アンスリウムの花が咲かない原因とは?元気に咲かせるコツまで紹介

アンスリウムの花が咲かない原因とは?元気に咲かせるコツまで紹介
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目次

「アンスリウムの花が咲かない!」という方、実は多いようです。アンスリウムは美しい花のように見える仏炎苞(ぶつえんほう)がチャーミングな観葉植物ですが、育てている中でなぜか、「なかなかうまくアンスリウムの花が咲かない」こともありますよね。 この記事では、そんなアンスリウムの花がなぜ咲かないのかの理由からその対処法、またアンスリウムの花を咲かせるようにするために必要な基本的な育て方の情報を、以下の流れで網羅的に徹底解説していきます。
  • アンスリウムの基本的な特徴のおさらい
  • アンスリウムの花が咲かない理由を6つのポイントに分けて解説!
  • 花が咲かないアンスリウムの花を咲かせるための育て方のポイントをご紹介!
  • 花が咲かないのにアンスリウムが葉っぱばかりになってしまったらどうしたらいいのか?
  • アンスリウム特有の仏炎苞(ぶつえんほう)とは何か!
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、今育てているアンスリウムの花が咲かない理由が明確にお分かりいただけて、その対処法まで理解することができますよ! これからアンスリウムを育ててみたい方にも、基本的な育て方も記載しているのでぜひ参考にしてみてください。それでは最後までお付き合いください。

まずはアンスリウムの特徴をおさらいしよう

まずはアンスリウムの特徴をおさらいしよう
それではまずはアンスリウムの特徴を、アンスリウムを育てている方もそうでない方もおさらいがてらに見直していきましょう。アンスリウムはどんな特徴を持つのか、しっかりと理解することでより愛着を持って育てることもできますよ。

アンスリウムの基本情報

科名/属名 サトイモ科/アンスリウム属
学名 Anthurium
和名 アンスリウム
原産地 熱帯アメリカ~西インド諸島
特徴 花に似た仏炎苞というものを咲かせる
アンスリウムは南国やハワイなどといった、暖かでトロピカルな印象の持つ観葉植物です。熱帯アメリカを原産とし、暖かな気候を好みます。赤やピンクといったハート型の、花に似た仏炎苞を咲かせることが特徴的です。

生育期に花や仏炎苞を咲かせる人気の観葉植物

赤やピンクの色の花のように見える部分は、専門用語で仏炎苞(ぶつえんほう)といいます。生育期にこの仏炎苞を咲かせますが、では「花がないのか?」というとそうではなく、花は仏炎苞から伸びている細い尾のように出てきた黄色い突起のことをいいます。この突起のことを肉穂花序(にくすいかじょ)といい、この肉穂花序は、黄色から白〜緑へと色が変わっていく面白い部分です。

熱帯植物ならではの存在感で、部屋のアクセントにも!

アンスリウムのカラーリングはなんといっても目に付く色をしています。そのため、インテリアや室内のどこにおいても目立つ人気の高い観葉植物です。「室内のお部屋のアクセントになる植物を探していた!」という方にはおすすめできます。

花言葉は【煩悩】【恋に悶える心】

そんなアンスリウムの花言葉は、【煩悩】【恋に悶える心】という恋に関するような花言葉を持っています。この花言葉だけを切り取ってみると変に聞こえるかもしれませんが、花言葉の由来は、仏炎苞の赤やピンクの色などが悶えるほどに強く恋する姿に重ねて想起されたのでしょう。

花が咲かない理由と花を咲かせるための対処法を1つずつ丁寧に解説!

