チューリップのおしゃれな植え方を紹介!水耕栽培や寄せ植え方法まで

チューリップのおしゃれな植え方を紹介!水耕栽培や寄せ植え方法まで
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

皆さんはチューリップのおしゃれな植え方について知っていますか?チューリップは秋に球根を植えると春に花が咲きますが、実際に咲いたところをイメージするのは難しい人も多いのではないでしょうか。よく目にするパターンは花壇や植木鉢・ガーデン・プランターに一本ずつ咲いている感じですし、どんな花と一緒に寄せ植えするとよいのだろうと思っておられる方もおられると思います。 そこでこの記事では、
  • おしゃれなチューリップの植え方にはコツがある
  • おしゃれなチューリップの植え方
  • チューリップとビオラの寄せ植えの方法
といったテーマに沿ってご紹介していきたいと思います。 この記事を読み進めながら、チューリップのおしゃれな植え方のベストな方法について理解を深めてくださいね。

おしゃれなチューリップの植え方にはコツがある

まず、おしゃれなチューリップの植え方にはコツがあるというテーマから解説していきたいと思います。チューリップは花壇やガーデン・プランターに植えても映えますし、地植えから鉢植え(寄せ植え)まで幅広く植えられる植物です。

チューリップは秋に植え、春に一輪の花をつける球根植物

チューリップは秋に球根を植え、春に一輪の花をつける球根植物です。学校でチューリップを育てたことがあるという方もおられると思いますが、ユリ科チューリップ属の植物で、開花時期は地域にもよりますが3月~5月で、春を代表する花の一種です。花壇にチューリップが咲いているのを見かけると「春がやってきた」という感覚を実感する方も多いのではないでしょうか。

品種が数千種類もあり、開花後のイメージもしにくいため植え方が難しい

チューリップの品種は数千種類も存在し、開花後のイメージや感覚をつかみにくいため、植え方が難しいとされています。チューリップといえばオランダを連想される方も多いと思いますが、原産地はスペイン・イタリア・カザフスタン・イラン・中国・西シベリアなどの、北緯40度一帯といわれています。中でもトルコから中央アジアにかけてのエリアでは、チューリップの野生種が多く発見されています。

この記事では、チューリップのおしゃれな植え方やデザインについて紹介

この記事では、そんなチューリップのおしゃれな植え方やデザインについてご紹介していきます。おしゃれなチューリップの植え方をマスターし、様々なバージョンのチューリップをおしゃれに植栽して楽しんでくださいね。それでは、おしゃれなチューリップの植栽方法についてみていきましょう。

おしゃれなチューリップの植え方:グループ植え

おしゃれなチューリップの植え方の1つめは「グループ植え」です。チューリップ同士をグループ植えする場合は、少し注意べきポイントがあります。

チューリップ同士で植える際、同じ草丈のチューリップを複数植える

チューリップ同士をまとめて植える際、同じ草丈のチューリップを複数まとめて植えるようにしてください。チューリップは単体ではなかなか見栄えしませんが、最低でも6本をまとめて植えるとチューリップの存在感がグッと増すためおすすめです。この時、同じ高さのチューリップをグループ植えすることで、花部分にボリュームが出るため花壇を華やかに彩ってくれますよ。

植え方のコツは、球根と球根の間を3~4センチで植えること

チューリップをグループ植えするときの植え方のコツは、球根と球根の間を3~4センチ間隔で植えることが大切です。これは地植えの場合でもコンテナや花壇の場合でも同様です。チューリップを植える間隔を広くとってしまうと、単独で植えているのと何ら変わらず、チューリップが倒れるリスクもアップしてしまいます。

おしゃれなチューリップの植え方:デザインにこだわる

おしゃれなチューリップの植え方2つめは「デザインにこだわる」方法です。チューリップには様々な色や草丈を持つ品種があるため、それらをうまく組み合わせて植えることでタイプの違う華やかさを演出できます。

同系色のチューリップを複数用いて、色を合わせて統一感を出す植え方

チューリップでおしゃれなガーデニングを行う1つめの方法は、同じ花色のチューリップを複数用いて、色を合わせることで統一感を出す植え方です。この方法で植えると花部分に立体感を出せますし、全く同じ色で統一すると花部分にまとまりが出るため、圧倒的な存在感をだせます。

