ササユリの育て方を紹介!日々のケア方法や成長したらすることまで

ササユリの育て方を紹介!日々のケア方法や成長したらすることまで
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目次

日本の山林でよく見かけるササユリ。山野草として人気のササユリですが、詳しい育て方を知っている方は少ないのではないでしょうか。ササユリは非常に可愛らしい花を咲かせるので、鉢植えでの栽培にもおすすめです。ササユリの育て方について知りたいと思いませんか。ササユリの置き場所や水やりなどの育て方を詳しく知ると、より楽しくササユリを育てたり増やしたりするなどできるでしょう。 そこでこちらの記事では
  • ササユリの育て方ポイント:置き場所
  • ササユリの育て方ポイント:水やり
  • ササユリの育て方ポイント:土
  • ササユリの育て方ポイント:肥料
  • ササユリの植え付け方
について解説します。 この記事を読んでいただければ、ササユリの育て方について知識が身に付きます。可愛いササユリをより楽しむことができるようになるでしょう。最後にはササユリとヒメサユリの違いを詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

ササユリってどんな観葉植物なの?

ササユリ(笹百合)と聞いてどのような花なのか疑問に思う方も多いと思います。ササユリの特徴や花言葉、風水について見ていきましょう。

ササユリの特徴

ササユリの特徴は以下の2つです。
  1. 日本原産
  2. 笹に似た葉

日本特産のユリ科・ユリ属であり山野草の球根植物

ササユリは日本原産のユリ科ユリ属の球根植物です。主に山野草として愛されており、日本の山や森林によく自生しています。ササユリは開花期は5月~6月です。そのため、5月~6月の山林で、ササユリの花を見ることができるでしょう。

横向きに咲いた淡いピンク色の美しい花と笹によく似た葉が特徴

ササユリは横向きに咲いた白~淡いピンク色の美しい花と笹によく似た葉が特徴です。笹のように細長い葉が互い違いに茎に付くことから、ササユリと呼ばれています。漢字でも「笹百合」と書き、特徴が笹に似た葉であることがわかります。

ササユリの花言葉

笹百合の花言葉は以下の2つです。
  1. 上品
  2. 希少

上品

ササユリの花言葉は「上品」です。淡いピンク色の花をうつむき加減に咲かせる姿から名付けられました。ユリは美しい女性の代名詞と知られており、ササユリはまさに上品な女性を表していると言えます。

希少

ササユリの花言葉は「希少」です。ササユリは栽培が難しく、球根から発芽して開花まで数年かかります。そのため、開花まで時間がかかる希少な球根植物です。このことから、花言葉「希少」が名付けられています。

ササユリの風水

ササユリの風水について解説します。

ピンクのユリを部屋に飾ると元気なエネルギーをもらえる

ササユリは白~甘いピンク色の花をしています。そのため、白いユリまたは、ピンクのユリの風水効果が得られるでしょう。白いユリはヨーロッパでは「魔除け」の効果があるとされています。ピンクのユリは、お部屋に飾ると元気なエネルギーをもらえるとされています。

リラックス効果のある香り

また、ユリには香りがあり、その香りはリラックス効果があります。そのため、サユリでも同様にリラックス効果が得られるでしょう。

ササユリの育て方のポイント:置き場所

それでは、ササユリの育て方について解説したいと思います。まずは、育て方の基本でもある置き場所から見ていきましょう。

ウイルス病にかかりやすいため鉢植えでの栽培がおすすめ

ササユリはウイルス病にかかりやすいため鉢植えでの栽培がおすすめです。鉢植えで自生地に近い環境下の場所に置いて育ててください。

明るい日陰や午前中だけ日が当たる半日陰が適している

ササユリは明るい日陰や午前中だけ日が当たる半日陰が適しています。ササユリは山林の中で生育しているので、直射日光が当たりすぎる環境は得意ではありません。涼しく適度な明るさのある場所で育ててください。