それではここまでで、アンスリウムがどんな観葉植物なのかがしっかりおさらいできたのではないでしょうか。ここからはこの記事の本題でもある、アンスリウムの花が咲かない理由とその対処法を一つずつ解説していきます。

アンスリウムの花が咲かない理由①:栄養が足りない

アンスリウムの花が咲かない理由①:栄養が足りない
それではまずは、アンスリウムの花が咲かない理由①の栄養が足りないという点について解説していきます。なぜ栄養が足りなくなってしまうのか、その所以や対処法について解説していきます。

アンスリウムにとって栄養は開花にとっても重要

アンスリウムは、ほかの観葉植物とは違って仏炎苞を咲かせます。この仏炎苞の開花にはかなりの栄養を使用してしまうので、そのために前もって花を咲かせるための準備として必要な対処法があります。

対処法:施肥して花を咲かせるエネルギーを与える

それは、施肥して花を咲かせるエネルギーを与えることです。それではどのようにエネルギーを与えるといいのかについて、2点のポイントに分けて解説していきます。

緩効性の肥料を生育期に与える

まず、緩効性の肥料を生育期に与えることです。緩効性の肥料を生育期に与えるとは何かというと、生育期が始まってすぐに効く肥料ではなく、生育期の間ゆっくりと長く効く肥料を与えることで花を咲かせるエネルギーを蓄えられるわけです。

液肥を与える場合は2000〜3000倍に希釈して10日に1回を目安に与えよう

おすすめの方法としては、液肥を与える場合は2000〜3000倍に希釈して10日に1回を目安に与えるといいでしょう。希釈量を間違えると効き過ぎてしまい肥料やけを起こし枯れてしまうこともあるので注意しましょう。

アンスリウムの花が咲かない理由②:暗い場所で管理している

アンスリウムの花が咲かない理由②:暗い場所で管理している
続いて、アンスリウムの花が咲かない理由②の暗い場所で管理している点について解説していきます。暗い場所での管理はそもそもアンスリウムに適しているのか、またどのような場所の方がいいのかを解説します。

アンスリウムの開花には十分な日光が必要

そもそもアンスリウムが開花するには、思っている以上に十分な日光が必要です。そのため、暗い場所での栽培は元からアンスリウムを開花させるには向いておらず、以下のような対処法で日光や栽培の管理をする必要があります。

対処法:明るい日陰に移して管理する

結論から言えば、アンスリウムに適した置き場所は、明るい日陰です。この明るい日陰で管理することで、適した量の日光を浴びることができ、元気に開花することもできるようになります。

室内のレースのカーテン越しなどがおすすめ

また、明るい日陰とは何かの解説を簡単にすると、室内のレースのカーテン越しの場所と覚えておくといいでしょう。この場所に置いておけば、適切な量の日光を浴びることができ、花が咲かない確率もグッと減り、何より元気に育ちます。

直射日光が当たる場所は避けよう

特に注意が必要なのは、「日光が足りてなかったから花が咲かないのなら、直接日光を浴びさせたらいい!」と勘違いをして直射日光が当たる場所に移動させる人もいますが、直射日光は葉焼けの原因になるので必ず直射日光が当たる場所は避けてください。

アンスリウムの花が咲かない理由③:根詰まりしている

アンスリウムの花が咲かない理由③:根詰まりしている
続いては、アンスリウムの花が咲かない理由③の根詰まりしている点について解説していきます。根詰まりはアンスリウムのみならず、ほかの観葉植物にもよく起こる問題にはなってきます。花が咲かない多くの要因はこのことにもよく繋がるので対処法も参考にしてください。

根詰まりを起こすと植物全体に十分な栄養が行き届かなくなる

根詰まりを起こしてしまうと基本、観葉植物は十分な栄養が行き届かなくなります。それが故に、アンスリウムで言えば花を開花させるための十分なエネルギーが準備できず花が咲かなくなります。

対処法:一回り大きな鉢に植え替える

根詰まりを起こさないために肝心なことは、一回り大きな鉢に植え替えることが効果的です。一回り大きな鉢に植え替えることによりどのような点で対処できるのか、2つのポイントを解説します。

