目次
斑入りの個性的な葉っぱが特徴のアグラオネマは、おしゃれな見た目から室内のインテリアとして人気の観葉植物です。アグラオネマにはたくさんの種類があり、葉のデザインやカラーも異なります。
そこで今回は
- アグラオネマの特徴
- アグラオネマのシルバーや白が特徴と種類
- アグラオネマの珍しい形や色が特徴的と種類
- アグラオネマの中でも希少な種類
- アグラオネマのピクタムの特徴と種類
アグラオネマってどんな植物?
インパクトのある斑入りの葉柄が特徴で海外の映画にも登場したことのあるアグラオネマは、インテリア性が高い見た目からプレゼントにも人気の植物です。インテリアとして人気があるとはいえ、アグラオネマについてまだよく知らないという方もいるのではないでしょうか。まずは贈り物にもお部屋のインテリアにもおすすめのアグラオネマの基本情報からチェックしておきましょう。アグラオネマの基本情報
ランダムに入った斑模様の葉が特徴のアグラオネマはインドや東南アジアなどの熱帯地域が原産の観葉植物で、乾燥が苦手で高温多湿を好む植物です。アグラオネマという名前は光沢のある雄しべを輝く糸にたとえて、ギリシャ語の「アグオス(輝く)」「ネーマ(糸)」からつけられました。草丈は10~50cm程度で室内で育てるのにちょうどいい大きさです。 アグラオネマが一躍有名になったのは、ジャン・レノが出演する映画「レオン」に登場したことがきっかけ。ちなみに映画に登場したアグラオネマは「アグラオネマ ニティドゥーム カーティシー」という種類で、丸みのあるシルエットのシンプルな見た目が特徴です。 個性的な見た目の一方で育て方は簡単で、耐陰性があり乾燥に注意すれば管理がしやすいのも魅力。管理が簡単とはいえ、成長に合わせたケアは必要で1~2年に1回は植え替えを行い、同時に「株分け」も行うといいでしょう。株分けは株を切り分けて増やす方法です。他にも「挿し木」という方法で増やすことも可能。挿し木は名前のとおりカットした枝を土に挿す増やし方です。 また葉が茂ってきた場合は剪定をしておきましょう。葉が重なった部分のみでも剪定しておくと、害虫予防になります。肥料を与える時期は5月~9月の生育期に与えてください。冬場は生育が緩やかな時期のため、肥料を与える必要はありません。植物名 | アグラオネマ |
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学名 | Aglaonema |
草丈 | 10~50cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
アグラオネマの花言葉
アグラオネマはおしゃれな見た目からプレゼントにもおすすめです。アグラオネマの贈り物にするときに知っておきたい花言葉には「青春の輝き」と「スマート」の2つがあります。青春の輝き
アグラオネマの花言葉「青春の輝き」は、葉の斑模様を宝石にたとえていたことから名付けられました。グリーンの葉についた模様と、キラキラと輝く青春の雰囲気を重ね合わせているようですね。スマート
アグラオネマの花言葉「スマート」は、上に伸びるスタイリッシュな葉の姿をイメージして付けられました。飾るだけでお部屋をおしゃれに演出してくれるアグラオネマは、存在感も見た目もスマートな植物といえますね。アグラオネマの風水的効果
アグラオネマには金運と仕事運をアップさせる風水効果があるといわれています。ギフトやインテリアにも最適なアグラオネマで、運気をよりアップさせるためのポイントもチェックしておきましょう。金運アップ
アグラオネマには上に伸びる葉があることから、金運アップの風水効果があるといわれています。葉を上に伸ばす植物は邪気を払ってくれるため、良い運気を運び金運も上昇します。より金運をアップさせるためには、運気の出入り口である玄関や北や西側に置くのがおすすめです。仕事運アップ
アグラオネマのもう一つの風水効果は仕事運です。アグラオネマの葉は上向きになっているため、良い運気を引き寄せるとされています。そのため金運だけでなく、仕事運もアップさせてくれるでしょう。金運・仕事運どちらもアップさせてくれるアグラオネマは、開店祝いにもおすすめです。縁起の良さから贈り物としても人気の観葉植物
ご紹介したようにアグラオネマにはポジティブな花言葉や金運・仕事運をアップさせる風水効果があるといわれています。そのため縁起が良い植物として開店祝いや引越し祝いなどの贈り物としても人気です。 さらにはNASAの研究により空気を浄化する作用もあるといわれているため、インテリア以上の力を発揮してくれるのではないでしょうか。このあとはアグラオネマの特徴やさまざまな種類をご紹介するため、プレゼント選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。アグラオネマの特徴
