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9月から10月にかけて燃えるような色の花を咲かせる彼岸花は、ぱっと目を惹きつける魅力的な植物です。彼岸花をお家に植えてみたいと考える方も多いかと思いますが、ホームセンターや園芸店では同じ見た目でリコリスという名前で販売されている球根を見かけますよね。このリコリスと彼岸花は同じ植物なのか疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、
- 彼岸花とリコリスの違いは?
- 彼岸花の特徴
- 彼岸花の種類について
- 彼岸花とよく間違える植物をご紹介
- 彼岸花の様々な呼び方と由来
- なぜ?彼岸花は不吉な花と言われるの?
- 彼岸花の花言葉に悪い意味はあるのか
- 彼岸花の育て方
彼岸花とリコリスの違いは?
まずは、一番気になるであろう彼岸花とリコリスの違いについてご紹介します。茎が成長した先に直径10㎝ほどの花をつけ、雄しべが印象的に伸びる見た目がとてもよく似た彼岸花とリコリスですが、どのような違いがあるのでしょうか。広い意味ではどちらも同じ植物を指す
彼岸花もリコリスも「ヒガンバナ科ヒガンバナ属」に分類される同じ植物です。そのため、広い意味ではどちらも同じ植物を指すと言われています。しかし、日本で販売されているリコリスの球根と路傍や墓地で見かける彼岸花とは曖昧ですが、ある程度の違いをもって呼ばれているのです。彼岸花が指すもの
彼岸花が指すものとしては以下のような特徴が挙げられます。日本に元々自生している原種
日本に古来から自生している原種を彼岸花と呼んでいます。いわゆる野生種とも考えられているので、ホームセンターや園芸店では球根として販売されるのは少ないかもしれませんね。日本で有名な特定の品種
日本でもメジャーな彼岸花の品種は主に赤い花を咲かせます。そのため、同じ見た目をしていても黄色や白の花を咲かせるものはリコリスなどの別の品種に分類されているのです。特定の品種とはいわゆる日本に昔からある原種なので、近年になって海外から入ってきた他のヒガンバナ属の花はリコリスと呼んで区分しているのでしょう。リコリスが指すもの
リコリスが指すものは日本に限定せずに、世界に分布しているヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物が挙げられます。彼岸花の園芸品種
リコリスは彼岸花の園芸品種なので、花色に違いがあります。白や黄色の可愛らしい花を咲かせるリコリスの球根は人気が高く、園芸店でも多く販売されていますよ。すべての彼岸花の総称として用いられる
リコリスはすべての彼岸花の総称として用いられています。そのため、道ばたに咲いている彼岸花をリコリスと呼んでも決して間違いではありません。彼岸花はどんな植物?
では、彼岸花がどんな植物なのか詳しく見ていきましょう。彼岸花は秋に花期を迎える多年草の鱗茎をもつ植物で中国が原産の植物です。ヒガンバナ属の球根植物なので、毎年同じ場所で見ることができるのです。6枚の花被片をもつ赤い花を最もよく見かけることがあり、一本の茎に雄しべが印象的に揺らぐ特徴的な形をしています。秋の彼岸の季節に花を咲かせる
彼岸花は秋のお彼岸を迎える9月中旬から下旬に花を咲かせる植物です。最もよく知られている「彼岸花」という名前は、花を彼岸の時期に咲かせることからつけられています。秋のお彼岸の時期はちょうどお墓参りのタイミングですので、お墓やお寺に植えられた彼岸花を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。開花が終わったあとに葉っぱが生える
