ダリアの球根は植えっぱなしでもいいの?植える時期から保管方法まで

ダリアの球根は植えっぱなしでもいいの?植える時期から保管方法まで
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目次

ダリアは可憐な花を開花させることで人気の高い多年草植物です。花色や大輪から小輪まで花のサイズも品種によって異なり、さまざまなバリュエーションがあることでも非常に有名なダリア。 そんなダリアは球根から育てることができる植物でもあり、園芸好きな方からすれば育てる楽しみもある魅力的な品種の植物であると言えるでしょう。 しかしながら、初心者さんやダリアを球根から育てる方法を詳しく知らない方は、どのようにダリアを球根から育てていいのかが分からない方も多いでしょう。 今回の記事では、そんなダリアを球根で育てる基礎的な方法や、ダリアの球根は植えっぱなしにして栽培していいのかを以下の流れで解説していきます。
  • そもそもダリアとはどんな花なのかの基本情報を解説
  • ダリアの球根は植えっぱなしできるのかを解説
  • ダリアの球根を植えっぱなしたまま冬を越す方法をご紹介
  • ダリアの球根を植える時期と咲く時期とは?
  • ダリアの球根選びと植え付け方法を解説
  • ダリアは北海道で植えっぱなしで冬越しできるのかを解説
  • 凍結や雪の心配がある場合に必要な球根を掘り上げて保管する方法の解説
  • ダリアの球根を植えっぱなしで育てる方法のまとめ

最後までご覧いただくことで、ダリアの球根を植えっぱなしで育てる方法をこの記事一つでご理解いただけ、実際に今年からでもできるダリアの球根からの栽培に必要なことを実践できるようになりますよ。ぜひ最後までお付き合いください。

関連記事:ダリアの育て方|球根の植え付け方法から人気の品種まで徹底解説

ダリアとはどんな花?

それではまずは、そもそもダリアとはどんな花なのかについて解説していきます。基本的なダリアの特徴を知っていれば、球根から栽培する際に何に注意をする必要があるのかを明確に知ることができるようになるでしょう。それでは解説していきます。

メキシコやグアテマラに自生する多年草

ダリアはメキシコやグアテマラに自生する多年草の植物です。原産地が温暖なエリアであることから、日本では暑さには耐えられるものの、寒さには比較的弱い傾向があります。また、大輪種から小輪種、またカラーもさまざまで、形も品種によって異なる圧倒的なバリュエーションが魅力の一つの植物です。

ダリアの基本情報

ダリアはキク科ダリア属に分類されます。テンジクボタン(天竺牡丹)という別名は、花がボタンに似ていたことが由来しているといいます。園芸や写真がお好きな方は、6月中旬~11月に開花する美しい花の写真を撮って鑑賞するのもおすすめです。
科・属名 キク科ダリア属
原産地 メキシコ、グアテマラ
開花時期 6月中旬~11月
花の色 赤,ピンク,オレンジ,黄,白,紫,複色
別名 テンジクボタン(天竺牡丹)

地植えか地植えで育てよう

ダリアは地植えでも鉢植えでも栽培できる、園芸的に自由な植物でもあります。しかしながら、やはり日光を確保しやすい点で地植えの方が適しています。 地上では特に日当たりを好むため、地植えは植え付け場所を慎重に選べば問題なく育てることができます。また鉢植えでは室内でも栽培ができますが、地上での栽培と同様に日当たりを確保した風通しの良い適度に乾燥のできる場所で栽培することがおすすめです。

ダリアの球根は植えっぱなしできる?

続いてはこの記事の本題であるダリアの球根は植えっぱなしできるのかについて解説していきます。ダリアの球根を植えっぱなしで栽培できるのであれば、初心者さんでも気楽に育てることができるでしょう。

ダリアの球根は地植えも鉢植えも、植えっぱなしで基本的にはOK

結論からお伝えすると、ダリアの球根は地植えも鉢植えも、植えっぱなしで基本的にはOKになります。基本的には植えっぱなしでいいので、何か特別なお手入れが毎年必要というわけではありません。

土が凍結するような寒さだと、球根が土の中で腐ってしまう!

しかしながら、今お住まいのエリアの冬が特に寒さの厳しいエリアであれば注意が必要です。特に土が凍結するような寒さが続くような地域にお住まいだと、ダリアの球根を植えっぱなしにしていると球根が土の中で腐ってしまいます。そのため、ダリアを植えっぱなしで育てながら冬越しするには以下でご紹介する方法を参考にしてみることをおすすめします。

ダリアの球根を植えっぱなしたまま冬を越す方法

続いては、ダリアの球根を植えっぱなしたまま冬を越す方法について解説していきます。温暖な南のエリアにお住まいの方であればそこまで神経質になることもないのですが、寒さの厳しい地域の方であれば、毎年以下の方法で冬を越してあげてください。

