目次
- クワズイモの育て方ポイント:置き場所
- クワズイモの育て方ポイント:水やり
- クワズイモの育て方ポイント:肥料
- クワズイモの剪定
- クワズイモの増やし方
クワズイモってどんな観葉植物なの?
観葉植物として人気のクワズイモですが、詳しくどんな植物なのか知らない方も多いのではないでしょうか。クワズイモの特徴や花言葉、風水について解説します。ハート型の可愛くて大きな葉っぱが特徴
クワズイモの特徴はハート型の可愛くて大きな葉っぱです。クワズイモはアロカシア属に属する植物で、サトイモのような木の幹をしています。アロカシア属の中でも、特におしゃれな姿をしているため、観葉植物として非常に人気です。クワズイモは中国やインド、東南アジアなどを中心に広く分布しており、世界各国で観葉植物として愛されています。また、日本では縁起の良い「出世芋」として知られており、プレゼントにもおすすめです。
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花言葉
クワズイモの花言葉は以下の2つです。- 復縁
- 仲直り
復縁
花言葉「復縁」はクワズイモのハート型の葉っぱが由来です。大きく包み込むように広がる姿から、恋人との関係改善に効果あるのかもしれません。別れた恋人と復縁を望んでいる場合は、クワズイモをお部屋に飾ると効果があるかもしれません。仲直り
花言葉「仲直り」も、ハート型の葉っぱが由来です。ハートの形は人間関係の修復に効果があるとされているので、喧嘩している方との仲直りにぴったり。クワズイモの葉っぱはどこか癒しの雰囲気を感じられるので、家庭や職場などに置いておくとよいですね。クワズイモをお部屋のリビングに置いておくことで夫婦喧嘩を避けることができるでしょう。または、喧嘩したとしてもすぐに仲直りができるかもしれませんね。
関連記事:クワズイモの花言葉とは?花言葉の由来や復縁の効果を徹底解説!
風水
クワズイモの風水効果は以下の3つです。- 仕事運
- 恋愛運
- 貯蓄運
仕事運
クワズイモは「仕事運」を上げる効果があります。クワズイモのハート型の葉は人間関係を良好に保っていくれるため、仕事が上手くいきやすいです。人間関係が良好である方が、仕事の助けを借りられたり、アドバイスを受けたりすることができるためです。仕事運をあげたい方は、書斎や仕事場にクワズイモを置くとよいでしょう。恋愛運
クワズイモは「恋愛運」をあげることかがあります。ハートは恋愛に関係が深い形です。そのため、ハート型の葉を持つクワズイモは恋愛に効果的。気になる相手にクワズイモの観葉植物をプレゼントしてもよいかもしれません。または、お部屋のリビングや玄関にクワズイモを置いてみるのもよいですね。ぜひ、素敵な恋愛をしたい方は、クワズイモを飾ってみてください。貯蓄運
クワズイモは「貯蓄運」をあげる効果もあります。それは、クワズイモを飾ることで「仕事運」が上がる効果があるためです。仕事が順調であれば、給与面でも仕事の結果が反映されて上昇します。結果的に、収入が増えて「貯蓄運」が上がるのでしょう。将来のために貯蓄をしたい方は、クワズイモを飾って仕事運を上げることでしっかり貯蓄しましょう。
関連記事:クワズイモの風水効果で恋愛運をアップ!おすすめの置き場所や方角も紹介!
