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皆さんはドラセナ・ゴールドコーストという観葉植物を知っていますか?ドラセナ・ゴールドコーストは新品種の観葉植物で大変流通量の少ないレアな品種です。鮮やかな黄緑色の葉の縁に黄色のラインが入ったとても美しい葉を持ち、幹には節がありスラッとした立ち姿をしています。とはいえ、ドラセナ・ゴールドコーストについて良く知らないという方も大勢おられると思います。
そこでこの記事では、
- ドラセナ・ゴールドコーストの概要
- ドラセナ・ゴールドコーストの育て方
- ドラセナ・ゴールドコーストのトラブルと対処法
ドラセナ・ゴールドコーストはどんな観葉植物?
まずはドラセナ・ゴールドコーストの基本概要からご紹介していきたいと思います。ドラセナ・ゴールドコーストは「ステンネリー(ワーネッキー)」からの枝変わりの品種で、寒さに比較的強く育てやすい観葉植物です。ドラセナ・ゴールドコーストの基本情報
ドラセナ・ゴールドコーストは葉が細めで、緩やかにウェーブした葉はグリーンとイエローのコントラストが大変美しく、明るい印象を与えます。新品種のため流通量も少なく大変レアですが、耐陰性もあるため育てやすく、明るい半日陰の場所に置くことで順調に成長します。また直射日光は葉焼けの原因になってしまうため、避けるように心がけてください。植物名 | ドラセナ・ゴールドコースト |
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学名 | Dracaena ″Gold Coast" |
科名/属名 | リュウゼツラン科/ドラセナ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
葉っぱに黄色の縁取りが入っていて美しい新品種の観葉植物
ドラセナ・ゴールドコーストは葉の縁に入った黄色の班が特徴的な、とても爽やかな印象を受ける美しい新品種の観葉植物です。初心者でも比較的簡単に育てられますし、大変レアなため新居のお祝い・開業のお祝いなどの贈り物にも適しています。寒さにも乾燥にも強く、観葉植物初心者におすすめ
ドラセナ・ゴールドコーストは耐寒性及び乾燥に強いため、観葉植物を初めて育てる方もそれほど無理なく管理できます。ドラセナ・ゴールドコーストは、人間が「気持ちいい」と感じる環境を好むため、インテリアとして生活空間の一部として育てることが元気に成長させるポイントです。子株の苗であれば値段も高くない
ドラセナ・ゴールドコーストは、そこそこ成長している親株になると値段が張りますが、子株の苗ならそれほど値段は高くありません。とはいえ、市場に出回っている数も少ない大変レアな品種のため、通常のドラセナよりは苗とはいえ高めの値がついていることは覚悟しておく必要があります。またレアな品種のため、子株の苗で購入し大きく育てた場合、子株の時とは違った葉模様になったりする場合もあるため、その点は植物という観点から了承しておく必要があります。ドラセナ・ゴールドコーストの花言葉は【幸福】
ドラセナ・ゴールドコーストの花言葉は「幸福」で、この花言葉のルーツはハワイからといわれています。ハワイでは、ドラセナ・ゴールドコーストを家の前に置くと幸せが訪れると言い伝えられており、その言い伝えこそがドラセナ・ゴールドコーストの花言葉の由来です。ドラセナ・ゴールドコーストの風水効果
ドラセナ・ゴールドコーストの葉は細く尖っており、上向きに葉を伸ばすことから強い「陽の気」を持つとされています。ドラセナ・ゴールドコーストを部屋にインテリアとして飾ることで活発な気を発生させてくれ、明るい雰囲気を作り出してくれるためおすすめです。数ある風水の効果の中でもドラセナ・ゴールドコーストは、「金運アップ」「邪気払い効果」が高いといわれています。金運アップ
ドラセナは「幸福の木」という別名を持つ以外に、実は「ミリオンバンブー」という呼び名も持っています。これは、ミリオネア・ミリオンセラーなどの言葉で表されるように、ミリオンはお金に関する成功を表す言葉です。このミリオンと竹を意味するバンブーを併せ持つ名前を持っていることから「金運アップ」に効果がある観葉植物といわれています。邪気払い効果
