オジギソウの育て方!冬越しからトラブルの対処法まで徹底解説

オジギソウの育て方!冬越しからトラブルの対処法まで徹底解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

オジギソウは丈夫で育てやすく、美しい花を咲かせます。園芸初心者にもおすすめの植物です。「オジギソウを育ててみたいけど、なにを準備すればいい?」「水やりや肥料のやり方など、育て方がイマイチわからない」など、オジギソウの育て方について疑問に思う方もいるのではないでしょうか? そこでこの記事では
  • オジギソウはどんな植物?
  • オジギソウの適切な育て方は?
  • オジギソウを育てるために必要なもの
  • オジギソウに起こるトラブルの原因と対処法
についてご紹介します。 この記事を読むことで、オジギソウの適切な育て方ついてくわしく知ることができます。オジギソウを育ててみたい方や、適切な管理方法を知ってオジギソウの花を咲かせたい方はぜひご覧ください。

オジギソウとはどんな植物なの?

オジギソウは、マメ科ネムノキ亜科に属する一年草です。原産地は南アメリカやブラジルですが、世界各地で観賞用に栽培されています。ここからは、オジギソウの基本情報をご紹介します。オジギソウの特徴や性質を知ることで、適切な育て方のヒントになります。ぜひご覧ください。

葉に触れるとお辞儀をする特徴がある

オジギソウはその名の通り、葉に触れるとお辞儀をするように閉じる特徴があります。刺激を受けると葉の水分が抜けて収縮するため、このような現象が起こります。触れるだけではなく、温度差や水分の量によっても花が閉じます。刺激を受けて葉が閉じるため、害虫から身を守るために閉じているのではないかという説もあります。

草丈は30cm~50cmまで成長する

オジギソウの草丈は30cm~50cmまで成長します。オジギソウは丈夫で生育が良いため、日当たりの良い場所で水をたっぷり与えるなど、環境や育て方によってはもっと大きくなる場合もあります。

耐暑性には優れるが、耐寒性は劣る

原産地が南アメリカやブラジルのオジギソウは、暑さには強く寒さに弱い植物です。冬の寒さで枯れてしまうことから、日本では一年草として分類されています。

6月~10月の間に開花する

オジギソウは南アメリカ原産で、温暖な気候を好みます。日本では6月~10月の間に開花しますが、気温や日照時間によって開花時期は前後することがあります。

花の色はピンク色

オジギソウの花の色はピンク色です。小花が集まったふわふわの花を咲かせます。ポンポンのような可愛らしい形状をしている特徴的な花です。

花言葉はお辞儀する姿から連想された「繊細な感情」

オジギソウの花言葉は、「繊細な感情」です。葉に触れると閉じる反応から「感受性」や「敏感」など、繊細なイメージの花言葉が多く付けられています。1月26日と1月31日の誕生花でもあります。

オジギソウを育てるために必要なもの

オジギソウの育て方のポイントとして、最初に必要なものをご紹介します。オジギソウが適切な環境で生育できるように、用意しておきましょう。

育てたい分のオジギソウの種や苗

育てたい分のオジギソウの種や苗を用意しましょう。最初に育てる場合、種は買ったものを用意すると思いますが、オジギソウはマメ科の植物のため、花が終わるとさやに種をつけます。オジギソウは日本の冬の寒さでは枯れてしまうことが多いため、種を採取しておくと次の年も育てることができます。 さやが緑色から茶色に変わったら種を収穫しましょう。収穫した種は日陰でよく乾燥させ、茶封筒など通気性のあるものに入れて冷暗所や冷蔵庫などで保存します。 苗から育てる場合は、葉が青々としていて根がしっかりしているものを選んでください。葉が黄色く変色していたり、根が乾燥していたりする苗は避けたほうがよいでしょう。

室内で栽培するなら植木鉢

オジギソウを室内で栽培する場合は植木鉢を用意します。オジギソウは根が張りやすいため、深さがある植木鉢を選ぶとよいでしょう。また、プラスチックの植木鉢は、軽くて持ち運びしやすいためおすすめです。

植木鉢の大きさに合った花用の、水はけが良い培養土

オジギソウは根が張りやすいため、水はけの良い培養土を選ぶとよいでしょう。植木鉢の大きさに合った花用のものが最適です。

肥料は液体肥料を用意する

液体肥料は、簡単に施肥できるためおすすめです。水に薄めてから与えるため、肥料の濃度を間違えにくいというメリットもあります。

剪定する時などに使うガーデニング用ハサミ

葉の付きが悪くなったり徒長している場合は、剪定が必要になります。剪定する時はガーデニング用のハサミを用意しておきましょう。

オジギソウの育て方【種まき・植え付け】

ここからはオジギソウの育て方について、種まきや植え付けの方法を解説していきます。適切な手順で行っていきましょう。

種は少し傷をつけてから植える

オジギソウの種は固いため、少し傷をつけてから植えます。これは水分や栄養が入りやすくなり、発芽しやすい種になるためです。種の表面を紙やすりでこすったり、爪楊枝などを使って小さな穴を開けるなどをして傷をつけましょう。ただし、傷をつけすぎると種自体が傷んでしまうため、深く傷がつかないように注意する必要があります。

