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冬に凛とした美しい花を咲かせる椿(ツバキ)。つややかで光沢のある葉っぱも椿の魅力のひとつです。椿は日本原産の樹木ですが、日本だけでなく海外でも人気がありたくさんの種類があるのをご存知でしょうか。
この記事では、
- 椿という植物について
- 椿には豊富な種類がある
- 椿の人気の品種①「原種系」
- 椿の人気の品種②「ヤブツバキ系」
- 椿の人気の品種③「侘助(ワビスケ)ツバキ系」
- 椿の人気の品種④「西洋種ツバキ系」
- 色によって変わる椿の花言葉
- 山茶花(サザンカ)との見分け方
椿とはどのような植物なの?
椿の種類について解説する前に、椿という植物について解説します。椿とはどのような植物なのでしょうか。寒い冬から春にかけて花を咲かせる日本原産の花木
椿は日本原産の花木で、寒い冬から春にかけて花を咲かせます。日本では古くから親しまれており、庭木にもよく用いられています。寂しくなりがちな冬のお庭を彩る冬咲きの常緑高木として知られています。椿の基本情報
椿は、ツバキ科ツバキ属の常緑高木です。ツバキと呼ぶと広くツバキ属全体のことを指すこともあるため、日本の代表的な野生種を「ヤブツバキ(学名:Camellia japonica)」と呼ぶことがあります。日本の野生種にはほかに日本海側の豪雪地帯に生息する「雪椿」という種類があります。花色は赤、白、ピンクのほかにも、黄や紫、黒などのカラーもあります。科・属名 | ツバキ科・ツバキ属 |
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原産地 | 日本・中国など |
開花時期 | 12月〜4月 |
花の色 | 赤、白、ピンク、黄、紫、黒など |
別名 | 海石榴、耐冬花など |
名前の由来は様々ある
椿の名前の由来については、「あつば木」「艶葉木(つやばき)」「光沢木(つやき)」など様々な説があります。厚みのある葉の意味で「あつば木」
椿の葉っぱは厚みがあります。厚みのある葉っぱをもつ木の意味で「あつば木」が名前の由来とする説があります。つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」
椿はつややかな葉っぱが特徴です。つややかな葉っぱをもつ木の意味で「艶葉木(つやばき)」と呼ばれていたことが名前の由来とする説があります。光沢のある葉の「光沢木(つやき)」
椿は美しい光沢のある葉っぱをもちます。光沢のある葉っぱをもつ木の意味で「光沢木(つやき)」が名前の由来とする説があります。日本では、様々な使用用途で江戸時代から親しまれている植物
椿は日本原産ですから、日本では古くから親しまれてる植物です。古くは江戸時代から、様々な用途で使用されてきました。種子から取れる椿油は食用油や頭髪油として、木材は建材や工芸品の材料として使われるなど身近に利用されてきました。椿には様々な種類が存在する
ここでは、椿に存在する様々な種類について解説します。昔から人気のあった椿は古くから園芸品種の作出が盛んに行われてきた結果として、とても多くの種類が存在しています。現在椿の品種は、日本国内だけでも2000種類以上あると言われている
椿にはたくさんの品種があります。日本原産の椿ですが、現在では日本国内だけでも2000種類以上の品種があると言われています。椿は海外でも人気があるため、海外にも様々な品種が流通しています。椿の園芸品種は、原種系の他、ヤブツバキ系、侘助、西洋種系等に分類
椿の園芸品種は多くありますが、- 原種系
