100均グッズでプリザーブドフラワーを作ろう!作り方からアレンジまで

100均グッズでプリザーブドフラワーを作ろう!作り方からアレンジまで
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目次

長期間美しさを保ち続けることで人気のブリザーブドフラワー。まるで本物の生花のような見た目です。そんな人気のブリザーブドフラワーを実は100均の材料を使って作ることもできますよ。 とはいえ、「そもそもブリザーブドフラワーの作り方を知らない」「100均でブリザーブドフラワーを作ることができるの?」とお思いの方もいると思うので、この記事では以下の流れで「ブリザーブドフラワーを100均の材料で製作する作り方」を解説していきます。
  • そもそもプリザーブドフラワーってどんな花なのか?
  • 100均の材料でプリザーブドフラワーは作れるって本当?
  • プリザーブドフラワーを作る上での注意点とは?
  • 【準備】プリザーブドフラワーを作る時に用意するものをご紹介!
  • プリザーブドフラワーの作り方の手順をご紹介
  • プリザーブドフラワーを長持ちさせるために気をつけることを解説
  • 100均の材料でプリザーブドフラワーのアレンジとは?
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、ブリザーブドフラワーの作り方を知ることができ、100均のアイテムを使ってより美しくアレンジする方法までしっかりと理解することができますよ。ぜひ最後までお付き合いください。

そもそもプリザーブドフラワーってどんな花?

そもそもプリザーブドフラワーってどんな花?
それではまずは、そもそもプリザーブドフラワーってどんな花なのかについてお話ししていきます。プリザーブドフラワーにはさまざまな種類があり、プリザーブドフラワーを用いて写真立てを作ったり、プリザーブドフラワーを小瓶に入れ、お花をオイルづけにしたハーバリウムもあります。

「保存された花」という意味を持ち特殊な加工を施した花のこと

まずは基本的なプリザーブドフラワーの情報を解説していきます。そもそもプリザーブドフラワーは、「保存された花」という意味を持ち、特殊な加工を施した花のことを指します。鮮やかな色彩や自然な形状を保ちつつ、鮮花の美しさを長期間楽しむことができます。 プリザーブドフラワーは、新鮮な花を収穫直後に特殊な薬剤を用いて鮮度を保ちながら乾燥させる方法で作られます。実は作り方はシンプルなので、非常にアレンジメントがしやすく、お花をオイルづけにしたハーバリウムや、写真立てにプリザーブドフラワーを組み合わせることで特別な思い出の品にもできますよ。

保存期間は1〜3年ほどで、水やりの手間も必要ない

また、保存期間は一般的に1〜3年ほどで、その間に色褪せたり形が崩れたりすることほとんどなく、美しい状態を維持することができます。また、プリザーブドフラワーは水やりの手間が必要ないので、生花のように定期的なお世話が必要なく、しおれたりする心配もありません。 そのため、多忙な人やお花の手入れが難しい環境でも、美しい花を楽しむことができます。それに、プリザーブドフラワーは、特別な記念日の贈り物やインテリアとしても人気があり、その生花にはない独特の美しさと手軽さから多くの人に愛されています。

100均の材料でプリザーブドフラワーは作れる?

100均の材料でプリザーブドフラワーは作れる?
続いては、この記事の本題でもあるダイソーやセリアなどの100均の材料でプリザーブドフラワーは作れるのかについて解説していきます。

100均の材料だけでプリザーブドフラワーを作ることは難しい

結論からお伝えすれば、ダイソーやセリアなどの100均の材料だけで完全なプリザーブドフラワーを作ることは難しいでしょう。というのも、プリザーブドフラワーは特殊な加工が必要なお花であり、鮮度や色合いを保つための複雑な過程と、エタノールなどの薬剤が必要です。

道具や材料の一部は100均で簡単に揃えられる

しかし、初心者さんも100均の材料を使えば手軽にアレンジすることは可能です。道具や材料の一部は100均で手に入れることもできますし、例えば、接着剤やワイヤーやテープ、クラフト素材などは100均で簡単に見つけることができ、プリザーブドフラワーのアレンジに活用できます。ただし、花自体のプリザーブド処理やエタノールなどの薬剤は100均にはないことが多いです。

100均はプリザーブドフラワーのアレンジ材料が豊富

また、100均はプリザーブドフラワーのアレンジに使えるアイテムが豊富です。花瓶や花台、グルーガンやドライフラワー、ラッピング用品などが手ごろな価格で手に入ります。これらを組み合わせて、あなただけのオリジナルのアレンジメントを作ることができます。

プリザーブドフラワーを作る上での注意点

プリザーブドフラワーを作る上での注意点
続いては、プリザーブドフラワーを作る上での注意点について解説していきます。どんなことに注意をしながら作るべきなのでしょうか?

