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皆様はゴムの木を育てていますか?ゴムの木は比較的育てやすい観葉植物として人気があり、特に初めて観葉植物を育てる初心者さんにおすすめな品種としても有名です。 そんなゴムの木は暮らしに馴染む大きな葉っぱが特徴的であるものの、実は幹がなかなか太くならないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回の記事では、「ゴムの木の幹を太くしたい」という方に向けて、どのような育て方をすればいいのか、またゴムの木の幹を太くしたい時のポイントなどを、以下の流れで解説していきます。
- ゴムの木の幹を太くしたい!ゴムの木の幹を太くしたいけれど、それはそもそもできるの?
- ゴムの木の幹を太くしたいけれど、幹がひょろひょろに!ゴムの木の幹が細い原因を解説
- ゴムの木の幹を太くする方法①:日光にあてる方法について解説
- ゴムの木の幹を太くする方法②:適度な水やりの方法について解説
- ゴムの木の幹を太くする方法③:肥料を与える方法について解説
- ゴムの木の幹を太くする方法④:定期的に剪定を行う方法について解説
- ゴムの木の幹を太くする方法⑤:植え替えを行う方法について解説
- ゴムの木を曲げて楽しむやり方を解説
- ゴムの木の幹を太くしたいときにはどうするのかのまとめ
ゴムの木の幹を太くしたい!幹を太くすることはできる?
それではまずは、ゴムの木の幹を太くしたいと思った時に必要な情報である、そもそもゴムの木の幹を太くすることはできるのかについて解説していきます。ゴムの木の幹を太くすることはできる!
結論からお伝えすると、ゴムの木の幹を太くすることはできます!そのため、適切な生育や管理を知る必要があることが重要になります。幹を太くするには時間がかかる
また、ゴムの木の幹を太くすることはできるものの、「幹を太くしたい!」と思ったからと言って、やはり実際に幹を太くするには時間がかかる事実はあらかじめ知っておいた方がいいでしょう。年単位で時間が必要なことでもあるため、ゆっくりと管理して生育する心の準備をしましょう。幹がひょろひょろ!?ゴムの木の幹が細い原因
続いては、ゴムの木の幹が細い原因について解説していきます。なぜ幹が細くなるのかを知っていれば、細くならないような生育をすることができるでしょう。一番の原因は日光不足
結論からお伝えすると、ゴムの木は十分な日光を浴びていない場合に幹が細く伸びてしまいます。日光不足などの環境が悪いことが原因で植物の光合成が不足すると、成長に必要なエネルギーが足りず、細い幹になってしまいやすくなります。ゴムの木を育てる環境を選ぶ際には、十分な日当たりを確保した場所で栽培しましょう。肥料の与えすぎによる徒長の発生が原因の場合もある
また、肥料の与え過ぎは、植物の徒長を引き起こす可能性があります。徒長が発生すると、伸びた分、枝や幹が細く弱くなります。したがって、適切な肥料を適切な時期に与え、過剰な肥料の使用を避けることが重要です。ゴムの木の幹を太くする方法①:日光にあてる
続いては、ゴムの木の幹を太くする方法について解説していきます。先ほども解説した通り、最も大きな原因は「日当たりの悪い場所での管理」です。そのため、最も肝心な「日光にあてること」についてここからは解説していきます。
ゴムの木の幹を太くしたいなら日光が必要不可欠
ゴムの木の幹を太くしたいのであれば、十分な日光を与えることが必要不可欠です。日光は光合成に必要なエネルギーを与え、新しい成長を促します。したがって、ゴムの木を育てる場所を選ぶ際に、日光がよく当たる場所で栽培しましょう。暖かい時期は室内より屋外で育てるのが理想
また、ゴムの木は暖かい時期には室内よりも屋外で育てることが理想的です。室内よりも屋外の方が日光と自然の風をたっぷり受けることできるので、幹が太くなりやすく、また美しいグリーンの葉っぱもより健康的に保つことができます。暗い場所から明るい場所に移動する際はすこしずつ行う
それに、ゴムの木を暗い場所から明るい場所に移動させる場合は、急激な変化を避けるために徐々に明るい場所に慣れさせていきましょう。長時間直射日光に当たると葉焼けしてしまうので注意が必要
特に、ゴムの木の葉っぱは急に直射日光に当てると葉焼けしてしまい、最悪の場合枯れてしまう可能性があるため、注意深く室内や屋外の移動を行いましょう。ゴムの木の幹を太くする方法②:適度な水やり
続いてのゴムの木の幹を太くする方法は、「適度な水やり」になります。どのように水やりを行えば幹を太くすることができるのかを解説していきます。水不足は成長が遅れる原因になる
ゴムの木は水不足になると、成長が遅れる原因となります。幹を太くしたいのであれば、必ず適切な水分補給を常に行うことが不可欠です。水やりは表面の土が乾燥したら鉢底から流れ出るくらいまで行う
また、水やりは適切な量がもっとも重要であるため、土の表面が乾いたら行うようにしましょう。土の表面が完全に乾いたと感じられるまで水を与え、鉢底から水が流れ出るくらいに水を与えると良いでしょう。水はけのよい土なら春から秋にかけての成長期に毎日水やりを行っても大丈夫
また、ゴムの木を植える土は水はけの良いものを選ぶべきです。特に成長期である春から秋にかけての時期は、毎日水やりを行っても大丈夫です。冬の休眠期には土の表面が乾いて3日ほど経った頃に水やりを行う
