ドラセナ・マッサンゲアナの育て方!特徴から日々のケア方法まで

ドラセナ・マッサンゲアナの育て方!特徴から日々のケア方法まで
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目次

皆様はドラセナ・マッサンゲアナをご存知でしょうか?ドラセナはハワイでは幸福の木とされており、別名で「ハワイアン・ティー」と呼ばれています。マッサンゲアナもドラセナの種類の中でも人気の高く、おしゃれなインテリアにも合う人気の観葉植物でもありますが、その詳しい育て方がわかる記事はそこまで多くありません。 この記事では、「ドラセナ・マッサンゲアナに適した育て方」を軸に、ドラセナ・マッサンゲアナの増やし方や剪定なども以下の流れでお話をしていこうと思います。
  • そもそもドラセナ・マッサンゲアナとは何?適した環境も解説
  • ドラセナ・マッサンゲアナの育て方【水やり】について
  • ドラセナ・マッサンゲアナの育て方【用土・肥料】について
  • ドラセナ・マッサンゲアナの剪定・植え替えをどのようにやるといいのか
  • ドラセナ・マッサンゲアナの増やし方はこうするといい
  • ドラセナ・マッサンゲアナによくあるトラブルと対処法
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、ドラセナ・マッサンゲアナの基本的な育て方の方法がこの記事でまるっとご理解いただけますよ!また初心者の方でも今日から元気なドラセナ・マッサンゲアナを育てることができるので安心してください!それでは最後までお付き合いください。

ドラセナ・マッサンゲアナとは?

まずはドラセナ・マッサンゲアナがどんな観葉植物なのかについて、どんな特徴や花言葉を持ち、どんな風水効果が期待できるのかについて、詳しく一つずつ項目に分けて解説していきます。

リュウゼツラン科リュウケツジュ属の観葉植物である

ドラセナ・マッサンゲアナは、リュウゼツラン科リュウケツジュ属の観葉植物です。リュウゼツラン科の有名な種類の植物で言うと、まさにリュウゼツランやユッカなどがあります。熱帯などの暖かで乾燥した地域に自生していることが特徴です。

5〜10年に一度白い花を咲かす

ドラセナ・マッサンゲアナは、5〜10年に一度白い花を咲かすことでも知られています。長く育てている方にしかお目にかかれない貴重なこの体験は、ドラセナ・マッサンゲアナを育てる上でかなり大きな楽しみになるでしょう。

ドラセナ・マッサンゲアナの花言葉

そんなドラセナ・マッサンゲアナの花言葉は非常に縁起が良く、「永遠の愛」「隠しきれない幸せ」「幸せな恋」になります。非常に幸福を感じる花言葉が多いですよね。花言葉はご自身にもそうですが、大切な方への贈り物にお花を選ぶ際に参考にされるものですので、ぜひ参考にしてみてください。

ドラセナ・マッサンゲアナの風水

またドラセナ・マッサンゲアナの風水は、「永遠の愛」「隠しきれない幸せ」といった縁起のいい花言葉を持つため、恋愛に関する幸運が訪れると言われています。ドラセナ・マッサンゲアナのように先が尖った葉を持つ植物は特に強い気を放ち、恋愛のみならず、健康や成功、成長などの運気もアップしやすいとされています。

ドラセナ・マッサンゲアナを育てるのに適した環境

続いては、ドラセナ・マッサンゲアナを育てる時に適した環境について解説していきます。ドラセナ・マッサンゲアナにはどんな環境であるとよく育つのか、また今あなたが育てている場所が適切なのかどうかの確認もぜひ行って見てくださいね!

日陰や適度に日当たりの良い場所に置く

ドラセナ・マッサンゲアナは、日陰や適度に日当たりの良い場所に置くとよく育つと覚えておきましょう。元々ドラセナは、耐陰性があるのでそこまで多くの日当たりがなくても元気に育ちます。そのため、適度な日当たりがあれば他に気にする部分は少なくなるため、初心者の方も深く考えすぎなくていいという点で、ドラセナ・マッサンゲアナは初心者の方におすすめな観葉植物です。

直射日光に当たると葉焼けの原因に

また、ドラセナ・マッサンゲアナは直射日光に非常に弱く、すぐに葉焼けしてしまう観葉植物です。そのため、直射日光に当たると葉焼けや枯れる原因になってしまうので、必ず直射日光に当たりやすい窓辺などは避け、直射日光が当たらない日陰や適度に日当たりの良い場所において育てましょう。