夏の場合

ササユリの夏の育て方について紹介します。

風通しが良く涼しい場所に置く

夏は風通しがよく、涼しい場所に置くことがポイントです。風通しが悪く高温になる場所では、発育が悪く球根が腐ることがあるので気を付けてください。

1日日が当たる場所に置く場合は30%~50%遮光する

一日中、直射日光が当たる場所に置くのであれば30%~50%遮光してましょう。寒冷紗や遮光シートを使用すれば、簡単に遮光ができておすすめです。

二重鉢にして鉢内が高温になるのを防ぐ

ササユリの鉢は二重鉢にして鉢内が高温になるのを防ぐことも重要です。二重鉢とはササユリを植えた鉢をさらに一回り大きな鉢の中に入れることです。この方法によって日光や高温の空気がササユリに植わっている鉢に当たらないため、鉢内の温度が一定に保たれます。

日光不足や高温・低温により花がつかないことがあるので注意

ササユリを大事に育てすぎて、日光に当てなかったり温度管理に厳しすぎたりしないようにしましょう。光不足や高温・低温により発育が悪くなり花が付かないことがあるためです。遮光は30%~50%で、極端な低温や高温に合わないように管理してください。

ササユリの育て方のポイント:水やり

ササユリの育て方で重要な水やりについて解説します。

地植えの場合は植え付け以降の水やりは必要ない

ササユリは鉢植えがおすすめですが、地植えをする場合は植え付け以降の水やりは必要ありません。地植えで水をやりすぎると、球根腐れになる可能性があるので気を付けてください。

春~秋の水やり:土の表面が乾いたら水を与える

鉢植えのササユリを育てる場合、春~秋の成長期では土の表面が乾いたら水を与えてください。鉢の大きさにもよりますが、鉢植えでは土が乾きやすいので、土の乾燥具合は必ずチェックしましょう。

夏の水やり:乾燥が激しいため水切れに注意する

夏は気温が高く、日差しも強いので土が乾きやすい環境です。そのため、乾燥が激しく水切れに注意しなければなりません。土の乾燥具合を確認しながら、水やりをしましょう。

冬の水やり:地上部が枯れても土が完全に乾かない程度に与える

ササユリは冬になると、地上部の葉や茎は枯れてなくなります。しかし、地上部が枯れても土が完全に乾かない程度には水やりを与えましょう。土が完全に乾燥してしまうと、球根から水分がなくなり枯れてしまうためです。

水を与えすぎると球根が腐敗するので注意

どの季節でも水を与えすぎると球根が腐敗するので注意してください。土が常に湿っているほど水やりするのは危険です。また、受け皿に水を溜めている状態も根腐れで枯れる原因になるので気を付けてください。

ササユリの育て方のポイント:土

ササユリの育て方で重要な土について見ていきましょう。

清潔で水はけと水もちが良く、肥料分の少ない土を好む

ササユリは清潔で水はけと水持ちがよく、肥料分の少ない土を好みます。古い土や使いまわしの土で育てないように気を付けてください。

市販の培養土でOK

市販の園芸培養土や草花の土で十分に育ちます。また、山野草の土でもよく育つでしょう。

赤玉土に腐葉土、鹿沼土などが入った土がおすすめ

培養土には、赤玉土に腐葉土や鹿沼土などが入った土がおすすめです。腐葉土は土をふかふかにする役割があり、鹿沼土は排水性が高い土なので、これらを赤玉土にブレンドしている培養土を使うとよいでしょう。

市販の花のプランター用土、石灰等の混合は生育を悪くする

ユリは弱酸性の土を好むので、アルカリ性の石化を混ぜすぎると生育に悪影響を与えます。そのため、土の酸性やアルカリ性具合を確認することが重要です。もし、アルカリ性に近い場合は、酸性用土の鹿沼土や未調整ピートモスを混ぜ込み調節しましょう。市販の花のプランター用土は、アルカリ性に方抜いている場合もあるので注意してください。

ウイルス病を避けるため古い土を再利用しない

古い土を使うとウイルス病を引き起こす可能性があるので、使わないようにしてください。もし、どうしても再利用したい場合は、土を天日干ししたり黒い袋に入れて熱殺菌するなどの工夫が必要です。しかし、それでも生育に悪い影響を及ぼすこともあるので気を付けましょう。

ササユリの育て方のポイント:肥料

ササユリの育て方の肥料について紹介します。

植え替えの際に元肥として緩効性肥料を少量混ぜる

ササユリは植え替えの際に、元肥として緩効性肥料を少量混ぜましょう。ユリは球根の下に根が出るのではなく、球根から伸びた地株の茎から根が出るので、球根の上の地tに肥料を混ぜ込むと効果的です。

