クワズイモを太くしたいときはどうする?太くする方法やコツを紹介

クワズイモを太くしたいときはどうする?太くする方法やコツを紹介
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立派な根に大きな葉っぱを持つおしゃれな観葉植物クワズイモ。おしゃれで可愛らしい見た目をしているためお部屋に飾れば癒される観葉植物です。そんなクワズイモは根を太くしてより特徴的な見た目にし、おしゃれなインテリアにすることができます。 今回はクワズイモの根を太くする方法などについてポイントを以下の通りまとめました。
  • クワズイモはどんな植物なのか
  • クワズイモはどの部分が太くなるのか
  • クワズイモの幹を太くなる方法は何か
  • 基本的なクワズイモの育て方
クワズイモの特徴的な見た目はとても印象が強くお部屋に飾るだけでインパクトが強いグリーンインテリアとなります。この記事を最後まで読んでクワズイモを太くすることに挑戦し、お部屋にインパクトの強いグリーンインテリアを飾ってみましょう。

そもそもクワズイモってどんな植物?

そもそもクワズイモという植物を知っていますか。クワズイモは特徴的な見た目で人気の観葉植物です。そんなクワズイモを紹介いたしますのでご覧ください。

サトイモ科アロカシア属で膨らんだ木幹が特徴

クワズイモは太くて立派な木幹が特徴で成長すると高さが2Mになる植物です。クワズイモはサトイモ科アロカシア属の中でも有名な植物で、中国やインドを中心とするアジア地域が主な原産地となります。温暖な気候に自生して育つため寒さには弱く、暑さに強い植物です。

ハート型の大きい葉っぱが特徴的で外観もオシャレ

クワズイモは太く膨らむ根茎にばかり注目が集まりがちですが、葉っぱも特徴的な形をしており外観もオシャレで人気です。クワズイモの葉っぱはハート型の大きな形をしており、最大で60cmほどまで成長する植物になります。60cmくらいまで大きくなる葉っぱは子供が傘にできるほどの大きさになり可愛らしい見た目です。クワズイモは葉っぱも根茎も特徴的で楽しめるインテリア性の高い観葉植物になります。

クワズイモの別名は「出世芋」

クワズイモは成長が早くぐんぐん育つ姿から別名「出世芋」と呼ばれています。別名の通り出世につながる縁起の良い植物としても人気となり、仕事関係のお祝いなどにも人気の植物です。また花言葉が「復縁」や「仲直り」などポジティブなものばかりのため縁起が良く、お部屋においておけば幸運をもたらしてくれる観葉植物なのかもしれません。

クワズイモ=食わず芋で毒性のシュウ酸カルシウムを含む

クワズイモは毒の成分「シュウ酸カルシウム」が豊富に含まれています。地面から顔を出した部分が芋のように膨らみ名前もイモがついているため、食べられると勘違いしてしまう方も多いでしょう。しかしクワズイモを間違って食べてしまうと食中毒の原因となるため絶対に食べないように注意してください。名前も食べれない芋だからクワズイモという名前がついたとされています。クワズイモは鑑賞して楽しむだけにしましょう。

クワズイモを太くしたい時の方法や育て方のコツを紹介

クワズイモは比較的か頑丈で初心者でも育てやすく枯らしにくい植物です。クワズイモの取って適切な生育環境を整えることでぐんぐん育ちます。クワズイモを太くしたいと思ったとき難しい作業はありません。以下の記事ではクワズイモを太くしたいときの方法や育て方のコツについて詳しく解説していきますので最後までご覧ください。

クワズイモはどこが太くなるの?

