ペペロミア・ホープの育て方を解説!基本情報からトラブル対処法まで

ペペロミア・ホープの育て方を解説!基本情報からトラブル対処法まで
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

"鮮やかなライムグリーンの葉が観葉植物として人気のペペロミアという植物をご存知でしょうか。ペペロミアには、厚ぼったい葉やしま模様が入った葉など様々な特徴をもつ品種があります。多彩な葉の特徴を楽しめるペペロミアの中でも「ホープ」は、育てやすく丈夫だと初心者にもおすすめしたい品種なのです。 そんなペペロミア・ホープですが、育てていくと徒長したり葉が落ちるといったトラブルに見舞われることも。そんな時に正しい対処方法を知っていないと、弱らせてしまう可能性もあるのです。 そこでこの記事では、
  • ペペロミア・ホープとはどんな植物?
  • ペペロミア・ホープの育て方
  • ペペロミア・ホープの植え替えの方法
  • ペペロミア・ホープの増やし方をご紹介
  • ペペロミア・ホープが徒長してきたら?
  • ペペロミア・ホープの葉が落ちる原因と対策
  • ペペロミア・ホープはどこで購入する?
  • ペペロミア・ホープの飾り方をご紹介
以上のポイントについて解説していきます。 この記事を読めば、ペペロミア・ホープの基本的な情報や育て方だけではなく、増やし方やトラブルの対処方法、おすすめの飾り方などひと通りの知識を得ることができるはずです。これからペペロミア・ホープを購入しようと思っている方も、育てているペペロミア・ホープをさらに元気に成長させてあげたいという方もぜひ最後まで記事をご覧ください。

ペペロミア・ホープとはどんな植物?

まず、ペペロミア・ホープがどのような植物なのかをご紹介します。小さな丸い葉をたくさんつけるペペロミア・ホープはコンパクト鉢に植えられて販売されていることが多いので、棚や机の上、ハンギングなどでお部屋のアクセントとして存在感を発揮してくれる人気の観葉植物です。

ペペロミア・ホープの基本情報

ペペロミア・ホープは常緑の多年草で、一年を通して青々とした葉をつけるのが特徴です。ツル性の植物なので、環境が合えば枝やツルを長く伸ばしてたくさんの葉を茂らせてくれます。暖かい地方が原産のペペロミア・ホープは耐寒性が低いので、枯れないためにも冬場は暖かい部屋の中で管理してあげるようにしましょう。

多肉植物のような肉厚な葉が特徴

ペペロミア・ホープの最大の魅力は、丸いコインのような見た目の葉にあります。多肉植物を思わせるかのような肉厚な葉は乾燥に耐えることができるので、比較的に育てやすいのです。また、葉をじっくりと見るとぽってりとした表面に薄く葉脈を見つけることができます。いく筋もの葉脈が、小さい葉をしま模様に彩ってくれるのもおもしろいですね。

乾燥に強い品種

ペペロミア・ホープは肉厚な葉を持っているので、多肉植物のようにたっぷりと水分をため込むことができます。その為、乾燥に強くお部屋に飾りやすいと考えられているのです。頻繁に水やりの手間をかけなくて良いのも、ペペロミア・ホープをハンギングとして飾るのに適した特徴と言えるでしょう。

ペペロミア・ホープの花言葉とその意味

ペペロミア・ホープにはいくつかの花言葉がつけられています。丸く小さな葉から連想された「可愛らしさ」という花言葉は、女性にプレゼントするのにも適していますね。秘めた恋心を伝えられる「片思い」という花言葉もつけられています。また、厚く光沢のある葉からイメージされた「艶やか」というロマンチックな花言葉も、ペペロミア・ホープにはあるのです。

ペペロミア・ホープの風水効果

基本情報の最後に、ペペロミア・ホープの風水効果についてご紹介します。女性的な花言葉が多いペペロミア・ホープは、恋愛運の向上が期待できる観葉植物です。西側や東南にペペロミア・ホープを飾るとさらに良い効果を呼び込んでくれるのではないでしょうか。また、丸い葉に関連して金運アップの効果にも良い影響があります。

ペペロミア・ホープの育て方

次に、ペペロミア・ホープの育て方について解説していきます。前述したようにペペロミア・ホープには耐乾燥性がありますので、比較的初心者に向いた育てやすい観葉植物です。