彼岸花の面白い特徴として、花と葉が同時に生えないというものがあります。秋に細くつやのある30㎝ほどの長さの花茎を地面からまっすぐ伸ばした先に、直径10㎝ほどの艶やかな花を咲かせる彼岸花。この花が咲き終わった後に、根元から同じくらいの長さの葉っぱが生えてくる特徴があります。その葉のまま、冬越ししたあとに枯れた彼岸花は夏に休眠期を迎えるのです。花と葉っぱを同時に見ることはできない
花茎と葉っぱは同時に地上に表れることはないので、同時に見ることはできません。彼岸花の別名を後ほどご紹介しますが、「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」という生態に由来した独特なものも挙げられるのです。ちなみに彼岸花は種子をつけることがないので、球根で増えていきます。路辺や墓地など日当たりの良い場所に多く見かけられる
彼岸花は路傍や田んぼの畔、墓地などの日当たりの良い場所で多く見かけることがあります。日当たりの良い場所を好みますが、木陰などの半日かげの場所でも成長することができるのです。墓地に彼岸花が多いのは、モグラ除けに昔の人が好んで植えたからだという説も興味深いですね。球根には嘔吐や下痢を促す強力な毒がある
彼岸花にはモグラ除けの他にも毒性があるので、扱いには注意が必要です。特に鱗茎の球根には嘔吐や下痢を促す強力な毒が含まれていますので、園芸用手袋を用いて取り扱ったり手を洗ったりすることを心がけましょう。全草にも毒が含まれているため食べたり咥えると危険
球根だけでなく、花や茎、葉にもアルカロイド系の毒性が含まれているので食べたり咥えることも避けましょう。小さなお子様やペットがいる方は、うっかりと咥えることのないよう特に気を付けてあげてくださいね。彼岸花の種類
では、実際にヒガンバナにはどのような種類があるのかご紹介していきましょう。6枚の花被片をもつ赤い花が有名な彼岸花ですが、その他にも地域によっては色々な品種の彼岸花が自生しています。もともと海外から持ち込まれたものが、帰化した植物も含まれているのが彼岸花の大きな特徴です。ヒガンバナ:赤色の花をもつヒガンバナ属の原種
最も有名なヒガンバナは赤色の花をもつヒガンバナ属の原種です。赤い花は原種なので、野生でも繁殖しやすく環境が合えば群生してお花畑を作ってくれます。埼玉県には巾着田と呼ばれる、赤い彼岸花が群生する美しい光景を見ることのできる場所もあるのです。ショウキズイセン:黄色い花をもつ日本でも多く自生している品種
「ショウキズイセン」は黄色い花をもつ彼岸花の品種で、日本の南部と中国で多く自生しています。黄色い花弁は鮮やかさがあり、目を惹きつけますね。このショウキズイセンと同じ黄色や黄緑色の花弁をもつ「カチューシャ」や「喝采」という品種も人気です。特に原産地の中国では多く見かけることがあります。シロバナマンジュシャゲ:白い花を持ち繁殖能力の低い珍しい品種
白い花弁をもつシロバナマンジュシャゲは繁殖能力が低い品種なので、自生しているのをあまり見かけることがありません。主に九州の南部でよく見かけるシロバナマンジュシャゲは、彼岸花とショウキズイセンが自然の中で交配されたことによって生まれた品種だと考えられています。沖縄の首里城の周辺では、白い彼岸花の群生を見ることができるようです。キツネノカミソリ:橙色の花を持ち花弁が斜め上を向いて咲く
東北よりも南に自生しているキツネノカミソリは、東南アジアにも分布する橙色の品種です。花弁が斜め上を向いて咲く特徴があり、彼岸花よりも少し早いお盆の時期に開花する特徴があります。キツネノカミソリという名前は、葉がカミソリのように細長かったことからつけられたという説が有力です。リコリス・インカルナータ:薄いピンク色の花弁に桃紫色の筋がある
中国産のリコリスの原種のひとつである「リコリス・インカルナータ」は、薄いピンク色の花弁に桃紫色の筋がある珍しい品種です。開花すると百合を思わせるような可愛らしさがあり、贈り物などにも喜ばれそうですね。彼岸花とよく間違われるもの
彼岸花にはよく間違われる植物や単語がいくつかあります。ここでは、彼岸花とよく間違われるものについてご紹介していきましょう。ネリネ:ヒガンバナ科ではあるがネリネ属に部類される
