フリージアの育て方を紹介!球根の管理から日々のケア方法まで

フリージアの育て方を紹介!球根の管理から日々のケア方法まで
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目次

フリージアというお花を聞いたことはありますか?フリージアという名前はよく耳にするものの、植物に詳しくない方の場合実際にはどのような植物なのか知らないという方も多いのではないでしょうか。 実は、フリージアは自宅でも育てることができる植物です。育て方を知ることでフリージアを庭や花壇で楽しむことができますよ。 この記事では、
  • フリージアがどのような植物であるのか
  • フリージアの基本的な育て方
  • フリージアの育て方のコツ
について解説いたします。 この記事を最後まで読むことで、フリージアがどのような植物なのかやフリージアの育て方、栽培のポイントについて知ることができます。ぜひ最後までご覧くださいね。

フリージアってどんな植物なの?

はじめに、フリージアとはどのような植物であるのかを解説いたします。フリージアについてあまり知らないという方は特によく確認しておいてくださいね。

フリージアの基本情報

フリージアの基本的な情報は以下の通りです。

南アフリカ原産のアヤメ科フリージア属

フリージアは南アフリカを原産地とするアヤメ科フリージア属の植物です。学名はFreesiaで、18世紀にはヨーロッパで品種改良がおこなわれ園芸植物として育てられていました。日本には昭和の初めに流入したとされ、今日まで花壇やプランターで庭を彩る植物、切り花として部屋を彩る植物として栽培されています。 また、フリージアは香りの強いお花としても有名です。そのためフリージアは香水の香りとしても楽しまれています。

半耐寒性の球根をもつ

フリージアは半耐寒性球根をもつ植物です。フリージアの球根は耐寒性を持つため日本の寒さであれば問題なく屋外で越すことができます。一方暑さや多湿には弱く、6月頃には休眠するためその時期に掘り上げて管理します。

一重咲きと八重咲きの両方ある

フリージアは古くから園芸植物として育てられてきた過去があり、品種も多く存在しています。花の種類としては一重咲きと呼ばれる咲き方と八重咲きと呼ばれる咲き方があり、一重咲きのフリージアは花弁が少ないもののスリムで落ち着いた印象を受けます。一方、八重咲きのフリージアは花弁の数が多く華やかな見た目をしています。 好みやお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶことができるということもフリージアの魅力の一つとなっています。

「フリージア」という同じ名前の薔薇がある

フリージアは先ほど解説したようにアヤメ科フリージア属の植物です。しかし、薔薇の品種の一つに「フリージア」という品種があります。しかし、本来のフリージアは薔薇とは全く関係がない植物となっているためご注意ください。

フリージアの花言葉

フリージアには多くの花言葉があります。また、花色ごとにも異なる花言葉が付けられていることもポイントです。プレゼントとしてフリージアを贈る時には花言葉も確認しておきましょう。

「親愛の情」

フリージアの1つ目の花言葉は「親愛の情」です。友達を思う花言葉となっており、贈り物として非常におすすめできるお花です。

「優雅」

フリージアの2つ目の花言葉は「優雅」です。品があり、高級感のある花が優雅な雰囲気を感じさせます。

「天真爛漫」

フリージアの3つ目の花言葉は「天真爛漫」です。様々な花色を持ち、色も非常に鮮やかな点が天真爛漫さを感じさせます。

黄色:「無邪気」

黄色いフリージアには「無邪気」という花言葉がついています。黄色という明るく元気をもらえそうな色にピッタリな花言葉ですね。

白:「あどけなさ」

白いフリージアには「あどけなさ」という花言葉がついています。白という美しい色があどけなさを感じさせます。

赤:「純潔」

赤いフリージアには「純潔」という花言葉がついています。純潔という花言葉は白い花につけられることが多い花言葉であるため、少し珍しいですね。

紫:「憧れ」

紫のフリージアには「憧れ」という花言葉がついています。紫色は昔から高位の色として扱われてきたことから憧れの色という連想でこの花言葉が付けられたのでしょうか。

フリージアの植え付け

フリージアの育て方として初めにフリージアの植え付け方法を解説いたします。

球根は気温23~25℃くらいで発芽する

フリージアの球根は気温が23~25℃くらいの時期に発芽します。そのため30℃を超えるような夏頃に早めに植えても休眠した状態となるため注意しましょう。また、日本の夏は高温多湿で原産地の南アフリカと環境が大きく異なります。植え付けは気温が落ち着いてきたタイミングで行いましょう。

