目次
赤と緑のコントラストが美しいポインセチアは、クリスマスのイメージが強い観葉植物。ポインセチアの花言葉もクリスマスに関係するものが多く、さまざまなストーリーが由来となっています。 そこで今回は
- ポインセチアの花言葉
- ポインセチアの色別の花言葉
- ポインセチアがクリスマスに飾られる理由
- ポインセチアの基本的な育て方
- ポインセチアの種類・品種8選
- クリスマスに贈るポインセチアの選び方
について詳しく解説します。 定番のクリスマスの植物として知られるポインセチアも花言葉を知るとそれぞれに深い歴史があるため、プレゼントするときの参考にもなるでしょう。プレゼントの仕方によっては縁起が悪いとされることもあるため、選び方のポイントもチェックしておくと失敗なく贈り物ができますよ。
関連記事:ポインセチアの育て方|室内栽培のポイントや冬越し方法まで
ポインセチアってどんな観葉植物なの?
ポインセチアは色づく姿が楽しめる観葉植物。その一方で世界の歴史にも関わり、古くから愛されてきた興味深いストーリーを持つ植物でもあります。中南米が原産地であるトウダイグサ科の観葉植物
ポインセチアはメキシコなどの中南米が原産でトウダイグサ科の観葉植物です。トウダイグサ科の植物は熱帯地域に多く自生している一方で、日本でも30種類以上の植物が自生しています。和名は「ショウジョウボク」で、メキシコの「ユーフォルビア・プルケリマ」を元に改良された品種。トウダイグサ科の植物はハサミで切ると白い樹液を出すのも特徴です。12月の冬の時期に、赤やピンクに色づく姿を楽しめる
クリスマスに出回るようなポインセチアになるのは12月の冬時期です。もっとも有名な赤の他に、ピンクや白色などに色づくものもあります。赤はクリスマスのイメージが強い一方で、ピンクや白色は可愛らしく違った雰囲気を楽しめるでしょう。 ポインセチアの赤く色づくところは花ではなく「苞(ほう)」と呼ばれる、元々は葉っぱだった部分です。苞の中心にある黄色く小さな粒が、花の部分で主張せず苞に守られています。ポインセチアの由来は、アメリカ初代メキシコ大使の名である
ポインセチアという名前の由来は、アメリカの初代メキシコ大使ポインセットからきています。19世紀前半にポインセットが、メキシコで自生していたポインセチアをアメリカに持ち帰ったことから名付けられました。その後、明治時代に日本にもポインセチアが伝えられ現在に至ります。和名「猩々木」の由来は、中国の伝説上の動物「猩々」から
ポインセチアの和名「ショウジョウボク(猩々木)」の由来は、中国の伝説上の動物「猩々」からきています。大酒飲みの猩々の赤くなった顔に例えて付けられました。猩々は伝説上の生き物で実在しないため、イメージもさまざま。現代ではオラウータンのことを「猩猩」と漢字で表記するため、おそらく人類の祖先のような生き物だと思われます。怖い意味はあるの?ポインセチアの花言葉を知ろう
ポインセチアにはさまざまな花言葉が存在します。花言葉には怖い意味を持つものもあるため、詳しく知っておくとプレゼントするときにも役立つでしょう。【結論】怖い意味や結婚しないなどのネガティブな花言葉はない
ポインセチアの花言葉には怖い意味や結婚しないなどのネガティブなものはありません。ポインセチアにはさまざまな歴史があるため、仲には怖い言い伝えに関する花言葉もありそうなイメージはあります。たとえは原産地であるメキシコではアステカ文明時代、ポインセチアの赤色が血と純粋を表すものとして祭壇の装飾に使われていました。これだけ聞くと怖い気もしますが神への祈りを捧げる申請な儀式に使用されるほど、ポインセチアは大切にされてきた植物だとわかります。 他にも教会に緑一色のポインセチアを捧げたところ、神が鮮やかな赤色に変えたことからクリスマスの植物として有名になったとの言い伝えも。このように実際はポジティブな花言葉ばかりのポインセチア。結婚しないなど不吉な花言葉はないため、安心してギフトとしても贈れる観葉植物です。そもそも花言葉とは?