冬の休眠期には水やりの頻度を減らし、土の表面が乾いてから約3日経過した頃に水を与えることが健康のためになります。休眠期の水やりは根腐れなどの病気のリスクを高めるため、極力控えめにすることが重要です。ゴムの木の幹を太くする方法③:肥料を与える
続いてのゴムの木の幹を太くする方法は、「肥料を与える」になります。どの頻度で肥料を与えればいいのかをここからは解説していきます。成長期の4~10月の時期に2カ月に1度緩効性の肥料を与える
ゴムの木の成長期は通常4月から10月までの暖かい季節になります。この期間中であれば、緩効性の肥料を2カ月に1度与えることをおすすめします。水に薄めた液体肥料は2週間に1度のペースで水やり替わりに与える
また、水やりの際に水に薄めた液体肥料を使用することも即効性があって効果的です。液体肥料であれば、2週間に1度の頻度で水やりと交互に施すようにしましょう。真夏を除く5~10月の植え替え時にも肥料を与える
ゴムの木を植え替える際、真夏を除いた5~10月に行うことがベストです。この植え替え時にも肥料を施すことができます。新しい土に肥料を混ぜ込むか、根付いた株に肥料を与えることで、しっかりと安定した株に成長させることができます。肥料の与えすぎは悪影響なため注意が必要
しかしながら、幹を太くしたいからと言って肥料の与えすぎは悪影響です。むしろ幹を太くしたいのであれば、適切な量の肥料を与えることが重要であるため、パッケージなどに記載してある肥料の正しい規定量を参考に肥料を施すようにしましょう。ゴムの木の幹を太くする方法④:定期的に剪定を行う
続いてのゴムの木の幹を太くする方法は、「定期的に剪定を行う」になります。幹を太くしたい時は、この剪定は非常に重要なポイントとなります。剪定のポイントや時期、道具は通販などで購入できるというお話しをしていきます。剪定を行わないと光合成の阻害や病害虫発生の原因となる
剪定はゴムの木の健康を保ち、成長を促進するために非常に重要な作業です。伸びすぎた枝や葉っぱを剪定しないと、密生した葉っぱが光合成を阻害し、病害虫の発生の原因になる可能性が高まるため、剪定により通気性を向上させることが大切です。剪定は成長期である春~秋の4月~10月の時期に行う
この剪定は、成長期である春~秋の4月~10月の時期に行うことが理想的です。剪定はあくまでも観葉植物にとっては傷になるため、回復を素早く行うために成長期である必要があります。剪定に必要な道具と剪定方法
続いては剪定に必要な道具と剪定方法について解説していきます。剪定に必要な道具は100均や通販、オンラインショップなどで簡単に入手することができますよ。特にAmazonなどの通販ショップは無料で登録して買い物ができるのでおすすめですよ。必要な道具
- 剪定ハサミ
- 新聞紙
- 手袋(ゴムの木の白い樹液は手をかぶれさせる危険性があるため)
- タオルやティッシュなど
剪定方法
- まず剪定前に鉢の下に新聞紙を敷き、土や枝をすぐに回収できるようにしましょう。
- 次に手袋をつけ、剪定したい場所を決めます。主に枯れている場所や徒長して伸びすぎた箇所などを切ります。
- 綺麗に切ることができたら、切った枝たちを回収し、捨てましょう。
徒長している枝や枯れた枝葉を中心に剪定する
主に剪定をしたい箇所は、徒長している枝や枯れた枝葉を中心にし、健康な葉っぱや新芽は絶対に剪定しないようにしてください。ゴムの木が弱っているときは剪定を控える
また、ゴムの木が弱っているときはうまく成長ができていない時期かもしれないため、しっかりとツヤが出て、元気のある時以外は剪定は控えるようにしましょう。ゴムの木の幹を太くする方法⑤:植え替えを行う
最後のゴムの木の幹を太くする方法は、「植え替えを行う」になります。幹を太くしたい場合はこの植え替え作業も重要になりますので、植え替えのやり方を解説していきます。
ゴムの木は根詰まりによる成長阻害を受けやすい
ゴムの木は、成長が早いため、根詰まりによる成長阻害を受けやすい観葉植物でもあります。そのため、定期的な植え替えが必要になりやすいです。根詰まりしないよう水はけのよい広い場所に植え替えを行う
そういった理由から、根詰まりしないよう水はけのよいサイズの大きい場所に植え替えを行うようにしましょう。鉢植えであれば現在の鉢よりも一回りサイズの大きなものを用意したり、地植えであれば広い庭があるといいでしょう。植え替えは真夏を除く5~10月の暖かい時期に行う
この植え替えは真夏を除く5~10月の暖かい時期に行うことで、安定しやすく失敗せずに植え替えをすることに成功します。冬の寒い時期は根が定着しづらいので、冬場は避けましょう。ゴムの木の植え替え方法
続いては、ゴムの木の植え替え方法について解説していきます。鉢植えへの植え替え
鉢植えの場合は、現在の苗から優しく引き抜き、新しい一回り大きな鉢に植え替えます。この際根っこが傷つかないようにし、水はけの良い用土に植え替えましょう。地植えへの植え替え
地植えの場合も同様に、少し広めの場所に植え替え、水はけの良い用土に植え替えます。鉢植えよりも地植えの方が成長しやすいので、隣接する植物との間には仕切り板などを入れてもいいでしょう。幹を太くするだけじゃない!ゴムの木を曲げて楽しもう!