約30℃に保つと冬になっても発芽しない性質がある

30℃を保ちながらフリージアを管理すると冬になっても発芽しません。室内はもちろん、ハウスなどで30℃を保ってフリージアを管理すると発芽が抑制されます。この性質を利用して開花期をずらすことも可能です。

地植え

フリージアの地植え方法を解説いたします。

球根を暖かい場所に置いて発芽を抑え、秋頃に植えると寒害を受けにくくなる

夏の間は球根を暖かく風通しの良い場所で管理することで発芽を抑制することができます。そして、気温が落ち着いてくる10月下旬~11月上旬に植え付けを行うと小さい草丈で冬を越すことができるため寒害を受けにくくなります

球根を4~5cmの深さに10~15㎝間隔をあけて植える

球根を植える時には4~5cmの深さの穴を掘り、10~15cm程度の間隔をあけて球根を植えつけましょう。あまり過密にしすぎると蒸れてしまい弱る原因になる他、球根が痩せてしまい来年の花を楽しめなくなることがあるため注意しましょう。

鉢植え

鉢植えでフリージアを育てる方法を解説いたします。

9月下旬ごろに植え付ける

場所や環境によって植え付け時期は大きく変化するものの、鉢植えであれば9月の下旬ごろに植え付けを行います。風通しの良い場所を好むため台などを置いて地面から距離を離すなどの工夫をすると良いでしょう。

12~18cm鉢の標準鉢に4~6個を目安に植える

12~18cm鉢(4号~5号鉢)や相当するプランターに対して目安として4~6個の球根を植えつけましょう。植えつける時には等間隔にできるだけ球根同士が離れるように植えつけます。

およそ球根1個分の高さの土がかかる深さに埋める

およそ球根1個分の深さの土がかかるように穴を掘り、球根を埋めます。あまりにも浅く植えると霜などで球根が持ち上がってしまうことがあるため注意が必要です。

植え付け後は涼しい場所に置いてたっぷり水を与える

植え付けを行った後は水をたっぷりと与えてから涼しい場所で管理し発芽を促進させましょう。

フリージアの育て方のポイント①:栽培場所

フリージアの育て方のポイント1つ目として栽培場所を解説いたします。

フリージアは日光を好むので日当たりのよい場所に

フリージアは日光を好む植物であるため、基本的には室内でなく屋外で栽培するようにします。

地植えの場合

地植えの場合における栽培場所について解説いたします。

霜の当たらない日当たりのよい軒下がよい

フリージアは寒さには強いものの霜にあたると葉が傷んでしまうためできるだけ霜に当てないようにするために日当たりの良い軒下などに植えると良いでしょう。

霜が降りる寒冷地では冬に霜よけのためビニールなどをかける

霜が降りる寒冷地では冬になったらビニールなどをかけて霜を防ぐことができます。特に早めに植え付けをしてしまい草丈が大きくなったフリージアは霜によるダメージを受けやすいためビニールをかけることが有効です。

霜が降りなくなったら霜よけを外してよく日が当たるようにする

春になり霜が降りなくなったら霜よけを外して葉に日光が良く当たるようにしましょう。また、霜よけは蒸れる原因にもなるため過湿を防ぐという面でも気温が高くなったらできるだけ早く外すと良いでしょう。

鉢植えの場合

鉢植えの場合における栽培場所を解説いたします。

日当たりの良い屋外に置く

地植えの場合と同様日当たりの良い屋外に置くことを基本とします

霜が降りるようになったら夜間は室内に取り込み、翌朝屋外に出す

寒冷地でフリージアを育てる場合、気温が下がり霜が降りるようになったら夜間の間は鉢やプランターを室内に取り込むことで霜被害を防ぐことができます。また、地植えのフリージアと同様ビニールによる霜よけも有効です。