風水ではドラセナの葉のように鋭く尖った葉には強いパワーがあるとされており、邪気を払うのみならず成長・発展を促進させる作用があるといわれています。そもそも風水ではドラセナの持つ「陽の気」を玄関などの「陰の気」の溜まる場所に置くことで、上手くバランスを整える働きをすることで運気がアップすると考えられています。そのため、ドラセナ・ゴールドコーストを置く場所も考慮に入れることでより邪気払い効果の向上も見込めます。ドラセナ・ゴールドコーストの育て方①:水やり
ここからはドラセナ・ゴールドコーストの育て方について見ていきたいと思います。まずは「水やり」について項目別にポイントを押さえていきましょう。基本的には土の表面が乾いたらたっぷり
ドラセナ・ゴールドコーストに水を与える時は、基本的に土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。ところが、寒い時期の休眠期では水を必要としないため、水やりの回数を控え乾燥気味に育てることがポイントです。休眠期に水を与え続けると根腐れの原因になるため注意するとともに、受け皿に溜まっている水はこまめに捨てるようにしてください。乾燥気味に育てつつ霧吹きで葉水を行うと程よい湿気と水分補給をドラセナ・ゴールドコーストに挿せてあげられるためおすすめです。夏場は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりする
暑い夏場に時期は、朝もしくは夕方の涼しい時間帯にドラセナ・ゴールドコーストにお水をあげると喜びます。真夏は水分が蒸発しやすいため、土の表面が乾燥したらこまめに水やりを行うようにしてください。また葉水はドラセナ・ゴールドコーストの葉の乾燥が防げるとともに、健康にもよいためおすすめです。冬場は10日に一回を目安に水を与える
寒い冬場の時期は10日に一回を目安に水を与えるようにすることで、ドラセナ・ゴールドコーストを根腐れなく冬越しさせられます。休眠期のドラセナ・ゴールドコーストは乾燥気味に育てることが大切で、休眠期は特に水を少しでも多く与えてしまうと水分過多で根腐れを起こしてしまいます。もし水やりの頻度が控えめすぎて不安な人は、水やりではなく葉水をするように切り替えてみることをおすすめします。定期的に霧吹きで葉水するのも害虫予防では効果的
ドラセナ・ゴールドコーストに水やりを行わない寒い時期でも、定期的に霧吹きで葉水を行うことで害虫予防になるため効果的です。害虫は水が嫌いなため、霧吹きで葉の裏表や茎の部分までしっかり水をたっぷり吹きかけることで、害虫を寄せ付けることなくドラセナ・ゴールドコーストを元気に育てられます。ドラセナ・ゴールドコーストの育て方②:置き場所
次に「置き場所」から見るドラセナ・ゴールドコーストの育て方について項目別にみていきましょう。ドラセナ・ゴールドコーストをどのシーズンも一定の置き場所にすることで、ストレスをかけることなく安定した環境で育てられるので、是非慎重に置き場所を選ぶようにしてくださいね。15℃以上の暖かい場所で管理
ドラセナ・ゴールドコーストは耐寒性があまりないため、必ず冬場の最低気温が15℃以上になる暖かい場所で管理するように心がけてください。15℃よりも気温が低くなる場所に置き続けていると、寒さで弱り枯れてしまう恐れがあるため注意が必要です。また室内の気温は15℃あっても窓辺に近い場所に置いている場合は、外気の影響を受け15℃以下になっている場合も多いため注意を払うことが大切です。直射日光の当たらない明るい場所で管理
ドラセナ・ゴールドコーストは日当たりの良い場所で育てた方が、より元気な株で綺麗な葉になりますが、直射日光に当たると葉焼けを起こして弱ってしまうため、直射日光の当たらない明るい半日陰の場所で管理することが大切です。冬場は窓辺から遠ざけた暖かい室内で管理
ドラセナ・ゴールドコーストを冬越しさせるには15℃以上の環境で管理することが大切なことは既にご紹介しました。寒い冬場にドラセナ・ゴールドコーストを家の中に入れているからといって安心しきってはいけません。冬場の窓辺は窓を閉めていても外気が入ってくるため、室内の中心部より気温が下がります。そのため室内であっても冬場は窓辺から遠ざけた暖かい場所でドラセナ・ゴールドコーストを管理するように心がけてください。ドラセナ・ゴールドコーストの育て方③:肥料
