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皆さんは観葉植物を室内に飾っていますか?観葉植物は育てるとは他にインテリアとして飾ってお部屋をオシャレにする楽しみもあります。
今回紹介するのはミズキ科の植物であるヤマボウシ。ヤマボウシは暖かい夏の時期に白い花を咲かせる上品な観葉植物で、インテリアとしての人気も非常に高いです。
本記事では「ヤマボウシってどんな観葉植物なの?」「ヤマボウシの育て方を詳しく知りたい!」という方のために以下の内容を紹介しています。
- ヤマボウシの基本情報と特徴
- ヤマボウシの鉢植え・地植えでの植え方
- ヤマボウシの育て方
- ヤマボウシの増やし方
- ヤマボウシのオススメ品種
- ヤマボウシの花が咲かない原因
そもそもヤマボウシとはどんな植物?
育て方について触れる前に「そもそもヤマボウシってどんな植物なの?」と疑問に思っている方もいるかと思います。ここではヤマボウシの基本情報や特徴について解説していこうと思います。ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属に属する庭木
ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の植物。主な原産地は日本、中国、北朝鮮とアジアが中心となっています。和名では「山法師」と呼ばれており、これはヤマボウシの花の中央の花序(かじょ)を僧侶の頭に、その下の花びらに見える4枚の総苞片(そうほうへん)を白色の頭巾に見立てて比叡山の山法師のようであることが由来となっています。 自然の樹形が美しいヤマボウシは剪定がほとんど必要ないため、庭木以外に公園樹や街路樹などにも良く植えられていますよ。ハナミズキとよく似ている
ヤマボウシとよく似ている植物としてハナミズキが良く上げられますが、ハナミズキもヤマボウシ同様ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の植物です。 見た目も非常によく似ており、花弁に見える白い苞が細いほうがヤマボウシ、全体的に丸くなっているのがハナミズキと見分けることができます。またつける実もヤマボウシは大きな実を1個つけるのに対して、ハナミズキは小さな実を複数つける違いもあります。ヤマボウシの植え方【基礎知識】
ここからはヤマボウシの植え方について解説していきます。基本的な内容を紹介するので、ヤマボウシを植えたことがない方はぜひ参考にしてくださいね。苗木を購入して植えることが一般的
ヤマボウシは苗木から植えることが一般的とされています。ヤマボウシを苗木の状態で購入し、元肥として腐葉土や堆肥、緩効性肥料などを土に混ぜ込んで植え付けることで栄養供給が促進され、大きく元気に育てることができます。12月から3月が適期だが寒さの厳しい1~2月は注意
ヤマボウシは休眠期である12~3月が適期で暖かくなってくる2月中旬~3月が特にオススメです。1~2月は寒さが厳しい場合は枯れる恐れがあるので、極寒地域の場合は地植えを避けることをオススメします。【攻略ー鉢植え編】ヤマボウシの植え方
ここでは鉢植えでのヤマボウシの植え方について解説していきます。ヤマボウシを鉢植えで育てようと考えている方はぜひ参考に見ていってください。準備物
ヤマボウシ鉢植えの準備物を紹介していきます。鉢に鉢底ネット、鉢底用の石を敷く
ヤマボウシは湿気を避けた育て方が重要となってきます。鉢底ネットには害虫の侵入、土の減少を抑える効果があり、鉢底石には鉢内の排水性・通気性を向上させる効果があります。ヤマボウシを鉢植えで育てるにはいずれも大切なので準備しておきましょう。赤玉6~7:腐葉土3~4くらいの用土
