アレカヤシの育て方を紹介!もっと大きくする方法や日々のケア方法まで

アレカヤシの育て方
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目次

皆様はアレカヤシという観葉植物はご存知ですか?アレカヤシは名前の通り、ヤシ科の観葉植物です。名前だけではまだ想像つかない方もいるかと思いますが、ヤシ科の植物は共通して見た目がヤシの木のような見た目をしています。日本では南の国や涼しさを感じさせることで人気の高い植物ですよ。 今回の記事ではそんなアレカヤシについて、特にアレカヤシの育て方を軸に、まだご存知のない方にもこれからアレカヤシを本格的に育てていきたい方に向けて以下の流れでお話をしていきます。
  • アレカヤシってどんな観葉植物なのか?
  • アレカヤシの育て方のポイント①置き場所と気温
  • アレカヤシの育て方のポイント②水やり
  • アレカヤシの育て方のポイント③肥料
  • アレカヤシが成長したら植え替えをしましょう!
  • アレカヤシが成長したら剪定をしましょう!
  • アレカヤシを増やす方法【株分け】について
  • よくあるトラブルの対処法
  • まとめ
最後までご覧いただけることで、アレカヤシをご存知なかった方もこれからすぐに育てていきたい方も、「今すぐにアレカヤシを元気に育てること」ができますよ!そんな記事にしていきますのでぜひ最後までお付き合いください!

アレカヤシはどんな観葉植物なの?

アレカヤシはどんな観葉植物なの?
さて、まずはアレカヤシが一体どんな観葉植物なのかについて、詳しくお話していこう思います!アレカヤシがどんな観葉植物なのかを知ることで、より一層ここからのお話がスーッと入っていくのではないでしょうか!

おしゃれなカフェやオフィスで置いていることが多い人気の観葉植物

あなたももしかしたら見かけたことがあるかもしれませんが、アレカヤシはよくおしゃれなカフェやオフィスに置いていることが多い熱帯が原産の観葉植物です。アレカヤシはなんと言ってもその涼しげな見た目が良いですよね。筆者の私は、まるで夏の涼しげな風を感じさせるような南国風の見た目に魅了されて実際に育てていますよ。おうちのインテリアにもアレカヤシの見た目は映えますし、会社やカフェ、室内屋外関わらずどんな環境に置いてもシンボルツリーとして一役買って出てくれる素晴らしい観葉植物です。

アレカヤシの花言葉

おしゃれインテリアのオフィスやカフェに観葉植物として置いてあることが多いことで人気のアレカヤシであることがお分かりいただけたところで、お次はアレカヤシの花言葉についてみていきましょう。アレカヤシの花言葉は見た目とぴったりの、「力強い素敵な花言葉」が2つあります。ぜひその2つの花言葉を見ていきましょう!

元気

1つ目の花言葉は「元気」です。アレカヤシの凛とした草姿や、一株から羽がパッと開くような葉っぱの見た目が私たちに大きな元気を与えてくれることから「元気」という花言葉がなつけられたと言われています。また、原産が温暖な地域であることから、生命力も非常に強いことも「元気」と言う花言葉につながる由来であるとも言われていますよ。

勝利

2つ目の花言葉は「勝利」です。羽のような葉っぱを四方八方に広げている見た目から力強いエネルギーを感じることから、「勝利」という花言葉がつけられたと言われています。開業祝いや移転祝いなど、「新たにここから頑張っていく前向きな姿勢」が必要とされるような方や「勝利」に関わるシーンの贈り物には最適です。

アレカヤシの風水は【出合い運】を高める効果がある

お次はアレカヤシの風水についてお話しします!前向きな花言葉を持つアレカヤシは、ポジティブな風水効果を持つことでも知られています。 特に、アレカヤシは出会い運を高める風水効果があると言われています!そのため、新しい職場に転職された方や、引っ越し祝いの方に贈れば、新しい場所での新しい出会いを願うことができますよ。また、この風水の「出会い運」をアップさせるためには、アレカヤシを室内の東南方向に置くと良いとされ、贈る際はお相手の方にこの置き場所を伝えると親切ですね。

