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サボテンを育ててみたい、または育てているという方は多いのではないでしょうか。小さなサイズから大きなサイズまであり、形や花もさまざまと実に種類が多く、ベランダや園芸スペースでいくつもサボテンが並んでいるということも。サボテンの悩みと言えば、水やりが上手くいかず枯らしてしまった、腐らせてしまったなど多くの悩みを聞きますね。そこで、この記事ではサボテンの水やりについてお話していこうと思います。
サボテンは、サボテン科・サボテン属に分類される植物の総称です。主に南米とメキシコなどを原産とするものが多く、湿度が低く乾燥した地域に生えています。したがって、葉っぱや茎に貯水する機能をもち、日本では温室など通年気温が20℃以上に保たれた施設や室内などで多く見かけます。 トゲには綿毛のような刺座(しざ)と呼ばれる部分があります。多肉植物で、形もうちわサボテン、玉サボテン、柱サボテンなど多岐にわたり、愛好家も多い植物です。
- サボテンの特徴
- 基本のお手入れ方法
- 水やりについて徹底解説
- よくあるトラブル
- 根腐れの対処法
気になる疑問についてもまとめましたので、どうぞ最後まで読んでみてくださいね。
関連記事:サボテンの育て方|初心者でも失敗しない方法や日常のケアを徹底解説
まずはサボテンの特徴について知ろう
まずは、サボテンの基本的な特徴や育て方についてです。トゲがついた玉のようなものや、柱のように成長するもの、トゲがあまりないものなど色んな品種があり、どれを選んだらいいか分からないと思われるかもしれません。ですが、サボテンの基本的な特徴や育て方について知っておくと上手に育てられますよ。サボテンってどんな観葉植物なの?
原産地 | 南米・メキシコ・アメリカなど |
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背丈/大きさ | 5~30㎝、自生だと1mを越えるものも |
耐寒性 | 非常に弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 普通、日当たりを好む |
手入れもそこまで難しくないので初心者でも育てやすい
耐寒性がないことを除けば、手入れがそこまで難しくないことも魅力の一つですね。乾燥に強く、日当たりの良い場所を好みますので、日光が差し込む窓の近くやミニ温室に入れておけばすくすくと元気に育ちます。観葉植物の中でも、初心者でも育てやすい部類に入るでしょう。ただし、気温の低い冬にトラブルが多いのも事実ですので、地植えにせず鉢植えで育てることをおすすめします。サボテンの【水やり】について徹底解説します!
先ほどお話したようにサボテンのトラブルと言えば、冬の時期に枯れたり、腐ってしまったりなどのトラブルです。日本の低い気温に適していないので、冬場のお手入れや水やりを間違ってしまうと、せっかくのお気に入りが枯れてしまったということになりかねません。 数あるお手入れの中でも、この記事ではサボテンの水やりについて徹底的に解説いたします。どうぞ参考にしてくださいね。サボテンはどのぐらい水分量で水やりしたらいいの?