ネリネは鮮やかな花色が人気の植物です。ヒガンバナ科なので、よく似た見た目をしていますがネリネ属に分類されるため厳密には違う植物といえるでしょう。ネリネも球根植物なので、毎年花を咲かせる特徴があり園芸品種としても好まれています。ダイヤモンドリリー:ネリネの仲間でヒガンバナ属ではない
ダイヤモンドリリーもネリネと同じようにピンクやオレンジなどの花が美しい植物です。ダイヤモンドリリーはネリネの仲間に分類されていまので、よく似ているもののヒガンバナ属ではなく別物といえるでしょう。ダイヤモンドリリーとネリネが同じ植物だと分類されることもありますが、厳密には違う原種から品種改良された園芸品種なのです。青色の彼岸花:現実には存在しない
「青色の彼岸花」は鬼滅の刃にも名前が登場したキーアイテムです。青い花弁をもつ彼岸花は残念ながら現実には存在しませんが、あったら見てみたいものですね。スペインカンゾウ:別名リコリスだが甘草の一種なので彼岸花とは関係がなく、主に健康に良いハーブとして英語圏で親しまれてきた
スペインカンゾウは淡い紫色の藤のような小さい花をさかせる可憐な植物です。一見、彼岸花とはまったく違う見た目をしているスペインカンゾウですが、別名には英語でリコリスとついています。こちらのスペインカンゾウは甘草の仲間なので健康に良いハーブとして英語圏で親しまれています。リコリス菓子:スペインカンゾウを原料にした北欧のお菓子
リコリス菓子は、そんなスペインカンゾウを原料にした北欧のお菓子です。可愛らしい名前から甘くおいしいお菓子の印象を受けますが、ハーブの仲間の甘草を原料にしているので見た目が真黒く漢方みたいな味がするそうですよ。彼岸花の様々な呼ばれ方と由来
彼岸花は日本に自生する植物の中で、最も別名が多いとも言われています。地方色が強い方言なども含めると、なんと1,000種類近くの別名があるのです。彼岸花:お彼岸の時期に合わせて花が咲くことに由来
代表的な名前である「彼岸花」は前述したように、お彼岸の時期に当たる9月後半に花期を迎えることからつけられた名前です。お彼岸の時期に真っ赤な花を咲かせる様子は、とてもロマンチックな雰囲気がありますね。曼珠沙華:赤い彼岸花からサンスクリット語で赤を意味する言葉が由来
曼珠沙華は仏教に関連したサンスクリット語が由来となっています。赤い花を咲かせることが多かったので、サンスクリット語で「赤」を意味する言葉からつけられたのです。また、曼珠沙華には「天上の花」という意味もあり、めったに見ることのできないおめでたい兆しとも考えられています。死人花・地獄花:お彼岸や墓地という「死」のイメージが由来
彼岸花は墓地に植えられていることが多かったため、「死人花」や「地獄花」というちょっと不吉な雰囲気の名前がつけられています。お彼岸に花を咲かせるのも「死」を関連付けてイメージさせたのでしょう。毒花・痺れ花:彼岸花のもつ毒性が由来
「毒花」や「痺れ花」は彼岸花がアルカロイド系の毒性をもつことから由来となった名前です。彼岸花は飢饉のときに解毒して球根を食べることがあったという説があり、その毒で亡くなったり具合の悪くなった人が多かったため警告としてつけられた名前なのではないでしょうか。狐花:花弁が狐のひげのように見えることが由来
彼岸花の花弁の形は細く絡まるようにして上に広がる特徴をもっています。その花弁がまるで狐のひげのようだったことから狐花という名前がつけられました。狐の生息する場所で咲いていたことからつけられた名前だという説もあります。葉見ず花見ず:葉と花を同時に見られないことが由来
「葉見ず花見ず」は彼岸花の特徴として、葉と花が同時に地上に出なかったことからつけられた名前です。花が咲いている時は葉が出ずに、花弁が枯れて散ってから葉が伸びてくる彼岸花の面白い特徴を象徴していますね。なぜ彼岸花は不吉や縁起が悪いと言われるの?