置き場所

ペペロミア・ホープは室内でハンギングや棚上などに飾って楽しむことが多い観葉植物です。風水効果を向上させる方角に飾るのもおすすめですが、ペペロミア・ホープが元気に育だつためにはどのような場所で管理したら良いのでしょうか。

直射日光は避ける

ペペロミア・ホープの美しい緑色の葉は、直射日光によって葉焼けを起こしてしまうことがあります。そのため、お部屋の中で飾る時も直射日光を避けたカーテン越しの光が当たるような場所が適しているのです。外に出すときも、直射日光が当たらないように半日かげの場所で育ててあげてくださいね。ある程度の耐陰性がありますので、日の当たらないお部屋の中にも飾ることができます。

耐寒性は高くないため暖かい場所で

冬場の置き場所としては、10℃を下回らない場所が適しています。リビングなどの人が集まるような場所で管理すれば暖かくて良いですね。ペペロミア・ホープは耐寒性が高くないので、夜間も暖かい場所に置いてあげるようにしましょう。

水やり

ペペロミア・ホープの育て方の二番目のポイントとして、水やりの頻度や方法について解説していきます。乾燥に強いペペロミア・ホープはどのようなタイミングで水やりをすれば良いのでしょうか。

乾燥に強いため土が乾いてから水やり

たっぷりと葉に水分をため込めるペペロミア・ホープは乾燥に強いため、水やりも土が乾いてから行いましょう。春や秋は数日に一回ほどが目安ですが、夏場は土が乾きやすいので毎日、チェックしてあげるようにしましょう。どの程度、土が乾いているかは表面の用土を触って確かめたり、全体の重さを確認したりすることでわかるはずです。表面の土がしっとりとしていれば水やりの必要はありません。

冬は水やりを控えめに

ペペロミア・ホープは土が乾いてから水やりを行いますが、冬場は頻度を落として水やりをするように心がけましょう。冬場はどうしても吸水力が落ちてしまい根腐れになりやすいので、土が乾いてから数日空けて水やりを行うのがおすすめです。

肥料

ペペロミア・ホープは、それほどたくさんの肥料を必要としない観葉植物です。生育期の春と秋に液体肥料か固形の置き肥を与えるようにしましょう。液肥であれば水やりとともに、月一回くらいを目安として与えます。置き肥であれば春に一回施したあとに、真夏になったら残っている部分を回収しておきましょう。秋に改めて固形の置き肥を施します。

気を付けたい病害虫

ペペロミア・ホープを育てていく上で、気になるのが病害虫の存在なのではないでしょうか。虫の食害を受けにくいように見えるペペロミア・ホープの厚い葉ですが、汁を吸って弱らせてしまう害虫がつくことがあるので注意が必要なのです。

ハダニ

ハダニは白や灰色の小さな虫で、葉の裏などにつくことが多い害虫です。葉の裏やつけ根などをしっかりと確認して、ハダニがいたら直接落としたり薬剤を噴霧して対処しましょう。定期的な葉水も水を嫌うハダニに有効な対処方法です。

カイガラムシ

カイガラムシは冬場から春にかけて、白っぽい貝殻のような姿をして現れます。こちらも小さいので見つけにくいのですが、そのままにしておくと増えるだけでなく吸汁して植物を弱らせてしまいます。カイガラムシは殺虫剤が効きにくいので、直接、ブラシなどで落とすかカイガラムシ専用の薬剤を散布することで対処しましょう。

ペペロミア・ホープの植え替え

ペペロミア・ホープが元気に大きくなっていくためには植え替えが欠かせません。とはいえ、毎年植え替えをしなければならないというわけではなく、植木鉢やポット苗が小さくなってきたり鉢底から根が見えたりしたら植え替えのタイミングだと考えて良いでしょう。

根詰まりを起こす前に植え替えをしよう

鉢が小さくなってきたにも関わらずそのままにしておくと、根詰まりを起こしてしまう可能性があります。根詰まりになると成長も阻害されますし、土中の空気が少なくなって根が傷んでしまう原因にもなるのです。ペペロミア・ホープの状態を見て、根詰まりを起こす前に植え替えをするように心がけましょう。また、購入したペペロミア・ホープがポット苗の場合はサイズが小さいので、早めに一回り大きめの鉢に植え替えをしてあげることをおすすめします。