- ヤブツバキ系
- 侘助(ワビスケ)ツバキ系
- 西洋種系
系統の違いや咲き方、花の色や大きさまで様々な種類の椿を一覧で解説
この記事では、系統の違いや咲き方、花の色や大きさまで様々な種類の椿を原種系、ヤブツバキ系、侘助(ワビスケ)ツバキ系、西洋種系ごとに分類して一覧で解説します。花色や花のサイズ、咲き方まで品種によってバリエーションが豊富なことも椿の魅力のひとつです。椿の花色は赤や白、黄、紫、黒、ピンク、斑入り等様々
椿の花色はよく見かける赤や白、ピンクのほか、黄、紫、黒などのカラーもあります。中には斑入りや絞りのある品種もあって、人気があります。椿の花径は大中小それぞれが規定サイズで分かれる
椿の花径は、次のように大中小それぞれが規定サイズで分かれています。- 花径4〜7cm:小輪
- 花径7〜10cm:中輪
- 花径10〜13cm:大輪
椿の咲き方は一重咲き、八重咲き、牡丹咲きなど
椿は咲き方にもバリエーションがあります。一重咲きや八重咲きの品種から、牡丹咲き、蓮華咲き、猪口咲きなどの品種もあります。椿の人気の種類①原種系
ここでは、椿の人気の種類のうち「原種系」について解説します。原種系で人気の品種は「金花茶(キンカチャ)」と「雪椿(ユキツバキ)」です。品種1.金花茶(キンカチャ)
小輪の黄色の花を咲かせるツバキとして有名なのが、金花茶(キンカチャ)という品種です。中国の広西省南部で1965年に発見され、黄色のツバキとして有名
金花茶(キンカチャ)は、中国の広西省南部で1965年に発見された比較的新しい品種です。黄色の花を咲かせることが特徴で黄色のツバキとして有名です。花色・花形:黄色・一重咲
金花茶(キンカチャ)の花色は黄色で、花形は一重咲きです。花径:小輪
金花茶(キンカチャ)の花径は、小輪です。品種2.雪椿(ユキツバキ)
日本の豪雪地帯に自生し紅色の花を咲かせる雪椿(ユキツバキ)という品種も人気があります。日本の野生の椿としては、代表的な品種です。日本海側の多雪地帯に自生
日本原産の雪椿(ユキツバキ)は、その名前のとおり豪雪地帯に自生しています。真っ白な雪景色に雪椿の紅色の花がよく映えます。ヤブツバキとの見分け方は、雄しべがの長さと色、花形、
同じ日本の野生種であるヤブツバキと見分けるには、雄しべの色や花形を確認します。雄しべが黄色いものが雪椿で、雄しべが白いものがヤブツバキです。また、花形では花びらが全開しているものが雪椿で、花びらが半開しているものがヤブツバキです。花色・花形:紅色・一重咲
雪椿(ユキツバキ)の花色は紅色で、花形は一重咲きです。椿の人気の種類②ヤブツバキ系
ここでは、椿の人気の種類のうち「ヤブツバキ系」について解説します。ヤブツバキ(学名:Camellia japonica)は日本の代表的な野生種です。ヤブツバキ系で人気の品種は「明石潟(アカシガタ)」、「伊勢太白(イセタイハク)」、「蝦夷錦(エゾニシキ)」です。品種1.明石潟(アカシガタ)
原種系ではありませんが、日本で古くから栽培されている品種が明石潟(アカシガタ)です。日本の椿としては最大級の大輪の花を咲かせます。江戸時代から栽培される古い品種
明石潟(アカシガタ)は、日本で古くから栽培されている品種です。江戸時代の資料にも登場する古典的な品種で、長く人々から愛されてきました。花色・花形:紅桃色・半八重・平開咲き
明石潟(アカシガタ)の花色は明るい紅桃色で、花形は半八重・平開咲きです。花径:極大輪(花径10~12cm)
明石潟(アカシガタ)は大きなサイズの花を咲かせることが特徴で、花径は10〜12cmほどです。日本の椿としては最大級のサイズです。品種2.伊勢太白(イセタイハク)
