垂れ下がる観葉植物はインテリア性が高く、テーブルに置く以外にも吊るして飾る方法などもあります。垂れ下がる観葉植物はおしゃれな一方で、ケアが難しそうなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
- 垂れ下げるのに適した観葉植物の特徴
- おすすめの垂れ下がる観葉植物
- 垂れ下がる観葉植物が購入できる場所
- 垂れ下がる観葉植物を飾るときのポイント
- 垂れ下がる観葉植物を飾るときのおすすめグッズ
- 垂れ下がる観葉植物を飾るときの注意
- 風水を利用した飾り方
について詳しく解説します。
垂れ下がる観葉植物を枯らさずに育てるには、飾る場所に適しているか見極めることが大切です。吊るす方法でも丈夫に育つ品種やケアがしやすいおすすめの観葉植物を参考に、素敵なお部屋にコーディネートしてくださいね。
垂れ下がる観葉植物はボリューム感があって人気
垂れ下がる観葉植物は葉っぱのボリューム感があり、グリーンがお部屋に映えるため人気。インテリアにおすすめの垂れ下がる観葉植物の魅力をご紹介します。
垂れ下がる観葉植物ってなんですか?
垂れ下がる観葉植物とは、葉っぱが下に垂れ下がっている植物のこと。
垂れ下がる観葉植物は葉っぱが成長するにつれて下に伸びていくため、つるのようになるのが特徴。そのため垂れ下がる観葉植物の多くは「つる性」の植物で、ポトスやシュガーパインなどがあります。垂れ下がる観葉植物は床に置いて育てるよりは、高い位置から吊るす「
ハンギング」向きです。さまざまな吊るし方ができるため、インテリア性が高く自由なアレンジが楽しめます。
垂れ下がる観葉植物は好きだけど名前が分からない
垂れ下がる観葉植物には先ほど紹介したつる性の植物以外にもたくさんあります。垂れ下がる観葉植物の種類は多くいため名前がわからない、覚えられない方も多いのではないでしょうか。本記事では垂れ下がる観葉植物を吊るすハンギングなどに適したおすすめの種類をご紹介しているためご安心ください。
垂れ下がる観葉植物の手入れ方法やアレンジまで徹底解説
垂れ下がる観葉植物は床などに鉢を置いて育てるときとは異なる注意点もあります。また垂れ下がる観葉植物は吊るす方法だけでなく、工夫次第でオリジナルのインテリアも作ることが可能。適切なお手入れ方法やお部屋をおしゃれにするアレンジまで、わかりやすく徹底解説します。
垂れ下げるのに適した観葉植物とは?
垂れ下げるのに適した観葉植物を選ぶときには、いくつかのポイントがあります。成長しやすい環境や水やりの頻度、大きさなど、垂れ下がる観葉植物を選ぶ参考にもなるため知っておくと安心です。
ある程度の耐陰性がある観葉植物
観葉植物をハンギングなどで吊るして飾る場合には、ある程度の耐陰性がある植物を選びましょう。
ハンギングなどで上から吊るすと、植物に日光が当たりづらくなります。そのためある程度の耐陰性がある観葉植物を選ぶと、枯れる心配も少なく済むでしょう。
また垂れ下がる観葉植物の飾り方で、カーテンレールを使用する方法があります。カーテンレールに垂れ下がる観葉植物を飾る場合は窓辺のため、長時間日差しに当たり葉が変色する「
葉焼け」を起こす可能性があるため注意が必要。
カーテンレールに吊り下げる場合は、日光に当たり過ぎても葉焼けしにくい観葉植物を選ぶと安心です。
水やり回数を減らすことができる乾燥に強い植物
垂れ下がる観葉植物を吊るす天井付近は、暖かい暖房などの空気が溜まりやすく乾燥しやすい環境。そのため吊るして飾るときは乾燥に強い植物を選びましょう。乾燥にも強い観葉植物を選ぶと、面倒な水やりの回数も減らせるため管理もしやすくなります。
小ぶりな観葉植物
吊り下げて飾る場合は大きすぎず、小ぶりな観葉植物を選びましょう。垂れ下がる観葉植物が大きく重いと、地震などの衝撃で落下する危険性があります。そのため
垂れ下がる観葉植物を選ぶ場合は、鉢のサイズでは5号までにしておくと安心です。またハンギングなどの吊り下げるハンガーが、どれくらいの重さまで耐えられるかも確認しておくと安全に飾れるでしょう。
おすすめの垂れ下がる観葉植物の種類を紹介
吊り下げて飾れるおすすめの垂れ下がる観葉植物をご紹介します。どれも育てやすく個性のある観葉植物のため、お部屋を明るくおしゃれに演出してくれるでしょう。
