関西でコキアが楽しめるおすすめスポット紹介!見頃や特徴まで

関西でコキアが楽しめるおすすめスポット紹介!見頃や特徴まで
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目次

ふわふわと丸みを帯びたフォルムがかわいらしいコキア。秋が深まるにつれて赤く色づくコキアは、季節の移ろいを感じることができます。コキアの名所といえば茨城県にある「国営ひたち海浜公園」が全国的に知られていますが、実は関西にもコキアの名所があることはご存知でしょうか? この記事では、
  • 「コキア」の特徴
  • 関西でコキアが見頃を迎える時期
  • 関西のおすすめコキアスポット①:「万博記念公園」(大阪府)
  • 関西のおすすめコキアスポット②:「和泉環境リサイクル公園」(大阪府)
  • 関西のおすすめコキアスポット③:「びわこ箱館山」(滋賀県)
  • 関西のおすすめコキアスポット④:「県営馬見丘陵公園」(奈良県)
  • 関西のおすすめコキアスポット⑤:「国営飛鳥歴史公園甘樫丘」(奈良県)
について詳しく丁寧に解説します。 関西にあるコキアの名所の中からおすすめの5か所を厳選してご紹介しますから、ぜひ実際にコキアの名所へお出かけして絶景を楽しんでみてくださいね。

コキアはどのような植物?

コキアはどのような植物?
関西にあるコキアのおすすめスポットをご紹介する前に、コキアという植物について解説します。コキアとはどのような植物なのでしょうか。

コキアはヒユ科バッシア属の植物で、ふんわりと丸い樹形が特徴

コキアは西アジアや中央アジアを原産とするヒユ科バッシア属の一年草です。ふんわりと丸い樹形が特徴で、そのかわいらしい姿から人気があります。緑色のコキアが秋になると紅葉して、徐々に葉っぱが赤くなる姿も見どころのひとつです。

コキアの基本情報

日本では草ぼうきとして利用されることから、コキアを「ほうき草」や「ホウキギ」と呼ぶことがあります。コキアは8月頃に花を咲かせますが、薄いおく緑色をしており花はあまり目立ちません。草丈は50cmから100cmほどです。
科・属名 ヒユ科・バッシア属
原産地 西アジア、中央アジア
開花時期 8月頃
花の色 薄い黄緑色
別名 ほうき草、ホウキギ
 

コキアの花言葉は、その姿から多くの意味が存在する

コキアの花言葉は「恵まれた生活」「夫婦円満」「私はあなたに打ち明けます」です。コキアの花はあまり目立たないため、丸みを帯びた柔らかな樹形のイメージに由来します。

「恵まれた生活」

ふんわりとボールのような形をしたコキア。どこから見ても丸い形をしたコキアの姿は、欠けるところがなく「恵まれた生活」を連想させます。

「夫婦円満」

コキアは季節の移ろいとともに色が変わります。緑色のコキアが徐々に赤く色づいていく姿からは「夫婦円満」のまま歳を重ねていく仲の良い夫婦がイメージされます。

「私はあなたに打ち明けます」

コキアには「私はあなたに打ち明けます」という花言葉があります。恋心や愛情が深まっていき、相手に気持ちを打ち明ける瞬間。緑色から赤く色づいていくコキアに、恋心や愛情が深まる姿が重なります。

関西でコキアがみられるのはいつ?

関西でコキアがみられるのはいつ?
ここでは、関西でコキアが見頃を迎える時期について解説します。関西でコキアを楽しむには、いつ頃が適しているのでしょうか。

関西でのコキアの見頃は8月中旬から10月下旬ごろ

関西のコキアが見頃を迎えるのは、8月中旬から10月下旬ごろです。時期によって新緑のコキアや紅葉したコキアを鑑賞することができますが、どちらの時期のコキアを選択しても満足できること間違いなしです。

8月には新緑のコキアが見頃

コキアが最初に見頃を迎えるのは新緑が美しい8月頃です。夏の時期にはライムグリーンのコキアが爽やかで、一見の価値があります。

9月下旬から10月には紅葉したコキアが見頃

コキアの次の見頃は、紅葉したコキアです。秋になるとコキアは色づき始めて、関西では9月下旬から10月に真っ赤に紅葉したコキアが見頃を迎えます

関西の県別のコキアの名所や紅葉する見頃を紹介!

