テーブルヤシの植え替えは必須?植え替え方法やケア方法まで大公開!

テーブルヤシの植え替えは必須?植え替え方法やケア方法まで大公開!
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目次

小さな姿がかわいらしいテーブルヤシ。100均などでも入手でき、人気の高い観葉植物です。生長も穏やかで、長い間かわいらしい姿を楽しめるのは、嬉しいですよね。観葉植物の育成に必要な植え替え作業も「生長が穏やかなら、植え替えしなくてもいいかな?」と思ったことはありませんか? そこで本記事では、テーブルヤシの植え替えについて解説してきます。 本記事を読めば
  • 植え替えの必要性
  • 植え替え方法
  • 時期ごとの管理方法
  • テーブルヤシでハイドロカルチャーを作る方法
  • テーブルヤシに関するよくある質問への回答
が分かりますよ。テーブルヤシは、初心者向けの観葉植物でありますが、枯れてしまうことも珍しくありません。当記事を読んで、テーブルヤシへの知識を深めて、健康的にテーブルヤシを育ててみてください。

テーブルヤシの植え替えって必要なのか

テーブルヤシの植え替えは、必要なのでしょうか?ここでは、テーブルヤシの植え替えの必要性について、解説します。植え替え作業は、難しい作業ではありません。しかし、時間もかかりできるなら、やりたくない人も多いと思います。テーブルヤシに植え替えが必要かどうかぜひ、確認してみてください。

テーブルヤシは植え替えが必要な観葉植物です

結論から言うと、テーブルヤシは植え替えが必要な観葉植物です。詳しくは後述しますが、テーブルヤシは生長が遅いですが、2年程度で植え替えが必要になります。「生長が遅いなら植え替えは必要ないかな?」と思いがちですが、長期間の放置はテーブルヤシが枯れる原因になります。テーブルヤシを枯らさないためにも、植え替えは必要です。

根が伸びる速度がすごく早い

テーブルヤシは、根が伸びる速度がとても速いです。そのため、植え替えをしないと、根詰まりの原因になります。根詰まりを起こしたまま放置すると、最悪枯れてしまうので、植え替えが必要になります。

テーブルヤシの植え替えやケア方法を徹底紹介

時間がかかる植え替え作業ですが、テーブルヤシを健康に育てるには、植え替えは欠かせません。先ほど解説した通り、テーブルヤシは植え替えをしないと、最悪枯れてしまうからです。しかし、難しいことではありません。本記事では、初心者でも分かりやすくテーブルヤシの植え替え方法や、植え替え後の管理方法を解説します。ぜひ、最後まで見てみてください。

テーブルヤシに植え替えが必要な理由

ここでは、テーブルヤシに植え替えが必要な理由について解説します。実はテーブルヤシに植え替えが必要な理由は、先ほど説明した根詰まり以外にもあります。 テーブルヤシに植え替えが必要な理由は、以下の通りです。
  • 根詰まりで枯れてしまう
  • 土の中が過湿状態になり枯れてしまう
  • 土の栄養がなくなり元気がなくなる
などの原因があります。「土の中が過湿状態?」と思う方も多いと思いますが、分かりやすく解説するのでぜひ、最後まで見てください。 順番に解説します。

根詰まりを起こして枯れる恐れがあるから

テーブルヤシが根詰まりを起こして、枯れてる場合があるので、植え替えが必要です。テーブルヤシは、根の成長が早く根詰まりが起こりやすい観葉植物です。数年も同じ鉢で育成すると、根詰まりを起こして枯れる可能性があります。特に5号以下のテーブルヤシは、どんどん根を伸ばしていきます。小さなテーブルヤシは1年に1回のペースで、植え替えが必要です。

土の中が過湿状態になり、根腐れを起こすから

適度な植え替えをおこなわないと、土の中が過湿状態になり、根腐れの原因になります。土の中が過湿状態になると、常に水を与えすぎている状態と似た状態です。 そのため、根の呼吸を妨げてしまいます。その結果根腐れを起こし、テーブルヤシが枯れてしまいます。土の中の過湿状態は、根詰まりが原因の1つです。適度な植え替え作業をすることで、根詰まりと土の中の過湿を防ぐことが可能です。