花言葉とはその植物の生育過程や、花のイメージから付けられた言葉です。元々は17世紀ごろのトルコで「言葉や文字に頼らずに気持ちを伝えたい」という想いから始まった習慣のこと。贈る花に自分の気持ちを託したのですね。言葉に出して伝えるには照れくさいときや、本当の気持ちを伝えるには少し勇気が必要なときでも、花言葉を添えたフラワーギフトならスマートに気持ちを伝えることができますね。ポインセチア全体の花言葉
ポインセチアの花言葉はいくつもあり、どれも美しい見た目から連想されるものばかり。ポインセチア全体の花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「聖なる夜」「私の心は燃えている」の4つで、どれも前向きな意味を持ちます。【祝福】
ポインセチアの「祝福」という花言葉は、イエス・キリストの誕生を祝う時期に用いられることから付けられています。「祝福」はとくに赤色のポインセチアの花言葉として有名。新しい命の誕生や結婚祝いのプレゼントにも最適です。【幸運を祈る】
ポインセチアの花言葉「幸運を祈る」はヨーロッパの人々が、感謝を表すために飾っていたことから付けられています。ヨーロッパでは古くから自然に対する感謝を表すときにポインセチアが用いられていました。そのため太陽や大地に感謝し、幸運を祈るという意味が花言葉の由来となっています。すべてのものに感謝する大切な気持ちを忘れずにいられる観葉植物です。【聖なる夜】
ポインセチアの花言葉「聖なる夜」も、やはりイエス・キリストの誕生が由来。ポインセチアが星の形に見えるため、キリストの生誕場所ベツレヘムで輝く星に似ていることから付けられました。星に例えられるポインセチアはロマンチックで、間違いなく聖夜にふさわしい観葉植物と言えるでしょう。【私の心は燃えている】
ポインセチアの「私の心は燃えている」は定番カラーともいえる赤色が由来。赤色のポインセチアが情熱を燃やす心そのものを表しています。ストレートな愛情を伝えたいときにもぴったりの観葉植物です。英語でのポインセチアの花言葉
ポインセチアには英語の花言葉もあります。英語の花言葉は主に「purity(清純)」と「be of good cheer(元気を出しなさい)」の2つです。【purity(清純)】
英語での花言葉「purity(清純)」は、原産地メキシコでは赤色が清純を表すカラーとされていることが由来となっています。国によってイメージカラーが異なるのも新しい発見で新鮮な気持ちにさせてくれるでしょう。他にもポインセチアが日光に当たりすぎると赤くならないことから、デリケートな植物として「purity(清純)」の花言葉が付けられたとも言われています。【be of good cheer(元気を出しなさい)】
英語での花言葉「be of good cheer(元気を出しなさい)」の由来は、古い昔にインディアンがポインセチアを解熱剤として利用していたという説があります。ポインセチアの茎をカットすると白い樹液のようなものがでてくるため、これを解熱剤として利用し人々を元気にしていたという説です。実際に解熱剤としての効果が実証されていませんが、過去には弱った人の力にもなっていた存在感ある植物だったといえます。ポインセチアは12月25日の誕生花である
ポインセチアは12月25日の誕生花で、まさにクリスマスの花と言えます。ポインセチアには赤以外にもピンクや白もあるため、贈りたい相手のイメージに合わせて選ぶと喜ばれるでしょう。ポインセチアはカラーによって花言葉も変わるため、色別に知っておくとさらに気持ちを込めた贈り物ができますよ。ポインセチアは色別にも花言葉がついている
ポインセチアには赤以外にもピンクや白などのさまざまなカラーがあります。色別に花言葉が違うため、ギフト選びの参考に知っておくと便利です。赤い=【祝福】【幸運を祈る】【私の心は燃えている】