初春~初夏と秋に月数回薄めた液肥を与える

生育期間中の初春~初夏と秋に月数回薄めた液肥を与えるとよいでしょう。およそ1ヶ月に1~2回のペースです。ただし、液肥は規定量を守って薄めてください。

2~3ヶ月おきに緩効性肥料を少しずつ与える

液肥を与えない場合は、2~3か月おきに緩効性肥料を少しずつ与えます。間違っても、液肥を与えつつ緩効性肥料も与えることのないように気を付けてください。両方与えるのは、肥料を与えすぎています。

肥料の与えすぎは害虫や病気の被害を受け、枯れやすくなる

ササユリに肥料の与えすぎは害虫や病気の被害を受け、枯れやすくなるので注意が必要です。元肥を与えた後は、薄めた液肥を与える。または、緩効性肥料を2~3か月おきに与えるだけで十分です。たくさん花を咲かせようと、肥料を与えすぎないように気を付けてください。

【成長したらすること】ササユリの植え替えについて

ササユリの育て方で、重要な植え替えについて見ていきましょう。

10月~11月が適期

ササユリの植え替えは10月~11月が適期です。枯れ始める時期に植え替えを行いましょう。

連作障害が出やすいため毎年植え替えを行うとよい

ササユリは育てにくい種類のユリです。それは、連作障害を出しやすいためです。その対策を紹介します。

地植えの場合は10〜15cm離れた位置に植え替える

ササユリを地植えする場合は、同じ場所に植え替えるのではなく、少なくとも10~15㎝離れた位置に植え替えましょう。基本的には、まったく違う場所に植え替えたほうが連作障害になりにくいです。地植えの場合は適した環境に限りがあるので仕方ないですが、なるべく同じような場所には植え替えないようにしてください。

鉢植えの場合は新しい鉢を用意するか、古い鉢を洗って消毒する

鉢植えの場合は、新しい鉢を用意するか、古い鉢を洗って消毒して植え替えてください。もちろん、植え替える土は新しいものにします。古い土で植え替えると新しい鉢や消毒した鉢の意味がなくなるので、注意してください。

土は必ず新しいものを用意する

古い土では連作障害やウイルス病を発病させるので、土は必ず新しいものを用意してください

球根を植える深さは球根の径の3倍ほどが目安

ユリの球根を植える深さは球根の径の3倍ほどが目安です。ユリの球根は、深植えすることで一つ一つの鱗片がばらけません。浅く植えると鱗片が崩れて、花を咲かせることができなくなるので注意してください。

【成長したらすること】ササユリのお手入れについて

ササユリの育て方で重要なお手入れについて解説します。

種を増やさない場合は花がしおれたら花茎から切り取る

ササユリの種を収穫しない場合は、花がしおれたら花茎から切り取りましょう。そのままにしておくと、種子に栄養が集中して球根がやせてしまうためです。

花が終わった後にお礼肥をする

花が咲き終わったら、お礼肥えをしてください。お礼肥えとは、「お花を咲かせてくれてありがとう」の意味で与える肥料です。開花後は球根がやせるので、来年の栄養を蓄えさせるために与える肥料は重要です。

秋まで葉を数枚保つと球根が大きくなり、花を咲かせやすくなる

ササユリは秋まで葉を数枚保つと球根が大きくなり、花を咲かせやすくなります。花茎だけを切って葉を残しておけば、完全に枯れるまで葉は光合成によって栄養分を作り続けます。その栄養分は来年の花に影響を及ぼすためです。花が終わったからと言って、根元から茎すべてを切らないように注意してください。

ササユリによくあるトラブルと対処方法

ササユリの育て方でよくあるトラブルと対処方法について紹介します。

病気

ササユリはウイルス性の病気になる場合があります。毎年植え替えを行うのも病気を予防するためです。

ウイルス性の病気

ササユリはがウイルス性の病気になる原因は、アブラムシと連作障害です。特にアブラムシは、ウイルスを媒介にするので、注意してください。

対処法:病気に感染している株を抜き取り、焼却処分する

ウイルスは薬では対処ができません。そのため、ウイルス病になったササユリは、残念ながら抜き取り焼却処分してください。ウイルスにかかったササユリをそのまましていると、健康的なササユリにも被害が出るので気を付けてください。

