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水をこまめに与える必要もなく、簡単に育てることができ、その上ぷっくりとした葉っぱやユニークな見た目が特徴的な植物である多肉植物は、現在サボテンに並び非常に人気の観葉植物です。 園芸店でも多くの品種を見かけ、多肉植物のコレクターも数多く存在するほど観葉植物の中でも多肉植物はブームになっています。その多肉植物の中でもとりわけ人気が高いとされているハオルチアというグループをご存じでしょうか。 園芸店でもよく見かけるハオルチアという多肉植物は非常に多様な見た目をしています。そのため、これから育ててみたいと思っている方も多いのではないでしょうか? 今回は、
- ハオルチアとはどのような植物なのか
- ハオルチアの育て方や管理方法
- ハオルチアによくあるトラブルと対処方法
について解説いたします。 この記事を最後まで読むことで、ハオルチアに関する基本的な知識を得ることができるほか、ハオルチアを栽培するときに役立つ情報などを知ることができます。ハオルチアをこれから育てようと思っている方やハオルチアを育てている初心者の方に特におすすめです。ぜひ最後までご覧くださいね。
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多肉植物のハオルチアってどんな植物なの?
はじめに、多肉植物のハオルチアはどのようは植物なのかについて解説いたします。南アフリカ原産のツルボラン科ハオルチア属の多肉植物
ハオルチアは南アフリカが原産地であるツルボラン科ハオルチア属の多肉植物の総称を指します。ハオルチアという一つの植物を指しているわけではなく、多様にある品種をまとめてハオルチアと呼んでいます。 多肉植物であることから葉は非常に分厚く水を蓄えることができるため乾燥に強く、反面過湿には弱いという特徴を持ちます。コンパクトなサイズで扱いやすい
ハオルチアは全体的に株の大きさがあまり大きくならず成長もゆっくりであることから家で飾って楽しむ場合非常に扱いやすいという特徴があります。 パキラやモンステラなど、あまりに大きい観葉植物は植え替えや移動の負担が大きくなるほか、置き場所にも困ってしまいますよね。しかし、ハオルチアであればあまり大きく成長することがないため部屋に飾りやすいでしょう。ハオルチアの種類は豊富で、葉の形や花も品種によってさまざま
ハオルチアの特徴の一つにとても多くの品種が存在することが挙げられます。品種ごとに見た目や育て方、性質が異なるためそれぞれの品種にあった栽培管理を行う必要があります。また、性質の近いハオルチアであればお花のように寄せ植えを楽しむことができます。一つの鉢で様々な見た目のハオルチアを楽しむことができるためおすすめの育て方です。葉の形は丸みがある「軟葉系」と硬く尖った「硬葉系」の二種類
ハオルチアには多くの品種が存在することは先ほど説明いたしましたね。ハオルチアは葉っぱの様子によって大きく2つのグループに分けられます。1つ目に葉の形が丸みを帯びており、一部には窓と呼ばれる半透明の組織を持つ軟葉系のハオルチア、2つ目に尖った固い葉をもつ硬葉系のハオルチアです。 軟葉系ハオルチアの中で有名な品種としてハオルチア・クーペリー、ハオルチア・コレクタが、硬葉系ハオルチアの中で有名な品種として十二の巻、ハオルチア・ダルマビスコーサがそれぞれ挙げられます。ハオルチアの花言葉:「小さな愛」
ハオルチアの花言葉は「小さな愛」です。小さくかわいらしいハオルチアにぴったりな花言葉ですね。ハオルチアの風水効果
ハオルチアの風水効果をご紹介します。ハオルチアを育てる時には参考にしてみてくださいね。外から幸運を呼び寄せる
ハオルチアには外から幸運を呼び寄せる効果があるとされています。多肉植物の中でもあまり強い光は必要としない植物のため、室内でも十分に育てることができるでしょう。場を和やかにするヒーリングプランツ
また、かわいらしい見た目らヒーリングプランツとして場を和やかにする効果も期待できます。机の上に小さな鉢を飾るだけでも癒されそうですね。気の乱れを整え、美容運・恋愛運アップが期待できる
気の乱れを整えることで美容運や恋愛運のアップが期待できるでしょう。特にトイレやキッチンなどの水回り、人の出入りが多いリビングなどは気が乱れやすいと言われています。家族運アップの効果も
丸みをおびた軟葉系ハオルチアの場合、人間関係を円滑にし家族運をアップさせる効果も期待できそうです。ハオルチアの植え付け
ハオルチアはどのように植え付けを行うのでしょう。ハオルチアの植え付け方法を解説いたします。ハオルチアは地植えに向かないため通常鉢植えに植える
