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お部屋のインテリアとして人気のある観葉植物。そんな愛らしい観葉植物を育てる上で、お引越しの際の運搬方法や処分方法について疑問に思われたことはありませんか?運搬方法として手軽なのは引っ越しのプロに依頼することですが、果たして本当に安全に運搬できるかどうか?甚だ不安だという方も多いのではないでしょうか?あるいは自分で運搬する際の、観葉植物の梱包方法や運び方の方法、要らなくなった植物の処理方法が知りたいという人も多くおられるかと思います。そこで今回は、
- 観葉植物を自分で梱包・運搬する方法
- 観葉植物の運搬を引越し業者に頼む際の注意点・梱包方法
- 引っ越し前後の観葉植物のケア方法
- 観葉植物を処分する方法
- 新築祝いや引越し祝いのギフトとしての観葉植物
観葉植物も一緒に新居に引っ越しできますか?
観葉植物を楽しむ方が引っ越しの際に悩むのは、「観葉植物をどのように運べば良いか?」ということではないでしょうか。実は、観葉植物や植木などの植物は、家具やペットと同じように運送することが難しいケースもあるので注意が必要です。
梱包や運び方の工夫次第では自分で行うことも可能
自動車の免許をお持ちの方は、自家用車やレンタカーを使い、自力で観葉植物を運ぶことが可能です。植物が傷まないように梱包材やテープなどで養生してから段ボールに梱包し、車で運びます。オススメは軽の箱バンで運ぶ方法。軽の箱バンは後部座席のスペースが広いため、たくさんの観葉植物を同時に運ぶことが可能です。小さい植物は立てて置けますし、背が高い植物は動かないように紐で固定し横向きに倒して運搬できます。業者に依頼しても断られることもある!
近場に引っ越す場合は車で観葉植物の運搬が行えますが、遠方への引っ越しの場合はやはり業者に頼まれる方が多いかと思います。その際業者によっては、観葉植物の運搬の依頼を断るケースもあるようです。また、観葉植物の運び方に関して別途オプションを用意している業者もあり、すべての引っ越し業者が運搬を断る訳ではないようです。観葉植物の引っ越し方法を徹底解説
今回は安全・安心・ローコストな観葉植物の引越し方法について徹底解説いたします。業者に頼む際の注意点や、自分で観葉植物を運搬する場合の運び方や梱包方法、処分方法についても解説いたします。ぜひ最後までお読みください!そもそも引っ越し業者が観葉植物を本当に運んでくれるのか?
引越し業者に断られる場合があることは書きましたが、簡単に請け負ってくれる業者があるどうか気掛かりですよね。また引越しの際、運搬の途中に植物が枯れることはないか?傷んだ場合には無償で補償してくれるのだろうか?引越し後のトラブルを回避するために、事前に免責事項に関してはきちんと確認しておきたいところです。
国の法律によって観葉植物の引っ越しを断ることもできる
サカイやアートなど引越し業者は、国土交通省が定めた「標準引越し運送約款」というルールに則り、観葉植物の運搬の依頼を断ることが可能だそうです。ただし、こちらはあくまで業者と利用者との間でのトラブルを回避するための取り決めとのこと。ですから実際は、必ずしもそのルールを業者が遵守する必要はなく、引越し業者ごとによって観葉植物の運搬のルールが異なる模様です。良心的な業者は、特別の追加料金なしでも運搬を引き受けてくれる場合もあります。運搬・梱包の難しさや枯れるリスクがあるので仕方がない
観葉植物は、種類に合わせた管理が必要だったり、環境の変化に弱い性質があるため、運搬途中に枯れるリスク、植物の幹や茎を折ってしまうリスクが生じてしまいます。特に背の高い植物は梱包も大変ですよね。また、ペットや植物などといった生き物は飼い主に愛着がある分、後のクレーム対象にもなりやすい傾向があります。それらのリスクを回避するために、運送を拒否する権利が引越し業者に認められているのです。大型の観葉植物は無理でもミニサイズであれば可能な場合もある
サカイやアートなど業者によって観葉植物の引き受けの可否は異なります。完全に断っている業者もあれば、ミニサイズの観葉植物であれば請け負うという業者もあります。なかには、大型の観葉植物に関しても請け負うが、個数や大きさによっては見積もり金額が増えてしまうという業者や、運搬中に枯れたり破損したりしても依頼者側の自己責任という条件付きで請け負うという業者もあります。観葉植物を引っ越しするときの梱包はどうしたら?
