ネモフィラで有名な海浜公園はいついけばいいの?楽しみ方もご紹介!

ネモフィラで有名な海浜公園はいついけばいいの?楽しみ方もご紹介!
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目次

青い花畑をご存じですか? ひまわりやチューリップなど色々な花畑がありますが、最近特に人気の出ている花畑が国営ひたち海浜公園のネモフィラの花畑です。小さいながらも春先に咲き誇る姿は可憐でとてもかわいらしいですね。見るだけではなくこの花畑の中を歩いて楽しめる場所があるんですよ。このネモフィラが丘一面に咲く中を歩いてみたいと思いませんか? そこでこの記事では
  • ネモフィラの日本最大級の規模と花数を誇るのは【国営ひたち海浜公園】
  • 国営ひたち海浜公園のネモフィラの開花時期はいつ?
  • 国営ひたち海浜公園では時間帯ごとに色々なネモフィラが楽しめる!
  • 国営ひたち海浜公園でネモフィラをゆっくり楽しむためのポイント
  • ネモフィラを楽しめる国営ひたち海浜公園のアクセスや入場料金について
についてくわしく解説します。ペット同伴可能かどうかについてや、全国のネモフィラ絶景スポットもまとめました。最後まで読み進めれば、ネモフィラに詳しくなるだけではなく、ガーデニングの美しい公園を知ることができますよ。日本各地にある青い花畑をぜひ訪れ、春の訪れを味わってくださいね。

ネモフィラの日本最大級の規模と花数を誇るのは【国営ひたち海浜公園】

ネモフィラの日本最大級の規模と花数を誇るのは【国営ひたち海浜公園】
テレビやSNSでもかなり絶景スポットとして取り上げられているため、すでによくご存じの方も多いでしょう。しかし改めて国営ひたち海浜公園についてご紹介したいのは、千葉や首都圏から比較的アクセスが容易で、GWにもおすすめの見晴らしの良さも相まって心地よい空間だからなんです。

国営ひたち海浜公園は東京ドーム41個分の広さ

茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園は、広大な敷地を有する公園です。自然豊かなエリアはもちろん遊園地もあって、一日では回り切れないくらい。敷地面積は東京ドーム41個分の広さで、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車、アスレチック広場やバーベキュー広場もあったりと、海の眺望と合わせて自然豊かな時間を楽しめるでしょう。

約530万本の青いネモフィラが広がり日本最大級のネモフィラ畑が楽しめる

ひたち海浜公園では四季折々の花が楽しめますが、一番ご覧いただきたいのは4月に見ることができる日本最大級のネモフィラ畑でしょう。書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』など様々なメディアに取り上げられて、国内外から注目されている絶景スポット。約4.2ヘクタールの広大な「みはらしの丘」に約530万本の青いネモフィラが咲き誇る光景は、別世界に来たような気持になりますよ。

青い空と青いネモフィラが見渡す限り広がる絶景スポット

なんといってもネモフィラ畑の見どころは、透き通る青い空とどこまでも広がっていくような青いネモフィラの花でしょう。10~20㎝ほどの草丈に2㎝前後の青や水色の可憐な花と青空が一体となって、日常ではけして味わえない美しさに圧倒されます。この光景を見たくて毎年通う方も多く、得も言われぬ絶景スポットとなっています。

国営ひたち海浜公園のネモフィラの開花時期はいつ?

国営ひたち海浜公園のネモフィラの開花時期はいつ?
ネモフィラ畑を見てみたいという方へ、開花時期や見頃についてご紹介します。ネモフィラの咲くみはらしエリアは、傾斜があるので園内を歩きやすい服装とスニーカーでお出かけするといいでしょう。

ネモフィラの開花時期は4月中旬〜5月中旬

国営ひたち海浜公園は、ネモフィラのほかにも行楽シーズンに向けて様々な花の開花時期がずらして栽培されています。その中でも、ネモフィラは開花時期が4月中旬~5月中旬長く予定を立てやすいでしょう。例年GWはたくさんの人が訪れます。でもタイミングを逃すと開花前だったり、ピークを過ぎていたりしますから、ぜひ開花時期を確認してから予定を立ててくださいね。

