ぷっくりかわいい多肉植物の人気品種18選!ぷっくりさせるコツまで

ぷっくりかわいい多肉植物の人気品種18選!ぷっくりさせるコツまで
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皆さんは観葉植物をお部屋やお庭に飾っていますか?観葉植物は空間に癒しを与えてくれるため、病院や図書館など公共の広場でもよく見かけます。 中でも葉がぷっくりしていて見た目も可愛い多肉植物は特に人気が高いです。 本記事では「可愛い多肉植物を育てたい!」「多肉植物にはどんな種類があるの?」といった要望や疑問を解決するために以下の内容をまとめました。
  • 多肉植物とは
  • 代表的なぷっくりした多肉植物の種類
  • ぷっくりした多肉植物の人気品種
  • ぷっくりした多肉植物の希少品種
  • 多肉植物をぷっくりさせるコツ

多肉植物と言えばサボテンやアロエなどがよく挙げられますが、他にも数多くの種類が存在しており魅力的な品種もたくさんあります。本記事でおすすめの多肉植物を紹介していくので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

関連記事:多肉植物の育て方|初心者向けのケアからトラブルの対処法まで

そもそも多肉植物とは?

「そもそも多肉植物って何?」「サボテンくらいしか分からない」といった方もいるかと思います。ここでは多肉植物の概要から特徴まで解説しますので、興味のある方はご覧になってくださいね。

アフリカなどの乾燥地が原産で体に水を蓄える性質をもつ

多肉植物はアフリカを始めとした乾燥地帯が原産です。水分の少ない過酷な環境で育ってきたため、水を蓄えることができるように進化しました。そのような性質から水やりの頻度は2週間に1回程度と手間がかからないのも多肉植物のメリットの1つですよ。

ぷっくりとした姿やとげとげした姿など独特な見た目

葉っぱには水分が蓄えられるので、ぷっくりとした見た目になり、加えて動物による食害や体温調整の目的でトゲが生えている品種も数多くあり、非常に独特な見た目になるのも多肉植物の魅力の1つです。

種類が非常に豊富

多肉植物の種類は非常に豊富で、天然のものだけで1万種以上とも言われています。日本で良く知られるサボテンやアロエ以外にも様々な多肉植物があるので、ぜひ自分が気にいる品種を探してみてくださいね。

多肉植物の代表的な種類の名前は?

多肉植物の中でも代表とされる種類をここで紹介します。少し変わった多肉植物も紹介しようと思っていますので興味のある方はぜひここでチェックしてみてくださいね。

多肉植物は「属種」で分類される

多肉植物は種類が1万以上と非常に多く、始めに科、次に属種、最後に品種で分類されています。同じ属種同士の多肉植物は見た目も似通っていますので、選ぶのに困った場合は属種で区分けして探してみましょう。

「属種」のなかにさらに細かい「品種」がある

自分のお気に入りの属種が見つかったら次は品種です。同じ属種でも微妙に見た目や特徴が異なるので、自分に合った品種を探してみてください。

アロエ属:育てやすく人気

アロエは薬草や食用でも人気の多肉植物でその名前を知る人も数多くいるのではないでしょうか?アロエには「健康」「信頼」「万能」と良い花言葉が多く人気が高いです。ここではアロエの品種について紹介していきます。

キダチアロエ

アロエが含まれた商品のパッケージ画像でもよく使用されており、知名度が一番あるアロエはキダチアロエでしょう。キダチアロエは食用や薬用、観賞用など用途が幅広い多肉植物です。

不夜城

不夜城は観賞用で知られるアロエの1種です。ロゼット状に葉っぱを付けていくので、薔薇のような見た目をしたアロエになります。おしゃれなアロエを育てたいという方にはおすすめの品種ですよ。

姫竜山

姫竜山はトゲの多い葉っぱをたくさん付ける小型のアロエです。先端が少し赤みを含むものもあり、可愛い見た目をした品種になります。

ベラ

ベラは深緑色のきれいな葉っぱをつけてくれるアロエで、大きさは60~100cmと少し大きめに育ちます。また食用としても人気が高く、ゼリーのような歯ごたえがあるそうです。

セダム属:ぷっくりとしてかわいらしい

セダム属では尖った葉っぱを付ける種が少なく、丸くぷっくりした可愛らしい品種が多くあることが特徴です。セダム属の人気品種を紹介していきますね。

オーロラ

オーロラは艶が良く、手触りの良い肉質のある葉っぱを付けます。暑い時期は緑色ですが、寒くなるにつれてピンク色の変色していくので、季節による変化も楽しむことができますよ。

月の王子

月の王子は太くぷっくりした葉っぱをたくさん付けます。夏の時期は緑色ですが、秋に移るにつれて、だんだんと黄色(オレンジ)に変色していきます。こちらも先ほど紹介したオーロラ同様に季節による変化が楽しめるセダムになります。

