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春の訪れを絢爛さとともに告げてくれる桜の木は、日本人にとって大切な植物なのではないでしょうか。桜の木は挿し木で増やすのがおすすめなのですが、その詳しい方法をご存知の方は少ないかもしれませんね。正しい挿し木の方法を知っていないとそのまま枯れる危険性もあるのです。桜を挿し木で増やしてみたいという方は、失敗しないためにもこの記事を通してコツやポイントを知っておくことをおすすめします。 そこでこの記事では、
桜の木の増やし方の種類がわかったところで、挿し木の作業を行うのに適した時期についてご紹介します。適切な時期に挿し木などの作業を行わなければ、その後の根の活着が悪くなり枯れてしまう可能性もありますので注意が必要です。
では、具体的に桜の挿し木はどのような方法で行うのかを解説していきます。挿し木という作業は難しく聞こえるかもしれませんが、それぞれのポイントを守りながら丁寧に作業をしていけば枯れることなく成功率が上がるはずです。
この項目では色々な挿し木の方法についてご紹介します。前の項目で解説したようなオーソドックスな方法の他にも、挿し木には色々なやり方があるのです。
最後に、桜の挿し木を行う上でよく聞くことのある質問について回答しておきましょう。
- 桜の木の増やし方は?
- 桜の挿し木の時期
- 桜の挿し木の方法をご紹介
- 色々な方法がある挿し木の応用編を解説
- 桜の挿し木に関するよくある質問
桜の増やし方は挿し木と接ぎ木の2種類がおすすめ

桜の木は、基本的には挿し木と接ぎ木の2種類の方法によって増やすのがおすすめです。日本人にはメジャーなソメイヨシノも元々は、一本の桜のクローンだったことをご存知でしょうか。ソメイヨシノは自然交配によって子孫を残すことができない種なので、必然的に人の手によって接ぎ木や挿し木の作業を通して増やされてきたのです。
挿し木
挿し木は、素人でも簡単に増やすことのできるおすすめの方法です。お家にある基本的な道具で行うことができるのも挿し木のメリットですので、剪定などで桜の枝をカットした時はぜひ挿し木の作業を試してみてはいかがでしょうか。強風などで折れた枝をカットし直して使うのも良いですね。桜の枝を切り取り、土に挿して育てる方法
挿し木は桜の枝をカットして、専用の土に挿して育てる方法です。挿し木の作業自体はそれほど難しくはありませんので、基本的な方法を守った上で挿し木した後の管理を適切に行えば発根してくれる可能性が高い増やし方だと考えられています。生長が早く、早い段階で開花を楽しめる
挿し木はそれなりに成長した桜の枝を使うので、その後の生長が早く数年という早い段階で開花を楽しむことができるのが大きなメリットです。剪定で出た余分な枝が何本かあれば、成功率を上げるためにいくつもの挿し木を試してみてはいかがでしょうか。接ぎ木
継ぎ木は挿し木に比べて少し難しい作業ですが、その後の病害虫への耐性が高くなり強い苗木を作り出すことができます。ホームセンターや園芸店などで販売されている桜の苗木も、幹の根元の方を見てみると接ぎ木の跡があるのに気づくかもしれませんね。接ぎ木は園芸業者にとっては、良質な桜の苗木を作るメジャーな方法なのです。台木に穂木を接着させて育てる方法
継ぎ木は、台木に穂木を接着させて育てる方法です。病害虫の耐性が高い台木に、希望の桜の品種の枝を穂木として接着させることで土台は強い状態でありながら、自由に桜の花を選ぶことができるのが大きなメリットです。土台がしっかりしていれば枯れることも少ないので、成功率が高い増やし方と言えるでしょう。やや難易度が高い
継ぎ木の作業は、園芸に詳しいプロ向けの方法であることは否定できません。適切に切り口を殺菌して継ぎ合わせることと、その後の管理が重要ですので丁寧に管理してあげるようにしましょう。やや難易度が高いものの、接ぎ木で多くの桜の苗木が生み出されていますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。台木と穂木の特性を活かして強い苗ができる