引越し業者に観葉植物の運搬を依頼する場合でも自分で植物を梱包する必要があります。その際、観葉植物の土や水がこぼれないような処置が必要になってきます。この処置は自分で梱包・運搬する場合でも応用できますよ。以下の解説を読んで、植物を傷つけない安全な梱包方法を身につけましょう。土がこぼれないように鉢にビニールをかける
運搬中に観葉植物の土がこぼれるのを防ぐ術として、植木鉢にビニールをかける方法があります。気をつけるのは鉢にビニールをかけて覆う際、完全に密封されてしまうと、観葉植物が呼吸できなくなり弱ってしまうということ。観葉植物が呼吸できる状態を保つためには、ビニールの縛り口の加減を調節するか、ビニールにいくつか穴をあける処置を施してあげると良いでしょう!段ボールは緩衝材を詰めて隙間をなくす
段ボールに小さい観葉植物を入れる際は、新聞紙や緩衝材を詰めて隙間を埋めて、鉢が倒れないような処置を施してあげます。また、詰め終わった後は段ボールのフタをあけたままにしておくようにします。そうしておけば、中に観葉植物が入っていることが業者の人にも分かりますし、観葉植物が呼吸しやすい環境ができるので安心ですよ。引っ越しをする前後の観葉植物の管理方法
引越しをする前後は、荷造りや荷解きの対応に追われ、つい植物の管理がぞんざいになりがちです。そこで、引越し前と引越し後の観葉植物のケア方法をまとめてみましたので参考にしてください。引っ越しをする前の水やりは控えて葉水で対応する
引越し前の一週間くらい前には最後の水やりを終えてしまい、それ以後は葉水で対応しるようにしましょう。というのも水が入ったまま運搬すると土が重くなり、運搬の負担が増えますし、運搬途中で水がこぼれて他の家財道具を汚す危険があります。要らぬトラブルを避けるためにも、出来るだけ業者の方の負担にならないような梱包に気を配りましょう。引っ越し後は環境変化のストレスによるダメージに注意が必要
観葉植物は急激な環境の変化に弱い特徴があるので、引越し後のケアには注意が必要です。例えば、荷解き後は、観葉植物を光に慣らしてあげるために、しばらくは日陰において植物を休ませてあげるといいでしょう。同様に、鉢の植え替えも観葉植物が環境に慣れるまではしばらく控えた方が無難です。水やりや葉水は、植物の葉の状態や土の乾燥具合を見て判断し、水を欲しているようでしたら与えてあげてくださいね。引っ越し時にやむを得ず処分するときに気を付けること
引越しをする前に、古い植物や枯れてしまった植物を処分する場合もありますよね。その際気をつけなければいけないのは、観葉植物の廃棄方法です。そのまま残して退去するのはルール違反ですし、外に不法投棄するのは以ての外です。正しい手順を踏んで気持ちよく植物とお別れしましょう。まず観葉植物は一般廃棄物として扱われる
観葉植物は、一般廃棄物、つまり普通の家庭から出るごみとして扱われます。一般廃棄物を不法投棄することは、法律で5年以下の懲役もしくは千万円以下の罰金などにあたります。植物を愛する人にそんな身勝手な人はいないと信じたいですが...くれぐれも不法投棄はしないようにしましょう。観葉植物や土を捨てることで生態系に影響が出ることがある
植物だから土に戻せばいいなどと安易に思わないでくださいね。観葉植物や土は、土地の生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。捨てるのに困った時は、まずはお住まいの自治体に相談してみるといいでしょう。きっと自治体の方が、出来るだけコストが掛からない処理方法を一緒に考えてくださると思いますよ。観葉植物を処分する方法とかかるコスト
観葉植物を処分するには無料の方法と有料の方法とがあります。「引っ越し自体に相当な費用が掛かるので、出来るだけ観葉植物の処分にはコストを掛けたくない」というのが皆さんの心の声ではないでしょうか?出来るだけお金の掛からない処分方法を模索してみましたので参考にしてください。燃えるゴミや粗大ごみとして捨てるときは無料
一番簡単でコストが掛からない方法は、自治体の分別方法に従って、燃えるごみや粗大ごみとして捨てる方法です。観葉植物本体は燃えるゴミなので無料です。ですから大きい植物でも自分で小さく分割すれば、一般ごみとして出すこともできます。また少量の土は燃えるゴミとして出すことも可能ですが、多すぎる場合は回収不可になる場合もあります。植木鉢の処分は地域によって素材ごとの分別方法が異なるので要確認。自分の地域の分別方法が分からなければ市区町村役場に相談してみるといいでしょう。ごみ処理業者に依頼すると5000円くらいかかる
引越しまでの時間が限られていてごみを出す時間がない場合や、数が多すぎる場合はごみ処理業者に依頼する方法があります。大体、1点につき5000円〜+基本料金で回収してくれます。こちらは1点につき料金が掛かるので、処分する観葉植物の数が少ない場合のみに利用したいプランですね。処分する数が多いようでしたら、トラック単位で依頼することもできます。軽トラック1台当たり30000円前後で引き受けてくれるそうですが、かなり割高ですよね。自家用車をお持ちでしたら自分でごみ処理場まで運ぶ方法もあります。こちらは10kgあたり数百円で引き取ってくれるので一番割安な方法だと思いますよ。造園業者に頼めば観葉植物によって値段が変わる
造園業者も有料で観葉植物を引き取ってくれます。こちらは出張費と作業費がかかるので、かなり割高となるのでおすすめはできません。ただし、伐採が必要な植物がある場合は造園業者に依頼するしかないでしょう。小さい植物で1つ5000円〜、大きい植物で1つ10000円前後で請け負ってくれるみたいですよ。友達が引っ越しをするときはプレゼントとして観葉植物を贈ろう!