赤いポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」です。情熱的で鮮やかな赤い苞が、前向きな気持ちを表して付けられています。記念日や恋人への気持ちを伝えたいときにおすすめのカラーです。ピンク・紫=【清純】【思いやり】
ピンクや紫のポインセチアの花言葉は「清純」「思いやり」です。淡いピンクや紫が初々しい気持ちを表しており、けがれなく思いやりのある優しさが伝わるカラーのポインセチア。ピンクや紫のポインセチアは14年程前に日本で開発された品種で、比較的新しいカラーです。白い=【祝福を祈る】【慕われる人】
白いポインセチアの花言葉は「祝福を祈る」「慕われる人」で、純白のウエディングドレスのイメージが由来で付けられています。苞が赤ではなく白になるだけで、まったく印象が異なるポインセチア。安心感のある明るい白が慕われる人の雰囲気をイメージしているようです。黄色・オレンジ・ゴールド=【あなたの幸せを祈る】
黄色やオレンジ、ゴールドのポインセチアの花言葉は「あなたの幸せを祈る」です。正確な花言葉の由来はわかっていませんが、黄色やオレンジは太陽のように明るい未来をイメージして付けられたのかもしれません。華やかなゴールドはお祝いや記念日にぴったりで、場の雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。青いポインセチアは、白色のポインセチアを着色したもの
青いポインセチアは白い苞に着色したものになります。そのため花言葉はまだ付けられていないようです。青いポインセチアはシックで、冷静なイメージがあります。また元々は白のポインセチアだったため同じ花言葉「祝福を祈る」として、お祝いに贈っても喜ばれるしょう。ポインセチアがクリスマスに飾られる理由について
ポインセチアがクリスマスフラワーとして飾られる理由は、いくつかあるとされています。花言葉からもわかるようにカラーや古い歴史が深く関係しているようです。ポインセチアをより楽しめるように、一つずつご紹介していきます。いくつかの理由があるとされている
ポインセチアがクリスマスに飾られる理由はいくつかあり、代表的な赤や緑のカラーだけでなくキリスト教にも関係しています。またクリスマスに飾られる理由は、どれも花言葉と深く関係しているのも特徴です。ポインセチアは赤や白、緑の苞にもそれぞれ深い意味があるため、知っておくとこれまでとは違った見方ができるでしょう。クリスマスカラーの3カラーを持ち合わせていることから
ポインセチアはクリスマスのイメージカラーでもある、赤や白、緑のカラーを持ち合わせています。そのためクリスマスフラワーとして浸透しました。さらにはそれぞれのカラーごとにも深い意味があり、クリスマスを盛り立ててくれる内容になっています。レッド(キリストが流した血)
赤は血の色を表しており、キリスト教徒のあいだでは古くから「キリストが流した血」のカラーとして言い伝えられてきました。17世紀にメキシコを訪れた宣教師がポインセチアを知って以降、キリストが流した血のカラーを持つ植物としてクリスマスの装飾に使用され広まったとされています。キリストの血が宿るとして神聖な儀式にも使われて大切にされてきたことから、古くからクリスマスフラワーの定番だったことがわかりますね。ホワイト(純潔)
ホワイトは純潔のイメージでウエディングドレスなど、結婚を意味する縁起のよいカラーでもあります。またキリスト教ではホワイトが聖母マリア様をイメージするカラーとしても浸透しており、クリスマスを象徴する色です。そのためキリストの誕生を祝う時期にぴったりな植物になったとされています。グリーン(エバーグリーンで永遠の命や愛)
