観葉植物の処分に困っていませんか?捨て方やタイミングを徹底解説

観葉植物の処分に困っていませんか?捨て方やタイミングを徹底解説
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目次

観葉植物を育てている方であれば、一度は枯れてしまい処分しなければならなくなった経験がお有りなのではないでしょうか。観葉植物が枯れてしまった後の処分は人によって様々です。方法がわからずとりあえず燃えるゴミに捨てるなんてこともあるそうです。しかし、もしかしたら燃えるゴミに捨てることが許されていない可能性があるため、確認が必要になります。 そこで本記事では、
  • 観葉植物を捨てるタイミング
  • 観葉植物の捨て方の手順
  • 4種類の捨て方
  • 観葉植物を復活させる方法
について解説します。本記事を読み、一度は悩んだことのある観葉植物の捨て方を習得してください。

観葉植物が枯れたので燃えるゴミでいいですか?

燃えるゴミで処分できるサイズであれば、燃えるゴミでの捨て方が理想です。間違ってもお住まいのマンションやアパートの敷地にある花壇や近所の公園の植え込みなどに土を捨てるのは厳禁です。最悪の場合、法に触れる可能性もありますので注意しましょう。

自治体のルールを確認しましょう

土は燃えるゴミや燃えないゴミで処分できる自治体もありますが、一部の自治体では土の回収を行っていないところがありますので確認が必要です。自治体で回収してもらえない場合、ホームセンターや回収業者を利用することもできますが、回収に対応しているホームセンターは多くなく、回収業者への依頼は割高な費用がかかるといった点が気になるところです。

自治体で細かい規定があるかもしれません

土は居住する自治体によって細かい規定があるかもしれません。少しの土であれば、燃えるゴミとして捨てられるところもありますし、たとえ少量でも土を含んでいるのであれば、粗大ゴミとして処分しなければいけない自治体もあります。この点の捨て方については、インターネットで調べる、もしくは、自治体に連絡するなどして詳細を確認するしか知る術がありません。

観葉植物の正しい捨て方や処分方法を徹底解説

観葉植物が枯れてしまった場合、どのような捨て方が正解となるのでしょうか。大型の観葉植物であれば業者に頼むという方法もあります。また、観葉植物が完全に枯れていなければ復活できる可能性もあります。その方法も含めて以下でご紹介します。

捨てる前に観葉植物の状態を確認しておこう

観葉植物を処分するきっかけで多いのは、植物が枯れてしまったときなのではないでしょうか。しかし、枯れたと思っていた植物でも後から復活させることができるかもしれません。植物が枯れたと思った際に、チェックしておきたいポイントについて解説します。

枯れているようで観葉植物の休眠期間ではないかを疑う

植物は気温が低くなると休眠期に入ることがあります。休眠期に入ると一時的に成長が止まるため、枯れてしまったように見えるかもしれません。そのため、休眠期かどうかを見分けることが必要になります。

元気がないだけで完全に枯れてはいないかどうか

休眠期がどうかを見分けるには「根」「枝」の状態を確認してみてください。休眠期の根は、枯れている場合は根が乾燥して黒ずみ、悪臭がします。枝は簡単にポキッと折れるようであれば、枯れている可能性が高いです。枯れると枝の中まで乾燥が広がります。

【超大切】観葉植物を捨てるタイミング

「観葉植物が枯れてしまった」「引っ越し先に置き場所がない」などの理由で、観葉植物を処分しなければならない場面が出てくることもあるでしょう。ここでは観葉植物を捨てるタイミングについて解説します。ぜひ参考にしてください。

観葉植物が完全に枯れてしまったとき

植物が完全に枯れているのかを確認する方法を参考にしていただき、完全に枯れていた場合は処分するしかありません。小さいものは燃えるゴミとして処分し、大きいものは粗大ゴミとして回収している自治体もあります。また、鉢に植えたままの状態で処分できない場合は分別して適切な方法で処分しましょう。

引越等で自宅に置くことができなくなるとき

引越等で自宅に置けなくなる場合は、おそらく植物はまだ元気な状態でしょう。そのため、捨てるのは心が痛むので知人や友人に譲るか、フリマやオークションで売ることをお勧めします。お花や植物好きの人なら、喜んで受け取ってくれるでしょう。大切に育てた観葉植物を、顔見知りの人に引き続き育ててもらえると安心できます。

【必見】観葉植物の捨て方の手順

では実際に観葉植物を処分する場合、どのような手順で処分すれば効率良く廃棄できるのでしょうか。ここでは、観葉植物の捨て方について解説していきますので最後までご覧ください。

