モンステラ・デリシオーサってどんな品種?特徴や育て方を徹底解説

モンステラ・デリシオーサってどんな品種?特徴や育て方を徹底解説
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目次

今やインテリア観葉植物の中でも大人気のモンステラ。観葉植物がお好きな方なら何度も目にしたことのあるおなじみの観葉植物かと思います。しかしモンステラの中でも、希少なモンステラ・デリシオーサという種類のモンステラについては、詳しくご存知のない方も多いのではないでしょうか?実は園芸店やホームセンターで販売されているモンステラは1つの種類だけではなく、いくつかの種類が1括りに「モンステラ」と呼ばれています。その1つがモンステラ・デリシオーサというわけです。 今回の記事では、まだまだ多くの人に知られていない、モンステラ・デリシオーサとは一体なんなのか?について以下のポイントに沿って、詳しく解説していきます。
  • モンステラ・デリシオーサはどんな品種?基礎情報も解説。
  • モンステラ・デリシオーサの特徴。
  • モンステラ・デリシオーサはどこで買えるのか。
  • モンステラ・デリシオーサの育て方。
  • モンステラ・デリシオーサが成長したらすること。
  • よくある質問にお答え。
この記事を最後まで読んでいただけると、かなりモンステラ全体の知見も深まり、モンステラ・デリシオーサのことについてより詳しく知ることができますよ。ぜひ最後までご覧ください。

モンステラ・デリシオーサってどんな品種なの?

まずはモンステラ全体の品種について解説します。 この記事をご覧の方であれば、「モンステラ」という名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?そんな学名「モンステラ」は、ラテン語で「怪物」「異常」という意味があります。由来を少し想像してみると、あの破れかぶれの大きな葉を見ると、確かにな、と納得することができますよね。 そんな「モンステラ」には、実は色々な種類があります。大きく分けて4種に分類され、デリシオーサ、ペルツーサ、アダンソニー、ミニマになります。とは言ったものの、その区分けはそこまで明確でないことが多く、間違った名前で販売されていることも多々あります。 そこで、今回お話しする「モンステラ・デリシオーサが、見分けをする際に重要な存在です。なぜなら、デリシオーサは育つと横に広がりながら大きくなるからです。ここからは、モンステラ・デリシオーサはどんな品種なのかについて詳しくお話ししていきます!

原産は熱帯アメリカの観葉植物

モンステラ属の植物の原産は熱帯アメリカを中心に生育し、気根を形成し、大型のツルを木に沿わせて育つ植物です。「熱帯」に生育する植物のイメージは、「大きな葉」ではないでしょうか?モンステラ・デリシオーサの葉には深い切れ込みが入っており、新しくできた葉が下位の葉にも光が当たることを保証する優しい姿勢です。モンステラは実はサトイモ科で、同じサトイモ科のクワズイモやサトイモは大きな楕円形の葉で、上方から降り注ぐ光を受け止めて漏らしません。同じサトイモ科でも全く違うのが興味をそそられますよね。

モンステラ・デリシオーサの花言葉

モンステラ・デリシオーサの花言葉は「嬉しい便り・壮大な計画」などがあります。この「嬉しい便り・壮大な計画」という素敵な花言葉の由来は、ハワイでモンステラの葉が「希望の光を導く」といわれていることから、といわれています。なぜ「希望の光を導く」とされているのかというと、モンステラ・デリシオーサの葉に注目すると、葉の切れ込みから差し込む光の様子を見て付けられたのだそうです。上記させていただいた通り、モンステラ属の葉には、優しさや暖かさを感じますよね。

モンステラ・デリシオーサの風水

モンステラ・デリシオーサの風水的な一番の特徴は、金運を引き寄せる効果でしょう。モンステラはハワイ語では「湧き出る水」という意味をもっており、湧き出る水のように幸運を引き寄せるといわれています。モンステラを南の方角に置くことで、金運の恩恵を最大限に得ることができます。設置する部屋のインテリアによって期待できる効果は異なりますが、南の方角に置いておけば間違いありません。モンステラを家に置けば金運の流れが改善できるかもしれませんね。