クワズイモは成長することである部分がどんどん太くなり特徴的な見た目になります。クワズイモの太る部分について解説いたしますのでご覧ください。

クワズイモを根茎の芋の部分が太くなる

クワズイモは地面から顔を出す根茎の芋の部分が太く膨らんでいます。膨らんだ特徴的な見た目から鑑賞効果の高い観葉植物と知られており人気です。

クワズイモを太くするのには手入れと長い時間を要する

クワズイモを太くしたいと思っていても長い時間と手入れが必要です。クワズイモを太くしようと思っていても葉っぱが最初に大きくなり、幹はゆっくり成長しなかなか大きくなりません。辛抱強く手入れを行っていくことで理想の形の見た目となり、幹が太く膨らみ特徴的な見た目になります。理想の形のクワズイモを形成したいのであれば手入れを丁寧に行って育てていきましょう。

適切な生育環境を整えることが重要

クワズイモは適切な生育環境を整えることで元気に育っていきます。適切な生育環境を整えることで病気や害虫被害を防ぐことができるため、必ずクワズイモにとって育ちやすい環境を整えてください

クワズイモの幹を太くする方法①【日光に当てる】

クワズイモの幹を太くするには5つの方法があります。1つ目が「日光に当てる」です。クワズイモの幹を太くする方法の日光に当てることについて解説いたしますのでご覧ください。

クワズイモの成長に日光は欠かせない

クワズイモは日光をとてもよく好む植物のため、元気に育てるためには日光は欠かせません。日当たりを意識して配置を行えば室内でも屋外でも育てることは可能です。しかし強い日差しはクワズイモにとってあまりよくありません。強い日差しが当たる場合は室内ではレースカーテン越しに日光を当てたり、屋外では遮光ネットを被せたりして対策を行いましょう。

暖かい時期は室内より屋外で管理すると良い

クワズイモは温暖な地域によく自生する植物のため、暖かい時期は室内より屋外で管理しましょう。暖かい時期は室内で管理するよりも屋外で管理を行えば、成長に必要な要素が多く揃っているため成長は早くなります。暖かい時期だとクワズイモもぐんぐん成長しやすいため暖かい時期はできるだけ屋外で管理しましょう。

いきなり直射日光に当てると葉焼けを起こすので注意が必要

クワズイモをいきなり直射日光に当てると葉焼けを引き起こす可能性があるため、直射日光が強い場所は注意が必要です。クワズイモは日光を好む植物のため直射日光にも比較的強い植物ですが、環境が変わりすぎたりいきなり強い日差しを浴びてしまうと弱ってしまいます。クワズイモが葉焼けを起こしたら、今置いている場所より日差しが弱いところに避難させるか遮光ネットを使って日差しの調節を行いましょう。

クワズイモの幹を太くする方法②【植え替え】

クワズイモの幹を太くする方法の2つ目は「植え替え」です。植え替えを行う方法やポイントなどについて解説いたしますのでご覧ください。

クワズイモは成長が早い植物で2年に1度は植え替えが必要

クワズイモは適切な生育環境で育てるとぐんぐん育ちます。大きくなっているのに放置していると根腐れ、根詰まりの原因となってしまうため、2年に1回は植え替えが必要です。植え替えを行いのびのびと成長させることによって、クワズイモ自身も大きくなり幹も太くなります。

植え替えを定期的に行うことで根を成長させ太くできる

植え替えを2年に1回のペースで定期的に行うことで根やクワズイモ自信を成長させ、太くすることが可能です。クワズイモの植え替え時期は5月から9月の間で行ってください。成長期に行うことでダメージも少なく植え替えを行うことができます。しかし真夏の時期はクワズイモ自身が夏バテ気味になるため避けて行ってください。

植え替えに必要なもの

クワズイモにとって植え替えは太くしたいと思ってなくてもやった方がいいことのため、必ずタイミングが来たら行いましょう。植え替えに必要な道具について紹介いたします。以下で紹介した道具は近くの園芸店やホームセンター、100均でも購入できるため植え替えを行おうと思っている方は参考にしてみてください。

鉢(スリット鉢や陶器鉢)

植え替えるために必要なのは今使っている鉢よりも一回り大きい鉢です。プラスチックの鉢よりも陶器鉢の方が通気性が良いため、クワズイモの植え替えには陶器鉢や通気性の良いスリット鉢がおすすめになります。

鉢底ネット

植え替えるときに必要な鉢底ネット。クワズイモにとって水はけの良い土は成長するために必ず必要になります。鉢の底にネットを敷くことで水はけがよくなるため必ず用意しましょう。