耐寒性がないため10度以上の暖かい室内で管理

それに加えて、ドラセナ・マッサンゲアナは耐寒性がなく寒さに弱いです。耐寒性とは寒さに耐えるスキルことですが、ドラセナ・マッサンゲアナは熱帯の暖かな気候が原産であるために、冬の寒い時期を冬越しするには10度以上の暖かい室内で管理することを推奨しています。

ドラセナ・マッサンゲアナの育て方【水やり】

続いては、ドラセナ・マッサンゲアナの育て方のポイントの水やりについて解説していきます。ドラセナ・マッサンゲアナにはどんな水やりがいいのか、どの頻度で水やりをするといいのかについて解説します。

基本的にはたっぷりと水やりをする

ドラセナ・マッサンゲアナは基本的にはたっぷりと水やりをしていい品種のドラセナです。たっぷりの基準は、受け皿に水が出るほどだと覚えておきましょう。また、受け皿に出た水はしっかりと捨てることで、雑菌や虫を発生させないようにでき、水も腐ると悪い香りがして室内などで育てるのが難しくなるので注意しましょう。

生育期は土の表面が乾いたら

生育期と言われるドラセナ・マッサンゲアナが最も成長する時期の春から秋頃までは、土の表面が乾いたらしっかりとお水を与えるのがいいいでしょう。土の深層部はまだ乾いていないこともありますが、生育期はそこまで気にしなくてOKです。

冬場の休眠期は土が乾いてから数日後に

また、冬の水やりは土の表面が乾いてから数日後と覚えておきましょう。数日の目安としては、2〜3日経ってからでOK。温度が下がる冬の休眠期は成長が止まるので、ここで焦って水やりをしてしまうと根腐れを起こしてしまいます。

毎日1回葉水をすることを忘れないように注意

また、毎日1回葉水をすることを忘れないように注意することもポイントです。毎日葉水をすることで葉っぱの乾燥を防げるとともに、害虫の発生を防ぐことにもつながりますよ。ぜひ毎日葉水をしてみてください。毎日がポイントです。

ドラセナ・マッサンゲアナの育て方【用土・肥料】

お次は、ドラセナ・マッサンゲアナの育て方において水やりの次に肝心な「用土・肥料」についてお話ししていきます。どんな土を使うとドラセナ・マッサンゲアナにはいいのか、また肥料はどれくらいの頻度で与えるとベストなのかについてお話ししていきます。

水はけの良いのよい観葉植物用の土を使うと安心

ドラセナ・マッサンゲアナに適した用土は、結論から言うと水はけの良い観葉植物用の土です。なぜ水はけの良い土がいいのかというと、水がうまく排水されることで水を土の中で留めず、ちょうどいい量の水の循環ができるからです。また、水はけの良い観葉植物用の土であれば、初心者の方でもそうでない方でも難しいことはなく、どんな品種の土を買えばいいのかという悩みも減って安心です。

生育期にのみ2ヶ月に1回緩効性肥料を与える

肥料は生育期の春〜秋にのみ、2ヶ月に1回緩効性肥料を与えるようにしましょう。2ヶ月に1回緩効性肥料を与えるだけでいいので、「毎週定期的に肥料を与えないといけないと思っていた」という方などには朗報ですよね。また、化成肥料を使うことで有機肥料によくあるコバエが湧いたりしてしまうのを防げて、香りがしなくていいというメリットもあります。

2週間に1度の液体肥料でも良い

また、ドラセナ・マッサンゲアナは状況や生長に合わせて、2ヶ月に1回の緩効性肥料を与えずに、2週間に1度の液体肥料でも良いです。どちらを選択してもいいのですが、初心者の方は希釈などの作業が難しい場合もあるので、簡単で継続できる方を選ぶのがいいでしょう。

ドラセナ・マッサンゲアナの剪定

お次は、ドラセナ・マッサンゲアナの剪定について解説していきます。剪定を簡単にご説明すると、余分な部分をカットすることを言います。剪定に適した時期や、どのように剪定するといいのかについて解説していきます。

剪定をする時期は5〜9月の成育期

ドラセナの剪定時期は、5月〜9月の成育期がおすすめです。なぜ5月〜9月のこの時期に剪定するといいのかというと、生育期はドラセナ・マッサンゲアナが一年の中で最も成長する時期であり、この時期に剪定をすることで株や茎にかかるダメージをカバーしやすいからです。

枝が伸びすぎたら、切り戻し剪定を

また、枝が伸びすぎたり高さが出過ぎた場合は切り戻し剪定をするのといいです。枝が伸びすぎると次に新しく生える新芽の邪魔になる場合もあります。また、求めている樹高よりも高さが出るとインテリアや室内の環境に合わないこともあるので、切り戻し剪定をするのがおすすめです。

