コーヒーの木に実がなるのは本当?実をつける方法やコツを徹底解説

コーヒーの木に実がなるのは本当?実をつける方法やコツを徹底解説
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目次

つやのある葉が特徴的なコーヒーの木。見た目の可愛らしさから、コーヒーの木はインテリアとしても人気がある植物です。そんなコーヒーの木には実がなるって知っていましたか。たとえ観賞用として育てている場合でも、育て方次第ではコーヒーの木を実らせられるのです。本記事では、「本当にコーヒーの木に実がなるの」「コーヒーの実がなるまでは何年かかるの」などと疑問に感じている方のために、
  • 実を収穫するための受粉方法
  • コーヒーの木に花が咲く条件
  • コーヒーの木の日ごろのケア方法
  • コーヒーの木の実に関する豆知識

について詳しく解説します。本記事を読めば、コーヒーの木の実らせ方がわかります!上手に育てて、コーヒの木の実の収穫を目指しましょう。 ぜひ最後までご覧ください。

関連記事:コーヒーの木の育て方|長く楽しむコツやトラブルの対処法まで紹介

コーヒーの木にも実がなるんですか?

コーヒーの木は小さめサイズの観葉植物として売られていることも多く、実がなっている状態を目にすることは少ないでしょう。まずは、本当にコーヒーの木に実がなるのかについてお伝えします。

結論:大きくなると実がなる可能性があります

コーヒーの木は大きく成長すると、実がなる可能性があります。たとえ観葉植物用として売られているコーヒーの木でも、上手に大きく育て、花を咲かせられれば、実らせることが可能です。

花が咲いたからと言って実がなるわけではない

コーヒーの木に花が咲いたからといって、必ずしも実がなるとは限りません。実をならせるには、コツが必要になります。

コーヒーの木に実がなるような育て方やコツを徹底解説

次項以降では、コーヒーの木に実をならせる上手な育て方やコツについて詳しく解説します。ぜひ参考にしていただき、コーヒーの木を実らせてみましょう。

実を収穫するには花を受粉させる必要がある

コーヒーの木の実を収穫するためには、受粉させる必要があります。ここでは、受粉の方法について確認してみましょう。

自然界では受粉させてくれる虫が行う

自然界に生えているコーヒーの木の場合には、昆虫の力で受粉が行われます。そのため、特に工夫を施さなくても、開花後に実の収穫が期待できるのです。

室内栽培などでは人工的に受粉する必要がある

室内で栽培する場合などは、人工的に受粉を行いましょう。室内においては、花粉を運ぶ昆虫が存在しないため、ただ花が咲いただけでは受粉が行われません。よって、人工的に花粉を運び、受粉を成立させる必要があります。人工的な受粉には、細い筆を利用するのがおすすめです。筆でコーヒーの木の花の雄しべと雌しべを触って受粉させてください。必ずしも受粉が成功するとは限りませんが、室内栽培などで実をならせるためには、この方法が効果的です。

コーヒーの木の花の特徴や花が咲く条件

コーヒーの木に実をならせるためには、まず花を咲かせなければなりません。コーヒーの木の花の特徴や花が咲く条件について解説します。

①花はたった2日ほどでしぼんでしまう

コーヒーの木の花の最大の特徴は、たった2日程度でしぼんでしまうことです。コーヒーの木には、5つの花弁を持つ白い花が咲きます。花は1~2cmほどのサイズですが、ジャスミンのように香り高いため、開花後はすぐに気づくでしょう。しかし、コーヒーの木の花は、長期間楽しむことができません。コーヒーの木の花は開花から約2日でしぼんでしまうのです。命が短い花のため、実をならせるためには開花後すぐに人工授粉を行うことを意識しましょう

②コーヒーの木の背丈が1m以上になると花が咲くチャンス!

コーヒーの木は、1m以上に育つと花が咲き始めるといわれています。コーヒーの木の花を咲かせる条件は、株を十分に育てることです。開花目安の1mを目指して、とにかく株を健康的かつ大きく育てるようにしましょう。

③実がなるようになるまでは1m以上に育てて数年かかる

背丈が1mを超えても、実がなるようになるまでにはさらに数年かかります。小さなコーヒーの木の株が1m越えまで育ち、花をつけるまでには約3年~5年はかかります。しかし、実らせるためには、そこからさらに数年かけて株を大きくしなければなりません。実がなるまでには約6年以上、長い場合だと10年ほどの時間が必要だと覚えておきましょう。