赤玉土と腐葉土は排水性・通気性・保水性が高い土です。鉢内に湿気が溜まらないように赤玉土6~7:腐葉土3~4くらいの組み合わせで用土を作りましょう。用土作りが面倒、難しいと感じる方はホームセンターや園芸店などで販売されている市販の土で問題ありません。① 苗木をポットから抜いたら、根鉢のまわりを少しだけ崩し、鉢に入れる
苗木をポットから慎重に抜き出してください。固くて抜けないと感じたら少し叩いて振動を与えながら引き抜くときれいに抜けます。抜いた後は根鉢を軽くほぐしますが、根っこに傷がつかないように注意してください。 鉢に入れる前に鉢の1/3程度まで入れてからヤマボウシの根鉢を鉢の中央に置いてくださいね。②用土をまわりにいれ、根鉢を覆う
苗木を用意した鉢に入れることができたら鉢に土を足していきます。鉢にきれいに根鉢を入れる方法を解説していきますね。土の表面から鉢の縁まで、鉢の高さの1割くらいは空いているように調節
ヤマボウシの根鉢の周りに土を足していきますが、最終的に土の表面が鉢の縁から鉢の高さ1割程度は空いているくらいがちょうどいいです。このスペースが狭いと水を与えづらかったり、最悪満足に与えれないこともあります。水を与えるスペースを確保
先ほどの見出しで触れましたが土の表面から鉢縁まで少し開けておくことで、水が鉢から溢れるのを防いだり、水や土が跳ねても零れづらくなるので周りが汚れることを防ぐことができます。③水をやる
水はたっぷりとあげるようにしてください。梅雨時期のように雨が長く続いて湿気が高くなっている場合は、少し抑え気味にして鉢内が蒸れないように管理しましょう。【攻略ー地植え編】ヤマボウシの植え方
続いて紹介するのは地植えでのヤマボウシの植え方についてです。鉢植えとは植え方が大きくことなるのでヤマボウシを地植えで育てようと考えている方はぜひ見ていってくださいね。①苗木の根鉢よりも2割ほど広く・深く穴を掘る
ヤマボウシを地植えする場合は根鉢よりも2割ほど広く、深く穴を掘ってください。土壌の水はけが悪いと感じたらさらに大きくほっておくのもオススメです。②水はけを良くするために、根鉢を置く中心部分を周りよりも少し高くしておき、穴の底に腐葉土を混ぜて根鉢を入れる
水はけを良くするテクニックとして根鉢を置く中心部分だけ少し高くなるように赤玉土や腐葉土を穴の底に混ぜてから根鉢を入れるという方法はあります。地植えで植えた後の植え替えは簡単にはできないので出来ることはやっておきましょう。③緩効性の化成肥料と堆肥を土を混ぜ、掘った穴の1/2~2/3くらいまで敷き詰める
掘った穴に根鉢を置くことができたら掘った穴の1/2~2/3程度まで土を敷き詰めてください。入れる土は緩効性の化成肥料と堆肥が混ざった栄養の高い土が好ましいです。④水やりをしたら、支柱を添える
土をある程度入れたら水が土の中に染み渡るようにたっぷりあげてください。水やりが終わったら入れてなかった分のスペースを土で埋めて完了です。 最後に支柱を添えてください。支柱はヤマボウシが自立して生育することができるようになるまで必要になります。植え方のポイント
植え方のポイントについて解説します。ポイントをしっかりと抑えていればうまく行く確率も大きくなるので参考に見ていってください。水はけがよくなるように植え付ける
手順でも少し解説しましたがヤマボウシの地植えには排水性の高い土を選んだり、高い場所に植えたりして水はけを良くすることが大切です。 排水性が悪いと根腐れを起こしやすくなり、ヤマボウシの元気がなくなったり最悪の場合、根腐れを起こしてそのまま枯れてしまうこともあります。地表から根鉢の上部(根本)が少し出ている
地表から根鉢の上部が少し出るように高く植えることもポイントです。周辺よりも気持ち高く植えることで排水性をさらに高くできます。わらやバーク堆肥でマルチングをして株元を覆ぎ、乾燥と多湿を防ぐ
植物が植えてある地表面や株元を覆うことをマルチングといい、わらやバーク堆肥を使ってマルチングを行うことで乾燥・多湿を防止して適度な環境を維持することができます。またマルチングには雑草や害虫被害などを抑えることもできるのでオススメですよ。ヤマボウシの育て方のポイント