鉢底石

植え替えるときに必要な鉢底石。鉢の底に石を敷き詰めることによって通気性や用土が押し付けられて固まることを防ぐ効果があります。鉢底石を底に敷き詰めることで鉢底から侵入しようとした虫も防ぐことができるため必ず用意しましょう。

用土

植え替えるときに必要な用土は水はけの良いものです。ホームセンターや通販サイトで水はけの良い土は市販されているため、そこから探してみてください。

軍手

クワズイモを植え替えるときに必要な軍手。クワズイモはシュウ酸カルシウムという毒成分を含んでいるため、触れてしまうと肌荒れを引き起こす可能性があります。必ず軍手を使って植え替えを行いましょう。軍手がない場合は使い捨ての掃除用のゴム手袋を使用するなど直接肌に触れないように作業してください。

植え替えの手順

クワズイモの植え替えは鉢底から根が出始めた時が植え替えのタイミングになります。タイミングが来たら植え替えを行ってください。クワズイモの植え替えの手順について解説いたします。

①:鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷く

必ず軍手をしてから用意した鉢植えに鉢底ネット、鉢底石の順に置いてください。クワズイモは今植えられている鉢植えからクワズイモをそっと取り出し根っこについた土を払います。ここで古くなっていたり腐ったりしている根っこは取り除いてください。

②:鉢の約1/3まで土を入れ苗を中央に置き周りに土をいれる

用意した鉢の約1/3まで鉢底石の上から土を入れ、クワズイモの苗を中央に置いて周りに土を入れましょう。土は押さえつけるのではなくふんわり被せるように入れてください。

③:割り箸などで根と土を馴染ませ、幹に土を被せる

クワズイモの苗の周りに土を入れたら、割り箸や指などで根と土をなじませて幹が隠れるくらいに土をかぶせてください。最後にたっぷりと水を与えれば完成です。 難しい作業はないためやり方を覚えれば誰でも簡単に植え替えることができます。

植え替えのポイント

植え替える作業の手順や道具について紹介いたしましたが、植え替えを行う際にもポイントがあります。植え替えのポイントについて解説いたしますのでご覧ください。

地下部を育てるために鉢は少し大きめにする

クワズイモを植え替えするときにぴったりサイズの鉢は見た目的には良いですが、幹を太くしたいときには向きません。クワズイモの成長は早いため根の成長も早く、伸び伸び成長するスペースがないと地下部も土から出ている部分も成長できなくなります。成長できないと葉っぱや茎を支えることができず必要な栄養分を確保することも難しくなるでしょう。根の成長を施すために鉢植えは少し大きめなものを選んでください。

幹を埋めるように植える

クワズイモを植え替えす際には必ず幹を埋めるように鉢に植えましょう。クワズイモの幹を埋めるように植え替えることで鉢植えの中で幹が安定し元気よくのびのびと育っていってくれます。クワズイモを植え替える際には幹を埋めるように植えてください。

クワズイモの幹を太くする方法③【剪定】

クワズイモの幹を太くする方法の3つ目は「剪定」です。剪定を行う際のポイントや手順について解説いたしますのでご覧ください。

剪定を行い整えることで大きく成長できる

クワズイモは成長が早く葉っぱもたくさん生えてきます。そのため定期的に剪定を行うことで植物全体に日光が当たりやすくなり大きく成長することができるでしょう。クワズイモの成長を見て古くなってきた葉っぱなどは剪定して形を整えてください。

黄色い葉や重なり合っている葉、枯れている葉などを剪定

クワズイモの剪定を行うにしても初心者の方はどの葉っぱを切ればいいのかわからないことがありますよね。その場合は明らかに古い葉っぱを取り除くだけでも大丈夫です。剪定を行う際の目安として黄色い葉や見た目が邪魔な葉、重なり合っている葉を取り除いてください。古くなっている葉っぱは下の方に生えている、黄色く変色している、垂れ下がっているなどの見た目であれば古い葉っぱになりますので、そのようなものを剪定してください。