継ぎ木の最大のメリットは、台木の強い性質と穂木の美しい特性を活かして強い苗ができることです。台木は病害虫に強いオオシマザクラを使うのがおすすめですが、野生種のためなかなか手に入りにくいデメリットもあります。台木はその後の生長に重要な影響を与えますので、苗木専門業者などから入手するのが良いでしょう。どちらも種まきより成功率が高い
継ぎ木も挿し木もある程度の手順を必要とする作業ですが、どちらも種まきよりも成功率が高いのがポイントです。有名なソメイヨシノは種を付けない特徴があり、そもそも種まきをできませんが緋寒桜(寒緋桜)は種をつける品種です。桜を種まきで増やすのは素人にはとても難しいので、試しやすい挿し木で桜の木を増やしてみてはいかがでしょうか。桜の挿し木の時期

休眠挿し
挿し木などの作業は葉が著しく伸びる生育期に行うと思われがちですが、桜の挿し木には「休眠挿し」という方法があります。休眠挿しは、桜の生長がゆっくりな冬越し中の枝を使って行うのですが葉からの水分の蒸散が少ないので成功しやすいと言われているのです。休眠して冬越ししている枝を使う
休眠挿しとして用いる挿し穂は、冬場の寒い時期に冬越ししている枝を用います。休眠している枝には栄養分がたっぷりと含まれているので、その後の生長も期待できるのです。また、葉がない状態なので良質な枝を選びやすいメリットもありますね。2月下旬~3月中旬の新芽が良く伸びる時期
休眠挿しを行う適切な時期は、2月下旬から3月中旬にあたります。この時期は葉がついていないものの、枝の中の養分を集めて新芽が良く伸びる時期にあたります。芽の生長のためのエネルギーがつまっていますので、作業の後の根の活着もよくなるはずです。新芽の付いた枝を用いる
休眠挿しを行う枝を選ぶときのポイントは、新芽のついた枝を用いることです。枝の先端をよく見ると、葉がない時期でも新芽が出ているのがわかるはずですので良い枝を選んで挿し木を行うようにしましょう。緑枝挿し
緑枝挿しは枝にたくさんの葉がついている状態で行う挿し木の方法です。緑の葉がたくさんついているので、根の活着がわかりやすいですし暖かい生育期に行うので植物の成長も旺盛なのが大きなメリットと言えるでしょう。お正月前後の寒い時期に咲く緋寒桜(寒緋桜)などは、5月~6月に入ってから行う緑枝挿しがおすすめです。6月~7月の花が咲き終わった後に行う
緑枝挿しは6月~7月の桜の花が咲き終わった後に行いましょう。暖かい地方でしたら5月の後半くらいから作業できます。緑の葉が豊富についている枝ですので、葉からの水分の蒸散を防ぐために2、3枚を残して葉をカットしておくのがポイントです。カットした後にしっかりと水を吸収させてあげるのも良い方法ですね。その年に伸びた新しい枝を用いる
緑枝挿しのポイントは、その年に伸びた新しい枝を用いましょう。ぱっとみて若々しい枝を選んでも良いですし、枝の色が緑色に近いものもおすすめです。枝が乾燥しているように見える枝は古い可能性がありますので、避けるようにしましょう。暑い時期の挿し木は乾燥で枯れることも
緑枝挿しも、7月の暑くなる時期の前に終わらせるのがコツのひとつです。挿し木は根が十分に出ていませんので、水を根から吸収できません。そのため乾燥しやすいので注意しましょう。暑い時期の挿し木は乾燥で枯れることもあるので、温度が上がっている日は霧吹きなどで残った葉に水を吹きかけてあげるのも効果的ですよ。桜の挿し木の方法

用意するもの
まずは、桜の挿し木において必要な道具についてご紹介していきましょう。用意する道具はそれほど多くありませんので、ホームセンターなどでそろえることができるはずです。育苗ポット
育苗ポットは挿し穂を挿す容器として使います。いくつかの穴が連なっているものでも使うことが出来ますが、用意した挿し穂のサイズによって育苗ポットの大きさを決めると良いでしょう。挿し木は100%成功するというわけではありませんので、いくつかの挿し穂で試しておくのがおすすめです。土(無菌のもの)