地植えの場合

まずは地植えでダリアの球根を植えっぱなしたまま冬を越す方法について解説していきます。

盛り土をして土が凍結するのを防ぐ

まずは、地植えで育てている場合は盛り土をして土が凍結するのを防ぎましょう。盛り土をすることで直接霜や雪が球根に当たるのを遠ざけることができます。

凍結の可能性も大きいため、掘り上げて保存した方が良い

上記のようなやり方で冬子氏をするのが心配な方は、凍結の可能性も大きいため、掘り上げて保存した方が良いでしょう。ダリアの球根は約5度まで耐寒することができますが、それを下回ると腐りやすくなってしまうため、温度を目安に掘り上げてもいいでしょう

鉢植えの場合

続いては鉢植えでダリアの球根を植えっぱなしたまま冬を越す方法について解説していきます。

凍結しない気温が1度を下回らない場所に移動させる

鉢植えで育てる場合は、凍結しない気温が1度を下回らない場所に移動させましょう。これ以降になると本格的に枯れてしまうので、植えっぱなしで栽培する場合は室内や温室に移動させるなどして、温度の管理を徹底してあげましょう。

水やりは、極力少なめに

特に冬場の水やりは、極力少なめにし、球根に湿度を与えないようにしましょう。特に掘り上げた球根に水やりをして湿度を与えてしまうと腐りやすくなるため、乾燥のできる風通しの良い場所で管理をしましょう。

ダリアの球根を植える時期と咲く時期

続いては、ダリアの球根を植える時期と咲く時期について解説していきます。

球根を植える時期は4月ごろが適している

ダリアの球根は春に植えることが一般的です。寒さが和らぎ、基本的にどの地域でも霜の心配が少なくなる4月ごろが適しています。ダリアの球根は地上の温度が安定し、新芽が出始める季節に植えることで、植えっぱなしでも健康に育てることができます。

花が咲く時期は7月から10月頃で、9月10月が最盛期

また、ダリアの花が咲く時期は植える地域や気象条件によって異なりますが、一般的には7月から10月までが花が楽しめる時期になります。特に9月と10月がダリアの花が最も美しく咲き誇る最盛期と言われています。この時期にダリアは豪華な花を咲かせ、庭や花壇を彩りますので、ぜひご自宅のインテリアの一つに切り花としてダリアを楽しむこともおすすめです。

ダリアの球根選びと植え付け

続いては、ダリアの球根選びと植え付けについて解説していきます。ダリアを球根で植え付けたい方は特にこの「球根選びの方法」を参考に、ホームセンターや園芸店で購入してみてください。

ダリアの球根の球と茎の間に、芽が出ているものを選ぶ

まずダリアの球根選びのポイント一つ目は、ダリアの球根の球と茎の間に、芽が出ているものを選ぶことです。

芽が出ていないものは、ほぼ発芽しない

基本的に芽が出ていないものは、ほぼ発芽しないと言っていいでしょう。発芽しない球根を買っても新芽が出ないのであれば育てる楽しみも無くなりますよね。

球根の大きさは特に問題ない

またサイズが大きいからと言って育ちやすいわけでもないので注意しましょう。

植え付け方法:地植えの場合

続いてはダリアの植え付け方法について解説していきます。まずは地植えの場合を見ていきましょう。

①日あたりの良い場所で、腐葉土と苦土石灰を混ぜた土に植え付ける

ダリアは日光を好むため、十分な日当たりのある場所を選びましょう。また、土は腐葉土と苦土石灰を混ぜたものがおすすめです。これにより、土壌改良ができ、より生育しやすい環境を作ることに成功します。

②1球あたり深さ30cmの植え穴を掘る

次にダリアの球根を植えるための植え穴を掘ります。植え穴の深さは球根の大きさに合わせて調整し、一般的には深さ30cmほどの穴を掘ります。

③複数植える場合、大輪種は球根の間隔を50~60センチ、中小輪種は球根の間隔を30~40センチほどにする

また、複数のダリアを植える場合は、大輪種と中小輪種で球根の間隔を異なるようにする必要があります。大輪種の場合は50~60センチの間隔を取り、中小輪種の場合は30~40センチほどの間隔を確保して植え付けましょう

④球根を植え、大輪種なら10cm、中小輪種なら5cmの土をかぶせる

最後は、ダリアの球根を植え、土をかぶせます。大輪種の場合は球根を土に埋める深さは約10cm、中小輪種の場合は5cmほどが適切です。球根を土にしっかりと埋め、水を与えて根付かせます。

植え付け方法:鉢植えの場合

続いてはダリアの鉢植えの植え付け方法を解説していきます。

①市販の培養土、又は赤玉土7:腐葉土3の土を準備

まずは適切な培養土を用意します。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土を使用します。これにより、ダリアに必要な養分と水はけを確保することができます。

②大輪種なら鉢の深さに対し1/2、中小輪種なら2/3くらいまで培養土を入れておく

次に鉢に培養土を鉢に入れます。大輪種の場合は鉢の半分程度に培養土を入れ、中小輪種の場合は鉢の2/3程度に培養土を入れます。これにより、ダリアの球根が適切な深さに植えられます。