土の栄養が少なくなり、テーブルヤシが上手く育たなくなるから

土の栄養が少なり、テーブルヤシが上手に育たなくなるので、植え替えが必要です。植物は水だけでなく、栄養がなくては生長できません。そのため、土の栄養が少なくなればテーブルヤシの生長も止まり、最悪枯れてしまいます。「肥料を与えればいいのでは?」と思う方もいると思いますが、植え替えをおこなわなければ、根詰まりを起こします。栄養面だけでなく、テーブルヤシのことを考えると、植え替え作業は必要になります。

テーブルヤシの植え替えのタイミングや時期

ここでは、テーブルヤシの植え替えのタイミングや、時期について解説します。先述したとおり、テーブルヤシの育成には植え替え作業は必須です。しかし、植え替えはテーブルヤシにも、ダメージを与えてしまいます。間違ったタイミングや、時期で植え替えをおこなうと最悪枯れてしまう場合もあります。間違った時期やタイミングで植え替えしないようにぜひ、最後まで読んでください。

テーブルヤシを植え替えるタイミング

テーブルヤシを植え替えるタイミングは、大きく分けて以下の2通りです。
  • 鉢に対して、葉が大きい場合
  • 根が窮屈そうな場合
上記のタイミングで、植え替えをするのがおすすめです。テーブルヤシが鉢に対して余裕があるなと感じた場合は、植え替えをしなくても大丈夫です。やや感覚的で難しく感じるかもしれませんが、分かりやすく解説するので安心してください。 順番に見ていきましょう。

鉢に対して葉が大きいなと思ったとき

鉢に対して葉が大きい時は、植え替えのタイミングです。鉢に対して葉が大きいのは、鉢が小さい証拠です。やや感覚的で難しく感じると思います。遠くからテーブルヤシを見るなどして、バランスを確認してみるのも有効な方法です。鉢と葉のバランスが悪いなと思った場合は、植え替えのタイミングです。また、葉の大きさで見極めが難しいと感じた場合は、次に紹介する「根が窮屈と感じた場合」を参考してみてください。

根が窮屈そうになっていると感じたとき

根が窮屈と感じた場合も、植え替えのタイミングです。根が窮屈な場合は、根詰まりを起こしている可能性があるからです。「根が窮屈ってどんな時?」と思う方も多いと思います。例をいくつか紹介するのでぜひ、参考にしてください。
  • 鉢の底から根が出ている時
  • 水やりの時水をなかなか吸収しない時
  • 葉が変色している時
上記の症状ががないか、確認してみてください。葉の変色や鉢底から根が出ている場合は、すぐに見分けがつくのでおすすめの方法です。ただし、葉の変色は根詰まり以外にも原因がある場合も多いので、注意が必要です。

テーブルヤシの植え替えは4月~9月に行う

テーブルヤシの植え替えは、4月~9月がベストです。テーブルヤシの生長期は4月~9月で、この時期におこなうのが最もテーブルヤシへの負担が少ないからです。生長期に植え替えをすれば、すくすく成長してくれますよ。逆に休眠期である冬場に植え替えをおこなうと、致命的なダメージを与える可能性があるので、絶対にやめてください。

テーブルヤシの植え替え方法

ここでは、テーブルヤシの植え替え方法を解説します。 ここで紹介するのは
  • 植え替えに必要な物
  • 具体的な植え替え手順
です。テーブルヤシの植え替えは、難しい作業はなく非常に簡単なのでぜひ、チャレンジしてみてください。また、同じ手順で株分けも可能なので、テーブルヤシを増やしたい人も参考にしてください。 順番に見ていきましょう。

テーブルヤシの植え替えで準備するもの

まずは、テーブルヤシの植え替えに、必要なものを準備しましょう。 準備する物は、以下の通りです。
  • 一回り大きい鉢
  • 観葉植物用の土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • スコップ
上記の物を用意してください。入手が難しい物はありませんが、1つポイントがあります。それは、「一回り大きい鉢」です。大きすぎる鉢はNGになります。なぜなら、大きすぎる鉢では、水を吸収しきれず根腐れの原因になるからです。鉢を選ぶ際は、大きすぎない鉢を選ぶようにしましょう。