虹の玉

虹の玉は丸くぷっくりした葉っぱをたくさん付けます。夏の時期は緑色ですが秋には紅葉し、きれいな赤色に変わるので紅葉を楽しみたい方はぜひ虹の玉がおすすめですよ。

サンライズマム

「マム」とは洋菊のことを指しており、サンライズマムは名前の通り菊のような形状で葉っぱを付けるセダムです。夏は緑色ですが、秋にはきれいな黄色に変わるので、季節による変化がみられる植物になります。

エケベリア属:バラの花のような葉の形

エケベリア属は中央アメリカ~メキシコなどに自生している多肉植物です。気温や自生場所の高低が激しい地域なので、同じエケベリア属でも特徴が大きく異なるものもありますよ。

花月夜

ロゼット型に葉っぱを付ける美しい多肉植物。花色は黄色で赤い縁が印象的なエケベリアです。上品な佇まいを持っており、お部屋のインテリアとしても人気の高い品種ですよ。

アモエナ

アモエナもロゼット状に葉っぱを展開します。夏の時期にはお花を咲かせ、寒くなるとピンクに紅葉するオシャレなエケベリアですよ。

七福神

七福神はエケベリアの中でも流通量が多く、人気の高い品種です。大きな葉っぱをロゼット状に付けていき、まるで特大サイズのバラのような見た目になるので、存在感も大きいです。お部屋に迫力のあるエケベリアを飾りたいという方はぜひ検討してみてくださいね。

キルヒネア

キルヒネアは小型サイズで、全体的に丸いフォルムが可愛らしいエケベリアです。秋には黄色に変色し、先端も赤色に変色することが特徴です。春にはお花も咲かせてくれるので、キルヒネアは年間で楽しむことが出来るエケベリアとしても人気が高いですよ。

ぷっくりとした多肉植物の人気の品種は?

ぷっくりとした可愛らしい多肉植物をお探しの方も多いかと思います。ぷっくりした多肉植物でも特に人気の高い品種を写真付きでまとめましたので、興味のある方はぜひここでチェックしてみてくださいね。

ハオルチア:ぷっくりとした葉っぱに半透明の窓がある

ハオルチアはぷっくり丸く膨らんだ葉っぱに半透明の窓があります。その姿はとても幻想的で宝石のエメラルドのような葉っぱをしています。その見た目から今でも人気の高い多肉植物として流通しています。

リトープス:石のような姿で中央に割れ目がある

リトープスは野生では石のような姿を利用して石に擬態しているユニークな多肉植物です。中央には縦に割れ目があり、そこからお花を咲かせるのも特徴の1つ。変わった多肉植物を育てたいという方にはぜひおすすめしたい品種になります。

コノフィツム:そら豆のような愛らしい形

先ほど紹介したリトープスの仲間としても知られるコノフィツム。そら豆のような愛らしい形が特徴的で、とても植物には見えない見た目をしています。こちらもリトープス同様中央の割れ目からお花を咲かせるユニークな多肉植物ですよ。

虹の玉:あざやかな赤色で小さな指のような形

虹の玉はセダム属の多肉植物です。丸い木の実のような葉っぱをたくさん付け、秋には全て赤く紅葉するので、とても美しい多肉植物として人気を多く集めています。

モニラリア:うさぎの耳のような葉をもつ

モニラリアは二本の茎を伸ばし、それがまるでうさぎの耳のようで可愛らしいと評判の多肉植物です。しかし、それは生育初期の話で、ある程度生育すると顔の部分は茶色になり、耳の先端は白いお花を咲かせます。

テディベア:茶色でモコモコした毛をもつ

テディベアは茶色でモコモコした毛を付けた見た目がクマの耳のようであったため、このような名前が付けられたそうです。人気が非常に高いですが、生長速度が遅く生産量が少ないので、非常に希少性の高い多肉植物です。

ユーフォルビア:タコのような枝の表面に松かさのような模様

ユーフォルビアはタコのような枝を持ち、表面には松かさのような模様を付けた非常に独特な見た目をした多肉植物です。その変わった風貌が存在感を放ち、オシャレな空間を作ってくれます。

エケベリア・ラウイ:白いバラのような形

ラウイはエケベリア属の植物で、ロゼット状に葉っぱを付けていきます。他のエケベリアと大きく異なるのが、全体の色が真っ白であること。まるで白いバラのように育つので、非常に上品な雰囲気を持つエケベリアですよ。

エケベリア・ラパン:縁が桃色に染まる

ラパンも先ほど紹介したラウイに雰囲気がとても良く似ており、ロゼット状に花を咲かせ、全体的な色が真っ白になります。ラウイとの相違点は先端が少しピンク色に染まること。そのためラパンは女性からの人気も高い多肉植物となっていますよ。

アナカンプロセス:放射状に葉っぱが伸びる

アナカンプロセスは暖かい地域である南アフリカが原産で、アナカンプロセス属の多肉植物です。丸みのあるセダム属とは反対に少し尖った見た目が特徴で、寒くなるとピンク色に染まるのも人気の理由の1つですよ。

オロスタキス:子株をたくさんもち、蓮華のような姿

オロスタキスはベンケイソウ科の多肉植物で小さな子株をたくさん作ります。株の見た目が蓮華の花のような見た目をしており、和名では「子持ち蓮華」と呼ばれています。また、オロスタキスは寒さに強いので、初心者でも育てやすいと評判の多肉植物でもありますよ。