続いて「肥料」からみるドラセナ・ゴールドコーストの育て方についてご紹介しましょう。肥料を与えるベストなタイミングを知って、ドラセナ・ゴールドコーストを元気に育ててくださいね。成長の時期と種類によって肥料の与え方は異なる
ドラセナ・ゴールドコーストに肥料を与える場合は、成長の時期と種類により与え方が異なるため注意が必要です。ドラセナ・ゴールドコーストの生育期は5月~9月のため、その時期に合わせて緩効性化成肥料か薄めた液体肥料を2ヶ月に1回程度与え、それ以外の休眠期の時期は肥料を与えないようにしてください。休眠期に肥料を与えてしまうと根が肥料焼けを起こして弱ってしまい、最悪の場合枯れてしまう恐れがあるためできる限り避けるべきです。生育期の肥料の与え方
春から秋にかけてのドラセナ・ゴールドコーストの生育期での肥料の与え方は、もし植え替えのタイミングが来ているなら植え替えを行うのと同時にする方が無難です。ドラセナ・ゴールドコーストを初めて栽培する方の場合、様々なタイプの肥料が存在しますが、液体タイプの肥料が扱いやすいためおすすめです。緩効性肥料を与える場合:2ヶ月に1回ほど
ドラセナ・ゴールドコーストを育てる上で一番おすすめの肥料の与え方は、緩効性肥料を2ヶ月に1回ほどの頻度で与えることです。9月以降はドラセナ・ゴールドコーストの休眠期に当たるため、肥料を極力与えず静かな環境で育てるように心がけてください。液体肥料を与える場合:1ヶ月に2回が目安
ドラセナ・ゴールドコーストの成長期に液体肥料を与える場合は、1ヶ月に2回ほどを目安としてください。肥料を与えすぎると栄養過多になり、株が弱ってしまうこともあるため肥料をどんどん与えれば良いというものではありません。必ずドラセナ・ゴールドコーストの成長具合を鑑みて肥料を与えるように心がけてください。休眠期の肥料の与え方
ドラセナ・ゴールドコーストの成長が緩やかになる休眠期の肥料の与え方は、成長期よりも十分注意を払う必要があります。休眠期は基本的に肥料を与える必要はありませんが、もし何かの事情で肥料を与える必要がある場合は以下のポイントを守ることが大切です。緩効性肥料を与える場合:3ヶ月に1回程度
基本的にドラセナ・ゴールドコーストは休眠期に肥料を必要としていませんが、もし緩効性肥料を与えたい場合は3ヶ月に1回程度を目安に与えるようにしてください。休眠期は肥料過多になりやすいため、成長期よりすぐに肥料焼けを起こして弱ってしまう可能性が高いため注意が必要です。液体肥料を与える場合:1ヶ月に1回が目安
ドラセナ・ゴールドコーストが休眠期の時に液体肥料を与える場合は、1ヶ月に1回を目安として与えるようにしてください。休眠期はほどんど根からの吸水を停止しているため、土に肥料が必要以上に溜まってしまい、根から肥料焼けを起こしてしまう恐れがあるため、できる限り肥料は与えない方が無難です。生育期は定期的に活力剤を使うのも効果的
ドラセナ・ゴールドコーストの生育期には肥料とあわせ、定期的に活力剤を使うのも大変効果的です。活力剤は観葉植物の成長を助けるアイテムで、元気のない観葉植物に栄養を与えられます。活力剤には「窒素・リン酸・カリウム・二次要素・必須微量元素」が含まれており、植物の身体や成長の助けとなる成分で出来ています。ドラセナ・ゴールドコーストが大きくなったらすること
それでは、ドラセナ・ゴールドコーストが大きく育ってきたらすべきことについて順にご紹介していきましょう。ドラセナ・ゴールドコーストをより見栄えよく病気知らずに育てるために大切なポイントなので、是非読み進めていってくださいね。見栄えが悪くなったら剪定する
ドラセナ・ゴールドコーストの枝や葉が伸びて来て見栄えが悪くなってきたら、剪定を行い風通しの良い環境を作ることが大切です。葉が繁ったりして風通しが良くなくなると、一気に害虫や病気などの温床になってしまうため、こまめなお手入れを心掛けるようにしてください。生育期の春〜秋の酷暑を避けた期間に剪定する