丸い葉っぱで家全体が穏やかに

モンステラ・デリシオーサを風水として活用する場合、チェックすべきなのが葉っぱの形です。風水では、モンステラ・デリシオーサの丸い葉っぱには穏やかな気が宿るとされ、リラックス効果が期待できます。仕事や家庭のことでストレスを感じるなら、モンステラは風水的に最適です。モンステラの丸い葉っぱが、家の雰囲気を穏やかにしてくれるでしょう。

モンステラ・デリシオーサの特徴

モンステラ・デリシオーサは、小さいサイズの時は葉にそこまでの切れ込みはないのですが、大きくなるにつれて葉の切れ込みが多く入ります。また、全体的なサイズもモンステラ・デリシオーサは他のモンステラ属のものに比べ大きく育ちやすいと言われています。ここからは、モンステラ・デリシオーサの特徴について、3つの項目に分けて徹底解説していきます。

かなり大型に成長する種類のモンステラ

とにかく、なんと言ってもモンステラ・デリシオーサは葉が大型に成長します。大きめのサイズの株であれば、1m程の大きさになることもあり、見応えもなかなかのもです。特に夏場の成長期には、たったの数週間で大きな葉を展開することも珍しくありません。 また、モンステラ・デリシオーサの原産地である熱帯アメリカでは、なんと草体が8mを超えるほど非常に大きくなる個体もあります。日本でそこまで育てるには冬でも成長できる温室などの環境が必要となりますが、一般的な家庭で育てる場合でも草体が2mを超えることは珍しくなく、天井に届くほど大きく育てることも可能です。モンステラデリシオーサはその大きさとインパクトのある葉の形から、園芸好き以外の方からも多大な人気を誇っており、モンステラの中でも特にデリシオーサにこだわって買い求める方は多いようです。

葉っぱの切れ込みの対称性

モンステラ・デリシオーサは、葉っぱの切れ込みにも魅力があります。モンステラ・デリシオーサの葉っぱは、切れ込みが左右が対象になって成長します。このことにより、他の種のモンステラのペルツーサ、アダンソニー、ミニマと見分けることが可能です。ペルツーサ、アダンソニー、ミニマの葉っぱは左右が対象ではなく非対称です。

葉っぱに無数の穴ができる

モンステラ・デリシオーサは、同じモンステラの他の種類に比べて、大きく成長すると無数の穴ができます。これは、成長に伴い見た目に出てくる変化であるため、他のモンステラとの見分けをするために、この穴を見分けの頼りにされている方は、少し注意が必要です。というのも、この穴の変化や、先ほど上記した切れ込みの変化は、全て、かなり成長した個体に起きる変化だからです。すなわち、まだそこまで大きくなっていないモンステラを、モンステラ・デリシオーサかどうかを見分けるのは少し難しいということです。

人気があるモンステラ・デリシオーサはどこで販売しているの?

ここまでは、モンステラ・デリシオーサの特徴について、他の種類のモンステラなどと比較して徹底解説してきました。 モンステラ・デリシオーサは、他のモンステラと比べて草体が大きくなりやすいことや、葉が成長すれば1mにもなることで人気が高く、なかなかその希少なモンステラ・デリシオーサという名前で購入することが難しいです。ここからは、そんなモンステラ・デリシオーサって、実際どこで販売しているのか?について、以下のサイトやサービスを利用すれば購入することができるというお話をしていきます。

園芸店直販の通販サイト

まずは園芸店直販の通販サイトから購入する方法です。園芸店直販の通販サイトの最も大きなメリットは、細かな商品説明や、状態の良し悪しを明確にしていることです。そのため、私たち消費者は安心して購入をすることができます。 また、植物の写真が豊富に掲載されていることや、丁寧な園芸店さんは動画を掲載していることもあり、「買ったものの想像と違った」という心配を最大限に減らすことができます。しかし、丁寧なサービスが整備されているがゆえ、園芸店直販の通販サイトの商品はやや値段設定がお高めに設定されています。自分がまだ観葉植物の初心者で、難しいことはわからない場合や、「少々値段が高くても安心できる通販サイトで購入したい!」という方のはベストな通販サイトであると言えます。

