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ウンベラータは、ハート型の葉っぱが特徴の人気の高い観葉植物です。背丈は高くても150cm程度なので、大きくなりすぎず手頃なサイズ感も魅力的ですね。 そんなウンベラータですが「私のウンベラータなんか葉っぱが小さくない?」と思ったことはありませんか?実はウンベラータは、育て方によって葉の大きさが変わる可能性があります。 そこで今回は、ウンベラータの葉が小さい原因について解説します。 この記事を読めば
ウンベラータは、標高の低い熱帯アフリカが原産の植物です。和名ではフィカス・ウンベラータと呼ばれています。ゴムの木の仲間でもあるので、剪定をおこなうと切り口から樹液が出ます。皮膚が弱い方は、ゴム手袋するなどして対策をしましょう。 熱帯アフリカの低地に自生するためか、暑さに強く寒さに弱いという特徴があります。なので、冬場の管理方法は窓際から遠ざけるなどして、管理する必要がありますね。
- ウンベラータの基本情報
- 葉が小さい原因
- 適切な水やりの方法
- 葉を大きくする方法
まずはウンベラータの特徴を振り返ろう!
まずは、ウンベラータの特徴を振り返りましょう。特徴を振り返り、改めてウンベラータについて知ることで、より上手にウンベラータの育成ができるようになりますよ。1度振り返ってみてくださいね。ウンベラータの基本情報
科名/属名 | クワ科/フィカス属(イチジク属) |
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学名 | Ficus umbellata |
和名 | フィカス・ウンベラータ |
原産地 | 低地の熱帯アフリカ |
特徴 | ハート型の葉 |
大きく育ち、ハート型で大判の葉が特徴の観葉植物!
ウンベラータといえば、ハート型で大判の葉を思い浮かべる方が多いでしょう。愛らしい姿の葉っぱは、観賞していてなごみますよね。 原産地である熱帯アフリカでは10mにもなります。ですが、観葉植物としてのウンベラータは、最大で1.5m程度です。手頃なサイズなので、室内でも気にせず育成できるでしょう。ウンベラータの花言葉
ウンベラータの生態の次は、花言葉について見ていきましょう。花言葉を理解することで、ウンベラータを贈りものとして贈る際に役に立ちますよ。ぜひ、読んでみてくださいね。すこやか
ウンベラータの花言葉のひとつに『すこやか』があります。丈夫でよく育つ姿から『すこやか』という花言葉が付いたといわれています。この花言葉から、お子さんが生まれた記念にウンベラータを購入する方やプレゼントする方も多いですよ。永久の幸せ
『永久の幸せ』という花言葉を、ウンベラータは持っています。『永久の幸せ』は、ウンベラータの特徴のひとつである、ハート型の葉っぱから付けられています。素敵な花言葉なので、プレゼントにも向いていますね。夫婦愛
最後に紹介する花言葉は『夫婦愛』です。この花言葉もハート型の葉っぱが由来でしょう。この花言葉から、結婚記念日の贈り物としてもおすすめです。花言葉・外観ともに素敵な植物なのでぜひ、飾ってみてくださいね。ウンベラータの風水効果
次に、ウンベラータの風水効果を見ていきましょう。観葉植物は、それぞれ風水効果を持っています。風水効果を意識することで、よりお得にウンベラータを育成できますよ。恋愛運
ウンベラータの特徴でもあるハート型の葉っぱには、恋愛運の風水効果があります。現在交際している方や、気になる方がいる方は、風水効果を期待して飾ってみてはどうでしょうか。きっと、良い交際が続くでしょう。出会い運
ウンベラータには、出会い運の風水効果があります。大きな葉っぱが人間関係を良くする効果があるとされています。恋愛運と合わせて、素敵な人と出会ってくださいね。 また、仕事で良い上司と出会うのにも出会い運の風水効果は有効ですよ。育てているウンベラータの葉が小さい原因は主に4つ
さて、本記事を読んでいる読者の方は「ウンベラータの葉が何故か小さい」と悩んでいるでしょう。ウンベラータの葉が小さい原因は、大きく分けて4つあります。ここでは、原因の4つを詳しく解説するので、「葉を大きくしたい!」という方はぜひ。読んでみてください。寒さ
ウンベラータの葉が小さい原因の1つに『寒さ』があります。日本には四季があるため、寒さ対策は必須になります。なぜ、寒さが原因で葉が小さくなるのか、気になりますよね。詳しく見ていきましょう。熱帯アフリカ原産のウンベラータは日本の寒さに弱い