ドラセナ・ゴールドコーストの剪定時期は、生育期の春~秋の酷暑を避けた時期がおすすめです。つまり、ドラセナ・ゴールドコーストの生育期は5~9月ですが、そのうち7~8月は葉が日焼けしてしまう酷暑の時期ですし、9月は寒くなってくる目前の時期のため、5~6月中に剪定を行ってしまうことをおすすめします。茂った枝葉を整えるくらいでOK
ドラセナ・ゴールドコーストの剪定は、繁った枝葉を整えるくらいで大丈夫です。ポイントとしては変色した葉はもとに戻らないため取り除き、葉先だけ変色している部分は剪定ばさみでカットするようにしてください。また枝を剪定する場合は、基本的にどの部分でカットしてもドラセナ・ゴールドコーストの生育には影響しません。伸びすぎたら切り戻し剪定する
ドラセナ・ゴールドコーストは生育が旺盛のため、どんどん上に伸びていきます。そのため適度な高さに保つために「切り戻し剪定」を行う必要があります。切り戻し剪定とは、伸びた枝を途中で切り落とし、サイズを小さくしたり新芽の成長を促したりする剪定方法です。剪定の頻度は2~3年に1度のペースで大丈夫ですが、上手く植え替え時期と重なった場合はまとめて行うことをおすすめします。枯れている葉もついでに摘み取ってしまおう
ドラセナ・ゴールドコーストの剪定を行っているときに、枯れている葉・黄色や茶色に変色している葉を見つけたら、再生することはないため付け根から摘み取ってしまってください。手でちぎれない場合は、剪定用のハサミで切り取ってしまいましょう。葉先だけ変色している場合は、摘み取るのではなく変色している部分を斜めにカットし、葉先が三角形になるように整えておくようにしてください。植え替えて成長の後押しをする
ドラセナ・ゴールドコーストの植え替えを行うことも大切な作業です。大きくなってきたドラセナ・ゴールドコーストは、今の鉢では思うように成長できず、鉢の底穴から根を飛び出させたり、土の表面に根が浮き出してきたり、水が土にしみ込まないなどの現象が現れます。そうなるとドラセナ・ゴールドコーストより鉢が小さく狭くなり苦しんでいる状態のため、早急に植え替えをして成長の後押しをすることが大切です。生育期に行うことで成功率アップ
ドラセナ・ゴールドコーストの植え替えは生育期である5~9月に剪定・肥料やりと共に行うのがベストです。特に5~6月のタイミングで行うことが大切で、この時期に一気に行ってしまうことで成功率もアップします。この5~6月は季節的にもドラセナ・ゴールドコーストの成長期にもピッタリ合った時期で、もしドラセナ・ゴールドコーストの親株を傷つけてしまった場合でもすぐに復活するため安心して植え替え作業を行えます。2〜3年に一度を目安に植え替える
また植え替え頻度は2~3年に一度を目安にすると程よく、新しい土に交換することで栄養分も酸素もたっぷり含んだ、ドラセナ・ゴールドコーストにとって大変嬉しい環境へと早変わりさせられます。ドラセナ・ゴールドコーストは根が太く、とても生育が旺盛な品種のため、定期的に植え替えを行うことでより元気に大きく育てられます。余裕ができたら増やしてみる
ドラセナ・ゴールドコーストは丈夫で管理もそれほど難しくないため、挿し木や水挿しにして増やすことも育てる上での楽しみの一つです。もしドラセナ・ゴールドコーストを増やしてみたい思う方は、以下の二通りの方法を試してみてくださいね。挿し木での増やし方
今育てているドラセナ・ゴールドコーストがある場合は、そこから枝を切り取り根を出させて新しい木へと成長させる「挿し木」での増やし方をおすすめします。挿し木も成長期の5~6月に行うのがベストで、挿し木用培養土・剪定ハサミ・ビニール製の小さな鉢という道具さえあれば挑戦できるためおすすめの方法です。水挿しでの増やし方
挿し木と同様、「水挿し」で増やす方法もあります。水挿しはカットした枝を水に浸けて発根させる方法で、どのようなサイズの品種でも増やせ、インテリアとしても楽しめます。水挿しを行う場合は、健康的で太く長めの茎を選ぶことで発根率はアップします。ドラセナ・ゴールドコーストによくあるトラブルと対処方法
それでは、ドラセナ・ゴールドコーストを育てる上で避けては通れないトラブルとその対処方法について順にみていきましょう。項目別に詳しく解説していくので、理解を深めていってくださいね。全体的に元気がなく枯れかけている