楽天市場

日本で知らない方の方が少ないのではないかというほど大手の通販サイト、楽天市場。現時点でGoogleでモンステラ・デリシオーサと検索してみたら、必ず1ページ目の上位にランクインするほど、楽天市場の影響力は凄まじいです。 そんな楽天市場でも、モンステラ・デリシオーサは販売されています。ここでの一番のメリットは、サイズや形、販売者を選んで購入することができることであると思います。いろんなモンステラ・デリシオーサを比較しながら購入したいという人はかなり多いと思います。「多少値が張っても、お気に入りのものを探せて買うこと」がデメリットにならない方にはおすすめの通販サイトです。

メルカリ

メルカリは、日本最大のフリマサービスです。メルカリは誰でも安心して簡単に売り買いが楽しめます。それに加えて匿名でやり取りをすることも可能であるため、「名前や個人情報を知られたくない」という方には大きなメリットになるでしょう。しかし、販売をされている方が一般の方であるため補償も少なく、「思ったものと違った」という可能性も園芸店や楽天市場と比べ増してしまうこともありがちです。 そのため、購入する際は事前にモンステラ・デリシオーサの状態や、葉色、調子の良さなどを念入りに確認することをお勧めします。モンステラ・デリシオーサではない他の種類のモンステラを誤ってモンステラ・デリシオーサとして販売しているショップもあるため、先ほどのべた見分け方を参考に確認してみてください。

ヤフオク

ヤフオクは、お店にないものも見つかる買えるで名高い、日本最大級のネットオークション・フリマアプリです。ヤフオク最大の特徴はオークションであり、メルカリとはまた少し違う形式で売り買いを楽しむことができます。 ヤフオクは普段お店などでは変えない珍しい種類のモンステラ・デリシオーサを見かけることもあり、みるだけでも非常に楽しく、購入する際もオークションを楽しみながら購入できます。普通にモンステラ・デリシオーサが買うことができればオークションをしなくてもいいという方にはお勧めできませんが、少しでも安く買いたい方や、オークションも楽しみたい方には非常にお勧めです。

Amazon

言わずと知れた通販サイトアマゾン。プライム会員であれば、モンステラ・デリシオーサも最短で翌日に届くことも。最大のメリットは、まさに早く届くことではないでしょうか。また、種類も豊富に取り揃えられており、選ぶ楽しみもあります。

ホームセンター

最後に紹介させていただくのは、ホームセンターで購入する方法です。ホームセンターには実は観葉植物が山の様に販売されている店舗もあるのはご存知でしょうか。ガーデニングコーナーが豊富に揃えられている店舗は、見応えのある観葉植物が多くあり、モンステラも多くあることでしょう。ただし、多くの観葉植物は販売されていても、モンステラ・デリシオーサという名前で専門的にそれを販売している可能性はもしかしたら低いことも。事前に連絡を取って確認してから行くことで、ピンポイントで購入することもできるかと思います。

【超必見】モンステラ・デリシオーサの育て方

ここからは、モンステラ・デリシオーサの育て方に話を変えていこうかと思います。というのも、実際に購入することができると、まず真っ先に考えるのは「どうやって育てるとよく成長するのだろうか」ではないでしょうか? 超必見のモンステラ・デリシオーサの育て方のお話しをしていくのでぜひご覧ください。

半日陰の日当たりになるところに置く

モンステラ・デリシオーサは耐陰性があるので、室内置きの場合も置き場所に困らないことが特徴ですが、最適な場所は半日陰で日当たりの良い場所におきましょう。そうすることにより非常に良く育ち、特徴的な大きい葉や、草体にすることができますよ。

風通しのよさも忘れずに

また、風通しの良さにも注意してみてください。風通しが悪いと、水を与えた際に出る湿りが完全に土の中で乾燥せず、根腐れを起こしてしまう可能性があります。 根腐れが起きてしまうとせっかく育てたモンステラ・デリシオーサが台無しになってしまうので、必ず意識をしてほしいポイントです。

水やりは土が乾いてからすること

そして、基本の水やりは土が完全い乾いてからすることにしてください。土が乾いてない状態で水やりをすると、根が水分を吸い上げきれず、土の中が湿ったままになってしまい、根腐れを起こしてしまいます。 そのため、春から秋にかけての暖かい時期の水やりは土が乾いてからすること、冬は土が乾い他ことを確認してから1〜2週間経ってから水やりをしても問題ありません。