同じ大きさの鉢を使う場合は根の量が半分になるように減らす

まず、植え替え時に同じ大きさの鉢を使う場合は根の量が半分になるように減らしましょう。根っこは成長するにつれて量が増えていきます。そのため、同じ鉢のサイズしかなく、それに植え替えするしかない場合は根っこの量を半分にして対処します。

定期的に鉢から取り出して根の状態を確認しよう

アンスリウムの根詰まりが気になる場合、基本的な植え替えの目安となる期間は2〜3年に一度になります。初めて購入した時に植え替えてから、2〜3年が経過している場合などは八から一度取り出して根の状態を確認するのがおすすめです。

アンスリウムの花が咲かない理由④:根腐れを起こしている

アンスリウムの花が咲かない理由④:根腐れを起こしている
お次は、アンスリウムの花が咲かない理由④の根腐れを起こしている点についてです。根腐れは先ほどの根詰まりに似ています。どのような観葉植物にもおきがちな問題なので、ここでは根腐れが起きる理由や対処法を確認していきましょう。

過度な水やりは根腐れの原因

まず大前提に、アンスリウムなどの観葉植物に過度な水やりをしてしまうのは厳禁です。アンスリウムに限らず、観葉植物には適度な水やりの量があり、その量を超えた水やりをしてしまうと枯れてしまうというわけです。

対処法:水やりの方法を見直す

根腐れをしないために水やりの方法を見直しましょう。どのようなことを意識して水やりするといいのかについて解説していきます。かなり簡単な心がけで解決できるので、ぜひ以下の2点のポイントを参考に対処してみてください。

水やりの方法は生育期と休眠期で異なる

結論から言えば、水やりの方法は生育期と休眠期で異なるので、時期によって水やりの量を変えましょう。生育期は成長のために特に水が必要な時期ですが、休眠期はそれほど多くの水は必要としないといった変化がありますが、観葉植物によって水やりの方法は全く異なるのでそれぞれの特性に合わせて工夫しましょう。

鉢皿に水を溜めないように気を付ける

また、鉢皿に水を溜めないように気を付けることも肝心です。鉢皿に水を溜めたままにしておくと、そこから菌が繁殖したり、ハダニなどの害虫が発生することもあります。湿った環境は根腐れの要因にもなるので注意しましょう。

アンスリウムの花が咲かない理由⑤:花が目立たない葉を鑑賞する品種を育てている

アンスリウムの花が咲かない理由⑤:花が目立たない葉を鑑賞する品種を育てている
続いては、アンスリウムの花が咲かない理由⑤の花が目立たない葉を鑑賞する品種を育てている可能性があることです。アンスリウムの中には仏炎苞と呼ばれる花のような見た目のものが目立たない品種もあることをあらかじめ知っておくのがいいでしょう。

アンスリウムには花は控えめで葉を楽しむ品種も存在する

アンスリウムの中には、花は控えめで葉を楽しむ品種も存在します。アンスリウムの葉も十分美しく、仏炎苞のみならず綺麗な濃い緑は目を引く人気の観葉植物です。そのため、葉を鑑賞するのも一つのアンスリウムの楽しみだとするのがおすすめ。

葉の鑑賞をするためのアンスリウムの代表種3選

アンスリウムの仏炎苞ではなく葉の方が魅力的で、そんな葉を鑑賞するのに適したおすすめのアンスリウムの代表的な品種を3選まとめてみたので、ぜひお気に入りのアンスリウムを見つける参考にしてみてください。

アンスリウム・クリスタリナム

1つ目はアンスリウム・クリスタリナムです。アンスリウム・クリスタリナムは、流通量の少ないレアなアンスリウムです。シルバーの葉脈が美しいハート型の葉のアンスリウムで、お部屋のインテリアとしても存在感があります。

アンスリウム・ワロクアーナム

2つ目はアンスリウム・ワロクアーナムです。アンスリウム・ワロクアーナムは、ほかのアンスリウムのようにハート型の葉っぱというよりかは細長く楕円形のような葉っぱが特徴的です。中央に一本の葉脈がきれいに通っています。

