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長期間楽しむことができるおしゃれで美しいお花のプリザーブドフラワー。結婚祝いや記念日のプレゼントなどにもぴったりなプリザーブドフラワーですが、実はプリザーブドフラワーを作れるということはご存知でしょうか?
この記事では、「プリザーブドフラワーのおうちでの作り方」をテーマに、どのようにプリザーブドフラワーを作るのかを以下の流れで解説していきます。
- そもそもプリザーブドフラワーが何かを解説プリザーブドフラワーを作るために必要なものをご紹介
- プリザーブドフラワーの作り方の手順「水切り」・「脱水、脱色」・「染色」・「乾燥」
- 葉っぱや茎付きのプリザーブドフラワーってあるの?
- 100均の材料でブリザーブドフラワーは作るには?
- プリザーブドフラワーを長持ちさせるコツ
- プリザーブドフラワーの起こりうるトラブルと対策方法を解説
- プリザーブドフラワーのおしゃれなアレンジ方法の紹介
- 人気のプリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは
それではまずは、そもそも「プリザーブドフラワーとはなんなのか」についてお話ししていきます。3つの基本的な情報に分けて解説していきます。日本語で「保存された花」という意味
そもそもプリザーブドフラワーとは、日本語で「保存された花」という意味で、生花を特殊な加工技術で鮮やかに保ち、枯れることなく長期間楽しめる花のことを言います。自然の花をそのまま保存するために、特殊な液や加工剤を用いて脱水・脱色処理が施された美しいお花です。プリザーブドフラワーの保存期間は2〜3年
また、プリザーブドフラワーは適切な環境で保管すれば、おおよそ2〜3年間は美しさを保ちます。ただし、保存状態や環境によって個体差もあります。また、湿気や日光の影響を避けるなどの、長持ちさせるための手入れも大切です。プリザーブドフラワーは華やかで、写真映えや動画映えする
それにプリザーブドフラワーは鮮やかな色合いや美しい形状を保つため、華やかな見た目が特徴的です。そのリアルな美しさは写真や動画にもよく映えるので、特別な瞬間を彩るアイテムとしても人気を集めています。インテリアやウェディング、記念日の装飾にも人気があります。【準備】プリザーブドフラワーを作るために必要なもの
プリザーブドフラワーがそもそもどんなものであるかがお分かりいただけたところで、続いては、プリザーブドフラワーを作るために必要な道具の準備について解説していきます。必要なものはそこまで多くないので、初心者の方も安心してください。花材
まずは、プリザーブドフラワーにしたい花材を準備しましょう。どんなお花がプリザーブドフラワーに向いていて、反対にプリザーブドフラワーに向いていないのかをお話ししていきます。プリザードフラワーに向いている花
プリザーブドフラワーには、比較的堅めな花・花びらを持つお花の方が向いています。例えば、バラやカーネーション、胡蝶蘭、ガーベラ、アジサイなどが代表的な向いている花です。プリザードフラワーに向いていない花
反対にプリザーブドフラワーに向いていない花は、繊細で傷みやすい花や、花びらがすぐに散ってしまう花です。チューリップやスイートピー、パンジーなどはあまり向いているお花ではありません。花材を選ぶ時のポイント
続いては、花材を選ぶ時のポイントを解説していきます。3つのぽインチがあるので、一つずつ見ていきましょう。満開の花ではなく6〜7分咲きのもの
まず、満開の花よりも6〜7分咲きの花を選ぶのがポイントです。プリザーブドフラワーは花の形や姿をそのまま保つため、満開だと花びらが広がり、加工が難しくなる場合があるため、なるべく6〜7分咲きの花の方が美しい形状をキープしやすく、また長く楽しむことができます。新鮮で元気なもの
それに、プリザーブドフラワーに使われる花は元々新鮮で元気なものを選ぶことが大切です。花が元気な状態で加工されるのと、古いお花が加工されるのであれば、どう考えても新鮮で元気なものを選ぶ方が賢明です。大きすぎる、散りやすい、花弁が薄いものは避ける