グリーンはエバーグリーンとして「永遠の命や愛」を意味しています。そのためポインセチアのグリーンの葉も同じような意味を持ち、明るい未来を願う植物です。ポインセチアに込められたさまざまな意味が永く続くようにと、願いが込められているようにも感じます。ポインセチアの形からベツレヘムの星を想像できることから
ポインセチアがクリスマスの植物として広まったのには、葉全体が星のような形で「ベツレヘムの星」を想像できることが理由とされています。ベツレヘムとはキリスト生誕の地です。ベツレヘムの星は「クリスマスの星」とも呼ばれ、キリストが生まれた直後に現れた輝く星のこと。ポインセチアの独特の形をキリストと深い関係のあるベツレヘムの星に例えていることが、クリスマスフラワーとなった理由の一つです。17世紀に、メキシコで宣教師たちがキリストの誕生祭で使ったことが始まりとも
そもそも一番初めにポインセチアがクリスマスで使用されるようになったのは、17世紀にメキシコで宣教師たちがキリストの誕生祭で使ったことが始まりとされています。赤いポインセチアをキリストの血と重ね合わせて、誕生祭で飾ったことが現在まで続いてきたとの説です。キリストの誕生を祝うポインセチアが今ではクリスマスの聖夜を演出する植物として当たり前になっているのが、宣教師たちの純粋な気持ちを引き継いでいるかのようですね。現在では、クリスマスローズよりもクリスマスをイメージさせる
クリスマスに関係する花といえば「クリスマスローズ」があります。クリスマスローズは12月に白い花を咲かせるため、古くからクリスマスを象徴する花として有名です。しかし現在ではクリスマスローズよりも、ポインセチアの方がクリスマスのイメージが強くカラーも豊富なため人気。見た目のインパクトもあり、現在ではポインセチアがクリスマスフラワーの代表としてイメージされるようになっています。綺麗な色のポインセチアの基本的な育て方
ポインセチアは濃いグリーンの葉と、綺麗な色の苞が特徴の観葉植物です。美しい色のポインセチアを維持するための基本的な育て方をご紹介します。寒さには強くないため、冬場は室内の日当たりが良い場所へ
クリスマスのイメージが強いポインセチア。しかし実際はメキシコの暖かい気候が原産地のため、寒さに弱く冬場の置き場所には注意が必要です。ポインセチアは日当たりのよい場所で丈夫に育つ一方で、寒さにさらされるとすぐに葉が落ちてしまうほどデリケートな植物でもあります。そのため室内でも冬場は冷気が入りやすい窓辺から離しておくと安心です。生育期はたっぷりと水やり、冬場は乾いていることを確認してから少なめで
ポインセチアは4~10月の生育期は土の表面が乾燥したら、たっぷりと水やりをしましょう。気温が低くなる冬場は生育が止まるため、土が完全に乾いていることを確認してから少なめに水やりをします。そのため冬場は土が乾いて5日程空けてから水やりをすると安心です。ポインセチアは水を与えすぎると枯れてしまうため、年間を通して土を確認してから水やりを行います。土が乾いたかどうかわからないときは、鉢植えを持ち上げて重さを確認するといいでしょう。肥料は4月〜10月まで1ヶ月に1回程度固形の肥料を
ポインセチアは4~10月の生育期に、固形の肥料を与えましょう。固形の肥料には土に撒くタイプの「緩急性肥料」があり、1ヶ月に1回程度与えます。気温が低くなる11月~3月の冬場はポインセチアの生育が止まるため、肥料は必要ありません。誤って11月~3月に肥料を与えてしまうと根がダメージを受けてしまい枯れてしまうため、与える時期は守りましょう。花が咲き終わったら、周りの枯れた葉は摘む
ポインセチアの花が咲くのは長くても4月頃まで。そのためポインセチアの美しい色の葉は、中心に咲く花が咲き終わったら枯れていきます。周りの枯れた葉は摘んで清潔な状態にしておきましょう。気温が上がり暖かくなった春頃には、明るい場所で日光浴をさせます。5月中旬頃、枝の付け根に近い新芽を2個残して剪定する