見頃のピークは7分咲きから1週間〜10日程

開花時期が長いネモフィラですが、見頃のピークは7分咲きから1週間~10日くらい。一斉に咲き誇る花畑はそれはもう感動します。暖かくなる時期ではありますが、海からの冷たい風や突然の霜で開花時期と見頃が多少ずれることもあるので、国営ひたち海浜公園のホームページをチェックしておきましょう。最新情報が掲載されていますよ。

毎年開花状況が少しずつ違うため事前にチェックするのがおすすめ

海浜公園のホームページはもちろん、メディアでも毎年の開花状況を確認することができます。やはり花や植物は気候によってちょっとずつ時期が前後にずれてしまうもの。せっかくレンタカーで出向いたのにまだ咲いていなかった、なんてことにならないためにも、事前に情報をチェックして、出かける日の調整をおすすめします。

国営ひたち海浜公園では時間帯ごとに色々なネモフィラが楽しめる!

国営ひたち海浜公園では時間帯ごとに色々なネモフィラが楽しめる!
実は見頃の時期でも、朝や昼そして夕方で色んな表情が楽しめるんです。ネモフィラの花が時間ごとに移り変わる姿を追ってもいいですし、一番好きな時間帯に訪れてもいいでしょう。あなたのお気に入りのネモフィラを見つけてみてください。

早朝:花が少し閉じており、時間経過と共に花びらが開いていく様子が楽しめる

早朝に訪れる時は、ネモフィラの神秘的な美しさが見られるでしょう。比較的人も少ない時間帯で、花が少し閉じていて、花開く前のつぼみに近い姿がまたきれいなんです。日が昇るにつれてだんだんと花開いていく様子をじっくりと観察できるうえ、朝露に濡れた様子も日によっては見ることができますよ。

午前中:天気が良ければ青い空とネモフィラが繋がる景色を楽しめる

午前中に訪れた時は、抜けるような青空とネモフィラが一体化したような景色が楽しめる時間帯です。地面近くにしゃがんでみると、余計なものがなくなり、本当に地面から空まで水色一面になります。花びらが開いて、しべとのコントラストもじっくりと観察できるので、接写するのもおすすめ。ただ訪れる方が多い時間帯ですから、周囲の人に配慮しながら楽しむようにしてください。

お昼頃:より一層青がくっきりと見え一面の青い空とネモフィラが楽しめる

お昼から午後にかけては、より青が深まった青空とネモフィラが楽しめる時間帯ですくもりになってもキレイに写真が撮れるのはお昼です。薄い色合いの花であるネモフィラは、快晴よりも少しくもりの日の方が色がキレイに移ります。写真を撮りたい方や撮り慣れていない方は、お昼に写真を撮るようにしましょう。混雑も予想されますから、丘のふもとから見上げるように楽しむのもいいですよ。

夕方:夕陽と影で落ち着いた雰囲気のネモフィラが楽しめる

夕方もまた見事な景色が見られる時間帯です。夕日のオレンジと深みのある青色に変化したネモフィラは見事な光景ですよ。暗くなってきますので気をつけて歩く必要になりますが、落ち着いた雰囲気を楽しみたい方は夕方がおすすめ。光と影のドラマチックな撮影や、逆光の写真ができます。混雑も昼に比べて解消されるので、じっくりと景色を見て歩くことができます。

国営ひたち海浜公園の公式ブログでは朝と夕方をおすすめ

色んな景色を楽しめる時間帯でしたが、お気に入りの時間帯はありましたか? 国営ひたち海浜公園の公式ブログでは早朝と夕方をおすすめしています。お好みの時間帯を目指して訪れてもいいですし、国営ひたち海浜公園の公式ブログでおすすめしている時間帯を訪れてもいいでしょう。