ドラセナ・ゴールドコーストがなぜか全体的に元気がなく枯れかけているという場合、考えらえることは根に何らかのトラブルを抱えているということです。その場合、どのような対処方法があるのでしょう。項目別にみていきましょう。根に問題がある可能性が高い
なぜか全体的に元気がなく弱っている感じがするという場合に一番考えられる可能性は、根に問題を抱えている場合が多いです。例えば根腐れ・根詰まり・肥料焼けなどの「根」に直接関するトラブルに遭遇している場合が多く、早急に土から出しトラブルの原因を突き止め対処する必要があります。新しい土を入れた鉢に植え替えて対処
ドラセナ・ゴールドコーストが全体的に元気を失っている場合は、まず今の鉢から取り出してみて原因を調べてみてください。そのうえで新しい土を入れた鉢に植え替えて対処することが大切です。もし根詰まりの場合なら一回り大きめの鉢に移し替える必要がありますし、根腐れの場合ならしっかり乾燥させてから新しい土を入れた鉢に植え替える必要があります。葉っぱの一部が茶色く枯れる
ドラセナ・ゴールドコーストの葉の一部が茶色く枯れている場合は、葉焼けが原因として考えられます。これは直接ドラセナ・ゴールドコーストの葉が日光に当たっていたため起こった現象で、人間にとって火傷のような症状が出てしまっている状態です。葉焼けが原因
ドラセナ・ゴールドコーストの葉が葉焼けを起こし変色してしまった場合は、その葉はもう元に戻ることはないため取り除いて清潔な環境を整えることが大切です。葉焼けを放置しておくと、気づかないうちに株自体が本格的に枯れてしまう恐れもあるため、葉焼け部分をハサミで切り取ってドラセナ・ゴールドコーストに負担をかけないようにしてください。直射日光が当たらない場所に移動して管理
ドラセナ・ゴールドコーストが葉焼けを起こしていると気付いたら、すぐに直射日光の当たらない場所へ移動して管理してください。移動してドラセナ・ゴールドコーストの元気が戻れば一安心ですが、それでも枯れてきた場合は水分不足か根腐れが考えられますので、さらなる対処が必要です。病害虫の被害
それではドラセナ・ゴールドコーストに病害虫の被害が見られた場合はどうすれば良いかをみていきたいと思います。ドラセナ・ゴールドコーストに付きやすい病害虫は主にハダニ・カイガラムシが挙げられます。それではハダニやカイガラムシが付いたらどんな症状を起こすのかというところからご紹介しましょう。原因はハダニやカイガラムシ
ドラセナ・ゴールドコーストにハダニやカイガラムシが付いた場合、早急な発見と対処が必要です。ハダニの場合は、葉が白くなったり斑点が見られたりすることが多く、放置しておくと大量発生してしまう恐れもあるため注意が必要です。 ハダニは肉眼では確認しにくいほどの小さな虫で、梅雨明けから秋口にかけて多く繁殖します。高温多湿は得意ですが、湿った環境には大変弱いため、葉水を行い葉や茎を湿らせておくことで寄せ付けずに済みます。一方カイガラムシは幼虫の時代に見つけることが大切です。 カイガラムシの幼虫は足を持ち、もぞもぞと動き回っているのが肉眼でも確認できます。ところが成虫になると足が退化し硬い殻に覆われ茎や葉にしっかり付いたまま動かなくなります。成虫になると硬い殻をもっているため殺虫剤では対処できなくなるため、成虫のカイガラムシを発見した場合は歯ブラシなどを使ってこそぎ落としてください。殺虫剤を散布してしっかりと駆除する
ハダニ・カイガラムシの幼虫を見つけた場合は、すぐに殺虫剤をドラセナ・ゴールドコースト全体に散布してしっかり駆除することが大切です。もし数匹しかまだいない場合は、手作業で一匹ずつ取り除く方法も効果がありますが、大量についている場合は、殺虫剤で一気に対処してしまってください。ドラセナ・ゴールドコーストをインテリアとしておしゃれに飾ってみよう
ドラセナ・ゴールドコーストは葉の模様や立ち姿からインテリアとしても大変人気が高い観葉植物です。よりおしゃれにドラセナ・ゴールドコーストを飾るにはどのようなポイントに着目すれば良いのでしょう?部屋の角に飾ることで優しげな葉がお部屋の印象を明るくしてくれる
