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"フィカス・ティネケは、室内のグリーンインテリアとして人気がある観葉植物です。丸みを帯びたラインの大判の葉や、クリーム色の斑が美しく、おしゃれな雰囲気を演出できます。「フィカス」と呼ばれる観葉植物は種類が多く、その中でもフィカス・ティネケはどんな品種なのか気になる方もいるのではないでしょうか? そこで今回の記事では、フィカス・ティネケについてご紹介します。
- フィカス・ティネケの特徴や性質
- フィカス・ティネケの育て方やお手入れ方法
- フィカス・ティネケに起こるトラブルと対処法
- フィカス・ティネケはどこで購入できる?
- よく似たフィカスの植物「ルビー」「ティネケ」「ベリーズ」の違いは?
フィカス・ティネケとはどんな植物?
観葉植物として世界中で数多く存在する「フィカス属」ですが、その中でも「フィカス・ティネケ」とはどんな植物なのでしょうか?フィカス・ティネケの基本情報や特徴などを解説します。クワ科フィカス属の観葉植物
フィカス・ティネケは、主にインドを原産とするクワ科フィカス(イチジク)属の観葉植物です。「フィカス」はゴムを作る成分が樹液から採れるため、「ゴムの木」と称されることが多く、フィカス・ティネケは「インドゴムノキ」の園芸品種とされています。 フィカス・ティネケの花は「隠頭花序(いんとうかじょ)」と呼ばれ、花托(花びらが付く軸の部分)がつぼの様に変形して、その内側に花がびっしり咲きます。一見すると実のように見えます。隠頭花序はフィカス属の植物によく見られる特徴です。正式名称は「フィカス・エラスティカ・ティネケ」
フィカス・ティネケの正式名称は「フィカス・エラスティカ・ティネケ」です。フィカス・エラスティカの枝変わり品種であるため、種名は「elastica」のままです。学名の末尾に「'Tineke'」と付け加えて、フィカス・エラスティカ・ティネケと表されます。ピンクの新芽が白い斑の葉になり、葉脈がやや赤く染まる
大きめの葉は丸くてやや厚みがあり、周りにクリーム色の斑が入ります。新芽はピンク色で、成長するにつれて白色の斑が入り、葉脈が赤く染まる株もあります。耐暑性はあるが耐寒性はやや弱く、成長速度が早い
フィカス・ティネケはインドやマレーシア原産のゴムの木で、熱帯性気候に適しています。そのため、耐暑性はありますが、耐寒性はやや弱く、氷点下を下回る気温では枯れてしまう可能性があります。フィカス・ティネケの花言葉:「永久の幸せ」
フィカス・ティネケの花言葉は「永久の幸せ」です。強い生命力と丸みのある葉っぱが幸せを運んでくるイメージから付けられました。また、インドを中心としたヒンドゥー教圏において、”神聖な木フィカス”として認知されていることから由来した花言葉とも言われています。フィカス・ティネケの風水効果
フィカス・ティネケは、風水的にも「幸運」や「繁栄」を象徴する植物とされ、家に置くと、幸せが訪れると言われています。風水では、丸い葉は金運や人間関係を良くする効果があるとされています。フィカス・ティネケは、丸いラインの葉が上に向いて生えているため、活発で前向きな陽の気を持ち、不安感の払拭に効果的だとされています。また、葉の斑は邪気を払い、良い気を呼び込むとされています。フィカス・ティネケの育て方
ここからは、フィカス・ティネケの育て方について解説します。適切な育て方をすることで、つやのある元気な葉を保ってくれます。置き場所
フィカス・ティネケの適切な置き場所をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。日当たりと風通しの良い場所を好む
フィカス・ティネケは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。ただし、直射日光に当てると葉焼けしてしまいます。日当たりの良いカーテンレース越しの窓辺や、室内の明るい場所に置いてあげましょう。風通しを良くするために、扇風機やサーキュレーターを置くのもおすすめです。春~秋の間は屋外で栽培可能
