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鮮やかな色の花びらが強烈な印象を与えてくれるグロリオサという花をご存知でしょうか。グロリオサは、アフリカや熱帯アジアが原産地の南国風の植物で見た目がとてもユニークなのが特徴です。美しい花の色と、珍しい花姿のグロリオサを贈り物にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。見た目は情熱的で美しいグロリオサですが、贈り物に適した植物なのでしょうか。悪い意味の花言葉がついているのでは、と心配になる方もいるかもしれませんね。 そこでこの記事では、
- そもそも花言葉とは?
- グロリオサの特徴
- グロリオサの花言葉をご紹介
- グロリオサの花言葉には怖い意味があるの?
- グロリオサを贈るのに適したシーン
- グロリオサを贈った体験談をご紹介
そもそも花言葉とは?
そもそも花言葉はいつ、誰が付け始めたものなのでしょうか。花言葉の発祥は中世トルコだと言われています。トルコでは昔から、想いを言葉ではなく花に込めて贈る風習がありました。それがヨーロッパに伝わり、明治時代に日本に入ってきたのです。現在においても、日本だけでなく欧米でも花言葉はメジャーなものとして知られています。花言葉とは植物のイメージから付けられる言葉
花言葉の多くは、その植物の見た目からイメージされています。色や形など、それぞれの植物がもつ独特な特徴が花言葉をつける手掛かりとなっているのです。その他にも、植物ごとの生態や生育場所、用途、文化、宗教など様々なキーワードから花言葉はつけられています。現在でも新しい品種が作り出された時には、開発者や生産者が花言葉をつけることがあるのです。花言葉は贈り物の参考にされることが多い
植物ごとに複数の花言葉がつけられているため、花を贈り物にするときには花言葉も参考にされています。マイナスな花言葉や悪い意味の花言葉もあるので、気安い間柄ではない相手に花を贈る時は花言葉をチェックしておきましょう。花言葉はあくまでも参考なので、家族や友人など親しい関係でしたらあまり気にする必要はありませんよ。グロリオサってどんな植物なの?
次に、グロリオサがどんな植物なのかをご紹介します。多年草の球根植物であるグロリオサは、春に球根を植えて夏場に開花時期を迎えます。暑い地域が原産地のグロリオサは、耐寒性が低いため栽培する時は注意しましょう。園芸店やお花屋さんなどではユニークな見た目のグロリオサは人気が高く、切り花として通年販売されています。アフリカが原産地であるイヌサフラン科の植物
グロリオサは、アフリカや熱帯アジアが原産地のイヌサフラン科グロリオサ属の球根植物です。珍しい見た目に反して、球根植物なので初心者にも育てやすいと言われているグロリオサ。その名前の由来はラテン語の「gloriosus(見事な)」という意味が元となっています。ビタミンカラーの鮮やかな花色と波打った大きめの花びらが、時代や地域を超えて美しさを感じさせてくれますね。7〜9月の時期に赤やオレンジ、黄の特徴的な花を咲かせる
グロリオサの美しい花は7月~9月に開花時期を迎えます。特徴的な花は、赤やオレンジ、黄色や白など様々な花色があり園芸愛好家のこだわりポイントともなっています。特に鮮やかな赤の花びらに黄色の縁取りが入るグロリオサは、豪華で見栄えも良いので人気が高い品種です。反り返った花びらは、フリルのように波打って炎のようなイメージを与えてくれます。巻きひげ状になっている葉先をフェンスに巻き付ける
ユリのようにすっと直立しているかに見えるグロリオサですが、生長してくると茎の先にある巻きひげ状になっている葉先をフェンスや支柱に巻き付けて伸びていきます。大きく成長すると2mほどの草丈になり、花が咲くと非常に豪華な印象を感じさせてくれるのです。別名「ツルユリ」「ユリグルマ」などで呼ばれることもある
グロリオサには、「キツネユリ(狐百合)」や「ツルユリ」「ユリグルマ」という別名や和名がつけられています。代表的なキツネユリという和名は、グロリオサの細長い花姿や鮮やかな黄色からつけられたのでしょう。グロリオサの美しさは海外でも人気で、「Glory lily(栄光の百合)」「Flame lily(炎の百合)」「Climing lily」などと呼ばれているのです。グロリオサにはどんな種類の花言葉があるの?