草丈の異なるチューリップを用いて、立体感を出す植え方

チューリップでおしゃれなガーデニングを行う2つめの方法は、草丈の異なるチューリップを用いて、立体感を出す植え方です。同じ草丈のチューリップを植えることで、花弁の位置がバラバラにならず花部分にボリュームを出せます。チューリップの背丈がバラバラで花弁の位置が統一されていないと、どうしても単体で植えている時と同じ見栄えになってしまうため、おすすめではありません。

反対色のチューリップを用いて、色鮮やかにする植え方

チューリップでおしゃれなガーデニングを行う3つめの方法は、反対色のチューリップを用いて、色鮮やかにする方法です。反対色のチューリップをまとめて植えることで、お互いの色を引き立て色鮮やかな雰囲気を演出できます。とはいえ、どの色とどの色を組み合わせたらよいのかわからないという方もおられると思います。おすすめの反対色カラーの例は以下の通りです。 <div class=""simple-box4""><p>
  • 黄色系×紫色系
  • 赤色系×緑色系
  • ピンク色系×黄緑色系
  • オレンジ色系×青色系
</p></div>

おしゃれなチューリップの植え方:水耕栽培

次に、おしゃれなチューリップの植え方3つめをみていきましょう。「水耕栽培」でチューリップを植える方法は、室内でも可能なためインテリアとしても人気が高い植え方です。

室内でも育てることができ、おしゃれなインテリアとしても活躍する

チューリップを水耕栽培することで、室内でも育てることができ、おしゃれなインテリアとしても活躍します。一般的に土を使わないで植物を育てる栽培方法を水耕栽培といいますが、水耕栽培の中でも土の代わりに用土(培土)としてハイドロコーンやハイドロボールを使ったり、ゼオライトを使用して栽培する方法を「ハイドロカルチャー」と呼びます。

切り花を水差しに挿す方法と球根から水栽培用する2種類の植え方がある

チューリップの水耕栽培では、切り花を水差しに挿す方法と球根から水栽培を行って育てる2種類の植え方があります。チューリップを水耕栽培で育てる場合は「春化処理」という、球根の下準備を行っておく必要があります。この下準備がしっかりできているか否かで、チューリップを元気に水耕栽培で育てられるかどうかが決まります。

おしゃれなチューリップの植え方:ほかの花と寄せ植えする

おしゃれなチューリップの植え方4つめは「ほかの花と寄せ植えする」方法です。チューリップはほかの花と寄せ植えしても相性が良いため、チューリップだけで植える方法とはまた違った良さがありますよ。

寄せ植えとは、チューリップとそれ以外の花を一緒に植えること

そもそも寄せ植えとは、チューリップとそれ以外の花を同じ鉢に一緒に植えることを指します。寄せ植えの場合は、チューリップをメインにするか、チューリップの淡い色合いの花と対照的な華やかさのある花を一緒に寄せ植えするかでイメージも変わってきます。是非寄せ植えしているところを想像し、自分のイメージに合っているのはどちらかをしっかり見極めてから寄せ植えに挑戦してみてくださいね。

チューリップに寄せ植えするおすすめの花の特徴

それでは、チューリップの寄せ植えをする時におすすめの花の特徴についてご紹介していきましょう。チューリップと寄せ植えするときに選ぶと良い花には、いくつかのポイントがあります。これらの特徴をしっかり把握して、チューリップと相性の良い花をチョイスしてみてください。

チューリップを引き立たせるため草丈は30センチ以下

チューリップとほかの花を寄せ植えする場合、チューリップを引き立たせるために草丈は30センチ以下の植物を選ぶようにしてください。これは、チューリップの草丈が30センチ以下のものが多く、この丈を超えてしまうとチューリップがほかの花に隠れて見えなくなってしまうためです。このほかにもチューリップと寄せ植えする花を選ぶ場合には以下のポイントに注意して選ぶ必要があります。 <div class=""simple-box5""><p>
  • 球根同士の隙間をうまくカバーしてくれる花
  • 根をあまり広げない花
  • 繁殖力が強すぎない花
  • チューリップと同時期に花を咲かせるか、先に花を咲かせても花期がチューリップとかぶる花
</p></div>