フリージアの育て方のポイント②:水やり

フリージアの育て方のポイント2つ目に水やりの仕方を解説いたします。

フリージアは加湿を嫌う

フリージアは加湿を嫌う植物です。そのため水やりの方法を正しく理解することが育て方の中でも非常に大切です。

地植えの場合:土が乾きすぎていたら晴れた日の午前に水をやる

地植えの場合、基本的には水やりは必要ありません。しかし、土があまりにも乾きすぎていたり軒下など雨が当たらない場所で育てていたりする場合晴れた日の午前中に水を与えましょう

鉢植えの場合

鉢植えにおける水やりの方法を解説いたします。

土の表面が白く乾いていたらたっぷり与える

土の表面が乾いていたら鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと与えるようにしましょう。手で触れて確認するか、乾燥すると土の色が白っぽくなるため目視で確認できます。

3~4日ほど経って再び表面が乾いたら水を与える

3~4日ほど経って再び土の表面が乾いていたら水を同じようにたっぷりと与えましょう。鉢底皿などを敷いている場合、必ず水は捨てるようにします

フリージアの育て方のポイント③:土

フリージアzの育て方のポイント3つ目として土について解説いたします。

地植え

地植えでフリージアを育てる場合のポイントは以下の通りです。

連作を嫌うためアヤメ科の植物を栽培したことがない土を用いる

フリージアは連作を嫌います。そのため以前にアヤメ科の植物を栽培したところは避けるようにしましょう。また、フリージアを植えた場所は2~3年はアヤメ科の植物を植えない方が良いでしょう。

水はけが悪いときは川砂やパーライトを混ぜる

水はけが悪い場合は川砂やパーライトを土に混ぜ水はけをよくすることが大切です。その他有機物が少ない場合は腐葉土を混ぜても良いでしょう。

鉢植え

鉢植えでフリージアを育てる場合のポイントは以下の通りです。

水はけ・水もち・通気性の良い土がよい

基本的にフリージアはほかの草花と同様水はけ・水もち・通気性の3つがそろった土を好みます

市販の草花用培養土でよい

市販の草花用培養土は水はけ・水もち・通気性のどれもがそろっているためそれを使用するとよいでしょう。中には肥料が配合されているものもあるため初心者の方におすすめです。

赤玉土6:腐葉土4の配合土にバーミキュライトを混ぜたものでも

自分で土を作る時には赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜ、そこにバーミキュライトを混ぜたものを使います