プリザーブドフラワーに向いている花を選ぶようにする

プリザーブドフラワーを作る上での注意すべき点、まずはプリザーブドフラワーに向いている花を選ぶようにすることです。実はどんな花でもプリザーブドフラワーにできるわけではなく、花の種類によって向き不向きが変わります。

向いている花

プリザーブドフラワーに向いている花は、花びらが厚いものです。特にバラやカーネーション、小さめのひまわりなどは向いています。あまりに大きい花びらは初心者さんには難しいので、コンパクトなものから始めるのがおすすめです。

向いていない花

反対にプリザーブドフラワーに向いていない花は、花びらが薄いものです。花びらが薄い花は、サクラやユリ、コスモスなどが挙げられます。

イメージ通りの色にならないこともある

もしあなたが初めて手作りするならなおさら、イメージ通りの色にならないことの方が多いでしょう。例えば好きな色の着色したくてもできないことも多く、乾燥や脱色もうまくできてなかったということもよくあります。

加工中の花は繊細なので丁寧に扱うようにする

それに、加工中の花は繊細なので丁寧に扱うようにしましょう。特にプリザーブド加工中のフラワーはとても繊細なので、簡単にヒビが入ったりしてしまいます。また、鮮度が悪いとこういったヒビ割れが起きやすくなるので、手作りする場合は、なるべく生花の鮮度は高いものを選んでください。

【準備】プリザーブドフラワーを作る時に用意するもの

【準備】プリザーブドフラワーを作る時に用意するもの
それではここからは準備編です。プリザーブドフラワーを作る時に用意するものがどんなものなのかをまとめたので、それぞれ場合に合わせて揃えてもらえるとより作業がやりやすくなります。

100均で揃えられない材料

まずは100均で揃えられない材料をご紹介します。100均で揃えられないものは実はそこまで多くありません。ここでは3つご紹介します。

花材

まずはプリザーブドフラワーにしたい花材です。花材はフラワーショップに販売されています。鮮度が重要なので、満開のものではなく7分咲きくらいのものを選びましょう。プリザーブドフラワーを作る際に最適な花材は、花びらが厚く硬めなもの。柔らかく薄い花びらの花はプリザーブドフラワーには向いていないので、もしわからない場合はスタッフの方に聞いてみるのも良いでしょう。

消毒用エタノール

次は消毒用エタノールです。消毒用エタノールは、花材を脱水・脱色する際に必要な薬剤です。容器に消毒用エタノールが浸るくらい必要なので、多めのものを用意しましょう。

精製グリセリン

精製グリセリンは、着色のために必要なグッズです。精製グリセリンは保湿剤の効果もあるので、この精製グリセリンと着色料を吸収することで、うまく鮮度の高い生花のような見た目にすることができます。

100均で揃う材料・道具

続いては、100均で揃う材料・グッズをご紹介していきます。ここからは100均で揃うので、ダイソーやセリアに行けばほとんど揃います。これらの100均アイテムを活用して、手軽にプリザーブドフラワーを制作してみましょう。必要な材料や道具が手軽に揃うので、初心者でも楽しみながらアレンジができます。

万年筆やプリンター用のインク

まず万年筆やプリンター用のインクです。万年筆やプリンター用のインクは、花びらに色を加えるためのツールとして利用されます。100均で手に入るインクは色のバリエーションが豊富なので、花びらに自然な色合いを付けるのに適しています。

シリカゲル(乾燥剤)

シリカゲル(乾燥剤)は、プリザーブド加工の際に花から水分を取り除くために使用される重要なアイテムです。密閉容器に花を入れてシリカゲルと共に密閉し、乾燥させることで花が美しく保たれます。

ハサミ

ハサミは、花のカットや形を整える作業に不可欠です。プリザーブドフラワーの花びらを適切なサイズにカットするために使います。また、細かい部分の処理にも役立つ重要アイテムです。

ピンセット

ピンセットは、プリザーブドフラワーの繊細な作業に必要なアイテムです。細かな作業が多いので、ピンセットがあると非常に便利です。花びらの取り扱いや微細な作業をする際に使用します。

手袋

手袋は、プリザーブド加工中の花に直接触れることを防ぐために使用します。体温や指紋がつくと最悪ヒビが入ったりすることもあるので、無用なトラブルを避けることと、花を清潔に保ちながら作業を進めることもサポートします。