乾燥に強いサボテンですが、水やりをしなくてよいというわけではありません。季節ごとに欲しがる水分量は違いますが、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えるのが基本です。具体的にどういうことなのか見ていきましょう。【たっぷり与える】ようにするのが基本
水やりは、水分を植物へ与えると同時に土の中へ新鮮な空気を送り込む役割を果たしています。葉水のみの場合や、少量の水分しか与えていない場合は土の中の酸素が不足して、株が弱ってしまうのです。ですから、サボテンに水やりをする時は鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えてください。水分量や頻度は季節ごとに変える必要がある
南米やメキシコなど原産地は気温が20℃を下回らない暖かい地域のため、日本の暖かい春から秋にかけては生育期にあたります。逆に冬はサボテンの成長がほぼ止まり、休眠期に入ります。生育期はどんどん成長のために水分を欲しがりますが、休眠期には水分をあまり必要としません。このようにサボテンの生育に合わせて、水分量や頻度を変える必要があるのです。 それでは季節ごとにみていきましょう。5~9月:春や夏終わりの頃
だんだんとサボテンが水を欲しがる時期です。成長が活発で、根もよく張ります。種類によりますが、花が咲く品種もこの時期が多いですね。しかしやり過ぎは禁物です。土の表面が乾いて、様子を見ながら水を与えましょう。 冬からだんだん頻度をあげて、土が乾いてから2~3日後たっぷりと7~8月:真夏の頃
真夏はサボテンの成長がゆるやかになります。暑すぎるのもサボテンにとっては良くありません。日中の水やりもなるべく避けてください。土の中の水分が熱され、水蒸気で株が蒸れてしまいます。高温多湿に弱いため、水やりの頻度を減らし、土は乾燥させて育ててください。 土が乾いてから5~7日後控えめに、日中は避けて朝夕の涼しい時間に10~12月:秋や冬の始まりの頃
真夏よりも生育するとはいえ、冬に向かってサボテンが休眠していきます。吸水量も徐々に減っていきますので、あげ過ぎないように注意してください。迷う時は2週間に1回くらいとカレンダーに書いておき、土の様子を見ながら水やりをするとよいでしょう。 土が乾いてから2~3日後たっぷりと、だんだん頻度を減らす12~3月:冬や初春の頃
12月〜3月の寒さが厳しい冬や初春の頃は生長がほぼ止まる休眠期に入ります。トラブルが多いのもこの時期です。霧吹きで葉水をして、水やりは3~4週間に1回ぐらいのペースであげましょう。寒さに当たりやすい場所から、暖かい日当たりの良い場所へ移動してください。地面が凍る恐れがある場合は、完全に水やりを止めても構いません。 3〜4週間に1度、春にあげる半分量の水、もしくはいらないサボテンの水やりのタイミングはいつ?
季節ごとに与える水分量や頻度について確認して、次に気になるのは、タイミングです。先ほどお伝えしたように、水やりは水分を補給すると同時に土の中の空気を古いものから新しいものへ変える役割も果たしています。土が完全に乾かないうちに水をあげてしまい、根が常に濡れている状態は、サボテンにとって良くありません。土が完全に乾いてから水やりをしてください。土が乾燥したら与えるようにする
さて、土が完全に乾いてから与えるといっても、初めての方は特に見極めが難しいと思います。サボテンは水はけのよい土を好みます。土の色が濃い、触ると湿っている場合はまだ必要ありません。土の表面が白っぽくみえる、触るとさらさらするなら、乾いているサインです。 水をあげ過ぎると根腐れし、逆に水不足だと枯れてしまいます。育てやすいと言われるサボテンで最も多いトラブルが、この2つです。常に土の状態を確認して水やりを行う
慣れてくるとだんだん土の状態が乾いているか、そうでないか見分けられるようになります。初めてで見分けにくい方には、割りばしや竹串を土へ差しておくとよいでしょう。時々抜いて、湿っているかを確認してみてください。乾いていたら、水やりのタイミングです。成長期か休眠期かでも変わってくる
成長期か休眠期かでも水やりのタイミングが変わってきます。春の時期の水やり:土が乾いてから2~3日後