この記事では、夏から秋にかけての観光スポットとして人気があるコキアの名所を関西の県別にご紹介します。ご紹介するのは、
  1. 大阪府にあるコキアの名所「万博記念公園」
  2. 大阪府にあるコキアの名所「和泉環境リサイクル公園」
  3. 滋賀県にあるコキアの名所「びわこ箱館山」
  4. 奈良県にあるコキアの名所「県営馬見丘陵公園」
  5. 奈良県にあるコキアの名所「国営飛鳥歴史公園甘樫丘」
です。いずれも自信をもっておすすめできる絶景スポットですから、新緑の美しい夏や真っ赤に紅葉する秋にぜひ訪れてみてください。新緑の時期と紅葉の時期、どちらの時期を選択しても満足できることでしょう。フォトスポットとしても人気がありますから、コキア鑑賞スポットにお出かけしたら写真を撮影するのもお忘れなく。なお、コキアの名所を巡る関西発のバスツアーはありますが、行き先も関西のバスツアーは多くありません。関西のコキア鑑賞スポットを訪れるときには、自動車や公共交通機関を利用してアクセスすることが基本です。

【大阪】関西のおすすめコキア鑑賞スポット①万博記念公園

【大阪】関西のおすすめコキア鑑賞スポット①万博記念公園
関西のおすすめコキア鑑賞スポットとして最初にご紹介するのは、大阪府にある「万博記念公園」です。万博記念公園はローズガーデンなど四季折々の花々が咲く花の名所として有名ですが、コキア鑑賞スポットとしてもおすすめです。

「万博記念公園」は大阪府吹田市に位置する

万博記念公園は、大阪府吹田市にあります。ローズガーデンなど四季折々の植物が楽しめるだけでなく、博物館やスポーツ施設などもある広大な公園です。コキアは園内の「花の丘」に植えられています。

利用料金は大人・子供共に必要、毎週水曜休園

万博記念公園は有料の公園で、大人も子ども利用料金が必要です。毎週水曜日が定休日となっていますから、お出かけするときには水曜日を避けて訪れましょう。

公園の他、博物館やスポーツ施設もある

万博記念公園には、公園のほか博物館やスポーツ施設などがあります。コキアの絶景を楽しんだ後は、他の施設に立ち寄ってみるのもおすすめです。

園内の花の丘に4千株以上のコキアが植えられている

万博記念公園には、4千株以上のコキアが植えられています。新緑が美しい8月から紅葉したコキアを楽しめる10月まで、園内の花の丘では一面に植えられたコキアの絶景を鑑賞できます。6月にはコキアが植え付けられるため、7月にはモフモフした小さなコキアが大きく成長する姿を見られます。

「万博記念公園」へのアクセス

電車でアクセスする場合には、大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」が便利です。コキアが植えられている「花の丘」は公園の西側にあるため「万博記念公園駅」が最寄駅です。車でアクセスする場合には、規模の大きい有料駐車場があります。

【大阪】関西のおすすめコキア鑑賞スポット②「和泉環境リサイクル公園」

【大阪】関西のおすすめコキア鑑賞スポット②「和泉環境リサイクル公園」
関西のおすすめコキア鑑賞スポットとして次にご紹介するのは、大阪府にある「和泉環境リサイクル公園」です。10月にはコスモスとの共演が楽しめるコキアの名所として知られています

「和泉環境リサイクル公園」は大阪府和泉市に位置する

「和泉環境リサイクル公園」は、大阪府和泉市にあります。処分場跡地をリサイクルした珍しい公園で、現在では四季折々の花々が咲く公園として親しまれています。

入園料は無料で、月曜が休園日

「和泉環境リサイクル公園」への入園は無料ですから、無料でコキアを鑑賞することができます。月曜日が定休日となっていますから、訪れるときは月曜日を避けましょう。公園は76000平方メートルの広さがあり、コキアなどが植えられている農園エリアの他にもハーブ園エリア、日本庭園エリア、多目的グラウンドなどがあります。

環境とリサイクルがテーマの公園

和泉環境リサイクル公園は、名前のとおり「環境」「リサイクル」をテーマとした公園です。処分場跡地をリサイクルして整備された和泉環境リサイクル公園では、公園内の設備や資材等のほとんどはリサイクル品を利用しています。

広大な2000平方メートルもの土地にコキアが植えられている

和泉環境リサイクル公園では、2000平方メートルもの広大な土地にコキアが植えられています。

見頃は8月中旬から10月下旬

和泉環境リサイクル公園のコキアが見頃を迎えるのは、8月中旬から10月下旬にかけてです。夏にはライムグリーンに染まったコキアを、秋には赤く染まったコキアを鑑賞することができます。

10月にはコスモスとの共演が楽しめる

和泉環境リサイクル公園では、10月になるとコスモスの花が咲き誇ります。10月には紅葉したコキアが見頃を迎えますから、紅葉したコキアとコスモスの花との共演が楽しめます