伊勢太白(イセタイハク)は、三重県で見出された品種です。大輪の白い花を咲かせることで人気があります。三重県民家から見出された品種
伊勢太白(イセタイハク)は「伊勢」と名前にあるとおり、三重県で見出された品種です。三重県にある鈴鹿山脈南麓の民家の栽培種でしたが、1961年に命名された比較的新しい品種です。花色・花形:白色・八重咲き・蓮華咲き
伊勢太白(イセタイハク)の花色は白色で、花形は八重咲き・蓮華咲きです。蓮華のように美しい花形の品種です。花径:大輪
伊勢太白(イセタイハク)は大輪の花を咲かせる品種です。品種3.蝦夷錦(エゾニシキ)
蝦夷錦(エゾニシキ)は江戸椿を代表する品種で、美しい絞りが特徴です。花びらの繊細な模様に作り手であった江戸時代の植木職人の心意気を感じます。立性、強健な花
蝦夷錦(エゾニシキ)は立ち性で上に伸びる性質があります。強健で成木になると花色の変化する枝が生じやすい品種です。花色・花形:白~淡桃色地に濃紅の縦~小絞・八重咲・筒しべ
蝦夷錦(エゾニシキ)の花色は白から淡い桃色ですが、濃紺の縦の小絞りが特徴です。花形は八重咲きです。花径:中~大輪
蝦夷錦(エゾニシキ)の花径は、中輪から大輪です。椿の人気の種類③侘助(ワビスケ)ツバキ系
ここでは、椿の人気の種類のうち「侘助(ワビスケ)ツバキ系」について解説します。小ぶりで愛らしい花を咲かせることが特徴の侘助(ワビスケ)ツバキ系ですが、人気の品種は「侘助(ワビスケ)」、「胡蝶侘助(コチョウワビスケ)」、「太郎冠者(タロウカジャ)」です。品種1.侘助(ワビスケ)
侘助(ワビスケ)ツバキ系を代表する品種が侘助(ワビスケ)です。侘助の特徴のとおり小ぶりの花が一重咲きで咲きます。日本の美意識を表す「わび」という言葉がありますが、わびを体現したような花姿です。ヤブツバキと他の種との雑種、千利休に仕えた人の名前からとった
侘助(ワビスケ)は日本の原種であるヤブツバキと他の種との雑種と言われています。名前の由来は茶人として有名な千利休に仕えた人の名前「侘助」です。花色・花形:一重咲き・猪口咲き
侘助(ワビスケ)は一重咲きですが、花形は花弁があまり開かない猪口咲きです。開ききらずにお猪口のような咲き方をする侘助の花姿は慎ましやかです。花径:小輪
侘助(ワビスケ)の花径は、小輪です。品種2.胡蝶侘助(コチョウワビスケ)
胡蝶侘助(コチョウワビスケ)は、椿の古典種のひとつです。とても小さな花をつけますが、立性で伸びが良いため庭木として人気のある品種です。江戸時代からの古い品種
胡蝶侘助(コチョウワビスケ)は、江戸時代中期の記録が残されています。日本では古くから愛されている侘助を代表する品種です。花色・花形:桃紅色地に白斑・一重咲き・猪口咲き
胡蝶侘助(コチョウワビスケ)の花色は、桃紅色の花に白い斑が入ります。花形は一重咲きで、あまり花が開かない猪口咲きです。花径:小輪
胡蝶侘助(コチョウワビスケ)の花径は、小輪です。品種3.太郎冠者(タロウカジャ)
太郎冠者(タロウカジャ)は古典椿の一種ですが、たくさんの花をつけ庭木として人気がある品種です。織田有楽斉長益が茶席の花として愛用し、別名有楽、淡侘助
太郎冠者(タロウカジャ)は、織田有楽斉長益が茶席の花として愛用したことで知られています。「有楽」や「淡侘助」という別名でも呼ばれています。花色・花形:桃色・一重咲・筒咲き~ラッパ咲き、筒しべ
太郎冠者(タロウカジャ)の花色は桃色で、花形は一重咲きで筒咲き〜ラッパ咲きです。雄しべが筒状になる筒しべが特徴です。花径:中輪
太郎冠者(タロウカジャ)の花径は、中輪です。侘助ツバキ系のなかでは、やや大きめの花をつけます。椿の人気の種類④西洋種ツバキ