クワズイモの育て方のポイント①:置き場所
クワズイモがどんな植物なのかわかると、育ててみたいと思う方も多いと思います。ここでは、クワズイモの育て方ポイントである置き場所について解説します。置き場所は【半日陰】のところで
クワズイモの多くは、中国やインドの熱帯地域に自生しています。しかし、直射日光がしっかり当たる熱帯地域の環境ではなく、気に囲まれたような半日陰の環境です。そのため、クワズイモの育て方ポイントは、半日陰の場所に置くこと。また、熱帯地域で自生しているとはいえ、他観葉植物に比べ寒さに強い性質も持っています。したがって、初心者にも育てやすい観葉植物です。初めて観葉植物を育てる方は、直射日光をクワズイモに当てないように育ててください。室内に置く場合:直射日光が当たらない明るい場所
クワズイモを室内に置く場合は、直射日光が当たらない明るい場所に置いてください。クワズイモの育て方ポイントは半日陰の場所に置くことです。直射日光はクワズイモの葉が葉焼けする可能性があります。一度、葉焼けすると元には戻らないため注意が必要です。室内でも、窓からの強光が直接当たらないように、レースカーテン越しの光を当てるなどの工夫をしてください。特に真夏の日光や西日は日差しが強いので気を付けましょう。
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屋外に置く場合:雨の日と冬の時期は室内へ
クワズイモの屋外の育て方ポイントは、雨の日と冬の時期は室内へ移動することです。屋外の半日陰でも育つクワズイモですが、天気や温度に注意してください。屋外では、雨の日には鉢が湿りっぱなしになることが多く、根腐れするかもしれません。根腐れすると、クワズイモは枯れる恐れがあるので注意が必要です。また、他植物に比べ寒さに強いとはいえ、冬の寒さは苦手。気温が下がる秋には、室内に移動してください。冬の室内は最低でも10℃以上をキープしておくと安心です。5℃以下になると枯れる恐れがあるので気を付けましょう。クワズイモの育て方のポイント②:水やり
クワズイモの置き場所について解説しました。次の育て方ポイントは水やりについてです。クワズイモの水やりを「春~夏」「秋~冬」に分けて解説します。春〜夏の水やり:土が乾く前にたっぷりと水やりを
クワズイモの春~夏の水やりは、土が乾く前にたっぷりと水やりすることです。土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れるくらいに行いましょう。ただし、土が全く乾いていなかったり、受け皿に水が溜まっていたりする場合は水やりはしません。水の与えすぎは根腐れにつながるためです。受け皿をしている場合は、溜まった水はこまめに捨てましょう。水やりは土の乾き具合を見ることが重要です。秋〜冬の水やり:土の表面が乾いてから2日〜3日後に水やりをする
秋~冬のクワズイモの水やりは、土の表面が乾いてから2~3日後の暖かい時間帯に水やりをします。春~夏に比べると土の乾きも遅いため、土の表面が乾いてから数日たって水やりをしてください。気温の下がる秋冬に春夏と同じように水やりすると、根腐れしやすいので注意しましょう。ただし、室内で常に暖房が効いて20℃以上ある場合は、春夏と同様に成長します。この場合は、土の乾燥具合を確認しながら、多めに水やりをすることが重要です。この時も、受け皿には水を溜めないようにしてください。クワズイモの育て方のポイント③:肥料
クワズイモの水やりの育て方ポイントについてわかると、肥料の与え方について気になりませんか。クワズイモの肥料について解説します。肥料なしでも成長はするが、与えた方が成長は早い
クワズイモは肥料なしでも成長するが、与えたほうが成長は早いです。早く大きく育てたい方は固形肥料や液体肥料を与えるとよいでしょう。ただし、肥料の与えすぎは根焼けの危険があるので、与える量や回数には気を付けてください。水やりをする際に1週間~10日に1度のペースで液体肥料を与える
クワズイモの上手な育て方として、肥料は水やりをする際に1週間~10日に1度のペースで液体肥料を与えます。液体肥料は水に薄めて与えることが多い肥料なので、水やり代わりに与えてください。土が湿っている状態で液体肥料を与えると水のやりすぎで根腐れする危険があります。土の乾き具合を確認しながら1週間~10日に1度のペースで行いましょう。【成長したらすること】クワズイモの植え替えについて
クワズイモが成長したら、植え替えを行う必要があります。植え替えは、クワズイモの育て方においても重要なポイントです。クワズイモの植え替えについて詳しく解説します。2年に1回の植え替えが目安!