アンスリウム・フーケリー

3つ目はアンスリウム・フーケリーです。アンスリウム・フーケリーは、葉脈に沿って波打つようにウエーブが入るタイプのギザギザとしたアンスリウムです。見た目のインパクトからインテリアには間違いなく合う観葉植物です。

アンスリウムの花が咲かない理由⑥:そもそも夏の暑い時期にはあまり咲かない

アンスリウムの花が咲かない理由⑥:そもそも夏の暑い時期にはあまり咲かない
最後は、アンスリウムの花が咲かない理由⑥の、そもそも夏の暑い時期にはあまり咲かない点について解説します。「夏はそもそも育たないことを知らなかった!」という方は、どの時期なら花が咲くのかを知ることから始めましょう。

基本的には春と秋に花を咲かせる

アンスリウムの花は、基本的には春と秋に花を咲かせることで知られています。春と秋の時期に花を咲かせるので、その間の季節の夏と、冬に関しては花が咲かないので、誤って期待しないようにしましょう。

綺麗に花を咲かせるために暑い夏場はアンスリウムの体調管理を徹底しよう

それでは、この春と秋の時期にきれいに花を咲かせるために必要な管理について解説していきます。特に夏場は以下のようなことに注意して管理してくださいね。

夏場の直射日光は葉焼けのもと

夏場の管理で最も重要なのは、直射日光による葉焼けです。葉焼けは葉っぱが全体的に黄色く変色したりしてしまうのですが、その原因の多くは直射日光によるものなので、夏場は特に直射日光の当たる場所は避けてください。

水分不足にも注意

また、水分不足にも注意しましょう。夏場は特に気温が上がるので、水分の蒸発も激しくなります。しかしながら、水分を多くあげすぎてしまうと先ほど解説した根腐れにも繋がるので、与える量のバランスを意識しましょう。

花が咲かないアンスリウムの花を咲かせるための育て方

花が咲かないアンスリウムの花を咲かせるための育て方
続いては、花が咲かないアンスリウムの花を咲かせるための育て方についても解説していきます。ここまで解説してきた「花がなぜ咲かないのか」について明確に理解していただいた上で、基本的なアンスリウムの育て方も合わせて理解すると一石二鳥です。

水やりの時は葉水までしてあげる

ポイント一つ目は、水やりの時は葉水までしてあげることです。葉水とはスプレーボトルなどに入れた水を霧吹きで水やりすることを言います。なぜ葉水をするといいのかについて、以下で2つ解説します。

葉水することでアンスリウムを元気に保てる

葉水することでアンスリウムを元気に保つことができます。葉水をすることはただの水やりの役割だけではなく、単純に水分の補給を根っこからだけではなく葉っぱからも得られるということは、栄養源を2つ確保することになります。

葉水は病害虫対策にもなる

また、葉水はハダニなどの病害虫を防ぐ役割としても活躍します。ハダニなどの病害虫は、乾燥した葉っぱを好むので、なるべく葉っぱを乾燥させないように毎日葉水してあげることがコツになります。

高温多湿を心がけた場所で管理しよう

また、アンスリウムの特性を考え、高温多湿を心がけた場所で管理するようにしましょう。アンスリウムは原産が熱帯アメリカなどの温暖な地域に由来するため、高温多湿の環境を好みます。

冬場は10℃以上の暖かい室内で管理する

具体的な数字で言えば、冬場は10℃以上の暖かい室内で管理するのが最適でしょう。特に日本の中でも寒い地域に属する場所でアンスリウムを育てる場合は、冬場は室内で育て、気温の管理も徹底するようにしましょう。

室内管理の場合はエアコンの風が直接当たって乾燥しないように心がける

また室内で管理する場合は、エアコンやストーブの風が直接アンスリウムに当たらないような置き場所で育てるようにしてください。エアコンの風が直接当たってしまうと、乾燥してしまいます。