ここからはヤマボウシの育て方のポイントについて解説していきます。注意点も合わせて紹介しますので、ヤマボウシの育て方に不安がある方はぜひ見ていってくださいね。育て方のポイント①栽培環境・置き場
まず始めに紹介する育て方ポイントは置き場所について。植物の元気な生育には置き場所が重要となってきます。最初の置き場所でつまづくと、その後の生育にも大きく影響してくるので慎重に選びましょう。日がよく当たるやや乾燥した場所
ヤマボウシのベストな置き場所は日がよく当たるやや乾燥した場所です。ヤマボウシは湿気を嫌う植物なので日当たりの悪いジメジメした場所には置かないようにしてください。根腐れを起こす可能性が高く、そのまま枯れてしまいます。西日の当たらない室内
西日は日当たりの中でも最も強烈な熱量になります。ヤマボウシは日当たりの良い場所を好みますが、鉢植えで育てる場合であれば西日の当たらない室内に置く程度でちょうどいいです。地植えで育てる場合は西日が当たりづらい場所を選んで植えましょう。育て方のポイント②水やり
続いて紹介する育て方はヤマボウシの水やりについて。水やりも季節や植え方によって方法やタイミングなど育て方が変わってきます。本記事を参考に自分の育て方に合った水やりを行いましょう。庭植えの場合は、水やりの心配はない
庭植えで植物を育てる場合、基本的に水やりの必要はなくなります。地植えの植物は深いところまで根を張り、地下に溜まっている水を吸い上げることができるので、水切れを起こすことは滅多にありません。ただし雨の降らない乾燥期が長く続いた場合は水やりをしなければならなくなるのでその点だけ育て方に注意しておきましょう。鉢植えの場合は、夏の水やりを朝のうちに行う
鉢植えの場合は夏の時期であれば涼しい朝・夕に、冬の時期であれば暖かい日中がオススメです。水の量ですが春~秋の生育期であれば土が完全に乾いたらたっぷりあげてください。冬は休眠期に入るため土が完全に乾いてから2~3日後に少し上げる程度で問題ありません。育て方のポイント③肥料
次に紹介する育て方ポイントは肥料のあげ方について。肥料は与えれば与えるほど良いというわけではありません。量とタイミングも非常に重要となってきますので解説していきますね。庭植え、鉢植えともに冬期から早春に施肥
肥料については庭植え・鉢植えどちらも植え付ける冬期~早春の間に施肥しておきましょう。植え付けるときに与える元肥で十分です。肥料の与えすぎ「肥料焼け」の原因になるので分量を守って与えるようにしてくださいね。育て方のポイント④病気と害虫
最後に紹介する育て方ポイントは病気と害虫についてです。育て方は水や土だけではありません。病気と害虫の被害にあることもあるため対処や予防も重要となってきます。うどんこ病に注意
うどんこ病とは名前の通り葉っぱにうどん粉のような白い粉が付着します。この正体はカビであり光合成を阻害したり、葉っぱから栄養を吸収したりしてやがて植物を枯らしてしまうので早急な対処が必要になってきます。うどん粉病はカビの胞子が飛散して伝搬します。気温28℃前後、湿度50~80%、日光が当たらない場所で増加するので置き場所は注意してください。 うどん粉病にかかってしまったら抗菌剤を撒いておく、うどん粉病になってしまった部分を取り除くなどで対処してください。ほぼ見られないが、カミキリムシの幼虫に注意
カミキリムシの幼虫は幹や枝の中を食べてしまう食害をもたらす害虫です。幹の中をトンネル状に食害することから通称「テッポウムシ」とも呼ばれおり、被害を受けると生育が悪くなってしまい最終的に枯れてしまいます。 発生の特徴としては木に穴が開いていて、株本に木くずが出ていたら食害に合っている可能性があります。その穴に針金などを何度か出し入れし、その穴に向かって専用の殺虫スプレーをかけることで一定の駆除効果を得ることができます。 カミキリムシの幼虫の体長は約25ミリ程度と目視はできます。6月に卵が産みつけられ、出てくる時期としては8~11月なのでその時期には注意してヤマボウシを観察しておきましょう。ヤマボウシの増やし方