最後に、大きすぎて散りやすく、花弁が薄いものは避けるようにしましょう。鼻が大きすぎると加工がやりづらく、また散りやすいものや花弁が薄いものは長持ちが魅力プリザーブドフラワーにはそもそも適していません。道具
ここからは、プリザーブドフラワーをお家で作る際に必要な道具を、それぞれなぜ必要なのかを解説していきます。ハサミ
ハサミは、花材の切断に正確なカットが必要なので用意します。大きすぎる場合やサイズの調整には欠かせない道具です。ピンセットや割り箸
ピンセットや割り箸は、花材を傷つけず、繊細な取り扱いが必要な時に役立つ道具です。細かなデザインに整える際には準備しておいたほうがいいアイテムです。手袋
手袋は、エタノールや染料が手についてしまうのを防止するために用意します。また指紋や皮脂がつくと花材の鮮度を損なう可能性があるため、清潔に取り扱うためにも必要な道具です。アルミホイル
アルミホイルは、お花を溶液に浸す際にお花が浮いてしまうのを防ぐ時に使用します。先ほどの割り箸で抑えることもできます。密閉できる容器
脱水・脱色液に浸す際と、保存・染色液を吸わせる際に必要になる重要な容器です。必須で用意してください。新聞紙やビニールシート
自宅で行うので、特に作業場を汚さないように新聞紙やビニールシートがあると便利です。必須ではないですが、汚れを防ぎたい方にはおすすめです。加工に必要な材料
続いては、プリザーブドフラワーの加工に必要な材料をご紹介していきます。専用の脱水・脱色剤 または消毒用エタノール
プリザーブドフラワーの加工には、花の水分を取り除き、色あせを防ぐための脱水・脱色剤が必要です。また、専用のものが見つからない方は近所のドラッグストアなどで、度数が70%前後であるという条件を満たしている消毒用エタノールでも代用可能です。専用の保存液 または精製グリセリン
プリザーブドフラワーは長期間美しい姿を保つため、専用の保存液に浸して加工することで、花材の生花のような質感を保ち長期間美しさを楽しめます。ご自宅で作業をする方は、精製グリセリンを使ってもいいでしょう。好きな色の染色液(万年筆やプリンター用のインク)
絵の具のような粒子の大きな染色剤はプリザーブドフラワーの染色には向いていません。お好きな色を選んでいいのですが、万年筆やプリンター用のインクが一番おすすです。乾燥するための台
染色加工後の花材を乾燥させるための台もあると便利です。花が乾く過程で形を整え、美しい姿を完成させる重要な道具です。シリカゲル(乾燥剤)
最後に、シリカゲルは花材の乾燥を助けるために必要な乾燥剤です。花を包み込み、余分な水分を吸収して乾燥させる役割を果たします。【手順】プリザーブドフラワーの作り方 ①水切り
それでは、プリザーブドフラワーの作り方の手順①の「水切り」について解説していきます。まずは生花を乾燥させる前に、どのような手順を踏めば強いのかをみていきましょう。1:茎を2〜3cm残して斜めにカット
まず、茎を2〜3cm残して斜めにカットしてください。こうすることで、水分を吸収しやすくなります。2:水にさして30分程、水を吸わせる
次に、水にさし、30分程度水を吸わせます。水分を吸収させることで、一度元気な状態のお花に戻してからプリザーブド加工にするというわけです。注意点:切れ味の良いハサミを使うこと
ここでの注意点は、切れ味の良いハサミを使うことです。切れ味の良いハサミを使うことで、断面を傷つけることなくカットができ、水分をよく吸収する役割もあります。【手順】プリザードブフラワー の作り方 ②脱水・脱色
続いては、プリザーブドフラワーの作り方の手順②の「脱水・脱色」について解説していきます。ここからは、いよいよプリザーブド加工の始まりです。1:容器にエタノールを入れ、花全体を完全に浸す
まず初めに、容器にエタノールを入れ、花全体を完全に浸しましょう。こうすることで、まずは脱色していきます。花全体を完全に浸しきれないと、全体が脱色しないで終わることもあるので、溶液はケチらず、しっかりと使いましょう。2:容器を振って空気を抜く