ドラセナ・ゴールドコーストの葉は明るいグリーンと黄色の班がとても美しく、葉が波打つような雰囲気のあるエレガントなドラセナです。比較的背が高くなるため、お部屋の角に置くことでお部屋の印象を明るく爽やかにしてくれます。白い鉢や編み込みの鉢カバーと合わせてもおしゃれ
グリーンの葉に黄色の班が入ったおしゃれな葉をしているため、白い鉢や編み込みの鉢カバーを合わせるとさらにお互いを引き立たせる相乗効果が見込めます。このように飾ることで白にグリーンとイエローという鮮やかな組み合わせがお部屋の空気を明るくしてくれ、とてもおしゃれな空間が叶います。玄関に飾ってウェルカムツリーとしても
ドラセナ・ゴールドコーストを玄関に飾ることで風水的にもおすすめのウェルカムツリーになります。ドラセナ・ゴールドコーストは明るい緑色の葉の縁に黄色の班が入ったとてもおしゃれでさわやかな印象を与える観葉植物です。玄関に飾ることで玄関が明るい印象になり、陰の気を陽の気に変換する働きをしてくれます。インテリアとして飾るのにおすすめな他のドラセナの品種4選
インテリアとして飾ると良いドラセナの他の種類には、どのようなタイプがあるのでしょう。品種別に特徴やおすすめポイントについて見ていきたいと思います。ドラセナには様々な種類があるため、是非いろいろなタイプのドラセナをベストな場所に飾ってみてくださいね。ドラセナ・サンデリアーナ
ドラセナ・サンデリアーナは、ドラセナの中でも特に人気の高い品種です。ドラセナ・サンデリアーナの葉はストライプ模様をしており、大変鮮やかな葉は笹のような形をしており光沢があります。また成長時の高さは2~3mほどになり存在感も抜群になるため、インテリアのアクセントになります。大きく育ったドラセナ・サンデリアーナを会社に飾りたい場合でも注文すれば発送して届けてもらえるため、一度注文したいお花屋さんに相談してみることをおすすめします。ドラセナ・ゴールドコード
ドラセナ・ゴールドコードは、葉の中央部分にくっきりと入った太めのラインがとても美しい品種です。光が少ない環境での生育でも葉が色あせにくく、会社のインテリアとしてもおすすめです。もしご自宅や特定の場所に発送し届けてもらいたい時でも依頼できるため、お花屋さんに相談してみてください。特徴としては株立ちせずにロゼッタ状に大きく成長するため、こじんまりしつつ存在感抜群のインテリアになります。ドラセナ・ジェレ
ドラセナ・ジェレは、ユッカとマッサンゲアナを組み合わせて作られた観葉植物です。幸福の木の一種のため、大変縁起の良い観葉植物として知られていますが、まだ流通量が少ないためなかなか入手しにくい品種です。ドラセナ・ジュレは大変見ためがおしゃれなため、植木鉢カバーやハンギングなどにして飾ってみても素敵です。ドラセナ・レフレクサ
ドラセナ・レフレクサは、美しい緑色の葉が枝分かれした枝に細かい葉がたくさん生え、ゴージャスでみずみずしい樹形をしていることで良く知られています。成長も緩やかなため、こまめな剪定の必要もなく、くねくね曲がる幹が特徴的なためお部屋のインテリアとしても人気の高い品種です。植物のため個体差が大きく、購入した時点では気に入った幹の形をしていても成長とともに変化していくため、あらかじめその点を了承した上で購入するようにしてください。ドラセナ・ゴールドコーストを紹介!特徴から日々のケア方法までのまとめ
この記事では、ドラセナ・ゴールドコーストの特徴・育て方・トラブルと対処方法などについて主に解説してきましたがいかがでしたか?- ドラセナ・ゴールドコーストは熱帯アメリカ原産の観葉植物で、ステンネリーからの枝替わり品種のため激レアである
- ドラセナ・ゴールドコーストは初心者の方も育てやすい品種である
- ドラセナ・ゴールドコーストの花言葉は「幸福」で、風水効果は「金運効果」「邪気払い効果」があるといわれている
- ドラセナ・ゴールドコーストの育て方のポイントは「水やり」「置き場所」「肥料」である
- ドラセナ・ゴールドコーストが大きくなったら剪定・切り戻し剪定・植え替えを行うことが大切である
- ドラセナ・ゴールドコーストによくあるトラブルは「枯れかけ」「葉焼け」「病害虫」である
- ドラセナ・ゴールドコーストは存在感抜群の観葉植物のため、インテリアとして飾っても映える