①観葉植物を鉢から取り出して植物と土に分別する

観葉植物はリサイクルする意識をもって無駄なく廃棄することが大切です。そのため、まずは植物と土、鉢に分別しましょう。植物と土、鉢は、それぞれ捨て方が大きく異なります。捨てるための下準備として、キレイに3つに分類してください。

②大きい木などはカットしてゴミ袋に入れる

観葉植物が木のように大きく、ゴミ袋に入らなければカットすることから始めていきましょう。丈夫なハサミでカットできなければ、のこぎりを利用するという方法もあります。何等分かにカットして捨てやすいサイズにしてください。 カットした観葉植物を薪のように束ねて、ヒモで固定します。ここまで整理できたら、自治体から指定された捨て方で、粗大ゴミとして処分しましょう。もし、小さな観葉植物であれば、そのまま燃えるゴミとして袋に入れて廃棄してください。

③自治体のルールに従ってゴミに出す

土は、居住する自治体によって異なります。少しの土であれば、燃えるゴミとして捨てられるところもありますし、たとえ少量でも土を含んでいるのであれば、粗大ゴミとして処分しなければいけない自治体もあります。 この点については、インターネットで調べる、もしくは、自治体に連絡するなどして捨て方を確認するしか知る術がありません。もっとも、お得に土を処分したいということであれば、自分の庭に捨てましょう。

④鉢は素材に合った捨て方をする

観葉植物が入っている容器は、プラスチックでしょうか?それとも、陶器でしょうか。陶器の植木鉢であれば、燃えないゴミとして処分する必要があります。一方で、プラスチック容器であれば、燃えないゴミとして処分することになります。 自治体によっては、プラスチックごみを燃えるゴミとして捨てられることもあるため、リサイクルを意識ながら、処分作業を進めてください。

⑤フェイクグリーンなどは燃えないゴミなので分別に注意

フェイクグリーンはポリエステルやポリエチレンが素材となるので、燃えないゴミとして処分してください。また、植物を支える園芸用の支柱も素材が金属ですので燃えないごみとして処分します。迷ったら燃えないごみとして捨てる方が無難かもしれません。

【もっと詳しく】観葉植物の捨て方4選

ここでは、観葉植物が枯れてしまい捨てるしかなくなってしまった場合の捨て方をご紹介します。まだ元気な植物の対応方法に関しては次の項目で解説していますので、そちらをごらんください。

観葉植物を燃えるゴミとして捨てる

大型サイズの観葉植物でなければ、燃えるゴミとして処分できます。簡単な方法ですが、前述した植物・土・鉢の分別は必要です。しっかり分別したうえで、他の廃棄方法もあることを前提としてそれぞれを適切な方法で処分しましょう。

観葉植物を粗大ごみとして捨てる

大きいサイズの観葉植物は、粗大ゴミとして扱われます。各自治体では粗大ゴミの回収を行っているので、ルールに合わせて回収を依頼しましょう。自治体のサービスである安心感や比較的処分費用が安いことなどがメリットです。ごみ処理券の購入や窓口への連絡などの手間は必要になります。

自治体のごみ処理施設に出す

ゴミ処理場に持ち込んで、観葉植物を処分してもらうのも方法のひとつです。鉢のまま持ち込んでも、それぞれを適切な方法で処分してくれます。観葉植物以外の不用品と合わせて処分を依頼するのもおすすめです。 住んでいる場所によっては、ゴミ処理場まで遠いこともあるでしょう。営業時間も決められているので、平日忙しい方や近くにない方には利用しにくいのが難点です。車を用意したり、スケジュールを決めたりして計画的に利用してみましょう。

廃棄物回収業者に回収を依頼する

廃棄物回収業者では、観葉植物の回収や処分を行っているところもあります。回収業者に依頼するメリットは、指定の場所まで出張してもらえることです。梱包や運搬に手間をかけることなく、そのままの状態で回収してもらえることが大きなメリットだといえます。大きく育った観葉植物であるほど、重く動かすことが困難なため出張回収はおすすめです。

枯れてないけど不要になった観葉植物の処分方法

観葉植物がまだ元気ではあるものの不要になってしまった場合の処分方法になります。基本的には元気な状態のまま相手に引き取ってもらえるためご安心ください。次の育て主の場所へ行っても元気に育ってくれることを祈りましょう。

通販の下取りサービスやショップを利用する

観葉植物を取り扱うショップやインターネット通販では、下取りサービスを行っている場合もあります。自宅にいながら配送スタッフが引き取りにきてくれたり、状態によっては査定額が高くついたりするのが特徴です。 あくまで購入と一緒に利用できる下取りサービスですので、観葉植物を処分しつつ買い替えたい場合に向いています