国営ひたち海浜公園でネモフィラをゆっくり楽しむためのポイント

国営ひたち海浜公園でネモフィラをゆっくり楽しむためのポイント
おすすめの時間帯をご紹介したところで、ネモフィラをゆっくり楽しむためのポイントを解説します。初めて訪れる方、何度も訪れている方もより楽しめるよう、おすすめをまとめました。

ピーク時の4月下旬より先に行ってみる

国営ひたち海浜公園にはネモフィラ以外にもたくさんの花が植えられています。ネモフィラの開花状況に合わせて訪れるのもいいのですが、ぜひ菜の花やスイセンも一緒に楽しんでみませんか?

菜の花やスイセンも一緒に楽しめる

3月上旬から5月にかけて、スイセンの丘やガーデンでは菜の花やスイセンの群生が楽しめます。ネモフィラのピーク時の4月下旬より前に訪れれば、早春の花とネモフィラがだんだんと成長していく様子が見られますよ。開花した見事な景色もおすすめですが、徐々に水色が広がっていく丘を眺められるでしょう。

4月中旬から下旬にはチューリップも楽しめる

4月下旬より前もおすすめですが、4月中旬から下旬もかなり見ごたえある景色が広がっています。たまごの森フラワーガーデンに植えられたチューリップが、4月下旬にもなると満開になります。ネモフィラとチューリップの開花時期はかなり短い期間しか重ならないので、一緒に見られるのは貴重な季節でしょう

朝や夕方に行ってみる

時間帯を変えてみるのもまた変化があっておすすめです。日中は色が鮮やかで見ごたえあるのはもちろんですが、午前中や夕方のネモフィラをじっくりと見つめるのもまた趣があります。

午前中や夕方は人が少なめで混雑を避けられる

朝の7時~9時そして12時にかけての午前中は人が少なめなので、混雑するのが苦手な人にはおすすめです。ゆっくり景色を楽しめるでしょう。また夕方の16時~17時は肌寒くなってきますが、夕日とネモフィラとのコントラストが美しいですね。ぜひ羽織る物を一枚持参して、お出かけしてください。

ひたち海浜公園のブログでも朝と夕方のネモフィラをおすすめと紹介

ひたち海浜公園の公式ブログでも朝と夕方のネモフィラをおすすめしているのは、わけがあります。朝と夕方は混雑していないというのもありますし、職員さんだけが見られていた絶景をぜひ見てほしいからです。くわえて色の薄いネモフィラは少し暗めの方がよく見られるため、ぜひネモフィラをじっくり見たい方は朝と夕方に出かけてみましょう。

国営ひたち海浜公園のネモフィラはペットと楽しめる?

国営ひたち海浜公園のネモフィラはペットと楽しめる?
そんな海浜公園はいくつか約束を守れる場合に限って、ペットを一緒にネモフィラを楽しむことができます。大切な家族であるペットと一緒に季節の花を楽しめるなんて素敵なことですよね。

ペット同伴誓約書に記入すればペットと入園OK

結論から申し上げますと、ペット同伴誓約書に記入すれば一緒に入園OKです。誓約書の内容を理解した上で署名して、誓約書はゲートスタッフに渡してください。入園OKとはいえ、やはり他の入園者もいるためリード無しで園内を回ったり、排泄物などの放置をしたりと明らかに公共ルール違反をしている方は退園させられますよ。気をつけてくださいね。

ペット同伴のルールを守ってペットと楽しもう

じゃあどんなペット同伴のルールがあるの? と気になる方に向けて、公式ホームページではルールを公開しています。例えば、リードを必ずつけることや排泄物は持ち帰ることをはじめなどなどありますから、ぜひ参考にしてください。
  1. 必ずリード(綱)を付け、リードの長さを2m以内を使用する
  2. 混雑時はリードの長さを1m以内、伸縮リードは必ずロックする
  3. フンは飼い主が責任を持って持ち帰る
  4. シーサイドトレイン(園内周遊バス)・プレジャーガーデン(遊園地)内遊戯施設については、基本的にペット同伴でのご利用は出来ない
  5. 園内では巡視員及び係員の指示に従う
  6. ペットが他の入園者に吠える、飛びかかる、噛みつく等の場合は、飼い主の責任において処置する
  7. サイクリングコースにペットを同伴、並走のは不可
  8. 自転車のカゴにペットを乗せて走行するのはできない
 