テーブルヤシの植え替え手順

必要な物を準備できたら、具体的なテーブルヤシの植え替え手順を見ていきましょう。以下が、具体的な植え替え手順になります。
  1. 新しい鉢に鉢底ネット敷く
  2. 鉢底ネットを敷いたら鉢底石を入れる
  3. 鉢に少し土を入れる
  4. 古い鉢からテーブルヤシを取り出す(傷つけないように注意、株分けも可能)
  5. テーブルヤシを新しい鉢に植え付け、固定するように土を入れる
  6. 植え付け後、水を与え適切な管理をする
上記がテーブルヤシの植え替え手順になります。特に難しい作業はないと思います。ただし、観葉植物初心者の方は「鉢底ネットと鉢底石って必要なの?」と思うかもしれません。結論か言うと、必ず入れた方がいいです。鉢底ネットと鉢底石は、通気性の確保や害虫防止のために使用します。特に屋外でテーブルヤシを育てている場合は、必須と言ってもいいでしょう。 難しい作業はないのでぜひ、テーブルヤシの植え替えにチャレンジしてください。

テーブルヤシを植え替えた後のケア方法

ここでは、テーブルヤシを植え替え後のケア方法を解説します。ここで紹介するケア方法は、以下の3つです。
  • 置き場所ごとの管理方法
  • 水やりの方法
  • 肥料の与え方
植え替え後は、どうしてもテーブルヤシにダメージが残ってしまいます。そこで、適切なケア方法をすることで、テーブルヤシへの負担を減らしてあげましょう。 順番に解説します。

置き場所は室内と屋外で違う

テーブルヤシは、室内と野外で置き場所が違います。室内と屋外で適切な場所に置かなければ、葉焼けを起こしてしまう原因になります。葉焼けは外見を損なうだけでなく、テーブルヤシにダメージを与えてしまい、枯れる原因にもなります。 置き場所非常に重要なのでぜひ、この記事を参考してください。

室内での置き場所

テーブルヤシを室内に置く場合は、窓辺がベストです。テーブルヤシは耐陰性があり、日陰でも育てることは可能です。しかし、より元気にテーブルヤシを育てるなら、窓辺で日当たりのいい場所に置くのがおすすめです。夏場はレースカーテン越しに日光を当て、冬場は日当たりのいい場所で管理します。 また、エアコンの風がテーブルヤシに当たると、葉が乾燥するのでエアコンの風が当たらなようにしましょう。

屋外での置き場所

テーブルヤシを屋外に置く場合は、直射日光をさけ、明るい日陰に置くのがおすすめです。日光は植物にとっても重要なポイントですが、直射日光は葉焼けを起こす原因になります。数時間程度日光が当たり、残りは日陰のような場所がおすすめです。しかし、なかなかそのような場所は見つかりません。そのような場合は、100均などで、簾や遮光ネットを購入しテーブルヤシを置く場所に設置すると良いでしょう。

水やりは時期によって違う

テーブルヤシは時期によって、水の与え方が異なります。 大きく分けると2つの時期に分けられます。
  • 生長期(4月~8月)
  • 休眠期(9月~3月)
上記のように分けられます。特に休眠期の水やりは注意が必要で、この時期に水を与えすぎると、根腐れを起こしてしまうので注意してください。 順番に解説します。

春・夏(4月~8月)にかけての水やり

4月~8月は生長期にあたります。この時期のテーブルヤシは、水をよく吸収するので、表面が乾燥したら鉢底から水が出るくらい、たっぷり水を与えてください。 また、1日~2日に1度は、霧吹きで葉水をおこないましょう。葉水をすることで、葉の乾燥を防ぎ病気や害虫の予防にもなります。この時期は、水を切らさないように注意してください。 水は、土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。