オークションやフリマアプリで売る

まだ元気な観葉植物は、オークションやフリマアプリで売るという手もあります。希望の価格で売れる場合が多いのがメリットで、買い替えの費用などを捻出できるでしょう。 ただ、購入者が現れるまでに時間がかかったり、自分で配送や梱包する手間があったりするのは注意が必要です。ときには購入者とトラブルになる可能性もあるので、慎重にやり取りを行いましょう。

知り合いに譲る

知人や友人に植物好きの方がいる場合は、観葉植物を譲るのも方法のひとつです。お金をかけずに観葉植物を受け渡しでき、代わりに元気に育ててもらえるでしょう。ただし、枯れた植物はもちろん、大型の植物は受け取ってもらいにくい場合があります。 部屋の雰囲気に合わなかったり、家族の事情があったりするので、即決するのは難しいでしょう。なるべく早く声をかけたり、譲り手が見つからなかったときの処分方法を考えておいたりする必要があります。

都市圏で便利!観葉植物を処分してくれる業者3選

もし自分で処分するのが難しい場合は、業者に依頼するのも捨て方のひとつです。東京・大阪・名古屋のおすすめ業者をご紹介しますので、ぜひ利用を検討してみてください。

【東京】クリーンワークス

クリーンワークスは、東京・千葉・埼玉・神奈川で不用品回収や買取を行っている業者です。植木処分サービスを提供しており、植物や土、鉢だけでなく、タイルやレンガ、ブロック、ラックなどの園芸用品もまとめて処分できます。 自宅の庭やベランダからの植木処分のほか、店舗の植木処分も依頼可能です。
住所 東京都葛飾区四つ木5-1-12
電話番号 0120-538-814
アクセス お問い合わせフォームよりご連絡ください
特徴 石。土などの市では収集していないゴミ処理
価格帯 土・プランター・植木鉢500円〜
 

【大阪】株式会社アルファグリーン

株式会社アルファグリーンは、大阪をはじめとした関西エリアで観葉植物に関わるサービスを提供しています。植木処分サービスでは、基本料金3,000円、1鉢500~1,000円で枯れた観葉植物を処分可能です。 観葉植物のレンタルや壁面の緑化などのサービスも行っているので、合わせて利用を検討してみてはいかがでしょうか。
住所 〒651-0086 神戸市中央区磯上通8丁目1-8 アジアビル2F
電話番号 078-261-8482
アクセス 電話・メール。お問い合わせフォーム
特徴 観葉植物のレンタルも可能
価格帯 大鉢…プラスチック製10号鉢 3,000円+廃棄処分費用
 

【名古屋】和波波グループ

和波波グループは、愛知県内や名古屋市内など東海地区をメインにサービスを提供している業者です。商品ごとに料金の見積もりを行い、引き取ったものは法令に従って適切に処理されるので、安心して観葉植物の処分を任せられます。 また、引き取った品物を流通する販売販路を豊富に確保しており、観葉植物を次の人へとつないでくれるのも嬉しいポイントです。
住所 愛知県名古屋市緑区砂田2-1007
電話番号 0120-927-898
アクセス お見積りフォーム、電話番号
特徴 袋に入る分なら詰め放題、他社より安くできる
価格帯 90Lのゴミ袋サイズ 1080円〜
 

【助かるかも!】観葉植物を復活させる方法

観葉植物が枯れてしまって捨て方を検討している場合は、状態によっては復活させられるかもしれません。大切に育ててきた観葉植物は、できれば捨てたくないはずです。3つの方法を解説しますので、復活を試みてみましょう。

根腐れ・根詰まり部分を除去して植え替えを行う

観葉植物は生長すると、葉っぱや大きさが変わらなくても、土の中で根が育っています。根がいっぱいになって詰まっていると、栄養が行き届かずに枯れてしまいます。水をあげすぎて根腐れを起こしている場合も枯れてしまいます。 根詰まりや根腐れを起こしている場合は、その部分を取り除いて植え替えると復活させられるかもしれません。

受け皿に溜まった水を捨てて根腐れや病害虫の被害を防止する

受け皿に水が溜まっていると、その水が腐って病害虫が発生してしまったり、根腐れも起きてしまう可能性があります。そのため、受け皿に溜まった水は確実に捨てることを心がけることで枯らすこともありませんし、復活させられるかもしれません。