春の成長期は、土が乾いてから2~3日後を目安に水やりをしてください。冬の時期からだんだん頻度を上げて、徐々に慣らしていくことが水やりのコツです。夏の時期の水やり:おおよそ週一回
夏は高温多湿により成長がゆるやかになりますので、控えめにしてください。おおよそ週一回の頻度で水やりをしましょう。秋の時期の水やり:土が乾いてから2~3日後
秋の成長期は、土が乾いてから2~3日後を目安に水やりをしてください。冬の時期が近づいてくると冬へ向けてだんだん頻度を下げていくのが、この時期の水やりのコツです。冬の時期の水やり:ほぼ断水
休眠期に当たる冬は土の中に水分が残っていると凍って、株を弱らせてしまう恐れもあるので、3~4週間に1度か断水してしまっても構いません。ガラス容器で育てると水分量が確認しやすい
透明なガラスの容器で、サボテンを育てることで水分量がどのくらいであるか確認しやすくなります。 地層を見ることができるのでカラフルな土を使って、インテリア性を高めることができます。100均でも揃えることができるため、夏の季節には水色の土を使い涼しげな置物を作ってみてはいかがでしょうか。サボテンの水やりのコツ
ここまでサボテンの水やりのタイミングや水分量について説明しましたが、いかがでしょうか。根や茎、葉に貯水するサボテンは、水やりに気をつけていれば元気に長く楽しめる観葉植物といえます。逆に言ってしまうと、間違った水やりがトラブルの原因ともいえるのです。いくつかコツがありますので、それぞれ確認してみましょう。水のやりすぎは根腐れを招くおそれがある
初心者が一番やってしまいがちな失敗が、水や肥料のやりすぎです。枯らさないようにと気をつけるあまり、土が完全に乾かないうちに水をあげてしまいます。すると株の根元が変色し、ぶよぶよとふやけた状態になり、茎や葉がしぼんでいきます。水はけの悪い土や、風通しが悪くじめじめしている、日照時間が悪い時も同様のことが起きます。これが根腐れという状態です。定期的な土の交換は排水性機能の保持にもなる
サボテンは多湿に弱いので、定期的な土の交換も有効です。栄養の少ない土でも育ちますが、1年~2年経つと土は団粒化が進み、水はけが悪くなります。水はけが悪い環境が続けば、それだけ根が水に浸かっている状態が続き、根腐れしていきます。排水性機能の保持のためにも、1年に1~2回を目安に植え替えをしましょう。水やりのしやすい道具を使う
サボテンの水やりは水の上げ過ぎにも注意しなければならないため、水やりする道具にも気をつけましょう。自分の水やりしたい水分量をしっかりとあげられるものを選ぶべきです。場面によって道具を使い分けましょう。水差し:小さい鉢に水やりするとき
小さい鉢に水やりするときは差し口の細くなっている水差しを使うとうまくあげられます。最近では、モノトーンのおしゃれな水差しも多いので、お気に入りの水差しを見つけられるといいですね。じょうろ:広範囲に水やりするとき
サボテンを多く育てていたり、大きな鉢に寄せ植えしていたりするときは、じょうろで一気に上げても問題ありません。ただし一箇所に水がかかりすぎたり、逆にかからなさすぎたりしないように上手く水やりする必要があります。じょうろであげられなかった箇所には、個別で水やりをしてあげることで安定した水やりを行えます。【注意】水やりで気を付けたいトラブル
先ほどお話した水やりによるトラブルを回避するには、具体的にどうしたらよいのでしょう。やりすぎてもダメ、全くやらなくてもダメ、と言われると困ってしまいますよね。日本は高温多湿、冬でも土中の水分が多い気候ですので、サボテンの葉の色や茎の表面をよく観察して、最適な環境を整えてください。霧吹きで葉水をしたから水やりはいらないは大間違い
水やりの役割は、水分の補給と新鮮な空気を送ることです。よく店舗や通販の説明欄で、〇〇週間に霧吹きで葉水を与えてくださいと書かれていることがあります。 霧吹きで葉水を小まめにしているから水やりはいらない、残念ながらこちらは間違いです。葉水は胴体を濡らし枯らさないためですので、水やりにはなりません。 葉水を行うことで害虫予防にもつながるので、葉水と水やりのどちらもするということを覚えておいてくださいね。全体的に色が薄くなるのは【水不足】のサイン