グリーンネックレス
グリーンネックレスは名前のとおり、小さな粒がビーズのように見える葉がネックレスのように伸びる観葉植物です。秋から冬にかけて白い花を咲かせることがあります。原産地は南アフリカで砂漠で育つ植物のため、乾燥に強く水管理がしやすいでしょう。反対に
過湿状態になると枯れることもあるため、湿度の高い梅雨時期の水やりは慎重にする必要があります。
グリーンネックレスは冬でも
3℃まで耐えられるため、室内ではケアがしやすい観葉植物。置き場所は風通しのよい明るい日陰が適しています。
水やりは乾燥気味にして夏は1週間に1回、冬は月に1~2回程度に与えましょう。季節の変わり目の春と秋は土が乾いたらたっぷりと与えます。
原産地 |
南西アフリカ |
背丈/大きさ |
30~100㎝ |
耐暑性 |
普通 |
耐寒性 |
普通 |
花言葉 |
『健やかな成長』『青春の思い出』『豊富』 |
ポトス
ポトスは明るいグリーンの葉っぱが特徴で、成長スピードも早く育てやすい植物です。ポトスの伸びた葉はカットして水に挿すだけでも育ちます。
明るい場所を好む一方で直射日光には弱く葉焼けしやすいため、カーテンレールに吊るす場合はレースカーテン越しに飾りましょう。水やりは土が乾いたらたっぷり、冬は2~3日置いてから与えます。
原産地 |
ソロモン諸島及び東南アジア熱帯雨林地帯 |
背丈/大きさ |
背丈10~30cm、横幅50~200cm |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
弱い |
花言葉 |
『永遠の富』『華やかな明るさ』『長い幸』 |
三日月ネックレス
三日月ネックレスは名前のとおり、三日月の形をした小さな葉が特徴の可愛らしい多肉植物です。
毎年春になると花が咲くことがあり、成長の変化も感じられるでしょう。三日月ネックレスは乾燥を好むため、頻繁な水やりも不要。水やりのタイミングは葉がシワシワになってきたときに与えます。明るい日陰でよく育つため、優しい明るさの場所に飾りましょう。
原産地 |
南アフリカ |
背丈/大きさ |
30~100㎝ |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
弱い |
花言葉 |
『健やかな成長』『青春の思い出』『豊富』 |
ハートカズラ
ハートカズラは小さなハート型の葉っぱが特徴の多肉植物です。多肉植物のため乾燥に強く水管理がしやすいため、初心者でも丈夫に育てられるでしょう。明
るい日陰でよく育つ一方で寒さには弱いため、カーテンレールに吊るす場合は8℃以下にならないよう注意が必要です。水やりは土が乾燥したらたっぷり、冬場は1週間程置いてから与えます。
原産地 |
南アフリカ・熱帯アジア |
背丈/大きさ |
~2m |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
弱い |
花言葉 |
『協力』『助け合い』 |
シュガーバイン
シュガーバインは小さいクローバーのような葉っぱが可愛らしい植物です。
繊細な見た目とは異なり、気温0℃まで耐えられる耐寒性も持ちます。丈夫に育つため健康や縁起のよい植物としても有名です。シュガーバインは明るい窓辺でよく育ちます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり、気温が低くなる秋冬は2~3日置いてから与えましょう。
原産地 |
オランダ |
背丈/大きさ |
背丈10~20cm、横幅30~40cm以上 |
耐暑性 |
やや強い |
耐寒性 |
やや弱い |
花言葉 |
『すこやか』 |
フィカス・プミラ
フィカス・プミラは白い模様が入った小さな葉っぱが特徴の植物です。フィカス・プミラの白い模様は「
班入り」と呼び個性的な見た目の一方で、葉焼けしやすい弱点があります。グリーンのみの葉もありますが班入りの葉は、お部屋を一気に明るくしてくれるでしょう。
フィカス・プミラは「あなたを元気づける」という花言葉もあることから、ギフトにもおすすめです。置き場所は明るい場所に置き、水やりは土が乾燥してからたっぷり与えましょう。気温が低い冬は土が乾燥してから2~3日置いてから水やりをします。