フィカス・ティネケは、春~秋の間は屋外で栽培可能です。熱帯雨林の植物で、温暖な気候を好みます。冬は気温が下がるため、寒い環境に置いておくと葉が枯れてしまったり、落葉する原因になります。冬は室内に取り込んで管理してあげましょう。エアコンが直接当たる場所は避ける
フィカス・ティネケは、乾燥を嫌う植物です。エアコンの風が直接当たると葉が乾燥して、葉落ちや病害虫発生の原因になります。エアコンの吹き出し口から直接風が当たらない場所に置きましょう。水やり
適切な水やりは、植物の健康を保つことができます。季節によっても水やり方法が変わってくるため、注意が必要です。春~秋の場合:土が乾いたらたっぷりと
春~秋はフィカス・ティネケの生長期のため、水をしっかりとあげましょう。土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいまでたっぷりと水やりします。冬の場合:土が乾いてから2〜3日後に軽く散水する
冬は水やりの回数を減らします。土が乾いたら2~3日後に土の半分が湿る程度に軽く散水しましょう。冬は生長が緩やかになるため、水やりをしすぎると根が吸水しきれず、根腐れを起こしてしまいます。受け皿の水はすぐに捨てる
水やりの後は、受け皿にたまった水はすぐに捨てましょう。水をためたままにしておくと、土や根が蒸れて根腐れの原因になります。葉水も効果的
フィカス・ティネケは乾燥が苦手です。こまめに葉水をしてあげることで、葉の乾燥を防ぐことができます。また、葉水は害虫の発生も予防に効果的です。土
ここからは、フィカス・ティネケを育てる上で適した土をご紹介します。植物の性質に合わせた土選びは重要な要素です。ぜひ参考にしてください。水はけのよい土を好む
フィカス・ティネケは、水はけのよい土を好みます。水はけの悪い土は根腐れの原因になるため、ティネケに合った土を使用しましょう。市販の観葉植物用培養土がおすすめ
フィカス・ティネケには、水はけがよく、栄養バランスが整っている土を使用しましょう。市販の観葉植物用培養土がおすすめです。赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土でも
市販の観葉植物用培養土のほかにも、自分で配合した土を使うこともできます。赤玉土小粒7:腐葉土3で配合するとよいでしょう。肥料
フィカス・ティネケは肥料を与えなくても育つ丈夫な植物ですが、肥料を与えることで葉色やツヤが良くなり、旺盛に生育してくれます。ここからは、肥料を与える時期とポイントをご紹介します。春~秋に与える
フィカス・ティネケに肥料を与えるときは、生育期である春~秋に与えるとよいでしょう。この時期に肥料を与えることで、良く生長してくれます。冬は生育が緩やかになるため、肥料を与えるのは控えましょう。肥料の与え方とタイミング
生育期に緩効性化成肥料を土に混ぜ込みましょう。規定量の半分程度に薄めて与えます。フィカス・ティネケは肥料を与えすぎてしまうと葉が落ちたり、葉焼けを起こしたりすることがあるため、注意しましょう。フィカス・ティネケのお手入れ
丈夫で育てやすいフィカス・ティネケですが、適切なお手入れが必要です。お手入れをしてあげることで、キレイな樹形と良い生育状態を保ってくれます。植え替え
フィカス・ティネケは、定期的な植え替えが必要です。植え替えのタイミングや時期を説明します。植え替えのタイミング:1〜2年に1回が目安
フィカス・ティネケは、1〜2年に1回を目安で植え替えを行うとよいでしょう。フィカス・ティネケは、株全体の成長速度が早い植物です。定期的に植え替えを行って根詰まりを防ぎましょう。植え替えの時期:5〜6月
植え替えの時期は、5〜6月頃がおすすめです。この時期は気温が暖かく、フィカス・ティネケの生育が活発なため、植え替えに適しています。植え替えのしかた
植え替えの際には、一回り大きな鉢を用意しましょう。土は水はけのよい土を使用します。根を傷つけないように注意しながら植え替えをしましょう。植え替え後はしばらくは水やりを控えて、根が新しい土に馴染むようにします。土が乾いたら、たっぷりと水をあげましょう。剪定