それでは、水不足になるとサボテンはどんな状態になるでしょう。全体的に色が薄くなり、元気がないと水不足のサインです。葉が固く、手触りもカサカサしてきます。合わせて土もよく見てください。色が白っぽく、さらさらしていたら水を上げるタイミング。乾燥に強いといっても、サボテンも植物ですから水やりしましょう。【必見】サボテンは水やり以外の育て方も重要です
水やりのコツや注意点について、しっかり確認して一安心しましたね。くわえて、それ以外の育て方も再確認しておきましょう。土の状態はもちろん、置き場所ひとつとっても季節に合った置き場所がありますし、肥料のあげ方はどうすれば?と悩みが尽きません。各要点をまとめましたので、ぜひ参考に栽培してください。サボテンの置き場所
原産のサボテンは日当たりを好み、風通しのよい場所で育ちます。そのため、鉢植えで育てる場合も似た環境に整えましょう。特に成長期と休眠期では気温や湿度が変わってきますから、置き場所を変えるのがおすすめです。春・秋の置き場所
春・秋の置き場所は、室外がおすすめです。ベランダや庭の日当たりが良く、暖かい場所に置きましょう。ただし日中は暖かいけれど夜間は寒い時期もありますので、夜は室内へ移動し、夜でも5℃を下回らないようになったら、室外で育ててください。夏の置き場所
夏の置き場所は室内がおすすめです。それも、レースのカーテン越しに柔らかい日差しが当たる場所が向いています。理由は直射日光による葉焼けや、夏の湿度で弱るのを防ぐためです。室内に置く場合も風通しの良さに注意しましょう。エアコンの風が当たってもよくありませんから、当たらない場所を探して下さいね。冬の置き場所
外気温が5℃以下になったら室内へ移動しましょう。窓際は冷気が当たりやすいので、30㎝ほど離してくださいね。日当たりがよく、エアコンの風が当たらない棚が良いかもしれません。どうしてもエアコンの風が当たってしまう時は、サーキュレーターや棚で遮って、風の向きを変えるのがおすすめです。肥料は与え方に注意が必要
肥料についても気になるところです。栄養の少ない環境で自生していますので、鉢植えで管理する時も与えすぎないように注意しましょう。あげ過ぎると病気や害虫の原因になってしまいます。とはいえ、適度な肥料はサボテンの色や張りや良くなりますので試してみてくださいね。サボテンの成長期にのみ与えるようにする
肥料を与える時は春~秋までの成長期にのみ与えましょう。水やりと一緒にできる液体肥料は管理も簡単です。この時期は大きく成長しますので、より色味をはっきりしたい時や元気がない時に与えてください。冬は肥料を与えなくても大丈夫
冬は休眠期に入り、あまり吸水せず成長もほぼ止まります。眠っている時期ですから、肥料は基本的に与えなくても大丈夫です。この時期は葉水や少ない量の水やりで、サボテンが弱らないように気をつけましょう。土は水はけがいい状態にしておく
サボテン専用の土が売られています。これは、一般的な園芸用の土では保水性が良すぎてサボテンには向かず、一般的な観葉植物の土では水はけが良すぎてうまく育たないためです。複数の土をブレンドしてサボテンに合わせることも可能ですが、まずは専用の土を購入してどんな土がサボテンに向いているのか確認するとよいでしょう。【危険】サボテンの根腐れには気を付けよう
水やりを気をつけていても、なんだか根元が変色して元気がない、ぶよぶよとふやけたみたいになった時はすぐに対処しましょう。サボテンの代表的なトラブル、根腐れです。ほおっておくと、全体に広がって枯れてしまいますし、サボテンを寄せ植えにしていた場合近くの植物にも影響が出てきます。サボテンをダメにする根腐れとは?
何度か根腐れには注意しようとお話してきたので、みなさんももうお分かりと思います。根腐れとは、水のやりすぎで根が黒ずみ、だんだんと根元から茎、葉へ広がって最終的には枯れてしまいます。特に根元、茎の中心が溶けるように腐っていきます。多肉植物にあたるサボテンは長くじめじめした環境が苦手ですから、それまでの環境をよく観察して見直し、快適な環境にすることが大切です。サボテンが根腐れしたらどうしたらいいの?