アグラオネマは個性的なシルエットと葉のデザインが魅力的な観葉植物です。アグラオネマの種類をご紹介する前に、葉や模様の特徴について詳しく解説します。アグラオネマは知れば知るほどどれにしようか迷ってしまうくらい、斑の色も豊富です。魅力的な斑模様の葉をもつ
アグラオネマ最大の魅力はやはり迷彩柄のように見える斑模様ではないでしょうか。グリーンの葉にランダムについた斑模様は、目を惹くインパクトがあります。斑模様のつき方によっても雰囲気が変わるため、複数育てて違いを楽しむのもおすすめです。斑模様は種類や個体ごとでそれぞれ違う
斑模様は種類や個体ごとでそれぞれ違うのもアグラオネマの魅力の一つです。種類によって斑模様や葉脈の色が異なるのはもちろん、成長や日光の当たり具合によってもデザインに個体差が出てきます。そのため同じ種類のアグラオネマでも斑の位置や割合が違うのも魅力です。表面に現れる斑の色
アグラオネマの葉の表面に現れる斑の色はそれぞれ異なり、白や黄緑だけでなく近年はピンクや赤色の葉脈や斑模様のデザインも出てきました。ここでは代表的な斑の4つのいろについて解説します。白
白い斑模様が入る種類には「アグラオネマ・マリア」などがあります。グリーンの葉にくっきりと入った斑模様は洗練されたデザインで、どんなお部屋にも馴染みむでしょう。黄緑
黄緑色の斑模様はトリカラーといわれる3色の斑をつけるものに現れやすいカラーです。黄緑といっても濃い色や明るめのカラーなど、ちょっとした違いもあります。濃い緑
濃い緑の斑模様には希少な種類である「アグラオネマ・モデスツム」などがあります。濃い緑のためインパクトはありませんが、シンプルで和風のお部屋にも合う種類です。銀
銀色の斑模様は細長い葉が特徴の「シルバークイーン」などにつきます。銀色の落ち着いた斑模様で、モノトーンのシンプルなお部屋にも馴染みむデザインです。アグラオネマの種類【シルバー・白が特徴編】
ここからはいよいよアグラオネマの種類について解説します。まずはシルバーや白の葉が特徴の種類を3つご紹介。シルバーや白の斑模様でも葉のシルエットなど少しずつ違う部分もあります。シンプルで落ち着いた雰囲気のアグラオネマをお探しの方は必見です。アグラオネマ・シルバークイーン
アグラオネマ・シルバークイーンはアグラオネマの中でも代表的な種類です。アグラオネマとして多く流通している
アグラオネマ・シルバークイーンはアグラオネマとして多く流通している種類で、入手もしやすい品種。銀色の斑模様はグリーンよりも面積が大きく、インパクトもあります。耐陰性が強いのはもちろん、斑模様がくっきりしているためインテリアプランツとして非常に人気が高い種類です。艶のない葉っぱが特徴的な品種
アグラオネマ・シルバークイーンは艶のない葉っぱが特徴で、落ち着いた雰囲気もあります。葉のシルエットは細長い楕円形で、縁は滑らかです。斑模様はくっきりしている一方でマットな質感のため、どんなお部屋にも馴染むのも魅力ですね。アグラオネマ・シルバーキング
アグラオネマ・シルバーキングはシルバ―クイーンと似たデザインで、こちらも人気のある品種です。シルバークイーンと同様に流通量が多い
アグラオネマ・シルバーキングはシルバークイーンと同様に流通量が多い種類です。名前のとおり矢印のような銀色の斑模様があり、艶のない葉っぱが特徴。落ち着いた雰囲気があり、さまざまなインテリアに馴染みます。シルバークイーンよりも銀色の面積が大きいのが特徴
シルバーキングはシルバークイーンよりも銀色の斑模様の面積が大きいのが特徴です。斑模様の大きさ以外は、シルバークイーンとほとんど変わらず見分けるのが難しい場合もあります。アグラオネマ・ペッナムヌン
アグラオネマ・ペッナムンは白い斑入り模様が特徴のスタイリッシュなデザインの種類です。葉の白い部分の面積が大きいのが特徴
アグラオネマ・ペッナムヌンは葉の白い斑模様が大きいのが特徴です。中にはピンク色の縁取りがされているものもあり、同じペッナムヌンでもより南国の雰囲気を感じられる種類もあります。流通量が少ないが安値で手に入れることができる
アグラオネマ・ペッナムヌンはシルバークイーンなどに比べて、流通量が少ない一方で安い値段で入手できる種類。お手頃な一方でなかなかお目にかかれない種類のため、ホームセンターではなく園芸店や観葉植物の専門店で探すのがおすすめです。アグラオネマの種類【珍しい形・色編】
