オトギリソウの花言葉は怖い!?由来や贈り物の体験談を紹介!

オトギリソウの花言葉は怖い!?由来や贈り物の体験談を紹介!
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目次

皆様はオトギソウのことをご存じでしょうか?「オトギリソウという名前は知ってる!」「花言葉があるのは知ってるけるけど詳しくは知らない」と言う方も多いのではないでしょうか?オトギリソウは日当たりの良い山地や丘陵地に生える多年草であると知られ、また少し怖い花言葉を持っていることでも知られていますよ。どんな植物なのか、とても気になりますよね。 今回の記事では以下のような流れでお話ししていこうと思います。
  • オトギリソウ(弟切草)ってどんな植物なのか?詳しく解説
  • オトギリソウ(弟切草)にはどんな花言葉があるのか?
  • オトギリソウ(弟切草)の花言葉の由来は?怖い意味はあるの?
  • オトギリソウ(弟切草)の花言葉にマッチした贈り物のシーンをご説明
  • オトギリソウ(弟切草)の贈り物の体験談
  • まとめ
今回の記事をご覧いただくことで、オトギリソウと言う植物について1から詳しくなることができ、もしあなたがオトギリソウを大切な人に贈りたい場合に、どんなシーンなら大丈夫なのか分かり、またどんなふうにお渡しすれば大丈夫なのかもしっかりとご理解いただけますよ!是非最後までご覧くださいね!

オトギリソウ(弟切草)ってどんな植物なの?

まずは、「オトギリソウ(弟切草)ってどんな植物なの?」と言う疑問をお持ちの方に、しっかり丁寧にオトギリソウ(弟切草)の基本情報について解説していきます。オトギリソウ(弟切草)をもうすでにご存知の方も、あらためて一緒に見ていただけたら幸いです。

日本や中国が原産地であるオトギリソウ科の植物

弟切草は、日本や中国が原産地であるオトギリソウ科・オトギリソウ属に分類される多年草植物です。ヒペリカムと呼ばれる植物の仲間で、アレンジメントや庭木に利用されることもありますが、オトギリソウは日本原産のため園芸上ではヒペリカムと区別されています。草丈は20~80cmにまで大きく育ち、茎に楕円形の細い葉っぱを向かい合って生やすことで知られています。

夏の時期に黄色い花を咲かせる

そして、8月ごろの暖かな時期になると、細長く伸びた茎の先に黄色いきれいな花を開花させます。花の直径は15mm程度で小さく、花びらは5枚で、中心の雄しべがたくさん突き出た独特の形をしています。また葉っぱと花には、黒く細かい斑点や黒い線が多く入っています。花が実を結ぶと、3~10mmほどの、種をたくさん付けた実をつけますよ。

アレルギーや切り傷に効能がある

また、オトギリソウにはアレルギーや切り傷を治す効能があると古くから言われています。と言うのも、オトギリソウはタンニンと言う成分を豊富に含んでいます。タンニンとは、皆様もご存知のワインや渋柿に含まれる渋味の成分のことを言い、タンニンを摂取することで鎮痛剤の役目を果たしてくれたり、月経不順の改善、アレルギーの改善が期待できると言われています。 この効果から、漢方医学にも利用さてい流ことには驚きですよね。またこれは古くから利用されている方法で、茎や葉っぱを絞った絞り汁を、切り傷や打撲症の患部に塗ると痛みを鎮める効果がありますよ。

ヨーロッパでは「聖ヨハネの草」と呼ばれる

また、オトギリソウはヨーロッパでは、オトギリソウ属植物全般を聖ヨハネの草、英語ではSt. John's wort(セントジョーンズワート)といい、洗礼者聖ヨハネの祝日(6月4日)の前夜、魔女たちが活動するとされるミッドサマーイブニングに、この薬草を摘めば悪魔払いになると信じられていた伝説の植物だったようです。 古い時代から、アレルギーや切り傷などの薬草や漢方として親しまれ、また悪魔払いといった魔除けなどにも使われていた伝説だったオトギリソウ。ここまで、オトギリソウがどんな植物なのか、またどんな効能があるのかなどもしっかりとご理解いただけたのではないでしょうか。

オトギリソウの花言葉とは?花言葉の詳細も解説!

さて、ここからは今回の記事の肝である、「オトギリソウにはどんな種類の花言葉があるの?」と言う疑問について詳しくお話ししていきます!オトギリソウの花言葉の最も大きなポイントの一つは、他の素敵な花言葉を持つ植物やお花とは全く異なる意味を持つ花言葉を持っているということです。ぜひ一緒に面白いオトギリソウを花言葉を見ていきましょう。

そもそも花言葉とは?

花言葉とは、植物の花の特徴や葉の形、香りなどから付けられているその植物の象徴的な意味を持つ言葉です。花言葉の発祥は17世紀のトルコだと言われており、文字や言葉では伝えきれない思いを花に持たせて、送っていたそうですよ。

オトギリソウはネガティブな花言葉が多い

オトギリソウの花言葉たちを一言でお伝えすると、ネガティブな花言葉が多いということです。「花言葉ってポジティブなものだけじゃないの?」とお思いの方もいるかと思いますがしばしお待ちを!まずは、オトギリソウの花言葉たちを簡単にご紹介していきます。その後に、なぜオトギリソウにはネガティブな花言葉があるのか、またその花言葉とは一体なんのかについて詳しくお話ししていきますのでご安心ください!