「和泉リサイクル環境公園」

和泉リサイクル環境公園には140台の無料駐車場があり、自動車でのアクセスが便利です。カーナビで設定する住所は「大阪府和泉市納花町407番地の15」です。公共交通機関を利用する場合には、泉北高速線「和泉中央駅」から南海バスでアクセスできます。南海バスの和泉青葉台・槙尾山口・父鬼行き「納花」バス停から徒歩15分ほどです。

【滋賀】関西のおすすめコキア鑑賞スポット③「びわこ箱館山」

【滋賀】関西のおすすめコキア鑑賞スポット③「びわこ箱館山」
次に紹介する関西のおすすめコキア鑑賞スポットは、滋賀県にある「びわこ箱館山」です。山にあるコキアの名所ですから、斜面に広がるコキア畑を鑑賞することができます。

「びわこ箱館山」は滋賀県高島市に位置する

「びわこ箱館山」は、琵琶湖の近く滋賀県高島市にあります。琵琶湖を一望できる景観とさまざまな体験ができるアウトドアアクティビティが魅力です。

入園料はこども・大人共に必要

「びわこ箱館山」のコキア畑を鑑賞するためには、子ども・大人ともに入園料が必要になります。当日入場券は現地チケット売り場(駐車場内)で販売されています。なお、入園料にはゴンドラでの往復やプレイゾーンなどの料金も含まれています。プレイゾーンでは水遊びやそり遊びなどたくさんの遊びを体験できるため、子ども連れのお出かけ先にもぴったりです。

初夏から夏にかけてお花畑が開園し冬場はスキー場になる

「びわこ箱館山」は冬場にはスキー場として営業しており、スキー場として知られています。スキー場が営業していない初夏から夏にかけてはコキア畑が開園して多くの観光客が訪れます。ジップラインなどのアクティブティも充実しており人気があります。アクティビティ共通当日チケットは、ゴンドラ山頂駅前のアクティビティ総合受付にて販売されています。

斜面に約8千本のコキア畑が広がる

びわこ箱根山では山の斜面を活かして、コキアが植えられています。約8千本ものコキア畑が山の斜面に広がる景色は圧倒的な美しさです。

山頂まではゴンドラで上がる

コキアが植えられているのは、山頂付近です。山頂まではゴンドラを利用して登っていきます。ゴンドラ山麓駅を出発してゴンドラ山頂駅に到着するまで全長1323メートルです。

眼下に雄大な琵琶湖がみられる

琵琶湖に近い立地ですから、山頂からは雄大な琵琶湖を一望できます。琵琶湖と斜面に広がるコキア畑との組み合わせは「びわこ箱館山」でしか見ることができない絶景です。

「びわこ箱館山」へのアクセス

公共交通機関でアクセスする場合には、JR近江今津駅からバスが出ています。湖国バスにて「箱館山」バス停まで約20分です。バス停からは「ゴンドラ山麓駅」を出発して「ゴンドラ山頂駅」まで全長1323メートルをゴンドラに乗って移動します。なお、車でアクセスする場合は「ゴンドラ山麓駅」の周辺に駐車場があります。京都東ICから車で約70分。カーナビでは駐車場の住所「滋賀県高島市今津町日置前4201-5」で検索するとよいでしょう。

【奈良】関西のおすすめコキア鑑賞スポット④県営馬見丘陵公園

【奈良】関西のおすすめコキア鑑賞スポット④県営馬見丘陵公園
次にご紹介する関西のおすすめコキア鑑賞スポットは、奈良県にある「県営馬見丘陵公園」です。自然豊かな「県営馬見丘陵公園」では四季折々の花々が楽しめますが、コキアの名所としても知られています。

「県営馬見丘陵公園」は奈良県北葛城郡河合町に位置する

「県営馬見丘陵公園」は、奈良県北葛城郡河井町にある県営公園です。日本有数の古墳群があることでも有名な公園です。

県立公園であり、入場料は無料で休園日はない

県営馬見丘陵公園は、県営の公園です。入場料は無料で休園日もありませんから、気軽に訪れることができます。

犬等ペットを連れての入園はできないので注意

県営馬見丘陵公園は気軽に訪れることができる県営の公園ですが、犬等のペットを連れて入園することはできません。

園内「カリヨンの丘」にコキアの花が咲く

県営馬見丘陵公園では「カリヨンの丘」にコキアが植えられています。ゆるやかな丘一面に植えられたコキアを楽しむことができます。奈良を代表する花の名所だけあって、たくさんのコキアが並ぶ様子は素晴らしい眺望です。

「県営馬見丘陵公園」へのアクセス

県営馬見丘陵公園へは公共交通機関でのアクセスが便利です。近鉄田原本線「池部駅」から公園まで徒歩2分ほどです。近鉄大阪線「五位堂駅」から奈良交通バスでもアクセスすることができ、43系統「馬見丘陵公園」バス停からすぐの場所にあります。自動車でアクセスする場合には、西名阪自動車道の法隆寺ICから南方面に約4km、15分ほどです。