剪定に必要なもの

クワズイモの剪定に必要なものを3つ紹介いたします。こちらの道具は他の植物の剪定を行う際にも必要となってくる道具になるため、植物の剪定を行う際には参考してください。

剪定用ハサミ

剪定用ハサミは必ず新しいものか消毒したものを使用しましょう。汚れた剪定用ハサミを使用すると剪定した部分から細菌が発生しクワズイモが病気になる原因となるため、必ず新しいものか消毒したものを使ってください。

軍手

軍手は植え替えの時と同様にクワズイモに直接触ると肌荒れを引き起こす可能性があるからです。クワズイモを取り扱うときには必ず軍手を使用しましょう。

新聞紙やシート

新聞紙やシートを剪定時に下に敷くことで部屋が汚れることを防ぐことができます。クワズイモの葉っぱは大きいものが多いためシートや新聞紙の上で行うことがおすすめです。

剪定手順

剪定の手順について紹介いたします。他の植物の剪定も似たようなやり方のため、剪定を行う際には参考にしてみてください。

①:樹形をイメージする

まず剪定を行った後の樹形をイメージしてみてください。樹形をイメージしていらない邪魔な葉を選び、剪定する葉を選んでいきます。

②:不要な葉を根本から剪定する

イメージした時に邪魔だと思った葉を根元から切り取ってください。根元から剪定することによって邪魔な葉っぱを取り除かれます。

剪定したは挿し木に再利用するのがおすすめ

剪定を行った際に切り取った葉っぱは挿し木に再利用しましょう。挿し木に再利用することによって購入しなくても数を増やすことができます。クワズイモは成長が早い植物のため挿し木に失敗したとしても何回でも挿し木用の葉っぱは剪定できるでしょう。

クワズイモの幹を太くする方法④【株分け】

クワズイモの幹を太くする方法の4つ目は「株分け」です。株分けを行う際のポイントや手順について解説いたしますのでご覧ください。

栄養が分散しないよう子株ができたら切り離す

クワズイモは成長が早い植物のためある程度成長したら子株がでてきます。その子株も栄養を取って成長していくため、子株ができたら親株から切り離しましょう。親株から切り離した子株は10日から20日ほど涼しい日陰で少量の水を与えれば育っていきます。そのため必ず子株ができたら親株から切り離して別の鉢植えで育てていきましょう。

子株はある程度の大きさになり根が生えてきている状態を切り離す

子株ができたからといってすぐに親株から切り離してはいけません。子株のできたばかりに根元もなく根もまだ生えていない状態だと育たなくなります。必ずある程度のサイズになり根が生えて育てられるくらいの大きさになってから親株と切り離してください。

植え替えとセットで行うと良い

株分けは植え替えを行うタイミングで行うと効果的です。植え替えは2年に1度のタイミングで行うため株分けも2年に1回のタイミングで行い、株分けを行った子株も栽培していきましょう。