ヤマボウシがある程度大きく育ってくると、増やすことができるようになります。ここではヤマボウシの増やし方について解説していきますね。ヤマボウシは挿し木が難しく発根しずらい
植物を増やす方法として簡単で手軽な「挿し木」がよく挙げられますが、ヤマボウシは挿し木で増やすことが難しいと言われている品種で成功確率が他と比べて低いです。 この後の見出しでは挿し木以外の増やし方を紹介していくので参考に見ていってくださいね。増やし方①種で増やす
1つ目の増やし方として種子から発芽させて育てていく方法があります。種から増やす方法について解説していきますね。花が咲くまで約7~8年かかる
種子から育てていく場合大きなデメリットとして挙げられるのが時間がかかりすぎてしまうことです。花が咲くに至るまでに7~8年ほどかかってしまうため、ヤマボウシの生育が待てない方には種子から増やしていくのはオススメできません。秋に実る赤い果実から種を採取する
種子の確保は秋に実る赤い実から種が採取できます。採取した種は乾燥してしまうと発芽確率が低下してしまうため、湿らないように真空状態で冷蔵庫保存してください。種まきの時期は3月なのでそれまで保存しておきましょう。増やし方②接ぎ木で増やす
もう1つの増やし方として「接ぎ木」という方法があります。接ぎ木とは2つ以上の植物を接着して新たな個体にする増やし方です。ヤマボウシを増やす場合は元気な枝を切り取って丈夫な台木の部分につなぎ合わせて増やしていくことになります。接ぎ木だと遅くとも90日程度で増やすことができるのでオススメですよ。ヤマボウシの様々な品種
ここではヤマボウシの様々な品種を紹介していきます。どれも育てるのにオススメの品種なので、これからヤマボウシを育てようか悩んでいるという方はぜひ参考に見ていってくださいね。ミス・サトミ
ミス・サトミはピンク色の総苞(そうほう)を付ける可愛い見た目のヤマボウシです。幹を覆うように覆い茂り高さ3m、幅3m程度まで育ちます。庭木やお部屋に可愛い雰囲気を作りたい方にはミス・サトミがオススメですよ。ベニバナヤマボウシ
ベニバナヤマボウシも名前の通りピンク色の総苞を付ける可愛い見た目をしており、苞には縦線のストライプ模様がついています。ミス・サトミに比べて上品な印象を与える品種なので、高級感のあるヤマボウシを育てたい方にはベニバナヤマボウシがおすすめですよ。ミルキーウェイ
ミルキーウェイは名前にあるように白もしくはクリーム色の総苞を付けます。他のヤマボウシと比較して苞や葉が丈夫で葉焼けしにくい傾向にあります。ミルキーウェイ縦方向に伸びやすいヤマボウシで高くなりすぎないように切り戻し選定の手間がかかるので、剪定が苦手な方は注意してくださいね。ビッグアップル
ビックアップルは他のヤマボウシと比較して大きな果実をつけることが特徴です。果実の大きさは4cm以上の赤い果実がつくので景観も良く、食用にも向いた品種です。花と果実の両方を楽しむことができる面白い品種です。常緑ヤマボウシ
先ほど紹介した落葉性のヤマボウシとは別に年中葉っぱを付けている常緑ヤマボウシと呼ばれる品種が存在します。ここでは常緑ヤマボウシについて解説していきますね。ホンコンエンシス、ムーンビーム(月光)とも呼ばれる
常緑ヤマボウシはホンコンエンシスやムーンビーム(月光)とも呼ばれており数多くあるヤマボウシの品種の中で一番大きな花をつけることでも有名です。常緑ヤマボウシは落葉性のヤマボウシと比較して耐寒性が大きく劣り-5℃~-8℃までしか耐えられません。そのため極寒地域での地植えは冬越しができないので注意してください。ヤマボウシでは珍しい常緑種