③球根を植え、大輪種なら10cm、中小輪種なら5cmの土をかぶせる

最後はダリアの球根を培養土に植えます。大輪種の場合は球根を培養土に埋める深さは約10cm、中小輪種の場合は5cm程度が適切です。球根を土にしっかりと埋め、水を与えて根付かせます。

地植え・鉢植え共に芽を上にして植え付け、その後たっぷりと水を与える

それに、地植え・鉢植え共に芽を上にして植え付け、その後たっぷりと水を与えるようにすることを覚えておきましょう。また、どちらも冬のみならず夏を健康的に越すために、7月から8月ごろに株元から3、4節ほど剪定をしてあげましょう。 また、ダリアがきちんと成長すれば、3月ごろに株分けすることもおすすめです。鉢植えも地植えも、根っこから掘り起こし、塊根を発芽点が必ず一つあるように分けて、お好きな植え方で植え付ければまた新たに増やすこともできますよ。

ダリアは北海道で冬越しできる?

続いては、ダリアは北海道で冬越しできるのかについて解説していきます。

ダリアの冬越しに関して、寒冷地でも外に放っておける

結論からお伝えすると、寒冷地以外の地域では、ダリアの球根は外に放置して冬越しすることができます。霜の降りない比較的暑さのある冬であれば、地中に植えっぱなしでOKです。ただし、気温が氷点下に下回ることがない必要があります。

北海道などの霜が降りる地域では、球根の掘り上げをしよう

特に北海道などの霜や雪が降る地域では、ダリアの球根は冬になる前に掘り上げて室内で保管する必要があります。霜が降りると球根が凍ってしまい、枯れてしまう可能性が高まります。球根を掘り上げた後は、土を取り除いて乾燥させ、風通しの良い場所で保管します。

凍結や雪の心配があるなら球根を掘り上げて保管する

最後は、ダリアの球根を植えっぱなしにしていても、凍結や雪の心配がある場合は球根を掘り上げて保管するお話しをしていきます。ここまで球根を植えっぱなしで育てる方法を解説してきましたが、冬の凍結や雪の心配がある場合は球根を掘り上げて保管する必要があるため、その具体的なやり方を解説していきます。

掘り上げ時期は11月ごろ

まず、本格的な冬になる前に掘り上げる必要があります。掘り上げに最適な時期は11月ごろになります。この時期であればまだ十分に球根が元気なので、掘り上げのストレスも気にせず行うことができます。

球根の掘り上げ方と保存方法

続いては球根の掘り上げ方と保存方法について解説します。

①地上部が完全に枯れるまで待つ

まず掘り上げをする目安として、ダリアの地上部が完全に枯れるまで待ちましょう。これにより、球根に栄養が貯蔵されやすくなります。

②球根を傷つけないように優しく掘り上げる

次は球根を掘り上げる際には慎重に行い、球根を傷つけないように掘り上げましょう。

③発芽点を折らないように、軽く水洗いをして土を落とす

次に掘り上げた球根を水洗いし、土や埃を優しく洗い流します。ここでの注意点は発芽点を傷つけないように気をつけることです。

④球根が増えていたら、芽を割らないように分球する

また、大きな球根は必要に応じて分球し、それで新しい球根を育てることもできます。ただし、芽を割らないように慎重に分球しましょう。

⑤日陰に数日おいて、乾燥させる

掘り上げた球根は強い日光からは避け、日陰で数日間乾燥させます。これにより、球根が傷つかずに保存することができます。

⑥ピートモスやおがくずなどを箱に詰め、その中に埋める

最後は保存容器に球根を丁寧に配置し、ピートモスやおがくずなどを埋めてください。なるべく乾燥しやすい場所で管理しましょう。

【まとめ】ダリアの球根は植えっぱなしでもいいの?植える時期から保管方法まで

いかがだったでしょうか?ダリアの球根は時期に関わらず基本的には植えっぱなしで良いものの、霜の降りるような厳しい寒さの環境であれば掘り上げをして越冬する必要があることがこの記事一つでお分かりいただけたかと思います。 今回の記事のポイントは以下になります。
  • ダリアはメキシコやグアテマラに自生する多年草で、寒さには比較的弱い傾向がある植物
  • ダリアは地植えでも鉢植えでも栽培できる
  • 地植えで球根を植えっぱなしたまま冬を越すには、盛り土をするか掘り上げて保存すること
  • 鉢植えで球根を植えっぱなしたまま冬を越すには、気温が1度を下回らない場所に移動させること
  • 夏を健康的に越すために、鉢植えでも地植えでも、7月から8月ごろに株元から3、4節ほど剪定をしてあげるといい
  • ダリアの球根の球と茎の間に、芽が出ているものを選ぶこと
  • 地植え・鉢植え共に芽を上にして日当たりと水はけの良い場所で植え付け、その後たっぷりと水を与えることでよく育つ
  • 掘り上げ時期は11月ごろが最適
  • 掘り上げる際は球根を傷つけないように優しく掘り上げ、日陰に数日おいて、乾燥させること
ぜひこの記事を参考に、今年からでもできることを実践してみて、暖かくなった頃に美しい花を咲かせられるように健康的に育ててみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。