ウンベラータの原産地は、熱帯アフリカなので、寒さに弱い特徴があります。熱帯アフリカで標高が高ければ、耐寒性があるでしょうが、ウンベラータの生息地は低地です。なので、寒さ位に弱いんですね。常に暖かい環境で育っているので、日本の冬場は、厳しい環境といえるでしょう。15℃以下になると生育が緩慢になる
ウンベラータは15℃以下になると、生育が緩慢になります。生育が緩慢になることで、葉の育成が進まなくなり、葉が小さくなるんですね。冬場で15以下にならないように管理するのは大変ですが、窓際から離すことで低温からウンベラータを守れますよ。日照不足
葉が小さい原因のひとつに、日照不足が挙げられます。ウンベラータは、耐寒性があるので室内でも育てやすい植物です。しかし、耐寒性がある=日光を当てなくてもよい、訳ではありません。 十分に生育させるなら、柔らかい日光を当てるのがベストです。直射日光は、葉焼けの原因になるので、避けましょう。 現在の置き場所は、日光当たるのか確認してみてくださいね。風通しが悪い
風通し悪いと生育が悪くなります。意外かもしれませんが、植物の育成に『風』は、重要な要素になります。風が当たることで、気孔が活発になり成長が促されるんですね。風通しが悪いと病害虫発生にもつながるので、見直してみてください。根詰まり
根詰まりも葉が小さい原因のひとつです。根詰まりが起きると、根から栄養摂取の効率が悪くなるので、成長が遅くなります。根詰まりは、根腐れの原因にもなり最悪の場合枯れるケースもあるので、必ず改善しましょう。葉が小さいウンベラータは葉を大きくすることができるの?
先ほどは、葉が小さい原因について解説しました。原因は4つありましたね。ですが「小さい葉を大きくする方法ってあるの?」と思った方も多いでしょう。好みの問題ではありますが、葉っぱを大きくしたい方も多いはず。そこで、ここでは、葉が小さいウンベラータの葉を大きくできるのか解説します。 ウンベラータの葉を大きくできるのか気になる方はぜひ、読んでみてください。育て方や生育環境を見直すことで葉を大きくできる!
結論、育て方や育成環境を改善することで葉を大きく育てることができます。葉が小さいのは、ウンベラータの育成環境が良くないからです。環境を見直しウンベラータが好む環境にすることで、大きな葉をもつウンベラータを育てられますよ。根詰まりしている場合は植え替えて悠々自適に育ててあげる
根詰まりしている場合は、植え替えをおこない悠々自適に育ててあげましょう。根詰まりは観葉植物にとっていいことはありません。 植物は自分の植わっている容器の大きさに応じて、育っていきます。そのため、小さい容器では小さいままになります。大きな葉を持つウンベラータを育てたいなら、余裕のある鉢でのびのびと育ててあげましょう。剪定して大きく育てることができる
剪定をおこなうことで、大きく育てられます。剪定は「形を整えるためや大きくなり過ぎたらおこなのでは?」と思う方も多いでしょう。間違いではありません。しかし、剪定は成長を促す効果もあるのです。成長を促すことで、より大きな葉っぱを持つウンベラータを育てられますよ。葉が小さいウンベラータの葉を大きくする育て方のコツ
先ほどの解説で、ウンベラータの葉を大きくできることが分かりましたね。ですが「どうやって育てればいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。そこで、ここでは、ウンベラータの葉を大きく育てるコツを紹介します。初心者の方でも分かりやすく解説するのでぜひ、参考にしてください。適度に温かく日当たり・風通しの良い場所に置く
まずは、ウンベラータを置く場所を決めましょう。置き場所を間違えてしまうと、葉が小さく育つだけでなく、枯れる原因にもなります。お住いによっては、なかなか難しいでと思いますが、ここで紹介するポイントを意識して、置いてみてください。気温がウンベラータの生育の適温の20〜25℃の時は屋外に出してあげる
気温が20~25℃の時は屋外に出してあげましょう。この気温に当てはまる時期は春から初夏あたりです。日差しも強くなく、屋外で育てるのには、最適な時期です。十分日光にあて光合成を促して、ウンベラータを大きく育てましょう。日当たり良い場所に置くのが、元気に育てるコツですよ。夏は直射日光に注意
夏場は直射日光に注意してください。ウンベラータは日光を好みますが、原産地である熱帯アフリカでは、木漏れ日から当たる光を受け取っています。そのため、直射日光に強い訳ではありません。直射日光に当ててしまうと、葉焼けを起こしてウンベラータにダメージを与えます。1回置き場所を見直すのも必要ですよ。必要なら、ウンベラータを移動させましょう。 日当たりを意識するあまり、直射日光に当ててしまうこともあるので、注意してくださいね。冬は窓から少し離れたエアコンの風が直接当たらない場所に置こう