フィカス・ティネケは成長速度が早いため、放っておくと茎や葉が伸びきってしまいます。樹形が崩れてしまわないよう、定期的に剪定を行いましょう。剪定に適した時期とタイミングを解説します。春~秋に剪定を行う
フィカス・ティネケの剪定に適した時期は、生育期である春~秋です。冬に剪定をすると植物がダメージを負ってしまうため、必ず暖かい時期に剪定を行うようにしましょう。樹形が乱れたり枯れた葉が目立ってきたら剪定を
樹形が乱れたり、枯れた葉が目立ってきたら剪定をします。剪定をすることで樹形を整えたり、株全体にに栄養が行き渡るようになります。また、風通しがよくなるため、病害虫の予防にもつながります。剪定のしかた
剪定の際は床や周辺を汚さないように新聞紙を鉢の下に敷いてから行いましょう。また、フィカス・ティネケはゴムの木のため、切った枝からゴムの成分である白い樹液が出ます。樹液は触れると被れる恐れがあるため、剪定の際は必ず手袋をつけてください。上の葉を多め残して下の方を短めに剪定すると、樹形全体のバランスが整います。枝に水分を行き渡らせるため、ひと枝に対して葉っぱは1~2枚残しましょう。水分が行き渡らない枝は垂れ下がってしまい、樹形崩れの原因になるため、注意しましょう。挿し木での増やし方
フィカス・ティネケは、挿し木で株を増やすことができます。新しい株を育ててみたい方は、ぜひご覧ください。半月~1か月ほどで発根する
挿し木した枝は、半月~1か月ほどで発根します。発根したら、鉢に植え替えて育てましょう。挿し木のしかた
挿し木にする枝は、10〜15cmほどの長さに切り取り、水に1時間ほどつけておきます。切り口は斜めに切ると植物が吸水しやすくなります。吸水させた後は、土に植え替えます。あらかじめ割り箸や棒などで土に穴を開け、枝の半分ほどが土に埋まるくらいの目安で挿します。挿し木した枝は、明るい日陰で管理します。挿し木したばかりの枝は十分に発根していないため、水やりは絶やさないようにしましょう。曲げ方
フィカス・ティネケを含むゴムの木は、枝木が柔らかいため、曲げ方で好きな形に仕立てることができます。枝木がS字に曲がっていたり、くるくると螺旋に仕立てられているフィカスを見かけた方もいるのではないでしょうか。ここからは、フィカス・ティネケの曲げ方をご紹介します。①支柱を立てる
思う形に曲げるために、支柱を立てましょう。支柱を立てて枝を巻き付けていきます。②曲げる形を決める
支柱に沿って曲げる形を決めます。枝が無理に曲がっていないか気を付けながらイメージを固めましょう。③支柱に固定するように曲げる
支柱に寄せるように固定して曲げてあげましょう。曲げたい方向にゆっくりと枝を曲げていきます。枝を曲げたら花タイ(ビニールタイ)やヒモなどを使って、枝を固定します。固い結び方をせずに、枝が太くなったら緩めるなど調整ができるようにしておきます。引っ張ったらすぐに取れるように、チョウチョ結びなどの結び方にしておくとよいでしょう。最後に頭を上に向けて固定します。固定し終わった後は、一度全体をチェックして、バランスを見ながら形を調整しましょう。上手に曲げるコツ
新芽が近い場所や、よくしなる箇所から曲げていくと仕立てやすくなります。すでに仕立てられている株をマネて、同じ手順で曲げを行うと失敗を防ぐことができます。曲げの幅は下の方を大きくするか、上下同じ幅で曲げてあげると株全体のバランスが整いやすく、安定して見えます。曲げた後は肥料を与え、日の光に当てて枝を太らせ、曲がりを固定してあげましょう。枝を太らせる前に剪定をすると枝が太りにくくなるため、剪定は行わないように注意しましょう。枝分かれ
観葉植物の樹形を整えるために、枝分かれをさせる方法があります。事前にどういう形に整えたいかイメージしてから行うとよいでしょう。剪定によって枝分かれさせることができる
枝分かれは剪定によって枝を分岐させる方法です。枝を分岐させることで好きな形に整えることができます。枝分かれのさせ方