秋・冬(9月~3月)にかけての水やり

9月~3月になったら気温を確認し、水の与え方を変えていきます。9月はまだ暑い日が多いですが、徐々に気温が下がっていくからです。気温が下がるとテーブルヤシは休眠期に入り、水分をあまり必要としません。気温を確認し徐々に水を与える量を減らしていきましょう。この時、水を常温にすることで、テーブルヤシにかかる負担を減らすことができます。 また、気温が10℃未満になったら土が完全に乾燥してから、5日後程度を目安に水を与えてください。休眠期中は、乾燥気味に管理しましょう。

テーブルヤシの肥料の与え方

肥料は、「与えれば与えるだけいい」というものではありません。適切な量、タイミングで与えなければ、テーブルヤシを枯らしてしまう原因にもなります。肥料を与えるタイミングは、基本的に生長期だけです。休眠期に肥料を与えると悪影響しかないので注意が必要です。肥料を与えるタイミングを、1度確認してみましょう。

春から夏は分量とタイミングを守って肥料を与える

春から夏の生長期は、タイミングと量を守って肥料を与えましょう。量を守らないと、逆にテーブルヤシが枯れる原因になります。与える肥料は、緩効性の固形肥料がお手軽でおすすめです。固形肥料の場合は、2ヶ月に1度のペースで大丈夫です。液体肥料の場合は、10日1度のペースで与えてください。液体肥料の場合は、正しい倍率で希釈して与えてください。濃すぎる肥料は、テーブルヤシが枯れる原因になります。 固形肥料と液体肥料は分量を守り、与えてください。

冬の肥料はテーブルヤシにとって悪影響

冬場の肥料はテーブルヤシにとって悪影響があります。なぜなら、冬場のテーブルヤシは休眠期に入っており、栄養を必要としない状態です。この状態で、肥料を与えると肥料焼けを起こし、テーブルヤシが枯れてしまいます。 冬場のテーブルヤシには肥料は、必要ありません。

テーブルヤシによくある枯れる原因と対処法

ここでは、テーブルヤシによくある枯れる原因と対処方法について解説します。 ここで解説する枯れる原因は、以下の通りです。
  • 根腐れで枯れた
  • 株が蒸れ病気や害虫が発生し枯れた
どちらも、よくある原因の1つです。もしテーブルヤシが枯れてしまった場合は、1度原因を調べてみてください。同じ原因でテーブルヤシを枯らさないためにも、原因を知るのは重要なことです。 順番に解説します。

根が詰まった状態での多量の水やりで根腐れする

1つ目は、根が詰まった状態で大量の水やりをした結果、根腐れが起こしテーブルヤシが枯れてしまう場合です。この場合は、根詰まりが原因です。最後に植え替えをしたのはいつなのか、思い出してみてください。根腐れを起こしてしまった場合は、テーブルヤシを取り出し、腐った根を切り取って、新しい土で植え替えをおこなってください。この時、葉の数を減らしてください。その後、日陰で体力回復させましょう。

テーブルヤシの株が蒸れた状態になっていて病害虫が発生する

2つ目はテーブルヤシの株が蒸れ、病害虫が発生し枯れてしまう場合です。この場合は、複数の原因が考えられます。 例を挙げると
  • 風通しが悪い場所に置いている
  • 剪定不足
  • 株分けを不足
などの原因が考えられます。1番簡単に確認できるのは、置き場所です。じめっとした風通しの悪い場所に、テーブルヤシを置いていませんか?一度確認してみてください。 テーブルヤシに病害虫が発生した場合は、病害虫を駆除するために殺虫殺菌剤を使うのが、おすすめです。手作業で、害虫を駆除しきるのはなかなか難しいです。しかし、殺虫殺菌剤なら広範囲に簡単に使用できます。 病害虫が収まってきたら、剪定や株分けをおこない通気性を改善しましょう。

【かわいらしい】テーブルヤシをハイドロカルチャーに植え替えて可愛らしく育てる

ここでは、かわいらしい外見で人気のある、テーブルヤシのハイドロカルチャーについて紹介します。 ここで紹介するのは
  • ハイドロカルチャーとは
  • ハイドロカルチャーのメリット
  • ハイドロカルチャーで必要な物
  • ハイドロカルチャーへの植え替え手順
  • 植え替え後のケア方法
を紹介します。観葉植物初心者の方は「ハイドロカルチャーってなに?」と思う方も多いと思います。初心者でも分かりやすく解説するのでぜひ、ハイドロカルチャーについて学んでみてください。 順番に見ていきましょう。