害虫

ササユリに発生しやすい害虫は以下の3つです。
  1. アブラムシ
  2. ハダニ
  3. ナメクジ

アブラムシ

どの植物にも発生しやすいアブラムシは、ササユリにも発生します。アブラムシは植物の樹液を吸汁する害虫です。大発生すると植物が弱るだけでなく、ウイルスを媒介するので早めに対処が必要です。薬は効きやすいので、アブラムシに対応した薬剤を早めに散布しましょう。1回の薬剤散布ではアブラムシを倒すことができない場合もありますので、その場合は時間をおいて繰り返し薬剤散布してください。

ハダニ

アブラムシ同様にハダニも植物に発生しやすい害虫です。初期症状は葉の色が悪くなったりかすれたりします。その後、大発生すると、クモのような糸で植物を多い枯らしてしまうので、注意してください。ハダニは乾燥した環境を好むので、適度に湿度がある環境でササユリを育ててください。発生初期であれば、シャワーで洗い流すことも効果的です。なるべくダニ剤を使用して対処することをおすすめします。

ナメクジ

ササユリはナメクジの被害にも合います。山林の湿度のある環境で育つため、ナメクジも発生しやすいのは当然かもしれません。ナメクジは花や蕾を食害するので、注意が必要です。鉢植えで育てていると、鉢の底に隠れたりしているので、発見次第捕殺しましょう。トラップ式の薬剤も効果的です。

対処法:散水するか薬剤をまく

害虫の対処法は散水するか薬剤をまくかです。ただし、散水が効果あるのは、ハダニだけなので気を付けてください。基本的には、どの害虫にも薬剤で対処することをおすすめします。

予防法:殺虫剤・殺菌剤を予防散布する

害虫の予防法は殺虫剤・殺菌剤を頒布しておくことです。病害虫発生時期にあらかじめ殺虫・殺菌剤を最低1回は、まいておくことで予防になります。予防散布は効果的なので、病害虫に毎年悩んでいる場合は、ぜひ予防散布をするとよいでしょう。

