご紹介したいと思います。購入する際の参考にしてみてくださいね。

ピンクシマー

ピンクシマーは、草丈は25~40cm程度、極小輪のクフェアです。上弁が濃いピンク、下弁が淡いピンクのバイカラーの花を咲かせます。小さな花が株を覆うように次々と咲き続けます。ピンクシマーは暑さに強く、初夏から晩秋まで長く楽しめます。

タイニーマイス

タイニーマイスは、メキシコ原産の品種から生まれた園芸品種と言われています。草丈は、30cm~50cmほどで、「がく」が反り返った赤色と紫色のバイカラーの花を咲かせます。半耐寒性ですが関東地方であれば冬越しさせることが可能です。ちなみに、タイニーマイスは、「小さな鼠(ねずみ)たち」という意味を指すそうです。

【まとめ】クフェアの育て方を徹底解説!成長後のケアから人気の品種まで紹介

いかがでしたか。クフェアの育て方について解説してきました。 この記事のポイントは
  • クフェアとは、熱帯~亜熱帯アメリカ原産で、ピンク、白、オレンジの花を咲かせる植物である
  • クフェアの育て方のポイントは4つ 「日当たりの良い場所」「季節に合わせた水やり」「水はけの良い土」「肥料」
  • クフェアは挿し木で増やすことができる
  • クフェアに欠かせないお手入れは3つ 「剪定」「冬越し」「病害虫対策」
ということでしたね。 これらを押さえればクフェアを元気に育て、また、越冬させることもできるかもしれませんね。ぜひ何度も読み返し、育て方のポイントやコツをつかんでくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。