目次
葉っぱの涼し気な姿が人気なテーブルヤシをご存知でしょうか。 屋内でも育てることができ、その育てやすさから人気が高い観葉植物の1つです。 ですが、いくら育てやすいからといっても、枯れないように育てるのって意外と難しいですよね。
- 葉っぱが茶色く変色して枯れてしまった
- 一部だけ葉っぱが枯れてしまっている
- 日当たりはどんな風に置いたら良い?
- 適切な水やりは?
- 現状元気に育っているが枯れないように気をつけたい
- テーブルヤシとは
- テーブルヤシの花言葉
- テーブルヤシの風水
- テーブルヤシが枯れてしまう原因
- 適切な育て方
- 枯れてしまった場合の切り方
- オススメの生育方法
こちらがわかる内容となっています。 ぜひ最後までお読み頂き、テーブルヤシを楽しんで育てられるようにしていきましょう。
テーブルヤシはどんな観葉植物なの?
まずはテーブルヤシが枯れる原因を探る前に、 テーブルヤシとはどんな植物なのか基本の知識をおさえていきましょう。原産地は中南米の暖かい地域
ヤシの木といえばイメージを持ちやすいかと思いますが、テーブルヤシの主な原産地はメキシコ、南アメリカ、中央アメリカにかけて暖かい地方が原産の植物になります。耐陰性に優れている
テーブルヤシは暖かい熱帯地域の観葉植物になりますが、熱帯地域のなかでも生息しているのが標高の高いエリアになるため、比較的寒さにも強く、薄暗い場所や日当たりの悪い場所でも育ちやすい耐陰性を持っています。テーブルヤシの花言葉は【あなたを見守る】
テーブルヤシは比較的小ぶりでコンパクトな観葉植物で、インテリアとしても様々な場所に飾ることが多いと思います。そんなテーブルヤシの花言葉は「あなたを見守る」です。 どこでも飾れて、身近に置かれることが多いので、この花言葉がつけられたとされています。 またテーブルヤシの風水は- 仕事運
- 健康運
- リラックス効果
テーブルヤシが枯れてしまう理由
それではテーブルヤシの基本的な知識をおさえたところで、育て方に間違いがないか、枯れてしまう原因は一体何なのかを探っていきたいと思います。気温が低くて、寒い場所に置いている
枯れてしまう第1の理由として置き場所があります。テーブルヤシは暖かい熱帯地域に生息しているので寒さを嫌います。日本は四季があり、冬場などは寒くなるため注意が必要です。屋内で観葉植物を育てる場合、カーテン越しの明るい窓辺に置くことが推奨されることが多いですが、冬場は窓からの冷気が入ってきますので、窓から少し離れた位置に置いてあげてください。寒い時期は屋内の寒い位置から離しておく
直射日光に当てすぎている
南国の日差しが強い場所で育っているイメージがあるテーブルヤシですが、観葉植物として育てる場合は、強すぎる直射日光を避けて管理しましょう。特に夏場などは日光がとても強いので、葉焼けを起こす原因にも繋がります。夏場は直射日光を当てないように管理する
害虫がついてしまっている
観葉植物は屋内で育てている場合でも害虫の被害にあうことがあります。テーブルヤシにつきやすい害虫は以下の通りです。- ハダニ
- カイガラムシ
- アブラムシ
- 霧吹きで葉っぱの表裏両面に水をかけて湿度を高くする
- 植物用の殺虫剤を散布する
テーブルヤシの葉っぱ全体や葉先が枯れたときの復活方法
テーブルヤシの葉っぱが茶色く枯れてしまった場合、元に戻すことはできるのでしょうか。 ここでは枯れてしまった場合の対処法についてご説明します。【結論】:葉っぱが元通りになることはない
結論から述べると、一度枯れてしまった葉っぱは元には戻りません。ただ、葉っぱは元には戻りませんが本体が枯れていなければ、打つ手はあります。対処法を見ていきましょう。枯れた葉っぱをハサミでカットしよう
まずは茶色い葉っぱは見た目もよくありませんので、枯れてしまった部分をハサミで剪定してしまいましょう。茶色く変色してしまっている箇所を斜めに剪定すると、元気な他の葉っぱの形に似せることができるので、キレイに仕上がります。切り方1つでだいぶ印象が変わるので意識して剪定しましょう。 この時注意したい点が、茎は切らないことです。 茎を剪定してしまうと、そこから葉が生えてくることはないので、 剪定するのはあくまで葉っぱだけにしましょう。一緒に虫やカビがついていないかも確認しておくこと
