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幹姿や葉の形が個性的なソテツ。ソテツの風水効果を考えて育てている方は少ないのではないでしょうか。せっかくソテツを育てているのであれば、風水効果を取り入れてみませんか。ソテツの風水について知ると、さらにソテツの魅力に気付くかもしれません。 そこでこちらの記事では
- ソテツの花言葉
- ソテツの風水効果
- ソテツの風水効果が最大限発揮される場所
- ソテツの育て方のポイント
そもそもソテツ(蘇鉄・そてつ)ってどんな観葉植物なの?
ソテツと聞くと南国の植物のイメージがあると思います。しかし、ソテツがどんな植物なのか詳しく知っている方も少ないのではないでしょうか。ソテツについて解説します。ソテツは沖縄の南西諸島に自生する常緑低木
ソテツは中国と日本が原産の常緑低木です。日本では、沖縄の南西諸島に自生しています。沖縄の方や沖縄旅行に行ったことのある方は一度は見たことがあるのではないでしょうか。ソテツの仲間はオーストラリアやアフリカも含めて約20種類あり、植物の中では、イチョウと並んで最も古く原始的なもののひとつです。ソテツの特徴
ソテツには個性的特徴があり、その特徴こそ人気の秘密です。ソテツの特徴を見ていきましょう。ごつごつとした太い幹と切れ込みが入った大きな葉を持つ
ソテツの最大の特徴は、その姿です。ゴツゴツとした太い幹と切れ込みが入った大きな葉を持っています。ゴツゴツとした太い幹には力強さを、切れ込みの入った大きな葉はシャープな印象を与えます。そのため、九州南部などの暖かい地域では、観葉植物や庭木として人気が高いです。生長スピードがゆっくりで丈夫で育てやすい
ソテツは成長スピードがゆっくりで丈夫で育てやすい特徴があります。成長が早くないので、すぐに大きくなって困ることもなくじっくりと育てることが可能です。また、成長がゆっくりなので、植物として非常に丈夫な性質を持っています。そのため、初心者にも安心して育てられる植物。観葉植物としても育てやすく、じっくり育てたい方におすすめです。すぐに大きくなってkんりに困ってしまう初心者にぴったりかもしれません。恐竜時代のジュラ紀から自生してきたため「生きた化石」と呼ばれることもある
ソテツは恐竜時代のジュラ紀から自生しているため、「生きた化石」と呼ばれる植物です。ソテツは非常に長寿で樹齢が1000年を超えるものもあるほど。そのため、植物として原始的な特徴も持ち合わせており、太古の姿からあまり進化していません。恐竜がいた時代の植物にぴったりの姿にも納得がいきますね。雌株と雄株が別々に存在し、違う形の花を咲かせる
ソテツに雌株と雄株が別々に存在し、違う形の花を咲かせる植物です。この特徴こそ、植物において原始的なものです。雄花は円柱状で高さ70~80㎝程になり、表面は鱗で覆われたような姿になります。雌花は褐色の綿毛で覆われており、花としては目立ちませんが、受粉すると10月頃に種が赤く色づきます。蘇鉄の花言葉は「雄々しい」
ソテツの花言葉は「雄々しい」です。その迫力のある見た目から名付けられています。また、ソテツは漢字で「蘇鉄」と書くことをご存じでしょうか。「蘇鉄」の名前は、木が衰えた時に幹に鉄くぎを打ち込んだり鉄を株元に与えたりすると元気になる言い伝えが由来です。この言い伝えも花言葉に関係しているとされています。ソテツ(蘇鉄)の持つ風水的な意味とは?