挿し木の使う用土は無菌のものを選びましょう。草花の培養土などの肥料分が豊富なものではなく、赤玉土や挿し木専用土などの目が粗く無菌のものを選ぶのがポイントです。挿し穂(挿し木用の枝)
挿し穂は、増やしたい桜の木からカットして用意します。挿し穂をカットする時は、清潔なハサミを用いるとともに斜めにカットして、発根する可能性のある面積を増やすようにすると良いですね。剪定で出た枝を用いたり、折れた枝をカットし直して使うのも効率的でしょう。メネデールなどの発根剤
メネデールなどに代表される発根促進剤は、切り口に塗布して用います。発根剤があったほうが発根率が格段に上がりますので、ホームセンターなどで購入するのがおすすめです。桜の挿し木のやり方
続きまして、桜の挿し木のやり方について解説していきます。ひとつひとつの作業は単純ですので、ポイントを守りながら行っていきましょう。①挿し穂の葉を切り落とし、切り口をカットする
挿し穂として用意した桜の切り枝の下側の葉をカットします。葉がたくさんついていると水分が蒸散してしまい、乾燥しやすくなってしまうのです。挿し穂に残す葉は2、3枚を目安としましょう。また、切り口が斜めでない場合は改めて斜めにカットするようにしましょう。②切り口を水に数時間つける
水揚げとしてカットした切り口を数時間の間、水につけておきましょう。挿し木の作業において乾燥は大敵ですので、時間がかかりますが必ず切り口を水につけておくのがポイントです。③育苗ポットに土を入れる
用意した育苗ポットに無菌の土を入れましょう。挿し穂を挿した後に土を補充しますので、3分の1程度でかまいません。育苗ポットの底穴が大きい場合は、鉢底ネットなどで土の流出を防ぎます。④挿し穂の切り口に発根剤をつけて土に挿す
十分に吸水させた挿し穂の切り口に発根促進剤を塗布しましょう。発根剤はホームセンターなどで販売されているメネデールがおすすめです。発根剤をつけた挿し穂を育苗ポットの土に挿しましょう。⑤土を継ぎ足す
挿し穂が倒れないように土を周りにつぎ足します。育苗ポットのふちから土があふれないように様子を見ながら、数センチは下げて補充するようにしましょう。④発根して新芽が出るまで管理する
発根して新芽が出るまで管理します。土が乾燥しすぎないように、霧吹きやシャワー付きのジョウロなどで優しい水流を定期的にかけてあげましょう。根が出るまでは土から水分を吸収できませんので、水やりは控えめで行います。また、直射日光に当たらないように半日かげの場所で管理しましょう。⑤十分に生育が安定したら鉢上げする
1か月~2カ月ほどで根が出て生育が安定してきますので、そうなったら育苗ポットから一回り大きめの鉢に植え替えてあげましょう。生育が安定しているかどうかは、新芽や葉がどのくらい出ているかによって判断することができるはずです。いろいろな挿し木の方法

水栽培での挿し木
水栽培での挿し木は土で行う挿し木よりもお手軽で、必要とする道具も多くは必要としないのが大きなメリットです。また、根の発根の様子も見ることができるので成長が分かりやすいのではないでしょうか。用意するもの
水栽培での挿し木で用意するものをまずは、ご紹介します。- 透明な容器(穴の空いていないもの)
- 挿し穂
- 発根剤
水栽培での挿し木のやり方
次に、水栽培での挿し木のやり方を解説していきます。- 透明な容器に数センチくらいの水をいれましょう。
- 挿し穂を用意します。葉が多い場合は、下部の葉をカットして落としておきましょう。
- 切り口を清潔なハサミで斜めにカットします。
- 透明な容器に倒れないように注意しながら挿し穂を入れて発根を待ちましょう。
- 定期的に水を交換するのが成功率をあげるポイントです。
- 水栽培で発根したら、種まき用の土や挿し木専用土に鉢上げして大きく育てます。
ペットボトルでの育苗ポットの作り方