ネモフィラを楽しめる国営ひたち海浜公園のアクセスや入場料金について

ネモフィラを楽しめる国営ひたち海浜公園のアクセスや入場料金について
ネモフィラを楽しめる国営ひたち海浜公園を旅行の日程に入れる方も多いでしょう。交通機関や車でのアクセスはいいのかな、入場料金はいくらなのかなとか気になることもありますね。このトピックは海浜公園の基本情報やアクセスなどについてお伝えします。

【茨城県ひたちなか市】国営ひたち海浜公園の基本情報

茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園は、高速道路やJR常磐線の勝田駅からアクセスしやすく車でも電車でもおでかけしやすい公園です。広大な敷地内には自然公園やバーベキューエリア、西口エリア、遊園地エリアなどもあって、お子様とアクティブに遊んでもよく、景色をゆっくり眺めてもよい公園になっています
住所 茨城県ひたちなか市馬渡605-4
電話番号 029-265-9001
開園時間 9:30〜17:00 季節により変更あり
休園日 毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日) 12月31日、1月1日 2月の第1月曜日からその週の金曜日まで
駐車場 「西駐車場」「南駐車場」「海浜口駐車場」の3つの駐車場
 

国営ひたち海浜公園までのアクセス

国営ひたち海浜公園までのアクセスは、自動車や電車、バスでのアクセスも非常によいため予定を組みやすいのではないかと思います。

自動車でのアクセス

自動車でのアクセスも非常に便利ですよ。東京宇都宮方面からは、北関東自動車道~常陸那珂有料道路を使用して、ひたち海浜公園ICで下りれば南側駐車場と西駐車場へ停められるでしょう。 いわき仙台方面からは、常磐自動車道の日立南太田ICで下りて約15㎞ほどで到着です。ネモフィラを見るのなら、西口ゲートから入園できる西駐車場へ停めるといいでしょう

電車でのアクセス

電車でのアクセスはJR常磐線の勝田駅が最寄り駅になっています。品川方面からは特急で約85分、いわき方面からは特急で約60分。電車を降りたら路線バスやシャトルバスも出ていますので、ぜひご利用ください。

バスでのアクセス

勝田駅まで来たら路線バスを利用するのが便利ですよ。勝田駅の東口2番乗り場から、茨城交通バスで海浜公園西口まで約15分、海浜公園南口まで約20分で到着します。平日の直行便については利用状況や天候により変更がありますよ。 東海駅の東口1番乗り場から路線バスが出ています。海浜公園西口まで約30分かかりますが、どちらもおすすめです。

阿字ヶ浦駅から公園までは無料のネモフィラシャトルバスが運行

実はJR常磐線の勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換えて、阿字ヶ浦駅まで行くことが可能です。勝田駅から約30分、阿字ヶ浦駅からネモフィラの開花時期に合わせて無料のネモフィラシャトルバスが運行されています。臨時のシャトルバスは海浜口で降りるため、みはらしの丘までは少し歩くことになります。最寄りの入り口である西口で降りたい時は、阿字ヶ浦駅からスマイルあおぞらバス那珂湊コースで向かうといいでしょう。