コーヒーの木を大きくする日常のケア方法

コーヒーの木を大きく育てるためには、日ごろからの適切な管理が大切です。ここでは、コーヒーの木の日常ケアについて解説します。

置き場所は季節ごとに変える

置き場所を季節によって変えることで、コーヒーの木は健康的な株に育ちます。

夏の置き場所

コーヒーの木は耐暑性が高く、日光を好む植物なため、夏場はほどよく日光が当たる場所で育てましょう。真夏以外は、屋外に置いて日光浴させてあげるのがおすすめです。ただし直射日光は避けるようにしてください。直射日光は葉焼けの原因となり、コーヒーの木にダメージを与えます。また、午前中は屋外、午後は室内のように、1日の中で置き場所を変えるとダメージを避けながら、適度に日に当ててあげられますよ

冬の置き場所

コーヒーの木は寒さが苦手なため、もし屋外で育てている場合は、10℃以下になったら室内に移動させましょう。また、たとえ室内に置いていても、外と同じくらい気温が下がる窓際からは離して管理してください。朝・夕の気温が低い時間帯は、段ボールで周りを囲うと暖かさが保たれますよ。とにかく冬場の寒さには注意が必要です。

水やりも季節ごとに量や間隔を変える

置き場所同様、水やりも季節ごとに調節し、適度な量や間隔で水分を与えます。

夏の水やり

夏の水やりは、「土が乾いたら鉢底からあふれるくらいたっぷり」と覚えておきましょう。コーヒーの木は春から秋にかけて成長期を迎えます。特に夏は、土の乾きをよく観察し、水切れに注意してください。頻度の目安は、週に2~3回です。また、気温が高すぎない朝もしくは夕方のタイミングで水やりをするようにしましょう。1日の中で最も気温が高い昼間に水やりしてしまうと、与えた水分の温度も上がり、根が傷んでしまう恐れがあります。

冬の水やり

夏に比べて、冬は水やりを控えて、乾燥気味に育てます。冬はコーヒーの木の休眠期にあたるため、夏ほど水分を必要としません。週に1回程度を目安に、「少ないかな」と感じるくらいの量の水を与えましょう。ただし、葉がしおれてきているようであれば、水分が足りていないので微調整が必要です。株や葉の状態を日ごろからよく見て、適切な量と頻度を見極めましょう。

コーヒーの木にとって肥料はとても重要!

コーヒーの木を大きく育てる場合には、肥料を与えることが重要です。肥料は5月~9月にかけて与えましょう。ただし、根腐れなどのトラブルを避けるために、真夏は施肥を控えます。 コーヒーの木に適した肥料は、緩効性の固形肥料です。2ヶ月に1回程度、土の上に置いてじっくり栄養を与えます。もし、葉色が悪いなど、元気がないと感じる場合には、速効性の液肥1週間~10日に1回の頻度で与えてみてください。また、コーヒーの木を植え替えた場合は、1ヶ月程度期間を空けてから施肥を開始しましょう。 冬はコーヒーの木の休眠期なので、肥料は必要ありません。あくまで、肥料が必要なのは、真夏以外の成長期だと覚えておいてください。

コーヒーの木の土は水はけがいいものを使う

コーヒーの木の育成には、水はけの良い土を使います。基本的には、園芸品売り場に置かれている観葉植物用の土で十分です。もし、自分で土をブレンドする場合は、鹿沼土2:バーミキュライト5:腐葉土3、もしくは、赤玉土(小粒もしくは中粒)6:ビートモス2:バーミキュライト2の割合で混ぜてみてください。

生育旺盛なコーヒーの木は植え替えが必須!

コーヒーの木はとにかく生育旺盛。鉢植えで育てている場合は、根詰まりや土中の栄養不足などのトラブルを防ぐために、2年に1回はコーヒーの木を植え替える必要があります。

コーヒーの木の植え替えは5月~7月に行うこと

コーヒーの木の植え替えに適した時期は5月~7月です。5月~7月はちょうどコーヒーの木の成長期にあたり、この時期のコーヒーの木は植え替えによってダメージを受けてもすぐに回復します。 成長期は秋まで続きますが、気温が下がり始める9月や10月は、コーヒーの木にとって植え替えがより負担になってしまいます。そのため、できるだけ5月~7月のうちに植え替えを終わらせましょう。

コーヒーの木の植え替えに必要なもの

コーヒーの木の植え替えに必要なものをまとめました。
  • 植え替え用の土
  • 新しい鉢
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 剪定ばさみ
  • スコップ
  • 割り箸
  • 新聞紙(土汚れが気になる場合)
前項で解説した通り、土は水はけの良いものを準備しましょう。また、鉢は現在使っているものよりも1回り大きなものを用意します。もし、植え替え時に土で汚れるのが気になる方は、新聞紙を敷くと良いですよ。

コーヒーの木の植え替え手順

コーヒーの木の基本の植え替え手順は、以下の通りです。
  1. 鉢からコーヒーの木を取り出し、根をほぐしながら土を落とす
  2. 万が一、傷んでいる根がある場合は、剪定ばさみで切り落とす
  3. 新しい鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に入れる
  4. 用意した土を入れ、コーヒーの木を植えつける
  5. 割り箸を使って、根の隙間まで土を入れる
  6. 植え替えが終わったら、たっぷりと水やりする
植え替え時、土を上から被せただけでは、根の隙間まで土が入り込みません。割り箸を何度か土の中に刺して、根と根の間まで土が行き渡るようにしましょう。

【豆知識】実はコーヒーの実は食べることができる!