5月~8月に植え替えをおこなう

植え替えは5月~8月の生育期に行います。熱帯~亜熱帯地方が原産のペペロミア・ホープは暑さに強い観葉植物ですが、真夏になる前に植え替えを行えば植物に負担がかからずに済むはずです。植え替えの際のポイントは、傷んだ根や変色した根をカットすることと一回り大きめの鉢に植え替えることにあります。

ペペロミア・ホープの増やし方

ペペロミア・ホープの育て方がわかったところで、ある程度大きく育った苗をどのように増やすかについてご紹介します。ペペロミア・ホープには「挿し木」や「葉挿し」の増やし方があるのです。いずれの増やし方も、生育期のに行いましょう。

挿し木

「挿し木」は初心者でも簡単に行える増やし方です。5センチ前後の長さにカットしたペペロミアの枝やツルを数枚の葉を残してカットします。その後、挿し木専用土や赤玉土を入れた鉢に挿してたっぷりと水を与えましょう。ペペロミアは乾燥を好む観葉植物ですので、最初に水を与えた後は半日かげの場所で乾燥気味に管理して発根を待ちます。数か月で根付いて新しい葉が出てくるはずです。

葉挿し

「葉挿し」は挿し木と同じ方法で増やしますが、使うのは肉厚なペペロミア・ホープの葉です。葉をつけ根からカットしたら、そのまま水はけの良い土に挿して発根を待ちましょう。葉挿しのメリットは、ひと鉢で多くの葉を挿すことができることです。たくさん挿しておけば成功率も上がりますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

茎が徒長したら剪定をしよう

ペペロミア・ホープによくあるトラブルとして、茎やツルが伸びすぎてしまいぼさぼさになったり徒長してしまったりすることが挙げられます。伸ばしたツルを楽しめるのがペペロミア・ホープの魅力ではありますが、あまりにも伸びすぎてしまうと見た目も良くないですし他のトラブルの原因にもなりますので定期的な剪定が欠かせません。

茎の伸びすぎは倒れる原因になる

茎の伸びすぎは、鉢のバランスが悪くなり見栄えが悪くなるだけでなく倒れる原因にもなってしまいます。また、ハンギングの場合はあちこちに引っかかってしまう可能性もありますのでシーズン中に一回は剪定を行いすっきりとしたシルエットに仕立ててあげるようにしましょう。

剪定のやり方

では、具体的にどのようにペペロミア・ホープを剪定していくのかやり方を解説していきます。
  1. ペペロミア・ホープの伸び切った枝や垂れ下がったツルを選んで清潔なハサミでカットします。
  2. 選ぶツルや枝は葉が少ないものや色が悪いものを選びましょう。
  3. 剪定する場所は枝のつけ根を切ります。
  4. 少し離れて、全体的なバランスを見ながら細かいところや混みあったところもカットして仕上げます。
  5. 剪定して切った枝は葉挿しや挿し木として利用してみましょう。

ペペロミア・ホープの葉が落ちる原因

徒長の次によくあるトラブルとして、ペペロミア・ホープの葉が落ちてしまうというものが挙げられます。ペペロミア・ホープの葉が落ちてしまう要因は、栽培環境や水やりの頻度と関係しているのです。

根腐れをおこしている

しっかりとしたペペロミア・ホープの葉はあまり落ちることがありませんが、根腐れを起こしている時は葉がつけ根からぽろりと落ちてしまいます。根腐れが発生すると、水やりの後の吸水もゆっくりになってしまい土からも異臭が漂うことがあるのです。これらの症状がみられた時は、なるべく早めに植え替えを行い傷んだ根をカットするとともに、新しい土で育ててあげるようにしましょう。水やりの頻度を落とすことも、根腐れ対策には効果的です。

寒すぎる

ペペロミア・ホープは耐寒性が低い植物ですので、寒すぎる環境にあると葉が落ちてしまうことがあります。冬場は昼間、暖かい窓辺で育てるとともに夜は暖かい部屋の中心に移動してあげるなどして寒さに当たらないように工夫してあげましょう。

ペペロミア・ホープはどこで販売されている?