ササユリの植え付け方

ササユリの育て方で重要な植え付け方を見ていきましょう。

種から育てるのは非常に難しく、4~7年ほど時間がかかる

ササユリは種から育てるのは非常に難しく、4~7年ほど時間がかかります。初心者の方は種からの栽培や植え付けは難しいでしょう。

球根・種は通販などで入手できる

ササユリの種からの栽培は難しいですが、球根・種は通販で入手が可能です。初心者は球根から植え付けて栽培を楽しみましょう。

鉢植えの選び方

ササユリを植える鉢植えの選び方を見ていきましょう。ユリの球根は深植えが基本なので、浅い鉢に植えることは控えてください。

球根が1個なら4号鉢が目安

ササユリの球根1個を植えるなら4号鉢が目安です。大きすぎても小さすぎても生育に悪影響なので注意してください。

球根が3個なら5号鉢が目安

球根を3個植えるなら、5号鉢が目安です。球根の大きさによっては、5号鉢でも入らない場合があるかもしれません。その場合は6号鉢を称してください。

種まきの方法

ササユリの種まきについて解説します。初心者が種から育てることは難しいかもしれませんが、時間をかけてゆっくり育てたい方はぜひ挑戦してみましょう。

茶色くなりかかった種さやを採り、秋ごろに種を蒔く

ササユリの開花後に、茶色くなりかかった種さやを採り、秋ごろに種をまいてください。気温が十分に落ち着く10月以降がおすすめです。

鉢の縁から2〜3cm下の高さまで土を入れる

鉢やポットを準備したら、鉢の縁から2~3㎝下の高さまで土を入れます

深さ1cmほどの小さな穴を空ける

その後、深さ1㎝程の小さな穴を開けます

種を1つの穴につき1粒ずつ入れる

その穴に種を1つの穴につき1粒ずつ入れます

1〜2mmほど薄く覆土して、水やりしながら管理する

種を穴に入れたら、1~2㎜ほど薄く覆土して、水やりしながら管理しましょう。

種まきから約1年半後に地上に芽を出す

ササユリは種まきから約1年半後に地上に芽を出します。その後は明るい日陰で水切れがないように育ててください。

球根の植え付けのしかた

ササユリの球根の植え付けのしかたについて解説します。

適期は10月~11月

ササユリの球根の植え付けの適期は10月~11月です。気温が落ち着いたときに植え付けましょう。

地植えの場合は、定植2週間前に深さ30cm以上をよく耕しておく

地植えの場合は、定植2週間前に深さ30㎝以上をよく耕しておきましょう。土が固い状態で植え付けると、その後の生育が悪いためです。

購入したらすぐに植え付けを行う

球根は購入したらすぐに植え付けを行ってください。植え付け期間が遅いほど、球根が古くなり生育に悪影響です。

すぐに植えられない場合は数週間冷蔵庫の野菜室で保存する

もし、土の準備ができずにすぐに植え付けられない場合は、数週間冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。常温で保存すると、温度が高く腐る場合があるためです。

腐敗防止のため定植前に球根を1時間ほど殺菌剤につけるとよい

球根が植えてから腐らないようにするために、腐敗防止のため定植前に球根を1時間ほど殺菌剤につけると効果的です。購入した球根自体が菌に侵されていることもあるので、殺菌剤を使用しておくと安心です。

乾燥に弱いため、殺菌処理後は数時間乾燥後すぐに定植する

ササユリの球根は乾燥に弱いため、殺菌処理後は数時間乾燥後すぐに定植してください。ユリの球根は鱗片の塊なので、乾燥させすぎると崩れる可能性があります。完全に乾燥しいうちに植え付けましょう。

複数個植える場合は株間は球根3個分以上空けて植え付ける

複数個植える場合は、株間は球根3個分以上開けて植え付けてください。鉢植えでも同様ですが、鉢の大きさによって幅が取れない場合が多いと思います。その場合は、なるべく話して植えてください。

植える深さは、球根の約2~3倍

前述していますが、球根の植え付けは、球根の大きさの3個分の深さがおすすめです。球根は土の中で伸びた茎から根が出るので、深植えしないと上手く育ちません。しっかり土を被せて深植えしましょう。

ヒメサユリとササユリの違いとは?

最後にヒメサユリとササユリの違いについて解説します。

ヒメサユリのほうが花数が少ない

ヒメサユリとは、ササユリ同様に日本原産のユリです。ヒメサユリは別名であり、正式名称は「オトメユリ」です。ヒメサユリはササユリに比べ、花数が付くない特徴があります

ササユリのほうが大きい

ササユリの草丈は品種によって違いはありますが、50~150㎝です。一方、ヒメサユリは草丈は30~50㎝と低い特徴があります。ササユリの方が大きいため、見極めは簡単かもしれません。

花粉の色が違う

そして、最も大きな違いは花粉の色です。ササユリの花粉の色は、赤褐色が多いのに対して、ヒメサユリは黄色です。そのため、ヒメサユリなのかササユリなのか迷った場合は、雄しべの花粉を見て判断するとよいでしょう。

ササユリの育て方を紹介!日々のケア方法や成長したらすることまでのまとめ

ここまでササユリの育て方について解説してきましたがいかがですか。 この記事のポイントは
  • ササユリは山林で自生しているため、明るい日陰から半日陰の場所を好む
  • ササユリは球根植物なので、水のやりすぎに注意。水のやりすぎは球根が腐る可能性がある。しかし、生育期の春~秋は土の表面が乾いたら水やりを行うことが大事。
  • ササユリは水はけと水持ちのバランスがよい土を好む。赤玉土に腐葉土や鹿沼土を混ぜた土がおすすめ。
  • ササユリは植え付け時に肥料を与えて、その後に液肥または緩効性肥料を少量与えるように育てる。肥料のやりすぎは球根が腐る原因になるので注意する。
  • ササユリの植え付けでは、種まきから行うと4~7年ほど開花までかかるが、球根だと比較的早く花が咲くので、球根を手に入れて植えるとよい。
です。 ササユリの育て方について詳しく知ることができたのではないでしょうか。ササユリの花は可愛らしいので、山野草として人気です。ぜひ、この記事を参考にササユリを自分で育てるだけでなく、プレゼントしてみてください。プレゼントする場合は、花言葉や風水についても紹介したメッセージカードを添えると喜ばれるでしょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENにはほかにもたくさんの記事を用意しておりますので、ぜひご覧ください。