ポインセチアは5月中旬になると、枝にいくつかの新芽を出します。新芽が確認できたら枝の付け根に近い新芽を2個残して、ハサミで剪定しましょう。剪定することでポインセチアのバランスを整え、生育を促します。剪定した後は新芽が成長し新しい葉が育ち再び美しい花と苞に成長するため、勿体ない気はしますが大胆にカットして問題ありません。赤色、白色、ピンク?ポインセチアの種類・品種8選
ポインセチアはカラーによって種類や品種が異なります。花言葉に合わせてポインセチアの種類も知っておくと、プレゼント選びもしやすくなるでしょう。1. ポインセチアの原種「ユーフォルビア・プルケリマ」
ユーフォルビア・プルケリマはポインセチアの元となる植物です。ユーフォルビア・プルケリマは寒さに強く丈夫な植物で、ポインセチアの特徴とは少し異なります。ポインセチアよりも葉が細長くスタイリッシュな見た目で高さは最大5mまで成長することも。また苞の部分はポインセチア同様、赤もしくは白へ変化します。2.八重になっているボリューム満点の「ウィンターローズ」
ウィンターローズは名前のとおり苞先がバラのように、八重になっているボリューム満点の品種です。ウィンターローズは苞や葉先がくるんと丸くなっているため、可愛らしい印象。鉢植えでも花束のような見た目でプレゼントにも喜ばれるでしょう。3. 黄色やゴールドのような色合い「レモンスノー」
ポインセチアの一種レモンスノーは、名前のとおりレモンのような鮮やかさが特徴の植物です。植物によっては苞が白に近い色もあります。爽やかな印象のため、赤いポインセチアとは違う雰囲気。いつもと違うクリスマスの雰囲気にしたいときにもおすすめです。4. 淡いピンクとベージュ色の「ビジョン・オブ・グランデール」
ビジョン・オブ・グランデールは淡いピンクとベージュ色の優しい色合いが特徴です。色づく苞はくしゅっシワがあり、ふんわりした印象。一見するとポインセチアには見えない雰囲気もあり、クリスマスに関係なくプレゼントしたくなる種類です。5. 赤い苞に白の斑入りしている「プリメーロ・ジングルベル」
プリメーロ・ジングルベルは赤い苞に、白の斑入りが特徴のインパクトのあるポインセチア。日光の当たり具合によって斑の模様も変わるため、種類によってさまざまなデザインを楽しめます。見方によっては白い斑が雪のようにも見えるため、クリスマスの雰囲気をぐっと引き立ててくれそうです。6. 日本が開発した品種である「プリンセチア」
プリンセチアは日本で開発された品種で、プリンセスとポインセチアをかけて名づけられました。プリンセチアは美しいピンクが目を引く、華やかな印象のポインセチア。プリンセチアにはバラのようにも見える「オペラ」やグリーンのふちどりがある「ロゼマーブル」、白いふちどりが立体的な「ローザ」など種類も豊富にあります。7. 落ち着いたピンク色でフリル咲きの「カルーセルピンク」
カルーセルピンクは落ち着いたピンク色で、苞がフリルのように咲いているのが特徴です。柔らかい印象のため恋人や家族にプレゼントしても喜ばれるでしょう。白やタイルなどの洋風のお部屋にも馴染む見た目で、華やかさを演出してくれます。8. マーブル仕様の「ジェスターマーブル」
ジェスターマーブルは上向きに伸びる葉とマーブルの仕様の苞が特徴が人気のポインセチアです。苞は黄色みがかったクリーム色と薄いピンクが混ざっており、グレープフルーツの果肉のようにも見えます。葉全体が上向きに伸びているため、見ているだけでも元気がもらえる品種です。必見!クリスマスに贈るポインセチアの選び方
ポインセチアの種類が多く、クリスマスなどに贈るときに迷ってしまうことも。クリスマスに贈るポインセチアを選ぶときには、カラーや花言葉などに注目すると選びやすくなります。クリスマスカラーを意識して選ぶ