ホンコンエンシスやムーンビーム(月光)はヤマボウシの中では珍しくネットで販売されていますが1m前後のものを買おうとすると5000円以上とそこそこの値段になります。常緑性のヤマボウシは圧巻な草花が見れますが、落葉性のものと比較して耐寒性が大きく劣ってしまうため温度環境には注意しなければなりません。斑入りヤマボウシ
ヤマボウシには斑入りの品種も存在します。ここからは斑入りヤマボウシについて解説していきますね。ウルフアイとも呼ばれる
ウルフアイとも呼ばれる斑入りヤマボウシは珍しく貴重な品種であるため原木から接ぎ木で繁殖させて日本に流通しました。基本的に斑入り品種は日光に弱く葉焼けを起こしやすいものが多いですがウルフアイは斑入りにも関わらず強い日光にも耐えることができます。とはいえ直射日光を長時間受けるのはよくないので半日陰の環境で育てることをオススメします。葉の緑に白い模様が特徴
ウルフアイは葉の縁に白い斑模様がついています。たくさんの葉っぱと白と緑がとても圧巻なので、地植えで大きく育てるのがオススメですよ。またウルフアイは自然樹形がとても美しいため剪定作業がほとんど必要ないのもいいですね。ロングデイズ
ロングデイズは花びらのように見える白い苞の先端にピンク色の斑模様がついたヤマボウシです。ロングデイズはパッと全体的に見て白・緑・ピンクの3色が見えるのでより色鮮やかなヤマボウシが見たい方におすすめ。源平ヤマボウシ
源平(げんぺい)ヤマボウシは苞が白とピンク色が交じり合ったような見た目が特徴です。源平ヤマボウシは白とピンクのグラデーションがとてもおしゃれで可愛い雰囲気を持つため女性の方にオススメですよ。リトルルビー
リトルルビーは日本で改良された小型の品種で、大きさは2m程度までしか大きくなりません。コンパクトでお部屋に飾ることもでき、色はピンク色がさらに濃くなった紅色で秋の紅葉のような色合いをしています。秋の紅葉のような美しさが好きな方にはリトルルビーがぜひオススメです。ヤマボウシの花が咲かない原因とは?
ヤマボウシを育てていると花がうまく咲かないこともあります。ここではヤマボウシの花が咲かない原因と解決方法について解説していこうと思います。ヤマボウシの花と思われている部分は、実は総苞と呼ばれる葉の一種
実はヤマボウシの花と思われている部分は花ではなく、ここは総苞(そうほう)と呼ばれる葉っぱの一種です。ヤマボウシの花と言われるのはこの総苞の中央にある黄緑色の球形です。剪定するときに花芽を切ってしまうのが一番の原因
剪定するときに花芽を切ってしまうと当然花が咲くことはありません。ヤマボウシは大きくなりやすい品種で剪定は必要ですが花芽を切りすぎてしまうと、ほとんど花が咲かなくなってしまいます。またヤマボウシの開花時期である5~6月直前に大規模な剪定もしないようにしてくださいね。 花が咲かない原因には日照不足や肥料不足もありますが、一番は剪定によるものです。剪定するときに花芽を切ってしまうと花が咲かなくなるので、剪定する時期や花芽・葉芽をしっかり確認して剪定することが大切です。日照不足や肥料不足にも同時に注意
ヤマボウシの花が咲かない原因として日照不足や肥料不足もあげられます。ヤマボウシの置き場所は日光が当たるやや乾燥した場所がベスト。肥料についてはヤマボウシを植え付けるタイミングで元肥として土に肥料を混ぜ込むのが良いです。【まとめ】ヤマボウシの育て方を徹底解説!成長後のケア方法から人気品種まで紹介
ここまでヤマボウシの育て方について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ヤマボウシは大きく育つ植物なので、庭植えだと迫力があって育てがいのある植物です。ここまでの内容をまとめると以下の通り。- ヤマボウシは樹高が5~15mと大きい観葉植物
- ヤマボウシは地植え・鉢植えどちらでも育てられる
- ヤマボウシは地植えと鉢植えで育て方が異なる
- ヤマボウシは季節によって育て方が異なる
- ヤマボウシは日当たりが良くやや乾燥した場所を好む
- ヤマボウシは種子や接ぎ木で増やすことができる