冬場は、窓から離れた場所に置きましょう。ウンベラータは耐寒性が低いので、寒さには弱いです。なので、外気の影響を受けやすい窓際からは、離すようにしましょう。離すことで、冷気の影響を受けにくくなり、ウンベラータへの負担が減りますよ。 また、エアコンの風にも注意してください。エアコンは乾燥しており、ウンベラータにとって良くありません。置き場所を選ぶときは、置く予定の場所に1回立ってみて確認すると良いでしょう。水やりの方法は季節によって異なる
次に、水やりの方法を見ていきましょう。水やりは観葉植物を育てる基本ですが、奥が深いことを知っていましたか?時期によって水やりを変える必要があるんです。日課のようにお水を与えている方も多いと思いますが、ここで水やりの方法を確認して、改善してみてください。春〜夏の水やり:土の表面が乾いたらたっぷり
春~夏は土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。この時期はウンベラータの生長期に当たります。なので、水分や栄養素を多く必要としています。肥料だけでなく、お水をたっぷりと与えましょう。秋〜冬の水やり:ほぼ断水気味
秋~冬は、ほぼ断水気味で管理してください。この時期は、ウンベラータの休眠期間になります。栄養と水をほとんど必要としないと覚えておきましょう。水を与えるなら2週間に1度程度にしてくださいね。オールシーズン葉水は効果的
葉水はオールシーズンで効果的です。葉水をおこなうことで、病害虫の発生を予防できます。葉水は100均などで購入できる霧吹きで簡単におこなえますよ。霧吹きでおこなえるので、毎日葉水してあげてくださいね。土は水はけの良いものを使う
ウンベラータを植えるのに使う土は、水はけの良い土を使いましょう。水はけの悪い土を使うと、根腐れの原因になるからです。基本的には観葉植物用の土で大丈夫です。もし、自分でブレンドするなら、赤玉土などの水はけの良い土を配合してください。肥料は夏に固形肥料を与えよう
夏場には、固形肥料を与えましょう。先述しましたが、春~夏はウンベラータの生長期です。この時期は栄養を多く必要としています。なので、固形肥料を与えてあげてください。肥料を与えることで、より大きく元気にウンベラータを成長させることができますよ。根詰まりして葉が小さいウンベラータを植え替えて復活させよう
「根詰まりしたら諦めるしかないかな?」と思っていませんか?諦めるのはもったいないですよ。根詰まりを起こしても、適切な処置をすることで、大きな葉を持つウンベラータに育て上げることが可能です。分かりやすく解説するのでぜひ、参考にしてください。ウンベラータの葉を大きくするために植え替えは重要
ウンベラータの葉を大きくするなら、植え替えは重要な作業です。植物は自分が植わっている鉢の大きさを把握しています。なので、鉢の大きさに合った成長をおこないます。 小さい鉢では、小さいウンベラータ。大きな鉢では大きなウンベラータになります。そのため、大きな葉を持つウンベラータを育てたいなら、鉢の大きさは重要になります。葉を大きく育てるために一回り大きな鉢でのびのび育てよう
大きな葉を持つウンベラータを育てたいなら、大きな鉢で元気に育てましょう。先述しましたが、植物は植わっている鉢の大きさによって成長が変わります。なので、植え替えする前にどれぐらい大きな鉢に植え替えるか、考えてると良いでしょう。ウンベラータの植え替えのタイミング
ウンベラータを植え替えるタイミングは、前回の植え替えから2年~3年程度に1回植え替えましょう。植え替え時期は、5~6月の暑すぎない時期がおすすめです。5~6月なら植え替えで発生したダメージもすぐに回復できるので、失敗が少なくなりますよ。ウンベラータの植え替えの方法
ここでは、実際にウンベラータの植え替え方法を解説します。観葉植物初心者の方は、植え替え方法を知らない方もいるでしょう。初心者の方でも分かりやすく解説のでぜひ、参考にしてください。植え替えに必要なもの
まずは、植え替えに必要な物を用意しましょう。 ウンベラータの植え替えに必要なのは、以下のものになります。- 一回り大きな鉢
- 鉢底網
- 鉢底石
- 割りばしなどの棒状のも
- 水はけの良い土
- 手袋
植え替えの手順
必要な物が用意出来たら、実際の植え替え手順を見てみましょう。 植え替え手順は、以下の通りです。- 植え替え先の鉢に鉢底網をセットする