ソテツがどんな植物かわかると、お部屋に飾ってみたくなりますよね。観葉植物を置くときにどんな植物なのか以外に、大きさや丈夫さも気になりますが、風水を気にする方も多いのではないでしょうか。ソテツの風水的な意味について紹介します。邪気払い効果
ソテツには悪い気を払う「邪気払い」の風水効果があります。邪気払いについて詳しく解説します。ソテツの細く尖った葉には邪気を払う作用がある
葉が尖っているような観葉植物には邪気払いの風水効果があります。ソテツの細く尖った葉は切れ込みが多数ある羽状です。そのため、邪気払いの風水効果を高く見込めます。お部屋の中に入ってきたり、溜まったりする悪い気を効果的に払ってくれるでしょう。悪い気を吹き飛ばしいい気を引き寄せる
悪い気を拭く飛ばすと、お部屋にはいい気だけが残ります。さらに、いい気が多いほど外からいい運気を運んでくれるでしょう。結果的にソテツは悪い気を吹き飛ばし、いい気を引き寄せる風水効果があります。仕事運・金運を高める効果
ソテツの風水効果は、邪気払いだけではありません。仕事運・金運を高める風水効果も持っています。お金を貯めたい方やお仕事を頑張っている方におすすめの運気アップ効果です。ソテツの花は黄金色をしている
ソテツの花は黄金色です。この黄金色がお金を表しており、花が咲くことでこれまでの仕事が報われるとされています。そのため、花が咲くように育てることで仕事運を、花が咲くと金運を上げることが可能です。開花が希少であるため、花が咲くと金運が上がるといわれている
ソテツは地植えで大株に成長しないと開花しません。開花が希少であるため、花が咲くと金運が上がると言われています。鉢植えでは花が咲くことは非常に難しいので、花を楽しみたい場合は、九州以北ではハウス栽培が必要です。九州以南の暖かい環境であれば、地植えで長年育てることによって花が咲くかもしれません。大事に育てて花を咲かせて金運をあげてみてはいかがですか。風水効果を高めるソテツの置き場所や方角とは?
ソテツには仕事運や金運の風水効果があることがわかりました。観葉植物は自らが持っている風水効果とは別に置き場所や方角によっても発揮する効果が異なります。ソテツに効果的な置き場所や方角について紹介します。玄関や玄関前:金運・健康運アップ
ソテツを玄関や玄関前に置くと金運・健康運アップにつながるとされています。その理由を見ていきましょう。玄関は様々な気が混在する場所
まず玄関はさまざまな気が混在する場所とされています。玄関は気の入り口とされ、外からよい気も悪い気も入ってくるためです。玄関が綺麗であれば気が乱れにくいですが、汚れていたり散らかっていたりすると運気は乱れてしまいます。玄関前も同様なので、玄関の周囲は常にきれいにしましょう。邪気払いの効果があるソテツが悪い気を払ってくれる
玄関の乱れた気や悪い気を取り除くためには、ソテツを置くと効果的です。ソテツの邪気払いの効果が、悪い気を払ってくれます。悪い気がなくなれば、自然と乱れた気も落ち着くためです。もちろん、玄関を綺麗にしておくことは大事なので、ソテツを置いただけでなく整理整頓は日頃から行ってくださいね。悪い気をシャットアウトし幸運を家の中に呼び込んでくれる
ソテツが玄関の悪い気をシャットアウトすると、幸運を家の中に呼び込んでくれるようになります。よい気で満たされた玄関は、外から幸運を引き寄せるためです。玄関にソテツを置くことで、よい運気に恵まれ幸運な日々を過ごせるようになるでしょう。トイレ:健康運・金運アップ
トイレにソテツを置くと健康運・金運アップにつながります。ソテツは太陽光を好み大きくなる植物です。トイレにソテツを置く場合は小さなものを置き、植物用LEDで補光してください。トイレは陰の気がたまる不浄の場所
トイレは陰の気が溜まる不浄の場所とされています。悪い気が溜まりやすく、トイレが汚いと健康運や金運に悪影響です。悪い気を払うためにトイレを綺麗にしたり換気を行ったりしてください。ソテツが陽の気を補ってくれる
トイレを綺麗にしたり換気をこまめに行ったりする以外にも、ソテツをトイレに置くことも効果的。ソテツが悪い気を払ってくれて、陽の気を補うためです。しかし、ソテツが大きいとトイレに置くスペースがないので、小さなソテツを選びましょう。窓がなかったり直射日光が入らなかったりするトイレでは植物は育ちにくいので、植物用LEDが必要になります。トイレに植物を置く場合は注意してください。書斎:仕事運・金運アップ