次は容器を振って空気を抜いてあげましょう。ここで、お花が浮いてくる場合は、先ほど用意したアルミホイルを蓋にしてかぶせましょう。3:しっかりと蓋をして密閉、1日置く
最後は、しっかりと蓋をして密閉、1日置くようにしてください。密閉することで、エタノールの蒸発を防ぐことがポイントになります。お花の大きさや色の濃さによってかかる時間は変わってくるので、よく観察しながら作業を行うことが肝心です。注意点①:エタノール液に直接触れるとかぶれる可能性もあるので、手袋とピンセットを使用する
ここでの注意点は2つあります。1つ目は、エタノール液に直接触れるとかぶれる可能性もあるので、手袋とピンセットを使用することです。エタノール液は薬剤なので、特に注意して作業をしても手に付着すれば被れることもありますので、ぜひ手袋とピンセットを使用することをおすすめします。注意点②:脱色しないときれいに色が入らないので丁寧に色を抜く様にする
また、きちんと脱色しないときれいに色が入らないので丁寧に色を抜く様にするようにしましょう。お花によって個体差がありますが、大体1〜2日で脱水・脱色しきれます。【手順】プリザーブドフラワー の作り方 ③染色
続いては、プリザーブドフラワーの作り方の手順③の「染色」について解説していきます。染色はプリザーブドフラワーの作り方の手順の中でも特にワクワクするものになりますので、ぜひ楽しみながら作業を行うことをおすすめしますよ。1:グリセリンと水を2:1の割合で混ぜグリセリン液を作る
まず、グリセリン2:水1の割合で混ぜ、グリセリン液を作ります。これがベースの溶液になりますので、割合は覚えておくと便利です。2:好きな色の着色料をグリセリン液に数滴入れる
そしてそのグリセリン液に、お好きな色のインクを垂らして、染色液にします。インクの量の調節で、一気に濃くなってしまうこともあるので、数滴ずつ入れるようにしましょう。3:グリセリン液を35℃ぐらいに温める
そうして次は、グリセリン液を35℃くらいに電子レンジで温めましょう。人肌程度の温度にすることがポイントです。これをするかしないかで、着色料の色の定着度がかなり変わってきますよ。4:脱水・脱色した花の茎を着色したグリセリン液に付ける
最後は、脱水・脱色した花の茎を着色したグリセリン液に付けます。脱水された花は自らの力でグリセリン液を吸収していきます。グリセリン液はいわば保湿剤なので、吸収することでより生花のような質感を長期間楽しむことができます。注意点:染色が服につくと取れにくいので、白い服を避けて汚れても良い服で作業する
注意する点といえば、染色が服につくと取れにくいので、白い服を避けて汚れても良い服で作業することです。当たり前なお話しでもあるので、特に言及しなくてもお分かりでしょう。【手順】プリザーブドフラワーの作り方 ④乾燥
手順の最後は、「乾燥」になります。ついにここまできましたね、お疲れ様です。手順①〜③までは長い方で数日〜1週間が経っている人もいるでしょう。最後の工程になるのですが、気を抜かずに作業をしていきましょう。乾燥剤を入れた容器に、着色した花を上向きに入れ2日程おく
まず、ここまでのプリザーブド加工したお花を、乾燥剤を入れた容器に上向きに入れ2日程おきましょう。ここでしっかりと乾燥をさせることが何よりも肝心なことです。上向きに置くことで、保存剤が中心部までしっかり浸透していきます。自然乾燥させる場合はトレイや水切りにおき、直射日光を避けて乾燥させる
また、自然乾燥させる場合はトレイや水切りにおき、直射日光を避けて乾燥させるようにしましょう。直射日光は特にお花の状態を悪くしてしまうので、絶対に避けるようにしましょう。注意点:ドライヤーやエアコンの風で乾かさない
また、お花はかなり繊細なものなので、早く乾かしたいからといってエアコンの下に置くことや、ドライヤーで乾かすなどは、お花を傷つけてしまうことにもつながるので注意しましょう。葉っぱや茎付きのプリザーブドフラワーはないの?
