ホームセンターに観葉植物はあるの?選び方や日常のケア方法まで徹底解説

ホームセンターに観葉植物はあるの?選び方や日常のケア方法まで徹底解説
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目次

インテリアとして活躍する観葉植物。観葉植物を売っている場所といえばお花屋さんや園芸店を思い浮かべるのではないでしょうか。通販で購入される方も増えてきたと思います。実は最近、観葉植物をホームセンターで購入する方も多いんですよ。とくに、私は「これから初めて観葉植物を買う」という初心者の方に、ホームセンターでの購入をお勧めします。 なんでホームセンターで観葉植物買うのをお勧めするの?と思われる方もいらっしゃると思います。 そこで今回この文では、
  • ホームセンターで植物を買うメリット
  • ホームセンターで植物を買うデメリット
  • 買うときに気を付けたい観葉植物の状態
  • ホームセンターで買える観葉植物
を紹介します。 この文を読めば、きっとホームセンターで観葉植物を購入したくなると思います。ぜひ、最後までお読みください。

【本当?】ホームセンターに観葉植物があるんですか?

ホームセンターは生活雑貨や工具がたくさん置いてあるショップですが、実は観葉植物も売っているんですよ。

花や植木鉢だけでなく人気の観葉植物も購入できます!

ホームセンターでは、たくさんの植物や植物に関する園芸用品を取り扱っています。お花の苗や鉢植え、野菜の種や苗木、植木鉢やじょうろ、さらに人気の観葉植物の取り扱いもあるんですよ。

おしゃれなものやレアな観葉植物もありますよ!

取り扱い種類もたくさんあるので、おしゃれな観葉植物から普段なかなか見ない珍しい観葉植物も置いてあります。お花屋さんや園芸店より規模が広いホームセンターが多いので、お花屋さんや園芸店では見られないようなマニアックな植物も取り扱っています。

ホームセンターの観葉植物を徹底解説!

生活雑貨や工具などをおいているイメージが強いホームセンターですが、どんな観葉植物がおいてあるのでしょうか。ホームセンターにある観葉植物を解説してきます。

ホームセンターで観葉植物を購入するメリット・デメリット

ホームセンターで植物を購入するのはどんなメリットがあるのでしょうか?また、デメリットとしてはどんな点があげられるのでしょうか?

メリット①:観葉植物に詳しい専門スタッフがいる

多くの広いホームセンターは、各コーナーに専門知識を持ったスタッフがいます。そのため、園芸用品コーナーには植物の知識に長けたスタッフがいます。観葉植物についての何か不安疑問点があれば、すぐに専門スタッフに質問できるのが魅力の1つです。

メリット②:観葉植物に関するほとんどのものが揃っている

観葉植物を購入し、育てるのに必要となる用品はホームセンターでそろいます。ホームセンターであれば、園芸用品をお持ちでなくても、観葉植物を購入する際、必要なものを一緒に購入しその日から育てることができます。また、必要な商品がわからなかったり、おすすめの商品を聞きたいときは専門スタッフに聞けるのも助かるポイントですよね。

メリット③:家具などもあってインテリアのイメージが湧きやすい

インテリアとして観葉植物を購入する方が多いでしょう。部屋の雰囲気をにあった観葉植物を置きたいと思うのではないですか。ホームセンターには、ソファやテーブルなど様々な家具も取り揃えているので、家具コーナーで自分の部屋の雰囲気の家具を見ながら、観葉植物を選ぶことができるため、観葉植物選びの失敗を防げます。

デメリット:店舗によっては自分で持ち帰る必要がある

実店舗のホームセンターで観葉植物を購入する際、注意が必要なのは持ち帰り方法です。店舗によっては、配送サービスを行っていないこともあるため、その場合は自分で持ち帰るときの取り扱い方法を専門スタッフに確認しましょう。また、大きなホームセンターでは通販で観葉植物を購入できることもあるので、自力で持ち帰るのが困難な場合は、実店舗で選び、通販で購入しても、よいのではないでしょう

ホームセンターにはどんな観葉植物があるのか?