実際に根腐れしてしまっても、早い段階なら回復できます。腐った部分を切り離し、元気な部分を消毒・乾燥させて植え替えで対処します。これを胴切りといいます。必要なものは、切れ味のよいナイフか包丁、清潔な新しい土、鉢、消毒剤を準備しましょう。まずは腐った部分を切り落とす
まずは、鉢から株ごと取り出します。土をそっと落として、根が腐っている部分を切り落としてください。事前に消毒したナイフや包丁で、腐った部分をすっぱりと切ります。消毒は雑菌の繁殖を防ぐためです。断面の変色が見られなくなるまで切り落とし、腐った部分を全て取り除いたあとは、断面を鉛筆の先のような形に整えます。切った断面を消毒・乾燥させる
次は、消毒と乾燥です。専用の消毒剤や、アルコール入りのウェットティッシュで拭き取りましょう。腐っていたということは水分の量が多すぎるということ。 日光へ当て30分ほど乾かします。長時間の日光は傷める可能性もありますので、季節に応じて変えてください。目安としては小さいサボテンなら約1週間、大きなサボテンなら約1か月。 日光に当てた後は新聞紙にくるみ、風通しの良い日陰の場所でしっかりと乾燥させて、根が伸びるのを待ちます。挿し木で再生することもできる
順調に根が伸びてきたら、最後に新しい土を用意して挿し木をしましょう。サボテン用の土が望ましいですね。この時、一番注意すべきなのはすぐに水を与えないこと。せっかく乾燥した部分が再び腐ってしまいます。風通しの良い半日陰で1週間くらい様子を見て、挿し木が定着したら適量の水を与えてください。サボテンの水やりでよくある質問
ここまで読めばもう安心です。たくさんある品種の特徴に合わせて、さまざまなサボテンを楽しむことが出来るでしょう。こちらでは、サボテンの水やりでよくある質問をまとめました。長く楽しむためにも、ご一読ください。Q.サボテンは頭から水やりをしてもいいの?
サボテンは頭から水やりをしても大丈夫です。頭から水やりをすることで、頭から株を伝って根先まで確実に水が届きます。 また株元の乾燥を防ぐことにもなるため効果的な水やりの方法でもあります。Q.サボテンを胴切りにして挿し木したら、植え替え後はたっぷり水やりをしていいですか?
水やりは挿し木が発根後、用土に定着してから水やりしましょう。胴切りしたあと挿し木にしたサボテンは、いわゆる病み上がりです。すぐにたっぷり水やりしてしまうと、まだ吸水する力も戻っていないのに再び多湿の環境に置かれてしまいます。 挿し木して約1週間は水を与えずに様子をみましょう。Q.実生で育てているのですが、発芽後はどのタイミングで水やりしたらいいですか?
発芽したら、土が乾いたタイミングで霧吹きを使って土を濡らしてあげましょう。発芽していない種には、スポイトを使って朝晩1滴ずつ水やりをしてあげましょう。 土の様子を見ながら、丁寧に水やりすることが大切です。特に、種を植え付けたばかりから発芽して間もないときは管理をしっかりしましょう。Q.夏の水やりの時間帯は夜がいいですか?
暑さの厳しい日中を避けた時間帯であれば問題ありません。 真夏に注意すべきは直射日光と日中の水やり。どちらもサボテンには悪影響ですので、避けてください。朝夕の涼しい時間帯の水やりが望ましいですが、絶対ではありません。 日中自宅にいないなどそれぞれ生活スタイルに合わせて、無理のない時間帯で水やりをしてください。Q.室内でサボテンの寄せ植えをしていますが、やはり水やりは土が乾いてからですか?
土が乾いてから、水やりをしてください。 売られているサボテンの寄せ植えは、特性が似ていて丈夫なものでまとめられているものが多いです。この場合、水やりのタイミングも同じなので土が乾いてからしてください。 自分で寄せ植えにする場合も同様に、なるべく特性が似ている品種で揃えるのがよいでしょう。あまりに生態がかけ離れていると、どちらかが弱ってしまうこともあります。サボテンの正しい水やりを紹介!季節別の頻度からタイミングまでのまとめ
いかがでしたでしょうか?サボテンの性質や快適な環境を整えてあげれば、お手入れも簡単で見た目も愛らしい植物です。特に水やりについて解説し、理解を深めてきましたので、万が一トラブルがあったとしてもうまく対処できると思います。- サボテンは葉や茎に貯水できる多肉植物
- 日当たりのよい暖かい場所へ置き、鉢植えで育てるのがおすすめ
- 成長期の水やりは土が乾いてから2~3日後、冬は3~4週間に一度か断水
- 水のやり過ぎややらなすぎは、トラブルの原因
- 根腐れの初期は、胴切りで回復できる