続きまして、ペペロミア・ホープがどこで販売されているのかをご紹介します。ペペロミアにはたくさんの品種がありますので、こだわりの品種がある場合はネットショップや大型の園芸店などで購入するのが特におすすめです。

Amazonや楽天などの通販サイト

Amazonや楽天などの通販サイトでは、いくつかのペペロミア・ホープが販売されているのを見ることができます。比較的に低価格のポット苗が販売されていますので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。大型のネットショップであれば、一部地域は送料・配送料を無料で届けてくれるはずです。特にAmazonや楽天のようなネットショップは配送料が無料なことが多いので、まずはこちらで探してみるのがおすすめです。ネットショップでの価格はサイズにもよりますが500円~980円ほどが相場だと考えて良いでしょう。注文してから数日で届けてくれるのもありがたいですね。

園芸店・ホームセンター

園芸店やホームセンターなどでは、ひと通りのラインナップの観葉植物を購入することができます。ホームセンターではペペロミアを扱っているものの、「ホープ」という品種を見つけることができるかどうかはタイミングに左右される可能性があります。大型の園芸店やフラワーショップであれば、注文することで市場から直接仕入れてくれることもありますので、相談してみてはいかがでしょうか。園芸店やホームセンターでは980円くらいから、ペペロミア・ホープを購入することができます。

ダイソーなどの100均

ダイソーなどの100均でも一部地域の大型店であれば、たくさんの観葉植物の品ぞろえ・ラインナップがあるはずです。ペペロミアという名前で販売されていることが多いので、ホープかどうかは直接見て確認しましょう。低価格で購入できるのが100均の大きなメリットですので、初めてペペロミアを育てる方には特におすすめです。

ペペロミア・ホープの飾り方

最後に、ペペロミア・ホープのおしゃれな飾り方をご紹介します。垂れ下がるツルに可愛らしい葉っぱがつくペペロミア・ホープは洋風のお部屋にも和風のお部屋にもぴったりな観葉植物なのです。

ハンギングでおしゃれに

ペペロミア・ホープの最大の魅力は、垂れ下がるツルとそこにつくまん丸い葉にあるのではないでしょうか。そんな魅力を最大限楽しむことができるのが、ハンギングという飾り方です。窓辺やお部屋のコーナーにペペロミア・ホープを吊り下げて飾ることで、ぽっかり空いたスペースを鮮やかな緑で彩ってくれます。

お気に入りの鉢で

カントリー風の印象を与えてくれるペペロミア・ホープは、様々なデザインの鉢とマッチします。白や黒の陶器鉢でペペロミアの緑色を生えさせるのも良いですし、麻や布の鉢カバーをかけてお部屋の雰囲気や色と合わせるのもおすすめの飾り方です。鉢の選び方もセンスや好みによって個性的に変えられるので、ぜひ試してみてください。

【まとめ】ペペロミア・ホープの育て方を解説!基本情報からトラブルの対処法まで

いかがだったでしょうか。 ペペロミアの中でも、小さく可愛らしい葉っぱが魅力のホープという品種についてご紹介させていただきました。ペペロミア・ホープは乾燥にも強く、耐陰性がありますのでお部屋の中でも育てやすい観葉植物です。良い花言葉や風水効果ももっていますので、大切な方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • ペペロミア・ホープは多年草の常緑樹で耐寒性は低いが乾燥に強い
  • ペペロミア・ホープの育て方は控えめに水やりを行うことと直射日光に当てないこと、暖かい場所で管理することがポイント
  • ペペロミア・ホープの植え替えは鉢が小さくなったり根がはみ出てきたりしたタイミングで生育期に行う
  • ペペロミア・ホープの増やし方は挿し木と葉挿しがある
  • ペペロミア・ホープが徒長してきたら生育期に剪定を行う
  • ペペロミア・ホープの葉が落ちる原因は根腐れと寒さ
  • ペペロミア・ホープを購入する場所はネットショップや園芸店、ホームセンター、100均などがある
  • ペペロミア・ホープの飾り方はハンギングがおすすめ
ペペロミア・ホープは増やし方も簡単な観葉植物ですので、手をかけただけ生き生きと成長して目を楽しませてくれるはずです。ぜひ、園芸店やネットショップでお気に入りのペペロミア・ホープを見つけてみてはいかがでしょうか。 最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。"