ギフトとして贈る場合はクリスマスカラーのポインセチアを選ぶと、雰囲気が出て特別感も増すでしょう。クリスマスカラーには赤や緑以外にもゴールドや白があります。店舗によってはポインセチアの苞に金箔が塗布してあり、ゴージャスな仕上がりになっているものもあるため華やかな贈り物ができるでしょう。色ごとの花言葉から選ぶのもあり
ポインセチアにはさまざまなカラーがあるため、色ごとの花言葉で選ぶのもおすすめです。たとえば赤いポインセチアは「情熱」を意味するため、恋人へのプレゼントにも最適。他にも黄色いポインセチアの花言葉は「あなたの幸せを祈る」で、感謝の気持ちを伝えたいときにもぴったりです。色ごとの花言葉でポインセチアを選ぶと、より気持ちのこもったプレゼントができるでしょう。本数のもつ意味合いもチェックしよう
お花などの植物をプレゼントで贈るとき、本数によって意味合いも変わります。おすすめの本数は3・5・12本です。お花や植物を贈るときには縁起が悪いとされる本数もあるため、知っておくとギフト選びもスムーズになりますよ。3本:「告白」「あなたを愛しています」
植物を3本贈るときは「告白」「あなたを愛しています」の2つの意味があります。恋人や夫婦のプレゼントにもおすすめで、記念日以外のちょっとした贈りものにも喜ばれるでしょう。ちなみに1本だけ贈る場合は「一目ぼれ」という意味になります。5本:「あなたに出会えて嬉しい」
植物を5本贈るときは「あなたに出会えて嬉しい」の意味を持ちます。普段の感謝の気持ちや、これからも一緒に歩んでいきたいと思える相手に贈りたい本数です。5本であればさまざまなカラーを組み合わせられるので、鮮やかな贈り物もできます。12本:「プロポーズ」「結婚してください」
植物を12本贈るときは「プロポーズ」「結婚してください」という意味を持ちます。恋人へのプロポーズや結婚式にもおすすめの本数です。19世紀のヨーロッパの風習が元となっており、日本でも結婚式で新郎が新婦に愛をつたえるときに12本の花束をプレゼントしています。4・9・13の縁起が悪い本数は避けよう
植物を贈る本数によってさまざまな意味を持つ一方で、縁起が悪い数もあります。縁起が悪いとされる本数は「4」「9」「13」です。「4」は死を意味する数字として避けられる数字で、「9」は苦しむと重ねて考えられるため縁起が悪いとされています。また「13」はさまざまな言い伝えがあり、イエス・キリストが処刑された日などとして古くから避けられている数字です。ポインセチアに鍵らず縁起が悪い数字は覚えておくと、他の植物をプレゼントするときの参考になるでしょう。【まとめ】ポインセチアの花言葉とは?クリスマスに贈って楽しい時間を過ごそう
今回はポインセチアの花言葉とクリスマスの関係について詳しく解説しました。 今回のポイントは- ポインセチア全体の花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「聖なる夜」「私の心は燃えている」の4つで、英語では「purity(清純)」「be of good cheer(元気を出しなさい)」
- 定番カラーの赤いポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」
- ピンクや紫の花言葉は「清純」「思いやり」で白は「祝福を祈る」「慕われる人」、黄色やオレンジ、ゴールドは「あなたの幸せを祈る」
- クリスマスに飾られるようになったのはレッド、ホワイト、グリーンのクリスマスカラーと、キリストの誕生祭に使われていたことなどが理由
- 4~10月は日当たりのよい場所に置き、土が乾いたらたっぷり水やりをして1ヶ月に1回は固形肥料を与える
- 冬場は寒さに気をつけて土が乾いたら5日程度あけて水やりをして、肥料は与えない
- クリスマスにはカラーや色ごとの花言葉で選ぶと喜ばれる一方で、贈る本数は「4」「9」「13」は縁起が悪いため避ける