ここでは、椿の人気の種類のうち「西洋種ツバキ」について解説します。西洋種ツバキ系で人気の品種は「スプリング・ディズ」と「タマ・アメリカーナ」です。品種1.スプリング・ディズ
椿は海外でも人気があり、スプリング・ディズはアメリカにて作出された品種ですが、濃いピンク色のぼかしが美しいです。アメリカにて作出された品種
スプリング・ディズは、アメリカで作出された品種です。アメリカで作出されたためか西洋風のガーデンにも似合う花姿です。花色・花形:薄桃色地に濃いピンク色のぼかし・八重咲き~バラ咲き
スプリング・ディズの花色は薄桃色地に濃いピンク色のぼかしが入ります。花形は八重咲き〜バラ咲きです。濃いピンク色のぼかしはグラデーション状になります。花径:中輪
スプリング・ディズの花径は、中輪です。花色が美しいため、サイズ以上に存在感のある半を咲かせます。品種2.タマ・アメリカーナ
タマ・アメリカーナもアメリカで作出された品種です。紅地に入るくっきりとした白覆輪が特徴です。アメリカのぬチオ農園にて作出された品種
タマ・アメリカーナはその名前のとおりアメリカで作出された品種で、カリフォルニアにあるヌチオ農園から作出されました。赤地に白覆輪の花を咲かせる「玉乃浦」を親として作出されました。花色・花形:紅地に白覆輪・八重咲き
タマ・アメリカーナの花色は紅地に白覆輪が入るのが特徴で、花形は八重咲きです。「玉之浦」が一重咲きなのに対して、タマ・アメリカーナは八重咲ですからボリュームがあって華やかな印象を与えます。花径:中~大輪
タマ・アメリカーナの花径は、中〜大輪です。椿の色による花言葉の違いを知ろう
ここでは、椿の花色による花言葉の違いについて解説します。椿には椿そのものの花言葉に加えて、赤や白、ピンクの花色によって違った意味の花言葉が存在します。控えめな美しさ、気取らない美しさ
椿そのものの花言葉は「控えめな美しさ」と「気取らない美しさ」です。椿は凛とした美しい花を咲かせますが、派手さは感じません。控えめで、慎ましやかな美しさを感じる花です。赤い椿の花言葉は、謙虚な美徳という意味がある
赤い花を咲かせる椿の花言葉は「謙虚な美徳」です。椿全体の花言葉は「控えめな美しさ」と「気取らない美しさ」ですが、外見ではなく人の有り様として捉えた時には謙虚な美徳という意味になります。白い椿の花言葉は、完全な美しさという意味がある
白い花を咲かせる椿の花言葉は「完全な美しさ」です。凛とした美しさをもつ椿の花ですが、純粋無垢な印象を与える白色を身にまとうと完全な美しさになる、というのも頷けます。ピンクの椿の花言葉は、控えめな愛という意味がある
ピンク色の花を咲かせる椿の花言葉は「控えめな愛」です。椿全体の花言葉には「控えめな美しさ」という意味がありますが、可愛らしいピンク色の椿は美しさではなく「控えめな愛」という意味になります。椿は山茶花(サザンカ)と似ている?見分け方の解説
ここでは、山茶花(サザンカ)との見分け方について解説します。椿も山茶花も同じツバキ科ツバキ属の植物ですから椿と山茶花は似ていますが、ちょっとしたポイントを理解していれば簡単に椿と山茶花を見分けることができます。見分け方1.花の落ち方の違い
椿と山茶花を見分けるには、花の落ち方を確認するとよいでしょう。椿と山茶花では花の落ち方に違いがあります。椿(ツバキ):花が散る時に、花首から落ちる
椿は花が散るときに、花首から落ちます。花ごとポトリと落ちる様子が首が落ちるのに似ているという理由で、武士は椿の花を嫌ったと言われています。山茶花(サザンカ):花が散る時は、花びらが落ちる