種まきは5月下旬から6月上旬の間にする

オジギソウの種まきは、5月下旬から6月上旬の間にするのがおすすめです。開花期が7月~9月のため、気温が暖かくなる5月下旬から種まきを始めるとよいでしょう。

種まきをしたあと発芽するまでは日陰に置き水を絶やさない

種まきした後は発芽するまで日陰で管理し、しっかり水やりをしましょう。水分不足にならないように、水を絶やさないようにします。

植え付けは6月半ばくらいが最適

オジギソウの植え付けは、オジギソウの根が張りやすく成長期に入る6月半ばくらいが最適です。植え付けをする場所は、日当たりがよく水はけが良い場所を選びましょう。植え付けの深さは、苗の高さの2〜3倍くらいです。

本葉が3枚ほどになったら苗を鉢に植え付ける

オジギソウの本葉が3枚ほどになったら苗を鉢に植え付けることができます。発芽後に10日ほどで本葉3枚ほどになります。植え付ける鉢は、苗の根が張れる大きさのものを用意してください。

オジギソウの育て方【水やり】

オジギソウの育て方について、水やりの方法を解説します。水やりは適切な方法で行わないと植物に影響を及ぼすため、ぜひご覧ください。

土の表面が乾燥したらたくさん水をあげる

オジギソウは乾燥に弱い植物のため、土の表面が乾燥したらたくさん水をあげましょう。鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげます。

地植えの場合は降雨に任せても大丈夫

オジギソウは地植えの場合は降雨に任せても大丈夫です。乾燥した日が続かなければ特に水やりの必要はありません。夏場は気温が高くなるため、土の乾きをよく見て水不足に注意しましょう。また、夏の高温が原因でハダニが発生する可能性があります。ハダニは葉の裏につき、栄養を吸い取って植物を弱らせます。オジギソウは害虫の被害を受けにくい丈夫な植物ですが、地植えの場合は特に気を付けましょう。

葉が弱るのを防ぐために水は根元に注ぐ

オジギソウは刺激を受けすぎると弱ってしまうため、水やりの際は葉や花に水がかからないように注意が必要です。葉や花の部分は避けて、水は根元に注いであげるとよいでしょう。

オジギソウの育て方【肥料・用土】

オジギソウの育て方について、肥料の与え方や用土の解説します。長く生育できるように適切な肥料と土を用意しましょう。

肥料は苗の時に1、2回与えてそのままにする

オジギソウは肥料をあまり必要としない植物です。苗の時に1、2回緩効性の化成肥料を与えれば十分です。その後は追肥をする必要はありません。

用土は水はけのよい市販の園芸用土で育てる

オジギソウは水はけのよい土を好む植物です。水はけが悪い土に植えてしまうと、根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。水はけのよい市販の園芸用土を使用しましょう。

オジギソウの育て方【置き場所】

ここからはオジギソウの育て方について、適切な置き場所の解説をします。生育に影響があるため、置き場所には注意が必要です。

置き場所:できるだけ日当たりの良い場所に置く

オジギソウはできるだけ日当たりの良い場所に置いてあげましょう。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。また、日陰に置くと葉が黄色く変色したり、生育が悪くなることがあります。日当たりのよさと暖かさがオジギソウにとって適切な場所です。

日陰で育てると茎や葉ばかりが伸びて徒長する

日陰で育てると徒長し、茎や葉ばかり伸びて花付きが悪くなってしまいます。日光によく当てるようにして、徒長しないようにしてあげましょう。

オジギソウの育て方【注意点】

オジギソウの育て方について、注意点をまとめました。ぜひチェックして、オジギソウを枯らせないように気を付けましょう。

耐寒性が低いので庭などの屋外での地植えでは冬越しできない

オジギソウは耐寒性が低いため、庭などの屋外での地植えでは越冬できません。5℃以下の環境下で枯れてしまうため、地植えの場合は対策が必要です。

室内の植木鉢に植えることで越冬できる

オジギソウを越冬させるためには、植木鉢に植えて室内管理しましょう。室内では日当たりの良い暖かい所に置いてください。育て方に気を付けてうまく越冬することができれば、翌年も元気に育てることができます。

夏の時期の葉焼けする場合があるので遮光しながら日光をあてる

オジギソウは夏の時期に直射日光に当たると葉焼けする場合があります。葉焼けをすると葉が黄色く変色したり、生育が悪くなるなどのトラブルが起こるため注意しましょう。レースのカーテン越しなど、遮光しながら日光を当て、直射日光を避けてあげます。

