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冬から春にかけてお庭に彩を添えてくれるパンジーは、夏に種まきすると長い間花を楽しむことができます。 しかし具体的な種まきの仕方や適した時期、環境など初めての方にはわかりにくいことも多いはず。 いつまけばいいの? 種まきの道具はどれが必要なの? 方法や発芽しやすいポイントはなに? といった疑問を最後まで読めば必ず解決するでしょう。 そこでこの記事では
- パンジーの種まき時期はいつ?
- パンジーの種まきに必要なもの
- パンジーの種まき方法
- パンジーの種まき後の育て方
パンジーの種まき時期はいつ?
まずパンジーの種まき時期について確認しましょう。発芽しやすい温度や開花時期について解説します。発芽率が高いのは8月下旬、9月〜10月
パンジー・ビオラの種まき時期は8月下旬、9月~10月です。順調に栽培すれば11月下旬には開花し花を楽しむことができます。この時期は真夏の暑さを過ぎて最高気温が25℃を超えない日々が続くため、発芽にとても適しています。ただし、猛暑で外気温が常に30℃を超える場合は種が乾燥しやすくなるため、25℃を超えない時期にずらすか、温度の安定した室内で種まきするといいでしょう。早く開花させたいなら6月下旬、7月〜8月中旬
もっと早く開花させたい、10月頃からパンジーの花を見たい場合は6月下旬、7月~8月中旬の時期に種まきしましょう。暑さを避けて1か月前倒すイメージです。地域によっては気温が15~20℃の涼しい時期になりますから、パンジー・ビオラの発芽温度である18~20℃を維持できる室内や涼しい日陰がおすすめです。開花時期は10月〜5月の春頃まで
パンジー・ビオラの開花時期は非常に長く、秋の10月~春の5月まで開花します。花が咲き終わると種ができて株の体力がなくなりやすいため、開花を楽しみたい場合こまめに花柄摘みや切り戻ししましょう。花柄摘みをすれば次から次につぼみが上がり、3~8か月間咲き続けます。剪定ハサミで切り戻しすると病気の予防、風通しよく保てるでしょう。パンジーの種まきに必要なもの
パンジーの種まきは、発芽しやすく失敗しにくいため初心者が挑戦しやすいのが特徴です。生育に適した温度や環境、種まきに必要なものをご紹介します。生育に適した温度の環境
パンジーの生育に適した温度と環境はとても大切です。空調管理のしやすい室内、通気性の良い発泡スチロールは発芽率を上げるためにもぜひ挑戦してみましょう。空調管理のできる室内
早く開花させたい場合、温度差の激しい室外よりも空調管理のできる室内での種まきがおすすめです。発芽適温が20℃、生育適温が5~20℃です。最近は北海道でも夏は30℃を超える地域が増えています。乾燥、多湿な環境を避け、エアコンの風が直接当たらない、カーテン越しの日光があたる明るい半日陰に種まき用セルトレイを置きましょう。発泡スチロール
種まきのセルトレイはさまざまありますが、初めて種まきするなら無料で身近な発泡スチロールがおすすめです。軽くて持ち運びしやすく、通気性もよいため発芽に適した環境を保ちます。発泡スチロールは5cm以下の浅いものを準備しましょう。深すぎるとまき土が多湿な環境になり、カビや病気の原因になりますので要注意です。パンジーの種
パンジーの種は、市販の種か自分で種取りしたものの2通りです。市販の種は病気予防、発芽しやすいよう処理がされています。またお気に入りのパンジーを種取りして来年まで保管しておくことも可能です。花が咲き終わり、茶色くなったサヤがはじける前に摘み取ってください。サヤから種を取り出したら、風通しのいい室内で1週間~10日乾燥させましょう。種まき用の土
種まきの際は衛生的な環境が好ましいため、市販されている種まき用の専用土か、赤玉土100%を使用してください。病気や害虫の心配がない新しい用土を使うようにしましょう。種まき用の土を自分で配合する際は、赤玉土5、川砂1、ピートモス4の割合がおすすめです。ピートモスを板状にしたピートバンもおすすめです。セルトレイ(発泡スチロール、卵パック等も可)