山茶花は花が散るときに、花びらが落ちます。椿のように花ごとポトリと落ちるのではなく花びら(花弁)がハラハラと散りますから、花の落ち方の違いを確認すれば簡単に椿と山茶花を見分けることができます。見分け方2.花期の違い
椿と山茶花は花期の違いによっても見分けることができます。山茶花は秋の終わり頃から咲くのに対して、椿は冬になってから花が咲きます。椿(ツバキ)の開花時期:12月~4月
椿の開花時期は12月から4月にかけてです。12月頃には山茶花も咲いていることがありますが、春になっても花を咲かせていれば「椿」だとわかります。冬のイメージの強い椿ですが、実は4月まで開花時期が続きます。山茶花(サザンカ)の開花時期:10月~12月
山茶花の開花時期は10月から12月にかけてです。12月頃になると椿の花も咲き始めますが、秋の頃から花を咲かせていれば「山茶花」だとわかります。見分け方3.花や葉の形の違い
椿と山茶花は花や葉の形の違いからも見分けることができます。椿にはたくさんの品種がありますから、花や葉っぱの形の違いで見分けるのは花の落ち方や開花時期の違いで見分けるよりは難易度が高めです。椿(ツバキ):花がやや筒状で立体的で厚みがある
椿と山茶花では花の形に違いがあります。椿の花は山茶花に比べてやや筒状で立体的で厚みがあります。花が落ちるときは、厚みのある花全体がポトっと落ちます。花が咲いていない時期でも葉っぱの形で見分けることができます。椿と山茶花の葉っぱは葉のふちがギザギザしていますが、椿のギザギザは浅くてあまり目立ちません。山茶花(サザンカ):花がツバキから比べて平面的で薄い
山茶花の花は椿に比べて平面的で薄い形をしています。花が落ちる時は、平面的で薄めの花びらがハラハラと落ちます。また、山茶花の葉のふちのギザギザは椿よりも深いため、葉っぱのふちのギザギザがクッキリしている場合は「山茶花」だとわかります。【まとめ】ツバキには様々な種類がある!人気品種や色ごとの花言葉を紹介!
ここまで、様々な種類の椿を系統ごとに整理して、系統の違いや種類ごとの咲き方、花の色や大きさなどを解説しました。また、椿の人気の品種だけでなく、色によって変わる椿の花言葉や山茶花(サザンカ)との見分け方など幅広く解説してきましたがいかがだったでしょうか。 この記事のポイントは、- 椿(ツバキ)は日本原産の花木で、寒い冬から春にかけて花を咲かせる。古くは江戸時代から様々な用途で使用され親しまれてきた
- 椿には豊富な種類があり、日本国内だけでも2000種類以上の品種があると言われている
- 原種系、ヤブツバキ系、侘助(ワビスケ)ツバキ系、西洋種ツバキ系などの系統があり、花色や花のサイズ、咲き方まで様々な種類が存在する
- 原種系の人気の品種は「金花茶(キンカチャ)」と「雪椿(ユキツバキ)」
- ヤブツバキ系の人気の品種は「明石潟(アカシガタ)」、「伊勢太白(イセタイハク)」、「蝦夷錦(エゾニシキ)」
- 侘助(ワビスケ)ツバキ系の人気の品種は「侘助(ワビスケ)」、「胡蝶侘助(コチョウワビスケ)」、「太郎冠者(タロウカジャ)」
- 西洋種ツバキ系の人気の品種は「スプリング・ディズ」と「タマ・アメリカーナ」
- 椿の花言葉は「控えめな美しさ」と「気取らない美しさ」。花色によって違った花言葉があり、赤は「謙虚な美徳」、白は「完全な美しさ」、ピンクは「控えめな愛」という意味をもつ
- 椿と山茶花(サザンカ)は、①花の落ち方の違い、②花期の違い、③花や葉の形の違いで見分けることができる。花の落ち方の違いがわかりやすく、山茶花が花びらがハラハラと散るのに対して、椿は花首から花ごとポトリと落ちる