株分けに必要なもの

クワズイモの株分けに必要なものが4つあります。その4つについて紹介いたしますのでご覧ください。

ハサミ

クワズイモの株分けも新しいハサミか消毒済みのハサミを使用しましょう。基本的に全ての植物に扱うハサミなどは清潔なものを心がけてください。

軍手

軍手も必ず使用しましょう。クワズイモに含まれるシュウ酸カルシウムが肌荒れの原因となりますので、必ず直接クワズイモに触らないようにしてください。

株分けに必要な鉢は子株より少し大きな鉢が必要です。のびのびと大きく成長できるようなゆとりがある鉢を使用しましょう。

用土

用土は水はけの良い培養土を使用しましょう。培養土は植物が腐りやすいという情報もありますが、通気性をよくした培養土であれば問題ありません

株分けの手順

クワズイモの株分けの手順について解説いたします。クワズイモの株分けは子株を雑に扱わなければ元気に育つため難しいものではありません。

①:親株から子株の根を取らないように切り離す

クワズイモに生えた子株の根元をハサミでカットします。このときに親株から子株の根を切りとらないように注意しながら、芋を削るくらいの気持ちで行いましょう。

②:鉢に土を入れ子株を植える

鉢に土を入れ子株を植えてください。小さい子株はたっぷりの培養土の中で育てていきましょう。

③:たっぷりと水を与え根が定着するのをまつ

子株を鉢に植えたらたっぷりと水を与え根が定着するまで育てていきます。根が定着したら成功です。

クワズイモの幹を太くする方法⑤【肥料を与える】

クワズイモの幹を太くする方法の5つ目は「肥料を与える」です。肥料を与える際のポイントやクワズイモの幹を太くしたいときにおすすめの肥料について解説いたしますのでご覧ください。

生育時期に肥料を与え栄養補給することで太くできる

クワズイモの生育時期に肥料を与え栄養補給を行うことで幹を太くします。クワズイモの生育時期にあたる春から秋にかけて特に4月から8月くらいに肥料は与えてください。よく育つ生育時期に肥料を与えることでより速いスピードで成長し太く育てることができます。

冬は成長が緩慢になるため控える

冬は成長が緩やかになり、肥料を与えてもあまり意味がありません。冬は肥料を与えることを控えて育てていきましょう。

液肥は10日に1回、緩効性肥料は2ヶ月に1回のペースで

肥料の種類によって与える頻度は異なります。緩効性肥料は2か月に1回、液体肥料は10日に1回、固形タイプの肥料は3週間に1回のペースで与えてください。頻度を守ることでクワズイモを太く育てることができ、肥料やけも防げます。必ず頻度を守って肥料は与えましょう。

太くする場合は窒素分が多い肥料がおすすめ

クワズイモの幹を太くしたいのであれば肥料は窒素分が多いものがおすすめです。窒素分が多い肥料を2つ紹介いたします。

マグァンプK

マグァンプKは植物の生育に必要な成分をバランスよく配合した緩効性肥料になります。植物初期生育を即す少しの速効性成分と長期にわたって少しずつ溶出する緩効性分を兼ね揃えた肥料です。

肥料錠剤ハイポネックス 

肥料錠剤ハイポネックスはゆっくり聞く成分配合により安定した肥料効果が約1か月続く肥料です。匂いもなく清潔な肥料で室内で安心して使用できるものになります。

【基本】クワズイモの育て方

ここまでクワズイモの幹を太くする方法などについて解説してきましたが、クワズイモの基本的な育て方はご存じでしょうか。基本的なクワズイモの育て方について解説していきます。

置き場所:風通し・日当たりの良い場所で管理する

クワズイモは日光が好きで通気性がいい場所を好むため、風通しがよく日当たりのいい場所に配置してください。置き場所について詳しく解説していきます。

20度以上なら屋外の半日陰での管理がおすすめ

クワズイモは20度以上なら屋外の半日陰で管理しながら栽培することがおすすめです。クワズイモは屋外の方が育ちやすい植物のため、できるだけ屋外で育てることができるなら屋外で育ててみましょう。半日陰の場所が難しいのであれば遮光ネットをを使い直射日光が当たらない場所で管理してください。

寒くなり始めたら室内にでの管理が基本

クワズイモは寒さに弱い植物です。寒くなり始めたら室内での管理に切り替えてください。室内でも窓際の近くや気温が低いところはクワズイモが弱りやすくなるため避けましょう。室内で育てる場合も直射日光には注意が必要になりますので、明るい場所かレースカーテン越しに日が当たる場所で管理しクワズイモを栽培してください。

エアコンの風が直接当たらないように注意

クワズイモにとってエアコンの風は注意が必要です。直接当たらないような場所に飾って管理してください。

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと与える

クワズイモは水を好む植物で、水を大量に求める植物です。必ず水やりを行う際にはたっぷりと身をを与えてください。

夏は朝夕の涼しい時間帯に水やりを行う

成長期の春から秋にかけては水やりの頻度を多めに行いましょう。夏はクワズイモ自身が夏バテとなって弱りやすいため朝か夕方の涼しい時間帯に与えてください。水やりはしっかりと土が乾いてからたっぷりと上げ、鉢底から流れ出るほど与えてください。