栽培に適した湿度は50%〜60%

そr絵に加えて栽培に適した湿度の目安をお伝えすると、50%〜60%になります。この湿度の中にいることがアンスリウムにとっては快適な環境なので、できる限り湿度をの高い場所で育てるのがおすすめです。

乾燥する冬場は加湿器をそばに置いたり、霧吹きしたりしてあげよう

具体的には、乾燥して湿度が保ちづらい冬場などは、加湿器をそばに置いたり、霧吹きしたりしてあげることで湿度を一定に保つことができ、アンスリウムに適した湿度環境を作ることができます。

植え替え時には肥料を土に混ぜてあげる

また、植え替えをする際は肥料を土に混ぜてあげることで、後々のアンスリウムの元気な成長を期待することができます。あらかじめ土に混ぜておくことは、その都度肥料を与えるよりも簡単なのでおすすめです。

剪定は枯れている葉と古い花に対して行う

アンスリウムの剪定は、枯れている葉と古い花に対して行うようにしましょう。それでは、どのように剪定をしてば良いのかについて、以下3つのポイントに分けて解説していきます。

見栄えの悪い葉は根元から切っても大丈夫

特に、見た目の悪くなっている葉は根元から切っても大丈夫です。アンスリウムはよく育つ観葉植物としても知られているので、がっつり根元から切ってOKなので安心して剪定してください。

花が終わったら枯れた花を付け根から切り取る

また、枯れたままにしておくと他の花にも影響してしまうこともあるので、アンスリウムの仏炎苞と呼ばれる箇所が枯れて終わってしまったら、枯れた花を付け根から切り取るようにしましょう。

手袋を着用して剪定しよう

また、サトイモ科の植物の樹液には人体にあまり良くない成分が含まれており、触れてしまうと体質によっては皮膚がかぶれてしまうことがあるため、グローブやゴム手袋などをして剪定するようにしましょう。

花が咲かないのにアンスリウムが葉っぱばかりになってしまったらどうしたらいいの?

花が咲かないのにアンスリウムが葉っぱばかりになってしまったらどうしたらいいの?
さて、続いては花が咲かないのにアンスリウムが葉っぱばかりになってしまったらどうしたらいいの?というお悩みについて、その理由と解決策をそれぞれ初心者の方にもわかりやすいように解説していきます。

葉っぱばかりになるのは根元で株詰まりを起こしているから

アンスリウムが葉っぱばかりになるのは根元で株詰まりを起こしているからという理由が考えられます。特にアンスリウムのような仏炎苞という花の一種を咲かせる特別な観葉植物は、株詰まりを起こしているとこのような状態になってしまいます。

解決策:株分けして花芽を出やすくする

そのため、解決策としては株分けして花芽を出やすくするようにすることがおすすめです。それでは以下3つのポイントに分け、時期や必要なもの、手順を解説していきます。

株分けは春〜秋の暖かい時期に行う

株分けは、5月ごろの春から、9〜10月までの秋の暖かい時期に行うようにしましょう。寒くなってしまうと株そのものに元気がなくなってしまい、株分けをする際にかかるダメージを回復できず枯れてしまうこともあります。

株分けに必要なもの

株分けに必要なものは以下になります。
  • アンスリウム
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 土(観葉植物用の土2、鹿沼土1、赤玉土1を混合させたものがおすすめ)

株分けの手順

  1. 鉢に鉢底ネット敷く
  2. 約2㎝~3㎝の高さまで鉢底石を入れる
  3. 観葉植物用の土を鉢の1/4まで入れる
  4. アンスリウムの株を分け、植える
  5. 鉢の上部2㎝〜3㎝まで土を入れ、鉢と根の隙間にもしっかり土を入れる
  6. 鉢底から水が流れ出るまで水やりをし、明るい日陰に置いて栽培する
関連記事:葉っぱばかりになるアンスリウムの原因は?正しい対処法で解決!