セルトレイとは、製氷皿のように小型ポットを何個も連結させたトレイのことです。ホームセンターや100均の園芸コーナーで販売されており、もし無料で探したい場合や、セルトレイがない場合でも発泡スチロールや卵パック等も代用できます。発泡スチロールや卵パックを使い際は、底に排水用の穴を数か所あけ、よく洗ってから使います。霧吹き
種まき後、発芽するまでもしくは本葉が出そろうまで霧吹きで水やりします。覆土が乾燥するのは種まき失敗の原因の一つ。優しく十分に土の表面を湿らせてください。また土に近い距離で噴射すると勢いで種や土が動きますので要注意。なるべく遠い距離から全体に優しく水やりするようにしましょう。新聞紙
発芽するまで、種まきしたパンジーを風通しがよく直射日光の当たらない場所で保管します。その際、乾燥防止や遮光におすすめなのが新聞紙です。サイズは、セルトレイが覆える大きさならOK。土が乾いてしまうとせっかく発芽しても枯れてしまうため、新聞紙をかぶせておきましょう。育苗ポット
育苗ポットとは、セルトレイで発芽させたあと植え替えする少し大きめのポットのことです。黒い育苗ポットが一般的ですね。種まきから1か月後、本葉が3~4枚生えたら育苗ポットへ根や土ごと植え替えます。育苗ポットへ植え替えることで、根や葉の成長を促し株が充実していくでしょう。草花用の培養土
育苗ポットへ入れる土は種まき用ではなく、市販の草花用培養土か配合した培養土を使用しましょう。成長に必要な元肥が入っているためパンジーの株が元気に成長していきます。自分で土を配合する際は、市販の培養土に腐葉土2割混ぜたものか、赤玉土5、腐葉土2、堆肥2、くん炭1の割合がおすすめです。あったら便利なもの
種まきの際にあったら便利なものがいくつかあります。フルイ、スコップ、キッチンペーパー、ピンセット、爪楊枝です。なくても種まきできますが、パンジーの種はとても小さく土の粒の大きさが細かいほうが発芽しやすくなります。身近にあったらぜひ活用しましょう。フルイ
フルイは、種まき用の土や草花用培養土をふるって粒子の大きさを均一にしたり、覆土する際に使います。パンジーの種は光を感知して発芽する好光性種子のため、厚く土をかぶせたり粒子がばらばらだと成長しにくい傾向にあります。ない場合は、古くなった料理用のざるでも代用可能です。スコップ
スコップは片手で持てるサイズが一つあれば十分です。ホームセンターや100均の園芸コーナーで販売されています。培養土を移し替えたり、育苗ポットへの植え替えしたりととても便利ですから、自分の持ちやすいものを選んで一つ持っておきましょう。キッチンペーパー
実はパンジーの種を夏まきする際、濡らしたキッチンペーパーに種をまき発芽率を上げる方法があります。キッチンペーパーを2枚重ねて厚みを出し、水を含ませて種を均等にまきましょう。この際、発芽を促すネメデールを混ぜるとより発芽しやすくなります。ピンセット、爪楊枝など
ピンセット、爪楊枝などあれば、小さい種をまく際に均等に種まきできるでしょう。濡らした種はくっつきやすいため、ピンセットか爪楊枝でひとつずつつまんで専用土へ置いてください。紙を二つに折って種をまく方法もあり、ピンセットか紙か自分で試してみてどちらかやりやすい方法を選びましょう。パンジーの種まき方法
それでは、実際にパンジーの種まきをしていきましょう。種まき方法の手順は次の通りです。- 種を購入、もしくは採取する
- セルトレイを準備し、土を置く
- 土の上に種を置く
- 土を少し被せて、霧吹きで全体を湿らせる
種を購入、もしくは採取する