続いては、葉っぱや茎付きのプリザーブドフラワーはないのかについてお話ししていきます。「葉っぱや茎付きのプリザーブドフラワーがあれば欲しい!」という方も実は多いです。それを叶えることはできるのでしょうか?葉っぱや茎を一緒にプリザーブド加工することは難しい
結論からお伝えすると、葉っぱや茎を一緒にプリザーブド加工することは難しいです。葉や茎は花びらよりも繊細で、扱いに慎重さが求められるので、お花と同様にプリザーブド加工することは難しいです。葉っぱや茎を付けたい場合は、別途ワイヤリングが必要
しかし、葉っぱや茎をプリザーブド加工したい場合は、別途ワイヤリングが必要です。葉や茎は柔らかいので、ワイヤーなどのワイヤリングで形状を保持し、プリザーブド加工をするといいでしょう。100均などでもワイヤーは売っているので、取り掛かるまでの時間も少なくすみます。100均の材料でブリザーブドフラワーは作れる?
続いては、100均で購入することのできる材料で、ブリザーブドフラワーは作れるのかについて解説していきます。100均だけでは全ての材料を揃えられない…
結論から言えば、100均で購入することのできる材料では全ての材料を揃えることはできません。しかし、大事なのは「全ては揃えられないが、ほとんどのものは揃う」ということです。脱水・脱色剤と保存液以外はほとんど100均で揃うので初心者でも簡単に挑戦しやすい
というのも、脱水・脱色剤と保存液以外はほとんどは100均で揃います。そのため、初心者の方でも、100均に行けば大体は揃うというわけです。100均はプリザードフラワーのアレンジ材料が豊富
それに、100均はプリザードフラワーのアレンジ材料が豊富にあります。そのため、100均では「アレンジすること」を軸に、おしゃれにできるような保存容器などを買うことにした方がいいでしょう。プリザーブドフラワーを長持ちさせるために
続いては、プリザーブドフラワーを長持ちさせるためにするべき2つのポイントについて解説していきます。それでは2つのポイントを一つずつ解説していきます。①高温多湿の場所を避ける
プリザーブドフラワーは、湿度の高い場所や高温の環境にさらされると花の形状や色合いが変化し、品質が損なわれる可能性があります。そのため、直接日光の当たる場所や浴室、キッチンなどの湿気の多い場所は避け涼しく風通しの良い場所で管理しましょう。②直射日光やライトなどの強い光を避ける
プリザーブドフラワーは紫外線や強い光の影響を受けると、色あせや劣化が進行します。特にプリザーブドフラワーは鮮やかな色合いが魅力なので、その美しさを保ち脱色しないように、直射日光やライトなどの強い光を避ける必要があります。プリザーブドフラワーの起こりうるトラブルと対策方法
続いては、プリザーブドフラワーの起こりうるトラブルと対策方法をご紹介していきます。プリザーブドフラワーは基本的に「飾るもの」なので、日頃の手入れも必要になってきますよ。① プリザーブドフラワーにホコリがつく
プリザーブドフラワーを飾っていると、どうしてもにホコリがついてしまうことがあります。こればかりは仕方のないことですが、以下のような対策で解決するといいでしょう。対策:メイクブラシなどの筆でホコリをはらう
柔らかい筆やメイクブラシを使用して、プリザーブドフラワーの表面のホコリを優しくはらいます。ブラシの毛先は花びらや葉に優しく触れることができ、デリケートな花材にも適しています。②花びらが透明になってしまう
プリザーブドフラワーの花びらが透明になる原因は、カビによるものが多いです。カビのサインを見つけたら、いち早く以下の対策をしていきましょう。対策:湿気の多い場所を避ける。透明になってしまった場合は乾燥剤と一緒に数日おく