- 鉢底石を入れる
- ウンベラータを取り出す
- 根の周りに付いている古い土を落とす
- 新しい鉢に植え替える
- 水をたっぷり与える
葉が小さいウンベラータの剪定は葉を大きくするためのチャンス
ウンベラータは、剪定をおこなうことで葉を大きくできますよ。剪定というと「大きくなり過ぎたらやるんじゃないの?」と思う方も多いでしょう。間違いではありません。ですが、剪定をおこない、育てる葉を減らすことで大きな葉を持つウンベラータを育てられますよ。剪定について知りたいならぜひ、読んでみてください。剪定をするタイミング
まずは、剪定をするタイミングを知ることから始めましょう。剪定は、枝や葉を切り取るので、どうしても慎重になりますよね。ここを読んで、剪定タイミングを見極めてくださいね。葉っぱが多くなったとき
剪定タイミングのひとつめは、葉っぱが多くなったときです。葉が多くなると、その分だけ栄養素が葉っぱに分散します。栄養が分散すると、それだけ葉1枚が受け取れる栄養素が少なくなります。栄養素が少ないと、葉は大きく育ちません。 葉が多いと感じたら、剪定タイミングですよ。葉っぱが他の葉を邪魔しているとき
葉っぱが他の葉を邪魔しているときも、剪定タイミングです。葉が葉を邪魔していると、光合成の妨げになるからです。光合成が上手にできないと、成長に影響がでます。 葉が葉で隠れているなら、剪定タイミングですよ。剪定をする時期
剪定時期は生長期にあたる4~9月がおすすめです。この時期は、剪定で落ちた体力を回復するのに、ベストな時期です。生長期を過ぎてしまうと、体力の回復が難しく、最悪枯れてしまいます。そのため、気温が下がっていく秋には剪定を控えた方が良いでしょう。剪定の方法
剪定のタイミングと剪定時期を把握したら、実際に剪定をおこないましょう。剪定というと、初心者にはハードルが高く感じると思います。ですが、ここ読めば初心者の方でも安心して剪定できますよ。剪定に必要なもの
まずは、剪定に必要な物を用意しましょう。 必要な物は、以下の通りです。- 清潔なハサミ
- 手袋
- 癒合剤(なくてもOK)
- ゴミ袋
- 新聞紙
- エプロン
剪定をする手順
では、実際の剪定手順を見ていきましょう。 剪定は、以下の手順でおこなえます。- 剪定後の姿をイメージする
- イメージに合わせて不要な枝を剪定する
- 癒合剤を塗る(任意)
- 明るい日陰で管理する
剪定後は新芽が出てきて大きく葉が育つかも
剪定後に新芽が出てきたら、大きな葉を育てるチャンスになります。新芽は栄養が多くいきわたるので、葉が大きくなりやすいですよ。新芽が出てきたら、楽しみに育成しましょう。ウンベラータに大きな葉と小さな葉のどちらも茂らせることはできるの?
ウンベラータを育成している方の中には「私は小さい葉を生やしたい!」という方もいるはず。そもそも大きい葉と小さい葉を、自分でコントロールして生やすことは可能なのでしょうか?葉っぱのコントロールが可能なのか気になる方ぜひ、読んでみてくださいね。結論:剪定の仕方次第で大小どちらの葉も茂らせる事ができる
結論から言うと、剪定次第では大小どちらの葉を茂らせることが可能です。ただし、小さい葉を茂らせるには、少しだけコツがいります。「小さい葉を茂らせたい!」方は最後まで読んでみてください。大きな葉と小さな葉どちらも茂らせる剪定のコツ
ここでは、大きい葉と小さい葉どちら茂らせる剪定のコツを紹介します。先述しましたが、小さい葉を茂らせるには少しだけコツがあります。小さい葉を多くしたい方はぜひ、参考にしてくださいね。小さな葉は幹を途中でカットすれば生えてくる
小さい葉を茂らせるなら、剪定するときに幹の途中をカットすると生えてきますよ。幹をカットする場合は切り口が大きくなるので、可能なら癒合剤を塗って雑菌が入るのを防ぐのが有効ですよ。大きな葉をつけたい場合は紹介した通りの剪定方法でOK
大きな葉を付けたいなら、先述した『剪定をする手順』で紹介した剪定方法でOKです。剪定後の姿をイメージしやすいので、より楽しみが増える方法ともいえますね。ウンベラータの葉が小さい原因とは?葉を大きくするコツまで徹底解説!まとめ
本記事では、ウンベラータの葉が小さい原因や解決方法について解説しました。原因はさまざまですが、育成環境を変えることで大きな葉をもつウンベラータを育てられることが分かりましたね。 本記事のポイントは- 原産地は低地の熱帯アフリカで、寒さに弱い
- 葉が小さい原因は『寒さ』『日照不足』『風通しが悪い』『根詰まり』の4つ
- 水やりは季節によって変える
- 剪定や置き場所を移動することで葉が大きく育てられる