国営ひたち海浜公園の料金

国営ひたち海浜公園の料金は、季節によって変更があります。特にネモフィラシーズンになると、花畑の充実や休憩スペースの設置、臨時案内所の開設等のため少し上がります。 通常シーズン
  • 大人(高校生以上)  一般 450円 / 団体 290円
  • シルバー(65歳以上) 一般 210円 / 団体 210円
  • 中学生以下     無料
ネモフィラ、コキアシーズン
  • 大人(高校生以上)  一般 700円 / 団体 540円
  • シルバー(65歳以上) 一般 460円 / 団体 460円
  • 中学生以下     無料
団体料金は20名以上大人、シルバー、小中学生を合わせた人数でも可)から、現金のみでのお支払いになります。事前に電話で予約をお願いします。また2日券もあり、多少割安になりますよ。 決済についても現金以外に、VISAやMasterCard、JCBでのクレジット決済、Suica・PASUMOなどの交通系ICの電子マネー決済、PayPay、楽天ペイ、d払い、auPay、メルペイなどのQRコード決済が可能です。

西口サイクルセンターで自転車をレンタルしてサイクリングも楽しめる

ひたち海浜公園には各所にレンタサイクルセンターがあり、ネモフィラの咲く丘を眺めながらサイクリングを楽しんでもいいですね。みはらしの丘に近いのは西口サイクルセンターです。他の入り口にもサイクルセンターがありますから、園内での目的に合わせてご利用ください。

記念の森レストハウスではネモフィラブルーティーが楽しめる

ネモフィラを心行くまで眺めた後は、記念の森レストハウスで休憩してみてはいかがでしょう。みはらしの丘に一番近いレストハウスは、丘を眺めるカフェテラスです。最寄りのゲートは、西口・翼のゲート。開店時間は10時から閉園1時間前まで。季節のスイーツを楽しめるほか、ブレンドコーヒーやラテ、懐かしいババヘラアイスがおすすめです。 また、ネモフィラが咲いている期間にぜひ飲んで欲しいのが、ネモフィラブルーティー。レモングラスとバタフライピーの青いおしゃれなハーブティーで、味でもネモフィラを楽しめますよ。

国営ひたち海浜公園は季節の花を一年中楽しめる場所

国営ひたち海浜公園は季節の花を一年中楽しめる場所
国営ひたち海浜公園はネモフィラだけではなく、季節の花を一年中楽しめる場所なんです。春はもちろん、夏、秋、そして冬も表情の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

7つのエリアに分かれており季節ごとの花を楽しめる

ひたち海浜公園は、ネモフィラやコキアが楽しめるみはらしエリアのほかに6つのエリアがあり、沢田湧水池を中心にした樹林エリア、アスレチック広場のある草原エリア、砂丘の様子が観察できる砂丘エリア、フラワーガーデンや建物が集中した西口エリア、並木道や泉の広場のある南口エリア、遊園地のあるプレジャーガーデンエリアに分かれています季節ごとに楽しめる花が変わるのもひたち海浜公園の見どころですね。

春に楽しめる花

春に楽しめる花はたくさんありますが、チューリップはもちろん、特に3月中旬から開花し始めるナノハナ、スイセン、ネモフィラは必見です。

ナノハナ

スイセンの丘で3月下旬から咲き始めるのは、早咲きのナノハナです。周囲の草木がまだ寒さで目覚めていない時期に一面の鮮やかな黄色はぱっと明るくなりますね。スイセンの丘をぐるりと囲むように咲いた早咲きナノハナは、4月以降になるとみはらしの里でも咲き始めるようになりますよ。

スイセン

スイセンの丘の一部とそしてスイセンガーデンで楽しめるのは、様々な品種のスイセンです。松林や桃のピンク色の花が咲く合間に広がる100万本のスイセンは見事の一言。3月下旬から4月上旬まで、1hのスイセンガーデンからひたち海浜公園のフラワーリレーは始まるといってもいいでしょう。

ネモフィラ

みはらしの丘で4月中旬から5月上旬まで見られるネモフィラは、フォトジェニックなことから様々なメディアで取り上げられています。ひたち海浜公園で植えられているネモフィラの品種はインシグニスブルーというホームセンターでもよく見かける品種です。爽やかな水色と青空のコントラストが見事ですよ。