モンステラ・デリシオーサが成長したらすること

モンステラ・デリシオーサを正しい育て方で育てていくと、大きくなりやすい特徴から「このまま大きくなったらどうるればいいの?」と頭を抱える方も多いかと思います。ここからは、モンステラ・デリシオーサが成長したらすることについてお話ししていきます。

植え替え

春から秋にかけての暖かい時期は、モンステラ・デリシオーサは成長期に当たるため、そこを狙って植え替えをしましょう。 冬に植え替えをすると株全体に大きなダメージを与えてしまうので、冬に植え替えをどうしてもしたくなっても翌年の暖かい時期まで我慢して植え替えをしましょう。用土は初心者の方もそうでない方も、市販されている専用の土を使うのが一番楽な方法です。

増やし方は挿し木が一般的

モンステラ・デリシオーサを増やしたいとお考えの方は、ぜひ挿し木に挑戦してみてください。挑戦というとハードルが高く感じますが、実は非常に簡単な方法です。 挿し木とは、切った茎をそのまま別の鉢に挿し、新しい苗として育てる方法のことを言います。清潔なハサミで枝を切り、挿し木用の土と新しい鉢を用意してあげればすぐにでもできます。しかし、先ほど同様に冬の時期は避け、暖かい時期に挿し木をしてください。

モンステラ・デリシオーサに関する質問

最後は、モンステラ・デリシオーサに関するよくある質問についてお答えしていきます。同じような疑問や質問を抱えている方には役立つ内容だと思いますのでぜひご覧ください。

Q. モンステラデリシオーサとボルシギアナの見分け方や違いって何ですか?

A,形状の違い、種類の違い、成長の違いの3種類に主に分類されます。 形状の違いは、成熟したモンステラ・デリシオーサは、葉のつなぎ目にシワが出てくるのに対して、ボルシギアナは、成熟してもシワが出てきません。種類の違いは、モンステラ・デリシオーサは、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株など様々な種類があるのに対して、ボルシギアナは、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガー(アルボ)、オーレアと斑の入り方による呼び名の違いで分類されています。成長の違いについての主なポイントは、モンステラデリシオーサは、横へと地を這う様な成長をしてから上へと登るのに対して、ボルシギアナは、初期の段階から上へと登る成長をします。

Q,モンステラ・アダンソニー・バリエガータとモンステラ・デリシオーサ・バリエガータは何が違うんですか?

A,モンステラ・アダンソニー・バリエガータはハート形の葉に左右非対称な切れ込みが入り、小さいサイズから大きなサイズまであるが、モンステラ・デリシオサ・バリエガータは、斑入りの葉に淡い緑と濃い緑のコントラストが入っています。 モンステラはなかなか見分けが難しいとされますが、この二つはわかりやすい特徴があるため見分けは簡単でしょう。モンステラ・デリシオーサ・バリエガータの葉の色素が薄い斑入りの葉は、日焼けを起こしやすいため、直射日光には当てないよう注意が必要です。

Q. 斑入りのモンステラは種子があまりないため希少だと聞いたのですが、本当ですか?

A,本当です。 班入りのモンステラは育てることがなかなか難しいといわれており、日の当たる場所を管理してあげる手間や、日陰を好むため、市場に出回らないことから珍しいとされています。

モンステラ・デリシオーサってどんな品種?特徴や育て方を徹底解説のまとめ

モンステラ・デリシオーサが一体どんな観葉植物なのか、そして他のモンステラの種類とはどう違うのかなど、育て方から特徴まで一挙徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか。 今回の記事でのポイントは以下になります。
  • モンステラ・デリシオーサは大きく分けてデリシオーサ、ペルツーサ、アダンソニー、ミニマ4種に分類される。
  • モンステラ・デリシオーサは珍しいため、ネット通販を利用すれば購入することができる。
  • モンステラ・デリシオーサは成長すると天井に到達するほど大きくなる。
  • モンステラ・デリシオーサは半日陰におき、水やりは土が乾いてからする。
モンステラ・デリシオーサについて詳しくなった今、ネットで購入してみたくなった人も多いかと思います。ぜひモンステラ・デリシオーサに挑戦してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。