チューリップと一緒のタイミングに植えられる秋植え球根の花

では、チューリップと一緒のタイミングに植えられる、秋植えの球根の花にはどのような種類のものがあるのでしょう。たとえば「ムスカリ」「アネモネ」「ラナンキュラス」などがよく知られています。中でもラナンキュラスは2月頃に出回る苗を使うとちょうどチューリップと同時期に花を咲かせてくれます。ラナンキュラスにはピンク色をはじめ、様々な花色がありますし、なんといっても幾重にも重なった華やかな花なので、シンプルなチューリップと相性抜群です。ラナンキュラス以外にもチューリップと寄せ植えするのにおすすめの花として「ビオラ」が挙げられます。

チューリップとの寄せ植えに相性抜群な花はビオラ

ビオラは冬から春まで長く咲き続ける花のため、チューリップとの寄せ植えに相性抜群です。ビオラとチューリップの寄せ植えは、チューリップの球根の上にビオラを植え付けるのがポイントです。この植え付け方を「ダブルデッカー」と呼び、この植え方を行うことでチューリップとビオラが開花した時に、ベストな見栄えが叶います。そうはいっても、チューリップの球根とビオラをダブルデッカーで植える方法なんて難しいのではないかと思った方もおられると思います。そこで、次の項目ではチューリップとビオラを寄せ植えする方法についてご紹介していきます。

チューリップとビオラの寄せ植えのやり方

ここからは、チューリップとビオラのおしゃれな寄せ植えのやり方について詳しく解説していきましょう。チューリップとビオラの寄せ植えは、それほど難しくはないため、読み進めて理解を深めていってくださいね。

準備するもの

チューリップとビオラのおしゃれな寄せ植えを実行する前に、準備しておくべきものがいくつかあります。チューリップの花とビオラを一緒に植えることで、チューリップの球根だけだと冬の間は葉だけですが、ビオラは冬から花を咲かせるため、冬も楽しめる寄せ植えが出来上がります。また、チューリップの球根だけだと、芽が出てくるまでなんの変化もないため水やりを忘れがちになりますが、ビオラの花が咲いていることで冬場でも水やりする習慣やタイミングがわかるというメリットがあります。

植木鉢

チューリップとビオラを寄せ植えするときの鉢は、小さいものではなくある程度大きめの寄せ植え用の鉢もしくはバスケットを使うようにしてください。高さが30㎝程あるものを選ぶことで管理しやすくなりますよ。これは基本的な球根の植え方として、球根の大きさの3倍の深さの位置に球根を植えるのがベストとされていますが、鉢植えではなかなかそうはいかないため、それより浅植えでも特に問題はありません。鉢の全体の丈に対し、根がしっかり張れる位置に球根をセットすることが何より重要なポイントです。

底石

植木鉢に植える時に忘れていけない準備物の一つに底石(鉢底石)があります。これは、鉢底ネットと併せて植木鉢の水はけや害虫を侵入させないためには必須なアイテムです。まず鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上に底石を入れていくことで水はけが良くなります。

肥料入りの培養土

チューリップとビオラの寄せ植えを行う時に準備すべき用土は肥料入りの培養土です。培養土に肥料がすでに入っているものを使う場合は、元肥の用意をする必要はありません。もし肥料が入っていない用土を使う場合は、用土と元肥を混ぜ合わせたものを先に作ってから、植え付けを行うようにしてください。

チューリップの球根

チューリップの球根を選ぶときに注意すべきポイントは、大きくて硬さと重さがあるもので、傷・カビ・斑点・変色などがないものを選ぶようにしてください。すでに芽が出ているものは十分育たない恐れがあるため、初心者の方は避けるほうが無難です。通常チューリップの球根はバラ売りされていますが、5~6球入った袋入りを購入するほうが便利です。また球根は涼しい場所で保管し、気温が下がってから植え付けるようにしてください。