引越しの話題ついでに、友達や知り合いなどに引っ越し祝いや移転祝い、新築祝いのプレゼントとして観葉植物を贈る際の注意点・観葉植物の選び方についてまとめました。ちなみにお引越しや新築のお祝いのマナーとして、贈るタイミングは相手の荷解きが終わって暫く経ってからにすること。火事を連想する赤い植物や赤いラッピングは避けること。この2点は必ず守ってくださいね。新築祝いや引っ越し祝いに観葉植物を贈るのがおすすめ
友達や同僚、兄弟や親戚の新しい門出を祝うのに観葉植物を贈ってみてはいかがでしょうか?越したばかりの部屋は兎角寂しくなりがちです。癒しを感じれたり、インテリアとして空間を彩ることのできるグリーンの贈り物は相手の方にも非常に喜ばれますよ!贈るのに風水的に縁起がいい観葉植物もある
新築祝いや引っ越し祝い、移転祝いに贈るのに最適な観葉植物を風水の見地から考えてみましょう。風水的には「家庭運」や「健康運」を引き上げる効果のある観葉植物を選ぶのが定番のようです。たとえば、ハート型の葉が可愛い「モンステラ」は家庭運UPに大変効果があるようですし、後段で紹介する「ガジュマル」は、陰の気を持つことから安眠作用や体力回復に効果を発揮し、健康に良い影響を及ぼす観葉植物として有名ですよ!【必見】新築・引っ越し祝いにおすすめの観葉植物
新築・引っ越し祝いにおすすめの縁起のいい観葉植物をご紹介いたします。大型の植物はお部屋のスペースを圧迫したりインテリアの邪魔にもなりますし、価格が高すぎるものも却って相手の方のお気持ちに負担を強います。妥当なところでいうと、サイズは3号〜7号位までのもの、価格は15000円位までを目安に選んでみてはいかがでしょうか?そういった意味では下記でご紹介するパキラとガジュマルはサイズ・価格ともに最適な観葉植物ですよ!パキラ
長い葉を掌状に広げるパキラは、別名「発財樹=money tree」と呼ばれ、新築・お引越し祝いのプレゼントとして大変喜ばれる観葉植物です。日光を好む植物ですが、耐陰性があるためお部屋の中でも育てやすく、贈る相手の方の負担も少ない観葉植物と言えるでしょう。ねじりの入った樹形や背の高いものは高価なものが多いですが、シンプルな樹形や背の低いものは比較的安価です。お祝いの予算や相手の方のライフスタイルによって、種類を選べるのもいいところですね。商品名 | パキラ |
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価格 | 3000円〜15000円前後 |
特徴 | 金運を招くmoney treeとして有名 |
ガジュマル
にんじんのような太い幹が可愛いガジュマル。「多幸の木」や「長寿」という縁起のいい花言葉を持つことや、幸福をもたらす精霊「キジムナー」が宿る木としても人気です。そのため、「幸福のおすそ分け」として新築・引っ越し祝いのギフトに選ばれることが多い観葉植物でもありあます。乾燥にも強く初心者の方でも育てやすい植物ですし、幹の形がユニークなので、卓上タイプのミニ観葉植物でも十分に喜んでもらえること請け合いです!商品名 | ガジュマル |
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価格 | 3000円〜10000円 |
特徴 | 一点ごとに異なるユニークな樹形が魅力 |
引っ越しの時の観葉植物悩みを解決!ケア方法から処分方法まで徹底解説のまとめ
いかがでしたか?今回は観葉植物を育てている方の、ご新居への観葉植物のお引越し方法についてまとめました。ポイントを整理すると- 観葉植物は自分で梱包し、車で運ぶことができる
- 引越し業者によって観葉植物の運搬ルールは異なる
- 観葉植物の土や水がこぼれない梱包処置が必須
- 観葉植物が傷まない梱包処置が必須
- 引っ越し前後に観葉植物にストレスを与えないケアをする
- 観葉植物の処分は自治体の取り決めに従い、自力で行う方がコストが掛からない。
- 観葉植物はお引越しのプレゼントとしても喜ばれる