剪定した後は切り口に保護剤を塗る

また、剪定した後は切り口に保護剤を塗るようにしましょう。保護剤を塗ることで、切り口から菌が入ってしまうことを防ぎ、切り口が悪化してしまわないようにする効果があります。

ドラセナ・マッサンゲアナの植え替え

続いては、ドラセナ・マッサンゲアナの植え替えについて解説していきます。ドラセナ・マッサンゲアナはどれくらいの頻度で植え替えをするといいのか、またいつ植え替えをすべきなのかについて解説していきます。

2〜3年に一度、植え替えをする

ドラセナ・マッサンゲアナは、2〜3年に一度の頻度で植え替えをしましょう。植え替えをするには、それなりにドラセナ・マッサンゲアナが成長していることが重要ですよ。そのため、2〜3年に一度の頻度で植え替えをするだけでOKです。それ以上はやり過ぎになってしまうので注意しましょう。

冬場を避け、生育期に植え替えをする

ドラセナ・マッサンゲアナを植え替えする際、肝心なのは冬場を避け、生育期に植え替えをすることです。植え替えをするとどうしても株や本体にダメージが入ります。このダメージをいかにカバーできるのかというのが肝心で、そのために冬場の成長が緩やかな時期よりも、元気に成長する生育期に植え替えをした方がいいというわけです。

植え替えに用意するもの

植え替えに用意するものはこちらです。
  • ドラセナ・マッサンゲアナの株
  • 今より一回り大きな鉢
  • 新しい土
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット

植え替え手順

植え替えの手順は以下の通りです。
  1. 現在のドラセナ・マッサンゲアナの株を、鉢から優しく引き抜きます。
  2. 今より一回り大きな鉢に鉢底ネットをしき、鉢底石をかぶせます。
  3. 新しい鉢に2/3ほど土を入れ、真ん中にドラセナ・マッサンゲアナが入るだけの穴を優しく開けます。
  4. 開けた穴にドラセナ・マッサンゲアナを入れ、残りの1/3の土をいれ、よくバランスを見ながら植えれば完成です。
  5. 数週間で株が安定するので、安定するまでは日陰で育てましょう。

ドラセナ・マッサンゲアナの増やし方

続いてはドラセナ・マッサンゲアナの増やし方について解説していきます。どのような増やし方があるのか、また増やす方法別の手順も解説していきます。それではまずは、どんな増やし方があるのか解説していきましょう!

挿し木か取り木で増やせる

ドラセナ・マッサンゲアナの増やし方は、挿し木か取り木で増やすことができますよ。どちらも簡単な手順で増やすことができるので、初心者の方にも安心して取り組んでいただくことができます。

ドラセナ・マッサンゲアナの挿し木の手順

ドラセナ・マッサンゲアナの挿し木の手順をご紹介します。茎を土に挿すだけで完了する増やし方なので、初心者の方にはこちらの方が簡単でおすすめです。
  1. 剪定した際に出た茎でもいいのですが、挿し木用に剪定するなら、ドラセナ・マッサンゲアナの茎だけの部分を6〜8cm以内で切り取りましょう。
  2. 茎は必ず上下を忘れず、茎の下部の断面を斜めにカットします。水を吸収しやすくするためです。
  3. 茎を水の入った容器に挿し、水分を吸収させます。この時数時間は吸収させましょう。
  4. 水の吸収が終わった茎を、半分から4cmほどの長さを土に挿します。
  5. 最後にたっぷりと水を与えて完成です。時々霧吹きで葉水するといいでしょう。

ドラセナ・マッサンゲアナの取り木の手順

ドラセナ・マッサンゲアナの取り木の手順をご紹介します。取り木は短い時間で数と大きさを増やすことのできる増やし方なので、複数の大きなドラセナ・マッサンゲアナを育てていきたい方にはおすすめです。
  1. まず発根させたい箇所の枝の上皮を3~4cm幅で一周カッターで切り込みを入れて剥ぎ取ります。このとき、白く固い木質部が見えていればうまくカットできています。
  2. 上皮を剥ぎ取った箇所に湿った水苔を被せ、その上からビニールで覆い被せましょう。
  3. ビニールの下側は紐などで固く縛ります。しかし上側は水やりが後からでもできるようにしたよりもゆるく結ぶのがポイントです。
  4. 数ヶ月が経てば発根していますので、確認できたら植え替えたりして完成です。