そもそもハイドロカルチャーって知ってますか

ハイドロカルチャーという栽培方法を、ご存じでしょうか?観葉植物歴が長い方はご存じだと思います。しかし、観葉植物初心者の方は、知らない人が多いと思います。 ハイドロカルチャーとは、人工の土と水で植物を栽培する方法です。容器は底に穴が開いていなければ、なんでも使えるので、インテリア性が高いのも特徴です。 ぜひ、ハイドロカルチャーにチャレンジしてみてください。

ハイドロカルチャーでテーブルヤシを育てるメリット

ハイドロカルチャーでテーブルヤシを育てるメリットは、何があるでしょうか?ここでは、ハイドロカルチャーで育てるメリットを紹介します。 ハイドロカルチャーで育てるメリットは、大きく分けて以下の2つです。
  • 土よりも軽量で育てるのが簡単
  • 土のにおいがなく清潔
上記のメリットが存在します。特に室内でテーブルヤシを育てる場合は、大きなメリットばかりなので、ハイドロカルチャーは非常におすすめ栽培方法です。 順番に解説します。

土よりも軽量で育てるのが簡単

ハイドロカルチャーは普通の土よりも軽量で、育てるのが簡単です。ハイドロカルチャーで使う土は、ハイドロボールなどと呼ばれている、粘土を焼成した土を使います。そのため、普通の土と比べても軽量で、容器の移動も簡単です。また、栽培方法も簡単で基本的に置き場所と水の与える量に注意すれば、簡単に育てられます。 土よりも軽く簡単に育てられるのは、ハイドロカルチャーの特徴の1つです。

清潔で土特有のにおいもしない

清潔で、土のにおいがしないのも特徴です。室内で観葉植物を育成していると、土のにおいが気になる方も、多いと思います。生活環境に、土のにおいが混じるのは、好ましくないですよね?しかし、ハイドロカルチャーでは、粘土を焼成したものを土として使用するため、においがありません。 生活環境にも注意したいなら、ハイドロカルチャーは良い選択だと言えます。

ハイドロカルチャーへの植え替えに必要なモノ

ハイドロカルチャーについて学べたので、実際にハイドロカルチャーにチャレンジしてみませんか?ここでは、ハイドロカルチャーに必要な物を紹介します。 ハイドロカルチャーに必要な物は以下の通りです。
  • 底に穴が開いていない容器(初心者は透明な容器がおすすめ
  • 人工の土(ハイドロボールなど)
  • 根腐れ防止剤
  • ハイドロカルチャー用の肥料
  • 水分計(透明じゃない容器を使う場合)
上記の物が必要になります。ここでのポイントは「透明な容器」です。基本的に穴がいていなければ、どのような容器でも大丈夫です。しかし、初心者の場合は水の管理がしやすい、透明な容器がおすすめです。また、人工の土はハイドロカルチャー用の土を購入すれば大丈夫です。

ハイドロカルチャーへの植え替え手順

必要な物が揃えたら、ハイドロカルチャーへ、植え替えをおこないましょう。 植え替え手順は下記の通りです。
  1. 人工の土を水で洗う
  2. 容器底が隠れる程度に根腐れ防止剤を敷く
  3. 人工の土を1/4~1/5程度入れる
  4. テーブルヤシを傷つけないように取り出す
  5. テーブルヤシについている土を落とす
  6. テーブルヤシについた土を水で奇麗に落とす
  7. テーブルヤシを容器に植え付ける
  8. テーブルヤシを人口の土で固定する
  9. 水を容器の1/5程度入れる
上記がハイドロカルチャーへの、植え替え手順になります。ポイントは「土を奇麗に落とす」です。ハイドロカルチャーで使用する土は、無菌でとても清潔です。しかし、植え替える際に土がついていると、雑菌が繁殖する場合があります。雑菌が繁殖すると根にダメージを与えたり、異臭の原因になります。なるべく奇麗に土を落として植え替えをおこないましょう。