パンジーの種を購入、もしくは採取して準備します。種の流通は7月頃から始まるためお気に入りを注文します。採取する際は、咲き終わった花をサヤが茶色くなるまで待ち、サヤがはじける前に摘み取ります。取り出した種は1週間~10日は乾燥させましょう。発芽しやすくするため購入、採取後1ヶ月ほど冷蔵庫で寝かせます。セルトレイを準備し、土を置く
セルトレイ、また発泡スチロール、卵パックに種まき用専用土、もしくは小粒の赤玉土を置きます。発泡スチロールや卵パックを使う場合は、底に穴をあけ、鉢底皿を敷きます。土はセルトレイへすりきりいっぱい入れてください。土を置いたら、種まき前に霧吹きで十分水やりして、しっかり土を湿らせておきましょう。土の上に種を置く
湿らせた土の上へ種を置いていきます。パンジー・ビオラの種はとても小さいため、ピンセットや爪楊枝で均等に並べるのがおすすめ。ない場合は、紙を二つ折りにして種をまきます。種の置く場所はセルトレイの各仕切りの真ん中。ポットごとに3~4粒ずつ植えると発芽しやすくなります。土を少し被せて、霧吹きで全体を湿らせる
種まきしたら土を浅くかぶせて、霧吹きで全体を湿らせます。覆土する土は赤玉土やバーミキュライトが衛生的でおすすめです。霧吹き後は、鉢底皿に水を張って底面から給水させてください。種を刺激せず湿った環境を作り出せます。また新聞紙をかぶせて遮光するのも忘れずに。パンジーの種まき後の育て方
パンジーの種まき後の育て方のポイントは4点あります。それぞれくわしく確認していきましょう。- 直射日光が当たらず風通しの良い場所で管理する
- 適宜間引きをする
- 芽が出たら育苗ポットに上げ、日当たりのいい場所に移す
- 1カ月ほど育てた後、好みの場所へ定植
直射日光が当たらず風通しの良い場所で管理する
種まき後は発芽するまで直射日光の当たらない風通しの良い場所で管理します。乾燥を防ぎ、適度に湿った環境を整えることで発芽率が上がります。また室内ならエアコンの風が当たらない日陰の場所がおすすめです。発芽直後は、明るい半日陰で管理しましょう。適宜間引きをする
だいたい種まきから1週間~10日くらいで発芽するパンジーは、数粒ずつまいて成長を促すため大きくなったら間引きする必要があります。ひょろひょろしたもの、葉の色が悪いものを選んで適宜間引きしましょう。小型ポット1つにつき、4株から3株へ間引きします。手でつままずに、ハサミで切ると土が動かず上手にできるでしょう。芽が出たら育苗ポットに上げ、日当たりのいい場所に移す
種まきから1ヶ月すると本葉が3~4枚生えてきます。本葉がでたら苗を育苗ポットへ移し替えます。育苗ポットへ草花用培養土をすりきりいっぱいいれて水やりし、指で3cmくらいの植え穴を掘ってください。セルトレイからひと苗ずつ土ごとていねいに取り出し植え替えです。ポット上げができたら、今度は直射日光をさけた日当たりのいい場所で管理します。1カ月ほど育てた後、好みの場所へ定植
育苗ポットで1カ月ほど育てた後は肥料を与える時期、好みの場所へ定植します。早めに種まきしたなら、10月~12月に鉢植えやプランター、花壇へ植え付け可能です。ポットを持ち上げ、土がばらつかず、底に白い根がびっしり回っていたら定植できます。優しく手で揉みほぐすか、1/3ほど根を崩して植え付けてください。その後成長に合わせて肥料を適切に与えていきましょう。パンジーの種まきでよくある失敗の原因
ここで豆知識。パンジーの種まきでよくある失敗の原因をご紹介します。失敗の原因で最も多いのが、下の4パターン。このポイントを押さえれば、種まきが成功しやすくなりますからぜひ再確認しましょう。- 種が良くなかった
- 種まきの後に日光が当たっていた
- 気温が高かった
- 水をやりすぎた
種が良くなかった
失敗する原因の1つ目は、種が良くなかったことです。パンジーの種は購入、採取から1年以上経つと発芽しにくくなるといわれています。また自家栽培で採取した後冷暗所で保管されていなかった種が発芽しないこともあるため、種は必ず冷暗所で保管し、1年以内に使い切るようにしましょう。種まきの後に日光が当たっていた