アルミホイル

アルミホイルは、花材を脱水・脱色する際に、完全に花材を消毒用エタノールにつけるために、重石として使用します。

密閉できる容器

密閉できる容器は、プリザーブド加工の際に必要です。密閉できる透明な容器を使用して花を完全に浸せる大きさのものにしましょう。

新聞紙やビニールシート

新聞紙やビニールシートは、作業場を保護するために使用します。プリザーブドフラワーの作業は薬剤などが飛び散ることもあるため、作業スペースを汚さないようにするために新聞紙やビニールシートを敷いておくと便利です。

【手順】プリザーブドフラワーの作り方①:水切り

手順】プリザーブドフラワーの作り方①:水切り
それではまずは、プリザーブドフラワーの作り方①の水切りという作業をしていきましょう。プリザーブドフラワーの作り方は全部で4工程です。一つ目の作り方は、まず生花の状態の花材をしっかりと乾燥させる所からです。

1:茎を2〜3cm残して斜めにカット

まずは、茎を2〜3cm残して斜めにカットしましょう。斜めにカットすることで、水分を吸収しやすくなります。

2:水に挿して30分程水に吸わせる

茎を2〜3cm残して斜めにカットした花材を、水に挿して30分程水に吸わせます。脱水・脱色前に、一度、最大限に鮮度のいい状態を作ることで、より美しいプリザーブドフラワーを作ることができます。

【手順】プリザーブドフラワーの作り方②:脱水・脱色

【手順】プリザーブドフラワーの作り方②:脱水・脱色
続いてのプリザーブドフラワーの作り方は、脱水・脱色です。脱水・脱色の手順と、ここでの作り方の中で最も意識するべきポイントを解説していきます。

1:容器にエタノールを入れ、花全体を完全に浸す

まずは、用意した容器にエタノールを入れ、花全体を完全に浸しましょう。これにより、しっかりと脱水・脱色することができます。

2:しっかりと蓋をして1日置く

続いては、しっかりと蓋をして1日置きましょう。短時間だとうまく脱水・脱色できずに終わってしまうこともあります。花のサイズにも合わせて、時間を調節しましょう。

ポイント

プリザーブドフラワーの作り方、脱水・脱色のポイントは以下になります。

花が浮いてくる場合は、アルミホイルを被せる

花が浮いてくる場合は、アルミホイルを被せるようにしましょう。こうすることで、しっかりとエタノールが脱水・脱色してくれます。

エタノールは直接触らず、手袋とピンセットを使うようにする

また注意点として、エタノールは直接触らず、手袋とピンセットを使うようにするようにしましょう。直接触ると肌が荒れてしまうこともあるので、必ず手袋などで手を保護しながら作業しましょう。

【手順】プリザーブドフラワーの作り方③:着色

【手順】プリザーブドフラワーの作り方③:着色
続いてのプリザーブドフラワーの作り方③は着色になります。着色には以下の4工程があります。

1:グリセリンと水を2:1の割合で混ぜて保存液を作る

まず、グリセリンと水を2:1の割合で混ぜて保存液を作りましょう。グリセリンは保湿の役割もあるので、容量は特に間違わないようにしましょう。

2:好きな色のインクを保存液に数滴入れて好みの色を作る

次は、好きな色のインクを保存液に数滴入れて好みの色を作ります。ダイソーやセリアなどで好きな色を購入してください。

3:保存液を35℃ぐらいに温める

次は、着色剤をよく染み込ませるために保存液を35℃ぐらいに温めましょう。この際電子レンジなどを使用して温めるのが楽です。

4:脱水・脱色した花の茎を着色した保存液につける

最後は、脱水・脱色した花の茎を着色した保存液につけます。花は保存液を吸収するので、お好みの色になったタイミングで引き上げましょう。

【手順】プリザーブドフラワーの作り方④:乾燥

【手順】プリザーブドフラワーの作り方④:乾燥
最後のプリザーブドフラワーの作り方④は乾燥になります。乾燥が最後の工程になるので、これが終われば完成になります。もう少しなので頑張りましょう!