もちろんホームセンターごとに取り扱い内容は違ってきますが、どの店舗も品揃えがとてもよいことが魅力です。

ミニ観葉植物から大型の観葉植物まで揃っている

どこでも置けて置き場所に困らないミニ観葉植物や、部屋に1つ置くだけで雰囲気をガラッと変えることができる大型の観葉植物まで、大中小いろいろなサイズの観葉植物を取り扱っています。ミニ観葉植物は、いろんな種類を並べて飾ればおしゃれですし、大型の観葉植物は、リビングに1つおけば部屋を明るくしてくれますね。

初心者 or マニア向けの観葉植物

観葉植物の定番といわれている人気の植物はもちろんのこと、育てやすいといわれ観葉植物の入門編といわれる初心者向けの観葉植物から、お花屋さん園芸店にはなかなか置いていないマニアックでレアな植物、少し育てるのが難しいといわれているマニア向けの観葉植物まで取り扱い種類も豊富です。

室内 or 屋外向けの観葉植物

種類が豊富なため、育て方も植物それぞれに違っています。屋外で日光にあたりながら育つのが好きな観葉植物や、直射日光が嫌いで屋内で過ごすのが得意な観葉植物、どちらの植物もホームセンターでは見ることがでいます。家のどこに置きたいか考えながら、観葉植物を選ぶのも楽しいですね。

【初心者必見】ホームセンターの観葉植物を選ぶ際のポイント

専門スタッフに選び方を聞いてみるのもよいですが、基本的なポイントは押さえておきましょう。

置きたい場所の【明るさ】【温度】【風通し】を考える

観葉植物を購入するまえに置き場所と植物の好む環境を考えましょう。明るさ・温度・風通しは植物を元気に育てるポイントです。

明るさ

植物は光合成をするため、日光を必要とします。耐陰性がある植物は日照時間が少なくても育つことができるので、屋内でも元気に過ごすことができます。一方で、日光を好む植物は屋外のほうが育てやすいです。

温度

原産地が種類によって違うので、観葉植物によって好む気温が違います。観葉植物によって耐えられる暑さや寒さも違うため、置く場所に適した観葉植物を選んでください。

風通し

植物にとって風通しが悪いとストレスがたまり元気がなくなる原因となります。また、風のあたりすぎも苦手な植物もあるため、観葉植物の特性を知り置き場所にあった観葉植物を選びましょう。

観葉植物の状態を確認する

どんな状態の観葉植物が健康的で育てやすいのでしょうか。健康的な観葉植物を見極め、購入しましょう。

葉にハリがあって、みずみずしい

まずは、葉の状態を確認してください。葉が乾燥しておらず、艶がある緑色、みずみずしくハリがある状態の観葉植物は健康的で育てやすい観葉植物といえます。じっくりといろんな観葉植物を観察し、1番鮮度の高い植物を選びましょう。

葉先が枯れてなく、元気がある

また、葉の様子を見るときは葉全体や葉先が枯れていないか必ずみるようにしましょう。葉の枯れている部分が1部であっても、観葉植物が元気のないサインですので、少しでも枯れている植物は選ぶのをさけるようにしましょう。

葉や幹に虫が付いてない

虫がついていないかもチェックするポイントです。葉や幹に虫がついているとき、植物は病気になっている可能性があります。購入する際は、必ず虫がいないかどうかチェックしましょう。

根元がぐらついてなく、しっかりしている

健康的な観葉植物は、しっかりと根を張っています。グラグラとぐらつくものは根が弱い証拠ですので、根元がぐらついていない健康な植物を選びましょう。

雑草や苔が生えていない

雑草が土に生えている状態は、観葉植物にとってよい状態とは言えません。雑草や苔があると観葉植物自体に十分な栄養が供給されていない可能性があります。植物本体だけではなく、土もよく観察し、綺麗な環境にある観葉植物を選ぶようにしましょう。

ホームセンターで購入できるおすすめの観葉植物

では、実際にホームセンターで購入できる観葉植物を見ていきましょう。ここでは、特におすすめの10点を紹介していきます。

ガジュマル

ガジュマルは幸運を運ぶ木といわれ、沖縄ではキジムナーという精霊が宿る木として有名です。力強く緑が綺麗な葉とうねりのある根が特徴にあげられ、インテリアとして飾るのに人気があります。生命力が強く、育てやすいといわれているため初心者にもおすすめの観葉植物です。
原産地 沖縄、東南アジアなど
草丈 20~2000cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 日当たりのよい場所