関西のおすすめコキア鑑賞スポット⑤国営飛鳥歴史公園甘樫丘

関西のおすすめコキア鑑賞スポット⑤国営飛鳥歴史公園甘樫丘
最後にご紹介する関西のおすすめコキア鑑賞スポットは、奈良県にある「国営飛鳥歴史公園甘樫丘」です。日本書紀にも登場する歴史ある甘樫丘で、コキアの絶景を鑑賞することができます。

「飛鳥歴史公園甘樫丘」は奈良県明日香市に位置する

「国営飛鳥歴史公園甘樫丘」は、奈良県明日香市にある国営の歴史公園です。

入場料は無料で休園日はない

飛鳥歴史公園甘樫丘は、入場料は無料です。休園日もありませんから、気軽に訪れることができます。

ペットも入園でき、犬の散歩も可能

飛鳥歴史公園甘樫丘は、犬などのペットの入園も可能です。同じく奈良県にある「県営馬見丘陵公園」ではペットの入園はできませんから、犬などのペットと一緒に公園を散策したい場合には「飛鳥歴史公園甘樫丘」のコキアがおすすめです。

約1400株ものコキアが植えられている

飛鳥歴史公園甘樫丘では、約1400株ものコキアが植えられています。

開花時期は7月下旬から10月中旬頃

飛鳥歴史公園甘樫丘に植えられたコキアが開花するのは、7月下旬から10月中旬頃にかけてです。園内には万葉の植物園路として万葉の時代の植物が植えられており、万葉植物も見どころのひとつです。

丘は「日本書紀」などにも記述が出てくる

国営の歴史公園が整備された「甘樫丘」は、「日本書紀」などにも記述が出てくる歴史ある丘です。コキアの絶景とともに、甘樫丘の歴史ある風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「飛鳥歴史公園甘樫丘」へのアクセス

公共交通機関を利用する場合には、近鉄「飛鳥駅」又は「橿原神宮前駅」が最寄駅です。飛鳥地域の移動には、飛鳥周遊バス「赤がめ」を利用すると便利です。レンタサイクルを利用することもできますから、飛鳥地域をレンタサイクルで巡るのもおすすめです。個人でのレンタサイクルの予約は受け付けていないため、予約せずに訪れましょう。車でアクセスする場合には公園内外に駐車場が多数設置されていますが、コキアを鑑賞できる甘樫丘へは「国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区河原駐車場」が便利です。

まとめ

ここまで、関西にある5か所のおすすめのコキア鑑賞スポットを詳しくご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。 この記事のポイントは、
  • 「コキア」は、西アジアや中央アジアを原産とするヒユ科バッシア属の一年草。ふんわりと丸い樹形がかわいらしく、コキア鑑賞スポットは人気
  • 関西でコキアが見頃を迎える時期は、8月中旬から10月下旬頃。8月には新緑のコキアが見頃を迎え、9月下旬から10月にかけて真っ赤に紅葉したコキアが見頃を迎える
  • 大阪府にある「万博記念公園」はコキアの名所としても知られ、「花の丘」には4千株以上のコキアが植えられている。周辺には博物館やスポーツ施設などがあり、コキア鑑賞の後の立ち寄り先が豊富
  • 大阪府にある「和泉環境リサイクル公園」は、10月にはコスモスとの共演が楽しめるコキアの名所。約2000平方メートルの広大な土地に植えられたコキアは絶景
  • 滋賀県にある「びわこ箱館山」はゴンドラで山頂に登った先にあるコキアの名所。約8千本ものコキア畑が山の斜面に広がる景色は圧倒的な美しさ
  • 奈良県にある「県営馬見丘陵公園」では四季折々の花が咲き、コキアは「カリヨンの丘」に植えられている。ゆるやかな丘一面に植えられたコキアは美しく一見の価値がある
  • 奈良県にある「国営飛鳥歴史公園甘樫丘」は、日本書紀にも登場する歴史ある甘樫丘にあるコキアの名所。約1400株のコキアと一緒に、歴史ある甘樫丘の風情を楽しむことができる

でした。全国的に有名な茨城県の「国営ひたち海浜公園」は素晴らしいコキアの名所ですが、関西にも魅力あふれるコキアの名所がたくさんあることがわかりましたね。この記事を参考にして、ぜひ関西にあるコキアの名所へお出かけしてみてください。ふわふわと丸くてかわいらしいコキアの絶景はフォトスポットとしても人気がありますから、写真を撮るのもおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。