観葉植物の置き場所を見直す

枯れたり、元気をなくしたりしている原因が置き場所にある可能性もあります。直射日光があたる場所や、温度が植物の性質に合っていない場所などは、適切ではありません。まずは植物の好む生育環境を調べ、植物に合った場所に置いてみましょう。生命力があれば、また新たに芽を出したり、葉をつけたりする場合もあります。

元気な茎や葉を利用し観葉植物を増やして育てる

大部分が枯れてしまっていても、元気な茎や子株がある場合は新たに育てられます。茎を水や土に植える挿し木などによって芽を出せば、また大きく育ちます。今まで育ててきた観葉植物に感謝しつつ、新たな世代として大切に育ててあげることも選択肢の一つです。

【要注意】観葉植物の土の処分はさらに厳しい

自治体にもよりますが、土は、ほとんどの地域で廃棄物として認められていません。そのため以下で説明する捨て方で処分する必要があります。土だからといってどこでも捨てられるわけではないことを把握しておきましょう。

土だからといって周囲に捨てるのは厳禁

土だからといって、お住いのマンションやアパートの敷地にある花壇や近所の公園の植え込みなどに捨てるのは捨て方としてはNGになります。公共の場所に土をまく行為は不法投棄とみなされ、厳しい罰則を科せられる可能性があります。自宅以外の場所に土を捨てるのは、絶対に止めましょう。

土は自治体で回収してもらえないこともある

土は燃えるゴミや燃えないゴミで処分できる自治体もありますが、一部の自治体では土の回収を行っていないところがあります。 自治体で回収してもらえない場合、ホームセンターや回収業者を利用する捨て方もありますが、回収に対応しているホームセンターは多くなく、回収業者への依頼は割高な費用がかかるといった点が気になるところです。

観葉植物の古い土の捨て方でおすすめの方法

ここでは古い土の捨て方でおすすめの方法を2つご紹介します。観葉植物やプランターなどで植物を育てていた場合、枯れた植物は生ゴミとして処分できても、土の捨て方を知らないという人は多いので、不法投棄だけはしないようにしてください。

①自宅に庭がある場合は庭に撒く

自宅に庭がある場合、庭の土としてまくことができる方は多いのではないでしょうか。ただし、使用済みの古い土は、すでに植物へ栄養を吸収されていることから、他の植物を育てるために使用するのは、適していません。また、近所の公園や花壇など、公共の場に土を捨てることは不法投棄になりますので注意が必要です。

②ホームセンターや園芸店の引き取りサービスを利用する

すべての店舗で対応してくれるわけではありませんが、植物の苗を販売しているようなホームセンターや園芸業者では不要な土を回収していることもあります。店内の商品の購入と引き換えの場合もあるので、あらかじめ確認しておくことが必要です

【豆知識】観葉植物を捨てるのは風水的に怖い意味がある?

風水的に運気アップのアイテムとされる観葉植物ですが、枯れたからといって捨ててしまうのは風水的に怖い効果が起きてしまうのではないでしょうか。ここでは植物を捨てる場合と捨てなかった場合の効果についてご紹介します。

枯れてしまった場合はすぐに処分する

日当たりや水やりなどが原因で枯れてしまったのかもしれませんが、飾っていた場所の悪い気を浄化してくれた、という風に思うと少し気持ちが楽になります。 これまでがんばってくれた感謝を込めて処分しましょう。

枯れた観葉植物を放置するとさらに悪い気が広がる

枯れた植物をそのままにしておくことは、風水的にはよくないこととされています。枯れたものは悪い気を放つと考えられているので、枯れてしまったら残念ながらすぐに処分したほうがよさそうです。

観葉植物の処分に困っていませんか?捨て方やタイミングを徹底解説のまとめ

いかかでしたか。本記事では観葉植物の捨て方について解説しました。ポイントとしては、
  • 自治体によっては燃えるゴミで捨てられる
  • 鉢やフェイクグリーンは燃えないごみとして処分する
  • 大きな観葉植物は回収業者に依頼して処分する
  • まだ生きている可能性がある植物は復活を試みる
となります。枯れてしまうのは悲しいことですが、観葉植物も生き物ですのでいつかは枯れてしまう運命にあります。まずはできるだけ長く楽しめるよう、毎日のお手入れの際に何か悪いところはないかチェックしましょう。 残念ながら枯れてしまった場合は、これまで楽しませてくれた感謝の気持ちを込めながら、地域ごとのルールに沿い捨て方に気をつけて廃棄しましょう。枯れた観葉植物をそのまま飾っておくことは見栄えもよくないですし、風水的にも悪い気を発するとされているのでよくありません。今回も最後までご覧いただきありがとうございました。