【恨み】

まず1つ目の花言葉は【恨み】です。「私、オトギリソウが好き」そして、「花言葉を添えてお花を大切な人へお渡しするのが好き」という方には「ちょっとお待ちを!」と言いたくなってしまう所以の花言葉、「恨み」です。かなり怖いと思われる方が大半ですよね。しかし、恨んでしまうほどの所以がそこにはあるのです。後ほど詳しくお話しします。

【秘密】

次に2つ目の花言葉は【秘密】です。昔はこの弟切草(オトギリソウ)という薬草の効能が秘密であったにも関わらず、秘密を破るほどの恋をしたことが由来しているとされています。

【迷信】

次に3つ目の花言葉は【迷信】です。迷信とは辞書を引くと、「誤った信仰。また、道理に合わない言い伝えなどをかたくなに信ずること。」とあります。古来からの言い伝えや由来もここに通じていそうですよね。

【盲信】

次に4つ目の花言葉は【盲信】です。言い伝え通り、恋した女性を盲信してしまったが故に命を落とすことになってしまったほどに、盲信には気をつけたいですよね。そんな注意喚起になるような花言葉です。

【敵意】

最後の5つ目の花言葉は【敵意】です。言い伝えを解釈すると、当時はそういった秘密を守れない人に敵意があったのかもしれませんね。そのようなことを考えると、筆者の私は総じてオトギリソウを面白く興味深いものとして感じますね。楽しむには想像力が必要ですね。

英語での花言葉も同じ言葉である

さて、ここまでは日本語のオトギリソウの花言葉たちをご紹介していきましたがいかがでしたか?では、西洋でも知られているオトギリソウは、英語ではどんな花言葉があるのか見ていきましょう。 結論から言うと、ヨーロッパでも知られているオトギリソウ(英語ではセントジョーンズワート)の花言葉も実は同じなのです。

【superstition(迷信)】

superstitionの読み方はスーパーステイション、意味は迷信です。迷信は日本ではあまりいい意味で使われることはないですが、英語でも実は全く同じ意味で迷信というそう。

【animosity(敵意)】

animosityの読み方はアメリカ英語ではアナマスィティ、イギリス英語ではアニモスィティ。意味は敵意です。敵意という言葉も、「敵意を持たない」と言えばポジティブな意味にもなります。英語でも同様に、一見ポジティブに見えない花言葉があるようです。

オトギリソウには色別の花言葉がない

オトギリソウ属の植物は、アジアの熱帯から亜熱帯を中心に約300種ほどが自生しているとされていますが、そのさまざまな色別のオトギリソウに花言葉がそれぞれあるというわけではございません。 ちなみに一般的によく見かけるものは、「ヒペリカム」もしくは「西洋オトギリソウ」と呼ばれるヨーロッパで品種改良されたもので、日本原産の弟切草とは区別されています。中国原産の「金糸梅」「美容柳」など、「ヒペリカム・サンバースト」といった園芸品種がガーデニングによく利用されています。

オトギリソウの花言葉の由来に怖い意味はあるの?

お待たせしましたが、弟切草(オトギリソウ)の名前の由来からお話しすれば、これ以降の花言葉がなぜ怖い意味を持つのかがしっかりとお分かりいただけるでしょう。

とても怖い由来がある

まず、弟切草(オトギリソウ)は、漢字では弟を切る草と書きます。諸説ありますが、名前の漢字が由来しているとても怖い一つの説をお話しします。その昔、弟切草は人間だけでなく家畜にも使える薬草として当時は価値があるとされ、門外不出の秘密の薬草であると言われていました。ある鷹匠(たかじょう・鷹を飼育する人)が鷹の治療にも利用していたのですが、何の草で治療薬かは当然秘密で知ることはできませんでした。しかし、この鷹匠の弟は弟切草の秘密を知っており、恋に落ちた女性にこっそりと話してしまう裏切りをしてしまったのです。兄である鷹匠が激怒し、ついには弟を切り殺してしまったという逸話から、弟切草と名付けられ、のちの怖い花言葉へと続くのだそう。また、その時の弟の血しぶきが葉に黒い斑点として残ったともいわれています。 ポジティブな花言葉を持つ植物や花と比較すると「本当に?」と珍しいと思う方もいるかと思いますが、これが正真正銘、オトギリソウです。

【迷信】魔除けに使われたから

その昔、オトギリソウ属植物全般を聖ヨハネの草といい、洗礼者聖ヨハネの祝日(6月4日)の前夜、魔女たちが活動するとされるミッドサマーイブニングに、この薬草を摘めば悪魔払いになると信じられていたようです。迷信は、そういった悪魔払い、魔除けに使われていたことが由来していますよ。