失敗する原因の2つ目は、種まきの後に日光が当たっていたことがあげられます。好光性種子だからと遮光せず日当たりの良い場所へ置くと残念ながら発芽しないんです。種まきの後に日光が当たっていると発芽しないため、発芽するまでは必ず新聞紙などを上からかぶせて遮光し、風通しのいい日陰で管理するようにしてください。気温が高かった
失敗の原因の3つ目は、気温が高かったことが多くあります。特に7月~8月の25℃以上を超える真夏は発芽に適していません。9月以降に発芽適温の20℃が保てるよう注意してください。地域によっても温度や天候に違いがあるため、キッチンペーパーを使って発芽させるか、春まきを試してみましょう。水をやりすぎた
失敗の原因最後の4つ目は、水をやりすぎたことです。早く育てようと一日に何度も水やりしてはいませんか? 水やりは土の表面が乾いて白っぽくなったら与えるのが基本、種まきの場合も同じです。発芽するまでは乾燥しないよう底面給水させ、発芽後は過失にならないよう、夕方に苗がしおれていなければ翌朝に与えてください。パンジーの種まきを成功させるコツ
それでは、パンジーのた種まきを成功させるコツはなんでしょうか? 成功させるコツが3点ありますから、ぜひ種まき前に確認してみてください。種をまく前に冷蔵庫で1カ月保管する
種まきを成功させるコツの1つ目は、種をまく前に冷蔵庫で1カ月保管することです。これは発芽率を上げるためで、パンジーの種を紙袋へいれて冷蔵庫の野菜室や冷蔵室へ入れます。またキッチンペーパーを使う方法の場合、種まき直前にキッチンペーパーを水で湿らせラップしてから冷蔵庫で冷やすのも発芽しやすくなりおすすめです。発芽したらなるべく早くポット上げする
種まきを成功させるコツの2つ目は、発芽したらなるべく早くポット上げすることです。ポット上げのタイミングは、本葉が3~4枚生えたら。セルトレイの形を崩さず育苗ポットへ移しましょう。約1カ月後、ポット全体に葉が展開していれば定植に適したサイズになります。間隔を広くして定植する
種まきを成功させるコツの3つ目は、間隔を広くして定植することです。定植時、株同士の間隔は15cmから20cmが適した距離です。これより狭いと株が成長したあと葉と葉が密集して立ち枯れや病気の原因になります。定植時にちょっとさびしいかな、と思うくらいがちょうどいい間隔です。おすすめのパンジーの品種
ビオラに比べて豪華でボリュームのあるパンジーは、品種がとても多く様々な花の様子を楽しむことができます。中でも近年人気の高いフリル咲きパンジーと2トーンのパンジーをご紹介します。通販の価格や配送方法を合わせてご確認ください。フリル咲きパンジー
たくさんのパニエを含んだドレスのような花姿が人気のフリル咲きパンジーは、フリルの強さも色合いも品種ごとに異なります。ダークな色合いのドラキュラ、高貴な雰囲気あるアントワネット、青から紫の見事なラベンダーレースがおすすめです。ドラキュラ
かなり強いフリルで花形が小ぶりなボールのように見えるドラキュラは、パンジー育種で有名なサトウ園芸さんが作出、登録されました。ワインカラー、黄、紫に黒っぽい色幅が最大の特徴でまるで吸血鬼のドラキュラのようだと品種名が登録されています。開花時期は12月~6月まで、草丈10cm~15cmほど、株の価格は1株1,300円~と高額ですが、タネは配送料も安く済みます。庭の差し色やモノトーンな室内インテリアにぴったりです。アントワネット
アンティークな色合いが美しいアントワネットもまた、非常に人気の高いフリル咲きパンジーです。ピンク、黄色、オレンジ、青と強いフリルの動きとボリュームはドラキュラよりも大きめサイズで、優雅なドレスの気品すら感じます。開花時期は10月~5月まで、草丈は約10cm~15cm、株の価格は1株1,300円~と高額ですが、タネは配送料も安く済みます。ラグジュアリーで高級感のあるお庭におすすめです。ラベンダーレース