書斎にソテツを置くと仕事運・金運アップに効果的です。その理由を見ていきましょう。ソテツの尖った葉がやる気やチャレンジ精神を高め、成功に導いてくれる
ソテツの尖った葉は、やる気やチャレンジ精神を高め、成功に導いてくれます。上に伸びたり鋭い葉を持っていたりする植物からは、陽の気が発せられているとされ、部屋に置くとやる気アップにつながります。書斎は勉強や仕事を行う場であるので、自然とやる気に繋がり結果に結びつくのでしょう。仕事で結果が出れば、給与に反映もされるので金運にも好影響です。そのため、書斎にソテツを置くと成功につながりやすくなります。ソテツの陽の気が気分をリフレッシュさせ、集中力を高めてくれる
ソテツは陽の気を発しているので、気分を高める効果があります。気分が落ち込まず常にリフレッシュした状態で、集中力を高く維持することが可能です。高い集中力は仕事で成果を出すのに必要なので、ソテツは仕事運や金運に効果的と言えますね。仕事運や金運をあげたい方は、書斎にソテツを置いてみてはいかがでしょうか。ソテツを南東に置くと邪気払いの効果が高まる
南東の方角は「裏鬼門」と呼ばれ、邪気が入りやすい方角です。その方角に尖った葉を持つソテツを置くことで、邪気を払いよい運気を運んでくれるようになります。ソテツは邪気払いの効果が高い植物ですが、小さなものでも十分に効果があります。邪気の集まりやすい南東にソテツを置いて、効果的に邪気を払いましょう。風水効果を最大限発揮するために気を付けたいこと
ソテツの風水効果がわかると、その風水効果を最大限発揮するために気を付けたいことやその方法を紹介します。気を付けたい点は以下の3つです。- 植木鉢
- 清潔さ
- 日頃のお手入れ
①植木鉢に注意
ソテツの風水効果を最大限発揮するためにも植木鉢に気を付けましょう。プラスチック容器ではなく、なるべく自然素材の陶器鉢をつかう
植木鉢はプラスチック容器ではなく、なるべく自然素材の陶器鉢を使いましょう。プラスチックは人工物なので、風水的にはよくありません。購入したばかりの観葉植物はプラスチック製の鉢に植わっていることが多いので、自然素材の素焼き鉢などに植え替えるとよいでしょう。プラスチック容器を使っている場合は鉢カバーに入れる
植え替えが大変であったり、よい植木鉢が見つからなかったりすることもあると思います。その場合は、とりあえず自然素材の鉢カバーを利用する方法が効果的。または、一回り大きな鉢植えにプラスチック製の鉢をすっぽり入れるだけでも大丈夫です。プラスチック製の鉢が見えない状態であれば、風水効果にマイナスに働きません。この方法であれば、植木鉢を買わずに無料で対応可能です。使わない鉢を鉢カバーとして代用すれば無料で済むのでうれしいですよね。②清潔に保つ
ソテツそのものや置いた場所を清潔に保つことも重要です。植物そのもの、またその周辺をきれいに保つ
葉を大きく広げるソテツは、ホコリが溜まりやすい植物です。ホコリはティッシュや布などで優しく拭き取って下さい。強くこすると葉に傷がつくので注意します。ティッシュや布を濡らしておくとホコリ取りと葉水の効果もあるのでおすすめです。また、ソテツの周りにホコリが溜まらないように掃除するようにしましょう。不潔な環境ではかえって逆効果になるので注意
植物や置いている場所を清潔に保ってください。風水効果を最大限に得るためには、植物の手入れをこまめに行うことが重要です。室内で観葉植物を置きっぱなしにしていると、自然と葉や花の上にホコリが溜まります。成長に悪影響を及ぼすだけでなく、風水的にも悪いので注意してください。③日頃のお手入れ
日頃のお手入れは、ソテツの風水に大きな影響を及ぼします。こまめに手入れをして健康的に育ててあげましょう。ソテツが元気でないと風水効果は期待できない
風水ではソテツが元気でないと風水効果は期待できません。これはソテツに限らず、すべての観葉植物に言えることです。そのため、枯れた葉を見つけたらすぐに取り除きましょう。枯れた葉をそのままにしておくと、病害虫の発生につながります。風水的にも悪い影響があるので、注意してください。せっかく運気をよくするために置いたにも関わらず、悪い運気を呼び込まないように元気に育てましょう。枯れた葉をそのままにしていると運気がダウンすることも