原産地 |
日本、東アジア |
背丈/大きさ |
背丈5~15cm、横幅20~50cm以上 |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
普通 |
花言葉 |
『あなたは私を元気づける』『知識』 |
リプサリス
リプサリスはサボテンの一種で、紐のように細長く伸びた葉っぱが特徴。別名「森林サボテン」とも呼ばれています。
細長く垂れ下がる葉は涼し気で、和風なお部屋にも最適です。春になると白い花を咲かせることもあるため、成長の変化も楽しめるでしょう。日陰でも育つ一方で寒さには弱くため0℃以下では成長が止まります。そのため
冬場は月に1回程度の見やりで、0℃以下になる場合は断水しましょう。
原産地 |
北米~南米 |
背丈/大きさ |
10cm~100cm |
耐暑性 |
普通 |
耐寒性 |
弱い |
花言葉 |
『偉大』『燃える心』『枯れない愛』 |
アイビー
アイビーはヒトデのような形のグリーンの葉っぱが特徴の植物です。葉っぱはグリーンだけでなく白い斑入りのものもあります。
アイビーは日陰でも育つ一方で葉焼けもしにくく丈夫なため、育てやすい植物です。そのためカーテンレールや玄関、どちらにも吊り下げて飾れるでしょう。水やりは土が乾いたらたっぷり、冬は1週間に1回程度与えます。
原産地 |
北アフリカ、ヨーロッパ、アジア |
背丈/大きさ |
~数m |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
強い |
花言葉 |
『永遠の愛』『友情』『不滅』『誠実』『結婚』 |
ワイヤープランツ
ワイヤープランツは丸い小さな葉と赤い茎が特徴の植物です。名前にあるとおり赤い茎はワイヤーのようにも見える一方で、つる性の植物ではありません。ワイヤープランツは寒さにも強く、冬は
0℃まで耐えられます。
ある程度の日陰でも育ち強い生命力を持つため、管理もしやすくさまざまな飾り方ができるでしょう。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと、冬場は2~3日置いてから与えます。
原産地 |
ニュージーランド |
背丈/大きさ |
5cm~20cm |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
強い |
花言葉 |
『純愛』『憧れ』『あなたを思っています』『私を思ってください』 |
ヒモサボテン
ヒモサボテンは名前のとおり太い紐のような形の茎が伸び、サボテンらしく細かい針に覆われています。
ヒモサボテンは茎が成長するほど垂れ下がり、存在感のある観葉植物です。明るい日陰で育つためレースカーテン越しに吊るすと丈夫に成長します。水やりは土全体が乾燥したらたっぷり与えて、冬は月に1回程度で乾燥気味にしておきましょう。
原産地 |
ボリビア、アルゼンチン |
背丈/大きさ |
~1m |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
やや弱い |
花言葉 |
『偉大』『燃える心』『枯れない愛』 |
オリヅルラン
オリヅルランは細長く伸びた明るいグリーンの葉っぱが爽やかな植物です。オリヅルランは
根元からランナーと呼ばれる白い茎を出し子株を作るため、カットして水挿しで新しく育てることも可能。名前の由来もランナーの先にできた子株が折り鶴のように見えるため名づけられました。明るい日陰でも育つため天井付近に吊るして育てられます。
一方で
直射日光が当たる窓辺付近では葉焼けしやすいため、飾る場合はレースカーテン越しにするなど工夫が必要です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり、冬場は3~4日置いてから与えましょう。
原産地 |
温帯~熱帯 |
背丈/大きさ |
~30cm程度 |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
やや弱い |
花言葉 |
『集う幸せ』『子孫繁栄』 |
ウスネオイデス(エアプランツ)