花径4.5cmの青系パンジーといえば、ラベンダーレースではないでしょうか。さわやかな水色や青色、紫とやや軽いフリンジがかった花弁は思わず写真に収めたくなるほど魅力です。11月から株の販売お届けが始まり、タネは通年注文、発送が可能です。価格は300円~とリーズナブル。早めに購入し、時期を少しずつずらして残りを種まきすれば長期間咲き続ける様子が鑑賞できます。2トーンのパンジー
パンジーといえば、花弁が2色に分かれている2トーンパンジーが有名ですね。その中でも特に人気のあるおいしそうな見た目のプリンプリンと水色のさわやかなトゥインクルスノーをご紹介します。プリンプリン
プリンプリンは、5枚ある花弁の上2枚がこげ茶、下3枚が黄色のまるでプリンのような写真に撮りたくなる見た目をしているパンジー品種です。花径約8cm、草丈約30cmとかなり大きく成長するため地植えや花壇の奥などボリュームと色合いを楽しむことができます。タネを通年購入、発送可能なため、年間の予定に合わせて種まきしてみてはいかがでしょうか。トゥインクルスノー
2トーンパンジーの中でも人気のあるトゥインクルスノーは、花弁の上2枚が淡い水色、下3枚が白と水色の単色、またはマーブル模様のパンジー品種です。花径4~5cm、草丈15cm~20cmとこぶりで単植がおすすめです。お届け予定はおおよそ10月~12月頃、早ければ9月から発送予定になります。パンジーの種まきについてよくある質問
最後にパンジーの種まきについてよくある質問をまとめました。それぞれわかりやすく回答していますから、ぜひ種まきの参考になさってください。11月や12月に種をまくのは遅い?
11月や12月にパンジーの種をまくのは遅い? という質問をよく見かけます。タネを購入するとたくさん粒数があるため、半分残りもったいないなんてこともありますよね。 答えは、室外なら遅いが室内ならOKです。なぜなら室内なら発芽適温の20℃を保ちやすく、ポット上げ、定植まで暖かい窓辺で管理することができるからです。発芽後の苗は気温5℃が維持できれば屋外への定植も可能です。北海道など寒い地域でも育つ?
北海道など寒い地域でも育つ? という質問が寄せられました。北海道や標高の高い地域では花の少ない時期が長いためパンジーの鉢があれば華やぎますね。 答えは、3月~4月の室内か7月~8月に種まきすれば育ちます。北海道のパンジーの開花時期は6月~9月。春先に開会しているパンジーはハウス栽培、室内栽培のものです。パンジーが徒長したらどうすればいい?
パンジーが徒長したらどうすればいい? というお悩みもよくある質問です。もっと株を大きくしたいけれど、葉や茎が伸びるだけで見た目が悪くなってしまったということもあります。 答えは、元の株のボリュームの半分くらいまで切り戻す必要があります。徒長する原因は日当たりが悪い、肥料が多いなどありますが伸びすぎて草姿が崩れたり、病気になったりするため、気になったら春先にバッサリと切り戻してみましょう。脇芽がどんどん伸びてちょうどいいバランスになりますよ。パンジーの種まきまとめ
最後まで読み進めてみていかがでしょうか? パンジーの種まきは初心者にも挑戦しやすく、1代で花模様が変わり自分好みの品種交配を楽しまれている愛好家も多くいらっしゃいます。 成功するコツや失敗の原因を把握しておけば、パンジーだけでなくビオラの種まき、さらにほかの1年草の種まきと新たな挑戦になっていくでしょう。 この記事のポイントは- 種まきの発芽率が高いのは8月下旬、9月〜10月
- 生育に適した空調管理のできる室内がおすすめ
- セルトレイや土のほかに、キッチンペーパーやピンセットなどがあると便利
- 種まきする前に1カ月ほど冷蔵庫で保管する
- セルトレイへ種まきした後発芽するまでは新聞紙で遮光する
- 種まき直後は霧吹きで水やり、発芽するまでは底面給水する
- 発芽したらなるべく早くポット上げする