フリージアの育て方のポイント④:肥料

フリージアの育て方のポイント4つ目に肥料の与え方を解説いたします。

球根内に養分を蓄えているため初期の生育は無肥料でもよい

フリージアは球根内に養分を蓄えているため発芽してしばらくは肥料を与えなくても大丈夫です

地植えの場合:元肥として緩効性化成肥料を株元にばらまく

地植えの場合、元肥として緩効性の化成肥料を株本にばらまくと良いでしょう。花を咲かせるエネルギーのもととなる他、生育の促進、球根の肥大に効果があります。

鉢植えの場合:緩効性化成肥料を1リットルあたり3g程度混ぜる

鉢植えの場合、緩効性化成肥料を1リットルの土に対し3g程度混ぜておきましょう。均一になるように植えつけ前にしっかりと混ぜることが大切です。

3月頃に薄めた液肥を与える

3月頃に薄めた液体肥料を与えることで花を咲かせるエネルギーの補充と球根を太らせることができます。適度に希釈して水やりの際に与えましょう。

肥料を与えすぎると肥料やけを起こすため注意

肥料の与えすぎは肥料やけを起こす原因になります。肥料やけを起こすとフリージアが弱ってしまうため適量を与えることを意識すると良いでしょう。

【成長したらすること】フリージアの植え替えについて

フリージアが成長したら植え替えを行う必要があります。

連作障害を起こすことがあるため、基本的に植えっぱなしにしない

フリージアは連作障害を起こすため、基本的には植えっぱなしにせず毎年掘り上げるようにします。

植え替えのタイミング

植え替えのタイミングは育て方によって異なります。

鉢植えの場合:毎年植え替えを行う

鉢植えでの育て方の場合、フリージアに対する土の量が少ないため連作障害が起きやすいです。そのためフリージアは毎年植え替えを行うようにしましょう

地植えの場合:2~3年に1度

地植えでの育て方の場合、フリージアに対する土の量は多いため鉢植えよりはレン尺障害が起きにくいです。しかし、2~3年に1度は植え替えを行うようにしましょう

植え替えの時期:9月中旬~10月中旬頃

植え替えの時期は9月中旬~10月中旬です。植え付けの時期とほぼ同じとなるため梅雨頃に掘り上げた球根を植えるついでに行ってしまいましょう。

一回り大きな鉢と清潔な用土を用意する

植え替えを行うときには一回り大きな鉢と新しい用土を用意して行います。古い用土は栄養バランスが崩れている、団粒構造が壊れているなどの問題があるため使わないようにしましょう。

球根が大きくなっていたら株分けを行う

球根が大きくなっていた場合、フリージアを株分けで増やすことができます。詳しくは下記で解説いたします。

フリージアの増やし方:分球でふやす

フリージアは分球(株分け)で増やすことができます。掘り上げたフリージアを簡単に増やしてみましょう。

用意するもの

用意するものは以下の通りです。

清潔な刃物

ライターなどで炙って消毒したハサミやナイフが好ましいです。

乾燥用ネット

掘り上げた球根を入れて乾燥させます。

掘り上げ用の移植ごて

掘り上げ用に移植ごてを用意することで球根に傷をつけることなく収穫できます。

葉が黄色く変色したら球根を掘り上げ、親球の周りの子球を外す

葉が黄色く変色したら移植ごてを使い球根を掘り上げます。親球根の周りには小さな子球がついているためハサミなどを使い丁寧に外しましょう。

球根をネット袋に入れ、風通しのよい日陰に吊るして保存する

球根をネット袋に入れ、風通しの良い日陰に吊るして植え付け時期まで保存しておきましょう。

保管した球根は植え付け適期に再び土に戻す

補完した球根は植え付け時期に再び土に戻します。子株と親株で管理は変わらないため基本的な育て方で大丈夫です。

植え付けてから花が咲くまで長い時間がかかることもある

植えつけてから開花まで長い時間がかかることが多いです。そのため気長に花が咲くのを待ちながら育てるようにしましょう。

フリージアのお手入れ方法

フリージアの育て方は植え付けや水やりだけではありません。お手入れによって綺麗に育てることができます。

草丈が伸びると倒れやすくなるため支柱を立てて誘引する

フリージアは草丈が高くなりやすい植物です。そうなると倒れやすくなるため支柱を立てて誘因をしましょう

花がら摘み

花がら摘みは育て方の中でも重要なポイントです。確認しておきましょう。

花の香りと色が虫を呼び寄せてしまう

花がらであってもフリージアは強い香りを放ちます。すると害虫を呼び寄せてしまうため花がらを摘んでおく必要があります

放置すると種がつき、球根に養分が奪われてしまう

また、種がつくことによって球根を太らせる養分が奪われてしまいます。すると親株の球根が小さくなってしまうため来年の花が楽しめなくなることがあります。

花が咲き終わったら清潔な刃物で花茎のつけ根から切り取る

花が咲き終わったら清潔な刃物で花茎の付け根から切り取ってしまいましょう。花はそのまま近くに放置すると病気が発生しやすくなるためフリージアから離して処理します。

花が終わった後もしばらく葉を残しておく

花が終わった後も葉を残し球根を太らせることが重要です。葉が黄色くなってから掘り上げるようにしましょう。

フリージアの切り花を長持ちさせるには?