どの部分を分岐させたいか確認し、成長点である枝の節部分をカットして「脇芽」を出してあげます。切った部分の枝は、残してある一番上の葉に沿って新芽を伸ばすため、どの方向に伸ばしたいか考えながら剪定するとよいでしょう。枝を外に向かうように伸ばしてあげると、キレイな樹形に仕上がります。下向きの葉はなるべく切って、上向きの葉を残すようにしましょう。フィカス・ティネケによくあるトラブルと対処法
フィカス・ティネケを育てる上で発生する、よくあるトラブルと対処法をご紹介します。植物の状態が悪いと感じた際は、参考にしてみてください。葉が枯れる
フィカス・ティネケを育てていると、「葉が枯れてしまった!」というトラブルが起こることがあります。ここでは、葉が枯れる原因と対処法を解説します。日照不足が原因:日当たりの良い場所で育てる
葉が枯れる原因として、日照不足が関係している可能性があります。窓際などの日当たりが良い場所に置くとよいでしょう。直射日光は葉焼けを起こす可能性があるため、特に夏場の日差しが強い時間帯は遮光カーテンなどで遮りましょう。水のやりすぎ・水不足が原因:土の状態を見ながら適切に水をやる
葉が枯れる原因は、水不足であることも考えられます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。土の状態を見ながら適切に水を与えることが大切です。寒さが原因:秋以降は室内で育て、窓側から離す
フィカス・ティネケは耐寒性が低い植物のため、5℃以下の環境になると葉が落ちたり、枯れる可能性が出てきます。秋以降は室内の暖かい場所に置き、寒さ対策をすることが大切です。冬の夜間は最も冷える時間帯です。窓際など冷気が直接当たる場所は避け、なるべく暖かい場所に置いてあげましょう。根が枯れていなければ復活できる
フィカス・ティネケの葉が枯れる原因は、日照不足・水不足・寒さなどです。これらの原因が根腐れにつながっていない限り、根は生きています。根の状態を確認し、適切な対処を行うことで株は復活できます。葉が茶色く変色する
フィカス・ティネケの葉が茶色く変色してしまった場合、どうすればいいのか対処に悩んでしまいますよね。ここからは、変色の原因と対処法を説明します。葉焼けが原因:明るい色の斑入りの品種は葉焼けしやすい
フィカス・ティネケの葉が茶色く変色する原因は、葉焼けをした可能性があります。明るい色の班が入っている品種は特に葉焼けしやすいため、直射日光が当たらない場所に鉢を移動させましょう。寒さが原因:冬の夜は窓から1~2m離す
寒さのストレスによって葉が茶色に変色する場合もあります。フィカス・ティネケは暖かい地域が原産のため、寒さに弱い植物です。特に冬の夜は窓辺に置いておかないようにしましょう。窓辺は外気の影響を受けやすく、植物が寒さをダイレクトに受けてしまいます。冬の夜は暖かい場所に置くようにし、窓から1~2mほど離してあげましょう。根詰まりが原因:植え替えの適期に植え替えする
葉が茶色く変色する原因は根詰まりの可能性があります。根詰まりとは、根が伸びて絡まりあい、鉢の中が窮屈になる状態のこと。根が吸水や呼吸ができなくなるため、株全体の栄養不足により葉が変色する場合があります。根詰まりをしている場合は、適期に植え替えを行いましょう。また、定期的に植え替えをすることで、事前に根詰まりを防ぐことができます。新陳代謝が原因:株元近くの古い葉だけ変色する場合
植物の株元近くの古い葉だけ変色する場合は、新陳代謝が原因と考えられます。栄養分が新芽に行くため、古い葉に栄養が行き渡らず、葉先が茶色になる現象です。剪定を行うことで、株全体に栄養が行き渡るようになります。大きくならない
フィカス・ティネケの株を大きくしたい場合の方法を解説します。株が大きくならない原因と対処法がわかります。鉢植えではそこまで大きくならない
観葉植物は、根の部分と上の株の部分で同じ大きさに生長します。株が大きくならない原因は鉢植えで育てているフィカス・ティネケであることが多く、株の大きさは鉢のサイズによって変わってきます。大きくしたい場合は鉢のサイズを大きくする
フィカス・ティネケを鉢植えで育てている場合、高さは鉢のサイズによって異なります。一般的なサイズの鉢で育てると、高さは1〜2m程度になります。株を大きくしたい場合は、鉢のサイズを大きくしましょう。フィカス・ティネケはどこで入手できる?