最低気温15度以下の時期は土全体がしっかりと乾いてから2〜3日後を目安に水やり

成長期ではない冬は水やりの頻度を控えめに行いましょう。最低気温が15度以下の時期はクワズイモの成長が緩やかになるため土全体がしっかりと乾いてから2日から3日後に水を与えてください。

水やりを控えることで耐寒性をあげる

水やりを控えめに行うことで耐寒性を上げることができます。用土を乾燥させて根の成長を促進させる効果があり、適度の水やりは控えましょう。

乾燥や害虫防止に葉水をこまめに行う

クワズイモの葉に葉水を行うことによって葉っぱの乾燥や害虫被害を防ぐことが可能です。葉水は葉っぱの表裏に霧吹きなどで水を吹きかけるお手入れ方法になります。葉が乾燥していると害虫も寄ってくるためこまめに葉水を行い、葉の乾燥や害虫被害を防ぎましょう。

肥料:春〜秋の成長期に与える

クワズイモに肥料を成長期にあたる春から秋にかけて行うことがおすすめです。肥料のことについて解説いたします。

肥料を与えることで木の幹が育ち葉の色も鮮やかに

クワズイモに肥料を与えるとより速いスピードで成長ができます。クワズイモの木の幹も元気に大きく育ち、葉の色も鮮やかになって素晴らしいインテリアとなります。

液肥や緩効性肥料を与える

肥料は市販の液体肥料か緩効性肥料を与えてください。頻度は上で解説した通り液体肥料は10日に1回、緩効性肥料は2か月に1回のペースを守りましょう。

成長が緩慢になる冬の施肥は控える

冬は成長が緩やかになるため冬に肥料を与えることは控えてください。冬に肥料を与えるよりも春から秋にかけて与えるとより元気に育ちます。

植え替え:2年に1回は植え替えを行う

クワズイモの植え替えを2年に1回行うことで根詰まりや根腐れなどが起こりにくくなります。植え替えについて詳しく解説していきますのでご覧ください。

植え替えの適期は5月〜6月ごろ

クワズイモの植え替えの適切時期は5月から6月頃になります。暖かい時期に植え替えを行うことによって病気や植物自体のダメージなどが少なく済み、失敗しにくいです。必ず暖かい時期に行ってください。

水はけの良い土を使うようにする

土は必ず水はけの良い土を使用して栽培してください。水はけの良い土で植え替えを行うことによって根腐れが起こりくくなるため、水はけの良い土を使用しましょう。

剪定:定期的に行う

クワズイモは成長が早い植物です。放置していたらどんどん葉っぱが伸び放題になってくるため定期的に剪定は行いましょう。

古い葉や幹を発見したら剪定を行う

剪定は古い葉や幹を見つけたら取り除いてください。剪定をしなければ栄養が必要なところまで十分に届かなくなるため古い葉や幹などは取り除きましょう。

病気を予防することに繋がる

剪定を行うことでクワズイモに十分な日が当たりやすくなり強くなっていきます。弱くなったら病気にもかかりやすくなるため剪定を行いクワズイモを強くして病気を予防しましょう。

【まとめ】クワズイモを太くしたいときはどうする?太くする方法やコツを紹介

いかがでしたでしょうか。今回はクワズイモの幹を太くしたい方法について解説していきました。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • 膨らんだ木幹とハート形の大きな葉が特徴的な植物
  • クワズイモは根茎の芋の部分が太くなり、長い時間をかけて手入れを行うことで特徴的な見た目になる
  • 【幹を太くする方法】
    • 日光に当てる
    • 植え替えを定期的に行う
    • 剪定で整える
    • 株分けを行う
    • 肥料を与える
  • 風通しがよく日当たりのいい場所栽培する
特徴的な見た目で可愛らしいクワズイモ。この記事を読めばクワズイモを太くする方法がわかると思います。クワズイモを太くしたいと思った方はこの記事を参考にしてみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。