はじめに、ハオルチアは地植えには向かない多肉植物です。多肉植物であるため雨などが長く続く梅雨に弱く、長雨を避ける必要があります。しかし、地植えの場合場所を移動させることが難しく、結果的に管理が難しくなってしまいます。鉢は小さすぎると根詰まりするため大きめのものを選ぶ
鉢はあまりにも小さいものを選ぶとすぐに根詰まりを起こしてしまいます。そのため、少し大きなものを選ぶことで植え替えの頻度を下げることができます。しかし、あまりにも大きすぎるものの場合過湿状態になりやすく根腐れのリスクが高まります。苗の選び方のコツ
ハオルチアの苗を選ぶ時に注意するべきポイントやコツをご紹介します。葉が放射線状に等しく伸びているものがよい
まず、葉の状態を見てみましょう。品種によって葉の付き方は多少異なるものの、上から垂直に見下ろしてみて放射状に等しく伸びている苗は十分に光を浴びた健康な株と言えるでしょう。硬葉系の場合:葉に厚みがあってしっかりとした株がよい
硬葉系ハオルチアの場合、葉に厚みがあり、株のぐらつきやぶよぶよとした部分がないかどうかを見てみましょう。株がグラグラとしている場合は根があまり張っていない可能性や、根腐れによって根が失われている可能性が考えられます。 また、葉っぱにぶよぶよとした部分がある場合は葉が腐敗している可能性や病気が発生している可能性があります。軟葉系の場合:葉にツヤがあり張りがある株がよい
軟葉系ハオルチアの場合、葉にツヤがあり張りがある株を選ぶと良いでしょう。葉っぱがくすんでいたり、シワがよっていたりする株は水を吸収できていない可能性が高いでしょう。苗を購入したらすぐに植え付ける
苗を購入したら、できるだけ放置するのではなくすぐに植えつけるようにしましょう。苗の状態では根詰まりを起こしやすく、しばらく時間を置いてしまうと根を伸ばす体力が失われてしまうことがあります。植え付けのしかた
ハオルチアの植え付けの方法を解説いたします。①鉢と土を用意する
まずは鉢と土を用意しましょう。ハオルチアは多肉植物です。そのため水はけのよい土を用意する必要があります。赤玉土や鹿沼土、軽石などを配合し水はけをよくする、または市販の多肉植物の土を使うと良いでしょう。②苗を用意する
先ほど紹介したようなポイントを確認して、健康な苗を用意しましょう。苗についた根を優しくほぐし落とします。傷んだ根や腐った根は落とすようにしましょう。③苗を土に入れる
鉢底に鉢底石を敷き詰め、土を半分程度入れます。その後苗を鉢に入れ、土を流し込み苗がぐらつかないようにします。④水やりをする
最後に鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと水を与えましょう。植え付けの際に少量の緩効性肥料を混ぜる
植え付けの際に少量の緩効性肥料を混ぜましょう。そうすることで春や秋の成長期の生育が促進されます。ハオルチアの育て方のポイント①:置き場所
ハオルチアが好む環境はどのような場所なのでしょうか。ハオルチアに適した置き場所を解説いたします。栽培適温は15℃~20℃
ハオルチアは15℃~20℃と多肉植物の中では比較的気温が低い環境を好みます。真夏や真冬は温度管理に注意しましょう。1年を通して直射日光を避けた日当たりと風通しの良い場所に置く
ハオルチアはあまり強い光を好みません。直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうため、1年を通して直射日光を避けた日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。直射日光に当てすぎるとみずみずしさや元気がなくなるため注意
直射日光に当てすぎるとハオルチア特有のみずみずしさが失われてしまいます。特に軟葉系のハオルチアの場合特に顕著に影響が現れてしまいます。また、弱ってしまうこともあるため注意しましょう。日の当たらないところに置くと徒長して形が悪くなる
反対に、全く日の当たらないところでハオルチアを管理してしまうと徒長して形が悪くなってしまいます。徒長すると節間が長くなり、弱々しくなってしまいます。また、バランスが崩れてしまい転倒の危険も高まります。夏は日の当たる場所を避け、涼しい半日陰に
夏は特に日差しが強くなります。そのため葉焼けを避けるため特に注意する必要があります。日が当たる場所は避けて涼しい半日陰に飾りましょう。冬は室内に取り込み、エアコンが当たる場所や窓付近を避けて育てる