サンスベリア(サンセベリア)

サンスベリアは平べったく尖った葉が伸びる特徴があり、葉の模様がトラの尻尾に見える様子から「トラノオ」とも呼ばれています。インテリアとしておくと部屋をスタイリッシュに見せます。乾燥に強く、耐陰性も高いため初心者にも育てやすいことがサンスベリアの人気の理由の1つです。
原産地 アジア・アフリカ
草丈 10~100cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 暖かく湿度があまりない場所

アンスリウム

丸みを帯びハート形をしている花が特徴的なアンスリウム。部屋に置けばトロピカルな南国のムードを演出できます。近年品種改良が進み、色も赤やピンク・オレンジや黒など多様になりました。切り花でも鉢植えでも楽しめ、長い間花を楽しめることでより人気を増しています。
原産地 熱帯アメリカ・西インド諸島
草丈 30cm~70cm
耐暑性 普通
耐寒性 弱い
置き場所 暖かく明かるい場所

ポトス

ポトスはサトイモ科のつる性の植物なので、茎が長くのびる特徴があります。上向きに育てることができるだけでなく、下向きに育てることもできるので変化をつけることができます。品種も多く、品種改良も進んでいるため、初心者からベテランまで楽しんで育てることができるのが人気の理由です。
原産地 ソロモン諸島
草丈 10cm~150cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 強い直射日光をさけた場所

パキラ

観葉植物に詳しくない方でもパキラの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。パキラは、縁起物としても知られており、初心者でも育てやすいことからとても人気な観葉植物です。幹が3つ編み状に編み込まれた形態や、葉に斑がある形態などさまざまな形態で販売されています。
原産地 中南米
草丈 最大20,000cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 半日陰の屋内

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、昼間に目を覚まし夜になると葉を閉じ眠るという特徴のある植物です。葉や枝も優しい印象のエバーフレッシュはどんな雰囲気の部屋にもなじみます。ペットが誤って葉を食べても安心といわれているので、ペットを飼っている家にも人気が高い観葉植物です。
原産地 熱帯アメリカ
草丈 10~200cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 直射日光が当たる場所

アジアンタム

多肉植物のような肉厚な葉が生える植物とは違い、繊細で柔らかい葉を持つ植物です。葉が細かく柔らかいので、夏でも涼し気な印象を与えます。小ぶりなサイズなものも多く、置き場所に困らないのもポイントです。世界中で200種類ものアジアンタムが自生しているといわれ、1年を通して楽しめるのが特徴です。
原産地 温帯地域・熱帯地域
草丈 5~10cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
置き場所 明るい日陰

フィロデンドロン

約300~700種類以上あるといわれているフィロデンドロンですが、種類が豊富なため葉の形もハート型や卵型など様々です。幹を持たず、枝から互い違いに生えるのも特徴です。種類が豊富なため、コレクションとしての人気があり、ヒメカズラという葉が卵型をした種類が比較的有名です。
原産地 熱帯地域・亜熱帯地域
草丈 10~10000cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通
置き場所 冬の季節以外は屋外

ハナアナナス(チランジア・キアネア)

花をつける枝はとても特徴的で、おもしろい見た目は熱帯や南国を思い浮かべます。インテリアとしてかざれば、奇抜でおしゃれな部屋になります。空気中に含まれる栄養や水分を自力で葉から吸収することからエアープランツとも呼ばれます。耐寒性が比較的強いといわれているため、初心者にも人気です。
原産地 エクアドル
草丈 ~250cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通
置き場所 明るい日陰

サボテン

多くのサボテンは、丸みを帯びかわいらいしい印象をした多肉植物です。多肉植物は根の中に水分をためることができる植物といわれています。水やりが少なくても枯れにくく、初心者にもおすすめです。砂漠や乾燥地域で生育してきたサボテンは、強い生命力を持っているため、比較的育てやすいです。
原産地 南北アメリカ大陸
草丈 ~120000cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通
置き場所 湿度の低い場所

ホームセンターの観葉植物を大きくするケア方法

ホームセンターで購入した観葉植物の育て方を紹介します。適切なケアをして、どんどん成長させましょう。

水やりの基本は土がしっかりと乾いてから!