夏に楽しめる花

夏もまた見ごたえのある花の景色が楽しめますよ。バラやアジサイ、ジニアはもちろん7月からの緑のコキアやヒマワリはぜひ見ておきましょう。

緑コキア

コキアはネモフィラが終わった後のみはらしの丘で見ることができますよ。夏の間は緑色の丸々とした可愛らしい形と柔らかな感触が楽しめます。コキアは別名ほうき草ともいい、昔はこの茎を乾燥させほうきを作っていたそうです。ちなみに秋になったら赤く色づいたコキアが見られるでしょう。

ヒマワリ

8月中旬からみはらしの里、泉の広場フラワーガーデンで楽しめるのは鮮やかな黄色のヒマワリ畑です。夏の代表的な花のヒマワリと民家園ののどかな景色を楽しみながら歩いていくと、日本の夏を感じられるでしょう。様々な品種が植えられているので、お好みの品種を見つけてはいかがでしょう。

秋に楽しめる花

秋の花もまた見事なものです。9月からみられるのはキバナコスモス、また赤く色づいたコキアです。また蕎麦の白い花もまたさりげない可憐さがあっていいものですね。みはらしの丘、大観覧車の近くに広がる大草原フラワーガーデンを歩いてみてはいかがでしょう。

コスモス

秋の始めから見ることができるのは、秋の代表的な花のコスモスです。大観覧車の近くに広がる大草原フラワーガーデンで9月からキバナコスモス、10月に入るとみはらしの丘のふもとではピンクや赤、白のコスモスが咲き始めます。少し涼しくなった風に揺られてそよぐコスモスは、エネルギー溢れる夏の花にはない優しい雰囲気が楽しめますよ。

コキア

ネモフィラが楽しめたみはらしの丘は、夏は緑のコキア、秋になると赤いコキアが見事に色づきます。コキアの赤はどちらかというと紅色に近い赤で、地面からぽんぽんと伸びた姿はかわいらしさもありますよ。10月上旬から徐々に緑、そして赤になるグラデーションが楽しめます。丘のふもとに広がるコスモスとコキアの風景はまさに絶景です。

冬に楽しめる花

花が少なくなる冬の時期も実は楽しめるんですよ。ひたち海浜公園は海の近くにあるため浜風が強いのですが、空気が澄むからこそ紅葉や花の色がより濃く鮮明に見られます。グラスハウスにあるアイスチューリップや、メダセコイアの並木道を歩いて、落ち葉を踏みしめて冬を楽しめるでしょう。

アイスチューリップ

12月上旬から1月にかけて見頃を迎えるアイスチューリップは、球根を特殊な方法で冷蔵処理して、外気温との温度差を経て開花時期を調整、咲かせたものです。冬は気温が低いので花持ちがよく、春に咲くチューリップよりも長く楽しめるでしょう。眼前には海が広がり、水の流れるグラスハウスの前でボックスごとにピンクや赤、白など多彩な風景が広がっています。

メタセコイア

泉の広場とプレジャーガーデンを結ぶメタセコイアの並木道は、11月下旬から色づき始めます。針葉樹としては珍しくレンガ色に紅葉し、落葉する樹木です。晩秋から初冬にかけて紅葉を楽しめる並木道は、とても絵になる風景で落ち葉の絨毯もまた美しいものです。

国営ひたち海浜公園だけじゃない!全国のネモフィラ絶景スポットを紹介

国営ひたち海浜公園だけじゃない!全国のネモフィラ絶景スポットを紹介
全国にはネモフィラの絶景スポットがたくさんあります。国営ひたち海浜公園が有名ではありますが、同じように見ごたえのある絶景スポットをいくつかご紹介します。予約は基本的に不要ですが、休園日や団体では要予約の場合も。ぜひ調べてから訪れてみましょう。