ハオルチアは低温にもあまり強くありません。3℃以下にならないように室内に取り込み、エアコンが当たる場所や窓付近を避けて育てましょう。エアコンが直接当たってしまうと乾燥してしまい葉が傷んでしまいます。 また、窓付近は直射日光が当たってしまう他夜になると窓から冷気が伝わってしまいます。寝る前には部屋の中央に移動させると良いでしょう。ハオルチアの育て方のポイント②:水やり
ハオルチアの育て方のポイント2つ目に水やりの方法を解説いたします。水のあげすぎにより枯れることもあるので注意
ハオルチアは多肉植物です。そのため水をやりすぎてしまうと根腐れを起こし枯れてしまうことがあります。土が常に湿っている状態は特に危険です。ハオルチアを観察するときには土の状態も確認しておきましょう。土が完全に乾ききってから2~3日後に水を与える
ハオルチアの水の与え方の基本は控えめに水を与えることです。ポイントとしては、完全に土が乾ききってから2~3日後に水を鉢底から流れ出すまでたっぷりと与えましょう。夏と冬の休眠期は水を与えず、15℃以下を下回るときは水やりを控える
また、ハオルチアは春秋生育型の多肉植物です。そのため冬や夏は休眠期となります。休眠期には水をあまり多く必要としないため水を与えないようにしましょう。室内で常に温度管理がされている場合は春秋と同じように水やりをする
しかし、室内で栽培しており温度管理がされている場合は春や秋と同じように水やりを行う必要があります。室内でハオルチアを栽培している時には室温も確認しておきましょう。土だけに水をかけるのがポイント
ハオルチアの葉に水をかけると水が溜まってしまいそこから腐ってしまうことがあります。また、水滴がレンズの役割を果たし光が集中することで葉焼けを起こしてしまうことがあります。それを防ぐために土だけに水をかけるのがポイントです。ハオルチアの育て方のポイント③:土
ハオルチアが好む土について解説いたします。市販の多肉植物用の土や観葉植物用培養土で育てられる
市販されている多肉植物用の土や、観葉植物用培養土に赤玉土などを混ぜ合わせたものがおすすめです。特に初心者の方の場合には手間がかからないため市販の多肉植物用の土などを利用しましょう。鹿沼土2:赤玉土2:ピートモス2:川砂2:くん炭2の配合土などでもよい
土を作る時には鹿沼土:赤玉土:ピートモス:川砂:くん炭をそれぞれ2:2:2:2:2を配合したものを使用するとよいでしょう。ハオルチアの育て方のポイント④:肥料
ハオルチアに肥料は必要なのでしょうか。ハオルチアの肥料の与え方などについて解説いたします。元肥として植え付けの際に緩効性肥料を混ぜる
基本的に、植え付けや植え替えの際に元肥として少量緩効性肥料を土に混ぜて元肥を与えると良いでしょう。ゆっくりと効果が持続し、根を傷める心配がないものを選びましょう。肥料を与える時期は生育期の春と秋
肥料を与える時期は生育期である春と秋です。それ以外の時期は肥料焼けを起こすことがあるため与えないようにします。薄めた液肥を追肥する
また、生育期に葉薄めた液肥を水やりの際に与えることで生育を促進することもできます。より大きく育てたい時には時々追肥をしても良いでしょう。【ハオルチアが成長したらすること】植え替え
ハオルチアが成長したら植え替えを行う必要があります。植え替えの方法をご紹介します。植え替えのタイミング:2~3年ごとに1回
ハオルチアは生育が緩やかな多肉植物です。そのため植え替えの頻度は比較的少なくても良く、2~3年ごとに1回を目安に行うと良いでしょう。植え替えの適期:9月~11月
ハオルチアの植え替えの適期は9月~11月の気候が落ち着いた時期です。春にも植え替えを行うことはできるものの気温が下がってしまう場合があるため秋の植え替えがおすすめです。生育期の春や秋以外に植え替えをすると失敗する可能性が高くなる
生育期である春や秋以外に植え替えをするとハオルチアの体力が持たずにそのまま枯れてしまうことがあるため、生育期外に植え替えを行うのは避けるようにしましょう。植え替えの方法
ハオルチアの植え替えの方法は以下の通りです。①土を乾かしておく
水やりを控えて土を乾燥させておきましょう。②鉢と土を用意する
一回り大きな鉢と、ハオルチアに適した土を用意します。③再度植え付ける
鉢底石を鉢底に敷き詰め、半分程度土を入れたらハオルチアを植えつけます。④土を入れる
ハオルチアがグラグラしないように土を入れて固定します。その後に竹串などで根をなじませても良いでしょう。⑤水やりをする
最後にたっぷりと水を与えていつものように管理を行いましょう。ハオルチアのお手入れ
ハオルチアには花が咲くことがあります。花が咲いた場合のお手入れについて解説いたします。花茎切り:花が1~2輪咲いたら3㎝ほど茎を残してカットする