クワズイモは2年に1回の植え替えが目安です。また、鉢底から根が出てきたり土の吸水が悪い場合も植え替えのタイミング。上手に育てるためにも、定期的に植え替えをしてください。クワズイモに植え替えが必要な理由
クワズイモに植え替えが必要な理由は、健康的に育てるためです。植え替えを行わないと鉢の中で根詰まりして、水や栄養を吸収できなくなり生育に悪影響を及ぼします。そのため植え替えは育て方に置いても重要な作業です。植え替えをする方法
クワズイモの植え替えをする方法を紹介します。植え替え時期は生育期の春~夏に行いましょう。- 鉢からクワズイモの根鉢を優しく取り出す
- 根鉢が固まっている場合はほぐす
- 一回り大きな鉢を用意する
- 鉢底石を入れる
- 鉢の中にクワズイモを入れる
- 観葉植物の土を少しずつ入れる
- 鉢の高さとクワズイモを植える高さを調節する
- 位置が決まったら、観葉植物の土を入れる
- 隙間なく入れるため、棒でつつきながら隙間なく入れる
- 最後に水やりをする
クワズイモを植え替えたら、明るい日陰に置いて様子を見て下愛。新芽が出てきたら、元の場所に戻してクワズイモを楽しみましょう。
関連記事:クワズイモの植え替え方法を解説!適した時期から失敗しないコツまで
【成長したらすること】クワズイモの剪定について
クワズイモの育て方で成長したら、剪定をしましょう。ぐんぐん成長すると葉が大きくなったり増えたりします。置いている場所が手狭になってきたら剪定が必要です。ここではクワズイモの選定について紹介します。クワズイモの葉や幹が古くなったら剪定すること
クワズイモの葉や幹が古くなったら剪定しましょう。葉が古くなったり枯れたりしたままの場合は、病木や害虫発生の原因になります。病気や害虫はクワズイモの生育に悪影響です。そのため、葉が増えたり古くなったりしたら、葉柄の付け根部分を剪定してください。クワズイモの幹部分に残った葉柄は、剪定後に自然と枯れ落ちるので安心してください。幹は新しい子株が横から出てきている場合のみ、剪定します。もし幹が古くても子株が出ていなければ先手してはいけません。完全に枯れている幹であればよいですが、子株の出ていない幹を切ると新芽が出ない場合があります。注意してください。クワズイモの剪定に準備するもの
クワズイモの剪定に必要なものは以下の2つの道具です。- ハサミまたはカッター
- 癒合剤
クワズイモの剪定する手順
クワズイモの剪定をする手順は以下の通りです。- 古い葉や枯れた葉の葉柄を幹に近い部分で剪定する
- 葉柄の切り口が大きい場合は、癒合剤を塗る
- 幹を切る場合も、同様に切り口に癒合剤を塗る
クワズイモの増やし方
クワズイモの育て方がわかると、今度は増やしたいと思いませんか。クワズイモの増やし方について以下の2つの方法を解説します。- 株分け
- 挿し木
株分け
クワズイモは株分けで簡単に増やすことができます。- クワズイモの子株を切る
- 取り除いた子株が収まる鉢を用意する
- 鉢底石と観葉植物を入れて植える
- 明るい日陰で様子を見て管理する
- 新芽が出てきたら明るく風通しがよい室内で育てる
挿し木
クワズイモは挿し木でも増やすことが可能です。一見、挿し木では増やせなさそうですが、コツを掴めば挿し木でも増やせます。- 古く傷んでいる幹を葉が付いた状態で5㎝~10㎝程切り取るように取り外す
- 1~2日間、幹部分の剪定断面を乾かす
- 葉が大きい場合は、半分ほどの大きさに切る
- 鉢に挿し木用の土、または赤玉土を入れる
- 剪定部分を乾かしたクワズイモを土に挿す
- 土が乾燥しないように水を与える
- 1ヶ月ほど明るい日陰で風通しよく管理すると根が出てくる
クワズイモの育て方を紹介!もっと大きくする方法や日々のケア方法まで のまとめ
ここまでクワズイモの育て方について解説してきましたがいかがですか。 この記事のポイントは- クワズイモは半日陰の場所を好むので、室内であっても直射日光に当てずに育てることが重要
- クワズイモは水をやりすぎると根腐れするので、春~夏は土が乾く前に水をたっぷり与え、秋~冬は土の表面が乾いて2~3日後に与えることが重要
- クワズイモは肥料を与えなくても育つが、与えたほうが成長が早い。もし与えるなら、1週間~10日の間隔で水やり代わりに液体肥料を与えると効果的
- クワズイモの剪定は、古くなったり枯れたりした葉の葉柄を切って剪定する。子株が出ている場合のみ幹を切ってもよい
- クワズイモの増やし方には「株分け」「挿し木」の2つの方法がある