アレカヤシの育て方のポイント①:置き場所と気温

アレカヤシの育て方のポイント①:置き場所と気温
ここまでは、特にアレカヤシをまだご存知なかった方に向けてアレカヤシの基本的な情報のお話をしてきましたがいかがでしたか?ご存知だった方も、おさらいになれるようなお話になったのではないでしょうか! ここからは、そんなアレカヤシを実際に育てていく上で知っているとタメになる「育て方のポイント」を3つに分けてコツをお話ししていきます!まずは育て方において最も重要な「置き場所と気温」に焦点を当ててお話ししていきます。

基本的に屋外では育てることはおすすめしない

アレカヤシは基本的に屋外で育てることはお勧めできません。アレカヤシは熱帯が原産の観葉植物なので元から耐暑性が高いのですが、暖かな時期でもいきなり外に出すと環境の変化で弱ってしまう場合があり注意が必要です。また、アレカヤシは冬の寒さにめっぽう弱く、枯れてしまう原因になってしまうので冬の屋外管理は絶対にNGです

直射日光を避けて、日の当たる明るい室内に置くと良い

観葉植物にとって直射日光は天敵です。直射日光は植物の葉焼けを起こしてしまう最も大きな要因で、葉焼けしてしまうと元に戻りません。そのため、おすすめはレースカーテン越しの日当たりの良い明るい室内に置くようにしましょう。

置き場所の温度は、10℃以上になるように管理

よく育つ置き場所がお分かりいただけたところで、「アレカヤシが健康に育つ気温の目安は?」というお話をすると、目安は「10℃以上になるように管理」するようにしましょう。10℃といえば、人も寒さを感じるようなレベルの気温ですので、あなたが寒さを感じてきた時期になったらエアコンやヒーターなどで室内の温度を上げるようにしてアレカヤシが育ちやすい環境に整えるようにしましょう。

アレカヤシの育て方のポイント②:水やり

アレカヤシの育て方のポイント②:水やり
ここまでは、アレカヤシの置き場所は基本的に室内の日当たりの良い場所で、特に気温は10℃を目安にしましょうというお話しをしました。続いてのアレカヤシのポイントは「水やり」についてです。「普段からなんとなくで水やりをしています」と言う方も案外多いのでは?ここからは、「季節によって水やりの管理を変えることがよりよく育つ秘訣である!」ということをお話ししていきますよ!

春〜秋の時期:土の表面が乾いてからたっぷりと水をあげる

春から秋の時期はアレカヤシはよく水を吸収する「成長期」であたるので、この時期は土の表面が乾燥したらたっぷりの水を与えるようにしてください。しかし、特に夏場はイメージとしてたくさん水を与えて良さそうに感じますが、気温が高温の中で水を与えると、土の中が蒸されて根がサウナ状態になりダメージを与えてしまうことにつながってしまいまうので注意が必要です。

冬の時期:土の表面が完全に乾いて2、3日後に水やりをする

冬の時期の水やりは特に注意が必要です。冬はアレカヤシの休眠期に入ることや、また雨や雪、曇りが続くことからも成長がストップします。そのため、水をほぼ与えない状態でも大丈夫です。ただし、晴れた日が続く場合などは、土の表面が乾いたのを確認して2、3日が経ったくらいで水を与えるのが良いでしょう。与えすぎると根腐れにより枯れてしまうので注意が必要です。

暑い時期は霧吹きで【葉水】をすると良い

夏の暑い時期は水分が一気に蒸発して乾燥してしまうことも。アフリカなどの乾燥した砂漠や荒野を想像するとわかりやすいかと思います。そんな時は霧吹きで葉水をすると良いでしょう。葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫が発生するのを予防する意味でも有効的です。夏の間に関わらず、毎日1回は霧吹きをしてあげることでハダニなどの害虫も防ぎ乾燥も防げて一石二鳥ですのでおすすめです。

アレカヤシの育て方のポイント③:肥料

アレカヤシの育て方のポイント③:肥料
最後の育て方のポイントは「肥料」についてです。アレカヤシの肥料は、適切な時期に与えることが大切ですよ。ここからは肥料の重要性や、与える時期について詳しくご紹介します。

葉っぱが変色したり、萎れたりすると肥料を与えるサイン

アレカヤシは春から夏にかけてに肥料を与えることでよく成長しますが、特に葉っぱに養分が足りていないと変色したり萎れたりしていきます。それは肥料を与えるべきタイミングのサインなので見逃さないようにしましょう。