ウスネオイデスは細長いシルバーがかった葉が毛糸のように垂れ下がっている植物で、土に植える必要がなく「エアプランツ」とも呼ばれます。毛糸のようにふわふわして見えるのは、葉の表面にある「
トリコーム」と呼ばれる毛があるから。
トリコームで水分を取り込み、乾燥から身を守っています。水やりは週に1回程度、霧吹きで与えましょう。
ただし霧吹きをする時間帯は夕方以降にします。
日光が当たらない時間帯になると「気孔」と呼ばれる水分や酸素を取り込む部分が開くため、日暮れになる夕方以降に霧吹きをしましょう。寒さには弱いため冬場は窓辺から離れた場所に飾ると安心です。
原産地 |
中南米 |
背丈/大きさ |
30~50cm |
耐暑性 |
やや強い |
耐寒性 |
やや強い |
花言葉 |
『不屈』 |
つる性ガジュマル
つる性ガジュマルは濃いグリーンの小さな丸い葉が可愛らしい植物。ガジュマルという名前から木のイメージがありますがつるのように茎が伸びて垂れ下がっており、吊り下げて飾れる植物です。
日当たりのよい場所を好むため、窓辺付近に飾ると丈夫に育ちます。水やりはた土の表面が乾いたらたっぷりと行い、冬場は2~3日置いてから与えましょう。
つる性ガジュマルは湿度が高い環境でよく育つため、年間を通して葉水は毎日しておくと安心です。
原産地 |
中国、台湾 |
背丈/大きさ |
10〜200cm |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
普通 |
花言葉 |
『健康』『たくさんの幸せ』 |
ディスキディア
ディスキディアは厚みがあり、丸く小さな葉っぱが可愛らしい植物です。明るい場所を好む一方で、ある程度の光が入る日陰でも十分育ちます。
小さな葉は成長すると密集しやすく蒸れることがあるため、明るい窓辺付近に吊り下げて風通しをよくしておくと安心です。水やりは土が乾燥してから与えます。ディスキディアは
葉っぱから水分を取り込めるため、水やりは年間を通して控えめにしましょう。
原産地 |
東南アジア〜オーストラリアの熱帯地域 |
背丈/大きさ |
30cm~200cm |
耐暑性 |
強い |
耐寒性 |
弱い |
花言葉 |
『平和』 |
人気がある垂れ下がる観葉植物はどこで購入できる?
人気がある垂れ下がる観葉植物は通販サイトでも購入が可能。観葉植物を購入できる通販サイトには種類があり、それぞれ特徴も異なります。
楽天市場
楽天市場は出品している店舗の個性を出しながら商品を販売している通販サイトです。
お探しの植物を楽天市場に出品されているすべての商品から探せるため、近くの店舗で目当ての植物が見つからないときにもおすすめ。商品は出品している店舗から配送されるため、レビューでお店の評価も確認可能。観葉植物専門店も出品しているため、レビューを確認しながら安心して注文できます。
Amazon
Amazonは世界最大級の通販サイトで、あらゆるお店の商品の配送も担っています。
Amazonの最大の魅力は配送スピードが速いこと。中にはお取り寄せで時間がかかる場合もありますがAmazonから配送される商品は、注文して数日で自宅に届きます。
Amazonには商品を出品するときの審査が無いため、購入するときには必ずレビューを確認しておきましょう。配送状態や商品の梱包などもチェックしておくと、失敗なく植物を購入できます。
メルカリヤフーオークション
一般の人がだれでも商品を販売できるメルカリやヤフーオークションは、植物を安く購入したい方におすすめです。
気に入った植物があれば出品者と価格交渉も可能なため、コストをできるだけ抑えたい場合に最適。またハンギング用の紐やフックもセットになっているものも多く、買い揃える手間も省けるでしょう。
園芸店直販の通販サイト
園芸店直販の通販サイトの魅力は何といっても質の高い植物を購入できること。
園芸店は定期的に仕入れを行っているため、新鮮な植物に出会えます。植物の専門店から配送されるため梱包も丁寧で、元気な状態で自宅に届くでしょう。
垂れ下がる観葉植物を飾るときのポイント
垂れ下がる観葉植物を飾る方法はいくつかあります。それぞれの飾るときのポイントを押さえておくと、失敗せずおしゃれに仕上がるでしょう。
ポイント①:壁から吊るして飾る
ハンギングには天井から吊るすだけでなく、壁から吊るして飾る方法もあります。