コーヒの木といえば、コーヒー豆の収穫のイメージですが、実は、実はそのまま食べることもできます。もし実をつけることに成功したら、試しに食べてみるのも良いでしょう。

昔はコーヒーの実は食べられていた?

コーヒーの起源とされる説の中には、コーヒーの実を食べていたという言い伝えもあります。そのうちの1つが、「ヤギ遣いのカルディの伝説」です。ヤギが赤い実を食べて興奮しているのに気づいたカルディは、自身もその赤い実を食べることにしました。すると、気分が爽快になり、体も元気になったといいます。その後、赤い実の効果を僧侶に伝えると、次第に僧侶の間でも赤い実が食べられるようになりました。ヤギとカルディが食べた「赤い実」こそコーヒーの木の実であり、この説からコーヒーの木の実が食用とされていたことがわかります。 ちなみに、現代においても、コーヒーの木の実は食用として活用されていますよ。コーヒー豆を取り出す際に不要となる果肉や皮を乾燥させ、それらをお茶にした「カスカラティー」が販売されています。気になった方はぜひ試してみてください。

昔から【眠気覚まし】の効果が知られていた

「ヤギ遣いのカルディの伝説」の中で、僧侶が赤い実を食べるようになったのは、眠気覚ましのためだといわれています。現代においても、「コーヒー=眠気覚まし」のイメージが強いですが、コーヒーの木の実を食べていた当初から、眠気覚ましの効果は知られていました。

コーヒーの木の実に関する質問

コーヒーの木の実に関する質問にお答えします。

Q. コーヒーの木が実をつけるまでに何年くらいかかりますか?

A,おおよそ6年以上と覚えておきましょう。 前項でも解説しましたが、コーヒーの木を実らせるためには、コーヒーの木の背丈を大きくする必要があります。上手に育れば、早くて3年~4年ほどで花が咲くまで育てられます。しかし、そこから実がなるまではさらに数年かかるため、小さな株から育てるのであれば6年以上はかかると覚えておきましょう。時間はかかりますが、時間と手間をかける分、愛着が湧いてきますよ。

Q. 観葉植物全般的に、実生株でないと花が咲かないような気がしますが、コーヒーの木はどうですか?

A,実生株でなくても花が咲く 観葉植物の中には、実生株(種から育てた株)でないと実がならない種類もあります。しかし、コーヒーの木の場合は、実生株でなくても実をならせることが可能です。よって、株の購入時にも特に気を遣うことはありません。好みの株を選んでみてください。

Q. コーヒーの木を育ててみたいと思うのですが、100均などにも売っていますか?

A,100均でもコーヒーの木は取り扱われています。 ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均は園芸コーナーが充実しており、コーヒーの木も手に入ります。ただし、店舗によって取り扱っている種類が違ったり、そもそも観葉植物を取り扱っていない店舗があったりすることは覚えておいてください。100均で扱われる観葉植物は小さい株がほとんどなため、実をならせるまでには何年もかかりますが、手軽に購入したいのであれば100均を利用することをおすすめします。

コーヒーの木に実がなるのは本当?実をつける方法やコツを徹底解説のまとめ

コーヒーの木は、大きく育てば実がなる可能性があります。コーヒーの木に実をならせる方法やコツについて、改めてまとめました。
  • コーヒーの木には香り高い花が咲き、そこから実をつけさせるためには人工授粉が必要
  • コーヒーの木に実をならせるためには、株を大きく育てることが重要
  • コーヒーの木の置き場所や水やりは、季節によって変える
  • 肥料は5月~9月の成長期に与え、土は水はけの良いものを使用する
  • コーヒーの木は生育旺盛なため、鉢植えの場合は2年に1回の植え替えが欠かせない
花を咲かせたり、実をならせたりすることも、観葉植物を育てる楽しみの1つになります。コツさえおさえれば、コーヒーの木も実らせられるため、コーヒーの木を育てている方はぜひ挑戦してみてくださいね。 最後までご覧いただき誠にありがとうございました。