肥料を与える時期:真夏を除く、春〜秋の生育期

肥料を与える時期は真夏を除く、春から秋の生育期がおすすめです。生育期に肥料を与えることが適切なタイミングです。冬場は成長が止まるので、その期間に栄養を与えすぎてしまうと吸収できず栄養過多になってしまいますので冬場は肥料を与えなくて大丈夫です。

薄めた液体肥料を月1〜2回程度与える

肥料の種類は適切な濃度に薄めた液肥を月1〜2回程度与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエなどの害虫の発生を予防することができます。

【成長したらすること】アレカヤシの植え替え

【成長したらすること】アレカヤシの植え替え
ここまでのお話しで、アレカヤシを育てる上で重要な3つのポイントがしっかりとお分かりいただけたかと思います!ここからは、ここまでのポイントを押さえた育て方で実際にアレカヤシが成長してきた際にするべき「植え替え」についてお話ししていきます。

植え替えが必要な理由

「植え替え」が必要な理由とは、植物は生長することで鉢やプランターの中を根でいっぱいにし、それによって根詰まりの状態になった植物の根を整理するために植え替えが必要です。そして新しい用土で植え替えることを「植え替え」と言います。 植え替えをすることで、アレカヤシが大きくなりすぎてしまうことを防ぎ、またしっかりと伸びた根が鉢の中を窮屈にしてしまうことで、根腐れの原因になってしまわないようにする意味があります。

植え替えをするタイミング:1〜2年に1回

植え替えをするタイミングは、頻繁にして良いものではなく、1〜2年に1回が良いでしょう。植え替えによって新たな鉢に移動をして根がその土の中に馴染むことや、鉢の中を根でいっぱいにするのに1〜2年はかかります。また株自体にも悪影響が出てしまわないように1〜2年に1回が良いでしょう。

植え替えをする時期:5月〜6月ごろが最適

植え替え時期は1年の中でも比較的暖かな時期の5月から6月に行うことが最適です。反対に冬に植え替えをすると、株に大きなダメージを与えてしまうことになるので、必ず上記の時期にしましょう。

植え替えの方法

アレカヤシの植え替えの方法は非常に簡単ですので、一緒にステップを確認していきましょう!
  1. 鉢に鉢底ネット敷く。
  2. 約2㎝~3㎝の高さまで鉢底石を入れる。
  3. 観葉植物用の土を鉢の1/4まで入れる。
  4. アレカヤシの株を植える。
  5. 鉢の上部2㎝〜3㎝まで土を入れる。この際、鉢と根の隙間にもしっかり土を入れる。
  6. 鉢底から水が流れ出るまで水やりをし、明るい日陰に置いて栽培する。

【成長したらすること】アレカヤシの剪定

【成長したらすること】アレカヤシの剪定
お次は剪定についてです。剪定とは簡単にいうと、伸びすぎた部分をカットしてスッキリさせることです。人間で言えばヘアカットのようなものですので、定期的にやるというのがおすすめ。

古い葉っぱや、長くなった葉っぱは剪定しよう

剪定は定期的に行うことが望ましいです。剪定すべきなのは、長くなった葉っぱや、茶色く枯れたりした古い葉っぱです。それらをそのままにしておくと成長に悪影響ですのでお勧めできません。また定期的に剪定を行うタイミングで害虫が葉の裏などにいないかを確認し、いる場合は駆除するようにして、葉が枯れてしまうのを予防しましょう。

剪定をする時期:4月〜10月

剪定をする時期は、4月〜10月の生育期に行うようにしましょう。生育期は簡単にいうと「よく育つ時期」ですので、葉や花をカットしても負担が少なく安心して行えます。しかし、休眠期の冬に剪定してしまうと、切った箇所の負担に耐えられすかれてしまうこともあるので、時期には注意が必要です。

アレカヤシを増やす方法は【株分け】

アレカヤシを増やす方法は【株分け】
ここまでお話しした方法を実行すれば、自然とアレカヤシは生長し続けることでしょう。ここからはそんなアレカヤシを増やす方法について解説していきます。 アレカヤシを植え替えたり剪定したりしていけばかなり大きくなりすぎて困ってしまう方もいるかもしれません。「大きくさせすぎないで増やすことはできないか?」というお悩みの方がいれば、ぜひこの「株分け」という増やし方を実践してみることをお勧めします。

株分けとは?