カットする際に注意深くテーブルヤシを観察してみましょう。お手入れの後に再発しないように、茎や葉っぱに虫やカビなどがないか確認しましょう。葉っぱの裏表ともにみることが大事です。もし何か見つけた場合は葉っぱごと剪定してしまいましょう。テーブルヤシを枯れさせないための育て方
枯れた場合の対処法をお伝えしましたが、そもそも枯れないように育てていきたいですよね。ここではテーブルヤシを育てるポイントをおさえていきます。季節によって手入れの方法を変えることが大切
野生のテーブルヤシは熱帯の環境が整っている地域で育っていますが、日本で育てる場合は夏と冬の寒暖差などを考慮して育てること必要となってきます。枯れないようにする生育のためのポイントをおさえていきましょう。水やりのポイント
まずは植物が育つために必須である水やりのポイントです。 基本的にテーブルヤシは多湿を好む性質なので、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり水をあげましょう。生育のポイントは季節ごとに水やりの方法を変えてあげることが大切です。春〜秋
春から秋にかけての比較的暖かい時期は、水をたっぷりあげる方法で問題ありません。 ただ夏場に関しては水やりのタイミングによっては、 気温の上昇により鉢内の水の温度も上がってしまい、根へのダメージにも繋がります。 夏場に水をあげるのであれば早朝か夕方以降の涼しい時間帯にしましょう。冬
テーブルヤシは冬場は生長が緩慢になるので、乾燥気味で管理します。 水やりは2週間に1回程度で十分です。 水やりのタイミングは表面の土が完全に乾いてから水を与えましょう。 水をあげすぎると根腐れの原因になりますので注意が必要です。テーブルヤシの置き場所
テーブルヤシは耐陰性が強く、直射日光が当たらない場所であれば育てることができます。 適切な生育のためにも、季節ごとに置き場を変えてあげるとより良いですね。 もし置く場所がいくつもあるのであれば風水を意識してみるのもオススメです。夏場
テーブルヤシは直射日光で葉焼けを起こしてしまうので、夏場の日差しが強い時は、窓辺でもレースのカーテン越しに置くのがオススメです。 それでも葉焼けを起こすようであれば、遮光を強くするなどの対策をとりましょう。 また夏場はエアコンを使うことが多いと思いますが、エアコンの風が直接当たってしまうと、乾燥で枯れてしまう恐れがあるので、 置き場には注意しましょう。冬場
冬場のテーブルヤシの置き場は、少し窓から離してあげましょう。 窓から入ってくる冷気を嫌うので、屋内の暖かい場所に置きましょう。 簡易的な温室を作って上げるのも良いでしょう。ホームセンターなどで、断熱のビニールを購入し被せてあげるのも1つの手です。その他にも窓に断熱シートを貼ってあげたりと工夫しましょう。肥料を与えるポイント
テーブルヤシは肥料をあげると大きくなります。春から秋にかけては2ヶ月に1回のペースで緩効性の置型肥料を土の上に置いてあげてください。葉っぱに元気が無い時は、液体肥料を与えましょう。液体肥料の場合、適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えましょう。 ただし冬場は肥料焼けを起こす可能性があるので、 冬場は与えないようにしてください。植え替えをするとさらに良い!
テーブルヤシも他の観葉植物と同様に植え替えをする必要があります。 生育スピードがそこまで早くないので、頻繁に植え替えする必要はありませんが、 購入した際の鉢が小さい場合などは植え替えをしたほうがよいでしょう。 植え替えのタイミングは、生育が安定している5月〜6月頃の春先にかけてがオススメです。逆に寒い時期は植え替え時のダメージを回復することがしにくいため、枯れてしまう恐れがあるのでやめておきましょう。 植え替え先の鉢ですが、大きすぎても小さすぎてもいけません。 鉢が大きすぎる場合、水やりの水分が吸収しきれず、鉢内に水分が残ってしまい、 根腐れの原因に繋がってしまいます。 また鉢が小さい場合、根が詰まってしまい根腐れの原因になってしまいます。 適切なサイズを選ぶようにしましょう。ハイドロカルチャーは手入れが超簡単
観葉植物は基本、土で育てますよね。そのためどうしても、室内が土で汚れてしまったり、コバエが発生してしまったりと、トラブルがつきものです。そんな悩みを解決してくれるのが、「ハイドロカルチャー」なんです。ハイドロカルチャーって何?