彼岸花が不吉で縁起が悪いというイメージを持っている方も多いかもしれません。この項目では彼岸花がなぜ、不吉で縁起が悪いと言われてきたのか理由を考察してみたいと思います。お彼岸の時期に咲くから
お彼岸の時期は先祖に思いをはせるとても死に近い時期です。また、彼岸はあの世を意味する言葉ですので、それもまた不吉なイメージとして結びついたのでしょう。墓地の近くに咲いていることが多いから
彼岸花の毒性によって、土葬した遺体をモグラなどの害獣から荒らされないようにした風習があったため、彼岸花は墓地によく植えられています。墓地の近くでよく見かける花というイメージから不吉を連想させたのでしょう。花の形と色が炎のように見えるから
彼岸花の花は上に伸び上がり、まるで茎の先端に炎が灯っているように見えます。幻想的な見た目ですが、花が炎のように見えることから火事を嫌う昔の人には不吉だと嫌われてきてしまったのでしょう。毒をもっているから
全草に毒をもっている彼岸花は、うっかり口にすると死んでしまうこともあったのでしょう。そんな特徴から、彼岸花は不吉で縁起が悪いと思われてきたのだろうと考えられています。彼岸花の花言葉に怖い意味はある?
では、彼岸花の花言葉には実際に怖い意味はあるのでしょうか。彼岸花には非常に多くの花言葉が付けられていますので、ひとつひとつご紹介していきましょう。彼岸花の花言葉に怖い意味はない
結論から言うと、彼岸花の花言葉には怖い意味はありません。彼岸花が怖いと思われているのは、やはり見た目の印象が強いからで花言葉には素敵なものも含まれています。赤い彼岸花の花言葉
まずは、一番よく目にするであろう赤い彼岸花の花言葉をご紹介します。赤い彼岸花は畔や川辺に自生することが多いので一番身近な彼岸花の品種でしょう。情熱
「情熱」という花言葉は彼岸花の燃えるような赤い色から連想させた花言葉です。素敵な花言葉ですが、彼岸花には毒性があるので、プレゼントするのは避けた方が良いかもしれませんね。独立
花茎がすっと伸び上がり一本一本しっかりと咲く彼岸花の特性から「独立」という花言葉が選ばれました。再会
彼岸花は秋に花を咲かせるまで、地上部が何もなくまるで枯れてしまったかのようにも見えます。そんな彼岸花ですが、秋の時期に必ず赤い花を同じ場所で伸ばすことから「再会」という花言葉がつけられたのでしょう。あきらめ
「あきらめ」は彼岸花がお墓に咲くことからどこか哀愁めいた寂しさを感じさせることからイメージさせた花言葉でしょう。悲しい思い出
「悲しい思い出」という花言葉もまた、彼岸花が墓地に咲いていたことから故人との別れを思い起こされたためつけられた花言葉でしょう。想うはあなたひとり
「想うはあなたひとり」という素敵な花言葉は、花と葉を同時に見ることのない彼岸花の面白い特徴からつけられた言葉です。また会う日を楽しみに
お彼岸の時期に墓地に印象的に咲いていた赤い彼岸花を見て、「また会う日を楽しみに」という花言葉が選ばれたのかもしれませんね。黄色い彼岸花の花言葉
次に、黄色い彼岸花の花言葉をご紹介します。黄色い彼岸花はあまり見かけることはありませんが、美しく鮮やかな花色は園芸品種としても好まれているのです。悲しい思い出
赤い彼岸花と同じようにつけられた「悲しい思い出」はやはり、墓地に植えられていたことが由来となった花言葉です。追想
「追憶」という花言葉も、お墓参りに行った際に見かけることがあったため故人との思い出にひたった思い出から連想されました。深い思いやりの心
「深い思いやりの心」はとても良い花言葉ですね。お庭に植えて、花を眺めながら大切な人を思う時間を作るのも良いかもしれません。陽気
「陽気」という花言葉は鮮やかな黄色い花色が、多くの人の目を惹きつけたことからつけられたものです。元気