フリージアは切り花としても楽しむことができます。自宅のフリージアをお部屋に飾ってみましょう。

フリージアは切り花としても楽しめる

花屋さんでも見かけることが多いフリージアは切り花の定番として知られています。そのため、育てているフリージアは切り花として楽しむことができますよ。

収穫は朝や夕方の涼しい時間に行う

収穫は朝や夕方の涼しい時間に行います。そうすることで花の劣化が抑えられ長く楽しむことができますよ。

咲き終わった花を摘み取る

咲き終わった花からはエチレンと呼ばれる物質が放出されます。するとほかの花の劣化が早まるため摘み取るようにしましょう

茎の切り口を水平に切る

花茎の切り口は水平に切るようにします。また、時々切り口を更新することで長く楽しむことができます。

水の量は多いと茎が傷むため少なめで良い

水の量が多いと茎が傷む原因になるため切り口が水に浸る程度の水を花瓶に入れて飾るようにすると良いでしょう。

茎にぬめりがあるときは洗い流すか切り戻しをする

気温が高くなってくるとバクテリアが増殖しやすくなります。それによる茎のぬめりが現れた時は洗い流すか切り戻しを行い切り口を更新しましょう

こまめに水を替え、清潔な状態を保つ

こまめに水を換えて清潔な状態を保つことがフリージアの切り花を長持ちさせるコツです。ぜひ、室内でフリージアを楽しんでみてくださいね。

フリージアによくあるトラブル

フリージアによるあるトラブルについて解説いたします。

フリージアは雨量が多く病原菌の多い土壌の日本では病気になりやすい

残念ながらフリージアは日本の環境では病気になりやすい植物です。原生地とは大きく異なる環境であるため栽培難易度も少しだけ高い植物です。

傷やカビの生えていない健全な球根を選ぶ

球根を選ぶ時には傷やカビの生えていない健全な球根を選ぶことがポイントです。購入するとき、植え付けをする時には球根をよく観察するようにしましょう。

雑菌のついていない清潔な培養土や鉢を使う

古い土には多くの雑菌が生息しています。そのためできるだけ清潔な培養土、鉢を使うことで病気のリスクを大きく減らすことができます

病気

フリージアによくあらわれる病気をご紹介いたします。

菌核病

菌核病は根元部分に褐色の斑紋が生じます。その後範囲が広がり、最終的には腐敗して枯れてしまう病気です。

対処法:発病したら抜き取って処分し、その場所で連作を行わないようにする

発病した場合すぐに抜き取って処分し、菌核病が発生した場所ではしばらく連作を行わないようにしましょう。

球根腐敗病・首腐れ病

球根腐敗病首腐れ病は葉が3~4枚出た頃に根元が褐色になりそのまま枯れてしまう病気です。発病後の防除は不可能です。発生した株を抜き取り処分しましょう。

予防法:発病した球根の再利用や連作を避けたり、カビが発生しないようにする

発病した球根の再利用や連作を避ける、カビの発生を防ぐことが予防として有効です。

モザイク病

モザイク病は葉や花びらに斑のような模様が入る病気です。発病した場合治療法がないため株を処分しましょう。

予防法:ウイルスを運ぶアブラムシなどの害虫を防除する

予防法としてモザイク病の原因であるウイルスを媒介するアブラムシなどの害虫を防除することが挙げられます。

害虫

フリージアに発生しやすい害虫をご紹介します。

アブラムシ

アブラムシは新芽や花芽に密集して発生する小さな虫です。樹液を吸い生育を阻害するほか病気の媒介を行います。

対処法:テープや手などで取り除いたり、エアゾール式殺虫剤をかける

対処法としてはテープや手などで直接取り除くほか、エアゾール式殺虫剤が有効です。

赤ダニ

赤ダニは球根に発生する小さなダニです。

対処法:水で洗い流す

水で球根を洗い流しダニを落としましょう。

フリージアの育て方を紹介!球根の管理から日々のケア方法までのまとめ

フリージアを自宅で楽しむために、フリージアの育て方について解説いたしました。フリージアの基本的な情報や育て方、管理のコツなどを知ることはできましたか? この記事のポイントは
  • フリージアは9月~11月に植えて春に花を咲かせる球根植物である
  • フリージアは過湿を嫌い日当たりを好むため正しい育て方を知っておく必要がある
  • フリージアには植え付けや肥料の与え方など育て方のポイントがある
です。 フリージアの正しい育て方を知って、自宅でもフリージアを育ててみましょう。この記事を読みながら栽培に挑戦してみてくださいね。 最後になりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。東京寿園では花の育て方などの記事を多く掲載しています。ぜひほかの記事もご覧くださいね。