育苗ポットは園芸店やホームセンターなどで購入しなければならないので、少しハードルが高いと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。ペットボトルでの育苗ポットは最近、人気になってきた挿し木の方法です。お家にあるペットボトルを育苗ポットの代わりにするので、作り方もお手軽なのがメリットと言えるでしょう。また、ペットボトルの中で密閉させることによって中の湿度が保たれて成功率が上がるのもおすすめの理由です。①ペットボトルを半分にカットする
まずは、きれいに洗って乾かした500mⅬのペットボトルを半分にカットしましょう。カッターなどで注意しながらぐるっとカットして上部と下部を切り離します。②底に数か所穴をあける
下部の底に数か所、穴を空けましょう。水の排水穴となりますので、小さすぎないようにキリなどで穴あけをします。③挿し木の作業をする
土での挿し木の方法と同様に、肥料の入っていない無菌の土を入れて挿し穂を用意しましょう。切り口を斜めにカットすることと、発根剤を塗布することを忘れないようにするのがポイントです。挿し木をした後にしっかりと水を与えて湿らせておきましょう。④上部と下部を合わせてガムテープなどで密閉する
挿し穂をペットボトルの下部に挿して水やりをしたあとに、上部と合わせてガムテープなどで密閉します。ガムテープで見栄えが気になる場合は、どちらかの切り口を熱して縮めることによってテープなしであわせる作り方を選ぶこともできます。⑤根が出たらペットボトルの上部を外す
ペットボトルのふたで中の湿度を調節しながら、半日かげの場所で発根を待ちます。根が出たらペットボトルの上部を外して、そのまま大きくなるまで植木鉢として使うのもおすすめです。根が出ているかどうかは、新しい葉や芽が出ているかで判断しましょう。ある程度の大きさに育ったら鉢植えとして育てるのもおすすめです。切り花を挿し木で育てる
春の贈り物などにも好まれる桜の花は、切り花の状態でプレゼントされることも多いのではないでしょうか。切り花だった桜の花を挿し木として発根させることは可能なのでしょうか。この項目では、切り花を挿し木で育てる方法についてご紹介します。枝よりも成功率は下がる
切り花の桜は、花をよりたくさんつける部分を販売していますので新鮮な挿し木用の枝よりも成功率が下がることを覚えておきましょう。成功率は下がるものの、発根が不可能というわけではありませんので何本か試してみてはいかがでしょうか。切り花用に育てられるのは彼岸桜、東海桜、啓翁桜など
切り花用として育てられて販売されているのは、樹木として有名なソメイヨシノや吉野桜は少なく彼岸桜や東海桜、啓翁桜などが中心です。挿し木をした場合もそのような品種の苗木となることを念頭に置いて試してみましょう。彼岸桜や東海桜はソメイヨシノよりも開花が早いので、切り花としても好まれているのです。桜の切り花の挿し木のやり方
では、実際に桜の切り花を挿し木にする方法についてご紹介しましょう。挿し木をすることを前提に桜の切り花を選ぶ時は、枝が緑がかって若々しいものを選びましょう。- 桜の切り花の切り口を清潔なハサミで斜めにカットしましょう。
- 数時間、水に切り口をつけて吸水させてあげます。
- 切り口に発根促進剤を塗布することで発根率が上がります。
- 赤玉土や挿し木専用土などの栄養分が入っていない無菌の用土を育苗ポット3分の1から半分ほど入れます。
- 挿し穂に葉が多くついている時は蒸散を防ぐために数枚を残して取り除きます。
- 挿し穂を用土に挿して倒れないように周りに土を入れていきます。
- 用土を湿らせる程度に水やりをして、乾燥させないように注意しながら半日陰の場所で管理します。
水挿しでも増やすことが可能
同様の方法で、桜の切り花を水挿しとして増やすこともできます。こちらも、切り口を斜めにカットして発根剤を塗布するなど基本的なポイントを守って試してみましょう。水挿しの水は毎日、新しい水に交換するのが成功率を上げるコツのひとつです。根が出たら土栽培に鉢上げして、鉢植えとして長く楽しむこともできますよ。桜の挿し木に関するQ&A

Q,根が出るまではどれくらい時間がかかる?