では、グロリオサにはどんな種類の花言葉がつけられているのでしょうか。情熱的で豪華な見た目のグロリオサには、いくつかのポジティブな花言葉が選ばれています。グロリオサには勇敢なイメージの花言葉が多い
グロリオサには勇敢なイメージの花言葉が多くつけられています。グロリオサの目立つ見た目や、まっすぐ上に伸びる花からイメージされた花言葉が多いのです。【栄光】
英語でも「栄光のユリ」という名前がつけられているグロリオサは、天上に向かって伸びるツルや花びらからイメージされた花言葉です。勲章のように目立つ美しい花の色も【栄光】という花言葉に似合っていますね。【栄光に満ちた世界】という壮大な花言葉も選ばれていますよ。【天分】
【天分】というのは天から分け与えられた才能を意味しています。見事な見た目が学名の由来にもなっているグロリオサは、まるで天から美しさを与えられたようにも感じますね。努力して何かを成し遂げた人にプレゼントするのも良いのではないでしょうか。【華麗】
【華麗】という花言葉は、グロリオサの美しい見た目からつけられた花言葉です。鮮やかな花色をもつグロリオサは、庭に植えていてもひときわ目立って夏の日差しに輝くはずですよ。【光栄】
オリンピックの聖火にも似た見た目をもつグロリオサには、【光栄】という花言葉もつけられています。空に向かって燃え盛る炎のような見た目のグロリオサにぴったりの花言葉なのではないでしょうか。【頑強】
【頑強】という花言葉は、グロリオサの花言葉がしっかりとした厚みをもっていることからイメージされた花言葉でしょう。グロリオサはつるを伸ばして成長していく球根植物なので、暖かい地域では環境に適合して自生することもできる強い植物なのです。【堅固】
【堅固】という花言葉もグロリオサの主張が強く鮮やかな見た目からつけられました。真面目な性格の方や、しっかりと自分をもっている人にプレゼントすると喜ばれそうですね。【燃える情熱】
グロリオサの鮮やかな花色からイメージされた【燃える情熱】という花言葉もとても印象的ですね。グロリオサを恋人に贈ったり、告白の際にプレゼントしたりするのもとてもロマンチックなのではないでしょうか。【燃える情熱】はグロリオサの炎のような見た目からも由来となってつけられた花言葉です。色別や種類別の花言葉はない
グロリオサには色別や種類別の花言葉はつけられていません。グロリオサ全般の花言葉はどれも良いものばかりなので、色を気にせずに贈り物にしても大丈夫ですよ。怖い意味はある?グロリオサの花言葉の由来を知ろう
グロリオサには色別や種類別の花言葉はないとご紹介したところで、怖い意味はあるのか解説していきたいと思います。花によっては【呪い】など怖い意味の花言葉もありますが、グロリオサにはつけられているのでしょうか。グロリオサの花言葉に怖い由来はない
結論から申し上げると、グロリオサの花言葉に怖い由来はありません。【栄光】や【華麗】など贈り物にふさわしい花言葉ばかりですので、大切な人への贈り物にぜひグロリオサを選んでみてくださいね。グラデーションのある花姿に由来
グロリオサの花言葉はいずれも、鮮やかなグラデーションのある花姿が由来となっています。その美しさや華麗さからイメージされているので、どれもポジティブなものばかりなのではないでしょうか。5月28日・10月19日の誕生花
グロリオサは5月28日・10月19日の誕生花です。お花屋さんなどでは通年を通して、切り花として販売されているので、5月28日・10月19日に誕生日を迎える方にグロリオサの花束をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。グロリオサの花言葉にあった贈り物
次に、どのようなシーンでグロリオサを贈るのが適しているのか花言葉からご紹介していきます。グロリオサにはポジティブな花言葉が多くつけられているので、様々なシーンで贈り物にすることができます。勝負事に勝った人への贈り物におすすめ
【天分】という珍しい花言葉は、勝負事に勝った人に贈るのに適しています。勝負事、というと少し危ない印象を受けるかもしれませんが例えば、スポーツで勝利した方に贈ったり将棋や囲碁で良い成績を出せた人にプレゼントしたりするのがおすすめですよ。グロリオサの【栄光】という花言葉も、勝負事に勝って栄光を手にした人にぴったりなのではないでしょうか。自分の考えをしっかりと持っている人への贈り物に
【堅固】【頑強】という花言葉は自分の考えをしっかりと持った頼りがいのある相手に贈るのにぴったりです。真面目な同僚や年上の上司などにもグロリオサをプレゼントすると、良い印象をもってくれるはずですよ。誕生花がグロリオサである人への贈り物に
グロリオサは5月28日・10月19日の日付の誕生花とされています。初夏を感じさせる5月28日に誕生日を迎える方に贈ると季節感があって喜ばれるはずです。10月19日は秋の気候ですが、グロリオサは切り花としても流通していますので鮮やかな色が誕生日に彩りを添えてくれるはずですよ。花言葉の意味を込めたグロリオサの贈り物の体験談