【福島県いわき市】いわき市フラワーセンター

福島県いわき市にあるいわき市フラワーセンターのネモフィラもまた絶景スポットのひとつです。JR常磐線いわき駅からタクシーで約20分、高速常磐道のいわき中央ICから車で約30分、約26万平米の広大な敷地には多種多様な花が咲き乱れていて、レストハウスでは季節ごとにイベントを行うこともあります。 開園時間は、園内9:00~17:00、レストハウスなどは9:00~16:30になります。入園料は無料で、毎週火曜日が定休日になります。ネモフィラが咲く場所は正面階段を上がり、大きな風力発電の足元に広がっているため、牧歌的な風景が楽しめるでしょう。

【山梨県南都留郡】山中湖花の都公園

山梨県南都留郡にある山中湖花の都公園では、富士山とネモフィラの光景が見られます。ブルーのネモフィラや白いファイブスターが広がる様子は、4月下旬から見られますが例年のピークは5月頃。開園時間は、4/16~10/15までなら8:30~17:30なので、朝早くからネモフィラを楽しめるでしょう。定休日は毎週火曜日。 アクセスは車やバス、電車での来園がおすすめです。車では、東京方面から東名高速道路、山中湖ICから約5分、初台方面から首都高速道路中央自動車道の山中湖ICにて下り約5分です。電車でのアクセスは、JR新宿駅からであればJR中央線、富士急行線に乗り換え約140分、そこから周遊バス「ふじっ子号」約30分です。

【千葉県千葉市】富田さとにわ耕園

千葉県千葉市にある富田さとにわ耕園もまた、見事なネモフィラ畑があります。さとにわ耕園は12万株の芝桜が有名で、白やピンク、紫などのグラデーションが楽しめる中にさわやかなブルーのネモフィラがまた春らしい風景を見せてくれますよ。 開園時間は9:00~17:00、休園日は月曜日。入園料は無料です。アクセスは、電車と車がおすすめです。電車の場合、千葉モノレール「千城台」駅から、おまごバス「富田町原田池」下車徒歩1分、「富田新田」下車徒歩10分、さらしなバスで「富田町①」下車徒歩13分。車の場合、国道126号宮田交差点より四街道方面へ、富田町入口交差点を右折後、約900m進んで左折です。

【岐阜県可児市】ぎふワールド・ローズガーデン

岐阜県可児市にあるぎふワールド・ローズガーデンは、バラと青い絨毯のようなネモフィラの競演が楽しめます。GW頃にネモフィラの見頃を迎えるため、行楽シーズンに予定を立てたい人にはおすすめです。 開園時間は季節により変わりますが9:00~17:00、休園日は毎週火曜日です。料金は900円です。駐車場があるので車や電車でのアクセスが便利です。電車の場合、JR可児駅からバスまたはタクシーで約20分、名鉄「明智駅」から徒歩で約25分。車の場合、東海環状自動車道「可児御嵩IC」から約5分です。

【愛知県日進市】愛知牧場

牛の看板が目印の愛知県日進市の愛知牧場でも、ネモフィラの絶景が広がっています。旅行はもちろん名古屋近郊にお住まいの方はぜひ訪れてみたいスポットですね。4月中旬~5月上旬にかけて、敷地内のパターゴルフ場の先にあるネモフィラ畑は、入場料が100円ととてもリーズナブル。ジェラートやえさやり体験もできるどうぶつ広場などもあり、授乳室もあるのでお子様連れは一日楽しめるでしょう。 駐車料は月曜日以外の平日は無料、月・土・日・祝日は500円/1台になりますよ。アクセスは車か電車がおすすめ。名鉄豊田線(地下鉄鶴舞線に相互乗り入れ)の黒笹駅より徒歩約10分です。

【東京都立川市】国営昭和記念公園

実は都心からひたち海浜公園まで行くとなると結構距離や混雑があるようなんです。ネモフィラを見たいけれど、もっと近場だといいなと思う方におすすめしたいのは、東京都立川市にある国営昭和記念公園です。歩いて行けるくらいの立地で、開園時間は9:00~17:00。例年4月下旬~5月中旬までが見頃なので、休日におでかけしてみてはいかがでしょう。 約2万株のネモフィラは、もみじ橋近くの丘になります。BBQガーデンのすぐそばなので見つけやすいと思います。ポピーやリナリアと一緒に群生する水色の美しい景色をぜひ楽しんでくださいね。