続いてはアグラオネマの珍しい形や色をした種類をご紹介します。アグラオネマは斑模様が異なるのはもちろん、葉の形や色もさまざま。シンプルなデザインも魅力的な一方で目を惹く珍しい形や色のアグラオネマは、インテリアのアクセントが欲しい方やお店に飾りたいときにもおすすめです。珍しい形や色のアグラオネマを3つご紹介します。アグラオネマ・マリア
アグラオネマ・マリアはスタイリッシュな葉の形が魅力的な種類です。葉が上に向かって生えるのが特徴
アグラオネマ・マリアは楕円形の葉が上に向かって生えているのが特徴です。葉の縁は緩やかに波打ったものが多く、スタイリッシュなだけでなく柔らかい雰囲気も持ち合わせます。アグラオネマの中では比較的葉っぱの緑色の面積が大きい
アグラオネマ・マリアはアグラオネマの中では、比較的葉っぱの緑色の面積が大きいのも特徴です。白い斑はまだら模様で繊細なデザインです。濃い深緑が白い斑点を際立たせる
グリーンが多いアグラオネマ・マリアは光沢のある濃い深緑の葉も美しく、白い斑模様をより際立たせています。斑模様の面積は少ない一方で濃い深緑が引き立ててくれるため、バランスのよいデザインが楽しめる品種です。アグラオネマ・ジュエリー
アグラオネマ・ジュエリーは元気な印象が伺えるインパクトのある斑模様が魅力的な種類です。アグラオネマの中では珍しいピンク色の斑模様をもつ
アグラオネマ・ジュエリーは珍しいピンク色の斑模様が美しい品種で、飾るだけでポップな雰囲気でインパクトがあります。葉脈に添ってピンク色が入ったものや全体的に赤っぽく染まったデザインなどがあり、フェイクグリーンと見間違うほどの美しさも魅力です。別名は「アジアの宝石」
アグラオネマ・ジュエリーには「アジアの宝石」という別名もつけられており、とくにタイでは富裕層のお部屋によく飾られています。ピンクとグリーンの葉色はお部屋のアクセントにもなるため、インテリア性も運気もよりアップできるのではないでしょうか。アグラオネマ・ロタンダム
アグラオネマ・ロタンダムは濃いグリーンと赤色の葉脈が特徴の珍しい種類です。葉脈に赤色の筋が入っているのが特徴
アグラオネマ・ロタンダムは葉脈に赤色の筋が入っていて、全体的に葉は丸みのあるシルエットになっています。葉は濃いグリーンで光沢があり、和風のインテリアにも馴染むデザインです。別名は「レッドライン」
アグラオネマ・ロタンダムは赤い葉脈があることから、別名「レッドライン」とも呼ばれています。ペンで葉脈をなぞったようなレッドラインは、南国の雰囲気とは違う洗練された雰囲気も魅力です。育てるのが難しく上級者向けの品種
アグラオネマ・ロタンダムはアグラオネマの中でも育てるのが難しい、上級者向けの品種です。基本的にアグラオネマは高温多湿を好む一方で、ロタンダムは葉水をしすぎなどで多湿が続くと葉が腐りやすい種類。そのため他のアグラオネマよりも過湿に注意し、年間を通して乾燥気味に栽培する必要があります。葉が繊細なため気候に合わせてこまめなケアが重要な種類です。アグラオネマの種類【希少種編】
品種改良が発達しているアグラオネマには希少な種類もたくさんあります。希少種は一般的な園芸店やホームセンターでは入手できないため、観葉植物の専門店や通販で探すのと見つかりやすいでしょう。アグラオネマの希少品種を2つご紹介します。アグラオネマ・カーティシー
アグラオネマ・カ―ティシーは、白色の斑模様が特徴の希少種です。アグラオネマの中でも希少価値が特に高い品種
アグラオネマ・カ―ティシーはアグラオネマの中でも希少価値がとくに高い品種です。草丈は90cmまで伸び、オークションでも高値で取引されています。映画「レオン」で主人公が育てていた品種として有名
アグラオネマ・カーティシーは映画「レオン」で主人公が育てていた品種としても有名です。殺し屋である主人公の「最高の友」として大切に育てられていたシーンは、印象的で話題となりました。白く筋の入った斑模様が魅力的
アグラオネマ・カーティシーは白い筋の入った斑模様が美しい品種です。白い筋の間隔が狭く、マーブル模様のような繊細さがあります。白い筋と明るいグリーンの葉は爽やかで、柔らかな印象のアグラオネマです。アグラオネマ・リリアン
アグラオネマ・リリアンは希少価値は低いものの、カティシーと似ている品種です。よく間違われるほどカーティシーと似ている
アグラオネマ・リリアンはカティシーと似ている品種で、グリーンの葉に白い筋が入っています。カーティシーよりもさらに葉が細長い楕円形になっているものが多く、スタイリッシュな印象です。カーティシーと比べ光沢が少ない