最後に、グロリオサを実際に贈り物にした方の体験談をご紹介します。グロリオサにはたくさんの花言葉があてられていますが、皆さんはどのようなタイミングで贈っているのでしょうか。実際に花を贈った方の体験談ですので、参考になるのではないでしょうか。栄光を手にした人へ贈った
まずは、栄光を手にした人へグロリオサを贈った方の体験談です。グロリオサには【栄光】や【天分】という才能に関係する花言葉も選ばれていますので、勝利を勝ち取った人にプレゼントするのに適しています。将棋の大会で良い成績を出した友人にお祝いとしてグロリオサのフラワーアレンジメントを贈りました。グリーンの葉を基調としたグロリオサのアレンジメントは、男性の友人に贈っても違和感なく飾ることができたと喜んでもらえました。グロリオサには【天分】という他の花にはあまりない珍しい花言葉がついていたので、それを意識してプレゼントしました。
グロリオサは、鮮やかな赤や黄色、オレンジの花色がとても目立つ植物なので単品だけでアレンジメントにしてもとても存在感があります。グロリオサのフラワーアレンジメントはおしゃれなインテリアとしても飾ることができますね。 こちらの方は、グロリオサを同僚にプレゼントしています。
接客業をしている同僚が店を出した記念にグロリオサを贈りました。彼女は同期の中でも出世頭で、早くに店を任されたのでまさに栄光を手にしたと考えグロリオサを選びました。存在感のあるグロリオサの花は、新店舗をさらにおしゃれに彩ってくれたと感謝されました。
【栄光】という花言葉は、勝負事に勝った人だけでなく会社や仕事などで出世した人に贈るのにも適しています。贈り主の気持ちが十分に伝わるように、花言葉を添えて贈るのも良いですね。
難易度が高い資格取得を目指している人への贈り物に
こちらの方は、資格取得を目指している人を鼓舞するためにグロリオサを贈っています。難易度の高い資格試験を受ける弟を応援するために、グロリオサのミニブーケをプレゼントしました。弟が栄光を手にできるように、普段口にできない思いを花に込めることができたと思います。
家族相手にはなかなか素直な気持ちを言葉にはできないものですので、花言葉の風習が始まった由来に基づいて言えない思いを花に込めるのも素敵ですね。グロリオサは目立つ花なので、小さいブーケにしてもその魅力を存分に発揮してくれるはずです。 資格取得を目指す友人にグロリオサの花を贈った方のエピソードもご紹介します。
短大時代の友人が難易度の高い資格を受験すると聞き、がんばってほしいと思いグロリオサの花をプレゼントしました。素朴な花束だったのですが、気負わずに受け取ってもらって良かったです。
グロリオサの花言葉の【栄光】や【光栄】は何か一つのことを頑張っている人にプレゼントするのに適しています。栄光を手にできますように、という贈り主の想いが伝わるのではないでしょうか。また、難易度の高い受験に挑んでいる方のもつ【勇敢】というイメージをグロリオサの花に象徴することもできますね。
グロリオサが誕生花である友人の誕生日プレゼントに
最後に、グロリオサが誕生花である友人への誕生日プレゼントにフラワーギフトを贈った方のエピソードをご紹介します。母親の誕生日が10月19日だったのですが、誕生日プレゼントを考えている時にふと誕生花について調べたのがきっかけです。グロリオサの花束をプレゼントしたのですが、わざわざ誕生花を調べてくれたのか、と思った以上に感激されたのを覚えています。
誕生花はメジャーではないので知っている人は意外に少ないかもしれませんね。わざわざ自分の誕生花を調べてくれた、ということに熱い思いを感じるのではないでしょうか。 こちらの方も、誕生花のグロリオサを友人にプレゼントしています。
プレゼントを贈り合う学生時代からの友人にグロリオサの花を贈りました。5月28日が誕生日だったので、何か珍しいプレゼントをしたくて誕生花を調べて贈ることにしました。グロリオサの花は近所で見かけることがなかったので、とても珍しくおしゃれなプレゼントになったと思います。
グロリオサは耐寒性が低いので、地域によってはあまり見かけることがないかもしれません。ユニークな花姿をしたグロリオサのフラワーギフトはとても印象的だったのではないでしょうか。
グロリオサの花言葉とは?色別の花言葉や由来、贈り物の体験談を紹介!のまとめ
いかがだったでしょうか。 グロリオサには、【栄光】や【華麗】、【燃える情熱】などとても良い花言葉がつけられています。その見た目もとても豪華で珍しく、花束やアレンジメントにしても美しく映えるのではないでしょうか。様々なシーンで贈ることができますので、ぜひグロリオサをプレゼントしてみてくださいね。 この記事のポイントは以下の通りです。- 花言葉は植物の見た目や特徴からイメージされた言葉
- グロリオサはアフリカなどの熱帯地方が原産の球根植物
- グロリオサの花言葉は、【栄光】【光栄】【華麗】【堅固】【頑強】などポジティブなものが多い
- グロリオサの花言葉には怖い意味はなく、色別の花言葉も決められていない
- グロリオサは、難関に挑んでいる人や栄光を手にした人に贈るのがおすすめ