ビオラの苗

ビオラの苗は2~3苗用意し、チューリップの球根を植えた上に植え付けていきますが、ビオラの苗を選ぶ方法にはいくつかのポイントがあります。植え付ける前から弱っている苗ではなく、丈夫で元気な苗を選びひと手間をかけながら育てることで、翌年の春には見違えるほど大きな株に育ちます。そんなビオラの苗を選ぶ場合、以下の3ポイントに注意することが大切です。 <div class=""simple-box2""><p>
  • 茎が太くてしっかりしており、株がぐらつかない苗を選ぶ
  • 花数よりツボミの数が多くついていたり、株から茎がたくさん出ている苗を選ぶ
  • 黄色く変色した葉がなく、葉が鮮やかな緑色でみずみずしいツヤがある苗を選ぶ
</p></div>

寄せ植えの手順

ここからは、チューリップとビオラの寄せ植えの手順についてご紹介していきましょう。以下で紹介する手順の理解を深めることで、チューリップとビオラの寄せ植えがスムーズに実践できますよ。球根で育つチューリップの上に苗で育つビオラを植えることで、植木鉢を華やかにできるため、是非挑戦してみてください。

1.植木鉢の底に底石を敷き、土を入れる

まず、チューリップをビオラを植えようと思っている植木鉢の底に鉢底ネットよび底石を敷きます。その後、肥料がたっぷり含まれた培養土を植木鉢の1/3ほどのところまで土を入れます。この時、土を多く入れないように注意しながら植木鉢に土をそっと入れていくようにしてください。

2.鉢の中央、土の表面から球根1個分くらいの深さに球根を複数置き、土をかぶせる

植木鉢に土を適量入れられたら、鉢の中央および周辺にチューリップの球根を複数置き土をそっと被せていきます。チューリップの球根を置いてしまうと、ビオラを植えにくくなるため、必ず土の表面から球根1個分くらいの深さのところに配置するように心がけてください。ここまで出来たら、次はビオラの植え付けです。

3.ビオラをポットから出して球根より浅い場所に植える

ビオラをポットから出し、チューリップの球根より浅い場所にビオラの苗を植え付けていきます。ポットからビオラの苗を出したとき、土がポットの形をしているため、手で優しくほぐしてください。元の土をほぐすことで、新しい寄せ植え鉢の土になじみ、根をしっかり張ってくれるため、忘れず行うようにしてくださいね。

4.水をしっかりやって、ビオラの花をとれば完成

ここまで出来たら、水をしっかり与え、ビオラの花を摘み取ると完成です。ビオラを植え付ける際にどうしても根を痛めてしまうため、花をとることでビオラの負担を軽くするため花摘みを行います。ビオラの花をチューリップが咲く春まで長く楽しむためには、花柄摘みをこまめに行う必要があります。

【まとめ】チューリップのおしゃれな植え方を紹介!水耕栽培や寄せ植え方法まで

この記事ではチューリップのおしゃれな植え方に関するベストな方法について解説してきましたがいかがでしたか?
  • チューリップは秋に植え、春に一輪の花を咲かせる球根植物である
  • チューリップの品種は数千種類もあり、開花後のイメージもしにくいため植え方が難しい
  • おしゃれなチューリップの植え方には「グループ植え」「デザインにこだわる」「水耕栽培」「ほかの花との寄せ植え」という4つの方法がある
  • チューリップ同士でグループ植えする場合は、同じ背丈のチューリップを複数植える
  • グループ植えする場合のコツは、球根と球根の間を3~4㎝あけて植える
  • 草丈の違うチューリップを寄せ植えすることで立体感を出せる
  • チューリップを水耕栽培をした場合、室内でインテリアとして育てることも可能である
  • チューリップと相性の良い寄せ植えの花は「ビオラ」である
ということが、この記事を読んで理解ただけたと思います。チューリップは地植えでも鉢植えでもおしゃれな植え方ができる植物です。チューリップを水耕栽培するときは、特殊な下準備を行ってから実践する必要があります。是非チューリップのおしゃれな育て方をマスターし、様々な方法でガーデニングライフを楽しんでくださいね。 最後まで読んでいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にも様々な記事をご用意しておりますので併せてご覧ください。