ここまでは幹を太くしたい時にどんなことをすれば良いのかを解説してきましたが、ここからはゴムの木を曲げて楽しむ方法について解説していきます。ゴムの木は曲げ木することでも楽しむことができる
結論からお伝えすると、ゴムの木は幹を太くするだけではなく、ゴムの木は曲げ木することでも楽しむことができる奥の深い観葉植物でもあります。直立したゴムの木ももちろんインテリアとの相性もいいのですが、観葉植物などのグリーンプランツ専門店などで販売されている曲木の「ウンベラータ」のような品種の見た目にすれば、よりインテリア性も高まり、おしゃれなお家にすることもできるでしょう。ゴムの木の曲げ方には2種類存在する
それに、ゴムの木の曲げ方には2種類存在します。この曲げ方の特徴を2種類解説していきます。螺旋曲げ
一つ目は「螺旋曲げ」です。螺旋曲げは、名前の通り螺旋状にくるくると巻いていく曲げ方で、比較的時間がかかる曲げ方になります。S字曲げ
二つ目は「S字曲げ」です。S字曲げは、前方から見てS字に曲がっているように見せる曲げ方です。比較的曲げやすいのが特徴的です。ゴムの木を曲げるのに必要な道具
続いては、ゴムの木を曲げるのに必要な道具をご紹介していきます。こちらの道具は100均などで購入できますよ。支柱×2
まずは支柱を2つ用意しましょう。支柱は曲げたい方向や向きを決め、固定をする際に必要になる道具です。はさみ
はさみは固定をする際に紐などを切る際に使用する道具です。紐
紐は支柱とゴムの木を固定する際に使用します。長期間曲げていくため、固定が緩まないしっかりとした紐が必要です。ゴムの木を曲げる方法
続いてはゴムの木を曲げる方法を解説していきます。初心者さんでもできるので、ぜひ思い切ってやってみましょう。①曲げる形をイメージする
まずは曲げるイメージを明確にしましょう。例えばおしゃれな曲木のウンベラータが見つかれば、それの写真を撮り、それをモデルにして曲げることもおすすめです。②支柱(2本)を鉢に挿す
次に支柱(2本)を鉢に挿します。曲げたい方向にあった場所に挿さないと固定がしづらく失敗してしまうので、場所は慎重に選びましょう。③支柱を使いゴムの木の幹をイメージした形に曲げる
次に、支柱を使いゴムの木の幹をイメージした形に曲げるようにしましょう。ゴムの木は比較的曲がりやすいので、ググッと思い切って曲げてみることで、曲がった時に理想に近くなりやすいです。④支柱と幹を紐で固定する
最後は支柱と幹を紐で固定しましょう。紐はしっかりとした素材を使用することがおすすめです。紐と支柱幹を固定できたら完成です。【まとめ】ゴムの木の幹を太くしたい!その方法から太くならない原因まで解説
いかがだったでしょうか?ゴムの木の幹を太くしたいときにはどうするべきなのかや、なぜ幹が細くなってしまうのかがしっかりとご理解いただけたのではないでしょうか? ゴムの木の幹を太くしたいときには何をすればいいのか、という今回の記事のポイントは以下になります。- ゴムの木は暮らしに馴染む大きな葉っぱが特徴的で、インテリアとの相性も良い
- 幹を太くするには時間がかかるが、ゴムの木の幹を太くすることはできる
- ゴムの木の幹が細い原因の多くは日光不足であるため、ゴムの木の幹を太くしたいなら日光が必要不可欠
- 剪定を行わないと光合成の阻害や病害虫発生の原因となるが、ゴムの木が弱っているときは剪定を控えるようにすること
- 剪定道具は剪定はさみと手袋、タオルと新聞紙
- 無料で登録できるAmazonで買い物をすれば、家にいながら迅速に買い物ができるのでおすすめ
- ゴムの木は曲げ木することでも楽しむことができ、「螺旋曲げ」や「S字曲げ」などが有名な曲げ方になる