ビタミンカラーの黄色い花言葉からは「元気」をもらえたため、ポジティブな花言葉がイメージされたのでしょう。白い彼岸花の花言葉
最後に沖縄や首里城のそばでよく見かける白い彼岸花の花言葉をご紹介します。上品で美しい白い彼岸花には素敵な花言葉が選ばれているのです。また会う日を楽しみに
「また会う日を楽しみに」という花言葉は、花を楽しみに待つ心を象徴しているようですね。お墓や墓地でお参りした人の気持ちをもイメージさせるようです。想うはあなたひとり
とてもドラマチックな「想うはあなたひとり」という花言葉は、彼岸花の葉が花を見ることなく、花も葉をみることなく散ってしまうことからお互いを思いあう気持ちを象徴してつけられた花言葉です。純白な白の花弁に清廉な気持ちをイメージしたことから、つけられたのでしょう。彼岸花(リコリス)の育て方
彼岸花のたくさんの魅力をご紹介したところで、最後に彼岸花の育て方についてご紹介します。彼岸花は手をかけなくても環境さえ合えばたくさんの花を咲かせてくれる、育てやすい植物です。湿り気がありつつ水はけのよい場所に置く
彼岸花の好む環境は比較的に湿り気のある水はけの良い場所です。川辺や落葉樹の下などが特に適していますので、お庭に植える時もなるべくそのような自然に近い場所を選んで栽培しましょう。土壌に腐葉土や赤玉土を入れると、水はけが良くなるように土壌を改良することもできますよ。葉っぱが伸びている間は日当たりの良い場所に置く
花が終わって葉が伸び始めたら、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。特に冬場は地面が凍った状態が長く続かないように、日当たりが必要になってきます。そのため、地植えにするとこは冬には葉を落として陽だまりを作ってくれる落葉樹の下などが適しているのです。鉢植えで育てる場合は土の表面が乾いたらたっぷり水をあげる
彼岸花の水やりの方法として、鉢植えで育てている場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。特に乾きやすい春から秋にかけては、球根を枯らさないように地上部がなくなっても水やりを行います。地植えでは水やりをする必要はない
彼岸花を地植えにしている場合は、時に水やりを行う必要はありません。夏場に乾燥が続くようでしたらある程度の水を朝か夕方に与えますが、地面が乾燥していないようでしたら与えなくても大丈夫です。白い花を咲かせるシロバナマンジュシャゲは弱りやすいので注意
白い花をさかせるシロバナマンジュシャゲは繁殖力が低く、弱りやすいので特に注意して手をかけてあげましょう。鉢植えにして、寒い時期は日に当ててあげたり水切れを起こさないように注意してあげたりといったコツが必要です。【まとめ】彼岸花とリコリスは何が違うの?その違いから不吉と言われる理由まで解説
いかがだったでしょうか。 リコリスと彼岸花の違いだけでなく、名前の由来や花言葉についてもご紹介させていただきました。彼岸花には多くの名前がついていて、その中には不吉なものも少なくありませんがそれだけ人々の生活の近くにあった花とも考えられますね。見た目が美しく、幻想的な雰囲気を与えてくれる彼岸花をお庭に植えてみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。- ヒガンバナ属の総称をリコリスと呼ぶが、現在では野生種を彼岸花、園芸種をリコリスと分類している
- 彼岸花は球根をもつ多年草で種子をつけない
- 彼岸花には黄色い花や白い花の品種がある
- ネリネは彼岸花とよく似た見た目だが別の植物
- 彼岸花には1,000種類くらいの別名がある
- 彼岸花が不吉な花と呼ばれるのは墓地に植えられていたことが多かったため
- 彼岸花の花言葉に悪い意味はない
- 彼岸花の育て方は水はけの良い湿った場所を好む