壁に専用のボードを引っかけて植物を置いて飾ると、視界にも入りやすくナチュラルな雰囲気を演出してくれます。また壁に格子状の板を取り付けて植物を吊り下げても、絵画のように楽しめるでしょう。
ポイント②:カーテンレールを利用する
賃貸などで天井や壁に取り付けるのが難しい場合は、カーテンレールに吊るす方法もおすすめです。
カーテンレールに吊るす場合はS字フックさえあれば簡単に飾れるため、手軽にハンギングを楽しめます。カーテンレールに吊るす場合は植物が直射日光に当たらないよう、レースカーテン越しに飾りましょう。
ポイント③:フラワースタンドに置いてみる
天井が高い場合や飾りたい場所に吊り下げるところが無いときは、フラワースタンドを利用するのもおすすめです。
フラワースタンドは植物を簡単に吊るせるだけでなく、飾りたい場所を移動できるのも魅力。取り外しも簡単にできるため、植物のお手入れもしやすくなるでしょう。フラワースタンドには吊るす以外にも
高さを上げて置くタイプもあるため、種類によってさまざまな見せ方ができます。
ポイント④:家具の上に飾って垂らす
垂れ下がる観葉植物は普段から利用している家具の上に飾ることもできます。たとえば
ラックの上から吊り下げてもグリーンが映えて爽やかな印象にもなり、今までとは違った雰囲気を手軽に楽しめます。他にも椅子の上に置くだけでもオリジナリティがあり、おしゃれな雰囲気になるでしょう。
【アイテム】垂れ下がる観葉植物を飾るおすすめグッズ
垂れ下がる観葉植物を飾るときにおすすめのグッズをご紹介します。おすすめのグッズを使用するだけで、できないと思っていた飾り方にもチャレンジできるでしょう。
①プラントハンガー
プラントハンガーとは麻紐などで作られた網目状の袋に、植物を入れて吊るすグッズです。プラントハンガーは
カラーや素材もさまざまで自分でも作れるため、ナチュラルに飾りたいだけでなく個性を出したい方にもおすすめ。手作りする場合の材料は100均でも入手できるため、コスパ重視の方にも最適です。
②ダクトレール
照明と一緒に飾りたい場合はダクトレールを使用するのがおすすめです。ダクトレールは照明を取り付けるレールで、電気が通っています。ダクトレールを利用して暖色照明の隣で植物を吊り下げると、夜でもナチュラルな雰囲気で癒されるでしょう。
③ディアウォール
ディアウォールは木の板を使って天井と床にはまるように、壁や棚を作って植物を飾ります。
ディアウォールはDIYで直接壁を傷つけず、インテリアを楽しみたい方におすすめのグッズです。木の板がホームセンターで購入でき、サイズをあらかじめ図っておくとカットもしてくれます。DIYとはいえ難しい工程は少ないため、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
【注意点】垂れ下がる観葉植物を飾るときに気を付けること
垂れ下がる観葉植物を飾るときには、安全面にも注意する必要があります。ただ飾るだけでなく、生活環境にも配慮して飾ることが大切です。
落下してこないように観葉植物の重量には注意する
垂れ下がる観葉植物を吊るす場合は、重量には注意が必要です。
吊るす前に鉢やワイヤーがどの程度の重さまで耐えられるかを確認しておくと、安全に飾れるでしょう。また水を含むと重くなるため、水やりをした状態での重さもチェックしておくと安心です。
水やりをしにくいのでこぼれてこないようにする
垂れ下がる観葉植物を吊るす場合も受け皿は使用します。受け皿が無いと鉢底から水が流れ出てしまうため、注意が必要。また
水やりをするときも、どれくらい水を与えると受け皿に溜まるかも把握しておきましょう。
飾るときに丈夫に固定しているか確認する
垂れ下がる観葉植物を飾るときは、しっかりと固定しているか確認しておきましょう。カ
ーテンレールに吊るす場合はフックがしっかりかかっているか、壁に掛けるときは固定できているかなどチェックしておきます。普段は外れないと思っていても地震などの衝撃で外れることもあるため、強度の確認はしておくと安全に飾れるでしょう。
動物や小さい子供がいる場合は引っ張ることがないようにする
天井だと届きづらいため問題ない一方でフラワースタンドなど手が届く場所に飾る場合は、ペットや子供が触れる可能性があります。また