乾燥剤を入れた容器に、着色した花を上向きに入れ2日程置く

保存液を吸収した花材を、乾燥剤を入れた容器に、着色した花を上向きに入れ2日程置いて乾燥させましょう。乾燥具合に合わせて、日にちを伸ばしてもOKです。

自然乾燥させる場合はトレイや水切りにおいて、直射日光を避けて乾燥させる

また、自然乾燥させる場合はトレイや水切りにおいて、直射日光を避けて乾燥させるようにしましょう。この際、ドライヤーや扇風機などで人工的に乾燥させるとヒビ割れなどにもつながるので、自然乾燥がベストです。

プリザーブドフラワーを長持ちさせるために気をつけること

プリザーブドフラワーを長持ちさせるために気をつけること
続いては、プリザーブドフラワーを長持ちさせるために気をつけることを解説していきます。プリザーブドフラワーを長持ちさせるためのコツは合計3つあるので、ぜひ参考にしてみてください。

①:高温多湿の場所を避ける

まずは高温多湿を避けましょう。プリザーブドフラワーは湿気を吸収する性質があります。高温多湿の環境では花が変色したり、花びらがくるんだりする可能性があるため、湿度の低い場所を選びましょう。

②:直射日光やライトなどの強い光を避ける

続いては、直射日光やライトなどの強い光を避けましょう。直射日光やライトなどの強い光は、プリザーブドフラワーの色褪せや変色の原因となってしまいます。直射日光や強い照明から遠ざけることで、美しい色合いを長く保つことができます。

③:トラブルは即座に対処する

最後は、トラブルは即座に対処することです。上記のように、花びらがくるんだり、形が崩れたりした場合は、素早く修復することが大切です。早め早めの行動が、のちにどれだけ長持ちできるのかが変わります。

100均の材料でプリザーブドフラワーのアレンジ

100均の材料でプリザーブドフラワーのアレンジ
最後は、100均の材料でプリザーブドフラワーのアレンジをする方法を解説していきます。ここでは3つのアレンジをご紹介していくので、ぜひ手作りする際の参考にしてみてください。

プリザーブドフラワーボックス

まず、プリザーブドフラワーボックスがあります。プリザーブドフラワーボックスは、まず適切なサイズのボックスを選び、ボックスの底にスポンジや発泡スチロールを敷きます。プリザーブドフラワー全てにワイヤーをくるくると巻き、スポンジや発泡スチロールに挿して配置します。色合いや形を考慮してバランスよく配置し、リボンや飾りを添えて完成するアレンジです。インテリアにもギフトにもぴったりのアレンジメントです。

 プリザーブドフラワードーム

次はプリザーブドフラワードームです。プリザーブドフラワードームは、ドーム状のガラス容器を使用し、プリザーブドフラワーを配置して飾るアレンジメントです。先ほど同様にプリザーブドフラワーはワイヤリングし、フラワーがドーム内で美しく際立つように注意して配置し、ベースには人工の土や石を使って自然な雰囲気を演出することもできます。

プリザーブドフラワーリース

最後はプリザーブドフラワーリースです。プリザーブドフラワーリースは、リースの土台にワイヤーやリボンを巻き付け、プリザーブドフラワーを配置します。季節やテーマに合わせて花や葉を組み合わせ、オリジナルのデザインを作れることが面白いポイント。リボンや飾りを付けて飾るだけで、ドアや壁に素敵なアクセントを作れます。

【まとめ】100均グッズでプリザーブドフラワーを作ろう!作り方からアレンジまで紹介

いかがだったでしょうか?プリザーブドフラワーを製作する作り方から、100均の材料でアレンジしておしゃれにする方法がこの記事一つでまるっとご理解いただけたのではないでしょうか。 今回の記事のポイントは以下になります。
  • そもそもプリザーブドフラワーは、「保存された花」という意味を持つ、特殊な加工を施した花で、水やりの手間も必要のないお花のこと
  • ダイソーやセリアなどの100均の材料だけで完全なプリザーブドフラワーを作ることは難しいが、グルーガンやドライフラワー、アレンジメントに必要な材料のほとんどは100均で揃う
  • プリザーブドフラワーを作る上での注意点は、プリザーブドフラワーに向いている花を選ぶようにし、特に花びらが厚いものが向いており、反対に花びらが薄いものは向いていない
  • 100均で揃えられない材料には花材・消毒用エタノール・精製グリセリンがある
  • 100均で揃う材料・道具は、万年筆やプリンター用のインク・シリカゲル(乾燥剤)・密閉できる容器などがある
  • プリザーブドフラワーの作り方の手順には、水切り・脱水・脱色・着色・乾燥の4工程だけ
  • プリザーブドフラワーを長持ちさせるために気をつけることは、高温多湿の場所を避ける・直射日光やライトなどの強い光を避ける・トラブルは即座に対処すること
ぜひこの記事のプリザーブドフラワーの作り方を参考に、100均の材料も使いながら、楽しくプリザーブドフラワーを製作してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。