ドラセナ・マッサンゲアナのよくあるトラブルと対処法

続いては、ドラセナ・マッサンゲアナを育てているとよくある疑問と対処法についてお話ししていきます。「マッサンゲアナを育てているけれど、なぜこの問題が起きるのかわからない...」という悩みを早めに解決するために、ぜひこれからご紹介する問題とその対処法を参考にしてみてください。

茎や葉っぱが枯れる

まず、ドラセナ・マッサンゲアナの茎や葉っぱが枯れることについてです。なぜ茎や葉っぱが枯れるのか、またどのような対処をするといいのかを、原因と対処法のポイントに分けてお話ししていきます。

水やりの過不足

茎や葉っぱが枯れることの原因は、水やりの過不足であると感じられます。水やりに肝心なのは、水の量と頻度です。一度の水やりの量が少なくても、毎日水やりをしていたらそれは多すぎてしまいますし、反対に生長期に水はたっぷり与えるものの、水やりの頻度が低すぎると、枯れてしまうことにつながります。

季節にあった頻度で水やりをする

先ほど水やりのポイントでもお話ししましたが、基本的にはたっぷりと水やりをしてもいいのですが、季節に合わせて与える頻度は変えるようにしましょう。生長期は土が乾いたタイミングで行い、休眠期の冬は冬越しをするために少なめの頻度でOKでしたよね。

葉が垂れる

続いては、ドラセナ・マッサンゲアナの葉が垂れることについて、なぜなのか、またどんな対処法が必要なのかについて解説していきます。それではまずは、原因を解明していきましょう。

日照不足が原因

ドラセナ・マッサンゲアナの葉が垂れる原因は、日照不足が原因でしょう。記事の序盤で、ドラセナ・マッサンゲアナはそこまで多くの日光を必要としないため、日陰でもOKとお話ししましたが、日照不足になるほど暗い場所で管理するとこのように葉が垂れるようになってしまいます。

日当たりの良い場所に移動する

そうならないためには、早急に日当たりの良い場所に移動するようにしましょう。日当たりがいい場所で管理しれば一発で解消するというわけではないこともありますが、適度な日光は光合成を促進させエネルギーの回復につながり、結果的に葉が元に戻る可能性も高くなります。

全然成長しない

最後は、全然成長しないという点についてです。「全然成長しないからすごく心配...」という状態はかなり不安なことだと思います。しかし、全然成長しないことにも何かしらの原因があるので、それを一つずつ解決していきましょう。

栄養不足を疑おう

まず、全然成長しないといった場合に一番に疑うべきは、栄養不足ではないかという点です。栄養不足であると全体的な状態にハリがなく、先ほどのように葉が垂れていることもあるでしょう。

生育期に適量の肥料を与える

栄養不足を感じるのであれば、生育期に適量の肥料を与えることで解消するようにしましょう。先ほどお話しした肥料のパートと同様に、肥料は生育期の春〜秋にのみ、2ヶ月に1回緩効性肥料を与えるか、2週間に1度の液体肥料でもOKです。どちらにせよ、肥料により栄養を与えるようにしましょう。

【まとめ】ドラセナ・マッサンゲアナの育て方!特徴から日々のケア方法まで

いかがだったでしょうか?ここまでのお話で、ドラセナ・マッサンゲアナがどのような観葉植物であるかや、育て方や増やし方、よくある問題とその対処法も明確にお分かりいただけたのではないでしょうか! 今回の記事のポイントは以下になります。
  • ドラセナ・マッサンゲアナはリュウゼツラン科リュウケツジュ属の観葉植物で、ハワイでは縁起の良い観葉植物として認定されている
  • ドラセナ・マッサンゲアナは、日陰か適度に日当たりの良い場所に置くとよく育つ
  • ドラセナ・マッサンゲアナは基本的にたっぷり水を与えて良いのだが、季節ごとに水やりの頻度は変えることが肝心
  • ドラセナ・マッサンゲアナに適した用土は観葉植物用の用土で水はけの良い土がおすすめ
  • 剪定時期は、5月〜9月の成育期が最も株や本体に与えるダメージをカバーしやすい時期になる
  • ドラセナ・マッサンゲアナは、2〜3年に一度の頻度で植え替えをするといい
  • ドラセナ・マッサンゲアナは、挿し木・取り木で増やすことができる
  • ドラセナ・マッサンゲアナの成長が遅い場合は、栄養不足を疑い肥料で対処する
ドラセナ・マッサンゲアナを育てることにしてみた人、現在も育てている方のどちらにも参考になる記事になったのではないでしょうか!ぜひマッサンゲアナのある生活を楽しんでみてください! 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。