葉や花に直接水をかけると弱ることがある

オジギソウは葉や花に直接水をかけると弱ることがあります。刺激に弱いオジギソウの習性のため、葉や花に水がつくと収縮します。水やりをする際は、葉や花に直接かけないよう、根元に与えましょう。

水はけのよいところを好むので水耕栽培には向かない

オジギソウは水はけのよいところを好むため、水耕栽培には向かない植物と言えます。水耕栽培で育てるよりも、土で育てた方がオジギソウにとっても良い環境になります。

肥料が多いと茂るだけで花が咲かない

オジギソウは、肥料をあまり必要としない植物です。そのため、肥料をやりすぎると葉ばかりが茂るだけで、花が咲かなくなることがあります。花を楽しみたい場合は、肥料は控えめに与えるようにしましょう。園庭・室内どちらの育て方でも、苗が小さいうちに肥料を与え、その後は肥料をあげなくても元気に育ちます。

植え替えに弱く一度植えたらなるべく植え替えないようにする

オジギソウは根が細く傷つきやすいため、植え替えをすると根が傷みやすく扱いに注意が必要です。一度植えたらなるべく植え替えないようにしましょう。オジギソウを植え替える際も、根が傷つかないように慎重に行います。

複数の株を植えるときは間隔を25cmあける

オジギソウは成長が早い植物です。間隔を狭くすると株が密集してしまうため、複数の株を植えるときは間隔を25cmあけましょう。間隔が狭いとお互いの株の影響で日当たりや風通しが悪くなります。花付きが悪くなる、病害虫が発生する原因にもなるため、株を植えるときは間隔に注意しましょう。

オジギソウのトラブルの原因と対処方法

オジギソウにトラブルが発生した場合の原因と対処方法をまとめました。当てはまる症状があった場合、すぐに対処してあげましょう。育て方に気を付けることで、トラブルを事前に防ぐこともできます。

花が咲かない

オジギソウは育て方によっては、花が咲かないトラブルが発生する場合があります。原因と対処法を解説します。

原因:肥料が多すぎる可能性がある

肥料が多すぎると葉ばかりが茂り、花が咲きにくくなります。オジギソウは基本的に肥料を必要としない植物のため、肥料を与えすぎると肥料焼けを起こす恐れもあるので、注意しましょう。

対処法:しばらくの間肥料を控える

オジギソウの花が咲かない場合は、しばらくの間は肥料を与えることを控えてみてください。オジギソウは肥料をあまり必要としない植物のため、肥料を頻繁に与えなくても元気に育っていきます。

葉が落ちる

オジギソウの葉が落ちる場合の原因と対処法をご紹介します。育て方に注意して、落葉を防いであげましょう。

原因:水不足の可能性がある

オジギソウは乾燥に弱い植物のため、水不足になると葉が落ちます。土が乾きすぎていないか、水やりはたっぷりと行っているか確認しましょう。

対処法:水やりの頻度を増やし、葉水もしっかりやる

水不足が原因の場合は、水やりの頻度を増やしてあげます。霧吹きで葉水もしっかりやりましょう。適切な水やりをすることで、葉が落ちる症状の予防になります。

土にカビが生えた

オジギソウ育て方次第では、土に白いカビが生えてしまったということも起こります。原因と対処法を見ていきましょう。

原因:日当たりが悪い可能性がある

日当たりが悪い場所に置くと、水やりをしたあとに土が湿った状態が続いてしまいます。水分が十分に蒸発しきっていない土はカビの温床になるため、注意が必要です。

対処法:土までしっかり日光があたる場所に置く

日光がよくあたる場所に置いて、水やりをしたあとに土までよく乾くようにしましょう。育て方に気を付けて、湿気によるカビの発生を防いであげましょう。

【まとめ】オジギソウの育て方!冬越しからトラブルの対処法まで徹底解説

オジギソウの基本情報と、育て方について解説してきました。 今回の記事のポイントは
  • オジギソウは外部からの刺激で、お辞儀をするように葉を閉じる性質がある。
  • 日本では冬の寒さで枯れてしまうことが多いが、室内で管理することで越冬できる可能性がある。
  • 葉や花に直接水をかけると刺激を受けすぎて弱ってしまうため、水やりは茎の根元からあげるとよい。
  • 肥料をあげすぎると花が付かなくなるため、苗の時に1〜2回緩効性の化成肥料を与えるだけで充分。
  • 肥料のやり方に気を付けて、日当たりと風通しを良くすることで、オジギソウに起こるトラブルを防ぐことができる。
でした。 オジギソウは育て方に気を付けることで、可愛らしいポンポンのような花が付きやすくなり、長く楽しむことができます。初心者の方にも育てやすい強い植物ですので、ぜひ育ててみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。東京寿園では他にも観葉植物に関するさまざまな記事を掲載しておりますので、そちらもご覧ください。