花を咲かせたあとそのまま放置すると種を作りハオルチアはエネルギーを消費します。そうすると生育が衰えてしまうため、種が欲しい場合を除き花が1~2輪咲いたら3cmほど茎を残してカットしましょう。花が咲く前にカットするとハオルチアの負担を最小限にできる
また、花が咲く前に花茎をカットするとハオルチアの負担を最小限にできます。花を咲かせなくても良い場合や株が小さい場合は花が咲く前に花茎を切りましょう。ハオルチアの増やし方
ハオルチアには2つの増やし方があります。それぞれ方法が異なるため確認しておきましょう。株分け
ハオルチアの増やし方の1つ目は株分けです。高い確率で増やすことができる方法
株分けは比較的高い確率で簡単に増やすことができる方法です。初心者の方でもコツをつかめばすぐに行うことができます。適期は3月半ば~5月、9月~10月の生育期
株分けの適期は3月半ば~5月と9月~10月の生育期です。それ以外の時期では失敗してしまうことが多いため避けましょう。植え替えと同時に行うと良いでしょう。株分けのやり方
植え替えの時のように子株ができているハオルチアを鉢から取り出します。根を付けたまま子株が分かれるようにハサミなどを使用して株を分け、その後別の鉢にそれぞれ植えつけましょう。葉挿し
ハオルチアの増やし方の2つ目は葉挿しです。もっとも簡単な増やし方だが、株分けより成功率は低くなる
葉挿しはもっとも気軽に増やすことができるものの、株分けよりも成功率が低くなります。また、硬葉系では基本的に行うことができない増やし方です。適期は春か秋の生育期
適期はほかのお手入れと同様春か秋の生育期です。葉挿しのやり方
軟葉系ハオルチアを鉢から取り出し、外側の葉をカッターナイフなどを使い根元を残すようにして切り取ります。その葉を湿らせた土を入れたトレーやポットに並べ根元に土をうっすらとかけて日陰で管理します。しばらくすると根元から根と葉が伸びて子株ができます。ハオルチアによくあるトラブルと対処方法
ハオルチアによくあるトラブルのと対処方法について解説いたします。病気
ハオルチアには過湿が原因で起こる病気が発生しやすいです。根腐病:腐った部分を切り落とし、土を清潔なものに替える
根腐病は水のやりすぎや水はけの悪い土で栽培していると発生します。腐った部分を切り落とし、植え替えを行い土を清潔なものに替えるようにしましょう。軟腐病:感染した葉を駆除し、殺菌する
軟腐病も水のやりすぎや水はけの悪い土で栽培していると発生します。感染した葉や茎は取り除き、殺菌剤を撒くと良いでしょう。害虫
ハオルチアにはいくつかの害虫が発生します。アブラムシ
新芽や花芽にチさな虫がまとまって付着している場合、アブラムシの可能性があります。樹液を吸い生育を抑制するほか、病気を媒介することもあるため注意しましょう。カイガラムシ
葉に白い虫がついている場合、カイガラムシの可能性があります。樹液を吸い病気を媒介することもあるため日ごろの観察が大切です。キノコバエ
キノコバエは土に発生する害虫です。水はけの悪い土を使用していたり風通しが悪い環境で栽培したりしていると発生しやすいです。対処法:見つけ次第すぐに殺虫剤などで駆除する
見つけ次第殺虫剤などで駆除するほか、捕殺も有効です。ハオルチアが茶色くなってしまったときの対処法
ハオルチアを栽培していると茶色くなってしまうことがあります。茶色くなってしまう原因や対処法を解説いたします。ハオルチアが茶色くなってしまう原因
ハオルチアが茶色くなってしまう原因は主に2つあります。日に当たりすぎたことによる葉焼け
直射日光に当ててしまうと、日焼けのような状態となってしまいます。特にハオルチアは多肉植物の中でも強い光に弱いため葉やけを起こしやすいです。水不足
また、水不足も変色の原因です。水の与え方を見直してみましょう。対処法
茶色くなってしまった時の対処法は以下の通りです。軒下など日の当たりすぎない場所に移す
軒下など、日の当たりすぎない場所に移すことで直射日光を避けることができます。また、遮光カーテンなどを使用しても同様の効果が得られるでしょう。水をたっぷり与える
水を与える時に鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと与えるようにしましょう。全体に水が行き渡るkことで十分に水を吸収することができます。屋外へ出す場合は少しずつ慣らす
室内で育てていたハオルチアを屋外に出す場合は徐々に慣らしながら明るい場所で育てていくようにしましょう。遮光カーテンの遮光率を変える時にも徐々にカーテンを変えていくことがポイントです。水耕栽培で茶色くなったハオルチアが復活する!