そもそも株分けとは何かというと、「アレカヤシの子株を、株を分けることで増やすこと」を株分けと言います。特にむずかしいことはなく、先ほどご紹介した植え替えの手順の中で、株をいくつかに分け、新しい鉢に植え替えるだけで株分けができますよ。

株分けの方法

  1. アレカヤシを鉢から優しく取り出し、古い土を払い落とす。
  2. 優しく引っ張り、株分けをする。
  3. 株をいくつかに分ける。
  4. 新しい鉢に新しい観葉植物用の土を用意し植え替える。
  5. 水をたっぷりと与えて日陰に置いて栽培する。

アレカヤシによくあるトラブルと対処方法

アレカヤシによくあるトラブルと対処方法
お次はアレカヤシを育てる上でよくありがちなトラブルとその対処法について解説していきます。このことを事前に知っていることで、実際に何かトラブルが起きてしまった時の行動が明確に変わってきますよ!ぜひ参考にしてくださいね!

根腐れ

1つ目は根腐れについてです。

原因

  • 水やりを冬に夏と同じ感覚で与えすぎてしまっている。
  • 夏場の水やりで、水が気温の上昇により高温になってしまい、根にダメージを与えている。
  • 水捌けの悪い土、底石を敷いていないなど。

対策

冬場は水やりを特に抑えめにする意識を持ちましょう。夏場より成長の速度が下がることを理解した上で、冬は土の表面が乾いたのを確認して2、3日が経ったくらいで水を与えるのが良いでしょう。また、適度に乾燥する風通しの良い場所で、なおかつ水捌けの良い土を使い、底石を敷くようにしましょう。

葉焼け

2つ目は葉焼けについてです。

原因

  • 直射日光の当たる場所に置いてしまっている。
  • 西日があたりやすい場所に置いてしまっている。

対策

直射日光や西日があたりやすい場所に置かないこと。またそういった場所の方がよく育つのではないかと勘違いしてしまうと葉焼けを起こしてしまいます。一度葉焼けしてしまうと元に戻らないので、上記のような場所は避けて管理するようにしましょう。

ハダニ

3つ目はハダニについてです。

原因

  • そもそもハダニがついてしまっている株を選んでしまっている。
  • 葉水を怠ってしまっている。

対策

アレカヤシを購入する際に、ハダニがついてしまっている株かどうか必ずチェックをしてから購入するようにしましょう。園芸店で選ぶ際の気を付けるポイントは、真っ直ぐに育っているか、また葉の緑が濃いかどうかも良い苗か見分ける基準になるでしょう。それに日頃の葉水は葉っぱの乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫を防げるので葉水をすることで改善されるでしょう。

アレカヤシを育てている方の声

アレカヤシを育てている方の声
最後はアレカヤシを実際に育てている3人の方の声を見ていきましょう。
私はアレカヤシをオフィスに置いています。いつも葉水をすることが日課の私は、1年近く生長を見ていますが、葉水をしている方が乾燥せずよく育つ印象です。害虫も全く着かないのもこのおかげかもと思っています。実際に育てていく上で肝心なのは、やはり毎日の葉水の習慣だなと感じています。
私はアレカヤシを自宅で育てています。以前置いていた場所が、西日がよく当たる場所で、ほんの少し葉焼けを起こしてしまい後悔してしまったので、今はレース越しの日当たりがいい場所で直射日光が当たらない置き場所にしています。もう葉焼けは起こさないように意識して育てています。
私はアレカヤシを一時期ベランダで育てていましたが、屋内に移動させた者です。「屋外の方がよく育つのではないか」という私の思い込みが巻き起こしたミスだったので、こればかりは反省。冬は特に気温を10℃以下にしないように意識し、室内で育てるようにしてよく育つようになりました。

アレカヤシの育て方を紹介!もっと大きくする方法や日々のケア方法までのまとめ

いかがだったでしょうか?アレカヤシの育て方についてかなり詳しく知ることができたのではないでしょうか! 今回の記事のポイントは、
  • アレカヤシはヤシ科の観葉植物。
  • アレカヤシの花言葉は「勝利」「元気」。
  • アレカヤシは基本的に屋内で育てる。10度を目安に室内に移動が肝心。
  • 植え替え時には、株分けをして増やすことができる。
  • アレカヤシの枯れる原因の多くは根腐れ、葉焼け、ハダニである。
以上になります。今回の記事を参考にすれば、今すぐにでもアレカヤシを元気に育てることができますよ!元気な花言葉を添えた贈り物にも最適です! 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。