植物の枯れた部分は、風水に置いて「死」を意味します。そのため、枯れた葉をそのままにしていると運気がダウンすることもあります。枯れた観葉植物だけでなく、枯葉も放置しないようにしてください。植物は生き物なので、古い葉から枯れていきます。こまめに観察しながら育てることがポイントです。元気に育ててソテツの風水効果を高めよう!育て方のポイント
風水効果を最大限に発揮させるために注意することがわかりましたね。しかし、ソテツが枯れてしまうとよい運気も台無しになってしまいます。ソテツを枯らさないための育て方のポイントを見ていきましょう。日当たり・置き場所
観葉植物は日光によって成長しています。そのため、お部屋の日当たりが重要です。直射日光について解説します。ソテツは日当たりが良く乾燥した場所を好む
ソテツは日光が入らない日当たりの悪い暗い部屋では、うまく育ちません。それだけでなく、成長も悪くなり葉が落ちたり枯れたりする原因に。熱帯地域が原産の植物なので、しっかりと光の当たる場所で管理することが重要です。また、乾燥した場所を好むので、水のやりすぎにも注意してください。水のやりすぎは根腐れの原因になります。耐寒性はやや劣るので防寒が必要
ソテツは基本的に屋外でしっかり日光に当てて育てたほうがよいですが、九州以北では秋以降は室内で育ててください。熱帯地方原産の植物なので、寒さにあまり強くありません。気温が下がる秋には室内の明るい場所に移動させると、傷みなく冬越しができるでしょう。屋内に移動できない場合は、幹に藁や布を巻いて傍観すると効果的です。水やりの方法
季節によって水やりの頻度を変えることが上手に育てるポイントです。水やりは日当たりと同様に重要です。屋内で育てている場合は季節によって水やりの方法を変える
春夏は土が乾燥してきたらたっぷり水やりをします。鉢底から流れるくらいに水やりすることがポイントです。しかし、受け皿に水を溜めると根腐れの原因になるので、溜まった水はこまめに捨ててください。秋冬は土が乾燥してきたら2~3日後の水やりです。秋からは気温が下がり、ソテツの生育は緩慢になり始めます。生育がゆっくりになると吸水も衰えるため、土の乾きが遅くなるでしょう。土が乾いていないにもかかわらず、水やりしないように気を付けてください。庭などの屋外で育てている場合は水やりはほとんど必要ない
ソテツを庭などの屋外に地植えしている場合は、水やりはほとんど必要ないので安心してください。しかし鉢植えで屋外管理している場合は、土の乾き具合を見て季節ごとに水やりをしましょう。植え替え
ソテツの植え替えについて解説します。プランターで植えている場合は3年から5年に一度植え替えが必要
ソテツをプランターで植えている場合は3~5年に一度植え替えが必要です。ソテツは生育がゆっくりな植物なので、他観葉植物に比べ植え替えまでの期間は長いです。しかし、植え替えをしないと根詰まりして生育に悪影響なので、少なくとも5年おきには植え替えが必要です。植え替えをしないと根詰まりを起こしソテツが枯れることも
5年以上植え替えをしない場合は、根詰まりを起こしてソテツが枯れる場合もあります。土の中で根が詰まると上手く水や栄養の吸収ができないためです。根詰まりしないように注意してください。植え替えるときは一回り大きいプランターを用意する
植え替える場合は一回り大きいプランターを用意してください。大きすぎるプランターは、水分を保持しすぎて根腐れの原因になります。乾燥を好むソテツにとって土が常に濡れている状態にならないように気を付けてください。ソテツの風水効果で金運と仕事運アップ!方角や置き場所まで徹底解説のまとめ
ここまでソテツの風水について解説してきましたがいかがですか。 この記事のポイントは- ソテツの花言葉は「雄々しい」
- ソテツの風水効果は「邪気払い」「仕事運アップ」「金運アップ」
- 置き場所は「玄関・玄関前」「トイレ」「書斎」「南東の場所」がおすすめ
- 風水効果が上げる育て方のポイントは、日当たりのよい場所で乾燥気味に育てて、寒い冬は室内に入れたり藁をまいたりして防寒対策をすること