【大阪府大阪市】大阪まいしまシーサイドパーク

大阪府大阪市の人気アウトドアスポットである大阪まいしまシーサイドパークでは、毎年1カ月にわたってネモフィラ祭りが開催されます。海とネモフィラのブルー一色に染まる絶景は、まるで青いカーペットのようといわれています。 営業時間は平日9:00~17:00、土・日曜、祝日は9:00~18:30です。料金は中学生以上1,300円、4才~小学生は600円になります。ネモフィラにちなんだスイーツも販売されているので、ぜひ試してみてください。

【広島県世羅郡】Flower village花夢の里

九州で最大級の4万平米の敷地に45万株の芝桜、100万本のネモフィラが広がる春の景色を楽しめる、広島県世羅郡にあるFlower village花夢の里。絨毯のように丘一面を覆い尽くす花々と吹き抜ける風は心地よいの一言です。 開園時間は9:00〜18:00、最終入園17:00です。GW期間中は8:00〜18:00(最終入園17:30)に早朝延長開園になりますよ。ペットとの入場も可能で、ルールを事前に確認しておきましょう。入園料は大人700~1,000円、4才~小学生は300~500円です。団体割引もあります。アクセスは、山陽自動車道の河内ICから約40分、尾道・松江自動車道 世羅ICから約25分です。

【福岡県福岡市】国営海の中道海浜公園

福岡県福岡市の志賀島と九州島につながる海の中道にあるのが国営海の中道海浜公園です。春の4月中旬~5月上旬まで広大なネモフィラの絶景を楽しめるでしょう。園内の花の丘から見渡せる海と花畑は圧巻です。 開園時間は9:30~17:30、休園日は年末年始と2月の第一月曜日と翌日。入園料は15歳以上が450円、65歳以上が210円、中学生は無料です。入園料のほかに駐車場料金もかかりますので、ぜひ確認してからおでかけしてくださいね。

【大分県竹田市】くじゅう花公園

大分県竹田市にある阿蘇くじゅう花公園は、阿蘇くじゅう国立公園の敷地内にあり、標高850mの高い公園です。年間を通して500種類、500万本の花が咲き誇る園内にはネモフィラ畑が一望できます。レストランやジェラート、雑貨屋もあり体験工房も充実しています。 開園時間は8:30~17:30 、シーズン中は無休ですが12/1~2月下旬までは冬季休園になります。入園料金は高校生以上が1,300円、5歳以上中学生は500円です。アクセスは車がおすすめです。JR豊肥本線 豊後竹田駅から車で約30分、高速道路なら大分自動車道の九重ICで降りて約50分です。

【まとめ】ネモフィラで有名な海浜公園はいついけばいいの?楽しみ方もご紹介!

最後まで読んでみていかがでしたでしょうか。国営ひたち海浜公園はアクセスしやすく、旅行も立てやすい立地なので、ぜひおでかけしてみたい絶景スポットです。冬の花が乏しい季節から暖かくなってきた頃に開花し始めるネモフィラは、爽やかな水色と澄んだ青空が魅力ですね。 この記事のポイントは
  • 約530万本の青いネモフィラが広がり日本最大級のネモフィラ畑が楽しめる
  • 青い空と青いネモフィラが見渡す限り広がる絶景スポット
  • ネモフィラの開花時期は4月中旬〜5月中旬
  • 毎年開花状況が少しずつ違うため事前にチェックするのがおすすめ
  • 時間帯ごとに色々なネモフィラが楽しめる
  • ピーク時の4月下旬より先に行ってみる
  • ペット同伴誓約書に記入すればペットと入園OK
  • 阿字ヶ浦駅から公園までは無料のネモフィラシャトルバスが運行
  • 西口サイクルセンターで自転車をレンタルしてサイクリングも楽しめる
  • 全国にはほかにもネモフィラを楽しめる公園や行楽地がある
でした。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。