フラワースタンドは転倒する危険性もあるため注意が必要。ペットや子供がいるご家庭ではできるだけ、手の届かない場所に飾るようにしましょう。
風水タイプで置く場所や観葉植物を変えてみる
観葉植物一つ一つに風水効果があります。置き場所によっても風水効果は変わるため、目的に合わせて飾ると良い気を運んでくれるでしょう。
玄関は気や幸せを迎えることができる場所
玄関は風水では気の通り道と言われています。玄関は良い気も悪い気も入ってくるため、風水では重要な場所です。
玄関を清潔にしていると邪気を払い良い気を運んでくれるため、空気をきれいにしてくれる観葉植物を置くと運気もアップするでしょう。ただし真っ暗な玄関では植物も枯れてしまうため、定期的な日光浴は必要です。
リビングは気持ちをリラックスできる場所
リビングは生活の中心となる部屋のため、風水では家庭運や健康運に関係すると言われています。そのため
幸せを意味する花言葉を持つポトスなどが最適です。リビングに垂れ下がる観葉植物をハンギングするだけで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気になるでしょう。ただし
エアコンの風で乾燥しやすくなるため、吊るして飾る場合はこまめに葉水をしておくと安心です。
寝室は寝ている間に悪い気を出しエネルギーを蓄える場所
寝室は疲れた体を癒し、パワーを充電する場所。そのため寝ている間に悪い気を出してエネルギを蓄える風水効果があります。寝室には健康を意味する「すこやか」の花言葉を持つシュガーパインなどを置くと、より運気をアップできるでしょう。また
観葉植物には空気清浄効果もあるため、ほこりが舞いやすい寝室にも向いています。寝室に観葉植物を飾り悪い気を浄化することで、全体の運気をアップできるでしょう。
トイレは陰の気が強い場所で金運や健康運と関わりが強い
トイレなどの水周りは陰の気が強く、悪い気が留まる場所。トイレは清潔にしておいた方がいいというのは、悪い気を払うためでもあります。また
トイレは金運や健康に関係するため、清潔にしておくとよい運気が舞い込むでしょう。金運を上げたいときには「永遠の富」の花言葉を持ち、耐陰性もあるポトスがおすすめ。健康運が気になる場合はつる性ガジュマルを置くと相乗効果を得られるでしょう。
垂れ下がる観葉植物のおすすめ14選!飾り方のアレンジ例を徹底解説のまとめ
今回は垂れ下がる観葉植物について詳しく解説しました。
今回のポイントは
- 垂れ下げるのに適した観葉植物はある程度の耐陰性がああり乾燥に強く、小ぶりな植物がよい。
- 垂れ下がる観葉植物は楽天市場やAmazon、メルカリなどの通販サイトの他にも園芸店専門店のサイトでも購入できる。
- 垂れ下がる観葉植物を飾るには壁から吊るすだけでなくカーテンレールやフラワースタンドえお利用したり、家具の上から垂らす方法もある。
- 垂れ下がる観葉植物を飾るときには網目状の袋になっているプラントハンガーや照明と一緒に飾れるダクトレール、DIYできるディアウォールなどもおすすめ。
- 垂れ下がる観葉植物を飾るときは落下しないよう重量としっかり固定してあるかを確認する。
- 垂れ下がる観葉植物の水やりは受け皿からこぼれないように注意し、ペットや子供の手が届かない場所に置く。
- 玄関は気の出入り口のため観葉植物を置くとよい一方で、暗い場合は定期的な日光浴が必要。
- リビングは家庭運や健康運に関係するっ場所のため、幸せを意味するポトスなどがおすすめ。
- 寝室はエネルギーを蓄える場所で、健康を意味するシュガーパインなどを置くと効果的。
- トイレは金運や健康に関係する場所で「永遠の富」を意味するポトスや、健康を意味するつる性ガジュマルなどがおすすめ。
でした。
ご紹介した垂れ下がる観葉植物はどれも乾燥に強く吊るす飾り方でも丈夫に育つ一方で、葉水は毎日しておくと安心です。飾り方のポイントや注意点を意識しながら、観葉植物で自分だけの素敵な空間を作り上げてくださいね。
東京寿園ではさまざまな植物の記事を掲載しております。植物にお困りの際はぜひご活用ください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。