花はどれ?花と間違われやすいアンスリウム特有の仏炎苞(ぶつえんほう)とは

花はどれ?花と間違われやすいアンスリウム特有の仏炎苞(ぶつえんほう)とは
最後は、アンスリウムの中でもあるあるなお悩み、仏炎苞(ぶつえんほう)についてお話ししていきます。花と間違われやすいアンスリウム特有の仏炎苞(ぶつえんほう)とはいったいなんなのか、お話ししていきます。

結論:鮮やかな色をした葉の一種のこと

結論から言うと、仏炎苞(ぶつえんほう)は鮮やかな色をした葉の一種のことです。アンスリウム特有の仏炎苞(ぶつえんほう)は、花のように見えますが、実は正確には花ではないことをまずは覚えておきましょうね。

品種によってその形や色合いは様々

品種によって仏炎苞(ぶつえんほう)の形や色合いは様々で、多種多様なものがあります。色合いも全く異なるので、アンスリウムの中からお気に入りのものを選ぶ楽しみもありますよ。

仏炎苞が綺麗なアンスリウムの代表品種5選

それでは、アンスリウムの中でも仏炎苞(ぶつえんほう)が特にきれいな代表品種5選をご紹介していきます。お気に入りのアンスリウムを見つけてぜひ育ててみてはいかがでしょうか?

アンスリウム・トロピカル

1つ目はアンスリウム・トロピカルです。アンスリウム・トロピカルは、トロピカルムードが漂う真っ赤な仏炎苞(ぶつえんほう)が美しい個性的なアンスリムです。切り花にして贈られることはもちろんのこと、そのままでも十分魅力の強い観葉植物です。

アンスリウム・チアーズ

2つ目はアンスリウム・チアーズです。アンスリウム・チアーズは、薄いピンクのような色をしたアンスリウムで、女性には特に人気のあるものになります。寒さに弱いため、寒冷地では色が変色したりしてしまうこともあるそうなので注意が必要です。

アンスリウム・スノーホワイト

3つ目はアンスリウム・スノーホワイトです。アンスリウム・スノーホワイトは、その名の通り花のように見える仏炎苞という部分が真っ白の雪のようです。葉や茎は緑色なので、そのコントラストも美しいです。

アンスリウム・スパイスグリーン

4つ目はアンスリウム・スパイスグリーンです。アンスリウム・スパイスグリーンは、赤と緑が混ざり合うかのように色合いが美しいアンスリウムです。個体によって色は変わるものの、その美しさは他のアンスリウムにはないです。

アンスリウム・アナスタシア

5つ目はアンスリウム・アナスタシアです。アンスリウム・アナスタシアは、ライムグリーンのようなカラーをしています。花序と呼ばれる部分から葉脈はピンク色をしており、切り花にしてガラスに飾っておくとかなりインテリアに映えるものになるでしょう。

アンスリウムの花が咲かない原因とは?元気に咲かせるコツまで紹介のまとめ

いかがだったでしょうか?アンスリウムの花がなぜ咲かないのかの理由から対処法、また花が咲きやすくするための育て方まで、この記事一つでお理解いただけたのではないでしょうか! この記事のポイントは以下になります。
  • アンスリウムの花が咲かない理由の主なものは、栄養や日光が足りていないこと、水のやり過ぎによる根詰まりや根腐れである
  • アンスリウムは高温多湿の環境を好み、生育期の春の5月頃と、秋頃の9〜10月に花を咲かせる
  • 花のように見えるのは仏炎苞といい、その先の突起が花である
  • 根詰まりを起こすと花が咲かず、葉っぱばかりになってしまうので株分けがおすすめ
  • 仏炎苞を楽しめるアンスリウムの品種でおすすめなものは、トロピカルやチアーズ、アナスタシアなどがある
この記事を参考に、ぜひアンスリウムの花を上手に咲かせてみてくださいね!花が咲かなければ、またこの記事を見て一つずつ問題をクリアしていきましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。