アグラオネマ・リリアンはカティシーと比べて葉の光沢が少ないのが特徴です。光沢が少ない分、葉色も若干くすんだ緑色に見えます。高値のカーティシーとして売られていることがある
アグラオネマ・リリアンはカーティシーとして高値で売られていることがあります。カーティシーよりは流通していますが見分けるのが困難なため、実はアグラオネマ・リリアンだったなんてこともあるようです。見分けるポイントは細長い葉とマットな質感、そして少し小ぶりなものがリリアンの可能性があります。リリアン自体の希少価値は低い
リリアンはカーティシーとよく似ている一方で、希少価値は低く比較的入手しやすくなっています。とはいえ、一般的な園芸店やホームセンターではお目にかかれないため、専門店や通販などで探すのがおすすめです。アグラオネマの種類【ピクタム編】
アグラオネマにはピクタムという種類もあります。ピクタムとは「彩色された」という意味で光沢が少なく、モザイクのようなデザインの中に複数のカラーが混ざった葉のアグラオネマのことです。人が描いたような美しいデザインで目を惹くピクタムには呼び名がいくつかあります。表面に現れる色の数によって呼び方が変わる
アグラオネマのピクタムは葉の表面に現れる色の数によって呼び方が変わり、主に3つに分類されています。ピクタムの3つの呼び方は次のとおりです。2色:アグラオネマ・ピクタム・バイカラー
2色のモザイクや迷彩柄の斑模様はアグラオネマ・ピクタム・バイカラーと呼びます。流通数は多いため希少性は低い一方で、ランダムな斑模様は見ていて飽きません。成長するたびに変化する斑模様は私たちをワクワクさせてくれますよ。3色:アグラオネマ・ピクタム・トリカラー
3色のモザイクや迷彩柄の斑模様はアグラオネマ・ピクタム・トリカラーと呼びます。3色になると一気に流通数が少なくなるため、希少性が高く高値で取引される種類です。アグラオネマに「AZ便」や「TB便」の表示がある場合は、信頼された業者から取り寄せたもので高品質の証となり、より高値がつきます。4色以上:アグラオネマ・ピクタム・マルチカラー
4色以上のモザイクや迷彩柄の斑模様はアグラオネマ・ピクタム・マルチカラーと呼びます。4色以上であるため当然ながら市場に出回ることが少なく、非常にレアな種類です。ピクタムの中ではトリカラーが一番人気
ピクタムの中では3色のトリカラーが一番人気です。株の大きさや斑模様の入り具合によっても異なりますが、3.5号鉢で1万円前後の価格が一般的。トリカラーは個体差もはっきり出て、葉っぱごとのデザインの違いもわかりやすいため観賞用には最適ですね。ピクタムの主な種類
アグラオネマの葉のデザインを思う存分楽しめるピクタムの主な種類を4つご紹介します。アンダマン
アンダマンはアンダマン諸島で採取される種類で、トリカラーのアグラオネマです。3色のカラーがはっきりしていて、トリカラーの中でもっとも高値で取引される種類。葉の縁は波打っており、葉っぱが横に広がるのも特徴です。コレクターのあいだでは知らない人はいないほど、希少で有名な種類といえます。ニルヴァーシュ
ニルヴァーシュは葉の中央に白い斑が入ったピクタムで、爽やかな印象のアグラオネマです。濃いグリーンに縁取りされた葉は立体感があり、魅力的なデザイン。ニルヴァーシュも希少でコレクター人気が高い種類です。エウレカ
エウレカはトリカラーの中でも葉が細長く、スタイリッシュな雰囲気が特徴です。希少ではあるものの、トリカラーの中では比較的お手頃な値段で入手できます。元祖
元祖は名前のとおり最初に流通したトリカラーといえる品種で、落ち着いた彩度の葉が特徴です。2000年代ではトリカラーといえば「元祖」を意味しており、コレクターのあいだでは以前から馴染みのある品種。近年は品種改良が発達しさまざまなトリカラーを楽しめるようになりましたが、以前からある彩度や柄のアグラオネマを元祖と呼んでいます。【まとめ】アグラオネマにはどんな種類があるの?特徴からおすすめ品種を紹介
今回はアグラオネマの種類について詳しく解説しました。 今回のポイントは- アグラオネマは個体差のある葉の斑模様や色彩が魅力的な観葉植物
- アグラオネマのシルバーや白が特徴と種類には代表的なシルバークイーンやシルバーキング、希少で安価なペッナムヌンがある
- アグラオネマの珍しい形や色が特徴的と種類には濃い緑色の部分が多いマリアやピンク色の斑のジュエリー、赤色の葉脈が美しいロタンダムがある
- アグラオネマの中でも希少な種類には映画「レオン」に登場したカ―ティシーや光沢が少なく細長い葉のリリアンがある
- ピクタムは色彩が2色のバイカラーと一番人気で3色のトリカラー、4色以上のマルチカラーがある