対策は、湿気の多い場所を避け、透明になってしまった場合は乾燥剤と一緒に数日おくことです。プリザーブドフラワーは繊細なので、湿気を避け、シリカゲルなどで乾燥させるのが手っ取り早く解決できます。③色移りしてしまう
また、プリザーブドフラワーが色移りしてしまうこともよくあります。特に白い花などは隣接する色の濃い花の色の色移りがよくみられます。対策:花同士をわずかに離す、コーティング剤を塗って色移りを防止する
そのため、対策は、花同士をわずかに離すことや、コーティング剤を塗って色移りを防止することがおすすめです。特に白いお花は、繊細な気配りをして管理させてあげる必要があるでしょう。プリザーブドフラワーのおしゃれなアレンジ方法の紹介
続いては、プリザーブドフラワーのおしゃれなアレンジ方法の紹介をしていきます。プリザーブドフラワーはそのままを楽しむこともできますが、様々なアレンジも楽しむことができますよ。プリザーブドフラワーのリース
ドアや壁に飾る壁掛けのプリザーブドフラワーのリースは、お家を温かみと華やかさで包みます。リースは季節の花やグリーンを組み合わせることで、秋からクリスマスまでの冬にもインテリアをより一層華やかに彩ることができます。プリザーブドフラワーのブーケ
プリザーブドフラワーのブーケは、花嫁や記念日の贈り物に人気です。鮮やかな色合いやリアルな質感が魅力で、ブーケは永遠の愛や感謝を表現する最高の贈り物です。プリザーブドフラワーの壁掛けフレーム
美しいプリザーブドフラワーをアートのように飾る壁掛けフレームは、お部屋のアクセントとして一目置かれる存在になります。壁壁掛けなので場所も取らないのも良いポイント。花の持つ色とりどりの美しさをフレームの中で堪能できます。プリザーブドフラワーのボックス
プリザーブドフラワーのボックスは、飾ることもいいですが、贈り物に最適です。ボックスに入るだけの美しさを詰め込められ、また上品なデザインと花の美しさが相まって、特別な日の思い出を永遠に残す素敵な贈り物になります。プリザーブドフラワーの髪飾りやコサージュ
プリザーブドフラワーの髪飾りやコサージュは、特別な日の装飾にぴったりです。プリザーブドフラワーの髪飾りやコサージュをつけている人を見る機会がないのでかなりおしゃれに決まることでしょう。華やかなデザインで髪や洋服にアクセントを添え、個性的なスタイルを演出します。人気のプリザーブドフラワー
最後は、人気のプリザーブドフラワーをご紹介していきます。何種類もあるので、ぜひお好きなものを選んでプリザーブドフラワーを作ってみるのも良し、購入して自宅に飾るのもいいでしょう。バラ
バラはプリザーブドフラワーの代表的な花材で、その美しさと豊富な色合いが魅力です。加工後も生花のようなリアルさを保ち、花びらの質感も非常にリアル。愛を象徴する花言葉も持ち合わせているので、記念日などの贈り物として人気の高い花です。カーネーション
カーネーションは丈夫で長持ちすることから、プリザーブドフラワーとしても人気があります。カーネーションの花弁が可愛らしさと華やかさを演出し、感謝の気持ちや愛情を伝えるのに適しています。胡蝶蘭
胡蝶蘭は優雅で上品な花姿が特徴で、プリザーブドフラワーとしても優れたお花です。他のお花よりも高級感があり、インテリアやギフトとしてもそうですが、記念日などのギフトとして贈っても喜ばれること間違いなし。かすみ草
かすみ草は繊細な花姿と爽やかな色合いが魅力的なお花です。生花としても広く知られていますが、プリザーブドフラワーとしても人気があります。ナチュラルなアレンジメントにぴったりで、清潔で優しい印象を演出します。アジサイ