【秘密】【恨み】兄弟間の裏切りから

【秘密】【恨み】の花言葉には先ほどの説の通り、恋がきっかけで秘密をこっそりと漏らしてしまう兄弟の間で起きた一つの裏切りが事の発端でしたよね。花言葉の誕生は、オトギリソウ(弟切草)の名付けにも密接につながっています。

6月24日・11月19日などの誕生花

また、オトギリソウは6月24日・11月19日などの誕生花です。オトギリソウを、上記のような花言葉を分かった上で、6月24日・11月19日などの誕生日の方に贈ることで、薬草効果や悪い邪気を払い除ける効果も説明し、メリットが上回ることを伝えた上で、プレゼントすると喜ばれることでしょう。 ここまではオトギリソウの花言葉の由来、意味についてお話ししてきました。最初は怖い花言葉に感じてしまったかと思いますが、その言葉の由来、どういった経緯でそういう花言葉になったのかを知ることで、反対に興味深くも感じることができてきたのではないでしょうか。

オトギリソウの花言葉にあった贈り物のシーン

ここからは「オトギリソウは見た目が可愛いから、贈り物として贈りたい!」と言う方のために、オトギリソウが贈り物として最適な贈り物のシーンについて、解説していきます。これであなたも自由にお花をお贈りすることができますよ!

花言葉からは贈り物に適さない

まず結論から言うと、「花言葉を添えて贈りたい」と言う方にはごめんなさい、オトギリソウは花言葉からは贈り物には向いていません。つまり、花言葉をもとに、意味をつけてお渡ししたいというのには向いていません。

花言葉を気にしない人には贈っていいかも

この問題を解決するには、花言葉を気にしない人に贈ると言うのが一つあるでしょう。オトギリソウには本来からある、薬草や傷を癒すタンニンと言う成分が実用的あることが非常に大きなメリットです。そのために、そういった薬草的なメリットや、悪い邪気を払い除ける効果を説明した上で贈ることがいいでしょう。

花言葉と同じ気持ちではないことを伝えて贈る

まとめると、オトギリソウの花言葉と贈る気持ちは別であると言うことを伝えることで、贈る相手に複雑な思いをさせずに済むでしょう!メッセージカードと一緒に贈ることもいいでしょう。

オトギリソウの贈り物の体験談

さて、ここまでお話ししてきたように、贈り物として最適とまでは言えませんが、シーンを選び伝え方を知れば問題ないということがお分かりいただけたかと思います。ここからは、「花言葉を知らずに贈ってしまった...」「花言葉は関係ないと思い似合う人にプレゼントした!」と言う方の体験談を見ることで、あなたがオトギリソウをプレゼントする際の参考にしてみてください!

花言葉を知らずに贈ってしまった

私はオトギリソウの花言葉を知らずに大学の友達に贈ってしまいました。黄色いお花が可愛らしいことや、魔除けの効果があること、傷を治す効能があることは昔から知っていた私は、単純にオトギリソウ好きでした。なのでこのお花を選んでお渡ししましたが、ふと花言葉が気になり調べてみると、ネガティブな花言葉がずらり...。これにはびっくりしましたが、花言葉を知っていても知らなくても、そのお花が好きで、そしてお渡ししたい、贈りたいと言う気持ちの方が大事だったと気づき、ネガティブに考えないようにしました。

花言葉は関係ないと思い似合う人にプレゼント

私はオトギリソウの花言葉がネガティブなものばかりであることを知っていましたが、関係ないと思いプレゼントしました。最初からプレゼントする相手がそういった花言葉を気にしない人でもあったことや、私自身も関係ないと思える人だったので、黄色い可愛らしいお花に似合う母に贈りましたが、とても喜ばれました。

6月24日の誕生日にオトギリソウを贈った

父の誕生日にオトギリソウをプレゼントしました。オトギリソウの誕生花を調べると、6月24日であることを知りましたが、同時にオトギリソウの怖い花言葉のこと、また花言葉としてオトギリソウを贈らない方がいいことを知りました。しかし、父は昔からオトギリソウが好きなので、気にせずプレゼントしました。結局、花言葉を気にしない人に贈るのがベストだと気がつきました。

【まとめ】オトギリソウの花言葉は怖い!?由来や贈り物の体験談を紹介!

最後までご覧いただきありがとうました。オトギリソウの基本的な情報や、オトギリソウの花言葉がどういった意味や成り立ちがあるのか、しっかりとお分かりいただけたのではないでしょうか! まとめると、今回の記事のポイントは、以下のようになります。
  • オトギリソウは、日本や中国が原産地であるオトギリソウ科・オトギリソウ属に分類される多年草植物で、8月ごろの時期になると花を開花させる。
  • オトギリソウにはアレルギーや切り傷を治す効能があることが昔から知られている。
  • オトギリソウの花言葉は「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」があり、それは古い兄と弟との裏ぎりが由来の言い伝えである。
  • オトギリソウの花言葉は贈り物には向いていないが、シーンを選び、花言葉を気にしなければ贈り物にも最適。
今回の記事をお読みいただいたことで、次回ご自身がオトギリソウを贈る際に花言葉の知識が役に立ち、また花言葉を知らずに贈りたいと言う友人知人の方に花言葉のことをお伝えすることで協力することができますね! 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。