水栽培を行うことで水の管理を行いやすくなります。株元が水につかりすぎないように注意する
株本に水が浸かりすぎないように水の量を調節しましょう。葉に水が浸かっていると葉が腐る原因になってしまいます。根だけが水に浸かるようにする
根だけが水に浸かるように水の量を維持することで水栽培でもハオルチアを元気に育てることができますよ。ハオルチアの種類
ハオルチアにはいくつかの種類があります。その一部をご紹介いたします。オブツーサ:軟葉系で葉の先端に透き通った窓部分がある
オブツーサは軟葉系のハオルチアで、葉の先端に透き通った窓と呼ばれる部分があることば特徴です。有名なハオルチアで、園芸店でもよく見かけることができます。万象:葉が切り口のようなユニークな見た目
万象は葉の形が切り口のような見た目をした面白い形をしたハオルチアです。こちらも比較的有名で身近なお店でも購入することができるでしょう。オブツーサと同様軟葉系に分類されます。玉扇:開いた扇子のような姿
玉扇は万象と同様窓を持つハオルチアです。開いた扇子のような姿が玉扇という名前の由来となっています。十二の巻:縦長の葉に白い縞模様が入った変わった見た目
十二の巻はオブツーサと並びハオルチアの中でも特に有名な品種です。葉に白い縞模様が入った見た目をした硬葉系のハオルチアです。コレクタ:最も窓の透明感が強い
コレクタは窓の透明感が非常に強く、日光に当たるとキラキラと輝くため非常に美しいところがポイントの品種です。クーペリー:葉先に爪があるのが特徴
クーペリーは葉先に爪のようなものがあることが特徴のハオルチアです。プルプルとした、かわいらしい見た目をした人気のある種類です。錦:斑が入っているもの
錦と呼ばれている品種は、葉に斑が入っているものを指します。クーペリー錦、コレクタ錦など種類の後に錦がついたものは斑入りの葉っぱを付けます。ハオルチアの入手方法
ハオルチアはどのように入手することができるのでしょうか。入手方法を解説いたします。観葉植物を扱う花屋や園芸店、通販などで入手が可能
まず、観葉植物を扱う花屋や園芸店、通販などで入手することができます。人気のある品種や有名な品種であれば問題なく入手することができるでしょう。特に通販ではレアな品種も手に入れることができることがあります。しかし、お届け時のトラブルの危険性がある他、時期によってはお届けを断られてしまうこともあります。ホームセンターや農協が運営する花木センターでも
また、ホームセンターや農協が運営する花木センターでも時々取り扱いがある場合があります。時期などによって出回っていない可能性もあるためご注意ください。値段は店や品種によってさまざま
値段は店や品種によって安価なものから高額なものまでさまざまです。大きさや品種は価格に大きく影響するため確認しておきましょう。中には100万以上の高額な価格がつくものも
ハオルチアの一部には100万円以上の高額な値段がつくものも存在します。ネットオークションなどで探してみてくださいね。ハオルチアの寄せ植えについて
ハオルチアは寄せ植えでも楽しむことができます。適した生育環境が同じものは寄せ植えしやすい
寄せ植えをする時には生育環境が品種で寄せ植えを行いましょう。管理が簡単になり、枯れる心配も少なくなります。ハオルチアの異なる品種どうしを寄せ植えするのがおすすめ
多様な見た目をもつハオルチアは、異なる品種で寄せ植えをするとより華やかです。軟葉系のハオルチアと硬葉系のハオルチアの組み合わせ
軟葉系のハオルチアと硬葉系のハオルチアの組み合わせることで、見ていて楽しい寄せ植えを作ることができますよ。同系色のハオルチアの組み合わせ
同系色のハオルチアでまとめると、一体感のある寄せ植えになります。お部屋の雰囲気なども考慮して組み合わせてみてはいかがでしょうか。多肉植物ハオルチアの育て方!お手入れからトラブルの対処法まで紹介のまとめ
今回はハオルチアについて解説いたしました。 この記事のポイントは、- ハオルチアは軟葉系と硬葉系の2つに大きく分けられる
- ハオルチアは多肉植物で、水やりは控えめにするとよい
- 植え替えや株分け、肥料あげは春や秋の成長期に行う