アジサイは、梅雨に咲く綺麗なお花ですが、プリザーブドフラワーでも好まれるお花です。色鮮やかな姿が涼しげで華やかな装飾に使用され、特に夏の季節感を演出するのにぴったりです。長く楽しむことができる美しい花材としても親しまれています。おすすめの組み合わせ
続いては、プリザーブドフラワーを作る上でおすすめの組み合わせを3つご紹介していきます。もちろんこれ以外の組み合わせもありますが、ここでは初心者のために分かりやすい組み合わせをまとめてみました。バラ×アジサイ×かすみ草
バラの華やかさとアジサイの夏っぽい涼しげな雰囲気、かすみ草の可憐さが融合し、バランスの取れたアレンジが実現します。豊富な色とりどりの花、太い花と細い花が組み合わさり、美しいコントラストが楽しめる組み合わせです。カーネーション×アジサイ×モス
カーネーションの暖かさ、アジサイの爽やかな色合いに、モスのナチュラルな風合いがマッチするおしゃれな組み合わせです。優しい印象と自然な雰囲気が調和し、リラックスした空間を演出します。胡蝶蘭×バラ×ペッパーベリー
胡蝶蘭の上品な姿とバラの華やかさ、ペッパーベリーのスパイシーな葉が組み合わさり、洗練された雰囲気を作り出します。高級感とエレガントな印象が溶け合い、贈り物や特別なシーンで人々を魅了する華やかなアレンジメントです。主役の花と小さめの花を組み合わせることでバランスが取れる
また簡単なコツとしては、主役の花と小さめの花を組み合わせることでバランスが取れると覚えておきましょう!例えるならインテリアと同じです。目立つものと細かなものを組み合わせで「おしゃれ」になります。同じトーンの色味でまとめると統一感が出ておしゃれに
それに、同じトーンの色味でまとめると統一感が出ておしゃれになります!「色合いやお花のバランスを取ることが苦手」な方は、この方法を取り入れてみてもいいでしょう。プリザーブドグリーンを入れると、引き締まった印象に
また、プリザーブドグリーンは、花材に比べて色や形がシンプルで洗練された印象を与えます。そのため、葉のグリーンカラーがプリザーブドフラワーの色彩を引き締め、全体のバランスを整える効果があります。プリザーブドフラワーの作り方を紹介!初心者でも簡単にできる方法までのまとめ
いかがだったでしょうか?プリザーブドフラワーをご自宅で作るのも、この記事を読む前は難しく感じたかもしれませんが、実はそこまで難しくなく、しかも「何より楽しそう!」ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。 この記事のポイントは以下になります。- プリザーブドフラワーとは、日本語で「保存された花」という意味で、生花を特殊な加工技術で鮮やかに保ち、枯れることなく長期間楽しめる花のことを言う
- プリザーブドフラワーは華やかで、写真映えや動画映えする
- プリザーブドフラワーを作るのに向いている花材は、バラやカーネーション、胡蝶蘭、ガーベラ、アジサイなどの硬い花
- プリザーブドフラワーに向いていない花は、チューリップやスイートピー、パンジーなどの柔らかい花
- プリザーブドフラワーの作り方の手順は、①水切り②脱水・脱色③染色④乾燥の4工程
- 葉っぱや茎付きのプリザーブドフラワーは加工することは難しいが、別途ワイヤリングができるワイヤーがあればできる
- プリザーブドフラワー を長持ちさせるためには、高温多湿の場所を避け、直射日光やライトなどの強い光を避ける
- プリザーブドフラワーは、ブーケや壁掛けフレームに入れて楽しむこともできる
- バラやカーネーション、胡蝶蘭、は特にプリザーブドフラワーの中でも人気がある