ハイドロカルチャーとは「ハイドロボール」と呼ばれる、粘土を高温で焼いたボール状の石をつかって植物を育てる方法になります。 つまり土を使わずに観葉植物を育てることを指します。 ハイドロボールは表面に細かい穴があいていて、穴の中の空気を植物に供給します。ハイドロカルチャーのメリット
ハイドロボールが水を吸収すると色が少し濃くなります。 逆に乾燥すると色が薄くなります。 そのため水やりのタイミングが目視で判断でき、水の過不足がの管理が容易になります。 ハイドロカルチャーは人工の材料になるため、普通の土と異なり清潔です。 そのためハダニなどの虫が寄ってきにくくなります。 また土特有の匂いもしないので、屋内で育てる観葉植物にはピッタリの材料です。 水の吸収が良いので、穴があいている鉢を使わずに、コップやガラス容器などの、 穴があいていない容器を使うことができます。 好みの鉢が見つからない場合にハイドロカルチャーを使うことで、 好きなオシャレな容器を使用することができ、インテリアにも合わせやすくなります。 ハイドロカルチャーは、繰り返し洗っても劣化しにくいため、 植え替えの際に再利用することができます。 適切な管理は必要ですが、経済的な材料になります。 ハイドロカルチャーを使うことのメリットをまとめると- 水の管理が簡単になる
- 虫が寄りにくくなる
- 容器が自由に選べ、インテリアに合わせやすい
- 繰り返し使えるので経済的
おすすめのハイドロカルチャーのテーブルヤシ
早速ハイドロカルチャーのテーブルヤシに興味を持っても、- 植え替えって大変じゃない?
- 材料揃えるの面倒…
- そんな暇ない!
商品名 | テーブルヤシ |
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価格 | 2,680円(税込み) |
ブランド | 東京寿園 |
特徴 | ハイドロカルチャー仕様 |
Q&A
ここではテーブルヤシを育てる時によく出る質問をまとめました。Q,テーブルヤシの寿命はどのくらいですか?
A,テーブルヤシの寿命は10年以上! テーブルヤシの寿命は10年以上と言われています。 ヤシ科の寿命は一般に長寿とされています。 そのため水やりや乾燥対策など適切な育て方をしてあげて、 定期的な植え替えをしてあげることで枯れずに長生きしてくれます。Q,テーブルヤシの葉がカサカサです。何が原因ですか?
A,水不足が原因かもしれません テーブルヤシの葉がカサカサになってしまう原因の1つに乾燥があります。 水やりだけだと根から茎にかけては水が循環しますが、葉っぱの面積は広いため、 乾燥しがちになってしまいます。その場合は霧吹きで葉水を与えてあげましょう。 そのまま放っておくと枯れてしまう恐れもあります。 あとは日当たりが良すぎるか、エアコンなどの風が当たってしまっている恐れがあります。 上記の原因の場所に置いていないか一度確認してみましょう。Q,テーブルヤシは花が咲きますか?
A,丸く黄色い花が咲きます テーブルヤシの花は小さく丸い黄色い花が連なって咲きます。 咲く時期は4月〜6月頃に咲いてくれます。 秋頃に花芽が出始めて、春に開花します。 ただ開花はかなり難易度が高く、長期間育ててあげてようやく開花します。 購入してすぐ咲くことは滅多にないので、気長に待ってみましょう。テーブルヤシが枯れるときがどうすれば?元気に復活方法を解説のまとめ
いかがでしたでしょうか。 テーブルヤシを育てるコツは- 寒い場所に置かない
- 強い直射日光に当てない
- 害虫を寄せ付けないようにする
- 春〜秋は水をたっぷりあげる
- 冬は乾燥気味に水をあげる
- 肥料を適切に使う
- 植え替えをしてあげる
- ハイドロカルチャーを活用する