コーカサスキリンソウ:地面を這うように茎がのびる

コーカサスキリンソウはコーカサス地方が原産の多肉植物です。地面を這うように成長することが特徴で、庭のグランドカバーとして育てる人も多くいるようです。見た目は品種によって大きく異なり、緑色や黒、ピンク色のものまで幅広くあるので、自分のお気に入りを探してみてくださいね。

グリーンネックレス:玉のようなコロンとした葉っぱ

グリーンネックレスは多肉植物では珍しいつる性の植物です。名前の通り伸ばしたツルに玉状の葉っぱがいくつも連なり、緑色の石を使ったネックレスのような見た目をしています。ツル性の植物は高いところから垂らすなどオシャレな飾り方ができるので良いですよね。

ハートカズラ:小さなハートのような葉っぱ

ハートカズラもグリーンネックレスと同じくつる性の多肉植物です。ハート型の葉っぱを付けるチャーミングな見た目をしています。直射日光に強く、耐陰性もあるので初心者にも育てやすくおすすめですよ。

多肉植物をぷっくりさせるには?

ぷっくりと膨らんだ見た目が多い多肉植物ですが、健康的にぷっくりさせるためのコツがあります。その方法を解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

多肉植物がぷっくりしているのは葉の中に水分をためているから

多肉植物がぷっくりと膨らんでいるのは、葉の中に水分を溜めているためです。多肉植物は過酷な乾燥地域で育ってきたため、水を蓄える習性があります。

水をしっかり与える

多肉植物は品種にもよりますが、2週間に1回程度の水やりで十分です。しかし、暑い日が続けばその分、水やりの回数も少し増やしなど、水不足にならないようしっかりと与える必要があります。

休眠期の水やりは控える

植物の休眠期は成長を一度止めるので、現状維持分の水分しか必要としません。そのため休眠期に通常通り水やりをしてしまうと水分過多になり、根っこが腐ってしまう「根腐れ」を引き起こしてしまいますので注意しましょう。休眠期は品種によって様々なので、多肉植物を購入する前に良く調べておいてください。

サボテンや多肉植物用の培養土で育てる

多肉植物は通気性・排水性の良い土を好みます。園芸店やホームセンターには多肉植物用の土が販売されているので、そちらで元気に育てることができますよ。

日にしっかりと当てる

多肉植物は日光を良く好みます。真夏の猛暑日は直射日光を避けた方がいいですが、それ以外は日当たりと風通しの良い場所に置いてあげましょう。

ぷっくり系の多肉植物でレアな品種

ぷっくり系の多肉植物の中にも手に入りにくいレアな品種が存在します。写真付きでいくつか紹介しますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

ドルフィンネックレス:イルカに似た形の葉

ドルフィンネックレスはキク科セネシオ属の七宝樹とグリーンネックレスを交配させて生まれた蔓性の多肉植物です。ドルフィンネックレスの葉はイルカに似た形をしており、まるでイルカがたくさん飛び跳ねているかのような見た目をしています。立派に育ったものはレアでなかなか流通していません。

玉扇:オークションで高額取引されることも

玉扇(ギョクセン)は南アフリカが原産で、葉先が刃物で切断されたかのように平な見た目が特徴的な多肉植物です。葉は数枚の葉が向かい合っており、うまく鑑賞できるように土は少な目で育てる人が多くいるようです。希少価値が非常に高く、オークションでは小さいサイズでも2000円以上の価格で取引されています。

紀の川:肉厚の葉が重なった不思議な見た目

紀の川はクラッスラの仲間で、肉厚な三角形の葉を重ねながら伸びていきます。葉はブロックのように分厚く重厚感のある見た目をしており、とても見ごたえのある多肉植物です。春にはオレンジ色の花を咲かせてくれますよ。園芸店や多肉植物専門店などで入手することができます。

紫晃星:小さな葉に細かいトゲが生えている

紫晃星(シコウセイ)は塊根性の多肉植物なので、盆栽のように樹形を作って育てることができます。小さな葉っぱから星のようにトゲが生えており、華やかな見た目が特徴的ですよ。小さいものであれば2000円程度の価格で取引されているので、ぜひ検討してみてくださいね。

【まとめ】ぷっくりかわいい多肉植物の人気品種18選!ぷっくりさせるコツまで

ここまでぷっくりした多肉植物について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?多肉植物は見た目が可愛らしく、インテリアとして飾れるものも多いことが分かって頂けたかと思います。ここまでの内容をまとめると以下の通り。
  • 多肉植物は主に南アフリカなどの乾燥地帯が原産
  • 多肉植物は水を蓄える性質があるのでぷっくりしている
  • 多肉植物の種類は1万種以上
  • 多肉植物の見た目のバリエーションは豊
  • 多肉植物を上手にぷっくりさせるには水やりが大切
多肉植物はぷっくりしていて可愛いと人気ですが、変わった見た目のものも多くあります。変わった植物を育ててみたいという方はぜひ多肉植物から探してみてはいかがでしょうか? 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。