フィカス・ティネケはどこで入手できるのか、購入できるお店などをご紹介します。お気に入りの一株をぜひ探してみてください。ホームセンター
ホームセンターでは観葉植物は比較的安く手に入ります。フィカス・ティネケは980円ほどの価格で取り扱われている場合があります。980円はなかなかリーズナブルなお値段ですね。ぜひ観葉植物コーナーを探してみてください。園芸店
園芸店はホームセンターよりも植物の種類が豊富で、手入れが行き届いていることが多く、安心して購入できる利点があります。購入する際は、店員さんに育て方のアドバイスをもらうのもおすすめです。ダイソーなどの100円ショップ
ダイソーなどの100円ショップでもフィカス・ティネケを入手できます。100円ショップで観葉植物を購入した場合は、買った後に植え替えを行いましょう。ダイソーなどで売られている観葉植物の土は、運搬時に運びやすい土が使われていることが多く、植物の性質にあっていない場合があります。ネット通販
フィカス・ティネケは、ネット通販で購入することができます。ネット通販では送料がかかる場合がありますので、注文時によく確認し、了承してから購入しましょう。購入する際は販売元や商品の状態・配送・お届け日などの確認をすることも大切です。ネット通販は便利な反面、実物を見て購入することができないため、植物の状態を写真でよくチェックしましょう。また、注意事項なども了承できる内容か確認しておくことも重要です。 通販サイトの価格が高く感じる方は、メルカリなどのフリマサイトを活用するのもひとつの手です。フィカス・ティネケは500円台で販売されていることが多いため、ぜひチェックしてみてください。また、メルカリでは定期的にセールを開催しており、商品金額の5%が割引されます。割引額の上限は500円です。セール対象商品は検索結果画面に「SALE」「5%OFF」「5%還元」などのラベルが表示されます。セールに参加したい方は、メルカリで会員登録が必要です。会員登録は無料で行え、出品や購入・取引の履歴の確認・メルカリポイントの利用ができます。無料でメルカリのすべての機能を利用することができます。 ネット通販は植物の種類が豊富で、全国どこからでも注文することができます。配送して自宅まで届けてくれるため、自分で持ち帰る手間を省くことができます。フィカス・ルビーとの違いは?
フィカス・ティネケと「フィカス・ルビー」は、ひと目見ただけでは見分けがつかないほど似ていると言われています。それぞれのくわしい特徴とあわせてご紹介します。フィカス・ルビーとティネケ・ベリーズは見た目がそっくり
フィカス・ルビーとティネケ・ベリーズは見た目が非常に似ています。写真を見ただけでは区別がつきません。細かい特徴としては、フィカス・ルビーは、ピンクとグリーンのコントラストが美しい品種です。葉の裏側は赤みが強く、光に当たると透けて見えます。置き場所や日光の量によって葉の色味や発色が変化します。フィカス・ベリーズは、赤みがある葉っぱに白い斑入りが特徴的な品種です。葉っぱは小さめで丸く、枝分かれしやすい特徴があります。両方とも葉が赤くなるのが特徴
いずれの品種も葉が赤くなるのが特徴で「赤ゴムの木」と呼ばれることがあります。新芽の状態ではフィカス・ルビーは鮮やかなルビー色です。フィカス・ティネケは斑入りのクリーム色。フィカス・ベリーズは、新芽が鮮やかな赤紫色です。同じ環境下で育てるとプロでも見分けがつかなくなる
新芽の頃は違いがわかりやすく、見分けやすいと言われています。しかし同じ環境下で育てた場合、プロでも見分けがつかないほど似た葉に生長します。【まとめ】フィカス・ティネケの育て方!幹の曲げ方や似ている品種との違いまで
フィカス・ティネケについて基本情報や育て方など、くわしく解説してきました。 今回の記事のポイントは- フィカス・ティネケは暖かく日当たりと風通しがよい場所を好む観葉植物。
- 風水ではフィカス・ティネケを家に置くと幸運が訪れるとされている。
- フィカス・ティネケは成長速度が早いため、定期的に剪定して樹形を整えてあげるとよい。
- フィカス・ティネケは根が生きていれば復活できる丈夫な植物のため、トラブルが起きたら適切に対処するとよい。
- フィカス・ティネケは園芸店のほかにネット通販や100円ショップなど幅広い場所で購入できる。
- フィカスの「ルビー」「ティネケ」「ベリーズ」は同じ環境下で育てるとプロでも見分けがつかないほどそっくりな見た目になる。