ハイドロカルチャー植え替え後のケア方法での注意点

ここでは、ハイドロカルチャーへ植え替え後の、注意点を解説します。 ここで紹介する注意点は、以下の2つです。
  1. 水の与える量
  2. 肥料について
ハイドロカルチャーは、土での育成に比べると、根腐れが起きやすい育成方法です。土と同じように水を与えてしまうと、あっという間に根腐れを起こしてしまうことも。 ハイドロカルチャー初心者の方は、重要なポイントになるので、チェックしてみてください。 順番に解説します。

水やりは少ないくらいがちょうどいい

与える水の量は、少ないぐらいがちょうどいいです。なぜなら、ハイドロカルチャーでは根が水に浸り過ぎると、根腐れを起こすからです。土の育成と違い、ハイドロカルチャーの容器には、そこに穴が開いていません。水を与えすぎると、根が常に水に浸っている状態なるので、根腐れが起きてしまいます。 水を与える場合は、土が乾燥し水がなくなったら、再び容器の1/5程度で大丈夫です。

肥料の与えるタイミングや分量は要注意

ハイドロカルチャーでは、与えるタイミングや分量にも注意が必要です。多すぎる肥料は、肥料焼けを起こす原因です。ハイドロカルチャーで肥料を与えるタイミングは、水を与えるときに一緒に与えてください。頻度は2週間に1度程度で大丈夫です。与える量は、肥料の説明通りで大丈夫です。この時ハイドロカルチャー用の肥料がベスト。普通の肥料を薄めて使用することもできますが、希釈率など難しい要素も多いため、専用の肥料を与えた方が容易でしょう。 肥料の与えすぎやタイミングに注意してください。

テーブルヤシの植え替えによくある質問

ここでは、テーブルヤシにの植え替えに関する、よくある質問への回答を用意しました。 ここで紹介する質問は
  • 100均で購入したテーブルヤシを植え替えする理由
  • 葉先が枯れてきたけど切っても大丈夫?
  • テーブルヤシはどこまで大きなる?
上記の3つへの回答を、用意しました。特にテーブルヤシのサイズは、今後の管理にも影響するので、知りたい人も多いと思います。この項目を読んで、あなたのテーブルヤシの植え替えについての疑問を、解決してください。 順番に解説します。

Q. よく100均で買ってきたテーブルヤシを植え替えたほうがいいと聞きますが、それは何でですか?

A, 排水性が悪いからです。 100均で使用されている土は取り出してみるとわかるのですが、かなり湿っていて良い状態とは言えません。このまま放置すると、根腐れの原因にもなるので、植え替えてあげましょう。

Q. テーブルヤシの葉先が枯れました。枯れた部分を切るのは大丈夫ですか?

A,枯れた部分を切っても大丈夫です。 切る時は、斜めに切ると外観を損なわずに済みますよ。また、外観を気にしない場合は、枯れた葉先を放置しても問題ありません。

Q. ヤシ科のテーブルヤシですが、巨大化するんですか?成長するとどのくらいまでおおきくなるんでしょうか?

A,テーブルヤシは最大で3m程になります。 ただし、テーブルヤシは生長が遅いため、急激なサイズアップしないので安心してください。より大きく成長させたいときは、活力剤を成長期に使うと、大きくできます。  

テーブルヤシの植え替えっているの?失敗しない植え替え方法や上手なケア方法まで大公開!のまとめ

今回は、テーブルヤシの植え替えについて解説しました。 本記事のポイントは
  • テーブルヤシは植え替えが必要
  • 植え替えは4月~9月の生長期におこなう
  • 置き場所は、直射日光の当たらない通気性が良い場所
  • テーブルヤシはハイドロカルチャーでも育てられる
です。テーブルヤシは、育てやすい観葉植物ですが、株がやや蒸れやすい特徴もあります。株が蒸れてしまうと、病害虫の発生し最悪枯れてしまうことも。しかし、当記事を読んだ読者様なら、植え替えをおこない健康的にテーブルヤシを育てられるはずです。ぜひ、テーブルヤシを長く育てて、大きくなるのも見守ってあげてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。