水やりは植物にとって、とても重要なポイントです。観葉植物は乾燥に強い特性を持つものも多く、水のやりすぎ枯れてしまうこともあります。観葉植物の多くは、土が乾いてから水をあげると健康的に育つとされています。育てている植物の特性を把握し、季節ごとに適した水の量を与えましょう。

葉水をすると綺麗に保てる

葉水とは、観葉植物の葉に直接水を吹きかける方法です。土に水をあげるためのじょうろではなく、霧吹きやスプレーを使います。 葉水には、観葉植物によい効果がたくさんあるんですよ。たとえば、葉水をすることで乾燥する葉を好む虫を取り除くことができます。また、虫がつかなくなれば病気にもかかりにくくなるため、葉水を行えば観葉植物が健康的に育ちやすくなるといえます。また、ほこりを落としてくれるため、葉の見た目もよくなります。

霧吹きやスプレーは水やりにはならない

霧吹きやスプレーでする葉水は、水やりとは違うケアであることを理解しましょう。毎日葉水を行っていても、水やりをしていないと植物は元気をなくします。水やりは、土が乾いてからの様子をみて行うのがよいとされていますが、葉水は毎日行っても問題がないといわれています。葉水と水やりの違いをきちんと把握し、適切なケアを行いましょう。

置き場所は半日陰で風通しがいいところに!

半日陰の場所とは、日が当たる時間が日中の半分ほどである場所のことを言います。耐陰性がある観葉植物は、長い時間日光に当たり続けるのを苦手とします。観葉植物の好む半日陰で風通しが良い場所に置くようのしましょう。

夏は直射日光に要注意

夏場は人間でも日差しにあたると日焼けしてしまいますが、実は観葉植物も夏に直射日光に当たり続けると葉焼けを起こし、枯れる原因となる可能性があります。夏場や日差しがつよい季節の直射日光はなるべく避け、比較的日差しが弱まっている時間帯に日光浴させてあげましょう。また、屋内でそだてている場合はレースカーテンなどを挟み、直接日光にあたらないようにしましょう。

冬の寒い日は室内の暖かいところに移動させる

観葉植物の原産地は熱帯地域や亜熱帯が多く、暖かい気温を好む性質があります。寒さに弱いものがほとんどで、冬の期間に屋外に出していると寒くてみるみる元気をなくしてしまいます。冬の期間は、必ず屋内に入れるようにしましょう。また、植物の耐寒温度を調べ、耐えられる気温より低くならないよう対策をしましょう。

ホームセンターには観葉植物を育てるアイテムがたくさん

ホームセンターの園芸コーナーは、花や園芸用品を専門として取り扱うショップと同じくらい多くのアイテムがあります。

肥料や土など様々な資材が揃っている

ホームセンターにはさまざまな観葉植物が置いてありますが、観葉植物を元気に育てる要素となる資材もたくさん置いてあるんですよ。肥料や土も観葉植物に合わせたものが置いてあります。「サボテン用の土」なんてものもあるんですよ。驚きますよね。お持ちの観葉植物に合った資材を購入し、観葉植物の生育を楽しみましょう。

ハイドロカルチャーなど特殊な栽培方法の道具も完備!

ハイドロカルチャーという単語を聞いたことがないという方もいらっしゃると思います。土を使わない植物の栽培方法で、ハイドロボールという植え込み材を使った方法のことをハイドロカルチャーといいます。土の管理や水やりの大変さから解放されるので、今大変人気があるんですよ。一般的な資材だけでなく、ホームセンターなら特殊な道具も完備されているので、便利ですよね。

ホームセンターに観葉植物はあるの?選び方や日常のケア方法まで徹底解説のまとめ

今回は、ホームセンターで観葉植物を購入することのメリットや、売っている観葉植物の選び方や育て方まで紹介してきました。ホームセンターで購入できる観葉植物はたくさんあり、初心者向けの簡単に育てることができる観葉植物からレアな観葉植物、サイズも豊富にあることがわかりました。今回の記事のポイントは
  • ホームセンターでは専門家スタッフに質問できる
  • ホームセンターには多様な種類の観葉植物が売っている
  • 健康な観葉植物の見極め方
  • ホームセンターではさまざまなアイテムが購入できる
となります。専門スタッフがいて安心なホームセンター。たくさん種類もあるのでお好みの観葉植物が見つけられると思います。ぜひホームセンターに足を運んでみてくださいね。