根が出るまでは1~2カ月ほどかかります。発根促進剤を塗布してもすぐに発根するわけではありませんので、少なくとも1か月くらいはかかると考えて良いでしょう。成長の速さも個体差がありますので、1~2カ月は乾燥を防ぎながら半日陰の場所で管理して発根を待ちます。Q,折れた枝は挿し木に利用できる?
ソメイヨシノは難しいが、フジザクラやしだれ桜は挿し木できます。折れた枝が挿し木に代用できるかどうかは、品種によって左右されます。ソメイヨシノは種をつけることがなく、増やし方も接ぎ木などが基本なので折れた枝を拾っても発根はしないものと思ってよいでしょう。フジザクラやしだれ桜は挿し木が簡単にできる品種なので試してみてはいかがでしょうか。折れた枝も古くなって老化して折れたものであれば、発根する可能性は低いのでおすすめできません。Q,挿し穂を盆栽に仕立てられる?
盆栽に仕立てることも可能です。挿し穂はコンパクトなサイズから発根を待ちますので、自分の気に入った形に仕立て上げることで盆栽として楽しむこともできます。桜の挿し穂を盆栽に仕立てる時は、3月~4月の春の時期に作業を行うと良いでしょう。Q,ひこばえも挿し木で育てられる?
ひこばえも挿し木で育てることができます。木の根元から立ち上がるひこばえは、剪定の際に優先的にカットする枝です。そんなひこばえを挿し木に利用することもできます。ひこばえは生育力が旺盛なので挿し木の成功率も期待できますが、もともとの苗が接ぎ木苗である場合は注意が必要です。実際に開花している桜の品種と異なる場合があるので、ひこばえがどの部分から伸びているのかよくチェックしてから作業を行いましょう。Q,じゃがいもに桜の枝を挿して挿し木はできる?
じゃがいもでの挿し木はおすすめできません。じゃがいもに薔薇の挿し木を行うという情報をネットで目にしたことがある方もいるかもしれません。じゃがいもは栄養分が豊富なので、桜も挿し木をすることができるかもと思われがちですがほとんど発根することがなくおすすめできないのです。万一、葉が伸びてきたとしても桜の木かどうかも怪しいところがあると思いますよ。【まとめ】桜の挿し木方法を徹底解説!適した時期から失敗しないコツまで
いかがだったでしょうか。 桜の挿し木の適切な時期ややり方についてご紹介させていただきました。桜の挿し木は上級者向けに思われがちですが、何本も挿し穂を用意して試してみれば意外と発根するものなのです。用意が簡単な水挿しでも発根することがあるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。- 桜の木の増やし方は挿し木と接ぎ木が基本
- 桜の挿し木の時期は冬の間に行う「休眠挿し」と春に行う「緑枝挿し」がある
- 桜の挿し木のポイントは、切り口を斜めにカットすることや無菌の土を選ぶこと、挿し木後は半日かげの場所で乾燥しないように管理することなどが挙げられる
- 桜の挿し木は水挿しやペットボトル挿しなどもある